JPH06261916A - 歯科医療器具 - Google Patents

歯科医療器具

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Publication number
JPH06261916A
JPH06261916A JP3240274A JP24027491A JPH06261916A JP H06261916 A JPH06261916 A JP H06261916A JP 3240274 A JP3240274 A JP 3240274A JP 24027491 A JP24027491 A JP 24027491A JP H06261916 A JPH06261916 A JP H06261916A
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JP
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pen
dental
probe
cavity
instrument
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Withdrawn
Application number
JP3240274A
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English (en)
Inventor
Karen L Neiner
エル.ナイナー カレン
Roy E Riihimaki
イー.リーヒマキ ロイ
Sharon Burns
バーンズ シャロン
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Hu Friedy Manufacturing Co LLC
Original Assignee
Hu Friedy Manufacturing Co LLC
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C3/00Dental tools or instruments

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明による歯科医療用ペン・プロ−ブ(1
0)は患者の歯および周囲の支持組織にかかわる情報を
発見し記録するために歯科医療担当者が検診時に使用す
るもので、滅菌処理に耐えられるものである。 【構成】 本発明によるオ−トクレ−ブ処理可能な歯科
医療器具(10)は歯科検診時の情報発見および記録に
使用するもので、一方の端に歯科医療用プロ−ブ(1
8)を備え、他端にペン(23)を備えたハンドピ−ス
(11)を含む。ペンは反転して使用するか、あるいは
オ−トクレ−ブ処理に耐えるよう密封することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯科検診および診断にお
いて利用されるプロ−ブに関するものであり、特に、歯
周検診における情報の発見および記録に利用するペン・
プロ−ブで、滅菌処理に耐えられるものである。
【0002】
【従来の技術】日常的歯科検診は歯科医療における非常
に重要且つ欠くことのできない要素である。このような
歯科検診においては、空洞や単なる歯内炎から進行した
歯周炎に至るまであらゆるものが発見される可能性があ
る。しかしながら、このような過程において、歯科医あ
るいは衛生士によって発見された情報は、患者ごとに記
録としてとどめなければならない。
【0003】現行では、歯科医または衛生士が特殊な歯
科プロ−ブを使用して患者を検診する際に、それを中断
しながら歯周チャ−トに必要な情報を記録している。こ
のようなプロ−ビング過程は、歯茎組織の健康状態、歯
および歯茎のすきぐあい、および歯周病の存在を含む様
々な種類の情報を歯科医が発見するのに役立っている。
しかしながらこのような情報を記録するのに歯科医およ
び衛生士が今日使用している方法は、その性質上、あい
にく滅菌および効率に関して問題となる。典型的方法と
して、歯科医はまず歯のプロ−ビングを行い、その後で
歯周チャ−トにしかるべき情報を記録する。これを行う
には、歯科医は歯のプロ−ビングを行い、プロ−ブを置
き、ペンを取り、情報を記録し、ペンを置き、再度プロ
