JPH06270920A - 定量仕分け装置 - Google Patents

定量仕分け装置

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Publication number
JPH06270920A
JPH06270920A JP5354393A JP5354393A JPH06270920A JP H06270920 A JPH06270920 A JP H06270920A JP 5354393 A JP5354393 A JP 5354393A JP 5354393 A JP5354393 A JP 5354393A JP H06270920 A JPH06270920 A JP H06270920A
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claw portion
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JP5354393A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Kakiuchi
達哉 垣内
Masaaki Minagawa
正明 皆川
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の商品を小ロットに仕分ける場合に、商
品を傷つけないで高速で仕分けること定量仕分け装置の
開示 【構成】 爪部12を基部20と、回動部21とで構成
し、少なくともチェーン11の並走区間11aの近傍に
回動部21を起立させるカム板17を設け、このカム板
17に回動部21を支持軸21aより遅れて進行させる
案内面25、27が設けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産ライン上で多数搬
送されてくる同一商品を一定数まとめて包装する際の定
量仕分け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生産ライン上で多数搬送されてく
る同一商品を一定数まとめて包装する際の定量仕分け装
置には図3に示すものが知られている。
【0003】この仕分け装置において、商品1は搬送ベ
ルトに沿って搬送されて来るが、商品の搬送ベルトの近
傍にチェーン2が配設され、チェーン2の駒に商品1の
列内に進入する爪3が複数取り付けられている。チェー
ン2はスプロケット4、5の回転により循環移動する
が、商品1の搬送ベルト側に突出する円弧状の板カム6
に案内される。又、商品1の搬送ベルトの下流側には、
所定数に仕分けられた商品1の列を搬送ベルトの更に下
流側に押し出す搬送棒7が搬送ベルトを横断して移動す
るように配設されている。搬送棒7は図示しない一対の
チェーンにより水平に保持されており、搬送棒7の両端
部を保持するチェーンは鉛直方向に延びる面に沿って回
動するようになっている。
【0004】商品1は搬送ベルトに沿って矢印8の方向
に送られるが、チェーン2が板カム6に案内される並走
領域の開始位置において、爪3の先端部は搬送ベルト側
に進出する。これによって、商品1の列の中に爪3が入
り込んで所定数の商品1が仕分けられる。爪3によって
所定本数に仕分けられた商品1は一定の速度で矢印8方
向に往復動する搬送棒7によって搬送ベルトの下流側に
送られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定量仕分け装置の場合、チェーン2が板カム6によって
案内される場合、板カム6が円弧形状を有しているの
で、爪3の先端部の周速がチェーン2の周速より速くな
り、商品1の列に爪3の先端が差し込まれる並走領域の
開始位置では、爪3の移動速度が速いが、板カム6の頂
点部分では差込当初の移動速度より遅くなり、更に板カ
ム6から離れようとする部分では再び爪3の先端部の周
速が頂点部分よりも早くなるというように商品1の搬送
速度にむらが発生する。
【0006】一方、搬送棒7は板カム6の位置で所定数
に仕分けられた商品1の間に上方から進入し、商品1を
押しながら搬送チャンネルの下流に移動させるが、搬送
棒7の搬送速度は一定とされている。
【0007】爪3により所定数に仕分けられた商品1を
