JPH0627653U - 注出容器 - Google Patents

注出容器

Info

Publication number
JPH0627653U
JPH0627653U JP6215392U JP6215392U JPH0627653U JP H0627653 U JPH0627653 U JP H0627653U JP 6215392 U JP6215392 U JP 6215392U JP 6215392 U JP6215392 U JP 6215392U JP H0627653 U JPH0627653 U JP H0627653U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contents
container
moving partition
light
mouth cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6215392U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2595246Y2 (ja
Inventor
字規 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP1992062153U priority Critical patent/JP2595246Y2/ja
Publication of JPH0627653U publication Critical patent/JPH0627653U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2595246Y2 publication Critical patent/JP2595246Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】内容物が使用し終わる前にそのことを知ること
ができるようにした注出容器を提供する。 【構成】容器本体2に口筒部3を設けるとともに、この
容器本体の胴部内において気液密的に滑動する移動仕切
り部4を設け、前記口筒部3と移動仕切り部4との間に
内容物を充填するとともに、内容物の吐出に伴い前記移
動仕切り部4が内容物の減少に伴って口筒部3側へ移動
するよう構成した注出容器において、前記容器本体2を
光透過材で形成するとともに、胴部の口筒部側端を部分
的に残して胴部全体に遮光部1を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は注出容器に係り、特に、内容物を消費しても容器自体の容積が変動し ない形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自然物質であるか化学物質を問わず、溶液状の物質を容器中に保存 した場合外光による経時変化が生じることがある。
【0003】 これを防止する方法としては容器を不透明材あるいは着色材で形成し光の透過 を防ぐのが一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような方法を採った場合、容器の中が見えないために残量を知 ることができず、特に、内容物を消費しても容器自体の容積が変動しない形式の ものにあっては重量で判断する以外に方法がなかった。このため、不意に使い切 ってしまうこともあり不便であった。
【0005】 本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、外光から内容物を保護することが できるのは勿論、内容物が使用し終わる前にそのことを知ることができるように した注出容器を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記技術的課題を解決するために、容器本体2に口筒部3を設けると ともに、この容器本体の胴部内において気液密的に滑動する移動仕切り部4を設 け、前記口筒部3と移動仕切り部4との間に内容物を充填するとともに、内容物 の吐出に伴い前記移動仕切り部4が内容物の減少に伴って口筒部3側へ移動する よう構成した注出容器において以下のような構成とした。
【0007】 即ち、前記容器本体2を光透過材で形成するとともに、胴部の口筒部側端を部 分的に残して胴部全体に遮光部1を設けた。なお、胴部の口筒部側端は環状に露 出させてもよいし、一部を露出させてもよい。
【0008】 また、前記移動仕切り部4を不透明材で形成することができる。また、前記遮 光部1はフィルムまたは印刷層で形成することができる。なお、フィルムまたは 印刷層は紫外線吸収剤を含ませるのが望ましい。
【0009】
【作用】
移動仕切り部4は内容物の消費に伴って口筒部3側へ移動するが、使用し始め のときは内容物の量を知る必要もないため内容物は遮光部1で外光から保護され ている。
【0010】 そして、内容物の残りが僅かになると、移動仕切り部4は口筒部3付近にまで 上昇するが、遮光部1は容器胴部の口筒部側端を部分的に残して設けられている ため、移動仕切り部4の存在が前記容器本体2を通して外部に露見する。ここで 消費者は内容物の残り少ないことを知り、完全になくなる前に商品を補充するこ とができる。
【0011】 なお、前記移動仕切り部4を不透明材や着色材で形成すれば、さらに視認性が 良好となり、特に黄色や赤等の目立つ色で着色すれば一目瞭然となる。
【0012】
【実施例1】 本考案の実施例1を図1ないし図3に基づいて説明する。 なお、以下の実施例は、内容物中に微細球体60を分散させ、注出時にこれを 潰しながら吐出させることができるような容器に実施したものとしたが、この例 に限定されるものではなく、要するに内容物の使用によって容器自体の容積が変 動しない形式の容器にはすべて適用することができる。
【0013】 容器本体2は硬質で不透明な合成樹脂で形成されており、円柱状の本体部分の 上部に口筒部3が形成されている。この口筒部3には螺条3aが設けられており 、この螺条3aに内キャップ20が螺着されるようになっている。この内キャッ プ20と口筒部3の上縁との間にはパッキン21が設けられており内圧に耐える ことができるよう構成されている。また、容器本体2の肩部には外キャップ50 が着脱自在に外嵌されるようになっている。
【0014】 前記容器本体2内には気液密的に滑動する移動仕切り部4が設けられている。 この移動仕切り部4は実質的な底蓋となっており、容器本体2内に密接するスカ ート4aと容器本体2の底部に係脱可能に係合するバージンシール部4bが形成 されている。また、この移動仕切り部4には着色がされており、容器本体2の外 側から視認可能となっている。
【0015】 そして、移動仕切り部4に上に形成される空間に内容物が収容されている。こ の実施例における内容物は、溶液中に、破壊可能で内部に溶剤を収容した微細球 体60を分散させたものである。内容物は、通常、外光による経時変化から保護 する必要がるものが収納され、本実施例のものに限定されないのはもちろんであ る。