−ブを取り、という過程を、この順序で繰り返さなけれ
ばならない。この方法は、わずらわしく退屈であるだけ
でなく、滅菌なしの非効率的な歯科医療のやりかたであ
る。
【0004】患者の検診を行う場合、患者および臨床医
を病気の感染から保護するために各器具は検診過程の前
に滅菌する。器具の滅菌の他に、殆どの歯科医療行為を
行う者は、保護のためにマスクや外科用手袋を着用す
る。しかしながら、必要な情報を記録するのに使用され
るペンは、臨床医のポケットにしまわれるか、作業台の
上に置かれるか、あるいは一人の患者の器具トレ−から
別の患者のトレ−に移され、滅菌はされない。実際、標
準的なボ−ルペンなどのペンはオ−トクレ−ブの熱、圧
力、蒸気のため、滅菌するのは不可能である。このペン
の患者から患者への移動は、取り上げて、記録し、下に
置くという反復過程と組み合わされて、病気感染の可能
性を大いに高めている。
【0005】歯科検診を行うとき、臨床医の指は、患者
の口に触れるか、ペンを掴んで歯周チャ−トに情報を記
録するのに使用される。その結果、ペンには患者の口か
ら来る多数の細菌または黴菌がつく。次の患者の検診を
行うとき、臨床医は洗濯済の手袋とマスクに取り替え、
滅菌した新しい器具のセットを使用できるが、ペンは滅
菌していない同じペンを使用する。このように第一の患
者から来た黴菌が第二の患者に移され、そしてまた第二
の患者から来た細菌が更にペンの表面に移される。更に
患者が来ると、第一と第二の患者から来た黴菌が、新し
い患者に移される可能性があり、また新たなる細菌がこ
れらの患者からも集められ、このサイクルが続いてい
く。従って、ペンの滅菌なしには、異なった人々が多数
の病気にさらされる。また現在の後天性免疫欠如症(エ
イズ)を考慮するなら、装置の滅菌消毒は更に優先的に
解決されるべき事柄である。
【0006】また、歯科医が現在使用している方法は非
効率的である。例えば、正常な成人は32個の歯を持っ
ているが、各々の歯には6つの測定が要求されている。
従って、歯科医は患者一人当たり合計192の測定を行
い、そのすべてを記録しなければならず、かなりの時間
をかけている。通常の歯科治療の予約は30分から60
分になり、そこには(患者の口内のチャ−トとをつくる
ことに加えて)X線撮影、歯の掃除、歯科医との相談時
間も含まれている。現行の取上げる、記録する、置く、
取り上げる、という反復方法では、患者の口内の完全な
チャ−トを仕上げるのにおよそ20分はかかる。これ
は、予約時間全体において大きな割合である。仮にペン
とプロ−ブの間の切替えがないとすれば、時間の消費は
大幅に縮小することができ、換言すれば、検診により多
くの時間を割くことがきるようになる。
【0007】更にもう一つの問題もペンとプロ−ブとを
交互に使用することと関連している。歯科医あるいは衛
生士がどんなに注意深くあったとしても、器具を取り上
げて、置く、という反復作業が続く場合には、器具の落
下およびそれによる汚染あるいは破損の危険が大きくな
る。この場合の破損が器具の使用不能を招かなかったと
しても、その結果としてできる傷によって器具は更に汚
濁されやすくなる。更に、検診の間に器具が破損あるい
は汚濁すると、その検診過程が終了する以前に交換が必
要になる。この交換時間によって、検診過程における非
効率が更に助長される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、患者の歯および周囲の支持組織にかかわる情報を発
見および記録するための検診の間に歯科担当者が使用す
ることのできる歯科医療用ペン・プロ−ブであって、滅
菌処理に耐えることのできるものを提供することであ
る。
【0009】また、本発明の目的は、反転可能なボ−ル
ペンを具備した歯科治療用ペン・プロ−ブを提供するこ
とである。
【0010】更に、本発明の目的は、歯科医による患者
の検診および情報の記録がより正確にまた効率よく行わ
れることを可能とする歯科医療用ペン・プロ−ブを提供
することにある。
【0011】また、本発明の目的は、黴菌および病気が
一人の患者から別の患者に、あるいはまた患者から臨床
医師に移される危険を低減する歯科医療用ペン・プロ−
ブを提供することにある。
【0012】また、本発明の目的は、歯科医療行為にお
