JPH06259058A - 静止画再生装置 - Google Patents

静止画再生装置

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JPH06259058A
JPH06259058A JP5071205A JP7120593A JPH06259058A JP H06259058 A JPH06259058 A JP H06259058A JP 5071205 A JP5071205 A JP 5071205A JP 7120593 A JP7120593 A JP 7120593A JP H06259058 A JPH06259058 A JP H06259058A
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image
roll
continuous
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JP5071205A
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Norio Niitsuma
規夫 新妻
Shinichi Kawasaki
信一 川崎
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画再生装置において3枚以上渡っている
画像を途切れることなく、滑らかに連続スクロール表示
する。 【構成】 画面を切り替えて連続スクロールを可能とす
る静止画再生装置において、ホストコンピュータ2はフ
ロッピィディスク24の番組データ(再生制御コマン
ド;HVCガイドラインに規定)を読み込むとともに、
同再生制御コマンドに基づいて当該装置を制御するに際
し、読み込んだ再生制御コマンド列のロールコマンドを
検出し、かつ同ロールコマンド(同一パラメータ)が連
続しているときには当該装置専用の連続スクロールコマ
ンド(HVCガイドラインに規定されていないコマン
ド;例えばRCU)に変換し、この変換したコマンドを
含む再生制御コマンドに基づいて第1および第2の画像
処理プロセッサ13,14を制御しており、連続スクロ
ールコマンドにより画面効果の第1の画像処理プロセッ
サ13に画面管理をさせるとともに、第2の画像処理プ
ロセッサ14に第1乃至第3の画像メモリ8,9,10
の書き込み、読み出しをさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は展示型ハイビジョン静
止画ファイルシステムで、美術館における絵画の表示、
電子カタログの表示や企業のショールムにおける製品の
表示に用いられる静止画再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この静止画再生装置(展示型ハイ
ビジョン静止画ファイルシステム)は、その特長の高精
細な画像表示を利用して高範囲な分野で用いられるよう
になった。
【0003】この静止画再生装置では画面効果として静
止画像を縦あるいは横に連続した静止画像(例えば2枚
続きの絵画等)を画面上で上下方向、左右方向に移動さ
せる効果を与えるロール機能を有している。すなわち、
ガイドライン(HVCガイドライン)では、その画面上
の画像を上下方向、左右方向に移動する4種類のロール
コマンドが規定されているからである。
【0004】ロール動作では、1回の動作で結果として
画面が別の画面(例えば連続している次に画面)に切り
替わるが、このとき2つの画像の読み出しが併行して実
行され、同2つの画像が画面にスクロール表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記静止画
再生装置にあっては、例えば横に長い絵巻物や高い建物
等を表示する場合、つまり3枚以上の画像からなってい
る場合、1回のロール動作でなく、複数回のロール動作
を必要とする。
【0006】また、静止画像を読み出しながら逐次ロー
ルコマンドを実行することになるが、長い絵巻物や高い
建物等の番組を実行して一連のロール動作を行う場合、
現行のシステムでは再生制御コマンドを逐次発行するこ
とになる。このため、1つのコマンドが実行された後、
次のコマンドの実行までの間隔が零でなく、ある有限時
間があり、例えば1フィールド(1/60秒)程度の時
間があくと、ロール動作が複数回連続している場合現ロ
ール動作と次のロール動作が滑らかでなくなる。
