JPH06266479A - 小型パーソナルコンピュータ - Google Patents

小型パーソナルコンピュータ

Info

Publication number
JPH06266479A
JPH06266479A JP5053737A JP5373793A JPH06266479A JP H06266479 A JPH06266479 A JP H06266479A JP 5053737 A JP5053737 A JP 5053737A JP 5373793 A JP5373793 A JP 5373793A JP H06266479 A JPH06266479 A JP H06266479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
memory
battery
power supply
built
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5053737A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Isozaki
政志 磯崎
Yoshihiro Hayashi
良裕 林
Hiroyoshi Tanaka
浩由 田中
Yosuke Konaka
陽介 小中
Yoshiaki Nomura
賀昭 野村
Nobuo Arinaga
信夫 有永
Takahiro Maeda
貴博 前田
Mari Kurita
真里 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5053737A priority Critical patent/JPH06266479A/ja
Publication of JPH06266479A publication Critical patent/JPH06266479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】AC電源供給が停止した場合に、システムをダ
ウンさせることなく自動的に退避行動が可能な、且つ小
スペースで停電保護装置を内蔵するコンピュータを提供
する。 【構成】電源をAC電源802に基づきDC入力を生成
する手段37とバッテリー電源22とで構成し、AC電
源断を検出する手段805と、この検出手段805の出
力に応じて電源をバッテリー電源に切り替える手段80
4を付加し、検出手段805の出力に応じた割り込み処
理によりコンピュータ内の揮発性メモリのデータを自動
的に不揮発性メモリに退避処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AC電源供給が停止し
た場合に、システムをダウンさせることなく、ユーザー
が速やかに退避行動を行うことを可能にする停電保護装
置を有するコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、停電時などにコンピュータのシス
テムがダウンするのを防止するために、コンピュータを
無停電電源に接続しておくという方法がとられている。
また、AC電源駆動とバッテリー駆動の両方が可能なコ
ンピュータでは、AC電源が切れるとバッテリー駆動に
切り替わるようになっているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、無停電電源を使用する場合、コンピュータの電源ケ
ーブルを無停電電源に接続するという方法をとっている
ため、コンピュータの電源ケーブルが抜けてAC電源供
給が停止した場合には、システムがダウンするのを防止
することができない。また、無停電電源はコンピュータ
外の据置型としてスペースをとる。さらに、無停電電源
は、接続したコンピュータとは無関係に動作するため、
コンピュータ上から無停電電源の機能のオン/オフを選
択したり、電源供給の状態、無停電電源の接続の有無、
バッテリー残容量などをコンピュータ側で認識すること
ができない。そのため、AC電源供給が停止したときに
は、単に電源供給をバッテリー側に切り替えるのみで
は、バッテリー切れにより揮発性メモリ上のデータ等が
消失する恐れがあった。
【0004】さらに、AC電源駆動とバッテリー駆動の
両方が可能なコンピュータにおいては、AC電源駆動と
バッテリー駆動を切り替えるという機能は、AC電源断
後も数時間の間バッテリーによってコンピュータを駆動
させるためのものであり、そのためにバッテリーは比較
的大容量(すなわち大型)のものを必要とし、コンピュ
ータ内で大きなスペースを占めることになる。また、そ
の充電や放電の制御回路は複雑なものとなる。なお、本
技術に関連する特許出願としては、例えば、特開平4−
51303号公報、同4−152410号公報、同4−
151704号等があげられる。
【0005】本発明の目的は、AC電源供給が停止した
場合に、システムをダウンさせることなく自動的に退避
行動を行うことを可能にし、かつ小スペースで停電保護
装置を内蔵する小型パーソナルコンピュータを提供する
ことにある。本発明の他の目的は、クライアントに最適
な省スペースを実現し、LANシステムやホスト接続に
好適なパーソナルコンピュータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による停電保護装置を内蔵するコンピュー
タは、AC電源に基づきDC入力電圧を生成する手段
と、バッテリー電源と、AC電源断を検出する検出手段
と、この検出手段の検出出力に応じて電源をバッテリー
電源に切り替える切り替え手段と、検出手段の検出出力
に応じた割り込み処理によりコンピュータ内の揮発性記
憶手段のデータを自動的に不揮発性記憶手段に退避する
処理手段とを備えた構成をもつ。
【0007】
【作用】本発明では、AC電源断を検出手段で検出した
とき、電源をバッテリー電源に切り替えるとともに、退
避の必要な揮発性メモリのデータを自動的にディスク装
置のような不揮発性記憶手段に退避する。すなわち、本
発明におけるバッテリー電源は、AC電源断後も数時間
の間、コンピュータ動作を継続させるためのものではな
く、不意の電源断によるデータ消失を回避することを主
目的とするものである。このため、コンピュータに内蔵
のバッテリー電源は必要最小限の容量のものでよく、コ
ンピュータの小型軽量化に寄与することができる。
【0008】又、本発明の停電保護装置はコンピュータ
内に内蔵されるため、従来のように外部の停電保護装置
への電源ケーブル接続が外れるというようなことはなく
なる。更に、検出手段の検出出力に応じてユーザーに対
する警告を発することにより、ユーザーはAC電源断を
直ちに認識することができる。また更に、処理手段から
の指示に応じて切り替え手段をディセーブルする停電保
護抑止手段を備えることにより、電源を別にする拡張ユ
ニット等を接続している場合に対処することが可能にな
る。
【0009】本発明では更にバッテリー電源切れを示す
バッテリー電圧を検出する第2の検出手段を備え、この
第2の検出手段の検出出力に応じて切り替え手段を制御
することにより、バッテリー電源による電力供給を遮断
する。これにより、バッテリーの過放電を防止すること
ができる。又、バッテリー電源の電圧低下を示すバッテ
リー電圧を検出する第3の検出手段と、該第3の検出出
力に応じてユーザーに対する警告を発する第2の警告発
生手段を備えることにより、バッテリー電源の残量少で
あることをユーザーが認識することができる。又更に、
前記停電保護抑止の有無の状態をユーザーに通知する通
知手段を備えることにより、AC電源断が生じた場合に
停電保護がなされるか否かをユーザーが認識することが
できる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例の小型情報処理装置(以下シ
ステム装置)の概要を図1、図2に示す。図示の都合
上、全体システムは図1、図2に分けられている。本シ
ステム装置701は、キャッシュメモリ内臓高速マイク
ロプロセッサ(CPU)702、プログラム及びデータ
処理用大容量メインメモリ703、マイクロプロセッサ
702と各種周辺コントローラとを接続する汎用バス7
04、汎用バス704及びメインメモリ703の制御用
コントローラ705、起動処理及び基本制御プログラム
を格納したROM(Read Only Memory)706、フロッ
ピーディスク3、固定ディスク装置(HDD)21、プ
リンタインターフェース、シリアルインターフェース等
の周辺コントローラ707、高速表示コントローラ70
8、表示用メモリ709、文字表示用フォントパターン
を格納したCGROM710(Character Generater Rea