ける効率を向上させる歯科医療用ペン・プロ−ブを提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために、本発明は、ハンドピ−スと、ハンドピ−スの一
端にある歯科医療用プロ−ブと、その他端についている
滅菌可能な筆記手段とからなる滅菌可能な歯科医療器具
を提供する。ハンドピ−スは、オ−トクレ−ブ処理可能
な材質から構成され、歯科医療器具のオ−トクレ−ブ処
理時に筆記手段を受入れ密封するための空洞を備えた密
封手段を含むことが望ましい。密封手段の好ましい具体
例は歯科医療器具へのネジ結合部を含む。筆記手段もま
たオ−トクレ−ブの温度に耐えられなければならず、筆
記先端と、化学変化を起こしにくいインクを含んだ貯蔵
室とを含むことができる。また本歯科医療器具は、器具
が使用中であるかオ−トクレ−ブ処理中であるかによっ
て、筆記先端を空洞から突出させるか、または空洞内に
密封するように筆記手段を空洞内に装着するための手段
を持つことが予想される。
【0014】筆記手段はイリノイ州フォレスト・パ−ク
のフィッシャ−・ペン会社製造のフィッシャ−・スペ−
ス・ペンというブランドの滅菌温度および圧力に耐えら
れるインク・カ−トリッジを使用したボ−ルペンである
ことが望ましい。
【0015】本発明の歯科医療装置を使用する場合、歯
科医または衛生士は新たに滅菌したペン・プロ−ブを滅
菌トレイから取り、ペン部分のネジを緩め、ボ−ルペン
およびそのネジ端を外に出す。次にペンを反転させ、そ
の反対の末端をハンドピ−スのネジつき空洞にネジ込
む。臨床医は次に歯科医療装置のプロ−ブ先端で患者を
検診し、歯の測定をし記録する。各測定シリ−ズの後、
臨床医は単にペン・プロ−ブを手の中で逆向きにし、ペ
ンの先端で歯周チャ−トの上に情報を記録し、それから
再びペン・プロ−ブを逆向きにし患者の口での作業を再
開する。歯科医療装置は臨床医の手を離れることがない
ため、不注意による落下に伴う破損および・または汚濁
の危険が大いに縮小される。
【0016】歯科医または衛生士が検診過程を終了した
のち、ペン部分はネジを再び緩め、反転させ、そしてハ
ンドピ−スのネジつき空洞にネジ込み、ネジつきペン部
分がきちんと空洞に密封されたことを確認する。ペン・
プロ−ブは次にオ−トクレ−ブまたは類似の装置におい
て滅菌される。ペン先が空洞に密封されているため、イ
ンクが漏れ出したり、オ−トクレ−ブ内の他の装置上に
広がったりする心配はない。更に、オ−トクレ−ブの熱
および圧力にもかかわらず、フィッシャ−・スペ−ス・
ペンのブランドのボ−ル先端カ−トリッジは、その耐圧
および耐熱特性のために、そこからインクが空洞内に漏
れたり流出したりすることはない。ペン・プロ−ブの滅
菌が終了した後、感染の危険を侵すことなく、歯科医ま
たは衛生士は次の患者に再び利用することができる。
【0017】本発明のこのような特徴、目的、および利
点は、図面を参照しながら以下に述べる本発明の具体例
の詳細な説明から明らかとなる。
【0018】
【実施例】本発明に係わる一般的設計の歯科医療器具1
0は、歯科医療に携わる者が歯科医療検診をする際に情
報の発見および記録の両方を行うことを可能とし、それ
に続いて歯科医療器具10を安全に且つ効果的に殺菌す
ることを可能とする。
【0019】図2に示すように、歯科医療器具10は、
以下に述べるネジ結合部によってプロ−ブ部12とペン
部すなわち筆記手段13とに分かれる円筒状のハンドピ
−ス11を備えたペンとプロ−ブとを組合せたペン・プ
ロ−ブである。プロ−ブ部12には表面に刻みのあるグ
リッパ−部分14aと、図5にくわしく示すとおり、内
側のネジ部30および円錐状にわずかに角度をつけた開
口部34をもって形成される内部空洞28がある。プロ
−ブ部12は末端16に向かって円錐状に角度をもち、
この末端16から従来型の歯周検診プロ−ブすなわち歯
科医療器具先端18が突出している。ペン部13の両端
には刻みのあるグリッパ−部分14bおよび14cがあ
り、内部空洞29(図5参照)には密封されて圧力下に
あるボ−ル・ポイントのインク・カ−トリッジすなわち
貯蔵室15がしまわれる。このカ−トリッジはペン部1
3の一端から外に突き出てボ−ルペン先端23で終わ
り、この先端23は、傘型ショルダ−32を備えた外側
ネジつきスリ−ブ22によっ保持される。外側ネジつき
プラグ20もまた傘型ショルダ−36を備え、ペン部1
3の他端から伸びる。ネジつきプラグ20またはネジつ
