JPH0626711Y2 - センサ−内蔵駆動装置 - Google Patents

センサ−内蔵駆動装置

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JPH0626711Y2
JPH0626711Y2 JP3721387U JP3721387U JPH0626711Y2 JP H0626711 Y2 JPH0626711 Y2 JP H0626711Y2 JP 3721387 U JP3721387 U JP 3721387U JP 3721387 U JP3721387 U JP 3721387U JP H0626711 Y2 JPH0626711 Y2 JP H0626711Y2
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JP
Japan
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sensor
built
friction plate
gear
drive
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JP3721387U
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English (en)
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JPS63146083U (ja
Inventor
保夫 牧内
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、センサー内蔵駆動装置に関し、特に、ギヤボ
ツクス内に回転位置を検出するためのセンサーを内蔵
し、出力回転軸を任意の回転数回転した状態で停止させ
ることができるようにするための新規な改良に関する。
b.従来の技術 従来、用いられていたこの種の装置として、代表的な構
成について述べると、その内容を開示する文献等をここ
では明らかにしていないが、扉を横方向に摺動して開閉
させる構成を挙げることができる。
この従来構成の場合、扉を横方向に往復移動させるため
の駆動モータを有するギヤボツクスが壁等の固定部分に
設けられ、この扉の移動位置を検出するためのセンサー
部が扉に一体状に設けられていた。
従つて、扉の開閉状態は、この扉に設けられたセンサー
部によつて検出され、駆動モータの駆動制御が行われて
いた。
c.考案が解決しようとする問題点 従来の駆動装置は、以上のように構成されていたため、
次のような問題点が存在した。
(1)扉自体にセンサー部を設けなければならないため、
扉が水中、高湿度、高温、振動下に位置する場合は、取
付及び保守点検が極めて困難であつた。
(2)さらに、センサー部と駆動装置が分離して設けられ
ているため、特に、保守点検時において、センサー部と
駆動装置の両方を点検又は交換しなければならず、メイ
ンテナンス作業が困難を極めていた。
(3)又、センサー部と駆動装置から分離して設けられて
いるため、コストを下げることができず、コストダウン
の要求に応えることが困難であつた。
本考案は、以上のような問題点を解決するためになされ
たもので、特に、ギヤボツクス内に回転位置を検出する
ためのセンサーを内蔵し、出力回転軸を任意の回転数回
転した状態で停止させることができるようにしたセンサ
ー内蔵駆動装置を提供することを目的とする。
d.問題点を解決するための手段 本考案によるセンサー内蔵駆動装置は、複数の減速ギヤ
を有するギヤボツクスと、前記各減速ギヤの摩擦板に設
けられた素子と、前記ギヤボツクス内に固定して設けら
れ前記素子と対応するセンサー部と、前記ギヤボツクス
に設けられ前記摩擦板と結合可能に設けられた位置決め
軸と、前記減速ギヤに接続された駆動モータと、前記駆
動モータに接続された出力回転軸とを備えた構成であ
る。
e.作用 本考案によるセンサー内蔵駆動装置においては、ギヤボ
ツクス内に素子及びセンサー部が内蔵されているため、
位置決め軸を操作することにより摩擦板を回転させて素
子を任意の回転位置に設定することができ、出力回転軸
を任意の回転数回転した状態で停止させることができ
る。
従つて、本考案によるセンサー内蔵駆動装置を用いれ
ば、このセンサー内蔵駆動装置を壁内等に固定保持する
だけで、例えば、ドアの開閉制御を行うことができ、取
付並びに保守点検が極めて容易となる。
f.実施例 以下、図面と共に本考案によるセンサー内蔵駆動装置の
好適な実施例について詳細に説明する。
第1図及び第2図に示す構成は、本考案によるセンサー
内蔵駆動装置を示すもので、第1図は外観図、第2図は
第1図の内蔵構成を示す拡大断面図である。
第1図において、符号1で示されるものは駆動モータで
あり、この駆動モータ1にはギヤボツクス2が設けられ
ており、このギヤボツクス2の一端には、プーリ3を有
する出力回転軸4が回転自在に設けられている。
次に、第2図において、前記ギヤボツクス2のケーシン
グ5内の前記出力回転軸4に設けられた駆動ギヤ6に
は、中間ギヤ7及び8を介して前記駆動モータ1の駆動
軸9に連結され、駆動モータ1の回転に応じて出力回転
軸4が回転する構成である。
さらに、前記ケーシング5内の他方側には、複数の減速
ギヤ10,11及び12が互いに減速された状態で多段
状に配設されており、第1段目の減速ギヤ10は前記中
間ギヤ7の下部に形成された小径の連結ギヤ7aに矢印
で示すように、図示しないギヤによつて連結されてい
る。
又、最終段の減速ギヤ12上には、この減速ギヤ12と
同径の構成よりなる摩擦板13が軸14に設けられたば
ね15を介して下方に付勢された状態で設けられてお
り、この摩擦板13と減速ギヤ12とは摩擦結合によつ
て一体に回転できる構成である。
さらに、この摩擦板13上には、磁石からなる検出素子
16が設けられ、前記ケーシング5に設けられた保持柱
17には、前記素子16の対応する上部位置に磁気セン
サーよりなるセンサー部18を有する保持板19がビス
20によつて取付けられている。
さらに、このケーシング5の端部には、位置決め軸21
が回転自在に保持され、ばね22によつて常時上方に付