d Only Memory)、ゲートアレイで構成され、主たる機能
がパワーマネイジメントであるIC711等を有し、ま
たファイル装置として、上述した3.5インチフロッピ
ーデスク装置3を1台、大容量2.5インチ固定ディス
ク装置21を1台内臓し、入力装置としてコンパクトキ
ーボード装置18を備えている。表示装置としては、液
晶表示装置17を内臓し、液晶タイプとしては、白黒液
晶モデル(16階調)とカラー液晶モデル(16/51
2色)が選択可能となっている。外部入出力及び機能拡
張インターフェースとしては、テンキーボードインター
フェース5、マウスインターフェース6、プリンタイン
ターフェース16、シリアルインターフェース8、外部
表示装置接続用ディスプレイインターフェース14、内
臓汎用バス機能拡張用バスインターフェース15をそな
えている。
【0011】また、電源装置として、外部のAC/DC
変換アダプター721からDC変換されたDC電源72
2の供給をうけ、内臓DC/DCコンバータ37によ
り、内部ロジック用電源、液晶駆動電源を供給してい
る。また、装置本体内部に、メインメモリを増設するた
めのメモリスロット724を備え、メモリ容量の必要な
ソフトプログラムにも対応可能となっている。更に、汎
用バス704機能を備えた2個の機能拡張用内臓スロッ
ト1、2(それぞれ102、104)を備え、装置内部
に、LAN(Local Area Network)、モデム等の通信制御
機能や、各種入出力周辺インターフェース機能が2個同
時拡張可能となっている。
【0012】さらに、電源供給の一手段として、内部に
停電保護バッテリー22を搭載し、停電等により、外部
電源が、切断された場合には、DC電源722をバッテ
リー制御コントローラ23が監視し、異常を検知した場
合には、バッテリー動作に切り替わり、処理中の作業の
退避動作が可能な時間電源を供給可能となっている。
【0013】そして、以上述べた全ての機能をコンパク
トなA4ブックサイズのケースに納め、ビジネスからパ
ーソナルまでの本格的情報処理装置として利用できる
他、内臓スロット1、2に搭載した通信機能により、コ
ンパクトなネットワーク端末や、各種通信端末としても
利用可能である。
【0014】図14、図15にシステム構成図を示す。
システム装置701には、図中にある各種装置を接続、
組み込む事により、用途に応じたシステムを構築でき
る。
【0015】内臓用装置として、メインメモリ増設用メ
モリボード724、内臓スロット装着用各種通信ボード
731がある。出力装置としては、低速から高速までの
各種プリンタ装置732、入力装置として、マウス73
3、テンキーボード734が接続可能である。また、シ
ステム機能をさらに拡張させるため、システム装置70
1にドッキングさせて装着する拡張ユニット735があ
る。拡張ユニット735には、内臓拡張スロットだけで
は、まかなえない通信機能を拡張するボード、記憶装置
の増設ボード736が用意されている。ファイル装置7
37としても、固定ディスク、フロッピーディスク装置
がある。以上の各種装置により、小型情報処理装置を基
本とした仕様から、複数の通信手順に対応出来、大容量
ファイル装置を備えた据置型の情報処理装置に匹敵する
システム仕様までカバーできる事になる。以下、本発明
の小型パーソナルコンピュータの一実施例の構成を、
1.実装、2.停電保護装置、3.電源保護装置、4.
メモリ回路、5.システム構成に分けて詳述する。
【0016】1.実装 (1)概要 次にシステム装置の実装の概要を述べる。図3は、本発
明の一実施例の左側面構成図である。下段に内蔵スロッ
ト1、上段に内蔵スロット2を設けている。図4は、当
該実施例の右側面構成図である。操作性を考慮し上部に
フロッピーディスクドライブ(FDD)3を配置し、ま
た下段には、リセットスイッチ4、テンキーボードコネ
クター5、マウスコネクター6、タブレットコネクター
7等の補助入力装置のインターフェースコネクター、シ
リアルコネクター8、及び電源スイッチ9を配置した。
コネクター部には、開閉式カバー10、11を設け、誤
動作、異物混入防止をはかっている。前面には、パーム
レスト兼用のハンドル12を設けている。また、表示部
27は開閉式となっており、未使用時は図2のように閉
じられているが使用時には図3のように開き、画面17
を見ながらキーボード18を操作することができる。図
5は、その実施例の後面構成図である。後面は、電源コ
ネクター13、CRTコネクター14、拡張バスコネク
ター15、プリンタコネクター16等の各種外部インタ
ーフェースコネクターを配置してある。それぞれのコネ
クターに図8に示す取り外し式のコネクターカバーが装
着できるようになっている。図6は、当該実施例の前面
構成図、図7は、当該実施例の平面構成図を示す。
【0017】図8は、上述した実施例の全体分解構成図
を示す。本体後部右側は、上段にフロッピーディスク
(FDD)3、下段にハードディスク(HDD)21を
配置し、本体後部左側は、上段・下段はそれぞれ内蔵ス
ロット部1、2となっており、図13のような内蔵ボー
ドを本体外部より装着することができる。本体前部に
は、停電保護用バッテリー22及びバッテリー制御ボー
ド23を内蔵できるようにしてあり、上部のキーボード
18を取り外すことにより容易に外部より脱着できる。
本体下部には、CPU制御、表示制御を含む制御基板3
6、および前方左に電源であるDC/DCコンバータ3
7を配置してあり、FDD3、HDD21を含め全体と
して各部の発熱が均一となるように配置してある。ま
た、インターフェースコネクター5、6、7、13、1
4、15、電源スイッチ9、下部内蔵スロットコネクタ
ー102は、制御基板36上に実装してあり実装を簡略
化してある。さらにFDDユニット24、HDDユニッ
ト25、上部内蔵スロットユニット26、表示ユニット
27、本体ユニット28等、各種デバイスそれぞれをユ
ニット化してあり、組立性の向上をはかっている。また
LEDボード29は、本体カバー30を通してFDDユ
ニット24に取り付けられたFPC31のコネクターに
直結できるようになっている。
【0018】図9は、本体ユニット28の構成を示す。
制御基板36及びDC/DCコンバータ37の下には、
絶縁シート38をはさんで、放熱板兼用のシールドプレ
ート39を入れ回路アースの強化や放熱効果を高めてい
る。制御基板36とシールドプレート39は、共締めで
本体ケース40に固定される。
【0019】(2)内蔵スロット部1、2の詳細 図10にFDD、HDD、内蔵スロット部の取り付け構
造を示す。内蔵スロットは、上段2・下段1共に外部よ
り図13に示す内蔵ボードを本体左側面外部よりスライ
ドさせて挿抜できる構造となっている。図12は、内蔵
スロット部構造断面を示す。下段は、下ケース40にガ
イドレールを設けてあり、制御基板36のコネクター1
01に内蔵ボード103のコネクター102を直結する
構造である。上段は、図11のように別部品のスロット
ガイド26を用意し、それに中継基板56を取り付けて
一体化したスロットユニットで構成される。このスロッ
トユニットへの信号供給は、図12のように制御基板3
6よりコネクターで直結された中継基板56を通じて行
われる構造となっている。上部内蔵ボード106を、ス
ロットガイド26のレールに沿って内部に挿入した場
合、中継基板56のコネクター104に内蔵ボード10
6のコネクター105が接続され信号が供給される。
【0020】図13に内蔵ボード103、106の外観
図を示す。この内蔵ボードは金属プレート59によりス
ロットガイド26に固定されるが、固定後の実使用状態
において外部から印加される静電気等による障害を防止
するため、スロットガイド29は板金、または金属メッ
キしたモールドを用いる。
【0021】(3)瞬断保護バッテリー 図16に、瞬断保護バッテリーの外観図を示す。瞬断保
護バッテリーは、バッテリー本体22と制御ボード23
からなり、バッテリー本体22は2列の組電池で一方の
列には奇数のセルを使用し、他方の列には偶数のセルを
使用して構成される。このため、セル1個分開いたスペ
ースに保護素子210を配置する事ができ、スペースの
有効活用ができる。また、2本のセル同志の固定は、テ
ープ211を使用しており、このため格列毎にチューブ
212を巻くことができるようになり、絶縁、漏液保護
に有効であるほか、組電池の製造も容易となるという効
果がある。なお、201はクッションである。
【0022】図17は、瞬断保護バッテリー22を本体
に実装した場合の図である。制御ボード23は、本体ケ
ース40にネジにて固定される。バッテリー本体22
