JPH06269600A - 業務用アイロン - Google Patents

業務用アイロン

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JPH06269600A
JPH06269600A JP8525193A JP8525193A JPH06269600A JP H06269600 A JPH06269600 A JP H06269600A JP 8525193 A JP8525193 A JP 8525193A JP 8525193 A JP8525193 A JP 8525193A JP H06269600 A JPH06269600 A JP H06269600A
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JP
Japan
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iron
arm
attached
ironing board
horizontally
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JP8525193A
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Hiromitsu Togawa
弘光 戸川
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PAN AUTOM KK
SUWA SEISAKUSHO YUGEN
SUZUSA GOKIN CHUZOSHO KK
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PAN AUTOM KK
SUWA SEISAKUSHO YUGEN
SUZUSA GOKIN CHUZOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さなこて面積においてスチームのランニン
グコストを節約しながら過度の加圧や加熱を及ぼすこと
のない自動プレスアイロンの提供を目的とする。 【構成】 ベース(1)に立設した支柱(3)にアイ
ロン台(51)を横方向に取り付け、アイロン台(5
1)上方側の支柱(3)にはアーム(18)を横方向に
且つ昇降スライド可能に取り付け、アーム(18)には
昇降移動して自重によりアイロン台(51)をプレスす
るこて(31)を水平スライド可能に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は業務用の自動プレスアイ
ロンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用の自動プレスアイロンには
アームプレス型ホフマン式アイロンが知られていた。こ
れはアイロン台に対応する大きさの広面積のこてを全面
的にスチーム加熱して、該こて面を上方から揺動下降さ
せてアイロン台にプレスするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例にお
いては、以下に挙げるような欠点が認められていた。 (1)広面積を有するこて全面をスチーム加熱するため
過大な加熱エネルギーを必要として、スチームのランニ
ングコストが高額となっていた。 (2)こて全面で上方からプレスするため、服類の裏面
にあるひだ、中割り、あるいはほつれ防止用のロック部
分等の凹凸が、プレスされた服類の表面側に「あたり」
としてそのまま現れてしまう。 (3)こてによるプレスをした後で、上記のような「あ
たり」を除去するためのスチームがけを行うとアイロン
効果が悪くなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決するため本発明は、第1の特徴としてベース1に立設
した支柱3にアイロン台51を横方向に取り付け、アイ
ロン台51上方側の支柱3にはアーム18を横方向に且
つ昇降スライド可能に取り付け、アーム18にこて31
を水平スライド可能に取り付けてなる。第2の特徴とし
てベース1に立設した支柱3にアイロン台51を横方向
に取り付け、アイロン台51上方側の支柱3にはアーム
18を横方向に取り付け、アーム18には昇降移動して
自重によりアイロン台51をプレスするこて31を取り
付けてなる第3の特徴としてベース1に立設した支柱3
にアイロン台51を横方向に且つ回動可能に取り付け、
アイロン台51上方側の支柱3にはアーム18を横方向
に且つ昇降スライド可能に取り付け、アーム18にこて
31を水平スライド可能に取り付けてなる。第4の特徴
としてベース1に立設した支柱3にアイロン台51を横
方向に取り付け、アイロン台51上方側の支柱3にはア
ーム18を横方向に且つ昇降スライド可能に取り付け、
アーム18には昇降移動して自重によりアイロン台51
