JPH0627419U - 客車窓用カーテン - Google Patents

客車窓用カーテン

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Publication number
JPH0627419U
JPH0627419U JP7222092U JP7222092U JPH0627419U JP H0627419 U JPH0627419 U JP H0627419U JP 7222092 U JP7222092 U JP 7222092U JP 7222092 U JP7222092 U JP 7222092U JP H0627419 U JPH0627419 U JP H0627419U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
passenger car
folded
curtains
holders
Prior art date
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Pending
Application number
JP7222092U
Other languages
English (en)
Inventor
敏雄 橋本
Original Assignee
日立電子エンジニアリング株式会社
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Publication date
Application filed by 日立電子エンジニアリング株式会社 filed Critical 日立電子エンジニアリング株式会社
Priority to JP7222092U priority Critical patent/JPH0627419U/ja
Publication of JPH0627419U publication Critical patent/JPH0627419U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横引き式のカーテン4Lを縦方向に二つまた
は三つ折りし、高さを半分または3分の1または3分の
2に随意に調整できる客車窓用のカーテンを提供する。 【構成】 左右のカーテン4L,4Rの縦および横方向
に適当な間隔をなして、複数個の着脱自由の保持具42を
設け、二つ折りまたは三つ折りにされたカーテンを、い
ずれかの保持具42により保持する。 【効果】 廉価な着脱自由の保持具42により、カーテン
4は好ましい高さに随意に調整され、乗客に対して快適
なアコモデーションを提供できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、客車の窓に使用するカーテンに関する。
【0002】
【従来の技術】
列車を構成する各客車には、太陽などの外光を遮光するためにブラインドやカ ーテンなどの各種の遮光具が使用されている。 図3は客車の窓用の遮光具の例を示す。(a) は電車などの普通車に設けられて いるブラインドを示し、窓ガラス1に対してブラインド2が支持フレーム3に昇 降自由に支持され、適当な段階、または無段階に高さが調整される。適当な高さ にブラインド2を設定すると、太陽などの外光を遮光しながら窓ガラス1を通し て車外を見通すことができる。一方、特急列車などの客車においては、窓ガラス 1は2重化され、車内はエアコンデショナにより温湿度が調整されている。これ に対する遮光具として上記のブラインド2を使用する場合もあるが、多くの場合 は横引きカーテンが使用されている。(b) は横引きカーテン4の構成を示し、建 物などの窓用と同様に、窓ガラス1の上部にカーテンレール41を設け、これに左 カーテン4Lと右カーテン4Rを吊り下げたもので、乗客は各カーテン4L,4 Rを随意に開いて車外を眺望し、閉じて外光を遮光することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の各カーテン4L,4Rは随意に左右に開くことができるが、開いた状態 では斜め上方からの太陽光は遮光されず、閉じれば眺望が不可能であることは、 だれしも経験するところであって、この点は、前記した昇降自由のブラインド2 に比較して短所である。これに対して、特急列車の各客車を昇降自由のブライン ドに変更することは容易でない場合がありうるので、次善の策としてカーテン4 を縦方向に折り畳んで、上側で斜めの太陽光を遮光し、下側で車外を見通すよう にすることが有効と考えられる。 この考案は、以上に鑑みてなされた客車窓用のカーテンを提供することを目的 とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は客車窓用のカーテンであって、カーテンの車内側の表面に、縦およ び横方向に適当な間隔をなして、複数個の着脱自由の保持具を設ける。縦方向に 二つ折りまたは三つ折りにされたカーテンを、いずれかの保持具により着脱自由 に保持するものである。
【0005】
【作用】
上記のカーテンは縦方向に二つまたは三つ折りされて、複数個の保持具のいず れかにより保持される。二つ折りの場合は、カーテンの有効な高さが半分または 3分の2となり、斜め上方向からの太陽光が遮光され、カーテンの下側の半分ま たは3分の1に対する部分が開いて車外を見通すことができる。三つ折りの場合 は有効な高さが3分の1に短縮され、下側の3分の2により車外を見通しできる 。 以上において保持具は着脱自由であるので、乗客が太陽の高度に応じて適当な 保持具を選定して使用すれば、随意にカーテンの有効な高さを上記の各状態に保 持することができる。