は、本体ケース40のリブ202、203、204、2
05で位置決めされ、キーボード32を取り付けること
によりバッテリー本体22に貼り付けられたクッション
201を圧縮し、本体内部に固定される。
【0023】(4)HDD・FDD部 図18は、FDD・HDDの実装状態を示す。FDD3
は、FDDプレート50にネジ止めされていて、その制
御信号はFPC31を通じて制御基板36に接続されて
いる。HDD21は、FDD3の下に配置されている。
HDD21は、HDDプレート51にネジ止めされ、さ
らにSLOT.HDDプレート53にネジ止めされてい
て、その制御信号はFPC52を通じて制御基板36に
接続されている。SLOT.HDDプレート53は、上
部内蔵スロットユニット26の固定ベースもかねてい
る。
【0024】図20は、HDD・FDDの取付構造を示
す。HDD21を直接HDDプレート53に取り付ける
のではなくHDDプレート51に取り付け、そのHDD
プレート51をHDDプレート53に取り付ける構造と
した。このことにより、HDD21交換時にHDDユニ
ット25全体を取り外す必要がなくなり、FPC52の
HDD21側のコネクターを取り外すことのみで、HD
D21を容易に取り外すことができる。
【0025】(5)シールドプレート、電源部実装 図21に、DC/DCコンバータ37の外観を示す。D
C/DCコンバータ37は、その基板として金属基板を
使用し、放熱効果を高めている。また、基板自体は回路
アース電位としてある。
【0026】図22に、シールドプレート39の外観図
を示す。シールドプレート39は、金属のバネ材を使用
し、502、503、504等一部にバネ構造をもたせ
ている。また、DC/DCコンバータ37や制御基板3
6と同時に本体ケース40のボス部に共締めできるよ
う、ネジ穴のあいた切り起こし部505を有している。
図23は、シールドプレート39、DC/DCコンバー
タ37、制御基板36及びバネの接続関係を示す。DC
/DCコンバータ37と制御基板36は、シールドプレ
ート39の切り起こし部505を通して本体ケース40
(図9等参照)に共締めされる。これによりネジ締め状
態では、同一のシールドプレート上に制御基板36、D
C/DCコンバータ37が電気的、機械的に接続される
ことになり、基板上で発生した熱がネジ締め部を通して
シールドプレート39上に放熱、拡散するという効果が
発生する外、制御基板36のネジ穴部分を回路アースと
しておけばシールドプレート39が共通アースとなって
アースが強化され、放射電磁界の抑止、回路動作の安定
化に対して著しい効果がある。
【0027】さらに、シールドプレート39後部のバネ
部502が、図7のC−C’断面を示す図24のように
制御基板36に取り付けられた裏面板501と接触する
ようになっており、また、HDDユニット25は、後部
を裏面板501にネジ止めし前部をシールドプレート3
9及び制御基板36と共締めするため、制御基板36の
後ろ側は、全体を金属でシールドされる。またそれぞれ
図7のD−D’E−E’断面を示す図25、図26のよ
うにHDDユニット25に取り付けられたバネ54、5
5とシールドプレート39の前部にあるバネ部504が
キーボード18の裏側の金属板510に接触することに
より、制御基板36の前側も金属でシールドされる。こ
れにより、制御基板36及びDC/DCコンバータ37
は、全体を金属でシールドされることになり放射電磁界
の抑止に対して効果が発生する。
【0028】(6)表示ユニット部 表示部の一実施例の構成を図27、図28に示す。
【0029】本実施例は、本発明をラップトップ型パー
ソナルコンピュータに適用した実施例となっている。表
示ユニット27は、主として液晶表示パネル17、LC
D中継FPC(フレキシブルプリント基板)48、バッ
クライト駆動用インバータ45、LCD信号ケーブル4
6の4点が組み込まれており、液晶表示パネル横にイン
バータ45、上部にLCD中継FPC48を配置してい
る。表示ユニット27は、液晶表示パネル17がそのス
ペースの大半を占めておりインバータ45の配置、LC
D信号ケーブル46を引き回すためのスペースは限られ
ている。又、表示ユニット27全体が薄型化されてお
り、インバータ45などの部品についても薄型化する必
要がある。そのため、インバータ45は片面部品実装と
している。片面部品実装を行うための基板面積を確保す
るため、基板形状を図29のようにL字型にして面積を
確保し、片面部品実装を可能としている。又、インバー
タ45をL字型とすることによりケーブル配線ルートの
簡略化ができ、ケーブル長を最小限に抑え、さらにケー
ブルからのノイズの発生を防ぐという効果が発生するな
ど、限られたスペースを有効に使うことができるので、
製品の小型化に有利である。
【0030】(7)放射電磁界対策 装置全体の実装を図8、図23、図24、図25、図2
6を使用し、表示部を図27を使用し、制御基板36な
どの基板実装に関しては図30、図31を使用して以下
に記述する。制御基板36の層構成に関しては、信号パ
ターンのターンのループや迂回等の引き回しを防ぐた
め、信号層を図30のbの様に4層以上とした。配線の
特性インピーダンスを下げることで、輻射ノイズを下げ
ることができる。そこで基板にアース層と電源層を設け
るが、基板厚tを通常の1.6mmより薄くすることで
その効果が増大させてある。さらに、層構成を図30の
bの様に部品面より、信号層〜アース層〜信号層〜信号
層〜電源層〜信号層とするなど、信号層を電源、アース
層で挟み込み、配線の特性インピーダンスの低減と、部
品〜アース間の距離を短くしてある。
【0031】スルーホールを短い間隔で並べるとアース
層または電源層に図30のcの様にスリット状の穴があ
き、その上を通過する信号線とアース間にインピーダン
スのアンマッチが発生し、輻射ノイズが増加するという
弊害が発生する。これを解決するためスルーホールを連
続して並べられる数と、スルーホールどうしの間隔とス
ルーホール部のアース、電源層のクリアランスを管理す
ることとした。すなわち、連続して発生する電源、アー
ス層のスリットの長さlは8mm以下とし、その基板上
で最も短いピッチでスルーホールを並べたときにも、極
力その部分の電源、アース層がスリット状につながらな
いよう、スルーホールと電源、アース層の間のクリアラ
ンス径を小さくし、各スルーホールの周囲の電源、アー
ス層には円形の穴があくのみとした。
【0032】基板のアースは基板の複数箇所で共通のア
ースプレーンとなるシールド板39に接続し、アース電
位安定化を計っている。基板上に搭載される各種コネク
ター(図30の5,6,7,13,14,15,16な
ど)に関しては、コネクターの金属シェルが筐体の金属
部分に極力面接触するような構造とし、コネクターの金
属シェルを制御基板36のアースに半田付け、またはネ
ジ止めで接続するような実装とした。またコネクターの
金属シェルが上記部分に接触しない構造のものに関して
は、制御基板36のアースとコネクターの信号ピンとし
て配置されるアース間にインダクタンスを直列に接続
し、さらにコネクターの金属製シェルをシールドプレー
ト39のバネ503(図22、23)に点接触させるこ
とで、アース接続した。コネクター(図30の5,6,
7,13,14,15)に接続され、本体外部の機器に
接続される信号、電源にはフィルタを挿入し、フィルタ
はコネクターの極近傍に配置した。またフィルタに接続
される内部回路素子は、フィルタの近くに配置し、フィ
ルタ〜回路素子間の配線を短くするようにした。
【0033】制御基板36から発生し、コネクタ108
を通して供給される、液晶表示信号、液晶表示パネル1
7用の電源ライン及びバックライトの電源ラインにはす
べてフィルタを挿入する。また、制御基板36上にある
液晶表示用信号のドライブ素子がCMOSで、その信号
を受ける液晶表示パネル17の入力素子がTTLの場
合、液晶表示用信号とアースの間にプルダウン抵抗を接
続し信号の振幅を小さくしノイズの発生を抑止してい
る。さらに図27のLCDケーブル46にはフェライト
コアをコモンモードに挿入する。これにより、液晶表示
パネル17やLCDケーブル46からの輻射ノイズを低
減している。
【0034】14MHz以上のクロックラインには、フ
ィルタを挿入する。フィルタはドライブICの近傍に配
置する。メモリ703に供給されるコントロール信号に
はダンピング抵抗を直列に挿入し、信号の立ち上がり/
立ち下がりを緩やかにする。メモリ703に使用される
DRAMの電源電流は、コントロール信号の信号波形に
依存するので、コントロール信号をなまらせることで、
DRAMからの輻射ノイズを低減できる。DRAMはデ
