JPH0626789A - 自動式弾薬取扱装置 - Google Patents

自動式弾薬取扱装置

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JPH0626789A
JPH0626789A JP4336112A JP33611292A JPH0626789A JP H0626789 A JPH0626789 A JP H0626789A JP 4336112 A JP4336112 A JP 4336112A JP 33611292 A JP33611292 A JP 33611292A JP H0626789 A JPH0626789 A JP H0626789A
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JP
Japan
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ammunition
carrier
pulley
handling device
stroke
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JP4336112A
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English (en)
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Joseph F Bender-Zanoni
ジョセフ、フランシス、ベンダー‐ザノニ
Jeffrey P Johnson
ジェフリー、ポール、ジョンソン
Michael J Laurin
マイケル、ジェー、ローリン
Richard F Leopold
リチャード、エフ、レオポルド
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A9/00Feeding or loading of ammunition; Magazines; Guiding means for the extracting of cartridges
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A9/00Feeding or loading of ammunition; Magazines; Guiding means for the extracting of cartridges
    • F41A9/01Feeding of unbelted ammunition
    • F41A9/06Feeding of unbelted ammunition using cyclically moving conveyors, i.e. conveyors having ammunition pusher or carrier elements which are emptied or disengaged from the ammunition during the return stroke
    • F41A9/09Movable ammunition carriers or loading trays, e.g. for feeding from magazines
    • F41A9/20Movable ammunition carriers or loading trays, e.g. for feeding from magazines sliding, e.g. reciprocating
    • F41A9/21Movable ammunition carriers or loading trays, e.g. for feeding from magazines sliding, e.g. reciprocating in a vertical direction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
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    • F41A9/00Feeding or loading of ammunition; Magazines; Guiding means for the extracting of cartridges
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾薬の搬送中の姿勢を変化させるよう制御す
ることにより大口径の火砲用弾薬を戦車の砲塔の中にあ
る発射準備完了弾倉と車体の中にある発射未準備弾倉と
の間の自動転移を可能にする。 【構成】 戦車の砲塔バスルの弾倉20と車体内弾倉2
4との間の弾薬転移用に搬送台32が取り付けられ、こ
の搬送台が積載位置20aと転移位置との間を水平移動
し、かつ、バスルの弾倉を取扱う上の位置と車体の弾倉
を取扱う下の位置との間を垂直移動する。弾薬搬送装置
30は搬送台32に取り付けられて搬送台の垂直移動の
軌跡を含む垂直面内で回転するので、この搬送装置はバ
スル及び車体の弾倉の中にある時に、砲塔の中に突出す
る戦車砲砲尾38aで方向変換して逆向きの縦の水平姿
勢になるように揺動する。抜弾器組立体84は搬送装置
と車体内弾倉との間における弾薬モジュールの転移に追
随するようにストローク増倍装置の機構96で駆動され
て送弾筒の内部で軸線方向に往復する。弾丸と発射薬装
置は送弾筒68がバスルの弾倉に送られている間に結合
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は装甲装置に係り、特に装
甲車両、例えば戦車等の砲塔に装着された火砲のための
大口径弾薬の取扱を自動化する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本発明は米陸軍との契約DAAA第22
−89−C−0144号に基く米国政府の支援の下に行
なわれたものである。米国政府は本発明に権利を有す
る。
【0003】世界中の装甲関係製造業者は自走砲用弾薬
を取扱うための自動装置の開発に多大の努力を払って来
た。このことは自走装甲車両、例えば戦車や自走榴弾砲
に搭載される大口径カノン砲の場合に顕著である。現在
では、弾薬を保管弾倉から引き抜いて戦車砲の砲尾に装
填する作業は殆んど例外なく手動で行なわれている。従
って装填手は戦車の乗組員に不可欠の要員である。
【0004】現代の戦車の設計上、弾薬携行量を増大し
て再発火準備の頻度の増大なしに戦闘能力を増強するこ
とが要請されている。それ故に、弾倉が戦車の車体だけ
でなく砲塔バスルの中に配置される。また、大口径の戦
車用弾薬は、型式によっては分離形モジュール、即ち弾
丸と発射薬装置から成り、この弾薬モジュールは分離し
た形で取扱われ、貯蔵保管され、戦車砲からの発射に先
立って結合される。これらの要因のために、比較的大重
量大容積の弾薬モジュールを戦車砲に装填するのに先立
ってこれらの弾薬モジュールを各種の状況下の弾薬保管
弾倉間での転移に追随するように取り扱う場合に、装填