搬送チャンネルの下流に搬送する手段は、板カム6の位
置において爪3から搬送棒7に切り換えられるため、爪
3と搬送棒7の両者の搬送速度に違いが発生すると、低
速度で商品1を仕分けるときには目立たないが、速度を
上げてゆくと不具合が生ずる。
【0008】すなわち、爪3を商品1の列に進入させる
初期の段階では、爪3の先端部が商品1の後部表面をた
たいたり、板カム6の頂点部では爪3の速度が遅くなる
ので、仕分けられた商品1が、慣性のため爪3から離れ
て、前に仕分けた商品1を押す搬送棒7に衝突し、板カ
ム6の後部では爪3の周速が早くなるため、再び商品1
が仕分けた爪3に押されることが生ずる。このため、高
速で商品1を仕分けようとすると、商品1の列に乱れが
生じ、搬送チャンネルにおいて商品1が詰まったり、商
品1を傷つけるという問題があった。
【0009】
【発明の目的】そこで、本発明にかかる定量仕分け装置
は、多数の商品を小ロットに仕分ける場合に、商品を傷
つけないで高速で仕分けることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1にかかる定量仕分け装置は、多数
の物品が整列して一方から他方に搬送される搬送領域近
傍に並設されるとともに、この搬送領域近傍に配設され
る部位が前記物品の搬送方向と同方向に並走する循環式
の無端部材を備え、この無端部材に前記物品の列に進入
する爪部を設けた定量仕分け装置において、前記爪部
を、前記無端部材に支持される基部と、前記物品の列内
に進入するようにこの基部に回動自在に支持される回動
部とで構成し、少なくとも前記無端部材の並走区間の近
傍に、前記爪部の回動部を起立させる支持部材を設け、
この支持部材の並走領域の開始位置近傍及び並走領域終
了位置近傍に、前記爪部の回動部を爪部の支持軸より遅
れて進行させる手段が設けられていることを特徴とす
る。
【0011】又、本発明の請求項2にかかる定量仕分け
装置は、請求項1の定量仕分け装置であって、爪部の回
動部にアームが設けられるとともに、前記支持手段はカ
ム板により構成され、爪部のアームはこのカム板に支持
されていると共に、このカム板には前記爪部が並走区間
の開始時及び終了時に方向転換する際に前記回動部を支
持する案内面がそれぞれ設けられ、この案内面は、前記
アームの支持位置を前記爪部の支持軸の支持位置よりも
方向転換時の曲率中心側に位置させるように形成されて
いることを特徴とする。
【0012】更に、本発明の請求項3にかかる定量仕分
け装置は、請求項1の定量仕分け装置であって、前記支
持部材はリング状部材により構成され、このリング状部
材と前記爪部の回動部とは、一方の端部が回動部に連結
され、他方の端部がリング状部材に連結されるアームに
より連結され、前記リング状部材は、前記無端部材の並
走区間にて前記無端部材と並走すると共に、並走区間の
開始位置及び終了位置近傍にて前記アームの支持位置を
前記爪部の支持軸の支持位置よりも方向転換時の曲率中
心側に位置させる方向転換部を有することを特徴とす
る。
【0013】又、本発明の請求項4の定量仕分け装置
は、請求項1若しくは請求項3のいずれかの定量仕分け
装置であって、前記無端部材の隣合う前後の爪部の間に
は、爪部によって押される物品の列の前端側を受ける受
け部材が、前記物品の配送領域に対して進退するように
回動可能に設けられ、前記並走領域の終了位置近傍に、
この受け部材を搬送物品の列中に進入させる案内部材が
設けられていることを特徴とする。
【0014】更に、本発明の請求項5の定量仕分け装置
は、請求項4の定量仕分け装置であって、前記受け部材
は、前記無端部材に連結される一対の連結部を備えた基
部と、この基部に回動自在に支持されるとともに物品の
列中に対して進退可能な起倒部とを備え、前記案内部材
が前記起倒部の起立手段を構成していることを特徴とす
る。
【0015】
【作用】本発明の請求項1にかかる定量仕分け装置によ
れば、爪部が方向転換する際に、無端部材の並走区間の
開始位置近傍及び並走領域終了位置近傍において、爪部
の回動部が爪部の支持軸より遅れて進行するので、爪部
が進行方向に対して後ろ側に倒れた状態となり、搬送物
品の列中に進入する爪部の先端部が搬送物品の搬送速度
にあわせて減速される。これによって、爪部の先端部が
物品を仕分けるときに爪部の周速度変化によって仕分け
