JPH06275169A - キーボードスイッチ - Google Patents
キーボードスイッチInfo
- Publication number
- JPH06275169A JPH06275169A JP5057610A JP5761093A JPH06275169A JP H06275169 A JPH06275169 A JP H06275169A JP 5057610 A JP5057610 A JP 5057610A JP 5761093 A JP5761093 A JP 5761093A JP H06275169 A JPH06275169 A JP H06275169A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- switch
- key
- membrane switch
- key button
- Prior art date
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- Pending
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- Push-Button Switches (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板にメンブレンスイッチを密着固定し、メ
ンブレンスイッチの個々のスイッチに対向して、作動さ
せるキー釦を備えて成るキーボードに関し、組立工数が
削減でき、且つ高品質で小形薄肉化が図れるキーボード
を提供することを目的とする。 【構成】 基板を構成するプリント配線板１と、個々に
クリックディスク22を有する複数個のスイッチ21を一層
に配設し一体に構成し、プリント配線板１に密着固定さ
せるメンブレンスイッチ２と、クリックディスク22の対
向位置に、押圧用の突起31を裏側に有し、表側のトップ
面32に操作用表示が成され、トップ面32に硬質透明板34
を接着して成るキー釦33を配し、所定厚の基板部35から
薄肉のスカート部36を介してキー釦33を出張らせ、全数
を軟質ゴム材にて一体成型して成り、メンブレンスイッ
チ２に重置させ基板部35を密着固定させるキートップ３
と、から構成する。
ンブレンスイッチの個々のスイッチに対向して、作動さ
せるキー釦を備えて成るキーボードに関し、組立工数が
削減でき、且つ高品質で小形薄肉化が図れるキーボード
を提供することを目的とする。 【構成】 基板を構成するプリント配線板１と、個々に
クリックディスク22を有する複数個のスイッチ21を一層
に配設し一体に構成し、プリント配線板１に密着固定さ
せるメンブレンスイッチ２と、クリックディスク22の対
向位置に、押圧用の突起31を裏側に有し、表側のトップ
面32に操作用表示が成され、トップ面32に硬質透明板34
を接着して成るキー釦33を配し、所定厚の基板部35から
薄肉のスカート部36を介してキー釦33を出張らせ、全数
を軟質ゴム材にて一体成型して成り、メンブレンスイッ
チ２に重置させ基板部35を密着固定させるキートップ３
と、から構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、基板にメンブレンスイ
ッチを密着固定し、メンブレンスイッチの個々のスイッ
チに対向して、作動させるキー釦を備えて成るキーボー
ドに関する。
ッチを密着固定し、メンブレンスイッチの個々のスイッ
チに対向して、作動させるキー釦を備えて成るキーボー
ドに関する。
【０００２】電子部品の高性能微細化に伴い、移動電話
機、電子手帳、ノート型パソコン等々の携帯移動型電子
装置は、益々小形化、高性能化、廉価化が図られ、強い
要求により競合促進されつつある。
機、電子手帳、ノート型パソコン等々の携帯移動型電子
装置は、益々小形化、高性能化、廉価化が図られ、強い
要求により競合促進されつつある。
【０００３】
【従来の技術】図２は従来の一例のキーボードを示し、
(a) は分解構成図、(b) はスイッチ部断面拡大図であ
る。
(a) は分解構成図、(b) はスイッチ部断面拡大図であ
る。
【０００４】移動電話機の従来の一例のキーボードは、
図２(a) に示すように、基板となるプリント配線板１
と、両面接着シート５と、複数のクリックディスク22付
きスイッチ21を所定に配設し一体に形成したメンブレン
スイッチ２と、スイッチ21を押圧する釦キー63を弾性的
に保持し配設固定するゴムホルダ６と、キー釦63と、表
面を成す表面カバー７とから構成している。
図２(a) に示すように、基板となるプリント配線板１
と、両面接着シート５と、複数のクリックディスク22付
きスイッチ21を所定に配設し一体に形成したメンブレン