手に要求される手動作業が劇的に増大する。これらの作
業を実施可能にするためには、戦車の砲塔の内部の装填
手及び砲塔員席に非常に大きい空間を割り当てなければ
ならない。適当な有効高は装填手が立って作業できる高
さにすべきである。不幸なことであるが、この高さにす
れば戦車の垂直断面寸法が大きくなり、従って攻撃され
る目標としての寸法が大きくなる。それ故、砲塔は戦車
と乗組員を敵の砲火から守るために重装甲にしなければ
ならない。勿論、重装甲板を採用すれば戦車の重量が著
しく増大し、従って大型のエンジンと車尾操縦が必要に
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】輪郭の高さとその関連
事項、装填手の排除とそれに伴なう空間の節約、及び発
射速度の増大という要因は戦車用弾薬の取扱いを機械化
するための主要な契機であった。従来の技術で提案され
た無数の自動式弾薬取扱装置は、その殆んどが非常に複
雑で、著しく大容積で、維持管理が難しく、かつ、頻繁
に故障を招くものであった。
【0006】そこで本発明の目的は、大口径弾薬の保管
弾倉間転移を戦車の砲塔内部及び砲塔員席の利用可能の
限定された空間の中の極端に狭い空間を活用して自動方
式で機械化することにある。より詳細には本発明の自動
式弾薬取扱装置は、砲塔バスルの中にある上の発射準備
完了弾倉と戦車の車体の中にある下の1つ以上のの発射
未準備弾倉との間の弾薬転移を行なうものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、自動式弾薬取扱装置は搬送台を有し、搬送台は上下
のトロリを用いて取り付けられて、発射準備完了弾倉を
取り扱う上の弾倉口と発射未準備弾倉を取り扱う下の弾
倉口との間を垂直に移動する。これらのトロリは戦車砲
の砲尾を除く載置位置と弾倉転移位置との間の水平移動
のために取り付けられている。搬送台は搬送装置が取り
付けられ、搬送装置は垂直面内で搬送台の垂直運動と調
和するように制御される回転運度を行なう。搬送装置に
は抜弾器組立体が取り付けられ、この抜弾器組立体は送
弾筒と発射未準備弾倉との間の弾薬モジュール転移に追
随するように、送弾筒の中でストローク増倍装置のケー
ブル機構によって往復して弾薬モジュールの底部のリム
に係合する。送弾筒に収容された弾薬モジュールを発射
未準備弾倉から発射準備完了弾倉に転移するために搬送
装置が上方に駆動され、この過程で搬送装置が約180
゜駆動されて、送弾筒の逆の方向に反転される。この搬
送装置の回転運動によって、この搬送装置を砲塔内部に
突出している戦車砲の砲尾を迂回するように揺動させる
ことができ、さらに、送弾筒の中の弾薬モジュールを先
づ最初に発射準備完了弾倉の基部の端部に送ることがで
き、これは弾薬モジュールを発射準備完了弾倉の中に移
すため、又は発射準備完了弾倉から送弾筒に挿入された
弾薬モジュールを結合して発射準備完了の完成弾にする
ためである。その後に結合された弾薬モジュールは炸薬
装填済実弾となり、この実弾は発射保留回収弾としての
保管又は砲尾への装填のために発射準備完了弾倉の中に
引き込まれる。搬送台と搬送装置の運動は発射準備完了
弾倉から発射未準備弾倉に弾薬モジュールを転移してい
る間に逆転される。搬送台が積込位置に下げられた時に
は、搬送装置は邪魔にならない垂直姿勢で適当な位置に
移される。
【0008】従って本発明は構造、構成要素の組合せ、
及び部品の配置の特徴を具備するものであり、これらの
特徴を全て詳細に後述し、本発明の範囲を特許請求の範
囲に示す。
【0009】
【実施例】以下、本発明の自動式弾薬取扱装置の実施を
添付図面を参照して説明する。参照符号は類似の部品に
ついて各図共通である。
【0010】本発明の自動式弾薬取扱装置は図1に示す
ように弾薬を大形戦車26の砲塔22のバスルの内部の
発射準備完了弾倉20と車体内部の発射未準備弾倉24
との間で移転させるために使用される。図2に示すよう
に、上にある発射準備完了弾倉の中の弾薬は回転式円形
コンベアの搬送装置21の中に貯えられ、このコンベア
はその送弾装置を転移口20aに向ける。下の未準備弾
倉の中の弾薬は1対の積み重なった回転式円形コンベア
の搬送装置23の中に貯えられ、このコンベアは搬送装
置23を転移口24aに合わせる作用をする。本発明の
自動式弾薬取扱装置の全体を符号28で表わして、図1
と図3に示す。この弾薬取扱装置28は弾薬搬送装置3
0を有し、この弾薬搬送装置30は搬送台32に取付け
られて垂直移動し、この垂直移動は搬送台32が車体の
弾倉口24aの何れか1つに合わせられる下の位置と、
バスルの弾倉口20aに合わせられる上昇位置(破線で
示す)との間で行なわれる。また搬送台32は、上方ト
ロリ34と下方トロリ36を用いて、弾倉口と垂直方向
に並ぶ弾薬転移位置と図4に示す弾薬積載位置との間を
水平に移動して、戦車砲38(図1)の駐退路を空ける
ように取り付けてある。
【0011】より具体的には、搬送台32は複数の垂直
柱40に滑動可能に取り付けられ、垂直柱40は上端部
がトロリ34に固定され、下端部がトロリ36に固定さ
れている。垂直な丸頭ねじ42はトロリで回転支持され
ており、運搬台32に組み込まれた丸頭ナット(図示せ
ず)に係合して、搬送台を図3に示す上下の垂直位置の
間で移動させる。上方トロリ34はロッド46に取り付
けられて1対のヘッダ48の間で延びており、ヘッダ4
8は砲塔の床49に固定されている。このヘッダは弾薬
取扱装置28の全重量を充分に支え得るように構造的に
強固であるのが好ましい。丸頭ねじ50はヘッダで回転
支持され、上方トロリ34に組み込まれた丸頭ナット
(図示せず)に係合し、モータ52で駆動されて、搬送
台32を図4の搬送台積込位置に出入するように移動さ
せる。下方トロリ36はブラケット55で砲塔に取り付
けられた軌道54によって支持され案内されて水平移動
し、このようにして砲塔員席56が任意の弾薬取扱装置
の装填を妨害しないようにする。
【0012】図5に示し、かつ、図10を参照して細部
を説明するように、搬送台32は搬送装置30の回転移
動によって垂直移動し、この垂直移動は、搬送装置が1
つの弾倉口24aと合う位置と弾倉口20aと合う上昇
位置との間を移動する時に、この搬送装置が戦車砲の砲
尾38aの周囲を迂回して通過できるように行なわれ
る。このようにすれば、搬送台32が垂直に配設された
弾倉口24aの何れかに合わせられる転移位置の間を垂
直に移動する時に、搬送装置は水平に維持される。搬送
台が上の1つの転移位置から上に移動し始めた時に、搬
送装置はそのシャフト取付部58を中心にして搬送台ま
で、図5に示すように半時計回りの回転を開始する。こ
の搬送装置の回転は搬送台が上に進む時に継続されて、
搬送装置を砲塔の中に突出した戦車砲の砲尾38aで方
向変換するように揺動させる。ここで注目すべきこと
は、搬送装置が砲塔員席の外側を移動している間、間隙
が最小になり、この搬送装置が揺動して垂直な姿勢にな
るということである。搬送装置は起立位置に来た時には
図に示すように既に180度を超える角度に回転してお
り、これは弾倉口20aと合わされた準備完了弾倉コン
ベアの若干傾斜した搬送装置21と並ぶようにするため