た物品同士が衝突したり、後の工程にて物品を受けとめ
る部材等に衝突するといった事態が回避される。
【0016】又、本発明の請求項2にかかる定量仕分け
装置によれば、爪部の回動部にアームがカム板に支持さ
れ、カム板には並走区間の開始位置近傍及び終了位置近
傍に方向転換をするための案内面がそれぞれ設けられ、
この案内面は、アームの支持位置を前記爪部の支持軸の
支持位置よりも方向転換時の曲率中心側に位置させるの
で、爪部が進行方向に対して後ろ側に倒れた状態とな
り、搬送物品の列中に進入する爪部の先端部が搬送物品
の搬送速度にあわせて減速される。これによって、爪部
の先端部が物品を仕分けるときに爪部の周速度変化によ
って仕分けた物品同士が衝突したり、後の工程にて物品
を受けとめる部材等に衝突するといった事態が回避され
る。
【0017】更に、本発明の請求項3にかかる定量仕分
け装置によれば、リング状部材と爪部の回動部とがアー
ムにより連結され、リング状部材は、無端部材の並走区
間にて無端部材と並走すると共に、その並走区間の開始
位置及び終了位置近傍の方向転換部にてアームの支持位
置を前記爪部の支持軸の支持位置よりも方向転換時の曲
率中心側に位置させるので、爪部が進行方向に対して後
ろ側に倒れた状態となり、搬送物品の列中に進入する爪
部の先端部が搬送物品の搬送速度にあわせて減速され
る。
【0018】更に、本発明の請求項4にかかる定量仕分
け装置によれば、受け部材により物品の列の前を支える
ので、搬送物品が受け部材と後ろの爪部との間に挟持さ
れた状態となり、仕分けられた物品同士が並走領域中に
おいて前後動して相互に衝突することが防止される。
【0019】又、本発明の請求項5にかかる定量仕分け
装置によれば、無端部材の並走区間の終了位置近傍にお
いて受け部材の起倒部が案内部材により押されて搬送物
品の列に進入するので、爪部によって仕分けられた搬送
物品を衝突しないように支持することが出来る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかる定量仕分け装
置を図面に基づいて説明する。
【0021】図1は本発明の請求項1の実施例にかかる
定量仕分け装置を概略的に示したものであり、符号10
は商品、符号11は無端部材としてのチェーン、符号1
2は爪部、符号13乃至符号16はチェーン11を回転
循環させるスプロケット、符号17は第1の減速手段及
び第2の減速手段を構成するカム板、符号18は爪部1
2から所定数に仕分けられた商品1を受け取って後工程
に搬送する搬送棒である。この定量仕分け装置は、爪部
12を基部20と回動部21とで構成し、チェーン11
の並走区間11aの近傍に回動部21を起立させるカム
板17を設け、このカム板17に回動部21を支持軸2
1aより遅れて進行させる案内面25、27が設けられ
ていることを特徴としている。
【0022】多数の商品10を矢印19に示すように一
方向から他方向に搬送する搬送手段は、この実施例では
図示しないベルトにより構成されている。又、この商品
10としては、例えば、飲料用のビンが挙げられる。図
1は商品10の搬送状態を上から平面的に見た状態を示
しており、この定量仕分け装置は、飲料を充填し終えた
商品10の群を例えば3個等の包装に適したロット数に
仕分けるものであり、定量仕分け工程の前の工程には例
えばビンのラベルに日付などを入れる工程があり、定量
仕分け工程の後の工程には仕分けられた所定個数のビン
を箱詰めする工程が設けられる。
【0023】定量仕分け装置は、水平に延在する搬送ベ
ルトの上方の側方に配置されており、本実施例では片方
しか図示していないが、搬送ベルトの左右に互いに向う
あうように一対配設される。
【0024】この定量仕分け装置は、上下方向に延びる
回転軸にスプロケット13、14、15、16が配設さ
れており、スプロケット13〜16の回転軸は図示して
いないフレームに回動可能に支持されている。搬送ベル
トの近傍のスプロケット13、14は搬送ベルトから離
れた位置のスプロケット15、16よりも歯数が多く大
きな口径を有しており、搬送ベルトから離れた位置のス
プロケット15、16が駆動側とされる。スプロケット
13〜16によって循環移動するチェーン11に代わる
ものとしては、無端ベルト、ワイヤ、ケーブル等が挙げ
られるが、このような部材の場合にはスプロケットの代