【0016】 前記口筒部3内には筒状のシリンダ5を設けられている。このシリンダ5は下 端が逆円錐状の径縮部5bとなっており、また、上端の周囲にフランジ5aが形 成されている。そしてこのフランジ5aが前記内キャップ20とパッキン21と の間に挟持されることにより容器内に垂下するよう固定されている。
【0017】 このシリンダ5の内容物供給側端、即ち、下端には前記微細球体60の直径よ りも小径の流通部7を有する破砕部8が設けられている。 また、前記シリンダ5にはピストン9が気液密的かつ滑動自在に設けられてい る。このピストン9にはコイルスプリング12の一端が当接しており常時内容物 の排出方向、即ち、上方向に付勢されている。このピストン9は概ね筒状体をな しており、その中心は注出孔10となっている。この注出孔10には第1逆止弁 6としてのシャフトが若干のクリアランスをもって内嵌されている。
【0018】 前記第1逆止弁6の下端には前記付勢手段12の他端が当接しており、下方向 に付勢せしめられている。これによりこの第1逆止弁6はその下端が前記径縮部 5bの内周面に当接して内容物の排出方向に開く逆止弁としての作用をするよう に構成されている。なお、この第1逆止弁6の上端は径大部6aとしてある。
【0019】 前記ピストン9の上部には注出管30が連結してあり、この注出管30を下動 させることによってピストン9を下動することができるようになっている。注出 管30の内面には前記径大部6aに外嵌する径縮部31が形成されている。この 径縮部31はピストン9の元位置(上方への付勢位置)においてのみ前記径大部 6aに外嵌し、密閉性を高める作用がある。そして、注出管30の上部には第2 逆止弁11としてのボールが設けられている。このボールは内容物の排出方向に のみ移動可能となっており、外気の吸入を防止する作用がある。
【0020】 そして注出管30の上端には押しボタン部40が設けられている。これを押す ことによってピストン9を下動させることができるようになっている。 前記容器本体2の胴部にはシュリンクフィルムからなる遮光部1が外嵌されて おり、内容物へ光が透過しないようになっている。この遮光部1には口筒部側端 2aが部分的に露出するような切り欠き部1aが形成されている。この切り欠き 部1aは図2に示すように最小限のものとなっており、内容物の保護が図られて いる。また、この遮光部1には紫外線吸収剤が含ませてあり、さらに透過紫外線 量を低減させてある。なお、この遮光部1は印刷で形成してもよく、この場合に も紫外線吸収剤を含ませることが望ましい。
【0021】 図3は他の実施例を示し、前記容器本体2の胴部に凹部2bを設け、この凹部 2bに遮光部1たる合成樹脂製スリーブを外嵌したものである。前記凹部2bは 胴部の口筒部側端には形成されておらずこの部分は胴部が露出している。
【0022】 この実施例では胴部の口筒部側端が環状に露出するため多少紫外線阻止効果が 弱まるが、移動仕切り部4をより明瞭に視認できるという効果がある。 前記した構成においてその動作を説明する。
【0023】 ピストン9を下動させると第1逆止弁6が開いてシリンダ5内の内容物を外部 へ排出する。この状態では前記径大部6aは径縮部31から外れているため内容 物の流通に支障をきたすことはない。
【0024】 ここでピストン9を自由状態とすると付勢手段12により元位置に復帰するが このときの負圧で第2逆止弁11が開き、内容物をシリンダ5内に吸入する。こ のとき容器内も負圧となるため移動仕切り部4が内容物の減少に伴って口筒部3 側へ移動(上昇)する。このため内容物は常に外気と隔離されることとなり品質 を長期に亘り維持することができる。
【0025】 また、前記内容物のシリンダ5内への吸入に伴って内容物は破砕部8の流通部 7を通過する。この流通部7は微細球体60の直径よりも小径であるため微細球 体60は通過の際破壊される。そして微細球体が破壊されたことによって、溶剤 と溶液とが混合して注出される。
【0026】 このようにして、内容物を吐出させてゆくと移動仕切り部4は上死点付近にま で上昇し、前記した遮光部1の上縁を越えて上昇する。 すると移動仕切り部4は容器を通して外部から視認できる状態となり、まもな く内容物を使い終わることを知ることができる。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば、内容物が吐出し尽くされる前に仕切り部を外部から視認する ことができるため、消費者は完全に使い終わる前に次の商品を調達することがで き便利である。
【0028】 しかも、遮光部は内容物を殆ど覆っているため内容物の品質を長期にわたって 維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図
【図2】本考案の実施例を示す要部斜視図
【図3】本考案の他の実施例を示す部分的断面図
【符号の説明】
1・・遮光部 2・・容器本体、 3・・口筒部、 4・・移動仕切り部。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に口筒部を設けるとともに、こ
    の容器本体の胴部内において気液密的に滑動する移動仕
    切り部を設け、前記口筒部と移動仕切り部との間に内容
    物を充填するとともに、内容物の吐出に伴い前記移動仕
    切り部が内容物の減少に伴って口筒部側へ移動するよう
    構成した注出容器において、 前記容器本体を光透過材で形成するとともに、胴部の口
    筒部側端を部分的に残して胴部全体に遮光部を設けたこ
    とを特徴とする注出容器。
  2. 【請求項2】 前記移動仕切り部を不透明材または着色
    材で形成したことを特徴とする請求項1記載の注出容
    器。
  3. 【請求項3】 前記遮光部がフィルムであることを特徴
    とする請求項1記載の注出容器。
  4. 【請求項4】 前記遮光部が印刷層であることを特徴と
    する請求項1記載の注出容器。
  5. 【請求項5】 前記遮光部に紫外線吸収剤を含有させた
    ことを特徴とする請求項1記載の注出容器。
JP1992062153U 1992-09-03 1992-09-03 注出容器 Expired - Fee Related JP2595246Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992062153U JP2595246Y2 (ja) 1992-09-03 1992-09-03 注出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992062153U JP2595246Y2 (ja) 1992-09-03 1992-09-03 注出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0627653U true JPH0627653U (ja) 1994-04-12
JP2595246Y2 JP2595246Y2 (ja) 1999-05-24

