JPH06269563A - 電子占い装置 - Google Patents

電子占い装置

Info

Publication number
JPH06269563A
JPH06269563A JP5086868A JP8686893A JPH06269563A JP H06269563 A JPH06269563 A JP H06269563A JP 5086868 A JP5086868 A JP 5086868A JP 8686893 A JP8686893 A JP 8686893A JP H06269563 A JPH06269563 A JP H06269563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fortune
data
day
celestial body
birth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5086868A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Kita
一記 喜多
Koichi Matsuzawa
晃一 松沢
Naoe Yoshikawa
直枝 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP5086868A priority Critical patent/JPH06269563A/ja
Publication of JPH06269563A publication Critical patent/JPH06269563A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Calculators And Similar Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 西洋占星術に基づいた運勢の占いを極めて容
易に実行できる電子占い装置を提供する。 【構成】 CPU1により他の回路部を制御する構成と
し、RAM7に記憶している出生時データに基づいて出
生時における天体の位置データを求めると共に、日付計
数回路5により計時した日付データによる当日或いはス
イッチ部8のスイッチ操作により設定された任意の日の
天体の位置データを求め、両天体の位置データより当日
或いは任意の日における運勢を得て、これらを表示部9
に表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、西洋占星術に基づいた
電子占い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天体(すなわち、太陽、その惑星
および月)の位置により対象とする者の運勢を占う西洋
占星術が普及している。この西洋占星術においては、天
文の運動に関する計算、或いは予め各ケースについて上
記計算を行なった結果を表にしたものにより運勢を求め
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記計算およ
び表の利用は、実際に行なってみるといずれもそれほど
容易でなく、ある程度の熟練を要する。すなわち西洋占
星術の利用は、比較的面倒なものであり、誰もが利用で
きるというものではなかった。本発明は、上述の如き事
情に鑑みてなされたものであり、極めて容易に西洋占星
術に基づいた運勢の占いを実行できる電子占い装置の提
供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記目的を達
成するために出生時データを記憶する出生時データ記憶
手段と、これに記憶されている出生時における天体の位
置データを求める天***置算出手段と、計時した日付に
係る当日或いは設定された任意の日の天体の位置データ
を求める天***置算出手段と、前記出生時の天***置デ
ータと前記当日或いは任意の日の天***置データとから
当日或いは任意の日の運勢データを求める運勢算出手段
と、この当日運勢算出手段で得られた当日の運勢データ
を表示する運勢表示手段とを設けた。
【0005】
【作用】記憶している出生時データに基づいて出生時に
おける天体の位置データを求めると共に、計時した日付
データによる当日或いは設定された任意の日における天
体の位置データを求め、両天体の位置データより上記当
日或いは任意の日における運勢を算出し、更に、算出し
た運勢を表示するようにした。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本願発明を
具体的に説明する。なお、本実施例は、電子腕時計に本
願発明を適用したものである。図1は、本実施例の回路
構成を示すものである。すなわち、本実施例は、CPU
1を中心にし、他の回路部がこれに接続する構成となっ
ており、CPU1は接続する各回路部に制御信号を送っ
てそれら各回路部を制御すると共に、送られてきたデー
タを処理、加工して送出する回路部である。発振回路2
は、常時、一定周波数信号を送出している回路部であ
り、分周回路3は、発振回路2からの上記一定周波数信
号を所定の周波数にまで分周した上で時刻計数回路4に
送出する回路部である。時刻計数回路4は分周回路3か
ら送られてきた上記信号を計数して現在時刻データを得
て、これをCPU1に送出すると共に午前0時を計時す
る毎に日キャリー信号をCPU1および日付計数回路5
に送出する回路部である。日付計数回路5は、時刻計数
回路4からの上記日キャリー信号を計数して当日の日付
データを得て、この日付データをCPU1に送出する回
路部である。
【0007】ROM6は、電子占い装置としての各種処
理に係るプログラム等を固定的に記憶しており、CPU
1の制御の下にそれらを、順次、CPU1に送出する回
路部である。RAM7は、後述の各種記憶部およびレジ
スタを備え、CPU1の制御の下に、CPU1からのデ
ータ等を記憶し、また記憶しているデータ等を読出して
CPU1に送出する回路部である。スイッチ部8は、各
種スイッチを備え、それらのいずれかが操作されたとき
に、対応するスイッチ入力信号をCPU1に送出する回
路部である。表示部9は、後述の液晶表示パネル10を
備え、これにCPU1からのデータを表示する回路部で
ある。
【0008】図2(a)および(b)は、それぞれ前記
RAM7内のデータ記憶部DMおよびレジスタ部RMの
構成を示すものである。図2の(a)に示すデータ記憶
部DMにおいて、対象者データ部TMは、占いの対象と
なる4人の者(以下、それぞれを対象者という)の各種
データを記憶する記憶部であり、上記4人の対象者にそ
れぞれ対応する4行からなり、各行は、出生時データ記
憶部BD、出生時天***置記憶部BA、当日運勢記憶部
TU、当日ラッキー・ポイント記憶部TL、サーチ日運
勢記憶部SUからなっている。そして出生時データ記憶
部BDには、その対象者の名前、生年月日、出生時刻、
出生地における時差、出生地の経度および緯度がそれぞ
れ記憶される。また、出生時天***置記憶部BAにはそ
の対象者の出生時における天体(すなわち太陽、月、水
星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王
星)および出生時におけるアセンダント(すなわち出生
時に東の地平線から上昇している星座)の位置データ
(後述の地心黄経等)がそれぞれ記憶される。当日運勢
記憶部TUには、当日におけるその対象者の各種運勢
(すなわち愛情運、金銭運、健康運、仕事運、対人関係
運)の程度を示すデータ(5段階表示で1〜5の値とな
る)およびこのデータの基礎となったデータ(出生日に
おける各天体の位置データおよび出生日における各天体
の位置と当日の月等の位置とがなす角度すなわち当日の
アスペクト等)がそれぞれ記憶される。
【0009】当日ラッキー・ポイント記憶部TLには、
当日の月の位置に係る後述のハウスおよびこのハウスに
基づいて求められる当日のラッキー・ポイントすなわち
ラッキー数字、ラッキーカラー、および相性のよい星座
(2個)がそれぞれ記憶される。サーチ日運勢記憶部S
Uには、指定された任意の日(以下サーチ日という)に
おけるその対象者の各種運勢(すなわち愛情運、金銭
運、健康運、仕事運、対人関係運)の程度をそれぞれ示
すデータ(5段階表示で1〜5の値となる)およびこの
データの基礎となったデータ(出生日における各天体の
位置データおよび出生日における各天体の位置と上記サ
ーチ日の月等の位置とがなす角度すなわちサーチ日のア
スペクト等)がそれぞれ記憶される。
【0010】また前記データ記憶部DM内の当日天***
置記憶部TAには、当日の午前12時における天体(前
述の如く太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天
王星、海王星、冥王星)の位置データがそれぞれ記憶さ
れるメモリが設けられている。サーチ日天***置記憶部
SAには、サーチ日の午前12時における上記各天体の
位置データがそれぞれ記憶される。ホラリー占い結果記
憶部HMには、その時点における吉凶を占うべく、スイ
ッチ操作した場合に、その占いの結果を示すコード番
号、すなわち吉なら0、凶なら1、不明なら2が記憶さ
れる。
【0011】図2の(b)に示すレジスタ部RM内のモ
ードレジスタQはモードを指定するレジスタであり、セ
ット値が0のときは、時刻計数回路4からの現在時刻、
当日の各種運勢等を表示部9の液晶表示パネル10に表
示する基本時計モード、セット値が1のときは、指定し
た任意の日すなわちサーチ日における各種運勢等を上記
液晶表示パネル10に表示する占いモード、そしてセッ
ト値が2のときは出生時における各天体の位置等を液晶
表示パネル10に表示する出生ホロスコープモードをそ
れぞれ指定する。表示データ種レジスタUは、上記基本
時計モードにおいて、液晶表示パネル10に表示するデ
ータを指定するレジスタであり、セット値が0のとき