ータ出力ピンが多ビット構成の素子を使用する。これに
より一度にアクセスするメモリの素子数が減少するの
で、DRAMの消費電流が減少し、メモリトータルから
輻射されるノイズを低減できる。
【0035】クロックライン、アドレス/データバスラ
イン及びメモリのコントロール信号に沿ってアース電位
のガードパターンを設け、他の信号にクロストークの影
響を与えないようにしている。IC素子内でのクロスト
ークを発生させないようにするため、クロックドライブ
用に割り当てられた素子を他の信号のドライブに兼用し
て使用しないようにしている。
【0036】通常の信号ラインにCPU、メモリ、表示
系等の高速信号が沿って配線された場合、クロストーク
の影響により通常の信号ラインに高周波ノイズが重畳さ
れないように配慮している。すなわち、プリント基板の
平面上で配線エリアを信号種別に分離して指定すること
と、配線層を分離して指定している。クロック信号等特
に高速な信号はアース層に隣接した層のみを利用して配
線をしている。但し面実装部品間を接続する場合、部品
間距離が5mm以下の場合はこの限りではない。基板に
実装する部品は、部品端子部のインダクタンスを低減ら
すため、また図30の様なスルーホールによる電源、ア
ース層のスリットを少なくするため、面実装タイプを優
先して使用する。
【0037】パスコンはICの電源端子の近傍に配置す
る。パスコンには0.1μF程度の積層セラミックコン
デンサ等の高周波特性の優れたコンデンサを使用する。
パスコンはDRAMに各1個、QFP(Quad Flat Pack
age )のLSIには各辺に1個以上、またコネクターの
電源端子にも配置する。パスコンに面実装タイプのコン
デンサを利用した場合、部品の端子から電源/アース層
に接続するスルーホールまでの距離は最短距離(1mm
程度以下)としている。
【0038】発振器、発振回路の下あるいはその周辺に
は他の信号を配線しない。部品の実装は配線の距離を短
くするため、プリント基板の部品面、はんだ面の両面を
利用する。特にメモリは図30、図31のメモリ703
の様に一方の面から見て両面の同一位置に配置する。図
23、24、25の様に制御基板36の底面に敷いたシ
ールドプレート39とFDD/HDDを取り付けている
金属シャーシ24、25とキーボード18の裏面に付い
ている金属板510はネジまたはバネにより多点で導通
がとられている。なお、図31において、SOPは他の
パッケージ(Small Outline Package)を示している。
【0039】液晶表示パネル17は、図27の様に、導
電処理の施されたケース41、43に囲われ液晶表示パ
ネルのシャーシとケース41、43の導電部は複数箇所
で電気的に接続されている。液晶表示パネル17のシャ
ーシとケース41、43とFDD/HDDシャーシ2
4、25とは導電性のあるヒンジ49により電気的に接
続されている。液晶表示パネル17と制御基板36間は
LCDFPC48とケーブル46により信号を接続す
る。使用するFPC(フレキシブルプリント基板)は多
層構造とし、1層はベタアースとする。またFPCにコ
アではさみこむための穴をあけ、FPCを挟んで筒状の
コアを装着した際に、FPC上で信号パターンがコアの
中空を通過して周回するよう、信号パターンをループ状
に配線している。
【0040】以上の処置により輻射電磁界ノイズの発生
を防止できる。また、発熱を考慮し、図30の様にCP
U702を装置手前キーボード側に配置した。707、
708、709、710、711は先に説明したように
それぞれ、周辺コントローラ、表示コントローラ、RA
M、CGROM、制御用ゲートアレイである。
【0041】2.停電保護装置 図32は、本実施例による停電保護装置を内蔵するコン
ピュータを停電保護装置を中心に見た場合の概略構成を
示す。同図において、停電保護装置は、図17に示され
る制御基板(図1のバッテリー制御コントローラボー
ド)23とその上に構成される制御回路およびバッテリ
ー22により成る。802はAC電源、22はバッテリ
ー、804はDC入力/バッテリー切り替え回路、80
5はDC入力電圧検出回路、806はバッテリー電圧検
出回路、807はバッテリー充電回路、36はコンピュ
ータ機能を有する制御ボード、721はACアダプタ、
810は瞬時停電保護オン/オフ選択回路、811はス
テータス出力回路である。
【0042】AC/DC変換アダプター721は、AC
電源802からの交流電圧を電源ケーブルを介して受
け、直流電圧に変換して出力する。充電回路807は、
AC/DC変換アダプター721からの直流電圧を受け
てバッテリー22を充電する。DC入力電圧検出回路8
05は、AC/DC変換アダプター721の出力する直
流電圧が所定値より低下したことを検出する。バッテリ
ー電圧検出回路806は、バッテリー22の残容量を検
出する。DC入力電圧/バッテリー切り替え回路804
は、AC/DC変換アダプター721から供給される直
流電圧が低下したことを示すDC入力電圧検出回路80
5からの信号により、制御基板36その他への電力供給
をAC電源802側からバッテリー22側へ切り替え
る。DC入力電圧検出回路805からの信号によりAC
電源が復帰したことが判れば、切り替え回路804は、
バッテリー22から再度AC電源802側に切り替え
る。
【0043】また、検出回路805、806の出力は、
ステータス出力保持回路811に保持される。これによ
って、DC入力供給の有無や、バッテリー残容量等の停
電保護装置23の現在のステータスを制御基板36に対
して明らかにする。制御基板36は、周期的にこのステ
ータスを読みだし、ステータスに応じた処理を行う。す
なわち、制御基板36では、DC入力供給が停止したこ
とを知らせる信号によってアラームを鳴らしたり、LE
Dを点滅させるなどの警告を発することにより、DC入
力供給の停止時あるいはバッテリー切れ時に、直ちにユ
ーザーに対して注意を促すことができる。
【0044】さらに、DC入力供給が停止したことによ
り、ステータス出力保持回路811を介して、またはD
C入力電圧検出回路805から直接、制御基板36側へ
割り込みをかけることにより、電源障害により消失して
は困るデータ類を不揮発性メモリ(例えばディスク装
置)へ退避させる退避処理を、後で説明するソフトウェ
ア(割り込み処理)で自動的に実行する。
【0045】又、瞬時停電保護オン/オフ選択回路81
0により、切り替え回路804の動作をディセーブルす
ることにより、瞬時停電保護機能を抑止することが可能
になる。すなわち、制御基板36からオン/オフ選択回
路810を制御することによって、瞬時停電保護のオン
/オフを制御基板36から選択することができる。停電
保護機能を抑制する必要性は、次のような場合に存在す
る。制御基板36には拡張バスコネクター15などを通
じて、電源を別個にうける拡張ユニットが接続される場
合がある。このような場合、停電時にこの拡張ユニット
の電源が切れているにも拘らず、制御基板36から信号
が供給されることにより不具合が生じる恐れがある。瞬
時停電保護機能を抑止しておけば、このような不具合の
発生が防止される。
【0046】図34に、図32に示した停電保護装置の
各部の内部構成を示す。DC入力/バッテリー切り替え
回路804は、FETの電子スイッチ841と、例えば
DTL構成のAND回路842とからなる。AND回路
842は、DC入力電圧検出回路805からの出力15
4と、バッテリー電圧検出回路806の信号867と、
瞬時停電保護オン/オフ選択回路810の出力869と
を受けて、これらの信号が全てアクティブのとき、出力
信号をアクティブにする。これにより、通常オフ状態の
FETの電子スイッチ841をオンに切り替え、制御基
板36その他に対してバッテリー22からの電源を供給
する。
【0047】DC入力電圧検出回路805は、DC入力
電圧を予め定められた分圧比で分圧する直列抵抗85
1、852と、両抵抗の接続点の電圧を基準電圧と比較
する比較器853とからなり、DC入力電圧が予め定め
られた電圧より低下した場合に、DC入力バッテリー切
り替え回路804に対して信号を出力する。
【0048】バッテリー電圧検出回路806は、バッテ
リー22の出力電圧を予め定めた分圧比でする直列接続
抵抗861、862とこの接続点電圧を基準電圧と比較
する比較器863、およびバッテリー22の出力電圧を
別の分圧比で分圧する直列接続抵抗864、865とこ
の接続点電圧を基準電圧と比較する比較器866からな
る。抵抗861、862の分圧比は、バッテリー22の
電圧が予め定めた電圧(第1の電圧)まで低下したとき
に、その放電を防止するためにFETの電子スイッチ8