をプレスするこて31を水平スライド可能に取り付けて
なる。
【0005】
【作用】アーム18をアイロン台51に向けて下降さ
せ、アイロン台51に当接したこて31が上昇し、こて
31の荷重がアイロン台51にのった段階でアーム18
の下降を停止してこて31を水平スライドさせると、過
大な加圧、加熱を服類に及ぼすことなくアイロン処理を
行える。この際、アイロン台51を左右方向に回転させ
れば小さなこて31でも服類をずらすことなく隅々まで
アイロン処理を行える。このためこて31の押圧面を小
さくでき、スチームのランニングコストがかからない。
【0006】
【実施例】以下図示する実施例につき詳述すると、平面
視コ字状に配置された接地フレーム1の後方側には、補
強リブ2を介して中空状の支柱3が立設されている。支
柱3の上端部にはトップフレーム4が付設されており、
トップフレーム4背面側には可逆回転自在のモータ6を
収容したケース7が取り付けられている。トップフレー
ム4内にはスプロケット用の2本の軸8と9が前後して
左右水平方向に軸支されており、両軸8,9にはスプロ
ケット8aと9aが嵌着されている。また後方軸8はそ
の一端がトップフレーム4側面から突出して、該突出端
にはプーリ8bが嵌着されており、該プーリ8bが前記
モータ6に取り付けられたプーリ6bと歯付ベルト11
により巻き掛けられている。スプロケット8aと9aに
はチェン12が巻き掛けられ、その一端は支柱内部を下
方へ伸びてチェン12下端側にはバランスウエイト13
が付設されており、チェン12他端は後述するアーム基
端部18bに取り付けられている。
【0007】支柱3上方側の両側面には上下方向にレー
ル16が敷設されている。一方、支柱3の周囲を取り囲
むスライドフレーム17の両側面の各コーナーには前記
レール16に係合するガイドローラ18が付設され、ス
ライドフレーム17はレール16に沿って支柱3上方側
を昇降スライドするように支柱3に取り付けられてい
る。スライドフレーム17の正面側にはアーム18が前
後水平方向に固設されており、該アーム18はモータ6
の駆動により連動するチェン12を介してスライドフレ
ーム17と共に昇降移動することになる。アーム本体部
18aの基端側には軸21が左右水平方向に貫通軸支さ
れ、該軸21の両突出端にはプーリ21a,21bが嵌
着されている。一方、アーム基端部18bの下面にはモ
ータ23を収容したケース24が取り付けられており、
プーリ21aはモータ23に取り付けられたプーリ23
aと伝動ベルト26で巻き掛けられている。アーム本体
部18aの先端側にはプーリ21bと同一側に突設され
たプーリ27が軸支されており、プーリ21bとプーリ
27はエンドレスな歯付のベルト28によって巻き掛け
られている。
【0008】ベルト28にはスチーム加熱性のこて31
を装備したスライダー32が固定して取り付けられてお
り、ベルト28の回転移動に伴いスライダー32もアー
ム本体部18a沿いに前後動する。この際、アーム本体
部18aの下面に沿ってレール33が設けられており、
スライダー32に付接されているガイドローラ34がレ
ール33に係合することでスライダー32の前後方向ス
ライドをガイドしている。レール33には一定間隔毎に
停止用リミットスイッチ36が配設されて任意の位置で
スライダー32を停止可能にしており、またアーム本体
部18aの先端側と基端側にはそれぞれストッパ37,
38が備え付けられており、過誤操作による事故を防止
している。このようにこて31がスライドしながら限ら
れた面積でアイロン作業が行われるため、アイロンがけ
の際、服類に及ぶ加圧力、加熱力も瞬間的なものとな
り、過大な加圧力、加熱力が及ぶことがない。また手動
アイロンと同様にアイロンがけが正確に仕上がる。
【0009】次にスライダー32にこて31が昇降自在
に取り付けられる構造につき説明すると、図3に示すよ
うにストッパプレート41の各コーナーにはボス42が
固定されており、該ボス42には昇降軸43が昇降スラ
イド可能に嵌合され、昇降軸43上端にはフランジ44
を介して昇降プレート46が取り付けられている。該昇
降プレート46には上部プレート47とストッパプレー
ト41を連結するための連結ピン48が挿通されてい
る。このような構造においてアーム18が下降してい
き、こて31がアイロン台51に乗った段階でさらにア
ーム18が下降すると、こて31は昇降軸43及び昇降
プレート46と共に上昇するためアイロン台51上にこ
て31が自重のみによって乗ることになる。このように
してこて31の自重のみでアイロンがけの加圧が行われ
るため、この点でも服類に過大な加圧や加熱が及ぶ事態
が防止されている。またスチーム加熱性のこて31の押
圧面は湾曲凹面を形成しており、凹状押圧面から熱が逃
げにくいため加熱エネルギーの節約になる。
【0010】支柱3基端部の正面側には下部ケーシング
52が設置され、下部ケーシング52にはモータ53が
内蔵されている。下部ケーシング52上面にはハウジン