は、時刻および日付等、セット値が1のときは、当日の
各種運勢等、セット値が2のときは、当日のラッキーポ
イント(ラッキーナンバー、ラッキーカラー等)を、そ
れぞれ指定する。ホラリー占いフラグFHは、上記時計
モードにおいて、特定のスイッチ(後述の如くスイッチ
S4)を操作し、その時点における吉凶を占うホラリー
占いに際し、1がセットされるフラグレジスタである。
セット状態フラグFPは、上記基本時計モードにおい
て、当日の日付、現在時刻の修正、又はこの装置を使用
する当地の時差、経度、緯度の設定を行なう際のセット
状態において1がセットされるフラグレジスタである。
【0012】対象者指定レジスタEは、0〜3のいずれ
か値がセットされ前記4人の対象者のいずれの者の運勢
等を液晶表示パネル10に表示するかを指定するレジス
タである。サーチ日レジスタZは、前記占いモードにお
いて、サーチ日の日付がセットされるレジスタである。
表示データ種レジスタPは、占いモードにおいて、液晶
表示パネル10に表示するデータを指定するレジスタで
あり、セット値が0のときは、サーチ日における全運勢
等、セット値が1のときはサーチ日における各運勢毎に
その運勢とその根拠となる前記アスペクト、セット値が
2のときは、サーチ日における各天体の位置を、それぞ
れ指定する。運勢種指定レジスタVは、上記表示データ
種レジスタPのセット値が1で、サーチ日における各運
勢毎に、順次、運勢とその根拠を液晶表示パネル10に
表示していく際に、いずれの運勢について表示せしめる
かを指定するレジスタであり、セット値が0のときは愛
情運、1のときは金運、2のときは健康運、3のときは
仕事運、4のときは対人関係運を、それぞれ指定する。
天体指定レジスタWは、上記表示データ種レジスタPの
値が2でサーチ日における各天体の位置を液晶表示パネ
ル10に表示していく際に、表示する天体を指定するレ
ジスタであり、0〜9のセット値により、順次、太陽、
月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、
冥王星が指定されていく。
【0013】表示データ種レジスタFは、前記出生ホロ
スコープモードにおいて、前記対象者の名前、出生時の
各天体の位置等のデータを液晶表示パネル10に表示し
ていく際に、表示すべきデータ種を指定するレジスタで
あり、0〜11のセット値により、順次、対象者の名
前、出生時の太陽、月、水星、……冥王星の各位置、お
よび前記アセンダントの位置を指定していく。出生時デ
ータセット状態フラグFSは、上記出生ホロスコープモ
ードにおいて、前記対象者の出生年月日、出生時刻、名
前、出生地データをセットする際の出生時データセット
状態において1がセットされるフラグレジスタである。
【0014】図3は、本実施例の外観正面および前記表
示部9の液晶表示パネル10における表示体の配設状態
を示すものである。すなわち、前記スイッチ部8のスイ
ッチS1〜S4が側面に取付けられている円形状のケー
ス11の外周側面前方部にはリング状の回転ベゼル11
aが回動自在に取付けられ、またこの円形状のケース1
1の正面中心部にはこのケース11の中心と中心が一致
するように円形状の液晶表示パネル10が取付けられて
いる。回転ベゼル11aの正面部は、印刷表示の直線に
より12等分され、区分されたそれぞれの部分は後述の
各ハウスに割当てられており、そのハウス番号1〜12
が印刷表示されており、また、ハウス番号1のハウス
(すなわちハウス番号1が印刷表示されている部分)と
ハウス番号12のハウスの境界部には前記アセンダント
を表わすアセンダントマーク11bが印刷表示されてい
る。液晶表示パネル10の最外周部に設けられている円
環状の宮表示部11cは、印刷表示の直線により12等
分され、区分されたそれぞれの部分には、黄道12宮の
各宮に割当てられており、その宮に係る星座のシンボル
マークを表示する表示体が配設されている(なお、上記
12等分のための直線は、時計の1、2、3……12時
の位置から中心に向いている)。
【0015】上記宮表示部11cの内側に設けられてい
る円環状の天***置表示部13は、上記宮表示部11c
に対応して、12等分されており、各区分には、各天体
を表わす星形表示体が3個ずつ等間隔で配されている
(10°間隔で配されている)。上記円環状の天***置
表示部13の内側部の運勢表示体部14には左側から愛
情運、金運、健康運、仕事運、対人関係運をそれぞれ表
わす5個の表示体が配設されている。また、ドット表示
部15には、上記運勢表示体部14の各表示体に対応し
て5×5のマトリックス表示体部が5個、配設されてい
る。このドット表示部15の下方には、天体マーク表示
体部16が設けられており、左側から順次、太陽、月、
水星、金星、……、冥王星を表わすシンボルマークの表
示体が配設されている。そしてこの天体マーク表示体部
16の右下方には前記アセンダントを表わすアセンダン
ト表示体19が配されており、更に、このアセンダント
表示体19の左側には「19」と「20」の数字表示体
が配されているが、これは、前記占いモード或いは出生
ホロスコープモードにおいて、前記サーチ日或いは出生
日の日付の年が1900年代か2000年代かを表示す
るのに用いられる。
【0016】デジタル表示部17には、時刻、日付を表
示するための6桁分の7セグメント表示体等が配設され
ている。またこのデジタル表示部17の下方には対象者
表示部18が設けられ、それぞれ4人の対象者に対応す
る4個の対象者マーク表示体が配設されている。
【0017】次に、以上の如くに構成された本実施例の
動作について説明する。図4は、本実施例の動作の概要
を示したジェネラルフローチャートである。すなわち、
ステップS1では、時刻計数回路4からの日キャリー信
号があったかを判断し、なかったときは、直接、ステッ
プS5に進が、上記日キャリー信号があったときは、ス
テップS2で、新たに当日となった日の午前12時にお
ける各天体の位置を求め、それらを前記当日天***置記
憶部TAに記憶する当日天***置算出、記憶処理を実行
し、次のステップS3で、対象者4人についての当日の
各運勢を求めて対応する4つの当日運勢記憶部TUにそ
れぞれ記憶する当日運勢算出、記憶処理を実行し、更に
ステップS4では、上記対象者4人について当日のラッ
キーポイントを求めてそれらを対応する4つの当日ラッ
キー・ポイント記憶部TLにそれぞれ記憶する当日ラッ
キー占い算出、記憶処理を実行し、然る後にステップS
5に進む。
【0018】ステップS5では、スイッチ部8のスイッ
チS1〜S4のいずれかのスイッチが操作されスイッチ
入力が送られてきているかを判断し、送られてきていな
いときは、直接、ステップS7に進むが、送られてきて
いるときは、ステップS6に進み、対応するスイッチ処
理を実行し、然る後に、ステップS7に進む。そしてス
テップS7では、その時点で、表示が指示されているデ
ータを前記液晶表示パネル10に表示し、その後ステッ
プS1に戻る。
【0019】図5以降の各図面は、上記図4の各処理
を、詳細に示すフローチャート等である。以下、これら
の図面を利用して、各種状態毎に、その状態における動
作を、順次、詳細に説明していく。
【0020】(イ)午前0時における動作 日々、夜中の午前0時には、以下の如き動作がなされ
る。すなわち、図4の前記ステップS1で日付が変わり
時刻計数回路4から日キャリー信号が送られてきたこと
を検出し、次のステップS2すなわち図5の当日天***
置算出、記憶処理に進む。当該処理においては、先ず、
ステップS10では、当日の正午における各天体の地心
黄経(すなわち地球を中心としたときの黄経)を求める
が、この場合、具体的には、図6のフローチャートに従
って実行される。すなわちこの図6のステップS15で
は当日のユリウス日を算出するが、この算出は、図7に
示すフローチャートに沿って実行される。この図7のフ
ローチャートにおいて、Y、M、Dは、それぞれ対象と
する日すなわち当日の西暦による年、月、日データであ
り、また求められたユリウス日はステップS31におい
てレジスタJにセットされる。このようにして、図6の
ステップS15でユリウス日を求めた後には、同図ステ
ップS16に進み暦表時、ユリウス暦を算出することに
なるが、この場合、具体的には、図8のフローチャート
に沿った処理が実行され、暦表時がレジスタETに、ユ
リウス暦がレジスタTにセットされる。なお、この図8
のフローチャートにおいて、GMTは、グリニッチ標準
時刻を表わし、Jは前記レジスタJにセットしておいた
ユリウス日である。以上の如くして、図6のステップS
16でユリウス暦を求めた後には、同図のステップS1
7に進み、太陽の地心黄経を算出し、当日天***置記憶
部TA内のメモリLSUNに記憶する。この場合、具体的
には、図9のフローチャートに沿って実行されるが、同
図において、Ai、Ti′、Bi、Ciは、図10の
(a)によって示される各定数であり、TはレジスタT
にセットしておいたユリウス暦であり(以下のフローチ
ャートにおいてもユリウス暦をTと表わす)、またN
は、予め設定されている算出精度に応じた値である。こ
のようにして、図6のステップS17で太陽の地心黄経
を算出して記憶した後には、ステップS18に進み月の
地心黄経を算出し、当日天***置記憶部TA内の所定の
メモリに記憶する。この場合も、具体的には、上述の太
陽の地心黄経算出の場合と、概ね、同様の処理(すなわ
ち図9のフローチャートによる処理)が実行されるが、
Ai、Ti′、Bi、Ci等の各定数としては、図10
の(b)に示すものが用いられる。
【0021】上記の如くして、図6のステップS18で
月の地心黄経を求めて記憶した後には、ステップS19
に進み、各惑星の日心黄経(すなわち太陽を中心とした
ときの黄経)を求めて当日天***置記憶部TA内のメモ
リ部lに記憶するが、この場合、具体的には、図11の
フローチャートで示される処理を各惑星毎に繰返して実
