JPH06259531A - ドットパターンの傾き補正方法 - Google Patents

ドットパターンの傾き補正方法

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JPH06259531A
JPH06259531A JP5040997A JP4099793A JPH06259531A JP H06259531 A JPH06259531 A JP H06259531A JP 5040997 A JP5040997 A JP 5040997A JP 4099793 A JP4099793 A JP 4099793A JP H06259531 A JPH06259531 A JP H06259531A
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JP
Japan
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pattern
inclination
dot
image
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JP5040997A
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Shinya Nakao
真也 中尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像面基準軸に対する識別対象ドットパター
ンの傾きを、少ない演算量で補正できるドットパターン
の傾き補正方法を提供する。 【構成】 画像濃度ピーク点検出工程#4で、ドットパ
ターンを構成する全画素の中から、画像濃度が極大の画
素、又は、極小の画素を各ドットを代表する代表画素と
して抽出し、ピーク点の選択工程#5で、前記の代表画
素で圧縮ドットパターンを構成し、ピーク点の傾き補正
工程#6で、前記圧縮ドットパターンを構成する代表画
素を所定座標点を中心に回転して傾きを補正した圧縮ド
ットパターンを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データによるドッ
トパターンの識別方法に使用されるドットパターンの傾
き補正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ドットパターンによる識別表示が
使用され、この識別表示の識別を、ドットパターンを撮
像しその映像信号をA/D変換した画像データから識別
する方法が使用され、この際に、撮像されたドットパタ
ーンの撮像面基準軸に対する傾きを検出し、この傾きを
補正した後に、画像処理により識別を行っている。
【0003】このドットパターンの傾き補正方法の従来
例を図1〜図10に基づいて説明する。この従来例は、
半導体ウェハ上に刻印された識別表示ドットパターンを
読みとる場合のものである。
【0004】図1に示すように、カメラの撮像面基準軸
であるx、y方向に対して傾いたパターンPの画像が得
られたとする。ドットパターンPは半導体ウェハのオリ
フラOの直線部分に対してドットパターンPの並びが平
行になるように刻印されているものとする。
【0005】図2は、画像処理によるドットパターンP
の識別方法のフローチャートで、ステップ#1の画像入
力工程において、図3に示すように、カメラ1より入力
されたドットパターンPの画像を、A/D変換器2によ
り、カメラ1の撮像面基準軸のx、y方向に画素分割を
行い、画像データにA/D変換し、この画像データを画
像メモリ3に格納する。以下の工程では、この画像メモ
リ3に格納された画像データに対して処理して、ドット
パターンPの識別を行うことになる。この格納が終わる
と、ステップ#2に進む。
【0006】ステップ#2のパターンの傾き検出工程に
おいて、図4に示すy軸方向の微分オペレータDによる
フィルタリングを、図5に示すオリフラOの直線部分を
含む領域R内で行い、得られた微分値の絶対値の極大点
をオリフラOのエッジ点であるとして、それらを直線近
似して得られる直線と、x軸とのなす角度をパターンP
の傾き角度θとして検出し、ステップ#3に進む。
【0007】ステップ#3のパターンの傾き補正工程に
おいて、アフィン変換により、パターンの傾きと逆方向
の回転補正を行う。アフィン変換による回転補正につい
て以下に説明する。回転補正は、時計回り方向の補正回
転角度をθ、回転の中心を(xC 、yC )、変換前の画
像の座標(x、y)が変換後において座標(x′、
y′)に移るとした場合、関係式(1)で表される。
【0008】
【数1】
【0009】関係式(1)を逆変換することにより関係
式(2)が得られる。
【0010】
【数2】
【0011】変換後の画像の座標(x′、y′)におけ
る濃度 g(x′、y′)は、変換前の画像の座標(x、
y)における濃度f(x、y)に等しく、関係式(2)