41をオフさせることができる値とする。また、抵抗8
64、865の分圧比は、バッテリー22の電圧が第1
の電圧より高いがバッテリーの残量が少ないことを示す
ことができる値とする。この値になったとき、比較器8
66から信号868がステータス保持回路811へ送出
される。
【0049】結局、電子スイッチ841は、瞬時停電保
護オン/オフ回路810の出力が保護オンを指示してい
るとき、DC入力電圧が所定値に満たないこと、バッテ
リー電圧が所定値以上であること、の3条件が満たされ
たときのみオンされることとなる。
【0050】図33に、瞬時停電保護の処理の流れを示
す。通常、制御基板36は、AC電源により動作してい
る。まず、AC/DC変換アダプター721からの電圧
を調べ(821)、DC入力が供給されていなければ
(すなわち、AC電源の供給が停止していれば)、DC
入力/バッテリー切り替え回路804が働き(82
2)、電源をバッテリー駆動に切り替えて制御基板36
を含むコンピュータ本体がシステムダウンしないように
する。また、この停電保護装置からAC電源が切れたこ
とを制御基板36上のパワーマネイジメントIC711
に知らせて、パワーマネイジメントIC711がLED
を点灯させたり(824)、アラームをならす(82
3)などの警告を発し、AC電源が切れたことをユーザ
に知らせることができる。また、このときパワーマネイ
ジメントIC711が割り込みを発生させる(826)
ことにより、ソフトウェアがメモリデータの自動退避を
行うように対応することが可能である。さらに、瞬時停
電保護のオン/オフを制御基板36から選択することも
可能である。さらに、瞬時停電保護のオン/オフを制御
基板36から選択することも可能である。その後、AC
電源が復帰すれば(827のYes)、DC入力/バッ
テリー切り替え回路804によってバッテリー駆動から
AC電源駆動に切り替える。同時に、LED点滅やアラ
ームなどの警告を停止する。なお、図1、2上ではバッ
テリー制御コントローラ23とパワーマネイジメントI
C711間の信号線は省略され図示されていない。
【0051】本実施例によれば、瞬時停電保護に目的を
限定しているために、充電/放電制御回路は簡略化で
き、回路の規模を非常に小さくすることができる。ま
た、瞬時停電保護を行う対象としてのコンピュータ本体
は1台であり、さらに退避行動に限定して使用するた
め、バッテリーも無停電電源に使用されているものやバ
ッテリー駆動コンピュータのバッテリーに比べて非常に
小さくすることができ、バッテリー駆動のコンピュータ
のバッテリーおよび制御回路に比べて約1/10の体積
で構成でき、コンピュータに容易に内蔵することができ
る。
【0052】3.電源保護回路 以下、本発明の電源保護回路の実施例を図35を参照し
て説明する。本実施例の電源保護回路は制御基板36上
に構成されており、DC/DCコンバータ37に対して
電力を供給することを目的として、本体外の制御基板3
6上のコネクター13を通じて物理的に接続可能な異な
る種類の電源装置が複数存在する場合に、有効となるも
のである。本発明の保護回路は、同一形状の電源接続コ
ネクター13に物理的に接続される可能性のある電源装
置のうち、機能的に共用して使用出来ない電源装置を接
続した場合、制御基板36、その他を含むシステム装置
701本体の保護を行うため、システム本体やDC/D
Cコンバータ37の動作を禁止させる回路である。
【0053】図35は、本発明の一実施例に係る電源保
護回路の回路構成図である。電源保護回路は以下の通り
である。増幅回路(AMP)401によって接続装置検
出信号SIG1に加わる微小電流の増幅を行う。半導体
スイッチ回路(TRSW)402は、増幅回路(AM
P)401に微小電流が流れた時に、これが増幅されて
供給されONとなる。電源スイッチ(SW)9は、これ
がONになったとき電流制限抵抗407を通してDC/
DCコンバータ37に対する電源動作許可信号412か
ら図Aの方向に電流を流す。DC/DCコンバータ37
は、電源装置を動作させる制御回路(CONV.C)4
04、必要な電圧を生成するコンバータ回路(CON
V)405、制御回路を動作させる半導体スイッチ(T
RSW)403を主に構成される装置である。AMP4
01、TRSW402は回路的には図1のシステム装置
701のバッテリー制御コントローラ23とDC/DC
コンバータ37の間に挿入される。
【0054】DC/DCコンバータ37は、電源装置動
作許可信号12によりその動作を開始または停止するよ
う制御される。即ち電源入力線(DCIN)409が半
導体スイッチ403をONさせるに必要な電圧以下に低
下したとき、半導体スイッチ403がONとなり制御回
路404が起動し電源装置出力(OUT1)415に規
定の電圧が出力される。このコンバータ37の出力41
5が図1のDC/DCコンバータ37の出力(CH1、
CH2)となる。
【0055】次に本回路の保護動作について述べる。シ
ステム装置701本体の受電コネクター13(図30)
に、物理的には接続可能であっても機能的には接続して
はならない電源装置を判別するために、その電源装置の
システム装置701本体への接続コネクターおよび本体
の受電コネクター13に、電源以外に410検出信号S
IG1を割付ておく。本発明の保護回路はSIG1を使
用することで保護回路を実現している。DCIN40
9、SIG1は共にACアダプタ721から、供給され
る。
【0056】使用してはならない電源装置を接続した場
合、検出信号SIG1には電源装置内の回路からの微小
な漏洩電流もしくは漏洩電圧が流れ込む。この微小な信
号を増幅回路401によって半導体スイッチ402が動
作可能なレベルまで増幅し、半導体スイッチ402をO
Nにする。これによって、電源スイッチ9がON状態の
場合でも、電流制限抵抗407が付いていることから電
源動作許可信号線412はDC/DCコンバータ37の
動作許可レベルまで電圧降下せず、DC/DCコンバー
タ37は動作しない。
【0057】システム装置701本体に適合対応した電
源装置を接続した場合は、検出信号SIG1は未接続と
なり、増幅回路1は動作せず半導体スイッチ402はO
FFとなる。このため、電源スイッチ9をONにすると
電流制限抵抗407を通して、動作許可信号412は動
作許可レベルまで降下し、DC/DCコンバータ37内
の半導体スイッチ403がONとなり電源装置は動作す
る。
【0058】4.メモリ回路 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。図
36、図37は、本発明の一実施例に係り、制御ボード
36上に構成されるメモリ回路の回路構成図である。
【0059】メモリ回路は、メモリ制御回路303によ
って、メモリ素子304、305が制御されている。メ
モリ回路はCPU302もしくはバス301に接続され
ている他の周辺回路からアクセスされる。これらの要素
は、図1、2における制御用コントローラ705、標準
メモリ703マイクロプロセッサ702、その間のバス
に対応する。メモリ制御回路303はメモリアドレス制
御回路(AMC)306、メモリデータ制御回路(DC
ON)307で構成される。AMC306は、メモリ素
子304、305のアドレスを生成し出力する。生成す
るメモリアドレスは一部、メモリ素子304、305で
並列に接続して使用するものがある。DCON307に
はメモリ制御を行う為のタイミング制御回路、メモリデ
ータ出力切替制御回路が含まれる。またメモリ制御装置
303にはAMC306、DCON307以外の図示は
されていないメモリを動作させる為に必要な回路も含ま
れる。メモリ素子304、305はデータ出力制御バッ
ファ及びメモリアレイ制御回路(DMC)308を含め
たメモリで構成される。DMC308はメモリアレイ
(MEM)309の制御及び、メモリアレイ(MEM)
309が出力するデータの出力制御バッファを持ってお
り、出力バッファはメモリ素子に持っている固有の信号
線で制御される。メモリ素子304、305は物理イン
ターフェースは同一構成となっており、データ入出力信
号線は並列接続しメモリデータバス信号線316に接続
される。
【0060】まず、その動作を簡単に説明する。図36
は2バンク構成のメモリ回路であり本説明ではCPU3
02がバス301を通してメモリを読み出す場合につい
て図38に示すメモリタイミングチャートで示された一
例について説明する。メモリ素子304、305は一例
としてメモリ素子304が偶数アドレスに配置、メモリ
素子305が奇数アドレスに配置されているとして説明
する。
【0061】CPU302がバス301を通してメモリ
アクセスアドレスをメモリ制御回路303に、ある回数