行することになる。なお、図11のフローチャートにお
いて、Ai、Ti′、Bi、Ciは、前述の場合と同様
に惑星毎に与えられる定数であり、例えば水星、金星に
ついては図10の(c)、(e)に示す如きものにな
る。このようにして、図6のステップS19で各惑星の
日心黄経を求めて当日天***置記憶部TAのメモリに記
憶した後には、同図のステップS20に進み、各惑星の
日心黄緯(すなわち太陽を中心とする黄緯)を求めて、
当日天***置記憶部TA内のメモリ部bに記憶するが、
この場合、具体的には、図12のフローチャートに沿っ
た処理が実行される。なお、図12においてAi、T
i′、Bi、Ciは、前述の場合と同様に惑星毎に与え
られる定数であり、例えば水星、金星については、図1
0の(d)、(f)に示す如きものとなる。
【0022】以上の如くして、図6のステップS20で
各惑星の日心黄緯を求めて記憶した後には、同図のステ
ップS21に進み各惑星の地心黄経を求めて、当日天体
位置記憶部TA内のメモリ部λに記憶するが、この場
合、具体的には、図13のフローチャートに沿った処理
が実行される。なお、図13のフローチャートにおい
て、rは、各惑星の平均動経(太陽を中心とする)を表
わし、図14に示す如き値となり、Rは、太陽の地心距
離(地球からの距離)を表わし、1.000001(単
位は天文単位)であり、またb、およびlはそれぞれメ
モリ部b、およびlに記憶されている各惑星の日心黄
緯、日心黄経を表わし、Lは太陽の地心黄経を表わして
いる。このようにして、図6のステップS21で各惑星
の地心黄経を求めて上記メモリ部λに記憶したときに
は、図6の各天体の地心黄経算出、記憶処理すなわち図
5のステップS10の処理を終え、この図5のステップ
S11に進み、上述の如くして算出し、当日天***置記
憶部TAに記憶しておいた各天体の黄経に基づき、各天
体が前記黄道12宮(図3参照)のいずれの宮に属して
いるかを算出し、それら各天体の宮を当日天***置記憶
部TAに記憶する。そして次のステップS12では上記
各天体の黄経が、その属する宮と一つ前の宮の境目より
反時計回り方向に角度として何度だけ進んだ位置になっ
ているかを求めて、その角度(以下、この角度を宮内進
行角という)を当日天***置記憶部TAに記憶してい
く。
【0023】上記の如くして、図5のすなわち図4のス
テップS2の当日天***置算出、記憶処理を実行した後
には、図4のステップS3すなわち図15の当日運勢算
出、記憶処理に進む。当該当日運勢算出、記憶処理にお
いては、先ず、ステップS80では前記4人の対象者の
当日の愛情運について占う。占いの手順は、原則とし
て、当日の月の位置(前記の如く、図4のステップS2
の当日天***置算出、記憶処理において算出して当日天
***置記憶部TAに記憶しいてる)と、対象者の出生日
における金星の位置(後述の如く、出生ホロスコープモ
ードの処理により対象者データ部TMの出生時天***置
記憶部BAに記憶されている)とのなす角度すなわちア
スペクトを求め、このアスペクトにより愛情運を5段階
評価するが、しかし当該角度が±(0°〜10°)、±
(170°〜180°)のときは、当日の太陽の位置と
対象者の出生日の金星の位置との角度(アスペクト)よ
り評価する。上記評価においては、アスペクトが±(5
0°〜70°)のときは4、±(80°〜100°)の
ときは1、±(110°〜130°)のときは5、±
(140°〜160°)のときは2、上記各角度範囲外
のときは3とする。そして上記の如くして占われた当日
の4人の対象者の愛情運は、それぞれ対象者に対応する
当日運勢記憶部TUに記憶される。
【0024】以上の如くして、上記ステップS80の処
理を終えた後には、ステップS81に進み、上記4人の
対象者の当日の金銭運を占い、その結果を当日運勢記憶
部TUに記憶する。占いの手順は、概ね、上述の愛情運
の場合と同様であるが、しかし当日の月(或いは太陽)
の位置と、対象者の出生日の木星(すなわち上記の場合
の如く金星でなく)の位置とのなす角度すなわちアスペ
クトを求めて、これに基づき行なう点で異なっている
(すなわち運勢の評価方法等は同様となっている)。こ
のようにしてステップS81の処理を終えた後は、ステ
ップS82に進み上記4人の対象者の健康運を占い、そ
の結果を当日運勢記憶部TUに記憶する。この場合も占
いの手順は、概ね、上記の場合と、概ね、同様である
が、当日の月(或いは太陽)の位置と、対象者の出生日
の太陽の位置とのなす角度(アスペクト)を求めて、こ
れに基づき評価する。
【0025】上記ステップS82の処理を終えたとき
は、ステップS83に進み、概ね上記同様にして上記対
象者4人に対しては当日の月(或いは太陽)の位置とそ
の対象者の出生日の水星の位置とに基づき仕事運を求め
て当日運勢記憶部TUに記憶する。また、次のステップ
S84でも、概ね、上記同様にして、上記対象者4人に
対して当日の月(或いは太陽)の位置とその対象者の出
生日の月の位置とに基づき対人関係運を求めて当日運勢
記憶部TUに記憶する。
【0026】上記の如くして、図15の当日運勢算出、
記憶処理すなわち図4のステップS3の処理を終えたと
きは、同図のステップS4すなわち図16の当日ラッキ
ー占い算出、記憶処理に進み上記4人の対象者に対して
当日のラッキー占いを行いその結果を当日ラッキー・ポ
イント記憶部TLに記憶する。当該処理においては、先
ず、ステップS85では、当日すなわち占う日(図16
のステップS85においてTの文字は、この占う日を表
わす)の月がいる前記ハウスを算出するが、この場合の
算出は、当日の月の位置と、その対象者の出生日(図1
6のステップS86においてNの文字はこの出生日を表
わす)の前記アセンダントの位置とのなす角度を30で
除し、その商の整数部に1を加算することにより行な
う。次いでステップS86では、上記の如くして求めた
ハウスと図17に示す如きテーブルとに基づいてラッキ
ー数字、ラッキーカラーおよび相性のよい星座を求め
て、それらを上記の如く当日ラッキー・ポイント記憶部
TLに記憶する。例えばハウスが12のときは、ラッキ
ー数字は7で、ラッキーカラーは紫色で、相性の良い星
座はかに座とさそり座ということになる。
【0027】以上のようにして、図16の処理すなわち
図4のステップS4の当日ラッキー占い算出、記憶処理
を終えた後には図4のステップS5に進み、スイッチ入
力信号があったかを判断し、あったときはステップS6
に進み、対応するスイッチ処理を実行した後、ステップ
S7の表示処理に進むが、スイッチ入力信号がなかった
ときはステップS5から、直接、上記表示処理に進み、
その時点で指示されているデータを液晶表示パネル10
に表示し、ステップS1に戻る。
【0028】(ロ)基本時計モードでの動作 日キャリー信号およびスイッチ入力信号がない限り、図
4のステップS1、S5を経てステップS7に進み表示
処理を実行してステップS1に戻るという動作を繰返す
ことになる(すなわち、実質的にはステップS7の表示
処理を繰返すことになる)。
【0029】例えば、いま、24日、木曜日の10時5
8分35秒で液晶表示パネル10の表示が図27のaの
如きもの、すなわち図28のaの如きものになっている
ものとする。この場合、上記図4のステップS7の表示
処理すなわち図26の表示処理においては、先ず、ステ
ップS180でモードレジスタQの値は0で上記基本時
計モードになっていることを判断し、次のステップS1
81でセット状態フラグFPの値は0で、当日の年、
月、日、或いは現在時刻のセットを行なう際のセット状
態にはなっていないことを判断してステップS182に
進む。このステップS182では、ホラリー占いフラグ
FHの値は0になっており、前記ホラリー占いを行な
い、その結果を表示することを指示されていないと判断
して、次のステップS183に進み表示データ種レジイ
タUの値は0であり、日付、曜日等の表示を指示されて
いると判断し、ステップS184で液晶表示パネル10
のドット表示部15に日付計数回路5からの日付(すな
わち24日)と曜日(すなわち木曜日)を表示する。そ
の後、ステップS187では、前述の如くして当日天体
位置記憶部TAに記憶しておいた当日(前述のように正
確には当日の正午)の各天体の位置を表示すべく、宮表
示部11cの各星座マークを点灯し更に天***置表示部
13の星形表示体を各天***置に対応せしめ選択的に点
灯する(なお、この場合、点灯された複数の星形表示体
が、それぞれどの天体の位置を表示しているのかは示さ
れない)。次いでステップS189では、デジタル表示
部17に時刻計数回路4からの現在時刻(すなわち10
時58分35秒)を表示し、更にステップS190で
は、対象者表示部18の4個の対象者マーク表示体のう
ちその時点に対象者指定レジスタEによって指定されて
いる対象者(すなわち占いの結果の表示が指示されてい
る前記対象者)に対応するものを、点灯表示する。な
お、上記図28のaでは、天***置表示部13に7個の
星形表示体だけが点灯表示されているのは、一部天体が
同位置にあり、重複して表示されているためである(前
述の如く、天体は太陽、月、水星、……冥王星の10
個)。
【0030】上記図28のaの表示状態から、当日運勢
記憶部TUに記憶しておいた当日の運勢を表示する状態
に切換えるには、図28に示すようにスイッチS1を操
作する。この場合、該操作を図4のステップS5で検出
し、同図のステップS6すなわち図18のスイッチ処理
へと進み、ステップS90で操作されたのはスイッチS
3ではないことを判断し、次のステップS100でモー
ドレジスタQの値は0で基本時計モードになっているこ
とを判断し、ステップS101すなわち図19の基本時
計モードスイッチ処理へと進む。そして、ステップS1
10でセット状態フラグFPのセット値は0で前記セッ
ト状態になっていないことを判断して、次のステップS
111で、操作されたスイッチはスイッチS1であるこ