を用いて関係式(3)で表される。
【0012】
【数3】
【0013】座標(x′、y′)を画素に対応させた場
合、x′、y′は共に整数値である。この時x、yは一
般に実数であり、図6で示すように整数格子の間に位置
する点である。この時のf(x、y)は、変換前の画像
ですでに得られているその回りの整数格子上の点の濃度
f(|x|、|y|)、f(|x+1|、|y|)f
(|x|、|y+1|)、f(|x+1|、|y+1
|)を補間して得られる。
【0014】ここで||はガウス記号である。補間の方
法としては、たとえば線形補間があり、これは関係式
(4)で表される。
【0015】
【数4】
【0016】従って、補正後の画素濃度 g(x′、
y′)は、x′、y′と角度θ、および回転中心座標の
C 、yC より関係式(2)を用いてx、yの値を計算
し、関係式(3)、関係式(4)に従って計算して得ら
れ、傾き補正が完了する。次に、ステップ#4に進む。
【0017】ステップ#4の各パターンの切り出し工程
において、図7に示すように、x方向の直線上にあるド
ットパターンPの画素濃度を合計していく投影処理によ
り得られるx方向投影値(画素濃度値の合計値)が連続
して或る閾値thy以上である部分の長さが、ドットパ
ターンPのy方向の長さに略等しいとき、その長さ部分
がパターンPが存在する部分であるとして、その長さの
上端y1と下端y2とをパターンPの上下端として決定
する。同様に、y方向に投影処理して得られたy方向投
影値(画素濃度値の合計値)が連続して或る閾値thx
以上である部分の長さが、パターンPのx方向の長さに
略等しいとき、その長さ部分がパターンPが存在する部
分であるとして、その長さの左端xL1、xL2、xL3と右
端xR1、xR2、xR3を各パターンの左右端として決定す
る。そして、図8に示すように、各パターンPの上下、
左右端を各辺とする外接矩形Aを得る。次に、ステップ
#5に進む。
【0018】ステップ#5のドット検出工程において、
各パターンの切り出し工程で得られた図8に示す外接矩
形Aを、図9に示すように、各ドットが一つの小矩形B
に入るように小矩形Bに分割する。次に、各小矩形B内
のドットの有無を決定するが、その方法は、各小矩形B
内で画素濃度の平均値を計算し、その値が或る閾値以上
である場合、小矩形B内にドットが存在するものとす
る。ドットの存在する小矩形Bを1、存在しない小矩形
Bを0としたとき、図9に示した画像に対して、図10
に示すように圧縮された形式の、0/1のパターン圧縮
データCが得られる。次に、ステップ#6に進む。
【0019】ステップ#6のパターン識別工程におい
て、各識別対象ドットパターンPについて、それぞれ上
記の0/1のパターン圧縮データCに対する参照データ
を予め持っておき、切り出された各パターンPより得ら
れた0/1のパターン圧縮データCが、どの参照データ
とよく一致するかを識別することによって、各識別対象
ドットパターンPの識別を行い、終了する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
の構成では、パターンの傾き補正工程において、上記の
アフィン変換によるパターンの傾き補正を行う際に、各
識別対象ドットパターンPを構成する多数の総ての画素
について、前記関係式(2)、関係式(3)の演算を行
う必要があるため、総計算量が膨大なものとなり処理時
間が長くなるという問題点がある。
【0021】本発明は、ドットパターンの識別方法にお
いて、上記の問題点を解決し、少ない演算量で、撮像面
基準軸に対して傾きがある識別対象ドットパターンの傾
き補正を可能にするドットパターンの傾き補正方法を提
供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のドットパターン
の傾き補正方法は、上記の課題を解決するために、傾き
補正対象ドットパターンを撮像しその映像信号をA/D
変換し画像データとして画像記憶手段に記憶し、前記記
憶されたドットパターンの撮像面基準軸に対する傾きを
検出し、前記記憶されたドットパターンの全画素を所定
座標点を中心に回転して前記検出された傾きを補正した
ドットパターンを得る傾き補正方法において、前記記憶
されたドットパターンを構成する全画素の中から、画像
濃度が極大の画素、又は、極小の画素を各ドットを代表
する代表画素として抽出し、これらの代表画素で圧縮ド
ットパターンを構成し、この圧縮ドットパターンを構成
する代表画素を前記所定座標点を中心に回転して前記検
出された傾きを補正した圧縮ドットパターンを得ること
を特徴とする。
【0023】
【作用】ドットパターンを構成するドットは、ドット部
分が背景より明るい場合には、図21に示すように、一
般に、ドットの中央付近にそのピーク点Jがある。又、
ドット部分が背景より暗い場合にも、一般に、ドットの
中央付近にそのピーク点Jがある。従って、各ドットを