である。この過程で、搬送装置は方向が逆転する。それ
はその中に収納される弾薬が方向性を有するからであ
る。搬送台は搬送装置の逆回転によって下降して、1つ
の弾倉口24aと並ぶ位置に来る。図4に示すように、
搬送装置が垂直な姿勢になった時に、運搬台が中間の垂
直位置で停止し、その位置で搬送台がモーター52で駆
動され水平側方に移動してその積込位置の中に入る。
【0013】図6に本発明の弾薬取扱装置で取扱う1つ
のタイプの弾薬を示す。この弾薬は2つの分離したモジ
ュール、即ち分離して保管され取り扱われる弾丸62と
発射薬装置64から成るタイプである。この弾丸の底部
に半径方向に突出した環状リム62aが設けられ、この
リム62aは発射薬装置の前部弾性リップ64aで拘束
されて、2つの弾薬モジュールを一体に結合して砲尾装
填用の炸薬装填済実弾にする。発射薬装置の底部には自
動方式で取扱い得るようにするために半径方向に突出し
た環状リム64bが設けられ、弾丸のリム62aもこの
目的の作用をする。本発明の弾薬取扱装置は発射薬装置
のリム64bに対応する薬きょう底部リムを有する従来
の薬きょう型弾薬を取り扱うこともできる。
【0014】次に図7において、搬送装置30は符号6
6で全体を表わす基部と符号68で全体を表わす筒状部
を有する。基部66は既に説明したようなシャフト58
を介して運搬台に回転可能に取り付けてある。基部66
は横方向に引き離された直立のアーム70を有し、アー
ム70は軸線方向に配置された直線ベアリング72を支
持し、ベアリング72は軸線方向に延びた抜出し軌道7
4の中を移動し、抜出し軌道74は筒状部の中に形成さ
れており、このようにすれば筒状部が基部に対して前後
に滑動できるように取り付けられる。軸線方向に延びた
溝76は筒状部68の内部を走り、圧縮ばね80で半径
方向内側に偏位された軸線方向の一連のパッド78を拘
束して、収容すべき弾薬モジュールを4つの角度離間位
置で支持し、かつ、この弾薬モジュールを筒状部に出入
れする時に、この弾薬モジュールの表面が低摩擦移動で
きるようにする。これらのパッドの弾力のある背部は異
径の発射薬モジュール及び弾丸モジュールを受け入れる
ことができる。
【0015】組をなしている下の内部軌道路の全体を符
号82で表わす。この組軌道路82は1対の角度離間し
た軌道路からなり、この軌道路は筒状部の全長に亘って
延びている。この各軌道路は全体が符号84で表わされ
る分離形の抜弾器組立体が滑動可能に取り付ける作用を
する。これは抜弾器組立体を筒状部内部で端部突合せの
状態で軸線方向に移動させるためである。各抜弾器組立
体は基部86を有し、この基部86は半径方向最外側の
軌道87の中で移動して、半径方向内側に延びた柱状部
材88を搬送し、柱状部材88は1対の抜弾器90,9
2を図8に示すように分離滑動可能に取り付ける作用を
する。これらの抜弾器は対向する半径方向に拡大された
軌道94上で移動し、圧縮ばね96による偏位に逆って
取付用柱状部材88上の限定された往復運動から解放さ
れ、圧縮ばね96が抜弾器を軌道の内側と逆方向の半径
方向最内側位置に押しつける。これを図7に示す。図8
に示すように、抜弾器92は抜弾器90の開口部91の
中に挿入され、弾丸のリム62a又は発射薬装置のリム
64b(図6)の前部に係合して、この何れか一方の弾
薬モジュールを送弾筒68の中に、矢印100で示す方
向に引き入れ得る形状である。他方、抜弾器90はリム
62a及び64bの後部に係合して、その何れか一方の
弾薬モジュールを送弾筒から軸線方向に、矢印100の
反対の方向に引き出す形状である。弾薬モジュールを送
弾筒に出入れする抜弾器組立体90の動作の説明のため
に、図7と抜弾器ストローク倍増装置の駆動機構の概略
図を参照する。この駆動機構の全体を符号102で表わ
して図9に示す。モータ104は搬送装置の基部66に
取り付けられて丸頭ねじ106を駆動し、この丸頭ねじ
は送弾筒68で拘束された丸頭ナットに係合して送弾筒
を移動させ、この移動は搬送装置の基部に対して軸線方
向前方及び逆方向のストロークによって行なわれる。ラ
ックギア110は送弾筒にその軸線に平行に取り付けら
れてピニオン112に咬合し、ピニオン112は搬送装
置の基部に回転可能に取り付けられている。図7に示す
ように、このピニオンは軸114を駆動し、軸114は
ギア115を介して搬送装置で回転支持される。分離し
たピニオン116はそれぞれ軸114の一方の端部に取
り付けられ、この端部はラックギア118に係合する位
置に近い方の端部であり、ラックギア118は搬送装置
の基部に取り付けられて送弾筒の軸線に平行に前後に移
動する。各ラックギア118に1対のプーリ120,1
22が取り付けられている(図7には1つのプーリ12
0のみを示す)。1対の角度離間したプーリ124は図
7に示すように送弾筒の後端部に取り付けられ、1対の
角度離間したプーリ126は送弾筒の前端部に取り付け
られている(図9には1つのプーリ126のみを示
す)。図9に示すように、分離したケーブル128はほ
ぼ軸線方向に並んだ2組のプーリ120,122,12
4,126の周囲にそれぞれに巻かれている。各ケーブ
ルの一方の端部は搬送装置に符号129で示すように固
定され、軸線方向前方に延びてプーリ120に巻かれ、
さらに軸線方向後方にプーリ124まで延びている。各
ケーブル128は送弾筒68の後端部のこれらのプーリ
に巻かれてから、この送弾筒の軸線に平行に延びて、送
弾筒の前端部のプーリ126に巻かれる。各ケーブルは
このプーリに巻かれてから軸線方向前方に延びてプーリ
122に巻かれ、さらに軸線方向前方に延びてこのプー
リの他方の端部に巻かれ、この他方の端部は搬送装置の
基部に符号130で示すように埋込み固定されている。
各抜弾器組立体84の基部86が1本のケーブル128
にクランプされているので、上又は半径方向内側の軸線
方向のケーブルの移動部分128aのプーリ124,1
26間の運動によって、抜弾器組立体が軸線方向に進め
られる。
【0016】ストローク倍増装置の駆動機構102を図
9に示す。この駆動機構が延伸された状態を実線で部品
と共に示し、後退した状態を仮想線で部品と共に示す。
これは発射薬装置64がその基部と共に、送弾筒の後端
部すなわち図の左端部付近まで充分に後退し、そのリム
64bが抜弾器組立体84に係合した状態を示してい
る。モータ104が丸頭ねじ106を駆動した時に、軸
線方向の距離Xの前進ストロークによって送弾筒68が
破線で示す位置から実線で示す位置まで駆動される。こ
れと同時に、ラックギア110は、仮想線位置から実線
位置まで移動する送弾筒に結合しているので、送弾筒駆
動距離と同じ長さの前進ストロークを行なう。このラッ
クギア110の前方ストロークはピニオン112を時計
回りの方向に駆動し、ピニオン115,116を反時計
回りの方向に駆動する。このようにしてラックギア11
8は等距離の後進ストロークによって、仮想線で示す位
置から実線で示す位置まで駆動される。これらの後進ス
トロークの長さYはギア112,115,116の比率
で決められる。組プーリ120,122もラックギア1
18に結合されているので後方にストロークされる。