きスリ−ブ22のどちらか一方がプロ−ブ部12の内側
ネジ部30とかん合できる(図5)。
【0020】ネジつきスリ−ブ22はペン部13のペン
末端上で内側ネジ部30と図5に示すようにかん合する
と、外に出たボ−ルペン先端23が空洞28内に保護さ
れ、傘型開口部34および傘型ショルダ−32により確
実に密封される。これがペン・プロ−ブ10のオ−トク
レ−ブ処理可能な形状である。一方、ペン部13の反対
の末端上のネジつきプラグ20が内側ネジ部30とかん
合すると(図6、7、8に示すように)、傘型ショルダ
−36が傘型開口部34とかん合し、ペン先端23が歯
科医療器具10の離れた末端つまり歯周検診に係わる記
録をするための位置にくる。
【0021】プロ−ブ部12およびペン部13の第1の
外ケ−ス12aおよび第2の外ケ−ス13aは(図5参
照)それぞれオ−トクレ−ブ内で滅菌することのできる
クロムめっきした黄銅または類似の耐熱性材質から構成
され、これによりベン・プロ−ブ10が安全に再利用で
きる。ネジつきプラグ20およびネジつきスリ−ブ2
2、並びにプロ−ブ部12の円錐状末端16から伸びた
歯周検診プロ−ブ18もまたオ−トクレ−ブの環境に耐
えるようステンレスないし類似の耐熱性材質から構成さ
れる。
【0022】ケ−ス入りインク・カ−トリッジ15およ
びボ−ル・ポイント・ペン先端23は、イリノイ州フォ
レスト・パ−クのフィッシャ−・ペン会社製造のフィッ
シャ−・スペ−ス・ペンのブランドが好ましく、それは
高圧密封インク・カ−トリッジ(合衆国特許第3、42
5、779号)を使用してインクを保持し、また超硬質
タングステン・カ−バイドのボ−ル24およびステンレ
ス製の精密加工ソケット26を使用することによりスム
−ズな筆記およびインク漏れ防止を確保するものであ
る。テストの結果このように構成されたボ−ル・ポイン
ト・ペンは、その筆記器具としての性能を損うことなく
オ−トクレ−ブの熱および圧力に耐えることができるこ
とが証明されている。更に、フィッシャ−・スペ−ス・
ペンは、知られている型のインク・カ−トリッジのうち
で、オ−トクレ−ブ内で爆発して破損をもたらすことの
ない唯一のものである。しかしながら、ペンは密封され
た空洞28によりオ−トクレ−ブの蒸気から保護する必
要があり、さもないとインクがオ−トクレ−ブ内に漏
れ、オ−トクレ−ブの内側およびその内容物にインクの
染みを残すことになる。
【0023】本発明の他の具体例においては、図9に示
すように、ケ−ス入りインク・カ−トリッジ15が歯科
医療器具10内の歯周プロ−ブ18と反対の末端に永久
的に固定される。この具体例においては、ペンは反転可
能ではなく、常に外に出ている。従って、オ−トクレ−
ブの蒸気からボ−ル・ポイント・ペン先端23を密封す
るために、内側ネジ部48および傘型表面50を備えた
上蓋46を具備する。
【0024】本発明に基づく歯科医療器具の性能につい
て以下に述べる。図1に示すように、ペン・プロ−ブ1
0は、オ−トクレ−ブ(図にはない)から取り出すと、
ペン先端23が保護用の空洞28にしまわれた状態にあ
る。矢印19で示したようにネジつき接続部22および
30を外し、ペン・プロ−ブをプロ−ブ部12とペン部
13との二つの部分に分ける。次にペン部13を図2に
示した位置に反転し、ついで図2および図6の矢印21
で示されたようにネジつきプラグ20をプロ−ブ部12
の空洞28にネジ込む。これにより、ペン先端23と歯
周プロ−ブ18の両方が検診時に使用できる。図6に示
したように、プラグ20が空洞28にしっかりとネジ込
まれると、プラグ20の傘型ショルダ−36が空洞の傘
型開口部34にちょうど収まり、これにより歯科医療器
具10は単一のユニットとなり検診および記録に使用で
きるようになる。
【0025】このようにペン先端23が外に出されネジ
つき接続部22および30が確保されると、刻みつきグ
リッパ−部分14aおよび14cが、プロ−ブ部12と
ペン部13との接続部において単一のグリッパ−部とな
り、そこを親指37と人指し指38とで抑えることによ
り歯科医療器具10を保持することができる。
【0026】(ただし、図1、7、8で示されるよう
に、ペン・プロ−ブ10は、ペン部13のグリッパ−部
分14bまたは14cのどちらか一方がプロ−ブ部12
のグリッパ−部分14aとかん合するように設計されて
