JPH06265585A - 開閉検出回路 - Google Patents

開閉検出回路

Info

Publication number
JPH06265585A
JPH06265585A JP5331993A JP5331993A JPH06265585A JP H06265585 A JPH06265585 A JP H06265585A JP 5331993 A JP5331993 A JP 5331993A JP 5331993 A JP5331993 A JP 5331993A JP H06265585 A JPH06265585 A JP H06265585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
photocoupler
open
transistor
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5331993A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Ide
幹生 井手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5331993A priority Critical patent/JPH06265585A/ja
Publication of JPH06265585A publication Critical patent/JPH06265585A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接点の開閉状態検出に用いられるフォトカプ
ラの発光素子の品質保全性を向上し、開閉検出の信頼性
を向上する。 【構成】 回線10と回線11間の接点CRが閉じてい
る時、ライン電流I10は、フォトカプラ3の発光素子3
aに流れるフォトカプラ電流I11と、トランジスタ4の
コレクタ電流I12とに分かれる。トランジスタ4のベー
ス−エミッタ間に接続された抵抗R4 を調整することに
より、フォトカプラ電流I11が所定の値を越えと、所定
の値を越えた大部分の電流がトランジスタ4のコレクタ
にバイパスされる。又、フォトカプラ電流I11が所定値
以下の場合、コレクタ電流I12は流れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、異なる端末や回線間
等、電線中に電流が流れているか否かを検知し、接点の
開閉状態を検出する回路に適用される開閉検出回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】異なる回線間や端末間等において、フォ
トカプラを用いて電流が流れているか否かを検出するこ
とにより、接点の開閉状態を検出する従来の開閉検出回
路を図3に示す。この開閉検出回路は、回線1と回線2
との間に設けられ、これら回線間に電流が流れているか
否かを検知することにより、回線間の接点CRの開閉状
態を検出する。即ち、上記開閉検出回路は、回線1と回
線2との間に、抵抗R1、フォトカプラ3、接点CRか
らなる直列回路を設け、フォトカプラ3の発光素子3a
にダイオードD1 ,D2 の直列回路を並列に接続してい
る。そして、フォトカプラ3の受光素子3bには、抵抗
R2 を介して+5Vの動作電圧を供給している。
【0003】上記の構成において、接点CRが閉じられ
ている時、回線1を流れるライン電流I1 は抵抗R1 を
介し、フォトカプラ3の発光素子3aに流れる電流I2
と、ダイオードD1 ,D2 に流れる電流I3 に分かれ
る。これは、ライン電流I1 全てが発光素子3aに流れ
ることにより、発光素子3aに定格値以上の電流が流れ
ることを防止するためである。
【0004】上記発光素子3aは、供給される電流I2
により発光する。フォトカプラ3の受光素子3bは、発
光素子3aの発光を受けて読み返し信号を出力する。こ
の読み返し信号によって、回線1から回線2に電流が流
れていること、即ち、接点CRが閉じていることが検出
できる。一方、接点CRが開いている時は、回線1から
回線2に電流は流れない。即ち、ダイオードD1 ,D2
及び発光素子3aに電流は流れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、フォトカプラ3の発光素子3aに定格値以上の
電流が流れないようにダイオードD1 ,D2 が並列に接
続されているが、ライン電流I1 が大きくなると、ダイ
オードD1 ,D2 でバイパスしても発光素子3aに流れ
る電流が定格値以上となる。このため、発光素子3aに
異常が発生して読み返し信号が検出できず、正確な開閉
状態の検出ができない。
【0006】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、フォトカプラの品質保全性を向上し、端末間や回線
間等における接点開閉状態の検出の信頼性を向上し得る
開閉検出回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る開閉検出
回路は、フォトカプラの発光側ダイオードを回路に直列
に接続することによりこの回路に流れる電流を計測し、
上記回路に設けられた接点の開閉状態を検出する開閉検
出回路であって、上記フォトカプラ発光側ダイオードの
アノード・カソード間にトランジスタのコレクタ・ベー
ス間を並列に接続すると共に、上記トランジスタのベー
ス・エミッタ間にバイアス用の抵抗を接続したことを特
徴とする。
【0008】
【作用】異なる回線間の接点が閉じられている時、回線
を流れるライン電流が所定値以下の時、トランジスタの
コレクタには電流は流れず、フォトカプラの発光素子の
アノードにライン電流全てが流れる。
【0009】一方、ライン電流が所定値を越えた場合、
トランジスタのベース−エミッタ間の電圧がしきい値を
越え、トランジスタが作動する。これにより、上記発光
素子に流れる電流で、所定値を越える電流の大部分は、
トランジスタのコレクタに流れる。尚、上記所定値は、
トランジスタのベース−エミッタ間のしきい値(電圧)
及びベース−エミッタ間に接続される抵抗の抵抗値によ