スイッチ２と、スイッチ21を押圧する釦キー63を弾性的
に保持し配設固定するゴムホルダ６と、キー釦63と、表
面を成す表面カバー７とから構成している。
【０００５】その構造は、図２(b) の如くで、ゴムホル
ダ６は軟質のシリコンゴムを成型し、各スイッチ21の対
応位置に角形の保持座64を設け、薄肉のスカート部66を
介して基板部65から突出させている。
ダ６は軟質のシリコンゴムを成型し、各スイッチ21の対
応位置に角形の保持座64を設け、薄肉のスカート部66を
介して基板部65から突出させている。
【０００６】キー釦63は、シルクハット形状でトップ面
62には操作用の表示がフィルム転写により施され、裏側
には前記の保持座64が嵌まる角穴が設けられ、中央には
棒状の突起61が突設された硬質樹脂材成型品である。
62には操作用の表示がフィルム転写により施され、裏側
には前記の保持座64が嵌まる角穴が設けられ、中央には
棒状の突起61が突設された硬質樹脂材成型品である。
【０００７】組立は、両面接着シート５を用いて、クリ
ックディスク22を上向きにメンブレンスイッチ２をプリ
ント配線板１の所定位置に接着固定し、その上にゴムホ
ルダ６を載置し、各々の保持座64にキー釦63の突起61を
挿着させて、キー釦63を個々に冠着固定させ、最後に表
面カバー７を装着させている。
ックディスク22を上向きにメンブレンスイッチ２をプリ
ント配線板１の所定位置に接着固定し、その上にゴムホ
ルダ６を載置し、各々の保持座64にキー釦63の突起61を
挿着させて、キー釦63を個々に冠着固定させ、最後に表
面カバー７を装着させている。
【０００８】キー釦63を押せば、薄肉のスカート部66に
て弾性的に保持されたゴムホルダ６の保持座64が押し下
がり、突起61の先端にてスイッチ21のクリックディスク
22に押圧を加え、クリックディスク22はクリックしてス
イッチ21をＯＮさせ、キー釦63の押し力を除けば、保持
座64の弾性保持によりキー釦63は元の位置に戻ると共
に、クリックディスク22も復元クリックしてスイッチ21
をＯＦＦに戻す。
て弾性的に保持されたゴムホルダ６の保持座64が押し下
がり、突起61の先端にてスイッチ21のクリックディスク
22に押圧を加え、クリックディスク22はクリックしてス
イッチ21をＯＮさせ、キー釦63の押し力を除けば、保持
座64の弾性保持によりキー釦63は元の位置に戻ると共
に、クリックディスク22も復元クリックしてスイッチ21
をＯＦＦに戻す。
【０００９】キー釦63の押し下げの際に、対応したスイ
ッチ21以外の隣接スイッチ21を動作させることが無いた
めにも、スカート部66を薄肉としている。
ッチ21以外の隣接スイッチ21を動作させることが無いた
めにも、スカート部66を薄肉としている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 キー釦63の冠着は、一個一個行い且つ操作用表示が
個別にあるため間違い無く配設させねばならず、時間を
要し、コストダウンが十分に果たせなかった。 キー釦63を押下した時の感触、即ちクリックにばら
つきを生じ、品質、信頼性の評価が低かった。 更に小形化、薄肉化の要望に対して、現状の構造で
は限界がある。等の問題点があった。
個別にあるため間違い無く配設させねばならず、時間を
要し、コストダウンが十分に果たせなかった。 キー釦63を押下した時の感触、即ちクリックにばら
つきを生じ、品質、信頼性の評価が低かった。 更に小形化、薄肉化の要望に対して、現状の構造で
は限界がある。等の問題点があった。
【００１１】本発明は、かかる問題点に鑑みて、組立工
数が削減でき、且つ高品質で小形薄肉化が図れるキーボ
ードを提供することを目的とする。
数が削減でき、且つ高品質で小形薄肉化が図れるキーボ
ードを提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的は、図１に示す
如く、 [1] 基板にメンブレンスイッチを密着固定し、該メンブ
レンスイッチの個々のスイッチに対向して、作動させる
キー釦を備えて成るキーボードであって、基板を構成す
るプリント配線板１と、個々にクリックディスク22を有
する複数個のスイッチ21を一層に配設し一体に構成し、
プリント配線板１に密着固定させるメンブレンスイッチ
２と、クリックディスク22の対向位置に、押圧用の突起
31を裏側に有し、表側のトップ面32に操作用の表示が成
され、トップ面32に硬質透明板34を接着して成るキー釦
33を配し、所定厚の基板部35から薄肉のスカート部36を
介してキー釦33を出張らせ、全数を軟質ゴム材にて一体
成型して成り、メンブレンスイッチ２に重置させ基板部
35を密着固定させるキートップ３と、から構成されてな