いるため、ペンが外に出ているいないにかかわらず、歯
科医は患者の検診時でも最大限の制御と手際よさを発揮
することができる。)
【0027】図7に示すように、歯科医は次にプロ−ブ
18を患者の口内40に入れ、患者の検診を開始し、患
者の歯42および歯茎に関する情報を集める。情報が集
まると、歯科医は歯科医療器具10を患者の口内40か
ら外し、ペン−プロ−ブを図8の位置に反転させ、歯科
医療器具の刻みつきグリッパ−部分14bを掴み、ペン
先端23を使用して患者の歯周チャ−ト44に情報を記
録する。次に歯科医療器具10を再度反転させることに
より、歯科医は患者の検診を再開することができ、この
サイクルを検診が終わるまで反復する。
【0028】検診が完了し必要な情報がすべて記録され
ると、歯科医は次にペン・プロ−ブ10を滅菌用に準備
する。そのために歯科医がすることは、単にネジを回し
てプラグ20を空洞28から外し、ペン13を反転し、
スリ−ブ22を空洞28にネジ込むだけである。この際
重要なことは、図5に示すように、ネジつきスリ−ブ2
2の傘型ショルダ−32がネジつき空洞28の傘型開口
部34にしっかりとかん合され、密封の用をなすことで
ある。ペン・プロ−ブ10は、図1および図5に示すよ
うに、滅菌用形状つまりオ−トクレ−ブの環境の蒸気か
らボ−ル・ポイント・ペン先端23を密封する形状にな
る。ペン先端23が確実にネジつき空洞28にしまわれ
と、歯科医はペン・プロ−ブ10全体を滅菌のためにオ
−トクレ−ブへ入れることができ、その後、ペン・プロ
−ブ10を再度利用することができる。
【0029】本発明の他の具体例、すなわち図9に図示
したものを使用する場合は、上蓋46を歯科医療器具1
0から外してボ−ル・ポイント・ペン先端23を外に出
す。次に歯科医は、既に述べたように、ペン・プロ−ブ
を使用して患者を検診し、情報を収集し、収集した情報
を記録する。検診が完了すると、ペン・プロ−ブは滅菌
用に準備しなければならない。このために歯科医がする
ことは、上蓋46を取って、矢印52で示すように、こ
の上蓋を歯科医療器具10の上にきつくネジ込んで、蓋
をする。上蓋46にはペン・カ−トリッジ15のネジつ
きスリ−ブ22にかん合する内側ネジ部48があり、ま
た傘型ショルダ−32および傘型表面50もかん合する
ため、ペン先端23はオ−トクレ−ブの蒸気および圧力
から完全に密封される。上蓋46がきちんとかぶせられ
ると、歯科医療器具10はオ−トクレ−ブ内での滅菌の
準備が整い、その後、更に検診に再利用できる。
【0030】このように本発明に基づく歯周ペン・プロ
−ブは、滅菌処理に耐えることのできる単一の器具を使
用することにより、歯科医療に携わる者が患者の検診お
よび情報の記録の両方を確実に且つ効率的に行うことを
可能とする。
【0031】以上、本発明の原理を特定の具体例につい
て述べたが、ここで述べたことは単なる例であって、特
許請求の範囲により広く記載されている本発明の範囲を
限定するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による歯科
医療用ペン・プロ−ブは、患者の歯および周囲の支持組
織にかかわる情報を発見および記録するための検診時に
歯科担当者が使用することができ且つ滅菌処理に耐える
ことができる。また、本発明によれば反転可能なボ−ル
・ポイント・ペンを具備した歯科医療用ペン・プロ−ブ
を提供することができる。更に、本発明による歯科医療
用ペン・プロ−ブ10は、歯科医が患者の検診および情
報の記録をより正確にまた効率よく行うことを可能とす
る。同様に、本発明による歯科医療用ペン・プロ−ブ1
0は黴菌および病気が一人の患者から別の患者へ、ある
いはまた患者から臨床医師に移される危険を低減するこ
とができる。また、本発明による歯科医療用ペン・プロ
−ブ10は、歯科医療行為における効率を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくペン・プロ−ブの好ましい具体
例において、ボ−ル・ポイント・ペン先端がネジつき空
洞にしまわれた状態での立面図である。
【図2】図1のペン・プロ−ブが二つの構成要素に分か
れた状態を示した破砕図であり、一方の構成要素の反対
の末端をネジつき空洞にネジ込むことができる。
【図3】ペン・プロ−ブのボ−ル・ポイント・ペン一端