【0007】特に、3枚の続き絵の場合を2枚目および
3枚目をスクロール表示するとき、ロール動作が一瞬途
切れ、スクロール表示がスムーズでなく、違和感を与え
かねない。
【0008】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は画像をスクロール表示する際、ロール
動作が途切れることなく、同ロール動作をスムーズに進
行させることができ、3枚以上の続き絵を滑らかに表示
させることができるようにした静止画再生装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明はホストコンピュータによって外部記憶媒
体から所定番組データ(再生制御コマンド)を読み込
み、該読み込んだ再生制御コマンドに基づいて画像処理
プロセッサを制御し、画像メモリの書き込み、読み出し
および画面の切り替えを行って静止画像を画面に表示す
る静止画再生装置において、少なくとも3枚以上の静止
画像を連続してスクロール表示可能とするために同静止
画像のデータを書き込み、読み出しをする画像記憶手段
と、前記画像記憶手段から読み出された静止画像データ
を切り替え、前記静止画像を表示する画面を切り替える
画面効果の第1の画像処理プロセッサと、前記画像記憶
手段の書き込み、読み出しを制御する第2の画像処理プ
ロセッサと、前記再生制御コマンドに含まれ、連続して
いる同一パラメータの複数ロールコマンドを連続スクロ
ール用の1つのシステム制御コマンド(連続スクロール
コマンド)に変換する機能を有しているホストコンピュ
ータとを備え、前記ホストコンピュータは、所定番組実
行に際して、前記読み込んだ再生制御コマンドのうち、
ロールコマンドを検出するとともに、該ロールコマンド
が連続しており、かつ該連続したロールコマンドのパラ
メータが同一であるとき、同連続しているロールコマン
ドを前記連続スクロールコマンドに変換して書き換え、
かつ少なくとも最初のロール画像および2番目のロール
画像以外のロール画像番号を抽出しておき、前記書き換
えたコマンドを含む再生制御コマンドにしたがって第1
および第2の画像処理プロセッサを制御し、該第1の画
像処理プロセッサによって画面を切り替え、複数枚の静
止画像を滑らかに連続してスクロール表示可能としたこ
とを要旨とする。
【0010】
【作用】上記構成の静止画再生装置では、外部記憶媒体
に記録されている番組データ(再生制御コマンド列)が
ホストコンピュータで読み込まれ、この読み込まれた再
生制御コマンドがロールコマンドで、かつ同一パラメー
タのロールコマンドが連続しているときには同複数のロ
ールコマンドが当該装置専用の連続スクロールコマンド
に変換される。例えば、3枚以上の続き絵を当該装置の
ディスプレイに表示しようとすると、その3枚以上の絵
を連続スクロールすることになるが、この場合外部記憶
媒体に記録する番組データとしてはHVCガイドライン
で規定されているロールコマンドが用いられ、かつ同ロ
ールコマンドのパラメータが同一で、3個以上連続する
ことになる。
【0011】このような同一パラメータの複数個のロー
ルコマンドが連続スクロールコマンドに変換され、この
連続スクロールコマンドを含む再生制御コマンドがホス
トコンピュータによって解釈(翻訳)される。この解釈
にしたがって、画面効果の第1の画像処理プロセッサが
制御され、画像記憶手段の書き込み、読み出しを行う第
2の画像処理プロセッサが制御される。
【0012】そして、第1の画像処理プロセッサによっ
て画面の切り替えが実行されるが、同第1の画像処理プ
ロセッサ等には既に連続スクロールコマンドのパラメー
タ等が与えられており、ホストコンピュータがロールコ
マンド毎に同ロールコマンドのパラメータ等を同第1の
画像処理プロセッサ等に与える必要がない。したがっ
て、同第1の画像処理プロセッサ等においては有限の時
間間隔なしに、連続してロール動作を複数回行うことが
できる。
【0013】
【実施例】この発明の静止画再生装置は、外部記憶媒体
(フロッピィディスク)の番組データ(再生制御コマン
ド;HVCガイドラインに規定されているもの)を読み
込むとともに、同再生制御コマンドに基づいて当該装置
を制御するに際し、読み込んだ再生制御コマンドのロー
ルコマンドを検出し、かつ同ロールコマンド(同一パラ
メータのもの)が連続しているときには連続スクロール
と判断し、その連続している複数個のロールコマンドを