【0017】このプーリとケーブルの配置の作用によっ
て、ストロークの網状効果が発生する。この網状効果
は、抜弾器組立体84を送弾筒の後端部から前端部まで
進め、このようにして発射薬装置64を送弾筒から完全
に押し出して未準備弾倉24のコンベアの搬送装置23
の中に押し込む。これはケーブルの2分割作動、即ちケ
ーブルをプーリ120,124に180゜巻くことの作
用によって、送弾筒の前進ストロークXが抜弾器組立体
の前進運動を、この送弾筒の前進ストロークの2倍(2
X)にすることを示している。この抜弾器組立体のスト
ローク増倍作用はラックギア118の後進ストロークが
発生させるストローク増倍作用によって生み出される。
2分割作動即ちケーブルをプーリ122,126の周囲
に180゜巻くことの作用によって得られる抜弾器組立
体の前進移動の長さは、ラックギア118の後進ストロ
ークの長さの2倍(2Y)である。従って抜弾器組立体
のストロークの長さは2X+2Yである。従って、モー
タ104が逆方向に駆動された時に、ケーブルやプーリ
が同じストローク増倍作用によって仮想線で示す位置に
後退して、抜弾器組立体を送弾筒の後端部に引き戻すこ
とは明らかである。
【0018】従ってこれは送弾筒のストロークXが通常
の場合砲塔員席の利用可能空間のために非常に限定され
るものであるが、上述のストローク増倍機構102の作
用によって、比較的短い送弾筒のストロークXで抜弾器
組立体のストロークを非常に長くできることを示してい
る。その上さらに、ストローク増倍装置の駆動機構は1
つのモータで駆動されるし、搬送装置30の中にコンパ
クトに収容可能である。これによって、単一作動、2分
割作動、或いは3分割作動でさえも行なうプーリ及びケ
ーブルの配置と各種ギア比のピニオンとを使用すること
によって、広い範囲のストローク増倍を達成し得ること
は明らかである。また、ピニオン112,115,11
6はギア比を変えるギアボックスに連結して駆動できる
から、ストローク増倍率を選択的に変えて、異る弾薬を
取扱う機能を実行することもできる。
【0019】図8との関連において既に指摘したよう
に、抜弾器組立体84の抜弾器92は、発射薬装置64
の大径リム64bと弾丸62の小径リム62aに係合し
て、これらの弾薬モジュールを送弾筒の中に、矢印10
0の方向に引き入れ得る形状である。また、抜弾器90
は、これらのリムに係合して送弾筒から弾薬モジュール
を押し出し得る形状である。抜弾器組立体が矢印100
の反対方向に送弾筒の前端部まで移動した時に1つの弾
倉口24aに合わせられて弾薬モジュールをこれと並ぶ
弾倉コンベアの搬送装置23から抜き出すが、抜弾器9
0,92はばね96の偏位によって軌道94の半径方向
内側に移動する。抜弾器92の傾斜した前面92cは、
コンベアの筒状部の中の弾薬モジュールの底部のリムと
向い合った時に、半径方向外側にカム結合する。弾薬モ
ジュールが発射薬装置64であり、これがコンベアの搬
送装置の中の予め定められた深さの位置にあり、その深
さが弾丸の深さよりも深くなるように設計されている場
合には、抜弾器は、発射薬装置のリム64bに半径方向
に合致するまで押し下げられた抜弾器92のノッチ92
aと共に前進ストロークの端部に到達する。その後にば
ね96は抜弾器92を半径方向内側に押すことが出来、
この抜弾器は図8の中央部分に示すようにノッチの中に
発射薬装置のリムを拘束する。抜弾器組立体が後進スト
ローク又は前進ストロークによって駆動された時に、発
射薬装置はコンベアの搬送装置から引き抜かれて送弾筒
の中に引き込まれる。発射薬装置を弾倉搬送装置の中に
挿入する場合には、抜弾器組立体は前進ストロークによ
って駆動される。抜弾器90に抜弾器92が入子式に挿
入され、半径方向の縁の表面90aがノッチ92aの後
部側面に位置する形状であるから、発射薬装置は抜弾器
92だけでなく抜弾器90によっても送弾筒68から押
し出される。
【0020】図8で注目されるのは、抜弾器が発射薬装
置のリムを制御する時に自重で或る程度押し下げられる
ことである。抜弾器組立体が前進ストロークの端部に接
近した時に、抜弾器92から横方向に延びている軌道の
移動部分92bは、軌道94の下面に形成されているカ
ム132に出合うまで充分に押し込められる。これらの
カムの前端部は軌道の移動部分92bの傾斜した前縁面
133を遮り、抜弾器92はカムの傾斜面132aによ
って徐々にさらに押し込められる。抜弾器組立体の前進
ストロークはカムの軸線方向に延びた外側面132bに
移動している軌道の移動部分92bで終る。このように
して、図8の左側の部分に示すように、充分押し下げら
れた位置にカム132で保持された抜弾器92によっ
て、そのノッチ92aが発射装置のリム64bから外さ
れる。これで抜弾器90の縁の面90aを発射薬装置の
リムに押付け係合させて、抜弾器組立体の前進ストロー
クの端部で発射薬をコンベアの搬送装置23の中に充分
に挿入することができる。
【0021】コンベアの搬送装置の発射薬装置よりも浅
い予め定められた位置にある弾丸62を抜き出すため
に、抜弾器組立体の前進ストロークの終了時に抜弾器の
傾斜面92dが弾丸のリム62aに係合するので抜弾器
92が押し下げられる。弾丸のリムは発射薬装置のリム
よりも直径が小さいから、図6に示すように抜弾器92
のノッチ92aから外れ、前進ストロークは事実上抜弾
器90の半径方向の面90bに係合した弾丸のリム62
aの後縁で終る。その後に、押し下げられた抜弾器92
はばねの偏位によって迅速に戻されて半径方向の縁の面
92eを弾丸のリムの前縁に押し付けることができる。
このようにして、図8の中央部に示すように、これらの
抜弾器の縁の面90b,92eはノッチを形成し、この
ノッチの中に弾丸のリムが抜弾器組立体の前進ストロー
クの端部で拘束される。抜弾器組立体が前進ストローク
即ち戻りストロークを行なった時に、弾丸がコンベアの
筒状部から引き抜かれて抜弾器92によって送弾筒の中
に引き込まれる。弾丸を送弾筒からコンベアの筒状部の
中に挿入するために、抜弾器組立体が往復運動している
間に、抜弾器90の半径方向の面90bが弾丸のリム6
2aの後側部に係合し、弾丸を送弾筒から押し出してコ
ンベアの筒状部の中に押し込む。この前進ストロークの
端の部分で、抜弾器92がカム132で押し下げられて
弾丸のリムを制御することを止める。前進ストロークの
端部で、抜弾器90は弾丸をコンベアの搬送装置の中に
適当な深さで挿入し終っており、この深さは抜弾器組立
体が戻りストロークで後退させられた時と同じである。
【0022】図5と関連させて既に指摘したように搬送
装置30は、その運搬台32が丸頭ねじ42の回転によ
って垂直取付柱40上で上下する時に、ほぼ180゜回
転する。図3に示すように、上のトロリ34と下のトロ
リ36は、丸頭ねじと柱状部材が取り付けられる他に、
垂直なラックギア140の端部も取り付けられ、このラ
ックギアは搬送装置の回転運動を制御するために使用さ
れる。次に図10において、円形歯車142は搬送台3
2で搬送されるシャフト144に回転可能に取り付けら
れている。シャフト144はピニオン146をも回転支
持しており、このピニオン144はギア142に固定さ
れて平歯車148に咬合し、平歯車148は既に説明し
たように搬送装置30を搬送台32に回転可能に取り付
けている。図7に示すように、この平歯車はピン150
で搬送装置の基部66に固定されている。カムトラック
152はラックギア140の下部の無歯部分140aに
取り付けられ、下部の真直ぐな垂直部分152aを有
し、この垂直部分152aは上の傾斜したエルボ部分1
52bと合体している。このカムトラックの移動部分は
カムフォロア154であり、このカムフォロアは円形歯
車142の面に取り付けられている。
【0023】次に、搬送台32が未準備弾倉口に合致す
る2つの下の位置の間で垂直に(矢印155)移動して
いる時に、カムフォロア154はカムトラック152の
垂直部分152aで移動する。それ故に円形歯車142
が回転できず、従って搬送装置30は未準備弾倉24に
作用するために必要な水平姿勢に固定される。搬送台が
上の1つの未準備弾倉口より上に上昇した時に、カムフ
ォロアがエルボーのトラック部分152bから離れ、円
形歯車142が駆動されてピニオン146と同様に時計
回り方向に回転する。この円形歯車は平歯車148を反
時計回りの方向に駆動して、図5に示すように搬送装置
30を反時計回りに回転させ始める。カムフォロアがエ
ルボー部分を通って移動し続ける時に、円形歯車142
が徐々に加速される。エルボー部分の角度の方向は搬送
台の垂直移動の線速度と協調して、円形歯車142をラ
ックギア140の垂直な有歯部分140bに同期咬合さ
せ、さらに基本的に180゜の角度の残余の角度で搬送
装置30の回転を継続させる。
【0024】搬送装置30がその中に挿入された弾薬モ
ジュールと共に回転している時に、抜弾器組立体はこの
モジュールの軸線方向の位置を維持して、このモジュー
ルが送弾筒から落下するのを防止する。しかしながら、
弾薬モジュール支持パッド78の背部にばねが付いてい
るので、弾薬モジュールが送弾筒の中に装填された時の
送弾筒に対する弾薬モジュールの中心線は、搬送装置と
弾薬モジュールが縦に弾き飛ばされた時に、半径方向に
移行する。この弾薬モジュールの半径方向移行の防止の
ために、図11に示す細長い固定棒160を直進アクチ
ュエータ162(図7)で軸線方向に往復させて、抜弾
器組立体84に直径方向に対向するパッド78の後側へ
の楔係合及び係合解除を行なう。このようにすれば、こ
れらのパッドは半径方向内側に押され、弾薬モジュール
の円筒形部分に接触して、弾薬モジュールをほぼ180
゜弾き飛ばす時に、搬送装置を準備完了弾倉に向けるよ
うに上昇せるのと同様に弾薬モジュールを半径方向に動
かないように固定支持する。このようにすれば送弾筒の
軸線に対する弾薬モジュールの中心線の移動を防ぐこと
ができる。
【0025】本発明の他の特徴として、アクチュエータ
162も軸線方向の停止装置166を往復させて、送弾
筒68の中の弾丸62の曲線状先端部との係合及び係合
解除を行なわせる。この特徴は弾丸と発射薬装置を既に
図6と関連させて説明したように一体に結合する時に使
用される。図5に示すランマー168は弾倉口20aに
合わされた発射準備完了弾倉のコンベアの搬送装置21
に出入りするように往復する。このランマーは発射薬装
置をコンベアの搬送装置から押し出して送弾筒の中に押
し込むために使われる。発射薬装置の前端部が図11に
示すように送弾筒に右側から入る時に、抜弾器は半径方
向外側に図8の右側部分に示した押下げ位置までカム送
りされて送弾筒の中の弾丸のリムを離す。発射薬装置の
前縁を抜弾器90の傾斜面90cに係合させれば抜弾器
90を押し下げることができる。抜弾器92は、抜弾器
90の下面90dと軌道の移動部分92bの半径方向内
面との係合作用によって、押下げ位置に強制挿入され
る。抜弾器90の押下げがその取付柱に過度の拘束を生
じさせる場合には、これらのアクチュエータの前進位置
の分離したアクチュエータを用いて、発射薬装置の接近
に応じて抜弾器を押し下げるようにしてもよい。ランマ
ーが左側に押し続けられた時に、弾丸は延長位置の軸線
方向の停止装置166で止められるまで短距離前進す
る。その後にランマーは発射薬装置の弾性唇状部分64
aを弾丸のリム62aに強制的に整合させ、このように
して2つの弾薬モジュールを一体にして炸薬装填済実弾
にする。ランマーは抜弾器168aに搬送装置の抜弾器
と同様に取り付けられ、この抜弾器168aは発射薬装
置のリム64bに係合し、ランマーを押して、合体して
弾薬モジュールを送弾筒から押し出して、発射準備完了
弾倉のコンベアの搬送装置の中に押し込むことができ
る。このランマーは送弾筒から各弾薬モジュールを抜き
出すことができ、この弾薬モジュールは未準備弾倉から
回収されるものである。このランマーは抜弾器90,9
2を図8の押下げ位置まで、既に説明した方法でカム送
りする。搬送装置を適当に改良すれば、ランマーに送弾
筒68を用いて炸薬装填済実薬を戦車砲尾に装填させる
ことも、抜弾器組立体84の前進ストロークを用いて炸
薬装填済実弾を砲尾の中にラム送りさせることも可能で
ある。
【0026】図12,図13にケーブルのパンタグラフ
状配置を示す。この配置は弾薬取扱装置が図4に示す積
込位置と図3に示す弾薬転移位置との間を水平移動して
いる時に、下方トロリ36を上方の被駆動トロリ34に
正確に追随させるために使用するものである。この2つ
のトロリは適正なアライメントを確保し拘束防止のため
に同期移動できるものでなければならない。このように
すれば図12及び図13に示すように、ヘッダ48は回
収位置と弾薬転移位置(図3,図4)の間を水平駆動移
動のための上方トロリ34が取り付けられてプーリを搬
送し、このプーリは右側のヘッダの場合には1箇のプー
リ170であり、左側のヘッダの場合には2箇のプーリ
172a,172bである。これと同様に、案内軌道5
4は下側のトラック36を積込位置と弾薬転移位置との
間で案内支持するものであり、この案内軌道の右側端部
近傍に1箇のプーリ174が取り付けられ、左側端部の
近傍に1対のプーリ176a,176bが取り付けられ
ている。また、1対のプーリ178a,178bは砲塔
のヘッダと案内軌道との間の中程の高さの位置に取り付
けられている。また無端ケーブル180はこれらのプー
リに図13に最も良く示す要領で張り巡らされている。
上のトロリ34はプーリ170,172aの間の水平な
ケーブルの移動部分180aに符号182で示すように
クランプされ、下トロリ36はプーリ174,176の
間の水平なケーブルの移動部分180bに符号184で
示すようにクランプされている。ここで注目すべきこと
は、ケーブルの移動部分がプーリ172a,172bの
間、及びプーリ178a,178bの間を横断し、この
一方の移動部分がプーリ172a,178bの間にあ
り、他方の移動部分がプーリ172b,178aの間に
あることである。
【0027】このようにすれば、トロリ34が積込位置
の方向に左側に駆動され、ケーブルの移動部分180a
が左側に引かれる。これは上方トロリがこのケーブルの
移動部分の符号182で表わされる点にクランプされて
いるからである。ケーブル180を網状配設プーリに張
り巡らすという要領の作用によってケーブルの移動部分
180bがケーブルの移動部分180aと完全に同期
し、かつ、ケーブルの移動部分の点184にクランプさ
れた下側のトロリに完全に同期して、左方に移動する。
こは上側のトロリの左方移動についても同様である。上
側のトロリの右方への駆動移動は下側のトロリによって
同じ要領で同様に行なわれ、これはケーブルの移動部分
180a,180bが常に同期して同方向に移動しなけ
ればならないからである。このようにすれば、弾薬取扱
装置が積込位置と弾薬転移位置との間を移動している時
に、上方トロリと下方トロリの垂直なアライメントを正
確に維持することができる。またケーブル180は弾薬
取扱装置が何れかの位置で停止した時の安定性の確保も
行なう。
【0028】
【発明の効果】以上の説明により、搬送台が弾薬積載位
置と転移位置との間を水平に移動し、この搬送台に装着
された弾薬搬送装置が搬送台の垂直移動の軌跡を含む垂
直面内で回転して、弾薬の姿勢を水平から垂直を経て逆
方向の水平になるように回転させる。抜弾器組立体は弾
薬モジュールの転移追随するようにストローク増倍機構
で駆動されて軸線方向の往復運動をする。送弾筒はバス
ルの弾倉に送られている間に弾丸と発射薬装置を結合す
る。これにより弾薬を戦車砲尾に衝突させることなく戦
車の車体内の未準備弾倉から砲塔バスルの中の準備完了
弾倉に転移させることができる。
【0029】以上の説明によって、既に記述した目的
が、実施例によって明らかにしたことを含めて、充分に
達成されることを示し、既に説明した構造は本発明の範
囲を逸脱することなく変更し得るものであるから、細部
事項は説明のためのものであって限定を意味するもので
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動式弾薬取扱装置を装着した戦車の
側面図。
【図2】本発明の弾薬取扱装置が取り扱う各種弾倉の位
置を示している図1の戦車の端面図。
【図3】弾薬転移位置と図1及び図2の弾倉との関係を
示す弾薬取扱装置の斜視図。
【図4】積込位置にある弾薬取扱装置の斜視図。
【図5】弾薬取扱装置の弾薬搬送装置の弾倉間垂直転移
時の運動を示す側面図。
【図6】図3の弾薬取扱装置で取り扱われて結合される
1対の弾薬モジュールの部分破断側面図。
【図7】図3に示した弾薬搬送装置の端面図。
【図8】図7の弾薬搬送装置によって結合された弾薬モ
ジュール抜弾器組立体が占める各種位置を示す一連の説
明図。
【図9】図7及び図8の抜弾器組立体のためのストロー
ク増倍装置の機構の概要図。
【図10】図5に示した搬送装置を回転運動させるため
の駆動機構の部分側面図。
【図11】図3及び図7に示した弾薬搬送装置の送弾筒
の構成部材の軸線方向の断面図。
【図12】図3及び図4に示した上側のトロリの運動を
下側のトロリの駆動運動に同期させるためのパンタグラ
フ状機構の概要図。
【図13】図3及び図4に示した上側のトロリの運動を
下側のトロリの駆動運動に同期させるためのパンタグラ
フ状機構の概要図。
【符号の説明】
20 発射準備完了弾倉 20a バスルの弾倉 21 搬送装置 22 砲塔 23 搬送装置 24 発射未準備弾倉 24a 転移口 26 戦車 28 本発明の自動式弾薬取扱装置 30 弾薬搬送装置 32 搬送台 34 上のトロリ 36 下のトロリ 38 戦車砲 38a 砲尾 42 丸頭ねじ 54 軌道 56 砲塔員席 62 弾丸 62a 弾丸底部のリム 64 発射薬装置 64b 発射薬装置の底部のリム 68 送弾筒 78 パッド 80 圧縮ばね 82 下の内部軌道路 84 抜弾器組立体 86 抜弾器組立体の基部 87 軌道 90,92 抜弾器 92b 軌道の移動部分 96 圧縮ばね 102 ストローク増倍装置の駆動機構 106 丸頭ねじ 110,118 ラックギア 112,115,116 ピニオン 120,122,124,126 プーリ 128 ケーブル 129,130 ケーブル端部固定位置 140 ラックギア 140a ラックギアの無歯部分 142 円形歯車 144,146 ピニオン 148 平歯車 152 カムトラック 154 カムフォロア 166 停止装置 170,172a,172b,174,176a,17
6b,178a,178b プーリ 180 無端ケーブル 180a,180b ケーブルの移動部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー、ポール、ジョンソン アメリカ合衆国バーモント州、リッチモン ド、アールアール、1、ボックス、461シ ー (72)発明者 マイケル、ジェー、ローリン アメリカ合衆国バーモント州、バーリント ン、ウェスト、ロード、28 (72)発明者 リチャード、エフ、レオポルド アメリカ合衆国バーモント州、サウス、バ ーリントン、シンプソン、コート、48

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大口径弾薬モジュールを砲塔バスル内の第
    1弾倉と戦車の車体内の第2弾倉との間で転移するため
    の自動式弾薬取扱装置において、前記自動式弾薬取扱装
    置が、 A.第1弾倉に向けられる上方位置と第2弾倉に向けら
    れる下方位置との間の垂直移動のために取り付けられた
    搬送台と、 B.(1) 前記搬送台が取り付けられて垂直面内で回転す
    る基部と、 (2) 前記基部に取り付けられて弾薬モジュールを収容す
    る筒状部と、 (3) 前記筒状部の内部に滑動可能に取り付けられて前進
    及び逆進する軸線方向のストロークによって前記筒状部
    の対向端部の間を往復運動し、前記第2弾倉の中にある
    弾薬モジュールの底部のリムに係合するための1つ以上
    の抜弾器を有して、第2弾倉の中にある弾薬を前記逆進
    ストロークが行なわれている時に前記筒状部の中に入
    れ、前記前進ストロークが行なわれている時に弾薬モジ
    ュールを前記筒状部から第2弾倉の中に挿入する1つ以
    上の抜弾器組立体と、 C.垂直移動中の前記搬送台と回転運動中の前記搬送装
    置とを連動的に進めて前記搬送台が前記下方位置にある
    時に前記搬送装置を縦方向にし前記搬送台が前記上方位
    置にある時に前記搬送装置を逆の縦方向にするための装
    置とを組み合せた状態で備えて成る自動式弾薬取扱装
    置。
  2. 【請求項2】前記推進装置が前記搬送台を垂直に移動さ
    せるように駆動する垂直方向の丸頭ねじと前記搬送装置
    を回転運動するように駆動する回転機構とを有し、前記
    回転機構が前記丸頭ねじに平行に固定された固定ラック
    ギアと、前記搬送台の垂直移動に応答して前記ラックギ
    アで回転駆動される位置に前記搬送台によって回転支持
    された第1円形歯車と、前記基部に固定されて前記円形
    歯車を移動するように駆動して回転運動を前記搬送装置
    に伝達する平歯車とを有する請求項1に記載の自動式弾
    薬取扱装置。
  3. 【請求項3】前記ラックギアが上部有歯部分及び下部有
    歯部分を有し、前記回転機構が前記無歯部分に固定装着