だけ逐次与える。メモリ制御回路303内のメモリアド
レス制御回路AMC30は、図38のメモリタイミング
チャートのタイミングに従い、メモリ素子304に偶数
アドレスADR0を出力し、メモリデータ制御回路DC
ON307はメモリ素子304に対し、メモリアドレス
ラッチ信号MCONT−ODをLowにしCNT0を出
力する。
【0062】メモリ素子304は、メモリアレイMEM
309がデータを読み出す動作を行っている間に、メモ
リ素子305に奇数アドレスADR1を出力しメモリデ
ータ制御回路DCON307はメモリ素子305に対
し、メモリアドレスラッチ信号MCONT−EVをLo
wにしCNT1を出力する。この時点でメモリ素子30
4及び305は同時にメモリアレイMEM309からの
読み出し動作を行っている。メモリ素子304及び30
5は逐次メモリアレイMEM309からのメモリ読み出
し動作を終了し、メモリ素子内のDMC308内のデー
タバッファにデータを与える。メモリ制御回路303は
メモリ素子内のDMC308に準備されたデータを読み
出すためメモリ制御回路303のデータ制御回路DCO
N307によってメモリデータ出力イネーブル信号ME
MOE−ODをLowにしメモリ素子4内のデータをメ
モリデータバス信号線316、バス301を通してCP
U302に読み出しデータを与え、MEMOE−OD信
号Hiに戻し、同時にメモリアドレスラッチ信号MCO
NT−ODをHiに戻し読み出しを終了させ、次のメモ
リ読み出し動作に備える。
【0063】この次のメモリ読み出し動作に対する備え
が終了した時点でメモリ制御回路303は次のメモリア
クセスサイクルを開始する。同時に、メモリ素子304
のMEMOE−OD信号がHiに戻り次第、メモリ素子
5内DMCに準備されたデータを読み出すため、メモリ
制御回路303のデータ制御回路DCON307によっ
てメモリデータ出力イネーブル信号信号MEMOE−E
VをLowにしメモリ素子305内のデータをメモリデ
ータバス信号線316、バス301を通してCPU30
2に読み出しデータを与え、MEMOE−EVをHiに
戻し、同時にメモリアドレスラッチ信号MCONT−E
VをHiに戻し読み出し読み出しを終了させ、次のメモ
リ読み出し動作に備える。
【0064】この次のメモリ読み出し動作に対する備え
が終了した時点でメモリ制御回路303は次のメモリア
クセスサイクルを開始する。この繰り返しをCPU30
2からのメモリアクセス操作の終了もしくは、その他の
繰り返し終了条件が発生するまで行う。上記に示した操
作を行うことにより、図38のメモリタイミングのメモ
リデータ出力MEMDATAに示すように、CPU30
2に対しメモリのアクセス時間を意識せず逐次データを
受け渡すことができる。
【0065】図37は、図36のメモリ回路を改良した
一実施例である。これをを図面を参照して説明する。図
37は、メモリ回路を構成するメモリ素子304、30
5の他にメモリ素子320、321に示すようなメモリ
素子自体に出力制御バッファを持たないものを使用し回
路を構成した場合を示す。この場合、メモリ素子32
0、321のデータ入出力信号線もしくは出力信号線に
出力制御機能を持つバッファICとして出力制御バッフ
ァDBUF319を追加する必要がある。出力制御バッ
ファDBUF319の出力イネーブルピンは、メモリ素
子304、305に持っているデータ出力制御バッファ
の制御信号とデータ出力制御機能としての同等の機能を
持つ。これによって、出力制御バッファを持たないメモ
リ素子を接続することが実現できる。なお、このメモリ
素子320、321は図1の拡張メモリスロット724
上のメモリであり、出力制御バッファDBUF319も
拡張メモリスロット724上に設けられている。
【0066】出力制御バッファDBUF319の迂回ル
ートとしての信号線319は、出力制御バッファに双方
向タイプを使用しなかった場合のライトデータの流れる
信号線を示す。メモリの拡張等によるメモリの追加は、
メモリ制御回路303、回路内のメモリアドレス制御回
路AMC306、メモリデータ制御回路DCON307
を拡張することによって実現可能なとなる。メモリ素子
の接続は、図36もしくは図37に示すメモリ素子と同
様の回路を一つもしくは、複数持つことによって実現す
る。回路内のメモリアドレス制御回路AMC306、メ
モリデータ制御回DCON307はメモリ拡張前から前
もって拡張用まで実装しておく場合もある。
【0067】5.システム構成 本発明の装置を用いることで図39〜図44に示すよう
なLANシステムやネットワークを構築することができ
る。
【0068】図39はLAN接続された本発明のパーソ
ナルコンピュータ701および内蔵ボード103、10
6を含む複数のクライアント装置および1台のサーバ装
置構成による、通常のサーバへの共通アクセス(共有プ
リンタ、ファイル)機能の他に、ゲートウェイ装置を介
してLANネットワークとホストコンピュータを接続す
ることでクライアントとサーバおとびホスト間が同時ア
クセス可能な構成で、本発明の装置701はLANのク
ライアントとしても、ホスト端末としても使用できる。
また図39は、対ホスト間はLANプロトコルとは異な
る専用のプロトコルを用いた例である。
【0069】図40は、図39に対し、さらにゲートウ
ェイとなるべき装置にプリンタおよびファイルを接続し
て、サーバ機能を持たせたことを特徴とし、装置数を増
やすことなくサーバが追加できる。図41は、図39と
同様の構成であるが、対ホスト間に共通のLANプロト
コルを用いた例である。
【0070】図42は、通常のLAN構成(クライアン
ト、サーバシステム)である。図43は、ホストに本発
明の装置701を回線を使用して直結した例で、装置7
01に内蔵ボード103、106としてモデムを内蔵
し、これにより回線に直結できる。この構成では、本発
明の装置701を省スペースのホスト端末として使用で
きる。図44は、端末制御装置(TCE)を介してホス
トに本発明の装置701を接続した例で、本発明の装置
701の内蔵ボード103、106として端末制御装置
が内蔵でき、省スペースホスト端末が実現できる。
【0071】以上の様に、本発明の装置701を用いて
多種のシステムを省スペース、低コストで実現できる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、コンピュータのAC電
源供給が停止した場合に、システムをダウンすることな
く、ユーザーが退避動作を行うことを可能にし、かつ、
制御回路とバッテリーにより構成され、コンピュータに
小スペースで内蔵可能な停電保護装置を提供することが
できる。また高速で省スペースな、クライアントに好適
なパーソナルコンピュータを提供できる。
【0073】更に、メモリ回路の構成をデータ制御バッ
ファ内蔵タイプのメモリ及び、これに対応した特殊なメ
モリ制御回路を使用することで、低コストかつ非常に高
速でアクセス可能なメモリ回路を構成することが実現で
きる。また、データ制御バッファ内蔵タイプのメモリを
使用することで従来の同一のメモリ制御方式を採用した
メモリ回路に比べ回路を簡略化可能になり、小型化を実
現できる。
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム装置ブロック図
(1)である。
【図2】本発明の一実施例のシステム装置ブロック図
(2)である。
【図3】本発明の一実施例の左側面構成図である。
【図4】本発明の一実施例の右側面構成図である。
【図5】本発明の一実施例の後面構成図である。
【図6】本発明の一実施例の前面構成図である。
【図7】本発明の一実施例の平面構成図である。
【図8】本発明の一実施例の全体分解構成図である。
【図9】本発明の一実施例の本体ユニット構成図であ
る。
【図10】本発明の一実施例のFDD・HDD・内蔵ス
ロット部取付け構造図である。
【図11】本発明の一実施例のスロットユニット構成図
である。
【図12】本発明の一実施例の内蔵スロット部の構造図
である。
【図13】本発明の一実施例の内蔵ボードの外観図であ
る。
【図14】本発明の一実施例のシステム構成図(1)で
ある。
【図15】本発明の一実施例のシステム構成図(2)で
ある。
【図16】本発明の一実施例の瞬断保護バッテリー外観
図である。
【図17】本発明の一実施例の瞬断保護バッテリー実装
図である。
【図18】本発明の一実施例のFDDユニット構成図で
ある。
【図19】本発明の一実施例のHDDユニット構成図で
ある。
【図20】本発明の一実施例のFDD・HDD実装図で
ある。
【図21】本発明の一実施例のDC/DCコンバータ外