の拡大立面図である。
【図4】ペン・プロ−ブのペン部の他端の拡大立面図で
ある。
【図5】ボ−ル・ポイント・ペン部の筆記末端がネジつ
き空洞にネジ込まれた状態にあるペン・プロ−ブの断面
図である。
【図6】図5と同様の断面図であるが、ペン部の他端が
ネジつき空洞にネジ込まれている。
【図7】歯科医または衛生士がペン・プロ−ブを使用し
て患者の口を検診する様子を示す斜視図である。
【図8】歯科医または衛生士が検診時にペン・プロ−ブ
を使用して必要な情報をチャ−ト上に記録する様子を示
す斜視図である。
【図9】本発明に基づく他の具体例により、ネジつき上
蓋を備えたペン・プロ−ブの断面図である。
【符号の説明】
10 歯科医療器具すなわちペン・プロ−ブ 11 円筒状ハンドピ−ス 12 プロ−ブ部 12a 第1の外ケ−ス 13 ペンすなわち筆記手段 13a 第2の外ケ−ス 14a、14b、14c グリッパ−部分 15 インク・カ−トリッジすなわち貯蔵室 16 円錐状末端すなわちハンドピ−スの一方の端 18 従来型歯周プロ−ブすなわち歯科医療器具先端 20 外側ネジつきプラグ 22 外側ネジつきスリ−ブ 23 ボ−ル・ポイント・ペン先端 24 超硬質タングステン・カ−バイド・ボ−ルすなわ
ち筆記先端 26 精密加工ソケット 28 内部空洞すなわち筆記手段を受け入れて密封する
空洞 29 内部空洞 30 内側ネジ部(20または22と30とでネジつき
接続部および反転させて装着する手段となる) 32 傘型ショルダ− 34 傘型開口部 36 傘型ショルダ−(34と32または36とは密封
手段となる) 44 歯周チャ−ト 46 上蓋 48 内側ネジ部(22と48ともネジつき接続部とな
る) 50 傘型表面(32と50とも密封手段となる)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロイ イー.リーヒマキ アメリカ合衆国,イリノイ 60048,リバ ティーヴィル,アヴァロン レイン 1127 (72)発明者 シャロン バーンズ アメリカ合衆国,カンザス 66208,ミッ ション ヒルズ,サガモア ロード 6539

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドピ−スと、このハンドピ−スの一
    方の端にある歯科医療器具先端と、前記ハンドピ−スの
    他端にある滅菌可能な筆記手段とを備えた滅菌可能な歯
    科医療器具。
  2. 【請求項2】 前記ハンドピ−スがオ−トクレ−ブ処理
    可能な材質から構成され、且つ前記歯科医療器具のオ−
    トクレ−ブ処理時に前記筆記手段を受入れて密封する空
    洞を備えた密封手段を前記他端に設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の歯科医療器具。
  3. 【請求項3】 前記密封手段が前記空洞と前記筆記手段
    の間にネジつき接続部を備えたことを特徴とする請求項
    2に記載の歯科医療器具。
  4. 【請求項4】 前記筆記手段がオ−トクレ−ブ処理の熱
    および圧力に耐えるように構成されたペンを含むことを
    特徴とする請求項2に記載の歯科医療器具。
  5. 【請求項5】 前記ペンがオ−トクレ−ブ処理の熱に耐
    えられる筆記先端と、この筆記先端に接続され且つイン
    クを含む貯蔵室とを備えたことを特徴とする請求項4に
    記載の歯科医療器具。
  6. 【請求項6】 前記筆記先端が前記空洞から突き出るか
    内部に密封されるかのどちらかにより、前記筆記手段を
    前記空洞に反転させて装着する手段を備えたことを特徴
    とする請求項5に記載の歯科医療器具。
  7. 【請求項7】 前記密封手段が、前記歯科医療器具のオ
    −トクレ−ブ処理時に前記筆記手段を覆って密封するた
    めに前記他端とかん合する着脱自在の上蓋を備えたこと
    を特徴とする請求項2に記載の歯科医療器具。
  8. 【請求項8】 滅菌時に前記筆記手段を密封し保護する
    ために前記上蓋と前記ハンドピ−スとの間にネジつき接
    続部を備えたことを特徴とする請求項7に記載の歯科医
    療器具。
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