勢して設けられている。この位置決め軸21の下端は、
軸受23を貫通して下方に突出可能に設けられ、この位
置決め軸21のほぼ中央位置には、位置決めギヤ24が
一体状に設けられており、この位置決めギヤ24は、位
置決め軸21を押入した場合、図示しないギヤを介して
前記摩擦板13と連結する構成である。
本考案によるセンサー内蔵駆動装置は、前述したように
構成されており、以下に、その動作について説明する。
まず、駆動モータ1を回転させると、駆動軸9の回転が
中間ギヤ7及び8を経て出力回転軸4に伝達され、プー
リ3が回転され、このプーリ3に図示しないベルトを介
して接続された例えば扉(図示せず)を開閉することが
できる。
同時に、この駆動軸9の回転は、各減速ギヤ10,11
及び12を介して減速された状態で摩擦板13を回転す
る。
この摩擦板13は、例えば、前述の扉が開又は閉の1ス
トローク動作に同期して1回転するように設定してお
き、検出素子16が1回転した状態をセンサー部18に
て検出すれば、扉の開完了又は閉完了時に駆動モータ1
の回転を停止させることができる。
又、この駆動モータ1の回転制御は、前記検出素子16
の回転位置に応じて任意に変えることができ、位置決め
軸21を押入して回転することにより、位置決めギヤ2
4と摩擦板13とが結合して、摩擦板13を所定角度回
転することができるものである。
尚、センサー部については、前述の磁気に限らず、例え
ば、光、機械式等種々の構成を用いた場合も同等の作用
効果を得ることができる。
g.考案の効果 本考案によるセンサー内蔵駆動装置は、以上のように構
成されているため、次のような種々の効果を得ることが
できる。
(1)ギヤボツクス内にセンサー部が内蔵されているた
め、1個のケーシング内に全ての構成を設けることがで
き、取付及び保守点検に対して極めて好都合である。
(2)又、1項の効果により、本装置を扉と離隔した位置
に設けることができ、従来のように、センサー部が悪い
雰囲気、水中、高湿度、高温及び振動等の影響を受ける
ことが少なく、極めて安定した動作を得ることができ
る。
(3)又、1項の効果により、ケーシングを防水構造とす
ることによつて、水中においても作動可能な装置を得る
ことができる。
(4)又、1項の効果により、装置の取付及び保守点検に
おいて、大巾なコストダウンを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案によるセンサー内蔵駆動装
置を示すための外観図及び拡大断面図である。 1は駆動モータ、2はギヤボツクス、4は出力回転軸、
10〜12は減速ギヤ、13は摩擦板、16は検出素
子、18はセンサー部、21は位置決め軸である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の減速ギヤ(10〜12)を有するギヤボツ
    クス(2)と、前記減速ギヤ(12)の摩擦板(13)に設けられ
    た検出素子(16)と、前記ギヤボツクス(2)内に固定して
    設けられ前記検出素子(16)と対応するセンサー部(18)
    と、前記ギヤボツクス(2)に設けられ前記摩擦板(13)と
    結合可能に設けられた位置決め軸(21)と、前記減速ギヤ
    (10〜12)に接続された駆動モータ(1)と、前記駆動モー
    タ(1)に接続された出力回転軸(4)とを備え、前記位置決
    め軸(21)により前記摩擦板(13)を回転させて前記検出素
    子(16)の回転位置を任意に設定できるようにしたことを
    特徴とするセンサー内蔵駆動装置。
  2. 【請求項2】前記検出素子(16)は、磁石よりなり、前記
    センサー部(18)は、磁気センサーであることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のセンサー内蔵駆
    動装置。
  3. 【請求項3】前記位置決め軸(21)は、押し込んだ状態で
    前記摩擦板(13)を回転することができるように構成され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項記載のセンサー内蔵駆動装置。
  4. 【請求項4】前記出力回転軸(4)には、プーリ(3)が設け
    られていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項乃至第3項の何れかに記載のセンサー内蔵駆動装
    置。
JP3721387U 1987-03-16 1987-03-16 センサ−内蔵駆動装置 Expired - Lifetime JPH0626711Y2 (ja)

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JP3721387U JPH0626711Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16 センサ−内蔵駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS63146083U JPS63146083U (ja) 1988-09-27
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JP3721387U Expired - Lifetime JPH0626711Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16 センサ−内蔵駆動装置

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JP2004037176A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Nidec Copal Corp 回転検出器及びレンズ駆動装置

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JPS63146083U (ja) 1988-09-27

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