わりにプーリを用いることが考えられる。
【0025】チェーン11の駒には、爪部12の基部2
0が所定ピッチで連結されている。この所定ピッチは商
品10のロット個数により決められる。図1に示す7個
の爪部12は、一つの爪部12の動作を示したものであ
り、爪部12がこのようなピッチでチェーン11に設け
られているものではない。チェーン11に設けられる爪
部12の個数は、例えば一つでも良いが、図2に示すよ
うに複数個あるのが望ましい。チェーン11は搬送ベル
ト近傍位置で並走するが、この実施例においてチェーン
11の並走部位11aとは、爪部12が商品10に当た
り始める位置Aから、商品10が搬送棒18に受け渡さ
れて爪部12が商品10から離れ始める位置Bまでをい
う。尚、チェーン11の搬送速度とは、ここでは、チェ
ーン11の並走部位11aが矢印20方向に沿って走行
して商品10を搬送する速度をいう。
【0026】爪部12の形成箇所は、包装するロット数
並びに商品10の大きさにより適宜変更できるように、
駒への連結部位を変更するようにしても良い。この取付
け位置の変更は、基部20の前後の駒の連結ピンの交換
によるほか、基部20を「コ」字状断面に形成して基部
20を支持するチェーンの駒を外側から包み込んで支持
させ、基部の支持ピンなどを着脱させて交換できるよう
にして行うことが考えられる。
【0027】爪部12の基部20には、アルファベット
小文字の「h」字形状のアーム21が回転ピン21aを
介して回転自在に設けられている。アーム21の先端部
には商品10の側面に当接するローラ22が回転自在に
軸支されている。基部21の途中には基部側と分岐する
アーム部23が形成されており、このアーム部23の端
部にローラ24が回転自在に軸止されている。
【0028】チェーン11の張設部位の近傍には、ロー
ラ24を案内するカム板17が配設されている。カム板
17はチェーン11の張設形状に対して大略相似形状に
形成されており、本実施例では、スプロケット13近傍
の角部に減速手段として機能する案内面25が形成され
ている。この案内面25のスプロケット13の下方部分
は、チェーン11の内側から外側に変位し、アーム21
の先端部がスプロケット13近傍の商品10に接触して
商品10を仕分ける。案内面25は並走位置11aの開
始位置近傍で突出した後に再度チェーン11の軌跡の内
側に位置する。案内面25は並走部位11aの開始位置
においてチェーン11の内側に位置した後、徐々に再度
チェーン11の外側に位置し、ローラ24がアーム21
の回転ピン21aと同じ高さとなるように、平な案内面
26に連なる。
【0029】カム板17のスプロケット14側の部位に
は案内面27が形成されている。案内面27は案内面2
6に連なっており、案内面27は並走部位11aの終了
位置近傍で案内面26から再びチェーン11の内側に推
移する。
【0030】爪部12の動きは、スプロケット13の前
側でチェーン11に対して徐々に起立してゆき、チェー
ン11の並走部位11aの開始位置Aで商品10に当接
する。爪部12は商品10に当接した後、案内面25が
チェーン11の内側に変位するので、スプロケット13
の半径方向に延びる直線に対して進行方向の後方に倒れ
た状態となってスプロケット13の周囲を回動する。
【0031】案内面25側から案内面26に推移する部
位において、案内面25が徐々にチェーン11の外側に
変位しているために、爪部12はチェーン11に対して
直交方向に向くように徐々に立ち上がってゆき、案内面
26ではチェーン11に対して直交方向を向く。案内面
26から案内面27に推移すると、案内面27が再度チ
ェーン11の内側に変位するので、基部20の位置に対
してローラ22の位置が遅れ、爪部12が後方に倒れて
ゆく。
【0032】これによって、ローラ22が商品10を搬
送させるときに、並走位置11aの終了位置Bの近傍で
商品10が搬送棒18に受け渡されるまで、矢印19方
向のローラ22の速度成分が一定となる。
【0033】尚、スプロケット13、14において爪部
12の先端部が遅れるということは、スプロケット1
3、14の歯列に沿って爪部12が回転する際のローラ
22の角速度が基部20の角速度に較べて遅くなること
であり、これによって、爪部12が並走位置11aの開
始位置から終了位置まで一定の速度で移動する。