構成する画素の中から画像濃度が極大の画素、又は、極
小の画素を抽出すれば、この画素の位置でドットの位置
を代表させることができる。
【0024】本発明のドットパターンの傾き補正方法で
は、上記に基づいて、傾き補正対象ドットパターンの撮
像面基準軸に対する傾きを検出した後に、そのドットパ
ターンを構成する全画素の中から、画像濃度が極大の画
素、又は、極小の画素を各ドットを代表する代表画素と
して抽出し、これらの代表画素で圧縮ドットパターンを
構成し、この圧縮ドットパターンを構成する代表画素だ
けを前記所定座標点を中心に回転して傾きを補正した圧
縮ドットパターンを得ている。
【0025】従って、本発明は、少ない演算量で、ドッ
トパターンの傾きを補正することができる。
【0026】
【実施例】本発明のドットパターンの傾き補正方法の一
実施例を図1、図3〜図5、図11〜図26に基づいて
説明する。
【0027】従来例と同様に半導体ウェハ上に刻印され
た管理用の識別表示ドットパターンPを読みとる場合に
おいて、図1に示すように、撮像手段のカメラ1の撮像
面基準軸x、yに対して傾いたドットパターンPの画像
データが得られたとする。ドットパターンPは半導体ウ
ェハのオリフラOの直線部分に対してパターンの並びが
平行になるように刻印されているものとする。
【0028】図11は読み取り対象のドットパターンP
であり、縦5列、横5列のドットでパターンを表現す
る。表示するパターンはアラビア数字の0から9までの
10種類のパターンである。また、ここではドット部分
の濃度はその背景部分に比べて明るいものとするが、ド
ット部分の濃度が背景に比べて暗い場合も、同様の考え
方で実施することができる。
【0029】図20は、本発明のドットパターンの傾き
補正方法の一実施例を使用したドットパターン識別方法
のフローチャートである。
【0030】ステップ#1の画像入力工程において、従
来例と同様に、図3に示すように、撮像手段のカメラ1
より入力されたドットパターンPの画像を、A/D変換
器2により、カメラ1の撮像面基準軸のx、y方向に画
素分割を行い、A/D変換して、明るい画素が大きい値
となるように0から255までの整数値に量子化して画
像データとし、この画像データを画像メモリ3に格納す
る。以下の工程では、この画像メモリ3に格納された画
像データに対して処理して、ドットパターンPの識別を
行うことになる。この格納が終わると、ステップ#2に
進む。
【0031】ステップ#2のパターンの傾き検出工程に
おいて、従来例と同様に、図4に示すy軸方向の微分オ
ペレータDによるフィルタリングを、図5に示すオリフ
ラOの直線部分を含む領域R内で行い、得られた微分値
の絶対値の極大点をオリフラOのエッジ点であるとし
て、それらを直線近似して得られる直線と、x軸とのな
す角度をパターンPの傾き角度θdとして検出し、ステ
ップ#3に進む。
【0032】ステップ#3の各パターンの切り出し工程
において、図12に示すように、ステップ#2のパター
ンの傾き検出工程で検出された傾き角度θdをx、y方
向に付け足してx′、y′方向とし、x′方向の直線上
にあるドットパターンPの画素濃度を合計していく投影
処理により得られるx′方向投影値(画素濃度値の合計
値)が連続して或る閾値thy以上である部分の長さ
が、ドットパターンPのy′方向の長さに略等しいと
き、その長さ部分がパターンPが存在する部分であると
して、その長さの上端y1と下端y2とをパターンPの
上下端として決定する。同様に、y′方向に投影処理し
て得られたy′方向投影値(画素濃度値の合計値)が連
続して或る閾値thx以上である部分の長さが、パター
ンPのx′方向の長さに略等しいとき、その長さ部分が
パターンPが存在する部分であるとして、その長さの左
端xL1、xL2、xL3と右端xR1、xR2、xR3を各パター
ンの左右端として決定する。そして、図13に示すよう
に、各パターンPの上下、左右端を各辺とする外接矩形
Eを得る。次に、ステップ#4に進む。
【0033】ステップ#4は画素濃度ピーク点の検出工
程である。一般に、ドット部分の画像濃度は、図21に
示すように、ドットの中央付近にピーク点Jがあるの
で、ピーク点Jの位置でドットの位置を代表させること
ができる。従って、前記外接矩形E内で、画像濃度がピ
ークになる画素を検出する。検出の方法は、1画素毎
に、近接する8画素との濃度の大小関係を調べ、近接す
る8画素のいずれよりも小さくない画素をピーク点Jと
する。図22に、画像データ内の画素の濃度値の一例を
示す。図22内の実線は、前記の外接矩形Eである。図
22の画像に対して、検出されたピーク点Jを丸印で示
したものが図23である。次に、ステップ#5に進む。
【0034】ステップ#5はピーク点の選択工程であ
る。ステップ#4で検出されたピーク点Jにはドットを
代表しないピーク点J、即ち、ドットがない部分にある
ピーク点Jが含まれている。ドットを代表しないピーク