って定められる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。この発明の一実施例である開閉検出回路の回
路構成を図1に示す。開閉検出回路は、回線10と回線
11との間に設置され、回線間の接点CRの開閉を検出
する。回線10は抵抗R3 を介し、フォトカプラ3に設
けられた発光素子3aのアノードとNPNトランジスタ
4のコレクタに接続されている。
【0011】又、発光素子3aのカソードには、トラン
ジスタ4のベースと、バイアス用の抵抗R4 が接続さ
れ、この抵抗R4 の他の一端とトランジスタ4のエミッ
タが接続されている。即ち、トランジスタ4のコレク
タ、ベース間には発光素子3a、ベース、エミッタ間に
は抵抗R4 が接続されている。更に、抵抗R4 とトラン
ジスタ4のエミッタ間には、接点CRが接続され、この
接点CRの開閉に応じて回線11,12間が接続/遮断
される。
【0012】又、フォトカプラ3の受光素子3bのコレ
クタには、抵抗R5 を介して電圧+5Vが供給される。
受光素子3bは、発光素子3aの発光量に応じた電圧、
即ち読み返し信号を出力する。
【0013】次にこの実施例の動作を説明する。接点C
Rが閉じられ、ライン電流I10が十分に小さな値である
時、ライン電流I10は、全て受光素子3aのフォトカプ
ラ電流I11となり、トランジスタ4のコレクタ電流I12
は流れない。
【0014】しかし、発光素子3aを流れるフォトカプ
ラ電流が抵抗R4 を流れることにより生じる電圧降下が
トランジスタ4のベース−エミッタ間ON電圧VBE(ほ
ぼ0.6V)に達するとコレクタ電流I12が流れ始め
る。例えば、 VBE = 10mA × R4
【0015】の関係式を満たすようにR4 を設定する
と、ライン電流I10が10mA以下であれば、このライ
ン電流I10は、全て発光素子3aのフォトカプラ電流I
11となる。
【0016】しかし、ライン電流I10が10mAを越え
ると、トランジスタ4のベースがオンとなり、トランジ
スタ4の増幅率β(ほぼ70)に応じた電流がコレクタ
を通じて流れる。このため、10mA以上のライン電流
I10の大部分は、トランジスタ4のコレクタ電流I12に
バイパスする。
【0017】このようなライン電流I10とフォトカプラ
電流との関係を図2に示す。図2に示されるように10
mA以下でのライン電流I10とフォトカプラ電流I11と
の値は等しい。このように、10mA以下の小電流域で
は、ライン電流I10が全てフォトカプラ3の発光素子3
aに集中して流れるため、フォトカプラ3による電流の
検知が容易となる。
【0018】ライン電流I10が10mAを越え、フォト
カプラ電流I11に10mA以上の電流が流れると、10
mAを越えた大部分の電流は、トランジスタ4のコレク
タにバイパスする。
【0019】従って、接点CRが閉状態で、ライン電流
I10の値が大きい場合、大部分の電流をコレクタ電流I
12にバイパスされるため、フォトカプラ3の発光素子3
aは通常に作動する。これにより、受光素子3bは発光
素子3aの発光量に応じて読み返し信号を出力すること
ができる。一方、接点CRが開状態の場合、発光素子3
aのアノード電流I11、及びトランジスタ4のコレクタ
電流I12は共に流れない。
【0020】尚、同実施例では、回線間に設けられた接
点の開閉状態を検出することについて説明したが、これ
に限られることなく、例えばデジタル信号(オン/オ
フ)の出力結果を確認する回路等に適用することもでき
る。
【0021】
【発明の効果】以上詳記したようにこの発明によれば、
開閉検出用のフォトカプラにトランジスタを接続するこ
とにより、フォトカプラの発光素子に所定の値を越える
電流が流れると、大部分がトランジスタのコレクタへバ
イパスする。トランジスタにバイパスする電流は、従来
適用したダイオードの場合よりはるかに大きい。これに
より、フォトカプラの発光素子に定格値以上の電流を流
すことを防止でき、発光素子を正常に作動させることが
でき、品質保全性を向上することができる。よって、フ
ォトカプラを用いた開閉検出回路の信頼性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る開閉検出回路の回路
図。
【図2】同実施例における開閉検出回路に供給される電
流とフォトカプラの受光素子に流れる電流との関係を示
す図。
【図3】従来の開閉検出回路の回路図。
【符号の説明】
3…フォトカプラ、3a…発光素子、3b…受光素子、
4…トランジスタ、10,11…回線、R3 ,R4 ,R
5 …抵抗、CR…接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトカプラの発光側ダイオードを回路
    に直列に接続することによりこの回路に流れる電流を計
    測し、上記回路に設けられた接点の開閉状態を検出する
    開閉検出回路において、 上記フォトカプラ発光側ダイオードのアノード・カソー
    ド間にトランジスタのコレクタ・ベース間を並列に接続
    すると共に、上記トランジスタのベース・エミッタ間に
    バイアス用の抵抗を接続したことを特徴とする開閉検出
    回路。
JP5331993A 1993-03-15 1993-03-15 開閉検出回路 Withdrawn JPH06265585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5331993A JPH06265585A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 開閉検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5331993A JPH06265585A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 開閉検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06265585A true JPH06265585A (ja) 1994-09-22