【0034】搬送棒28は、矢印19に平行な方向に循
環移動するもので、商品10の上方から下降して商品1
0の後方に位置し、搬送ベルトの進行方向である矢印1
9方向に移動して所定個数に仕分けられた商品10を爪
部12から受け取るものである。搬送棒28の両端部
は、チェーンなどの無端部材により支持されており、商
品10を矢印19方向に移動させた後に再度上昇して案
内面26と案内面27の境界部近傍に移動する。
【0035】図2は、本発明の請求項3、4の実施例で
あり、この図2に示す定量仕分け装置は、図1にしめす
定量仕分け装置に対して、商品10を揃えて個数を確認
し易くするギア28と、商品10の前側を受ける受け部
材としてのストッパ29と、ストッパ29の起倒を行う
ためのカム30とが付加されている。
【0036】ギア28は周面に商品10を保持可能な凹
部28aを備えており、矢印31に示すように回転して
商品10を整列させて、商品10の個数を揃え易くして
いる。
【0037】ストッパ29はチェーン11に連結されて
スプロケット13〜16の歯列と噛み合う連結用の基部
32と、商品10の周面に面接触しうる保持面33aを
備えた起倒部33と、起倒部33を基部32に回動可能
に軸支するピン34と、起倒部33の先端部に設けられ
るローラ35とを備えている。
【0038】カム30は、カム板17と略同じように連
なった形状をしているが、チェーン11の並走部位11
aにおいて形状がカム板17と異なっている。即ち、カ
ム30は、スプロケット13をチェーン11が通過する
部位あたりで、チェーン11の内側(図面中下側)に設
けられており、並走部位11aの終了位置近傍で案内面
26と案内面27との境界部近傍でチェーン11の外側
に突出して再度カム板17とおなじ案内面を形成するよ
うになっている。
【0039】尚、図1及び図2において爪部12のアー
ム21及びストッパ29の起倒部33を回動させる場合
には、アーム21のローラ24をカム17によって案内
する方法、或はストッパ33のローラ35をカム30に
よって案内する代わりの構成として、カム17或はカム
30の代わりにワイヤ、ケーブル、チェーン、ベルト等
の無端部材を用い、このワイヤ、ケーブル、チェーン、
ベルト等に爪部12のアーム21或はストッパ29の起
倒部33を回動可能に取付け、ワイヤ、ケーブル、チェ
ーン、ベルト等をスプロケット、プーリ、シリンダ或は
案内板によって循環させるように構成することも考えら
れる。尚、爪部12が方向転換を行なう時の曲率中心
は、カム板17の案内面25及び案内面27の曲率中心
に相当し、ワイヤなどの支持部材が循環するときに爪部
12が案内面25あるいは案内面27の曲率中心側に移
動することにより、爪部12が後ろに倒れて方向転換時
の周速を減速させる。
【0040】
【効果】本発明の請求項1ないし請求項5にかかる定量
仕分け装置によれば、並走領域の終了位置において受け
部材が物品の列中に進入して搬送物品の列の前を支え、
搬送物品が受け部材と後ろの爪部との間に挟持された状
態となり、仕分けられた物品同士が並走領域中において
前後動して相互に衝突することが防止される。
【0041】又、本発明の請求項4ないし請求項5にか
かる定量仕分け装置によれば、受け部材の起倒部が並走
区間の終了位置近傍で搬送物品の列に進入するので、爪
部によって仕分けられた搬送物品を衝突しないように支
持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1及び請求項2の実施例にかか
る定量仕分け装置にの主要構成部を示す概略図
【図2】本発明の請求項3及び請求項4の実施例にかか
る定量仕分け装置の主要構成を示す概略図
【図3】従来の定量仕分け装置の概略構成を示す説明図
【符号の説明】
10 商品 11 チェーン(無端部材) 12 爪部 13 スプロケット 14 スプロケット 15 スプロケット 16 スプロケット 17 カム板 18 搬送棒 19 商品の搬送方向 20 基部 21 アーム 22 ローラ 23 ローラ 24 ローラ 25 案内面 26 案内面 27 案内面 29 ストッパ 30 カム 31 矢印 32 基部 33 起倒部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の物品が整列して一方から他方に搬送