    されたカムトラックと前記カムトラック上で移動すると
    共に前記円形ギアに固定されたカムフォロアとを有し、
    前記カムトラックが前記搬送台の前記下方位置からの初
    期上昇移動の間前記搬送装置を水平姿勢に保持すると共
    にその後に前記円形歯車に回転運動を伝達して前記ラッ
    クギアの前記有歯部分への同期咬合をさせる形状である
    請求項2に記載の自動式弾薬取扱装置。
  4. 【請求項4】前記抜弾器組立体が前記筒状部の中に形成
    された軸線方向に長い軌道路上を連動的に走る第1及び
    第2の抜弾器と前記第1及び第2の抜弾器を前記軌道路
    の半径方向内側の延長位置に個別的に偏位させるばねと
    を有し、前記第1抜弾器が前記延長位置で前記逆方向ス
    トロークの間弾薬モジュールの底部のリムに係合し前記
    第2抜弾器が前記延長位置で前記前進ストロークの間弾
    薬モジュールの底部のリムに係合する請求項1に記載の
    自動式弾薬取扱装置。
  5. 【請求項5】前記軌道路がカムを有し該カムが前記前進
    ストロークの終端部分にある間前記第1抜弾器を半径方
    向外側に後退した位置に押し下げて弾薬モジュールの底
    部のリムに係合させない位置にある請求項4に記載の自
    動式弾薬取扱装置。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2の抜弾器がそれぞれ異径
    弾薬モジュール挿入面に係合するための1対の半径方向
    に偏位する底部のリムを有して成る請求項5に記載の自
    動式弾薬取扱装置。
  7. 【請求項7】前記第1抜弾器が前記前進ストロークによ
    る弾薬モジュール底部のリムへの係合のための前記第1
    抜弾器の偏位の終了時に前記弾薬モジュール底部のリム
    に係合するカム面を有して成る請求項5に記載の自動式
    弾薬取扱装置。
  8. 【請求項8】前記抜弾器組立体が前記第1前進ストロー
    ク及び第1逆進ストロークによって往復し、前記筒状部
    が前記第1前進ストローク及び第1逆進ストロークの軸
    線方向よりも軸線方向の長さが短い第2前進ストローク
    及び第2逆進ストロークによる軸線方向の往復のために
    前記基部に滑動可能に取り付けられ、さらに前記搬送装
    置が前記抜弾器組立体の前記第1前進ストローク及び第
    1逆進ストロークを前記筒状部の第2前進ストローク及
    び第2逆進ストロークに応答するように行なうために前
    記筒状部と基部と抜弾器組立体とを連結しているスロー
    ク増倍装置駆動機構を有して成る請求項1に記載の自動
    式弾薬取扱装置。
  9. 【請求項9】前記ストローク増倍装置の機構が前記第2
    前進ストローク及び第2逆進ストロークによって前記筒
    状部を進めるために前記基部に取り付けられたアクチュ
    エータと、前記筒状部の往復に応答する軸線方向の運動
    のために取り付けられたプーリ網と、前記プーリに巻か
    れると共に端部が前記基部に埋込み固定されているケー
    ブルとを有し、前記抜弾器組立体が前記ケーブルの軸線
    方向の移動部分に取り付けられて成る請求項8に記載の
    自動式弾薬取扱装置。
  10. 【請求項10】前記プーリ網が前記筒状部の一方の端部
    に隣接するように取り付けられた第1プーリと、前記筒
    状部の他方の端部に隣接するように取り付けられた第2
    プーリと、第3プーリ及び第4プーリとを有し、前記ケ
    ーブルが埋め込み固定された一方の端部から前記第3プ
    ーリまで軸線方向前方に延び、前記第3プーリで方向変
    換して前記第1プーリまで逆方向の軸線方向に延び、前
    記第1プーリで前記軸線方向のケーブルの移動部分に沿
    うように方向変換して前記第2プーリまで前記前進方向
    に延び、前記第2プーリで方向変換して前記第4プーリ
    まで前記逆方向の軸線方向に延び、かつ前記第4プーリ
    で前記前方への軸線方向で方向変換して他方の埋込み固
    定された端部まで前記前方への軸線方向に延び、前記プ
    ーリ網が歯車網を有し該歯車網が前記アクチュエータで
    駆動されると共に構成要素として歯車を有し該歯車が前
    記第3プーリ及び第4プーリに取り付けられて成る請求
    項9に記載の自動式弾薬取扱装置。
  11. 【請求項11】前記構成要素としての歯車が前記基部に
    よる軸線方向の往復のために取り付けられた第1ラック
    ギアであり、前記歯車網が前記筒状部に軸線方向に取り
    付けられた第2ラックギアと前記基部に取り付けられて
    駆動可能に連結された第1ピニオン及び第2ピニオンと
    を有し、前記第1ピニオンが前記第1ラックギアに咬合
    し第2ピニオンが前記第2ラックギアに咬合して成る請
    求項10に記載の自動式弾薬取扱装置。
  12. 【請求項12】前記搬送装置が角度離間するように軸線
    方向に配置された組パッドを有し、該パッドが前記筒状
    部の内部で形成されて軸線方向に延びた軌道の中に拘束
    され、前記抜弾器組立体を用いて異径弾薬モジュールを
    前記筒状部に出入れするように進める時に該異径弾薬モ
    ジュールを弾力的かつ滑動可能に支持するために前記パ
    ッドがばねで半径方向内側に偏位されて成る請求項1に
    記載の自動式弾薬取扱装置。
  13. 【請求項13】前記搬送装置が前記搬送装置の縦の姿勢
    が上記上下の位置の間の垂直運動の逆方向である時に弾
    薬モジュールの中心線が前記筒状部の軸線から移行する
    のを防ぐために少なくとも数箇の前記パッドの固い背部
    支持部材の中に選択的に移動可能の楔の作用をする装置
    を有して成る請求項12に記載の自動式弾薬取扱装置。
  14. 【請求項14】弾薬モジュールが弾丸と発射薬装置から
    成り、前記搬送装置が停止装置を有し弾丸と発射薬装置
    を結合して炸薬装填済実弾実弾にするために発射薬装置
    が1つの前記第1又は第2弾倉から前記筒状部に移され
    ている時に前記筒状部の中の弾丸の軸線方向の位置の保
    持のために前記停止装置が半径方向に移動して弾丸に係
    合するように前記筒状部に取り付けられて成る請求項1
    2に記載の自動式弾薬取扱装置。
  15. 【請求項15】上下のトロリを有し該トロリの間に垂直
    の支持柱が取り付けられ該支持柱に前記搬送装置が垂直
    移動できるように滑動可能に取り付けられ、前記搬送装
    置を積載位置と弾薬転移位置の間で前記上下の位置に垂
    直に並ぶように動かすために前記トロリが水平移動する
    ように取り付けられて成る請求項1に記載の自動式弾薬
    取扱装置。
  16. 【請求項16】前記上のトロリを水平移動させる推進装
    置と前記上下のトロリを連結して前記下のトロリを前記
    上のトロリの水平駆動運動に正確に追随するように強制
    的に水平運動させるためにパンタグラフ状に配置された