当該装置専用の1つのシステム制御コマンド(連続スク
ロールコマンド;HVCガイドラインにないコマンドR
CU)に変換し、この変換したコマンドを含む再生制御
コマンドに基づいて画像処理プロセッサを制御し、画面
効果の画像処理プロセッサによって画面を切り替えて3
枚以上の画像の連続スクロールを滑らかにする。
【0014】そのため、この発明の静止画再生装置は図
1に示す構成であり、メインバス1を介して装置全体を
制御、管理するホストコンピュータ2と、光ディスク3
およびCD―ROM4の画像データを入出力するための
I/O部5,6と、このI/O部5,6を介した画像デ
ータの入力、転送を制御するI/Oコントローラ7と、
この画像データの転送先に当る第1乃至第3の画像メモ
リ8,9,10と、メンインバス1に接続したホストイ
ンターフェイス11と、このホストインターフェイス1
1を介してホストコンピュータ2からの指令(コマンド
のパラメータ)等を入力し、ローカルバス12を介して
第1乃至第3の画像メモリ8,9,10をセレクト制御
するとともに、同セレクト画像メモリからの画像データ
を切り替え(画面切替を制御し)、画面を管理するため
の第1の画像処理プロセッサ(画面効果のプロセッサ)
13と、第1乃至第3の画像メモリ8,9,10の書き
込み、読み出し制御、同画像メモリのデータ処理を行う
ための第2の画像処理プロセッサ14と、第1の画像処
理プロセッサ12からのデータに基づいて第1乃至第3
の画像メモリ8,9,10のチップセレト信号を出力す
るためのカウンタ15,16,17およびDS18,1
9,20と、第1の画像処理プロセッサ12の制御によ
り第1乃至第2の画像メモリ8,9,10から読み出さ
れた画像データを切り替える(画面を切り替える)画面
切替回路21と、この切り替えた画像データをアナログ
変換するD/A変換部22と、このアナログ変換された
映像信号による画像(静止画像)を表示するCRTディ
スプレイ(ハイビジョン)23とからなっている。
【0015】また、ホストコンピュータ2はフロッピィ
ディスク24から再生制御データ(所定番組データ)を
読み込み、同再生制御データに基づいて当該静止画再生
装置を制御する。さらに、第1乃至第3の画像メモリ
8,9,10をセレクトする際に、第1の画像処理プロ
セッサ13は制御ライン25を介して各DS18,1
9,20の制御信号を出力する。
【0016】次に、上記構成の静止画再生装置の動作を
図2および図4に示す再生制御コマンドの模式図と、図
3および図5に示す制御手順図とを参照して説明する。
なお、図2に示す再生制御コマンド(番組データ)がフ
ロッピィディスク24に記録されており、またこの再生
制御コマンドにしたがって表示される画像のデータが光
ディスク3あるいはCD―ROM4に記録されているも
のとする。
【0017】また、図2中、aは仮に付した行番号、b
は時間情報の分、cは時間情報の秒、dはフレーム、e
はコマンド、fはパラメータ、gは画像番号、hはO
(オン)・N(ネクスト)・S(セカンド)の画面を表
している。図2および図4中、DRDは画像読み出しコ
マンド、CUTは単純カットコマンド、RVUはスクロ
ールコマンド、RCUは連続スクロールコマンドを意味
し、このコマンドのうちDRD,CUTおよびRVUは
HVCガイドラインに規定されているもので、RCUは
HVCガイドラインに規定されていない当該静止画再生
装置専用に設定したのものである。
【0018】まず、ホストコンピュータ2にてフロッピ
ィディスク24の番組データ(再生制御コマンド)の読
み込みが一括して実行され、同再生制御データにロール
コマンドが含まれているか否かが判断される(ステップ
ST1)。図2の再生制御コマンドの模式図から明かな
ように、仮に付した14,16,18,20行目にアる
ロールコマンド(RVU)が連続していることから、ス
テップST2に進み、同各ロールコマンドのパラメータ
が同一であるか否かが判断される。
【0019】この場合、縦ロール4秒(14,16,1
8,20行目)が4回連続していることから、つまり各
ロールコマンドのパラメータが同一であることから、ス
テップST3に進んで各種のパラメータの算出が実行さ
れる。
【0020】このパラメータの算出では、ロールコマン
ドの種類、効果時間および回数(この例ではRVU、4
秒、4回)、連続スクロール動作の開始行(この例では
14行目)、同連続スクロール動作の終了行(この例で
は20行目)が得られる。