とを判断し、ステップS112に進む。このステップS
112ではホラリー占いフラグFHのセット値が0で、
ホラリー占いの実行が求められているのではないことを
判断し、ステップS113に進み、表示データ種レジス
タUの値をそれまでの0から1に変更して運勢の表示を
指示する。
【0031】以上の如くして、図4のステップS6のス
イッチ処理を終えたときは、同図のステップS7すなわ
ち図26の表示処理に進み、前述同様にして、ステップ
S180〜S182を経て、ステップS183に進み、
表示データ種レジスタUの値が既に1になっていること
を判断してステップS185に進み、運勢表示体部14
の各運勢マークを点灯表示すると共に、前述の如くして
算出して当日運勢記憶部TUに記憶しておいた当日の5
種の運勢をそれぞれドット表示部15の5個のマトリッ
クス表示体部に表示する。なお、各マトリックス表示体
部は、前述の如く、5×5のドットマトリックス表示体
からなるので、例えばある運勢の評価(前述の如く5段
階評価となっている)が3のときは、5×5のドットマ
トリックス表示体のうちの下から3行に含まれるものを
点灯して表示することになる。このようにして上記ステ
ップS185で当日の運勢を表示した後には、ステップ
S187以後への処理へと進み、前記同様の動作がなさ
れる。すなわち、ステップS187では、天***置表示
部13に当日の各天***置を表示し、ステップS189
ではデジタル表示部17に現在時刻を表示し、ステップ
S190では運勢が表示されている対象者すなわち対象
者指定レジスタEにより指定されている対象者を対象者
表示部18に表示する。例えば、上記対象者指定レジス
タEによって指定されている対象者の当日の愛情運、金
運、健康運、仕事運、対人関係運が、それぞれ4、4、
3、1、2であるときは、液晶表示パネル10の表示は
図28のbに示す如きものとなる。
【0032】上記運勢表示状態から、前記当日ラッキー
占い算出、記憶処理で当日ラッキー・ポイント記憶部T
Lに記憶しておいたラッキーポイントを表示する状態に
切換えるには、図28に示すように、スイッチS1を操
作する。このとき該操作を、前記同様にして、図19の
ステップS111で検出し、ステップS112を経てス
テップS113に進み、表示データ種レジスタUの値を
1から2に変更して上記ラッキーポイントの表示を指示
する。そして続く表示処理(図26)では、前記同様に
ステップS180〜S182を経てステップS183に
進み、表示データ種レジスタUの値が既に2になってい
ることを判断してステップS186へと進む。このステ
ップS186では、ドット表示部15の左端のマトリッ
クス表示体部に当日ラッキー・ポイント記憶部TLに記
憶されている上記対象者のラッキー数字を表示し、上記
マトリックス表示体部の右側のマトリックス表示体部に
は区切を意味するスラッシュのマークを表示し、更にそ
の右側の3個のマトリックス表示体部には、アルファベ
ット3文字でラッキーカラーを表示する。次いでステッ
プS188では、先ず、宮表示部11cの全星座マーク
を点灯表示し、その上で当日ラッキー・ポイント記憶部
TLに記憶されている上記対象者の相性の良い2つの星
座を、それぞれ星座に係る宮表示部11cの宮に対応し
ている天***置表示部13の3個の星形表示体を点灯す
ることにより、表示する。然る後、前記同様にステップ
S189でデジタル表示部17に現在時刻を表示しステ
ップS190では対象者表示部18に上記ラッキー占い
の対象となっている対象者を表示する。例えば、この対
象者の当日のラッキー数字が6で、ラッキーカラーがピ
ンク色で、相性のよい星座がみずがめ座とふたご座のと
きには、液晶表示パネル10の表示は図28のcの如き
ものになる。
【0033】上記の如くして当日のラッキー・ポイント
を表示した後に、日付、曜日を表示する状態に戻すに
は、図28に示すようにスイッチS1を操作する。この
場合も、該操作を図19のステップS11で検出しステ
ップS112を経てステップS113で表示データ種レ
ジスタUの値を2から0に戻す。そして続く表示処理
(図26)では前記同様の処理(ステップS180〜S
184、S187〜S190)がなされ、上記日付、曜
日が表示される状態(例えば図28のaの状態)に戻
る。
【0034】上記基本時計モードにおいてスイッチS4
を操作したときは、図28に示すように、当該操作を行
なった時点における運勢すなわちホラリー占いの結果が
液晶表示パネル10に表示される。このとき、上記スイ
ッチS4の操作を図19のステップS114で検出し、
ステップS115でホラリー占いフラグFHのセット値
を1とし、次のステップS116でホラリー占いフラグ
FHのセット値が1になったことを確認し、ステップS
117すなわち図20のホラリー占い算出処理へと進
む。そして、ステップS120では、その時点における
太陽と月の地心黄経を算出してホラリー占い結果記憶部
HMに記憶する。この場合、前記図6のステップS15
〜S18までの処理と同様の処理すなわち、その時点に
おけるユリウス日、暦表時およびユリウス暦を求め、こ
れらのデータと図10の(a)、(b)に示す各定数と
を用いて、上記両地心黄経を求める。上記図20のステ
ップS120の処理を終えた後には、同図のステップS
121に進み、その時点のアセンダント(前述の如くそ
の時点に東の地平線から上昇している星座)の黄経を算
出するが、この算出は、後述の出生ホロスコープモード
でのアセンダントの黄経の計算(図25のフローチャー
トに沿って行なわれる)と、概ね、同様にして行なわれ
る(ただし、出生ホロスコープモードにおいては、出生
日の出生時刻におけるアセンダントの黄経を算出するの
に対し、この場合は、ホラリー占いをすべく上記スイッ
チS4を操作した時点におけるアセンダントの黄経を算
出する)。
【0035】上記の如くして、図20のステップS12
1の処理を終えた後は、同図のステップS122に進
み、t・POF(ここでtは現在を意味し、以下におい
ても同様とする。またPOFはパート・オブ・フォーチ
ュンを意味する)を計算する。この計算はt・ASC
(すなわち上記ステップS121で算出した現在のアセ
ンダントの地心黄経)に、上記ステップS120で計算
した現在の月の地心黄経(t・月)を加え、更に現在の
太陽の地心黄経(t・太陽)を減じて行なう。次いでス
テップS123では上記t・POFと、出生時天***置
記憶部BAに記憶されている出生日の出生時における月
の位置との前記アスペクトを求め、このアスペクトに基
づいてホラリー占いの結果を出すが、アスペクトとホラ
リー占いの結果との関係は図21に示す如くになってい
る(なお同図においては吉をYes、凶をNo、不明を
?で表している)。
【0036】以上の如くして図20に示すホラリー占い
算出処理を終えたときは、図26の表示処理へと進み、
前記同様にして、ステップS180、S181を経て、
ステップS182でホラリー占いフラグFHのセット値
が0ではなく1で、ホラリー占いが行なわれたことを判
断して、ステップS191に進む。このステップS19
1では、上述の如くして占ったホラリー占いの結果をド
ット表示部15に表示する。この場合、ドット表示部1
5の5個のマトリックス表示体部の左側の2個を利用し
て吉を意味する「YES」、真中の1個を利用して不明
を意味する「?」、右側の2個を利用して凶を意味する
「NO」をそれぞれ表示し、その上で上記ホラリー占い
の結果に相当する表示を点滅表示とする。上記ステップ
S191の表示処理を終えた後には、前記同様にステッ
プS189で時刻を表示し、ステップS190で対象者
を表示する。例えばホラリー占いの結果が吉であったと
きは、液晶表示パネル10の表示は図28のdに示す如
きものになる(なお、同図において「YES」を表示し
ているマトリックス表示体部の周囲を長円で囲っている
のは点滅を意味する)。
【0037】上記の如くして、ホラリー占いを行なった
後に、その基本時計モードにおけるその他の表示状態に
戻しておくには、図28に示すように、再度スイッチS
4を操作する。このとき当該操作を図19のステップS
114で検出し、次のステップS115でホラリー占い
フラグFHのセット値を1から0に反転し、ステップS
116を経て表示処理(図26)へと進み、上述同様に
ステップS180、S181を経て、ステップS182
で既にホラリー占いフラグFHのセット値は0に戻され
ていることを判断し、ステップS183以降の処理へと
進み表示データ種レジスタUによって指定されているデ
ータを液晶表示パネル10に表示する。
【0038】(ハ)占いモードにおける動作 上記基本時計モードから占いモードを切換えるには、図
27に示すようにスイッチS3を操作する。このとき、
該操作を図18のステップS90で検出し、ステップS
91でモードレジスタQの値が0で基本時計モードにな
っていることを判断して、ステップS92に進みモード
レジスタQの値がを1として上記占いモードとし、次の
ステップS93では表示データ種レジスタPの値を0と
し全運勢の一括表示を指示する。続く表示処理(図2
6)においては、ステップS180でモードレジスタQ
の値は既に0ではないことを判断してステップS195
に進みこのモードレジスタQの値は既に1で占いモード
になっていることを判断し、更に次のステップS196
では、表示データ種レジスタPの値は0で全運勢の一括
表示が指示されていることを検出してステップS197
に進む。ステップS197ではサーチ日レジスタZによ
って指定されている前記サーチ日の各天***置をサーチ
日天***置記憶部SAより読出して(サーチ日レジスタ
Zに当該サーチ日がセットされて指定された時点に計算
されて、このサーチ日天***置記憶部SAに記憶されて
いる)、これらを天***置記憶部13の星形表示体等を
利用して表示する。次いでステップS198では、運勢
表示体部14の各運勢マーク表示体を点灯表示し、更に