る、本発明のキーボードスイッチにより達成される。 [2] 又、プリント配線板１又はメンブレンスイッチ２の
上に発光体４を所定に配設し、プリント配線板１の場合
には、メンブレンスイッチ２に発光体４の逃げ孔23を設
け、キートップ３は、基板部35の内側の発光体４の対応
位置に光吸収用の凹部37を設け、透光性を有する軟質ゴ
ム材にて一体成型し、外側面に遮光層38を被着形成さ
せ、発光体４の光が、キートップ３の基板部35を透光
し、一部はクリックディスク22とキー釦33の裏側との空
間に出光し、再度キー釦33の裏面から入光し、キートッ
プ面32の表示を裏側から照光して、全数のキー釦33を照
光させる、上記発明のキーボードスイッチによっても適
えられる。 [3] 更に、メンブレンスイッチ２のクリックディスク22
側の全表面に、光反射層24を被着形成した、上記発明の
キーボードスイッチによっても達成される。
如く、 [1] 基板にメンブレンスイッチを密着固定し、該メンブ
レンスイッチの個々のスイッチに対向して、作動させる
キー釦を備えて成るキーボードであって、基板を構成す
るプリント配線板１と、個々にクリックディスク22を有
する複数個のスイッチ21を一層に配設し一体に構成し、
プリント配線板１に密着固定させるメンブレンスイッチ
２と、クリックディスク22の対向位置に、押圧用の突起
31を裏側に有し、表側のトップ面32に操作用の表示が成
され、トップ面32に硬質透明板34を接着して成るキー釦
33を配し、所定厚の基板部35から薄肉のスカート部36を
介してキー釦33を出張らせ、全数を軟質ゴム材にて一体
成型して成り、メンブレンスイッチ２に重置させ基板部
35を密着固定させるキートップ３と、から構成されてな
る、本発明のキーボードスイッチにより達成される。 [2] 又、プリント配線板１又はメンブレンスイッチ２の
上に発光体４を所定に配設し、プリント配線板１の場合
には、メンブレンスイッチ２に発光体４の逃げ孔23を設
け、キートップ３は、基板部35の内側の発光体４の対応
位置に光吸収用の凹部37を設け、透光性を有する軟質ゴ
ム材にて一体成型し、外側面に遮光層38を被着形成さ
せ、発光体４の光が、キートップ３の基板部35を透光
し、一部はクリックディスク22とキー釦33の裏側との空
間に出光し、再度キー釦33の裏面から入光し、キートッ
プ面32の表示を裏側から照光して、全数のキー釦33を照
光させる、上記発明のキーボードスイッチによっても適
えられる。 [3] 更に、メンブレンスイッチ２のクリックディスク22
側の全表面に、光反射層24を被着形成した、上記発明の
キーボードスイッチによっても達成される。
【００１３】
【作用】即ち、メンブレンスイッチ２の各スイッチ21を
動作させるキー釦33は、全数が一体に成型されてキート
ップ３に設けられており、キー釦33を個々に挿し込み冠
着させること無く、キートップ３をメンブレンスイッチ
２に載置するのみで済む。
動作させるキー釦33は、全数が一体に成型されてキート
ップ３に設けられており、キー釦33を個々に挿し込み冠
着させること無く、キートップ３をメンブレンスイッチ
２に載置するのみで済む。
【００１４】更に、キー釦33は、基板部35から突設して
あり、トップ面32に操作用の表示が成され、トップ面32
に硬質透明板34を接着してあるので、十分にトップ面32
が補強され、直接操作に耐えると共に、表面カバーを不
要と成し得る。
あり、トップ面32に操作用の表示が成され、トップ面32
に硬質透明板34を接着してあるので、十分にトップ面32
が補強され、直接操作に耐えると共に、表面カバーを不
要と成し得る。
【００１５】又、キー釦33は、薄肉のスカート部36を介
して独立したばね性を得ており、隣接スイッチ21を同時
に誤動作させることは皆無としている。尚、裏側の突起
31により、スイッチ21のドーム状のクリックディスク22
の頂上部分のみを押圧するので、確実にクリックディス
ク22を動作させることができ、且つ突起31は軟質ゴム材
であり、押下衝撃によりクリックディスク22を変形損傷
させることもない。
して独立したばね性を得ており、隣接スイッチ21を同時
に誤動作させることは皆無としている。尚、裏側の突起
31により、スイッチ21のドーム状のクリックディスク22
の頂上部分のみを押圧するので、確実にクリックディス
ク22を動作させることができ、且つ突起31は軟質ゴム材
であり、押下衝撃によりクリックディスク22を変形損傷
させることもない。
【００１６】又、キートップ３を、透光性のある軟質ゴ
ム材とし、表面側に遮光層38を形成すれば、発光体４の
光は、キートップ３の凹部37から入光し、遮光層38にて
表面に出光することなく内部を透光し、一部はスカート
部36を通り、一部はクリックディスク22とキー釦33の裏