    ケーブル及びプーリとを有して成る請求項15に記載の
    自動式弾薬取扱装置。
  17. 【請求項17】カノン砲用大口径弾薬を保管弾倉に出入
    れするための自動式弾薬取扱装置において、前記弾薬取
    扱装置が A.転移位置に移動して保管弾倉の口に合わせられるよ
    うに取り付けられた搬送装置と、 B.(1) 前記搬送装置に取り付けられた基部と、 (2) 前記搬送台が前記転移位置にある間第1前進ストロ
    ーク及び第1逆進ストロークによって弾倉口と並ぶ長軸
    方向の経路に沿って往復運動するように前記基部に取り
    付けられ、前記経路に平行な細長い軌道路を有する弾薬
    取扱装置と、 C.前記第1前進ストローク及び第1逆進ストロークの
    長さよりも長い第2前進ストローク及び第2逆進ストロ
    ークによって往復運動するように前記軌道路に滑動可能
    に収容され、前記逆進ストロークが行なわれている間弾
    薬の半径方向に突出したリムに係合して弾薬を弾倉から
    前記支持装置に移すと共に前記第2前進ストロークの間
    弾薬を前記支持装置から弾倉の中に移動させるように構
    成された抜弾器組立体と、 D.(1) 前記基部で搬送されて前記前進ストローク及び
    第1逆進ストロークによって前記支持装置を移動させる
    モータと、 (2) 前記支持装置の前記第1前進ストローク及び第1逆
    進ストロークに応答して前記経路に平行に往復するよう
    に取り付けられたプーリ網と、 (3) 前記プーリに複数分割作動可能に巻かれて両端部が
    前記基部に埋込み固定されているケーブルと、 (4) 前記経路に平行に延びた前記ケーブルの移動部分に
    クランプされている前記抜弾器組立体とを有するストロ
    ーク増倍装置駆動機構とを具備して成る自動式弾薬取扱
    装置。
  18. 【請求項18】前記プーリ網が前記支持装置の一方の端
    部に隣接するように取り付けられた第1プーリと、前記
    支持装置の他方の端部に隣接するように取り付けられた
    第2プーリと、第3プーリ及び第4プーリとを有し、前
    記ケーブルが一方の埋込み固定された端部から前記経路
    に平行な前進方向に前記第3プーリまで延び、前記第3
    プーリで方向変換して前記第1プーリまで前記経路に平
    行に逆進方向に延び、前記ケーブルの移動部分にある前
    記第1プーリで方向変換して前記第2プーリまで前記前
    進方向に延び、前記第2プーリで方向変換して前記第4
    プーリまで前記逆進方向に延び、前記第4プーリで前記
    前進方向に向きを変えて他方の埋込み固定された端部ま
    で延び、前記プーリ網が歯車網を有し該歯車が前記モー
    タで駆動されると共に構成要素としての歯車を有し該歯
    車が前記第3プーリ及び第4プーリに取り付けられて成
    る請求項17に記載の自動式弾薬取扱装置。
  19. 【請求項19】前記構成要素としての歯車が前記基部に
    前記経路に平行に往復するように取り付けられた第1ラ
    ックギアであり、前記ギア網が前記支持装置に前記経路
    に平行に取り付けられた第2ラックギアと前記基部に取
    り付けられて駆動可能に連結された第1ピニオン及び第
    2ピニオンとを有し、前記第1ピニオンが前記第1ラッ
    クギアに咬合し、前記第2ピニオンが前記第2ラックギ
    アに咬合して成る請求項18に記載の自動式弾薬取扱装
    置。
  20. 【請求項20】前記搬送台が上の弾倉口に合う上の転移
    位置と下の弾倉に合う下の転移位置との間を垂直に移動
    し得るように取り付けられ、前記搬送装置の基部が前記
    搬送台に垂直面内で回転するように取り付けられ、前記
    弾薬取扱装置が前記搬送台が前記下の位置にある時に前
    記搬送台が縦の姿勢になり前記搬送台が前記上の位置に
    ある時に前記搬送台が逆の縦姿勢になるように垂直移動
    する前記搬送台と回転運動する前記搬送装置とを連動す
    るように移動させるための推進装置を有して成る請求項
    18に記載の自動式弾薬取扱装置。
  21. 【請求項21】前記推進装置が前記搬送台を垂直移動す
    るように駆動するための垂直姿勢の丸頭ねじと前記搬送
    装置を回転運動するように駆動する回転機構とを有し、
    前記回転機構が前記丸頭ねじに平行に取り付けられた固
    定ラックギアと、前記搬送台の垂直運動に応答して前記
    ラックギアで回転駆動される位置に前記搬送台によって
    回転支持された第1円形歯車と、前記基部に固定され前
    記円形歯車で駆動されて移動して前記搬送装置に回転運
    動を伝達する平歯車とを有して成る請求項20に記載の
    自動式弾薬取扱装置。
  22. 【請求項22】前記ラックギアが上の有歯部分と下の無
    歯部分とを有し、前記回転機構が前記無歯部分に固定装
    着されたカムトラックと前記カムトラック上を移動し前
    記円形歯車に固定されたカムフォロアとを有し、前記カ
    ムトラックが前記搬送台の前記下の位置からの初期上方
    移動の間前記搬送装置を水平方向に保持しその後に前記
    円形歯車に回転運動を伝達して前記ラックギアの有歯部
    分への同期咬合をさせる形状を有して成る請求項21に
    記載の自動式弾薬取扱装置。
  23. 【請求項23】前記抜弾器組立体が前記支持装置の中に
    形成された軌道路で連動的に移動する第1抜弾器及び第
    2抜弾器と、前記第1及び第2の抜弾器を前記軌道路の
    横断方向の延長位置に個別に偏位させるばねとを有し、
    前記第1抜弾器が前記延長位置で前記第2逆進ストロー
    クの間弾薬のリムに係合し、前記第2抜弾器が前記第2
    前進ストロークの間前記延長位置で弾薬のリムに係合す
    る請求項18に記載の自動式弾薬取扱装置。
  24. 【請求項24】前記軌道路がカムを有し該カムが前記第
    2前進ストロークの終端部分で前記第1抜弾器を弾薬の
    リムと非係合関係になる横断方向の後退位置まで押し下
    げる位置にあるカムを有して成る請求項23に記載の自
    動式弾薬取扱装置。
  25. 【請求項25】前記第1及び第2抜弾器がそれぞれリム
    が異径の弾薬を収容するための1対の横断方向に偏位す
    るリム係合面を有して成る請求項24に記載の自動式弾
    薬取扱装置。
  26. 【請求項26】前記第1抜弾器が前記第2前進ストロー
    クによる上又は下の弾倉の中の弾薬リムへの係合のため
    の前記抜弾器の偏位の終了時に前記上または下の弾倉の
    中にある弾薬のリムに係合するカム面を有して成る請求
    項25に記載の自動式弾薬取扱装置。
JP4336112A 1991-12-23 1992-12-16 自動式弾薬取扱装置 Withdrawn JPH0626789A (ja)

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