【0021】続いて、上記再生制御コマンドの書き換え
処理が実行される(ステップST4)。この書き換え処
理では、図4の矢印先に示すように、連続スクロールの
開始行(14行目)の次行(15行目)の画像読み出し
をその開始行の前にもってくるとともに、ONSの画面
(HVCガイドラインに規定)、N(オン)の画面をS
(セカンド)画面に変える。また、開始行(14行目)
を連続スクロールコマンド(RCU)に書き換え、終了
行(20行目)の次に行(21行目)以降を開始行(1
4行目)の次に続ける。
【0022】続いて、上記連続スクロール時に光ディス
ク3あるいはCD―ROM4に記録されている所定画像
データ(連続スクロール時における最初および最後の画
像データ以外の画像データ)を読み出す画像番号(この
例では0014,0015)が抽出される(ステップS
T5)。この画像番号の抽出終了により当該コマンド変
換が終了され(ステップST6)、ホストコンピュータ
2によって読み込まれた番組データ(再生制御コマン
ド)のうち、図4の矢印先に示すように14行目から2
0行目の連続した4つのロールコマンド(RVU)は1
つの連続スクロールコマンド(RCU)に書き換えられ
ることになる。
【0023】そして、上記コマンド変換されたコマン
ド、つまり図4の矢印先に示す変換コマンドを含む再生
制御コマンドが当該静止画再生装置の制御データに翻訳
されて第1および第2の画像処理プロセッサ13,14
に与えれ、当該番組実行が開始される。
【0024】一方、フロッピィディスク24に記録され
ている番組データが図2と異なり、連続したロールコマ
ンドが含まれておらず、かつ同一パラメータのロールコ
マンドが含まれていない場合にステップST1から当該
番組実行ルーチンに進むことになる。
【0025】そして、ホストコンピュータ2において
は、上記コマンド変換したコマンドを含めた再生制御コ
マンドを逐次解釈(翻訳)して第1および第2の画像処
理プロセッサ13,14にパラメータ等としてを与え、
同第1および第2の画像処理プロセッサ13,14を制
御する。第1および第2の画像処理プロセッサ13,1
4ではそのパラメータを各制御テーブルに書き込むとと
もに、同各制御テーブルを画面効果や画像メモリの書き
込み、読み出し毎に書き換えて管理することになる。
【0026】例えば、図4の矢印先に示す連続スクロー
ルコマンド(RCU)により、連続スクロールが実行さ
れる場合について図5の制御手順図を参照して説明す
る。
【0027】まず、ホストコンピュータ2にて連続スク
ロールコマンド(RCU)を解釈し得た効果時間(例え
ば4秒)や回数(例えば4回)等のパラメータが第1の
画像処理プロセッサ13に与えられ、つまり第1の画像
処理プロセッサ13の制御テーブルにはそのパラメータ
が書き込まれる(ステップST10)。
【0028】続いて、第1の画像処理プロセッサ12に
起動がかけられ(ステップST11)、CRTディスプ
レイ23の画面管理が実行される(ステップST1
2)。この場合、第1の画像処理プロセッサ12は当該
制御テーブルの内容にしたがってCRTディスプレイ2
3の画面効果(画面切替回路21の制御等)を実行する
とともに、この画面効果の状態に応じて当該制御テール
を書き換える。
【0029】また、ホストコンピュータ2は所定タイミ
ングでI/Oコントローラ7に画像データの読み込み指
令を与えるとともに、第2の画像処理プロセッサ13に
画像表示指令を与える。
【0030】これにより、第1乃至第3の画像メモリ
8,9,10の書き込み、読み出し制御が第2の画像処
理プロセッサ14によって実行され、この読み出された
画像データが画面切替回路21で切り替えられる。この
画像データがD/A変換部22でアナログ映像信号に変
換されてCRTディスプレイ23に入力されるため、同
CRTディスプレイ23の画面は連続スクロールとされ
る。
【0031】続いて、上記連続スクロール実行中、ホス
トコンピュータ2によって第1の画像処理プロセッサ1
3の制御テーブルが監視されるとともに、同制御テーブ
ルの内容の変化が検出される(ステップST13)。す
なわち、第1の画像処理プロセッサ13によって画面効
果、画面切り替えが管理されるが、この管理が同第1の
画像処理プロセッサ13の制御テーブルの内容に基づい
て実行され、同制御テーブルの内容がCRTディスプレ
イ23の画面状態に対応して書き換えられるからであ
る。
【0032】第1の画像処理プロセッサ13の制御テー