点Jを除去するために、所定濃度の濃度閾値を使用し
て、閾値処理し、濃度閾値に達しないピーク点Jを除去
する。本実施例では、濃度閾値を80として閾値処理し
た。図24に残ったピーク点Jを丸印で示す。次に、ス
テップ#6に進む。
【0035】ステップ#6はピーク点の傾き補正工程で
ある。ステップ#4で検出されステップ#5で残された
ピーク点Jのみを、ステップ#2で検出された傾き角度
θdだけ補正する。この計算は次のように行う。傾き補
正の時計回り方向の角度をθd、回転の中心を(xC
c )、傾き補正前のピーク点Jの座標を(xb
b )、補正後の座標を(xa 、ya )とすると、(x
a 、ya )は関係式(5)で表される。
【0036】
【数5】
【0037】図24に示すピーク点Jを回転補正する場
合、例えば、パターンの傾きが時計回りに−12°、回
転の中心を図24の最左上点の画素とし、その座標を
(0、0)とすると、θd=12°、xc =yc =0と
なり、関係式(5)は関係式(6)に書換えられる。
【0038】
【数6】
【0039】関係式(6)より、各ピーク点Jの座標
(xb 、yb )に対する回転補正後の座標(xa
a )は表1 のとおりとなる。次に、ステップ#7に進
む。
【0040】
【表1】
【0041】ステップ#7の外接矩形の傾き補正工程に
おいて、図13に示す外接矩形Eの回転補正はピーク点
Jの補正と同様に行うことができる。傾き補正後の外接
矩形Eは、その各辺が画像面基準軸x、yの方向と一致
するので、1個の頂点について、これを回転補正した後
の座標を与え、且つ、矩形の高さと幅を与えてやれば良
いことになる。外接矩形Eの左上の座標を(0.5、
3.5)とするとその回転補正後の座標は関係式(6)
より(−0.2、3.5)となる。外接矩形Eの高さを
hとすると、回転前の左上と左下の頂点間のy方向の距
離が15であるので、関係式(7)が成り立つ。
【0042】
【数7】
【0043】外接矩形Eの幅についても同様であり、回
転前の左上と右上の頂点間のx方向の距離が15である
ので、その値をwとすると関係式(8)が成り立ち、こ
れに基づいて外接矩形Eを回転補正する。回転補正後の
外接矩形Eは図14に示すようになる。次に、ステップ
#8に進む。
【0044】
【数8】
【0045】ステップ#8の小矩形分割工程において、
ステップ#7で回転補正された外接矩形Eを、縦に5、
横に5の小矩形Fに分割する。この分割によって、図1
4に示す外接矩形E内が分割されて、図15に示すよう
に、小矩形Fに分割され、次に、ステップ#9に進む。
【0046】ステップ#9はドット検出工程である。ス
テップ#8で分割された小矩形Fに、ステップ#5で選
択されたピーク点Jを重ね、ピーク点Jを+印で示す
と、図25のようになる。この図25のピーク点Jが有
る小矩形Fを「1」、無い小矩形Fを「0」とすること
によって、図26に示す4の0/1のパターン圧縮デー
タCが得られる。図13に対しては、図16に示す0/
1に圧縮された形式の、0/1のパターン圧縮データC
が得られる。次に、ステップ#10に進む。
【0047】ステップ#10のパターン識別工程におい
て、各識別対象パターンについて、予め、図17に示す
ような、夫々の0/1の標準パターン圧縮データGを用
意しておき、得られた0/1のパターン圧縮データC
が、どの0/1の標準パターン圧縮データGとよく一致
するかを参照することによってパターンの識別を行う。
【0048】参照の方法は、得られた0/1のパターン
圧縮データCと、0/1の標準パターン圧縮データGと
の間で、各小矩形Fの位置に対応する値同志で、排他的
論理和Hをとり、得られた和が0に最も近い値になる0
/1の標準パターン圧縮データGのパターンが、被識別
対象パターンのパターンになる。
【0049】図11に示した被識別ターンに対応する0
/1の標準パターン圧縮データGは、図17に示すもの
である。
【0050】例えば、0/1のパターン圧縮データC
が、図18に示すとおりであった場合、図18の0/1
のパターン圧縮データCと、図17の0/1の標準パタ
ーン圧縮データG間の排他的論理和Hは、図19に示す
とおりとなる。図19に示す排他的論理和Hは、1から
順に、10、4、2、10、3、5、10、4、7、7
となる。従って、図18のパターンは3であると識別さ
れる。
【0051】
【発明の効果】本発明のドットパターンの傾き補正方法
を使用すると、画像データ処理によって、ドットパター
ン識別を行う場合、ドットパターンの画像データが、撮
像面基準軸に対して傾いている場合に、従来例では、ド
ットを構成する全画素を傾き補正処理するので演算に多
大の時間を要したのに対して、ドットを構成する画素の
中から画素濃度が極大又は極小な画素のみを傾き補正処
理するので、少ない演算量でドットパターンの傾き補正