観図である。
【図22】本発明の一実施例のシールドプレート外観図
である。
【図23】本発明の一実施例のシールドプレート及びバ
ネの接続関係図である。
【図24】本発明の一実施例のシールドプレート及びバ
ネの接続状態図(1)(C-C'断面)である。
【図25】本発明の一実施例のシールドプレート及びバ
ネの接続状態図(2)(D-D'断面)である。
【図26】本発明の一実施例のシールドプレート及びバ
ネの接続状態図(3)(E-E'断面)である。
【図27】本発明の一実施例の表示ユニット構成図であ
る。
【図28】本発明の一実施例の表示部実装図である。
【図29】本発明の一実施例のインバータ外観図であ
る。
【図30】本発明の一実施例の制御基板の実装図であ
る。
【図31】本発明の一実施例の制御基板の部品配置図
(半田面)である。
【図32】本発明の一実施例の瞬断保護装置構成図であ
る。
【図33】本発明の一実施例の瞬断保護装置の流れ図で
ある。
【図34】本発明の一実施例の瞬断保護装置の具体的構
成図である。
【図35】本発明の一実施例の電源保護回路図である。
【図36】本発明の一実施例のメモリ回路構成図であ
る。
【図37】本発明の他の実施例のメモリ回路構成図であ
る。
【図38】本発明の一実施例のメモリタイミング図であ
る。
【図39】本発明のLAN接続図(1)である。
【図40】本発明のLAN接続図(2)である。
【図41】本発明のLAN接続図(3)である。
【図42】本発明のLAN接続図(4)である。
【図43】本発明の回線接続図である。
【図44】本発明の同軸ケーブル接続図である。
【符号の説明】
1…内蔵スロット1、2…内蔵スロット2、3…フロッ
ピーディスク、4…リセットスイッチ、5…テンキーボ
ードインターフェース、6…マウスインターフェース、
7…タブレットインターフェース、8…シリアルインタ
ーフェース、9…電源スイッチ、10、11…開閉式カ
バー、12…ハンドル、13…電源コネクター、14…
外部表示装置接続用ディスプレイインターフェース、1
5…内蔵汎用バス機能拡張用バスインターフェース、1
6…プリンタインターフェース、17…液晶表示装置、
18…コンパクトキーボード装置、19、20…コネク
ターカバー、21…固定ディスク装置、22…バッテリ
ー、23…バッテリー制御コントローラ、24…FDD
ユニット、25…HDDユニット、26…上部内蔵スロ
ットユニット、27…表示部、28…本体ユニット、2
9…LEDボード、30…本体カバー、31…液晶、F
DD信号FPC、32…キーボード、36…制御基板、
37…内蔵DC/DCコンバータ、38…絶縁シート、
39…シールドプレート、40…本体ケース、41…ケ
ース、43…ケース、45…バックライト駆動用インバ
ータ、46…LCD信号ケーブル、48…LCD中継F
PC、49…ヒンジ、50…FDD PLATE、51
…HDD PLATE、52…HDD FPC、53…
SLOT.HDD PLATE、54、55…バネ、5
6…中継基板、59…金属プレート、60、61…イン
バータコネクター、101…下部内蔵スロット用コネク
ター、102…下部内蔵スロットコネクター、103…
下部内蔵ボード、104…上部スロット用コネクター、
105…上部内蔵ボードコネクター、106…上部内蔵
ボード、107…上部スロット中継コネクター、108
…液晶表示、FDD信号中継コネクター、109…HD
D信号コネクター、110…キーボード接続コネクタ
ー、201…クッション、202、203、204、2
05…リブ、210…保護素子、211…テープ、21
2…チューブ、301…バス、302…CPU、303
…メモリ制御回路、304、305…メモリ素子、30
6…メモリ制御回路AMC、307…メモリ制御回路D
CON、308…DMC、309…メモリアレイME
M、316…メモリデータバス信号線、319…出力制
御バッファDBUF、320、321…メモリ素子、4
01…増幅回路、402、403…半導体スイッチ、4
04…制御回路、405…コンバータ回路、407…電
流制限抵抗、409…電源入力線、410…検出信号S
IG1、412…電源動作許可信号、415…電源装置
出力、501…裏面板、502、503、504…シー
ルドプレート(一部)、505…シールドプレート切り
起こし部、510…金属板、701…システム本体装
置、702…キャッシュメモリ内蔵高速マイクロプロセ
ッサ、703…プログラム及びデータ処理用大容量メイ
ンメモリ、704…汎用バス、705…汎用バス・メイ
ンメモリ制御用コントローラ、706…ROM、707
…周辺コントローラ、708…高速表示コントローラ、
709…表示用メモリ、710…CGROM、711…
パワーマネイジメントIC、721…AC/DC変換ア
ダプター、722…DC電源、724…メモリスロッ
ト、731…内蔵ボード、732…プリンタ装置、73
3…マウス、734…テンキーボード、735…拡張ユ
ニット、736…増設ボード、737…各種ファイル装
置、802…AC電源、804…DC入力/バッテリー
切り替え回路、805…DC入力電圧検出回路、806
…バッテリー電圧検出回路、807…バッテリー充電回
路、810…瞬時停電保護オン/オフ回路、811…ス
テータス保持回路、821、827…DC/DCコンバ
ータ電圧検出結果、822、825…804切替信号、
823…アラーム信号、824…LED点滅信号、82
6…割込信号、841…FET、842…AND回路、
851、852…抵抗、853…比較器、854…80
5の出力、861、862…抵抗、863…比較器、8
46、865…抵抗、866…比較器、867…806
の出力、868…866の出力、869…810の出
力。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7165−5B G06F 1/00 335 C (72)発明者 田中 浩由 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 日立京葉エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小中 陽介 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 日立京葉エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 野村 賀昭 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 有永 信夫 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 前田 貴博 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 栗田 真里 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】停電保護機構を内蔵するコンピュータであ
    って、AC電源に基づきDC入力を生成する手段と、バ
    ッテリー電源と、AC電源断を検出する第1の検出手段
    と、該第1の検出手段の検出出力に応じて電源を前記バ
    ッテリー電源に切り替える切り替え手段と、前記第1の
    検出手段の検出出力に応じた割り込み処理によりコンピ
    ュータ内の揮発性記憶手段のデータを自動的に不揮発性
    記憶手段に退避する処理手段とを備えたことを特徴とす
    る停電保護機構を内蔵するコンピュータ。
  2. 【請求項2】前記第1の検出手段による検出出力に応じ
    てユーザーに対する警告を発する第1の警告発生手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載の停電保護装置を
    内蔵するコンピュータ。
  3. 【請求項3】前記処理手段からの指示に応じて前記切り
    替え手段をディセーブルする停電保護抑止手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の停電保護装置を内蔵す
    るコンピュータ装置。
  4. 【請求項4】前記バッテリー電源切れを示すバッテリー
    電圧を検出する第2の検出手段を備え、該第2の検出手
    段の検出出力に応じて前記切り替え手段を制御すること
    により前記バッテリー電源による電源供給を遮断するこ
    とを特徴とする請求項1記載の停電保護装置を内蔵する
    コンピュータ。
  5. 【請求項5】前記バッテリー電源の電圧低下を示すバッ
    テリー電圧を検出する第3の検出手段と、該第3の検出