【0006】
【実施例】
図1は、この考案の第1の実施例で、カーテンを二つ折りする場合を示す。 図1(a) において、横引き式の左右のカーテン4L,4Rに対して、それぞれの 上端と下端の両端に、保持具42のとを設ける。またカーテンの幅が広い場合 には中間にも保持具,を設ける。保持具42としては、雌雄形式のホック、ま たは、いわゆるマジックテープ、または適当な紐を使用するが、いずれも廉価な ものである。ただし使い勝手としてはマジックテープが好ましく、図示の, はマジックテープを示す。 各カーテン4L,4Rを使用する際は、(b) に示すように、これらの片方また は双方を縦方向に二つ折りとし、保持具とを接着して保持する。二つ折りさ れたカーテンにより斜め上方向の太陽光が遮光され、窓ガラス1の下側半分によ り車外を眺望することができる。なお、カーテン4Lの横幅が広いときは、図示 のように下端が垂れ下がるが、カーテン4Rには中間に保持具,があるので 垂れ下が少ない。
【0007】 図2は第2の実施例を示し、カーテンを二つまたは三つ折りする場合を示す。 なお、左右のカーテン4L,4Rは同様であるので、左側のカーテン4Lのみを 図示する。 図2(a) において、カーテン4Lに対する保持具42は、前記の, のほかに 、それらの間に等間隔に,を設ける。(b) はカーテン4Lの下側3分の1を 折り返してとを接着して二つ折りした場合を示し、カーテン4Lの高さは3 分の2となって高度が比較的低いときの太陽光が遮光され、窓ガラス1の下側3 分の1が車外に対する眺望範囲となる。(c) は保持具を持ち挙げてに接着し 、カーテン4Lを三つ折りした場合を示し、3分の1に短縮されたカーテン4L により高度が比較的高いときの太陽光が遮光され、眺望範囲を窓ガラス1の下側 3分の2とするものである。
【0008】
【考案の効果】
以上の説明のとおり、この考案による客車窓用カーテンにおいては、カーテン の縦および横方向に、適当な間隔で複数個の着脱自由な保持具を設け、縦方向に 二つ折りまたは三つ折りされたカーテンをいずれかの保持具により保持し、カー テンの高さを半分、3分の1または3分の2に短縮して太陽光を遮光し、残りの 半分、3分の2または3分の1を開いて車外を見通しするもので、廉価な着脱自 由の保持具を使用して、カーテンは好ましい高さに随意に調整され、乗客に対し て快適なアコモデーションを提供できる効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の第1の実施例を示す。
【図2】 この考案の第2の実施例を示す。
【図3】 客車の窓用の遮光具の例を示し、(a) は電車
などの普通車に設けられるブラインド、(b) は特急列車
などの客車に設けられる、横引きカーテンをそれぞれ示
す。
【符号の説明】
1…窓ガラス、2…ブラインド、3…支持フレーム、
4,4L,4R…カーテン、41…カーテンレール、42,
〜…保持具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の客車窓に対する横引き式のカーテ
    ンにおいて、該カーテンの車内側の表面に、縦および横
    方向に適当な間隔をなして複数個の着脱自由の保持具を
    設け、縦方向に二つ折りまたは三つ折りされた該カーテ
    ンを、いずれかの該保持具により着脱自由に保持するこ
    とを特徴とする、客車窓用カーテン。
JP7222092U 1992-09-22 1992-09-22 客車窓用カーテン Pending JPH0627419U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7222092U JPH0627419U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 客車窓用カーテン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7222092U JPH0627419U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 客車窓用カーテン

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Publication Number Publication Date
JPH0627419U true JPH0627419U (ja) 1994-04-12

Family

ID=13482952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7222092U Pending JPH0627419U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 客車窓用カーテン

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JP (1) JPH0627419U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174507A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 九州旅客鉄道株式会社 軌道観光列車の車窓構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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