側との空間に出光し、再度キー釦33の裏側に入光し、ト
ップ面32の表示を裏側から照光する。
ム材とし、表面側に遮光層38を形成すれば、発光体４の
光は、キートップ３の凹部37から入光し、遮光層38にて
表面に出光することなく内部を透光し、一部はスカート
部36を通り、一部はクリックディスク22とキー釦33の裏
側との空間に出光し、再度キー釦33の裏側に入光し、ト
ップ面32の表示を裏側から照光する。
【００１７】尚、プラスチックフィルムを積層させて成
るメンブレンスイッチ２のクリックディスク22側の全表
面に、光反射層24が形成してあれば、メンブレンスイッ
チ２の内部、又は更に下層部に光が漏れ吸収されること
なく、キー釦33の照光効率が高められる。
るメンブレンスイッチ２のクリックディスク22側の全表
面に、光反射層24が形成してあれば、メンブレンスイッ
チ２の内部、又は更に下層部に光が漏れ吸収されること
なく、キー釦33の照光効率が高められる。
【００１８】かくして、本発明により、組立工数が削減
でき、且つ高品質で小形薄肉化が図れるキーボードを提
供することが可能となる。
でき、且つ高品質で小形薄肉化が図れるキーボードを提
供することが可能となる。
【００１９】
【実施例】以下図面に示す実施例によって本発明を具体
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図１は本発明の一実施例であり、(a) は分解構成
図、(b) はスイッチ部断面拡大図である。
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図１は本発明の一実施例であり、(a) は分解構成
図、(b) はスイッチ部断面拡大図である。
【００２０】本発明の一実施例として、テンキーと機能
キーを一体に設けた照光付きキーボードは、図１(a) に
示す如く、基板となるプリント配線板１と、両面接着シ
ート５と、メンブレンスイッチ２と、キー釦33を一体に
設けたキートップ３とから構成している。
キーを一体に設けた照光付きキーボードは、図１(a) に
示す如く、基板となるプリント配線板１と、両面接着シ
ート５と、メンブレンスイッチ２と、キー釦33を一体に
設けたキートップ３とから構成している。
【００２１】詳細は、図１(b) の断面図に示す如く、プ
リント配線板１には所定間隔に発光体４のＬＥＤチップ
が実装してある。両面接着シート５とメンブレンスイッ
チ２には、この対応位置に発光体４を避ける逃げ孔23が
あけてあり、更に、メンブレンスイッチ２の各スイッチ
21のクリックディスク22側には、非透光性の乳白色の樹
脂フィルムにて全表面を接着し光反射層24を形成してい
る。
リント配線板１には所定間隔に発光体４のＬＥＤチップ
が実装してある。両面接着シート５とメンブレンスイッ
チ２には、この対応位置に発光体４を避ける逃げ孔23が
あけてあり、更に、メンブレンスイッチ２の各スイッチ
21のクリックディスク22側には、非透光性の乳白色の樹
脂フィルムにて全表面を接着し光反射層24を形成してい
る。
【００２２】キートップ３は、1.2 mm厚の基板部35の発
光体４対応位置に光吸収用の凹部37が設けられ、各スイ
ッチ21の対応位置には、厚 0.2×幅 0.8mmの平面薄肉の
スカート部36を介して 3.5×６×厚１mmのキー釦33を出
張らせ、更に裏側には 1.8φ×0.7 mmの突起を突設さ
せ、樹脂との接着が可能なエチレンプロピレン系の透光
性を有する乳白色の軟質ゴム材にて一体に成型してお
り、表側全面には暗色系塗料を塗装して遮光層38を形成
し、キー釦33のトップ面32には、抜き文字手法にて個々
に色付きの表示が施してあり、その上に補強、保護用に
無色 0.5mm厚樹脂の硬質透明板34が接着材にて接着して
ある。
光体４対応位置に光吸収用の凹部37が設けられ、各スイ
ッチ21の対応位置には、厚 0.2×幅 0.8mmの平面薄肉の
スカート部36を介して 3.5×６×厚１mmのキー釦33を出
張らせ、更に裏側には 1.8φ×0.7 mmの突起を突設さ
せ、樹脂との接着が可能なエチレンプロピレン系の透光
性を有する乳白色の軟質ゴム材にて一体に成型してお
り、表側全面には暗色系塗料を塗装して遮光層38を形成
し、キー釦33のトップ面32には、抜き文字手法にて個々
に色付きの表示が施してあり、その上に補強、保護用に
無色 0.5mm厚樹脂の硬質透明板34が接着材にて接着して
ある。
【００２３】組立は、プリント配線板１の所定位置に、
前以って片面に両面接着シート５を接着させたメンブレ
ンスイッチ２を、両面接着シート５を介して接着固定す
る。次に、このメンブレンスイッチ２の上にキートップ
３を載置させ、基板部35を接着材にて接着して固定する
ことにより完成する。
前以って片面に両面接着シート５を接着させたメンブレ
ンスイッチ２を、両面接着シート５を介して接着固定す
る。次に、このメンブレンスイッチ２の上にキートップ
３を載置させ、基板部35を接着材にて接着して固定する
ことにより完成する。
【００２４】表面カバーは特に設けず、キートップ３の
塗装した表面と、キー釦33を露出させるのみで、操作
性、品質、信頼性、を十分に適えられるものであり、キ
ー釦33の中に表示が照光され、デザイン的に上品且つ明
瞭な表示となり、丈夫でもある。
塗装した表面と、キー釦33を露出させるのみで、操作
性、品質、信頼性、を十分に適えられるものであり、キ
ー釦33の中に表示が照光され、デザイン的に上品且つ明
瞭な表示となり、丈夫でもある。
【００２５】上記実施例は一例を示したものであり、各
部の形状、寸法、材料は上記のものに限定するものでは
ない。上記実施例は、発光体４を装着しキー釦33の表示
を照光するものであったが、照光の必要がないものは、
発光体４及び逃げ孔23、及びメンブレンスイッチ２の光
反射層24は不要である。
部の形状、寸法、材料は上記のものに限定するものでは
ない。上記実施例は、発光体４を装着しキー釦33の表示
を照光するものであったが、照光の必要がないものは、
発光体４及び逃げ孔23、及びメンブレンスイッチ２の光
反射層24は不要である。
【００２６】キートップ３の遮光層38は、下地に光の反
射層を薄く設けたものであれば、透光の吸収が削減さ
れ、照光効率が高められる。キー釦33のトップ面32に接
着する硬質透明板34は、押下げ操作に影響がないように
周縁を浅く囲む形状でも差支えなく、これにより接着作
業の短縮が図れる。
射層を薄く設けたものであれば、透光の吸収が削減さ
れ、照光効率が高められる。キー釦33のトップ面32に接
着する硬質透明板34は、押下げ操作に影響がないように
周縁を浅く囲む形状でも差支えなく、これにより接着作
業の短縮が図れる。
【００２７】
【発明の効果】以上の如く、本発明のキーボードによ
り、個々に表示の異なるキー釦の挿着が無くなり、組立
工数が削減でき、高品質、高信頼性が得られ、キーボー
ドの平面面積で30％以上の小形化ができ、キートップ３
の厚みと従来例のキー釦63とゴムホルダ６の厚みとに対
して25％以上の薄肉化が図れ、且つ部品の種類を大幅に
削減でき、コストダウンも図れた。
り、個々に表示の異なるキー釦の挿着が無くなり、組立
工数が削減でき、高品質、高信頼性が得られ、キーボー
ドの平面面積で30％以上の小形化ができ、キートップ３
の厚みと従来例のキー釦63とゴムホルダ６の厚みとに対
して25％以上の薄肉化が図れ、且つ部品の種類を大幅に
削減でき、コストダウンも図れた。
【図１】 本発明の一実施例 (a) 分解構成図 (b) スイッチ部断面拡大図
【図２】 従来の一例のキーボード (a) 分解構成図 (b) スイッチ部断面拡大図
１ プリント配線板 ２ メンブレンスイッチ ３
キートップ ４ 発光体 ５ 両面接着シート ６
ゴムホルダ ７ 表面カバー 21 スイッチ 22
クリックディスク 23 逃げ孔 24 光反射層 3
1,61 突起 32,62 トップ面 33,63 キー釦 34
硬質透明板 35,65 スカート部 37 凹部 38
遮光層 64 保持座
キートップ ４ 発光体 ５ 両面接着シート ６
ゴムホルダ ７ 表面カバー 21 スイッチ 22
クリックディスク 23 逃げ孔 24 光反射層 3
1,61 突起 32,62 トップ面 33,63 キー釦 34
硬質透明板 35,65 スカート部 37 凹部 38
遮光層 64 保持座
Claims (3)
- 【請求項１】 基板にメンブレンスイッチを密着固定
し、該メンブレンスイッチの個々のスイッチに対向し
て、作動させるキー釦を備えて成るキーボードであっ
て、 基板を構成するプリント配線板(1) と、 個々にクリックディスク(22)を有する複数個のスイッチ
(21)を一層に配設し一体に構成し、該プリント配線板
(1) に密着固定させるメンブレンスイッチ(2) と、 該クリックディスク(22)の対向位置に、押圧用の突起(3
1)を裏側に有し、表側のトップ面(32)に操作用の表示(3
2)が成され、該トップ面(32)に硬質透明板(34)を接着し
て成るキー釦(33)を配し、所定厚の基板部(35)から薄肉
のスカート部(36)を介して該キー釦(33)を出張らせ、全
数を軟質ゴム材にて一体成型して成り、該メンブレンス
イッチ(2) に重置させ該基板部(35)を密着固定させるキ
ートップ(3) と、から構成されてなることを特徴とする
キーボードスイッチ。 - 【請求項２】 プリント配線板(1) 又はメンブレンスイ
ッチ(2) の上に発光体(4) を所定に配設し、 プリント配線板(1) の場合には、メンブレンスイッチ
(2) に該発光体(4) の逃げ孔(23)を設け、 キートップ(3) は、基板部(35)の内側の該発光体(4) の
対応位置に光吸収用の凹部(37)を設け、透光性を有する
軟質ゴム材にて一体成型し、外側面に遮光層(38)を被着
形成させ、 該発光体(4) の光が、該キートップ(3) の基板部(35)を
透光し、一部はクリックディスク(22)とキー釦(33)の裏
側との空間に出光し、再度該キー釦(33)の裏面から入光
し、キートップ面(32)の表示を裏側から照光して、全数
のキー釦(33)を照光させることを特徴とする、請求項１
記載のキーボードスイッチ。 - 【請求項３】 メンブレンスイッチ(2) のクリックディ
スク(22)側の全表面に、光反射層(24)を被着形成したこ
とを特徴とする、請求項２記載のキーボードスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057610A JPH06275169A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | キーボードスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057610A JPH06275169A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | キーボードスイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06275169A true JPH06275169A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13060637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5057610A Pending JPH06275169A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | キーボードスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06275169A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6355890B1 (en) | 1999-01-26 | 2002-03-12 | Nec Corporation | Button structure for an electronic apparatus |
| KR100460604B1 (ko) * | 2002-11-05 | 2004-12-08 | 주식회사 모센 | 조광식 버튼 장치 |
| KR100591854B1 (ko) * | 2005-03-10 | 2006-06-26 | 디케이 유아이엘 주식회사 | 휴대단말기용 초슬림형 키패드 및 그 제조방법 |
| KR100675424B1 (ko) * | 2005-09-15 | 2007-01-30 | 주식회사 에이텍 | 전자기기용 조명 버튼장치 |
| JP2007053063A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Citizen Electronics Co Ltd | シートスイッチモジュール |
| JP2007234532A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | キースイッチ用部材およびこれを用いたキースイッチ |
| US7340273B2 (en) | 2004-03-09 | 2008-03-04 | Nec Corporation | Portable communication terminal with improved light emission structure |
| JP2009227275A (ja) * | 1996-01-16 | 2009-10-08 | Solid State Opto Ltd | 発光パネルアッセンブリ |
| CN111768994A (zh) * | 2019-09-11 | 2020-10-13 | 北京沃东天骏信息技术有限公司 | 一种组装按键的方法和装置 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5057610A patent/JPH06275169A/ja active Pending
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