Family

ID=13191882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992062153U Expired - Fee Related JP2595246Y2 (ja) 1992-09-03 1992-09-03 注出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2595246Y2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002362605A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Pola Chem Ind Inc 液体噴出容器
JP2006306425A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Yoshino Kogyosho Co Ltd ポンプ付き二剤混合容器
JP2007062822A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出容器
JP2007119015A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液体吐出器
JP2007118980A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液注出容器
JP2009131798A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液体噴出容器
JP4711293B2 (ja) * 2005-08-31 2011-06-29 株式会社吉野工業所 注出容器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4711292B2 (ja) * 2005-08-31 2011-06-29 株式会社吉野工業所 ポンプ付き底上げ容器。

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002362605A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Pola Chem Ind Inc 液体噴出容器
JP4674739B2 (ja) * 2001-06-06 2011-04-20 ポーラ化成工業株式会社 液体噴出容器
JP2006306425A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Yoshino Kogyosho Co Ltd ポンプ付き二剤混合容器
JP4627005B2 (ja) * 2005-04-27 2011-02-09 株式会社吉野工業所 ポンプ付き二剤混合容器
JP2007062822A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出容器
JP4711293B2 (ja) * 2005-08-31 2011-06-29 株式会社吉野工業所 注出容器
JP2007118980A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液注出容器
JP4657887B2 (ja) * 2005-10-26 2011-03-23 株式会社吉野工業所 液注出容器
JP2007119015A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液体吐出器
JP2009131798A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液体噴出容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2595246Y2 (ja) 1999-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4886193A (en) Container closure cap with metering appliance
US4834271A (en) One-piece dispensing closure
US5465835A (en) Bottle closure cap for two-component packings
US3439843A (en) Liquid dispenser having a closure cap
NZ565698A (en) Container closure assembly with cylindrical internal formation of cap forming seal with sealing member containing reservoir
CA2181828A1 (en) One-piece cap for liquid dispenser container
JPH0627653U (ja) 注出容器
US20080272086A1 (en) Composition Stopper Cap
US3216624A (en) Dispenser with stroke restricting overcap
US2919057A (en) Container closure and pouring spout
US8104610B2 (en) Method and structure for mixing different materials
US6283331B1 (en) Contact opening cap for bottles
US4979653A (en) Closure cap having structure for minimizing dripping
EP0909718A1 (en) Aseptic cap for containers of liquids
US2056171A (en) Sanitary closure for receptacles containing pourable substances
JPH0738144Y2 (ja) 大口容器
NZ226306A (en) Container with air bleed in retractable nozzle
CN213922250U (zh) 一种防止倾倒流出的防盗瓶盖
JP2542647Y2 (ja) スポイト付容器
JP2518324Y2 (ja) 二液混合容器
JP3901284B2 (ja) 香気バリヤー性を有する容器口封止具
JP2549196Y2 (ja) 計量容器
JPH0326134Y2 (ja)
JP2000281110A (ja) 液体定量注出機構
JP2568989Y2 (ja) 2液混合容器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees