JPH06267878A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH06267878A
JPH06267878A JP4841993A JP4841993A JPH06267878A JP H06267878 A JPH06267878 A JP H06267878A JP 4841993 A JP4841993 A JP 4841993A JP 4841993 A JP4841993 A JP 4841993A JP H06267878 A JPH06267878 A JP H06267878A
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JP
Japan
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circuit device
integrated circuit
manufacturing
monitor
semiconductor integrated
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JP4841993A
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English (en)
Inventor
Hisao Takeda
久雄 武田
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異なるホトマスクを用いてそれぞれ拡散層を形
成する場合に、マスクの合わせずれの解析を、従来のス
ティンエッチ法による場合に比して短時間にできる方法
を提供する。 【構成】例えばp- 半導体基板にn層およびp層を拡散
して形成するpinダイオードを、n層とp層の間隔を
ずらして複数個作成する。マスクの合わせずれがある
と、これらのダイオードのブレークダウン電圧値が、合
わせずれのない場合に比して同一の傾向でシフトするか
ら合わせずれが確認でき、シフト量から合わせずれ量も
評価できる。同様な方法は、p+ pp+ 抵抗素子を作成
してもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のホトマスクを
同一半導体基板上に投影する半導体集積回路装置の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置を製造する場合、1
枚の半導体ウエーハ表面上に複数枚のホトマスクによ
り、pn不純物拡散層、表面保護膜、電極配線パターン
等を重ね合わせ加工する。この際半導体ウエーハ上に
は、途中工程でのマスク合わせずれおよび加工寸法管理
のためのパターンや、集積回路を構成するトランジス
タ、ダイオード、抵抗、キャパシタなどの単体素子から
なるモニタチップを、集積回路チップの他に数個同時に
作り込み、工程管理を行うと共に、モニタチップの各種
単体素子の電気的特性を評価することにより、集積回路
の品質を事前に確認する。
【0003】近年の集積回路装置は、微細加工により益
々その集積規模を拡大しているが、半面加工精度をより
きびしく管理する必要が生じている。一方、半導体ウエ
ーハ内部へのpn不純物拡散は、イオン注入技術の普及
により、ホトレジスト材をマスクとして行うことが主流
となってきているために、ホトレジスト材を除去した後
は、その不純物拡散パターンが見えなくなってしまう。
もちろん、各ホトリソグラフィ工程のレジストを加工し
た時点で前記モニタパターンで合わせずれや加工寸法が
規格値内にあるかどうかの検査はするけれども、大量生
産を行う場合、その検査が抜き取り方式とならざるを得
なく、マスク合わせずれの異常に気づかずに製造してし
まう場合がある。
【0004】それらの異常処理ウエーハは、ウエーハプ
ロセス終了後の集積回路チップの電気的試験で全数チェ
ックすることにより検知される。そして検知された異常
ウエーハの原因を特定する場合、モニタチップ内の各単
体素子特性を測定し、異常内容を確認するが、各単体素
子構造自体も複雑であり、原因を特定できない場合があ
る。従来は、さらに原因を特定しようとして、レジスト
マスクによる見えない拡散層の評価を行うため、ウエー
ハ上の電極材、表面保護膜を全て薬品により除去し、半
導体ウエーハ表面をむき出しの状態にしたあとで、HF
液と少量のHNO3 液の混合液を用いるステインエッチ
法によって、拡散済み不純物の濃度により差が生ずる酸
化膜を成長することにより、拡散層パターンを浮き出た
せ、不純物拡散層のマスク合わせずれの解析を行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のように、
レジストマスクを用いて形成した不純物拡散層のマスク
合わせずれを、薬品処理による化学反応法により解析し
ようとする従来の方法では、解析作業に長時間必要とす
る欠点があった。本発明の目的は、この欠点を除去し、
短時間で不純物拡散層形成のためのマスクの合わせずれ
を解析できる半導体集積回路装置の製造方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、同一半導体基板に異なるパターンの複
数のホトマスクを用いてそれぞれ不純物を導入し拡散層
を形成する工程を有する半導体集積回路装置の製造方法
において、半導体基板の一部に異なる工程で形成される
拡散層が隣接してなるモニタ素子を拡散層間隔を順次変
化させて複数組作成し、それらのモニタ素子の電気的特
性からホトマスク間の合わせずれ量を評価するものとす
る。そして、隣接方向が同一の複数組のモニタ素子と隣
接方向が前記方向と直角の複数組のモニタ素子を同一半
導体基板に作成することが有効である。また、モニタ素
子を異なる導電形の拡散層を形成して作成すること、そ
のようなモニタ素子がダイオードであって、それらのダ
イオードのブレークダウン電圧特性の所定特性との比較
から合わせずれを評価することが有効である。あるい
は、モニタ素子を不純物濃度の異なる同一導電形の拡散
層を形成して作成すること、そのようなモニタ素子が抵
抗素子であって、それらの抵抗素子の抵抗値特性の所定
特性との比較から合わせずれを評価することも有効であ
る。
【0007】
【作用】異なるマスクを用いて形成する拡散層の間隔を
変化させた素子を複数個作成すれば、それらの素子の電
気的特性に若干の差が生ずる。マスクの合わせがずれた
ときには、ずれのない状態で作成された素子と比較して
電気的特性が同一の傾向で変動する。このことから、単
一の素子の特性測定ではそれが原因であると確定できな
いマスクの合わせずれも検知でき、特性の変動の大きさ
から合わせずれ量も評価できる。このようにして、通常
の半導体集積回路装置の製造工程の間にマスク合わせず
れを検知できるので、短時間ですむ。素子の種類によ
り、異なる導電形の拡散層形成に用いるマスク間の合わ
せずれも、同一導電形で不純物濃度の異なる拡散層形成
に用いるマスク間の合わせずれも検出可能である。
【0008】
【実施例】以下、図を引用して本発明の実施例について
述べる。図1は本発明の一実施例で半導体ウエーハの一
部に形成されるマスク合わせずれ検知用のモニタ素子の
平面図であり、図2は図1のA−A線、B−B線、C−
C線断面を重ねて示した図である。このモニタ素子は、
表面にシリコン酸化膜4を形成したp- シリコン基板1
に、まず、第一のホトリソグラフィ工程、n型イオン注
入工程および高温熱処理工程により、点線で示す領域
に、例えば幅4μm、長さ20μm、深さ1〜5μmのn
形拡散層21、22、23を形成する。次に、第二ホトリソグ
ラフィ工程、p型イオン注入工程および高温熱処理工程
により、n形拡散層21、22、23に隣接する点線で示す領
域にp形拡散層31、32、33を形成する。この際、隣接す
るn形拡散層とp形拡散層の間隔w1 、w2 、w3 はマ
スク合わせ装置の精度を考慮してずらす。例えば基準寸
法が4〜5μmの集積回路装置の場合、0.25μmずつず
らす。このあと、第三ホトリソグラフィ工程でシリコン
酸化膜4にコンタクトホール51、52、53、54、55、56を
開け、Alスパッタ工程および第四ホトリソグラフィ工程
でコンタクトホールでn形拡散層およびp形拡散層に接
触するAl電極61、62、63、64、65、66を形成する。
【0009】このモニタ素子には、i層の幅が少しずつ
異なるn層21、p- 基板1、p層31からなるpinダイ
オード10、n層22、p- 基板1、p層32からなるpin
ダイオード20およびn層23、p- 基板1、p層33からな
るpinダイオード30が内蔵されており、各ダイオード
の逆特性をAl電極61と64、62と65、63と66とから測定す
ることができる。i層の幅が異なるため、各ダイオード
10、20、30の逆特性は図3に示すように異なり、V1
2 、V3 のブレークダウン電圧値を示す。もし、第一
ホトリソグラフィ工程と第二ホトリソグラフィ工程との
マスクの間に合わせずれがあるときは、合わせずれのな
いときの逆特性10、20、30がいずれも+方向あるいは−
方向にずれる。その特性のずれ量は、合わせずれが大き
いほど大きい。
【0010】マスク合わせずれは、シリコンウエーハ平
面においてXY両方向に生ずるから、図4に示すよう
に、いずれも図1、図2と同様に3個のダイオード10、
20、30から構成されるX軸ずれモニタ71と、Y軸ずれモ
ニタ72を、例えば図5に示すように多数のICチップパ
ターン81のほかに、単体素子モニタチップパターン82、
83、マスクアライメントパターン84、85を有するホトマ