    される搬送領域近傍に並設されるとともに、この搬送領
    域近傍に配設される部位が前記物品の搬送方向と同方向
    に並走する循環式の無端部材を備え、この無端部材に前
    記物品の列に進入する爪部を設けた定量仕分け装置にお
    いて、 前記爪部を、前記無端部材に支持される基部と、前記物
    品の列内に進入するようにこの基部に回動自在に支持さ
    れる回動部とで構成し、 少なくとも前記無端部材の並走区間の近傍に、前記爪部
    の回動部を起立させる支持部材を設け、この支持部材の
    並走領域の開始位置近傍及び並走領域終了位置近傍に、
    前記爪部の回動部を爪部の支持軸より遅れて進行させる
    手段が設けられていることを特徴とする定量仕分け装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1の定量仕分け装置であって、 前記爪部の回動部にアームが設けられるとともに、前記
    支持手段はカム板により構成され、爪部のアームはこの
    カム板に支持されていると共に、このカム板には、前記
    並走区間の開始時及び終了時において前記爪部が方向転
    換する際に前記回動部を支持する案内面がそれぞれ設け
    られ、この案内面は、前記アームの支持位置を前記爪部
    の支持軸の支持位置よりも方向転換時の曲率中心側に位
    置させるように形成されていることを特徴とする定量仕
    分け装置。
  3. 【請求項3】請求項1の定量仕分け装置であって、 前記支持部材はリング状部材により構成され、このリン
    グ状部材と前記爪部の回動部とは、一方の端部が回動部
    に連結され、他方の端部がリング状部材に連結されるア
    ームにより連結され、 前記リング状部材は、前記無端部材の並走区間にて前記
    無端部材と並走すると共に、並走区間の開始位置及び終
    了位置近傍にて前記アームの支持位置を前記爪部の支持
    軸の支持位置よりも方向転換時の曲率中心側に位置させ
    る方向転換部を有することを特徴とする定量仕分け装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1若しくは請求項3のいずれかの定
    量仕分け装置であって、 前記無端部材の隣合う前後の爪部の間には、爪部によっ
    て押される物品の列の前端側を受ける受け部材が、前記
    物品の配送領域に対して進退するように回動可能に設け
    られ、 前記並走領域の終了位置近傍に、この受け部材を搬送物
    品の列中に進入させる案内部材が設けられていることを
    特徴とする定量仕分け装置。
  5. 【請求項5】請求項4の定量仕分け装置であって、 前記受け部材は、前記無端部材に連結される一対の連結
    部を備えた基部と、この基部に回動自在に支持されると
    ともに物品の列中に対して進退可能な起倒部とを備え、 前記案内部材が前記起倒部の起立手段を構成しているこ
    とを特徴とする定量仕分け装置。
JP5354393A 1993-03-15 1993-03-15 定量仕分け装置 Pending JPH06270920A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014169091A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Oshikiri:Kk パン包装装置及びパン搬送システム
CN105599964A (zh) * 2015-10-13 2016-05-25 无锡佳健医疗器械股份有限公司 平柄针灸针自动分料器

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JP2014169091A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Oshikiri:Kk パン包装装置及びパン搬送システム
CN105599964A (zh) * 2015-10-13 2016-05-25 无锡佳健医疗器械股份有限公司 平柄针灸针自动分料器

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