ブルの内容が変化したときには、画像番号0013乃至
0016の4枚の静止画像を連続してスクロール表示す
るために、次の画像データの読み出しが実行される。こ
の場合、第1乃至第3の画像メモリ8,9,10には画
像番号0013乃至0016の4枚の画像データのうち
3枚の画像データが順次書き込まれ、かつ読み出され
る。しかも、連続スクロールコマンドのパラメータに応
じたタイミングで第1乃至第3の画像メモリ8,9,1
0から読み出された画像データが切り替えられる。
【0033】続いて、必要な枚数の画像データ(この例
では画像番号0013乃至0016)が読み出されるま
で、上記ステップST13,ST14が繰り返される。
このとき、画像番号0014,0015についてはステ
ップST5で抽出されており、この抽出画像番号に基づ
いて画像データの読み出しが行われる。
【0034】そして、上記連続スクロールコマンドの場
合、連続スクロールする画像が4枚であることから、連
続スクロールしている最後の画像データ(画像番号00
16)が読み出され、同最後の画像がCRTディスプレ
イ23に全て表示されると、図5に示す連続スクロール
実行処理が終了される。
【0035】このように、ホストコンピュータ2で読み
込んだ番組データの中に、ロールコマンドが連続し、か
つ同連続したロールコマンドのパラメータが同一である
場合、HVCガイドラインに規定されていない当該静止
画再生装置専用の連続スクロールコマンド(RCU)に
変換し、同連続スクロールコマンドのパラメータ(効果
時間や回数)を画面効果の第1の画像プロセッサ13に
与え、同第1の画像プロセッサ13によって画面を切り
替える。
【0036】すなわち、この連続スクロールコマンド
(RCU)により、第1の画像処理プロセッサ(画面効
果プロセッサ)12にて画面管理を行い、かつ同ロール
を1回行う毎に同第1の画像処理プロセッサ12の制御
テーブルを書き換えている。そのため、例えば複数枚
(3枚以上)に渡っている絵画等をCRTディスプレイ
23に連続してスクロールする際、フロッピィディスク
24に記録されている番組データ(HVCガイドランに
規定)自体を操作しなくともよく、HVCガイドライン
に準拠した番組データに対応できることから、互換性を
確保することができ、人手による番組の修正を必要とし
ない。また、上記複数回連続してロール動作を行って
も、画面切り替えタイミングに誤差の蓄積が生じること
もなく、連続してスクロール動作を行わせることがで
き、複数の画面を滑らかにスクロール表示することがで
きる。
【0037】なお、上記実施例では、番組に1つの連続
スクロール(4回)がある場合について説明したが、そ
の連続スクロール動作が複数個あっても、同様に処理す
ることができ、同様の効果を得ることができる。
【0038】図6はこの発明の変形実施例を説明する静
止画再生装置の制御手順図である。なお、この実施例の
説明においては図1に示す静止画再生装置を参照された
い。
【0039】まず、ホストコンピュータ2にて外部記憶
媒体(フロッピィディスク)24の番組データ(再生制
御コマンド列)が逐次読み込まれ、この読み込んだコマ
ンドが解釈(翻訳)され、第1および第2の画像処理プ
ロセッサ13,14が制御される。このとき、読み込ん
だコマンドがロール(HVCガイドラインに規定)であ
ると(ステップST20)、第1および第2の画像処理
プロセッサ13,14を制御することなく、それ以後の
再生制御コマンドの先読み込みが実行される(ステップ
ST21)。
【0040】この場合、図2の番組データの模式図から
明かなように、仮に付した14,16,18,20行目
にはロールコマンド(RVU)があることから、ステッ
プST22に進み、同各ロールコマンドのパラメータが
同一であるか否かが判断される。
【0041】そして、前実施例のステップST3と同様
の処理、つまり縦ロール4秒(14,16,18,20
行目)が4回連続していることから、つまりロールコマ
ンドのパラメータが同一で連続していることから、ステ
ップST4に進んで各種のパラメータの算出が実行され
る(ステップST23)。
【0042】続いて、前実施例のステップST4および
ST5と同様の処理、上記再生制御コマンドの書き換え
処理が実行され(ステップST24)、さらに上記連続
スクロール時に光ディスク3あるいはCD―ROM4に
記録されている所定画像データ(連続スクロール時にお
ける最初および2番目の画像データ以外の画像データ)