スク8の5個所のモニタチップパターン82、83内に形成
する。
【0011】上記の実施例では、合わせずれをpinダ
イオードのi層の幅から検知したが、たとえばnpn+
構造のバイポーラトランジスタのpベース層の幅に応じ
たコレクタ電圧VCOの変動を利用して検知することもで
きる。また、異なる導電形領域形成のためのマスクの合
わせずれでなく同じ導電形で不純物濃度の異なる領域形
成のためのマスクの合わせずれを解析するためには、例
えばn基板に形成したp拡散層とp+ 拡散層とからなる
+ pp+ 構造の抵抗のp+ 層とp層のずれによる抵抗
値の変動を利用することもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、異なるマスクを用いて
拡散層を形成するとき、形成したそれらの間隔を少しず
らして拡散層からなる素子をモニタ用に作成しておくこ
とにより、それらの素子の電気的特性が、マスクの合わ
せずれがないときにくらべて合わせずれがあるときは一
方向にシフトすることを利用して、合わせずれの確認お
よび合わせずれ量の評価ができる。これによって、半導
体集積回路装置製造工程における拡散異常ウエーハの原
因調査が、従来方法に比較して迅速に行うことが可能に
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における位置ずれモニタ用ダ
イオードの平面図
【図2】図1のA−A線、B−B線、C−C線断面を重
ねて示した断面図
【図3】図1の各ダイオードの逆特性線図
【図4】図1のモニタの配置を示す平面図
【図5】ホトマスク全体の各種パターンの配置を示す平
面図
【符号の説明】
1 p- 基板 21、22、23 n形拡散層 31、32、33 p形拡散層 4 酸化膜 61、62、63、64、65、66 Al電極 71 X軸ずれモニタ 72 Y軸ずれモニタ 10、20、30 ダイオード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一半導体基板に異なるパターンの複数の
    ホトマスクを用いてそれぞれ不純物を導入し拡散層を形
    成する工程を有する半導体集積回路装置の製造方法にお
    いて、半導体基板の一部に異なる工程で形成される拡散
    層が隣接してなるモニタ素子を拡散層間隔を順次変化さ
    せて平行に複数組作成し、それらの素子の電気的特性か
    らホトマスク間の合わせずれを評価することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】隣接方向が同一の複数組のモニタ素子と隣
    接方向が前記方向と直角の複数組のモニタ素子を同一半
    導体基板に作成する請求項1記載の半導体集積回路装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】モニタ素子を異なる導電形の拡散層を形成
    して作成する請求項1あるいは2記載の半導体集積回路
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】モニタ素子がダイオードであって、それら
    のダイオードのブレークダウン電圧特性の所定特性との
    比較から合わせずれを評価する請求項3記載の半導体集
    積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】モニタ素子を不純物濃度の異なる同一導電
    形の拡散層を形成して作成する請求項1あるいは2記載
    の半導体集積回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】モニタ素子が抵抗素子であって、それらの
    抵抗素子の抵抗値特性の所定特性との比較から合わせず
    れを評価する請求項5記載の半導体集積回路装置の製造
    方法。
JP4841993A 1993-03-10 1993-03-10 半導体集積回路装置の製造方法 Pending JPH06267878A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005072591A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Anam Semiconductor Inc イオン注入の誤整列判断方法
US11560449B2 (en) 2005-04-22 2023-01-24 Mitsubishi Chemical Corporation Biomass-resource-derived polyester and production process thereof

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