上記サーチ日の各運勢をサーチ日運勢記憶部SUより読
出して(上記同様にサーチ日を指定した時に計算され5
段階評価でこのサーチ日運勢記憶部SUに記憶されてい
る)、ドット表示部15に表示し、次のステップS20
5ではサーチ日レジスタZにセットされているサーチ日
の日付をデジタル表示部17に表示し、更にステップS
206では対象者表示部18に対象者指定レジスタEに
よって指定されている対象者を表示する。例えば、上記
サーチ日が1993年1月15日で、その日の各天体
が、みずがめ、やぎ、てんびん、おとめ、ふたごの各星
座に対応する宮の位置にあり、対象者指定レジスタEに
よって指定されている対象者のその日の愛情運が2、金
銭運が4、健康運が4、仕事運が5、対人関係運が1の
ときには、液晶表示パネル10の表示は図27のbに示
す如きものになる。
【0039】上記の如くして、占いモードにした後に、
上記サーチ日を所望の日に変更するときは、スイッチS
1又はS4を操作していく。このとき該操作がある度
に、それを受けて図4のステップS5からステップS6
すなわち図18のスイッチ処理に進み、ステップS90
を経て、ステップS100に進みモードレジスタQの値
が1で占いモードになっていることを判断し、次のステ
ップS102すなわち図22の占いモードスイッチ処理
へと進む。そして、ステップS125、S130を経
て、ステップS131で操作されたスイッチはスイッチ
S1であるかそれ以外のスイッチすなわちスイッチS4
であるかを判断し、スイッチS1であるときはステップ
S132でサーチ日レジスタZのサーチ日の日付を1日
だけ後のものにし、他方スイッチS4であるときは、サ
ーチ日レジスタZのサーチ日の日付を1だけ先のものに
していく。上記の如くして、ステップS132又はS1
33の処理が終了し新たなサーチ日がサーチ日レジスタ
Zに設定されたときは、次のステップS134に進み、
このサーチ日における天***置を算出し、その結果をサ
ーチ日天***置記憶部SAに記憶する。この場合の計算
等は、前記図4のステップS2すなわち図5の当日天体
位置算出、記憶処理のフローチャートに準拠して行なわ
れる(より詳細に述べれば、図6〜14の各フローチャ
ート等に準拠して、サーチ日におけるユリウス日、暦表
時、ユリウス暦を算出し、これらを利用し、各天体の位
置を計算し、サーチ日天***置記憶部SAに記憶してい
くことになる)。このようにして図22のステップS1
34の処理を終えた後には、ステップS135に進み、
上記サーチ日における運勢を各対象者について算出し、
その算出結果を対象者毎に対象者データ部TMの各サー
チ日運勢記憶部SUに記憶する。上記運勢の算出は、前
記図15の当日運勢算出、記憶処理のフローチャートに
準拠して行なわれるが、この場合は、サーチ日の月(上
記ステップS134で計算されサーチ日天***置記憶部
SAに記憶されている)と対象者の出生日の金星、木星
等とのアスペクトより求める。
【0040】上記の如くしてサーチ日の各運勢を算出し
記憶した後には、表示処理(図26)に進み、前記同様
にステップS180、S195〜S197の処理が行な
われて、その後、ステップS198に進み運勢表示体部
14の各運勢マーク表示体を点灯表示すると共に、上記
の如くして求めた新たなサーチ日における対象者指定レ
ジスタEによって指定されている対象者の各運勢をドッ
ト表示部15に一括表示し、更にステップS205では
上記の新たなサーチ日の日付をデジタル表示部17に表
示し、ステップS206では対象者表示部18に上記対
象者を表示する。
【0041】次に、サーチ日におけるある対象者の各運
勢を、順次、詳細に確認していく場合について説明す
る。例えば、いま、図29のaに示すようにサーチ日
(1993年1月15日)におけるある対象者の各運勢
が一括表示されているものとする。この状態から上記の
如く、各運勢毎にそれらを順次、詳細に確認するには、
同図に示すようにスイッチS2を操作する。この場合、
当該操作を図22のステップS125で検出し、次のス
テップS126で表示データ種レジスタPの値を0から
1に変更し、然る後、ステップS127で表示データ種
レジスタPの値は既に1になっていることを判断して、
ステップS128に進み運勢種指定レジスタVの値を0
として愛情運を指定する。然る後、表示処理(図26)
に進み、ステップS180、S195を経てステップS
196で表示データ種レジスタPの値は既に1になって
いることを判断してステップS199に進む。このステ
ップS199では、対象者指定レジスタEにより指定さ
れている対象者のサーチ日における運勢種指定レジスタ
Vにより指定されている運勢すなわち上記愛情運を求め
るのに用いた2つの天体の位置すなわち上記サーチ日の
月(或いは太陽)の位置(前述の処理によりサーチ日天
***置記憶部SAに記憶されている)と上記対象者の出
生日の金星の位置(前述の如く、出生時天***置記憶部
BAに記憶されている)とを、それらに対応する天***
置記憶部13の2つの星形表示体を点灯して表示する。
次いでステップS200では、先ず運勢種指定レジスタ
Vによって指定されている愛情運をサーチ日運勢記憶部
SUより読出してドット表示部15の左端のマトリック
ス表示体部に表示すると共に運勢表示体部14の愛情運
マーク表示体を点灯表示し、更に上記2つの天体(すな
わちサーチ日の月等と出生日の金星)のアスペクトをド
ット表示部15の右側の4つのマトリックス表示体部を
利用して表示する。次のステップS201では、運勢種
指定レジスタVにより指定されている運勢すなわち愛情
運を求める際にその基礎とした2つの天体すなわち月と
金星とを天体マーク表示体部16の対応する天体マーク
表示体で表示する。然る後、前記同様にステップS20
5ではサーチ日の日付をデジタル表示部17に表示し、
ステップS206では対象者を対象者表示部18に表示
する。以上の表示処理により液晶表示パネル10には図
29のbの如き表示がなされる。
【0042】上記の如くして、サーチ日の愛情運につい
て詳細に確認した後、他の運勢についても、それらを詳
細に確認していくときは、図29に示すようにスイッチ
S1を操作していく。この場合、当該スイッチS1の操
作がある度に、それを図22のステップS137で検出
し、運勢種指定レジスタVの値を0〜4の値で、サイク
リックに順次、1だけ大きいものにして各運勢を指定し
ていく。そして続く表示処理(図26)では、前記同様
にステップS180、S195、S196を経てステッ
プS199〜S201、S205、S206の処理がな
され、運勢種指定レジスタVによって指定されている運
勢を求めた際にその基礎となった2つの天体の位置、運
勢、当該2つの天体のアスペクト、当該2つの天体、サ
ーチ日および対象者を表示する(図29のc、d参
照)。
【0043】上記の如くして、サーチ日の各運勢の詳細
を確認した後に、当該サーチ日の各天体の位置を、順
次、調べようとするときには、図29に示すようにスイ
ッチS2を操作する。この場合、このスイッチS2の操
作を、図22のステップS125で検出し、次のステッ
プS126で表示データ種レジスタPの値を1から2に
変更して、各天***置の表示を指示し、続くステップS
127では表示データ種レジスタPの値が既に2になっ
ていることを判断してステップS129に進み、天体指
定レジスタWの値を0にして太陽を指定する。続く表示
処理(図26)では、ステップS196で表示データ種
レジスタPの値が2になっていることを判断し、ステッ
プS202に進み、宮表示部11cの全星座マークを点
灯表示すると共に、天体指定レジスタWで指定されてい
る天体すなわち太陽の位置を天***置表示部13の対応
する1つの星形表示体で表示する。次いでステップS2
03では、天体指定レジスタWで指定される天体すなわ
ち太陽の位置が、その位置が属する宮の境界から反時計
回りで何度だけ進んだ位置になるかを求め、この角度
(すなわち前述の宮内進行角)をデジタル表示部17に
表示する。然る後、ステップS204では天体指定レジ
スタWによって指定されている天体(すなわち、この場
合は太陽)を天体マーク表示体部16の対応する天体マ
ーク表示体で表示し、以下、前記同様に、ステップS2
05では、上記サーチ日の日付を表示し、ステップS2
06では対象者を表示する。例えば、サーチ日(199
3年1月15日)の太陽の位置が、やぎ座に係る宮にあ
り、かつこのやぎ座に係る宮といて座に係る宮の境界よ
り3°だけ進んだ位置になっているときには(すなわち
宮内進行角が3°のときは)、液晶表示パネル10の表
示は図29のeに示す如きものになる。
【0044】上記のようにして、サーチ日の太陽の位置
を表示せしめて、これを確認した後、順次、他の天体の
位置についても確認せんとするときは図29に示すよう
に、スイッチS1を操作していく。このとき当該スイッ
チS1の操作がある度に、それを図22のスイッチS1
39で検出し、ステップS140で天体指定レジスタW
の値を0〜9の値でサイクリックに、順次、1だけ大き
いものにしていき、続く表示処理(図26)では、ステ
ップS202〜ステップS206の処理が前述同様に実
行されて、天体指定レジスタWによって指定されている
天体の位置が天***置表示部13に表示され、その宮内
進行角がドット表示部15に表示され、その天体が天体
マーク表示体部16に表示され、サーチ日がデジタル表
示部17に表示され、対象者が対象者表示部18に表示
されていく(図29のf、g、h参照)。
【0045】上記の状態すなわちサーチ日の各天***置
を詳細に表示している状態から、サーチ日の全運勢を一
括して表示する状態(すなわち前記図29のaの状態)
に戻すには、図29に示すようにスイッチS2を操作す
る。このとき当該操作を図22のステップS125で検
出し、ステップS126に進み表示データ種レジスタP
の値を2から0に変更し、ステップS127を経て表示
処理(図26)へと進む。そしてステップS196で表