Family

ID=12939406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5331993A Withdrawn JPH06265585A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 開閉検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06265585A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999023497A1 (en) * 1997-11-04 1999-05-14 Robert Gardner Improvements relating to current indicators
KR100507918B1 (ko) * 2002-10-29 2005-08-10 프롬써어티 주식회사 웨이퍼 번인 시스템에서의 브이에스 케이블 단선 검출 장치
US6930613B2 (en) 2000-03-21 2005-08-16 Robert Gardner Electrical instruments circuits
WO2009000325A1 (de) * 2007-06-26 2008-12-31 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Schaltung zur ansteuerung eines elektrooptischen wandlers

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999023497A1 (en) * 1997-11-04 1999-05-14 Robert Gardner Improvements relating to current indicators
US6930613B2 (en) 2000-03-21 2005-08-16 Robert Gardner Electrical instruments circuits
KR100507918B1 (ko) * 2002-10-29 2005-08-10 프롬써어티 주식회사 웨이퍼 번인 시스템에서의 브이에스 케이블 단선 검출 장치
WO2009000325A1 (de) * 2007-06-26 2008-12-31 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Schaltung zur ansteuerung eines elektrooptischen wandlers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4338646A (en) Current limiting circuit
JPH05196677A (ja) 駆動回路の故障検出装置
US4410766A (en) Power saving line circuit
JPH1118277A (ja) 過電流検出回路
JP2002132358A (ja) 安定化電源回路
JP2996754B2 (ja) 補償式熱感知器
JPH06265585A (ja) 開閉検出回路
US4140977A (en) Signal translation circuits
US6704183B2 (en) Fault detection in a LED bias circuit
EP0937334A1 (en) Arrangement for protecting the output transistors in a power amplifier
US6408071B1 (en) Modem line connection circuit and the control circuit
JPH04295222A (ja) 安定化電源回路
JPH09321598A (ja) 検出スイッチ
US5396112A (en) Darlington circuit having means for detecting a line interruption in its load circuit
JPH088702A (ja) ディジタル入力回路
JP3401827B2 (ja) 2極性出力回路
JP3094653B2 (ja) 過電流防止回路
US5341038A (en) Error detector circuit for indication of low supply voltage
JP2571745Y2 (ja) 負荷駆動回路の保護回路
JPS643079Y2 (ja)
JP4536274B2 (ja) 信号入力回路
JPH062113Y2 (ja) 液面リレー
JPS5945609A (ja) 検出切換装置
JPH0611624Y2 (ja) ミューティング回路
JPH04313912A (ja) 出力保護回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000530