が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮像手段の撮像面基準軸に対して傾いたパター
ンを示す図である。
【図2】従来例のドットパターンの傾き補正方法を使用
するパターン識別方法のフローチャートである。
【図3】画像入力工程を示す図である。
【図4】エッジ検出微分オペレータの平面図である。
【図5】パターンの傾き検出工程を示す図である。
【図6】整数格子の間に存在する点の座標を示す図であ
る。
【図7】パターンの切り出し工程を示す図である。
【図8】ドットパターンと外接矩形との図である。
【図9】ドットパターンと外接矩形と小矩形との図であ
る。
【図10】0/1のパターン圧縮データの図である。
【図11】識別対象のドットパターンの図である。
【図12】各パターンの切り出し工程の図である。
【図13】傾いたドットパターンと外接矩形との図であ
る。
【図14】傾きの補正を行った外接矩形の図である。
【図15】図14の外接矩形を小矩形に分割した図であ
る。
【図16】小矩形内でドット検出を行った結果得られた
0/1のパターン圧縮データの図である。
【図17】0/1の標準パターン圧縮データの図であ
る。
【図18】画像データよりドット検出を行った結果得ら
れた0/1のパターン圧縮データの図である。
【図19】図17と図18の各要素間の排他的論理和で
ある。
【図20】本発明のドットパターンの傾き補正方法を使
用するパターン識別方法のフローチャートである。
【図21】ドット中心付近の濃度ピークを示す図であ
る。
【図22】本発明の外接矩形と画素濃度を示す図であ
る。
【図23】本発明の外接矩形と画素濃度とピーク点とを
示す図である。
【図24】本発明の外接矩形と画素濃度と選択されたピ
ーク点とを示す図である。
【図25】本発明の外接矩形と小矩形と選択されたピー
ク点とを示す図である。
【図26】図25に対する0/1のパターン圧縮データ
の図である。
【符号の説明】
1 撮像手段 2 A/D変換手段 3 画像記憶手段 C 0/1のパターン圧縮データ D 微分オペレータ E 外接矩形 F 小矩形 G 0/1の標準パターン圧縮データ H 排他的論理和 J ピーク点 O オリフラの直線部 P ドットパターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾き補正対象ドットパターンを撮像しそ
    の映像信号をA/D変換し画像データとして画像記憶手
    段に記憶し、前記記憶されたドットパターンの撮像面基
    準軸に対する傾きを検出し、前記記憶されたドットパタ
    ーンの全画素を所定座標点を中心に回転して前記検出さ
    れた傾きを補正したドットパターンを得る傾き補正方法
    において、前記記憶されたドットパターンを構成する全
    画素の中から、画像濃度が極大の画素、又は、極小の画
    素を各ドットを代表する代表画素として抽出し、これら
    の代表画素で圧縮ドットパターンを構成し、この圧縮ド
    ットパターンを構成する代表画素を前記所定座標点を中
    心に回転して前記検出された傾きを補正した圧縮ドット
    パターンを得ることを特徴とするドットパターンの傾き
    補正方法。
JP5040997A 1993-03-02 1993-03-02 ドットパターンの傾き補正方法 Pending JPH06259531A (ja)

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JP5040997A JPH06259531A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 ドットパターンの傾き補正方法
KR1019940003653A KR940022337A (ko) 1993-03-02 1994-02-28 도트패턴의 기울기보정방법

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989012026A1 (en) * 1988-06-08 1989-12-14 Mitsui Mining Company, Limited Fine flaky graphite particles and process for their production
WO1989012027A1 (en) * 1988-06-09 1989-12-14 Battelle Memorial Institute Metal oxide ceramic powders and thin films and methods of making same
JP2008004843A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Juki Corp 部品位置決め方法及び装置

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