グ54が載置固定されて該ハウジング54には軸受け5
6を介して主軸57が180°回転自在に軸支されてい
る。モータ53及び主軸57に軸支されたプーリ53
a,57bは下部ケーシング52及びハウジング54の
背後面からそれぞれ突出して、ベルト58により巻き掛
けられている。
【0011】主軸57先端側にはフランジ59を介して
アイロン台51が固設されている。この場合アイロン台
51はパンチングメタル等により長円形又は随円形断面
のドラム状に形成され、周面に通気性を有する1〜2c
m程度の耐熱性クッションが装着され、クッション表面
に耐熱性の表皮が被着されている。またフランジ59及
び主軸57には孔61が穿設され、該孔61はバキュー
ム用管(図示しない)を通じてバキューム装置(図示し
ない)に接続されており、こて31押圧面から放出され
るスチームを吸収する。このようにアイロン台51が自
在に回転することから、ズボン、パンタロンやスカート
等の中にアイロン台51を挿入した状態でアイロン作業
を行えば、該服類の反対面をアイロンがけするには、そ
のままアイロン台51を180°回転させればよい。
【0012】
【発明の効果】以上の如く構成される本発明によれば、
以下に挙げる諸効果を奏することができる。 (1)従来のアームプレス型ホフマン式アイロンに比し
てこての押圧面積が小さくて足りるため、スチームのラ
ンニングコストが節約されて経費節減につながる。 (2)小さなこてが水平スライドするため手動アイロン
と同様の正確さに仕上げることができ、特に「あたり」
が服類の表面側に出ない。 (3)こてがアームに対し昇降自在であり、こての自重
のみによりプレスするため過大な押圧や加熱を服類に及
ぼすことがない。このため服類を傷めることがなく、ま
た服類に「てかり」と称する表面の光沢を生じることが
ない。 (4)こてが自動水平スライドし且つアイロン台が自動
回転するため、手動アイロンに比して作業者の疲労が極
めて少なく関節炎等の病気にもならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体側面図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】スライダーの構造を示す拡大断面図である。
【図4】支柱の拡大断面図である。
【図5】アイロン台の正面拡大図である。
【符号の説明】
1 ベース 3 支柱 18 アーム 31 こて 51 アイロン台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸川 弘光 東京都江戸川区一之江2−8−15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース(1)に立設した支柱(3)にア
    イロン台(51)を横方向に取り付け、アイロン台(5
    1)上方側の支柱(3)にはアーム(18)を横方向に
    且つ昇降スライド可能に取り付け、アーム(18)にこ
    て(31)を水平スライド可能に取り付けてなる業務用
    アイロン。
  2. 【請求項2】 ベース(1)に立設した支柱(3)にア
    イロン台(51)を横方向に取り付け、アイロン台(5
    1)上方側の支柱(3)にはアーム(18)を横方向に
    取り付け、アーム(18)には昇降移動して自重により
    アイロン台(51)をプレスするこて(31)を取り付
    けてなる業務用アイロン。
  3. 【請求項3】 ベース(1)に立設した支柱(3)にア
    イロン台(51)を横方向に且つ回動可能に取り付け、
    アイロン台(51)上方側の支柱(3)にはアーム(1
    8)を横方向に且つ昇降スライド可能に取り付け、アー
    ム(18)にこて(31)を水平スライド可能に取り付
    けてなる業務用アイロン。
  4. 【請求項4】 ベース(1)に立設した支柱(3)にア
    イロン台(51)を横方向に取り付け、アイロン台(5
    1)上方側の支柱(3)にはアーム(18)を横方向に
    且つ昇降スライド可能に取り付け、アーム(18)には
    昇降移動して自重によりアイロン台(51)をプレスす
    るこて(31)を水平スライド可能に取り付けてなる業
    務用アイロン。
JP5085251A 1993-03-19 1993-03-19 業務用アイロン Expired - Lifetime JP2541904B2 (ja)

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Cited By (4)

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JP2541904B2 (ja) 1996-10-09

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