示データ種レジスタPの値は0に戻っていることを判断
して前記同様にしてステップS197、S198、S2
05、S206の処理を実行して、例えば図29のaに
示す如き表示状態に戻る。
【0046】(ニ)出生ホロスコープモードでの動作 上記占いモードから出生ホロスコープモードにモードを
切換えるには、図27に示すようにスイッチS3を操作
する。このとき当該操作を図18のステップS90で検
出し、ステップS91に進み、モードレジスタQの値が
1で占いモードになっているのを検出してステップS9
4でモードレジスタQの値を2として上記出生ホロスコ
ープモードとする。次いでステップS95では出生時デ
ータセット状態フラグFSを0とし、ステップS96で
は表示データ種レジスタFを0として次の表示処理に備
える。然る後、表示処理(図26)では、ステップS1
80、S195、を経てステップS210に進み出生時
データセット状態フラグFSの値が0であり、対象者に
係るデータ(出生年月日等)をセットするセット状態で
はなく、通常状態になっていることを判断してステップ
S211に進み、表示データ種レジスタFのセット値は
0で出生時の各天***置の一括表示が指示されているこ
とを判断してステップS212に進む。このステップS
212では、先ず宮表示部11cの全星座マーク表示体
を点灯表示し、その上で対象者指定レジスタEによって
指定されている対象者の出生日の出生時における全天体
等(前記天体の全てとアセンダントをいう。以下におい
て同様とする。)の位置読出して、これらを天***置表
示部13の対応する星形表示体を点灯することにより表
示する。次いでステップS213では対象者指定レジス
タEによって指定されている対象者の名前を出生時デー
タ記憶部BDから読出してドット表示部15に表示し、
ステップS214では上記対象者の出生日の日付をデジ
タル表示部17に表示し、更にステップS215では、
対象者表示部18に上記対象を表示する。例えば対象者
指定レジスタEによって指定されている対象者の名前が
「TARO」でこの対象者の出生日が1970年の3月
3日であるときは、液晶表示パネル10の表示は図27
のCの如きものになる。
【0047】上記の如くして、この出生ホロスコープモ
ードにした後に、他の対象者の出生時の全天体等の位置
等をを調べる際は、対象者表示部18を見ながら、その
対象者に対応するマークが表示されるまで、スイッチS
4を操作していくことになる。このとき、当該操作があ
る度に、図23のステップS145を経てステップS1
50に進み出生時データセット状態フラグFSの値が前
記の如く0になっていること確認し、次いでステップS
151に進み、操作されたのはスイッチS1ではなくス
イッチS4であることを判断し、ステップS153で対
象者指定レジスタEの値を0〜3の値でサイクリック
に、順次、1だけ大きいものにしていき、各対象者を順
次指定していく。そして、続く表示処理(図26)で
は、ステップS210〜S215の処理が、前述同様に
行なわれ、対象者指定レジスタEによって新たに指定さ
れた対象者の出生時の全天体等の位置、名前、出生年月
日等が液晶表示パネル10に一括表示される。
【0048】次に、ある対象者の出生時の各天体等の位
置を1つづつ詳細に確認していく場合について説明す
る。この場合には、例えば、図30のaに示す如き表示
状態、すなわち液晶表示パネル10の表示が上記対象者
の出生時の全天体等の位置等を一括表示している状態で
図30に示すようにスイッチS1を操作する。このと
き、該操作を前記図23のステップS151で検出し、
次のステップS152で表示データ種レジスタFの値を
0から1とし、続く表示処理(図26)では、前記同様
にしてステップS211に進み、このステップSで表示
データ種レジスタFの値は既に0ではないことを判断し
て、ステップS216に進む。このステップS216で
は、表示データ種レジスタFのセット値(すなわち1)
によって指定される天体すなわち太陽の位置を出生時天
***置記憶部BAから読出し、これを対応する天***置
表示部13の星形表示体で表示し、ステップS127で
は太陽の位置についての前記宮内進行角をドット表示部
15に表示し、更にステップS128では表示データ種
レジスタFのセット値によって指定されている天体が太
陽である旨を天体マーク表示体部16の太陽マーク表示
体を点灯して表示する。然る後、ステップS214では
デジタル表示部17に対象者の出生年月日を表示し、ス
テップS215では対象者表示部18に対象者を明示す
る。例えば前記図30のaの状態でスイッチS1を操作
しかつ、この場合、太陽の宮内進行角が3°であったと
すると、このとき液晶表示パネル10の表示は同図のb
の如きものになる。
【0049】以下、スイッチS1の操作がある度に、上
記同様にそれを図23のステップS151で検出し、ス
テップS152で表示データ種レジスタFの値を、順
次、1だけ大きくして、月、木星、……冥王星、アセン
ダントと指定していき、その都度表示処理(図26)で
は、ステップS216〜S218、S214、S215
の処理が前述同様に実行され、指定された天体等の位
置、宮内進行角、指定されている天体のマーク、対象者
の出生年月日、対象者が液晶表示パネル10に表示され
ていく(図30のc〜h参照。なお、アセダントの位置
を表示する場合には、例えば図30のhに示すようにア
センダント表示体19も点灯表示される)。
【0050】上記の如くして、スイッチS1を操作して
いき、出生時の各天体の位置等を、順次、液晶表示パネ
ル10に表示していき出生時のアセンダントの位置等を
表示している状態、例えば図30のhに示す状態となっ
たものとする。この状態で更にスイッチS1を操作した
ときは、この操作を前記同様に図23のステップS15
1で検出し、表示データ種レジスタFの値を11から0
に戻し、続く表示処理(図26)では、ステップS21
1で表示データ種レジスタFの値が0になっていること
を判断し、ステップS212〜S215の処理へと進
み、前記同様にし、出生時の全天体等の位置、対象者の
名前、対象の出生年月日、対象者を液晶表示パネル10
に一括表示し、この液晶表示パネル10の表示は例えば
図30のaの如きものに戻る。
【0051】次に、上記出生時の天体等の位置を求める
際の基礎データすなわち対象者の出生時データ(名前、
生年月日、出生時刻、出生地の時差、経度、緯度をい
う)のセットについて説明する。出生時データのセット
に際しては、先ず出生時データセット状態にすべく、ス
イッチS2を操作する。このとき当該操作を図23のス
テップS145で検出し、次のステップS146で出生
時データセット状態フラグFSの値を0から1に反転
し、上記出生時データセット状態とする。そしてステッ
プS147では出生時データセット状態フラグFSの値
が既に0ではなく1になっていることを判断して表示処
理(図26)へと進む。この表示処理では、ステップS
210で出生時データセット状態フラグFSの値は既に
0でなく1になっていることを判断し、ステップS22
0に進み、既にセットされている対象者のうちの一人の
出生時データ(上記のように対象者名、出生地緯度・経
度等を含む)が表示される。この状態になった後は、液
晶表示パネル10の表示をみながらスイッチS3を操作
してセットデータ桁等を指定し、スイッチS1を操作し
てその桁に所望値、文字等をセットしていき(図23の
ステップS154)、セットされた出生時データは、そ
の対象者の出生時データ記憶部BDに記憶されると共に
液晶表示パネル10に表示されていく(図26のステッ
プS220)。
【0052】上記の如くして、対象者の出生時データを
セットした後には、この出生時データセット状態から、
前述の通常状態に戻すことになるが、この場合は、再
度、スイッチS2を操作することになる。このとき該操
作を図23のステップS145で検出し、次のステップ
S146で出生時データセット状態フラグFSの値を1
から0に戻して上記の通常状態とする。そしてステップ
S147では出生時データセット状態フラグFSの値が
既に0に戻っていることを判断してステップS148す
なわち図24の出生時の各天体等の位置算出処理に進
む。そしてステップS160では、出生時の各天体の地
心黄経を算出し、算出結果をその対象者の出生時天***
置記憶部BAに記憶する。この場合、出生時各天体の地
心黄経の算出は、出生時データ記憶部BDに記憶した出
生時データを基に、前述の図6のフローチャートに沿っ
た処理により実行される。すなわち、前述の場合は、こ
の図6のフローチャートに沿った処理により、当日の正
午におけるユリウス日、暦表時、ユリウス暦、太陽の地
心黄経、月の地心黄経、各惑星の地心黄経等を求め、こ
れらを当日天***置記憶部TAに記憶したが、この場合
は、対象者の出生時におけるユリウス日、暦表時、ユリ
ウス暦、太陽の地心黄経、各惑星の地心黄経等を求め、
これらを出生時天***置記憶部BAに記憶する(なお、
前述の如く、この図6のフローチャートの処理に当って
は、図7〜14のフローチャート等をも参照する)。
【0053】上記の如くして、図24のステップS16
0において、各天体の地心黄経を求めて出生時天***置
記憶部BAに記憶した後は、ステップS161に進み、
上記の如くして求めた各天体の地心黄経より各天体がそ
れぞれ存在する前記宮を求め、それらを出生時天***置
記憶部BAに記憶する。次いでステップS162では、
上記各天体の前記宮内進行角を求め、これらを出生時天
***置記憶部BAに記憶する。然る後、ステップS16
3では、出生時のアセンダントの黄経を求めて出生時天
***置記憶部BAに記憶するが、アセンダントの黄経を
求めるにあたっては、図25のフローチャートに示す計
算処理を実行する(なお、このフローチャートにおい
て、STは出生時のグリニッチ恒星時を記憶する出生時
天***置記憶部BA内のメモリを表わし、LSTは出生