を読み出す画像番号(この例では0014,0015)
が抽出される(ステップST25)。
【0043】そして、上記コマンド変換の終了となり
(ステップST26)、この後コマンド変換されたコマ
ンドの発行が行われ(ステップST27)、つまり図4
の矢印先に示す変換コマンドを含むコマンド群が当該静
止画再生装置の制御データに翻訳されて第1の画像処理
プロセッサ13に与えれ、当該番組実行が開始される。
【0044】一方、フロッピィディスク24に記録され
ている番組データが図2と異なり、連続してロールコマ
ンドが含まれておらず、かつ同一パラメータのロールコ
マンドが含まれていない場合にステップST1から当該
番組実行ルーチンに進むことになる。
【0045】つまり、ホストコンピュータ2において
は、フロッピィディスク24から再生制御コマンド列を
逐次読み込んで解釈(翻訳)し、解釈したコマンドに基
づいて第1および第2の画像処理プロセッサ13,14
にパタメータ等を与え、同第1および第2の画像処理プ
ロセッサ13,14を逐次制御することになる。なお、
図6中、ステップST22乃至ST26については、図
3のステップと同じ内容であることから詳しい説明を省
略する。
【0046】このように、前実施例と同様にフロッピィ
ディスク24から読み込まれる番組データに連続してロ
ールコマンドがあり、かつ同ロールコマンドのパラメー
タが同一である場合連続スクロールコマンド(RCU)
に変換し、この変換したコマンドを含むコマンド列にし
たがって画像処理プロセッサを制御していることから、
前実施例と同じを効果を得ることができる。
【0047】また、この実施例の場合、逐次番組データ
(再生制御コマンド)を読み込みながら画像処理プロセ
ッサを制御し、この読み込んだ再生制御コマンドがロー
ルコマンドであるときにはそれ以後の再生制御コマンド
を先読みして連続しているロールコマンドを連続スクロ
ールコマンド(RCU)に変換している。
【0048】すなわち、前実施例ではフロッピィディス
ク24に記録されている番組データ(再生制御コマン
ド)全部を一括して読み込んだ後、同番組データのロー
ルコマンドを検出してコマンド変換しているが、この実
施例では逐次読み込んだ再生制御コマンドにロールコマ
ンドがあるときのみ、それ以後の再生制御コマンドを先
読みしてコマンド変換を行っていることから、例えばロ
ールコマンドが含まれていない場合無駄なプロセスを必
要とせず、番組の画面を表示するまでの時間が短くな
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の静止画
再生装置によれば、外部記憶媒体(フロッピィディス
ク)の番組データ(再生制御コマンド;HVCガイドラ
イン)を読み込むとともに、同再生制御コマンドに基づ
いて当該装置を制御するに際し、読み込んだ再生制御コ
マンドのロールコマンドを検出し、かつ同ロールコマン
ド(同一パラメータのもの)が連続しているときには連
続スクロールと判断し、その連続しているロールコマン
ドを当該装置専用の連続スクロールコマンド(HVCガ
イドラインに規定されていないコマンド;例えばRC
U)に変換し、この変換したコマンドを含む再生制御コ
マンドに基づいて画像処理プロセッサを制御するように
したことにより、画面の切り替えタイミングに誤差の蓄
積が生じなくなるため、複数回のロール動作(連続スク
ロール動作)を途切れることなくスムーズに進行させる
ことができ、ひいては3枚以上の続き絵を滑らかな画像
で連続してスクロール表示させることができ、また、番
組データを操作する必要もないことから、HVCガイド
ラインに準拠した番組データに対応でき、つまり互換性
を確保することができ、かつ人手による番組の修正を必
要としないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す静止画再生装置の概
略的ブロック線図。
【図2】図1に示す静止画再生装置の動作を説明するた
めの番組データの模式図。
【図3】図1に示す静止画再生装置の動作を説明する概
略的制御手順図。
【図4】図1に示す静止画再生装置の動作を説明するた
めの番組データの模式図。
【図5】図1に示す静止画再生装置の動作を説明する概
略的制御手順図。
【図6】この発明の変形実施例を示し、静止画再生装置
の動作を説明する概略的制御手順図。
【符号の説明】
2 ホストコンピュータ 3 光ディスク 4 CD―ROM 7 I/Oコントローラ 8 第1の画像メモリ(画像記憶手段;フレームメモ