    手段の検出出力に応じてユーザーに対する警告を発する
    第2の警告発生手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の停電保護装置を内蔵するコンピュータ。
  6. 【請求項6】前記停電保護抑止手段の出力の状態をユー
    ザーに通知する通知手段を備えることを特徴とする請求
    項3記載の停電保護装置を内蔵するコンピュータ。
  7. 【請求項7】有機的にバス接続された少なくともCPU
    とメインメモリと制御用コントローラと表示コントロー
    ラと周辺コントローラとが設置された制御基板が本体内
    部に設置されたコンピュータ装置であって、 該本体内部に少なくとも二つの内蔵ボードを装着可能な
    内蔵スロットを有し、該内蔵スロットが前記本体の側部
    で上下二段に設置されていることを特徴とするコンピュ
    ータ装置。
  8. 【請求項8】前記内蔵ボードのための一つのコネクタが
    前記制御基板上に直接設置され、他のコネクタが前記制
    御基板に接続された中継基板上に設置されていることを
    特徴とする請求項7記載のコンピュータ装置。
  9. 【請求項9】有機的にバス接続された少なくともCPU
    とメインメモリと制御用コントローラと表示コントロー
    ラと周辺コントローラとが設置された制御基板を有する
    パーソナルコンピュータであって、 その本体内部のシールドプレートを該制御基板と機械
    的、電気的に一体構造とすることを特徴とする小型パー
    ソナルコンピュータ。
  10. 【請求項10】本体内に少なくともCPUとメインメモ
    リと制御用コントローラと表示コントローラと周辺コン
    トローラが設置され制御基板と、これらの電源を供給す
    るためのDC/DCコンバータが設置されたを有するパ
    ーソナルコンピュータであって、前記本体内部のシール
    ドプレートと前記DC/DCコンバータと前記制御基板
    とキーボードとを、板金に一体化されたバネ等を用いて
    同一電位とすることで輻射ノイズを低減したことを特徴
    とするパーソナルコンピュータ。
JP5053737A 1993-03-15 1993-03-15 小型パーソナルコンピュータ Pending JPH06266479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5053737A JPH06266479A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 小型パーソナルコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5053737A JPH06266479A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 小型パーソナルコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06266479A true JPH06266479A (ja) 1994-09-22

Family

ID=12951144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5053737A Pending JPH06266479A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 小型パーソナルコンピュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06266479A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6411503B1 (en) 1996-10-11 2002-06-25 Fujitsu Limited Portable type information apparatus
US6560100B1 (en) 1996-10-24 2003-05-06 Fujitsu Limited Portable computer equipped with add-on battery
JP2008306779A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Hitachi Ltd スイッチング電源装置とその実装構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6411503B1 (en) 1996-10-11 2002-06-25 Fujitsu Limited Portable type information apparatus
US6560100B1 (en) 1996-10-24 2003-05-06 Fujitsu Limited Portable computer equipped with add-on battery
US6563702B1 (en) 1996-10-24 2003-05-13 Fujitsu Limited Portable computer equipped with add-on battery
US6674637B2 (en) 1996-10-24 2004-01-06 Fujitsu Limited Portable computer equipped with add-on battery
JP2008306779A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Hitachi Ltd スイッチング電源装置とその実装構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120327591A1 (en) Rack server system
US6651138B2 (en) Hot-plug memory catridge power control logic
US7051216B2 (en) Disk array device and method of supplying power to disk array device
US6737763B2 (en) Intelligent load sharing with power limiting scheme for multiple power supplies connected to a common load
KR940007807B1 (ko) 전원공급장치 및 접속장치
US7133282B2 (en) Disk array device
US5631852A (en) Smart cooling security system
US6661119B2 (en) System and method for distributed power supply supporting high currents with redundancy
US20050081068A1 (en) Disk array system
CN211959077U (zh) 计算机电源供应组件
US7113402B2 (en) Systems, apparatus and method for reducing dust on components in a computer system
JP2008083841A (ja) ブレードサーバ、ブレード装置、及びブレードサーバの電力管理方法
CN106227303A (zh) 一种基于国产cpu的存储阵列硬件架构及设计方法
KR20010006898A (ko) 컴퓨터 시스템의 전압 조정기 모듈 보수 방법 및 파워서브시스템
JPH06266479A (ja) 小型パーソナルコンピュータ
CN113467595B (zh) 一种四路服务器电源功耗管理装置
US6353893B1 (en) Sleep mode indicator for a battery-operated device
JP2732520B2 (ja) 異常検出装置
US6801973B2 (en) Hot swap circuit module
CN217586185U (zh) 进液检测电路及电子设备
JP2005509301A (ja) フィールド減結合コンデンサ
JPH05150872A (ja) 電力制御方法および電子装置
CN216286533U (zh) 一种高性能计算主板及设备
US20230117637A1 (en) Saving volatile system state
JP3576096B2 (ja) ポータブルコンピュータ