時の出生地における地方恒星時を記憶する出生時天***
置記憶部BA内のメモリを表わし、ASCは計算したア
センダントの位置すなわち黄経を記憶する出生時天***
置記憶部BA内のメモリを表わす)。このようにして、
上記図24のステップS163の処理を終えたときは、
ステップS164に進み上記の如くして求めた出生時の
アセンダントの宮を求め、これを出生時天***置記憶部
BAに記憶し、続くステップS165では上記アセンダ
ントの宮内進行角を求めて、出生時天***置記憶部BA
に記憶する。
【0054】以上の如くして、図24の出生時天体等の
位置算出、記憶処理すなわち図23のステップS148
の処理を終えたときは、表示処理(図26)へと進み、
ステップS210で出生時データセット状態フラグFS
の値は既に0となっており、前記セット状態ではなく通
常状態になっていることを判断し、前述同様にして液晶
表示パネル10には通常状態における表示がなされる
が、表示内容は、上述の如くして、出生時天***置記憶
部BA等に新たに記憶された出生時の天体の位置等とな
る。
【0055】上記出生ホロスコープモードから前記基本
時計モードにモードを切換えるには、図27に示すよう
に、通常状態でスイッチS3を操作する。このとき、当
該操作を図18のステップS90で検出し、次のステッ
プS91でモードレジスタQの値は2で出生ホロスコー
プモードになっていることを判断してステップS97に
進み、出生時データセット状態フラグFSの値が0で通
常状態になっていることを判断しステップS98に進
む。そしてステップS98ではモードレジスタQの値を
0として、上記基本時計モードとし、更にステップS9
9ではホラリー占いフラグFHの値を0として、ホラリ
ー占いの結果ではなく当日の天***置、運勢或いはラッ
キー数字等の表示を指示する。然る後、表示処理では図
26のステップS180〜S190の処理が実行され、
液晶表示パネル10には例えば図27のaに示す如き表
示がなされる。
【0056】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
【0057】例えば、本実施例は、天体の位置表示に際
し、ある位置に1つの天体が存在するときも複数の天体
が存在するときも、その位置に対応する宮表示部11c
の星形表示体を点灯するもので両ケースを区別して、表
示するものでなかったが、これを区別すべく、複数の天
体の存在を示すときは、上記星形表示体を点滅するよう
にしてもよい。
【0058】また、本実施例は、出生ホロスコープモー
ドにおいて出生時データとして、出生時刻をもセット
し、その時刻すなわち出生時の天***置等を求めて表示
するものであったが、天***置は1日では大きな変化が
ないので、出生時刻はセットせず、出生日におけるある
定められた時刻(例えば正午)における天***置等を求
めて表示するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、記憶し
ている出生時データに基づいて出生時における天体の位
置データを求めると共に、計時した日付データによる当
日或いは設定された任意の日における天体の位置データ
を求め、両天体の位置データより上記当日或いは任意の
日における運勢を算出し、更に、算出した運勢を表示す
るようにした電子占い装置に係るものであるから、西洋
占星術に基づいた運勢の占いを極めて容易に実行できる
電子占い装置の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図2】図1におけるRAMの構成を示す図である。
【図3】上記実施例の表示部の液晶表示パネルにおける
表示体配列等を示す図である。
【図4】本実施例の動作の概要を示すジェネラルフロー
チャートである。
【図5】図4における当日天***置算出、記憶処理(ス
テップS2)を詳細に示すフローチャートである。
【図6】図5における各天体の地心黄経算出、記憶処理
(ステップS10)を詳細に示すフローチャートであ
る。
【図7】図6のユリウス日算出処理(ステップS15)
を詳細に示すフローチャートである。
【図8】図6の暦表時、ユリウス暦算書津処理(ステッ
プS16)を詳細に示すフローチャートである。
【図9】図6の太陽の地心黄経算出、記憶処理(ステッ
プS17)を詳細に示すフローチャートである。
【図10】上記図9の太陽の地心黄経算出、記憶処理お
よびその他の天体の地心黄経算出、記憶処理において利
用する定数を示す図である。
【図11】図6の各惑星の日心黄経算出処理(ステップ
S19)を詳細に示すフローチャートである。
【図12】図6の各惑星の日心黄緯算出処理(ステップ
S20)を詳細に示すフローチャートである。
【図13】図6の各惑星の地心黄経算出、記憶処理(ス
テップS21)を詳細に示すフローチャートである。
【図14】上記図13の各惑星の地心黄経算出、記憶処
理において利用する各惑星の動径を示す図である。
【図15】図4の当日運勢算出、記憶処理(ステップS
3)を詳細に示すフローチャートである。
【図16】図4の当日ラッキー占い算出、記憶処理(ス
テップS4)を詳細に示したフローチャートである。
【図17】上記図16の当日ラッキー占い算出、記憶処
理において利用するハウスとラッキー数等の関係を示す
図である。
【図18】図4のスイッチ処理(ステップS6)を詳細
に示すフローチャートである。
【図19】図18の基本時計モードスイッチ処理(ステ
ップS101)を詳細に示すフローチャートである。
【図20】図19のホラリー占い算出処理(ステップS
117)を詳細に示すフローチャートである。
【図21】上記図20のホラリー占い算出処理において
利用するアスペクトと占い結果の関係を示す図である。
【図22】図18の占いモードスイッチ処理(ステップ
S102)を詳細に示すフローチャートである。
【図23】図18のホロスコープモードスイッチ処理
(ステップS103)を詳細に示すフローチャートであ
る。
【図24】図23の出生時天体等位置算出、記憶処理
(ステップS148)を詳細に示したフローチャートで
ある。
【図25】図24のアセンダントの黄経算出、記憶処理
(ステップS163)を詳細に示すフローチャートであ
る。
【図26】図4の表示処理(ステップS7)を詳細に示
すフローチャートである。
【図27】モード変遷に伴なう表示の変化を示す図であ
る。
【図28】基本時計モードにおける表示の変化を示す図
である。
【図29】占いモードにおける表示の変化を示す図であ
る。
【図30】出生ホロスコープモードにおける表示の変化
を示す図である。
【符号の説明】 11a 回転ベゼル 11b アセンダントマーク 11c 宮表示部 13 天***置表示部 14 運勢表示体部 15 ドット表示部 16 天体マーク表示体部 17 デジタル表示部 18 対象者表示部 19 アセンダント表示体 TM 対象者データ部 BD 出生時データ記憶部 BA 出生時天***置記憶部 TU 当日運勢記憶部 TL 当日ラッキー・ポイント記憶部 SU サーチ日運勢記憶部 TA 当日天***置記憶部 SA サーチ日天***置記憶部 HM ホラリー占い結果記憶部 Q モードレジスタ U、P、F 表示データ種レジスタ FH ホラリー占いフラグ FP セット状態フラグ E 対象者指定レジスタ Z サーチ日レジスタ V 運勢種指定レジスタ W 天体指定レジスタ FS 出生時データセット状態フラグ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出生時データを記憶する出生時データ記
    憶手段と、 前記出生時データ記憶手段に記憶されている出生時デー
    タに基づき出生時の天体の位置データを求める第1の天
    ***置算出手段と、 当日の日付データを得る計時手段と、 前記計時手段により得られた当日の日付データに基づき
    当日の天体の位置データを求める第2の天***置算出手
    段と、 前記第1の天***置算出手段により求められた出生時の
    天***置データと前記第2の天***置算出手段により求
    められた当日の天***置データとから当日の運勢データ
    を求める当日運勢算出手段と、 この当日運勢算出手段で得られた当日の運勢データを表
    示する運勢表示手段とを備えることを特徴とする電子占
    い装置。
  2. 【請求項2】 前記当日運勢算出手段は、 前記出生時の天体の位置と前記当日の天体の位置との角
    度データを求める角度算出手段と、 この角度算出手段で求められた角度データに応じて前記
    当日の運勢データを出力する運勢データ出力手段とを備
    えることを特徴とする請求項1記載の電子占い装置。
  3. 【請求項3】 前記出生時データ記憶手段は複数の人の
    出生時データが記憶でき、 前記第1の天***置算出手段は、前記複数の人の出生日
    の天***置データを算出し、 前記当日運勢算出手段は、前記複数の人の前記当日の運
    勢データを得ることを特徴とする請求項1記載の電子占
    い装置。
  4. 【請求項4】 任意の日の日付データを設定する日付設
    定手段と、 前記日付設定手段によって設定された任意の日の天体の
    位置データを求める第3の天***置算出手段と、 前記第1の天***置算出手段により求められた出生時の
    天***置データと前記第3の天***置算出手段により求
    められた任意の日の天***置データとから前記任意の日
    の運勢データを求める任意日運勢算出手段と、 この任意日運勢算出手段で得られた任意の日の運勢デー
    タを前記運勢表示手段に表示させる表示制御手段とを備
    えることを特徴とする請求項1記載の電子占い装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記運勢表示手段
    に前記当日の運勢データと前記任意の日の運勢データと