リ) 9 第2の画像メモリ(画像記憶手段;フレームメモ
リ) 10 第3の画像メモリ(画像記憶手段;フレームメモ
リ) 11 ホストインターフェイス 13 第1の画像処理プロセッサ(画面効果プロセッ
サ) 14 第2の画像処理プロセッサ 21 画面切替回路 23 CRTディスプレイ 24 フロッピィディスク(外部記憶媒体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータによって外部記憶媒
    体から所定番組データ(再生制御コマンド)を読み込
    み、該読み込んだ再生制御コマンドに基づいて画像処理
    プロセッサを制御し、画像メモリの書き込み、読み出し
    および画面の切り替えを行って静止画像を画面に表示す
    る静止画再生装置において、 少なくとも3枚以上の静止画像を連続してスクロール表
    示可能とするために同静止画像のデータを書き込み、読
    み出しをする画像記憶手段と、 前記画像記憶手段から読み出された静止画像データを切
    り替え、前記静止画像を表示する画面を切り替える画面
    効果の第1の画像処理プロセッサと、 前記画像記憶手段の書き込み、読み出しを制御する第2
    の画像処理プロセッサと、 前記再生制御コマンドに含まれ、連続している同一パラ
    メータの複数ロールコマンドを連続スクロール用の1つ
    のシステム制御コマンド(連続スクロールコマンド)に
    変換する機能を有しているホストコンピュータとを備
    え、 前記ホストコンピュータは、所定番組実行に際して、前
    記読み込んだ再生制御コマンドのうち、ロールコマンド
    を検出するとともに、該ロールコマンドが連続してお
    り、かつ該連続したロールコマンドのパラメータが同一
    であるとき、同連続しているロールコマンドを前記連続
    スクロールコマンドに変換して書き換え、かつ少なくと
    も最初のロール画像および2番目のロール画像以外のロ
    ール画像番号を抽出しておき、前記書き換えたコマンド
    を含む再生制御コマンドにしたがって第1および第2の
    画像処理プロセッサを制御し、該第1の画像処理プロセ
    ッサによって画面を切り替え、複数枚の静止画像を滑ら
    かに連続してスクロール表示可能としたことを特徴とす
    る静止画再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ホストコンピュータは外部記憶媒体
    の番組データ(再生制御コマンド列)を一括して読み込
    み、該読み込んだ再生制御コマンド列に含まれている連
    続した同一パラメータのロールコマンドを連続スクロー
    ルコマンドに変換する請求項1記載の静止画像再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ホストコンピュータは外部記憶媒体
    の番組データ(再生制御コマンド列)を逐次読み込み、
    該読み込んだ再生制御コマンドがロールコマンドである
    とき、それ以後のコマンドを先読み込みし、この先読み
    込んだ再生制御コマンド列に含まれている連続した同一
    パラメータのロールコマンドを連続スクロールコマンド
    に変換する請求項1記載の静止画像再生装置。
JP5071205A 1993-03-05 1993-03-05 静止画再生装置 Withdrawn JPH06259058A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06319103A (ja) * 1993-04-05 1994-11-15 Olympus Optical Co Ltd 画像記録・再生装置
JP2015152693A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 株式会社東芝 情報処理装置、半導体装置、表示装置、制御方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06319103A (ja) * 1993-04-05 1994-11-15 Olympus Optical Co Ltd 画像記録・再生装置
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