    を切換表示する切換制御手段を有することを特徴とする
    請求項4記載の電子占い装置。
  6. 【請求項6】 出生時データを記憶する出生時データ記
    憶手段と、 前記出生時データ記憶手段に記憶されている出生時デー
    タに基づき出生時における天体の位置データを求める第
    1の天***置算出手段と、 任意の日の日付データを設定する日付設定手段と、 前記日付設定手段により設定された日付データに係る任
    意の日の天体の位置データを求める第3の天***置算出
    手段と、 前記第1の天***置算出手段により求められた出生時の
    天体の位置データと前記第3の天***置算出手段により
    求められた前記任意の日の天体の位置データとから前記
    任意の日の運勢データを求める任意日運勢算出手段と、 この任意日運勢算出手段で得られた前記任意の日の運勢
    データを表示する運勢表示手段とを備えることを特徴と
    する電子占い装置。
  7. 【請求項7】 前記任意日運勢算出手段は、 前記出生時の天体の位置と前記任意の日の天体の位置と
    の角度データを求める角度算出手段と、 この角度算出手段で求められた角度データに応じて前記
    任意の日の運勢データを出力する運勢データ出力手段と
    を備えることを特徴とする請求項6記載の電子占い装
    置。
  8. 【請求項8】 前記出生時データ記憶手段は複数の人の
    出生時データが記憶でき、 前記第1の天***置算出手段は、前記複数の人の出生日
    の天***置データを算出し、 前記任意日運勢算出手段は、前記複数の人の前記任意の
    日の運勢データを得ることを特徴とする請求項6記載の
    電子占い装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の天***置算出手段で得られた
    出生時の天体の位置データを表示する天***置データ表
    示手段を備えることを特徴とする請求項1又は6記載の
    電子占い装置。
JP5086868A 1993-03-23 1993-03-23 電子占い装置 Pending JPH06269563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5086868A JPH06269563A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 電子占い装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5086868A JPH06269563A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 電子占い装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06269563A true JPH06269563A (ja) 1994-09-27

Family

ID=13898806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5086868A Pending JPH06269563A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 電子占い装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06269563A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000781A1 (en) * 1997-06-27 1999-01-07 Zmura David Andrew D Methods for determining veritable astrological artifacts
EP1178410A1 (en) * 2000-06-15 2002-02-06 PCYI Network Corporation Fortune-telling oriented method and system for dynamically changing a web page
JP2002149891A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Yamaha Corp 占いサーバ装置及び占いサービス提供方法
KR100858159B1 (ko) * 2007-05-30 2008-09-10 에스케이에너지 주식회사 이동단말기를 이용한 별자리정보 알람 서비스 방법 및서비스 서버

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000781A1 (en) * 1997-06-27 1999-01-07 Zmura David Andrew D Methods for determining veritable astrological artifacts
EP1178410A1 (en) * 2000-06-15 2002-02-06 PCYI Network Corporation Fortune-telling oriented method and system for dynamically changing a web page
JP2002149891A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Yamaha Corp 占いサーバ装置及び占いサービス提供方法
KR100858159B1 (ko) * 2007-05-30 2008-09-10 에스케이에너지 주식회사 이동단말기를 이용한 별자리정보 알람 서비스 방법 및서비스 서버

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Borst The ordering of time: from the ancient computus to the modern computer
US5208790A (en) Astronomical data indicating device
Hammond et al. Clinical inference in nursing: Revising judgments
van der Ven et al. Learning multiplication: An integrated analysis of the multiplication ability of primary school children and the difficulty of single digit and multidigit multiplication problems
JPH06269563A (ja) 電子占い装置
Vitrogan A method for determining a generalized attitude of high schools students toward science
Thornicroft et al. The TAPS project. 9: the reliability of the patient attitude Questionnaire
Barnes-Svarney et al. The handy math answer book
JPH06269564A (ja) 電子占い装置
Lewis Augustus and his horoscope reconsidered
Spencer Herbert Spencer: Collected Writings
Greeff et al. Resiliency in South African and Belgian single-parent families
Swetz The amazing chiu chang suan shu
Gregersen The Britannica guide to the history of mathematics
Efstathiou et al. DETERMINATION OF THE CELEBRATION OF THE NEXT PYTHIAN GAMES USING THE ANTIKYTHERA MECHANISM, CONSIDERING THAT THEY ARE CELEBRATED UNINTERRUPTED UNTIL TODAY.
EP0400542B1 (en) Astronomical data indicating device
Sgroi Systematizing trial and error using spreadsheets
JPH0720264A (ja) 電子占い装置
US8238200B2 (en) Timepiece with multiplication table display and method of teaching multiplication tables
RU193368U1 (ru) Устройство для определения наиболее эффективных в определенный период времени точек акупунктуры
Alic The history of women in science: A women's studies course
JPH02311785A (ja) 表示制御装置
JPH06102376A (ja) 占い機能付電子時計
Gökalp et al. Islam and the Perennial Significance of Time: Exploring its Role in Human Existence and Cultural Perspectives
JPH06102377A (ja) 月位置検出装置及び月位置検出装置を用いた電子占い装置