JPH0625875Y2 - 管ヒューズ用ホルダー - Google Patents

管ヒューズ用ホルダー

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JPH0625875Y2
JPH0625875Y2 JP1988105900U JP10590088U JPH0625875Y2 JP H0625875 Y2 JPH0625875 Y2 JP H0625875Y2 JP 1988105900 U JP1988105900 U JP 1988105900U JP 10590088 U JP10590088 U JP 10590088U JP H0625875 Y2 JPH0625875 Y2 JP H0625875Y2
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lead wire
tube fuse
fitting
lid
holder
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JP1988105900U
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JPH0227651U (ja
Inventor
久雄 高山
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株式会社新和電器
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、OA機器、オーディオ機器、民生用電化製
品、特にカー用電気製品等の電気回路へ介設して過剰電
流の供給を防止する管ヒューズ、及び、管ヒューズとリ
ード線とを接続する端子金具等を組込むための管ヒュー
ズ用ホルダーに関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、管ヒューズは専用の端子金具を介してリード線と
接続し、ヒューズボックス、ヒューズホルダー、ヒュー
ズクリップ等に装着されて使用されているが、通例、管
ヒューズ用のホルダーとリード線とを接続する場合は、
被覆を剥がして裸線と成したリード線の先端部分へホル
ダーに内設する端子金具の接続部を巻絞して圧着する
か、半田等で熱溶着しており、手間がかかると共に、人
手による場合には熟練した技術を要していた。
又、特にカー用電気製品等に使用されている従来のヒュ
ーズホルダーは、両端にリード線挿通孔を形成した管状
体であり、長さ方向の中央辺で分割されると共に、夫々
を着脱可能に螺着させ、内部へ端子金具、管ヒューズ、
コイルスプリング等を組み込んでおり、管ヒューズへ過
剰電流が流れて断線した場合に、新しい管ヒューズと交
換する為に螺子を外して取替える等の手間がかかり、不
便であった。
更に、従来のホルダーへリード線を取付ける場合には、
少なくともヒューズホルダーの二倍程度の長さのリード
線をリード線挿通孔へ貫通させた後、前述の如く端子金
具の接続部へ接続するが、一方、カー用電気製品等に使
用するリード線は、予めプラス側とマイナス側の二本の
リード線を並列させ、且つ、被覆の一部分で溶着して一
本化させたものであることから、作業上は、先ずリード
線のヒューズホルダーを取着する部分の溶着をヒューズ
ホルダーの長さよりかなり長めに分離させ、接続する側
のリード線を略管ヒューズの長さ分だけ切断して前述の
如くホルダーと接続する為、配線後に二本のリード線が
ヒューズホルダーの近辺で大きく二つに分かれ、使用時
に手等で引っ掻けてしまう等の問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記問題点に鑑みて、V字形の切欠部を設けた
リード線接続板から成る端子金具を組み込んで、接続工
程を簡易化すると共に、管ヒューズの交換、及び、使用
時の不都合をも改善できる管ヒューズ用ホルダーを提供
するものである。
〔考案の構成〕
本考案の構成は、端子金具組込部へ固定用リブを形成
し、固定用リブへV字形の切欠部を設けると共にアール
部分を形成したリード線接続板を立設し、リード線接続
板へ接続片を延設し、接続片へ馬蹄状に屈曲させると共
に両端縁辺を幅方向に屈曲させた折曲片を設けた管ヒュ
ーズ嵌入部を延設し、管ヒューズ組込部の両側へ折曲片
を嵌着させる嵌着用リブを形成し、蓋体へリード線固着
用リブを立設した構成である。
〔考案の作用〕
本考案の作用は、ホルダー本体の管ヒューズ組込部へ嵌
着用リブを形成し、端子金具の管ヒューズ嵌入部へ屈曲
片を形成したため本体と端子金具とがワンタッチで確り
と嵌着でき、更に、リード線接続板へV字形の切欠部と
アール部分とを形成し、蓋体へリード線固着リブを立設
し、蓋体を閉蓋することによって、切欠部へ載置したリ
ード線はリード線固着リブで切欠部へ押圧され、切欠部
でリード線の被覆を切断して通電状態とすると共に、ア
ール部分で挟着されるものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の説明の為の外観斜視図であり、第2図
は本考案の説明の為の要部断面図であり、第3図は本考
案の説明の為のA−A線断面図である。
本考案は、近年頻繁に使用されるOA機器、オーディオ
機器、民生用電化製品、特にカー用電気製品等の電気回
路へ介設して過剰電流の供給を防止する管ヒューズF、
及び管ヒューズFと被覆された導線から成るリード線R
とを接続する端子金具2を組み込む為の管ヒューズ用ホ
ルダー1に関するものである。
本考案は、両端にリード線挿通孔2を有する筒状体の軸
方向へヒンジ部3を介して本体1aと蓋体1b.1c.
1dとに分割し、該本体1aの両端辺へは端子金具組込
部を形成し、該本体1aの中央辺へは管ヒューズ組込部
を設け、夫々の組込部が独立して閉蓋可能となるように
前記蓋体1b.1c.1dを更に三分割して成る管ヒュ
ーズ用ホルダーであって、前記夫々の端子金具組込部へ
相対峙する断面コ字状の固定用リブ8を夫々形成し、該
固定用リブ8へ中心点から上方の端縁へ向けて開口する
V字形の切欠部4bを形成すると共に該切欠部4bに連
続するアール部分6を中心へ形成した略円形のリード線
接続板4aを圧入して立設し、該リード線接続板4aの
下方へ前記管ヒューズ組込部へ至る接続片4cを延設
し、該接続片4cへ長さ方向に沿って上方に向けて馬蹄
状に屈曲させると共に両端縁辺を幅方向に折曲させた折
曲片4dを設けた管ヒューズ嵌入部4eを延設し、前記
管ヒューズ組込部の両側へは前記折曲片4dを弾性を利
して嵌着させる嵌着用リブ9を形成し、前記蓋体1b.
1dへ前記リード線接続板4aと稍空隙を有して対峙す
る若干の幅と前記中心点より若干下方へ至る高さとを有
した一対のリード線固着用リブ7を立設し、該蓋体1
b.1dを閉蓋することによって前記リード線固着用リ
ブ7の先端が前記V字形の切欠部4bへ載置させたリー
ド線Rを押圧し、該リード線Rの被覆を切断して通電可
能とさせると共にアール部分6で挟着させるものであ
る。
即ち、本考案は、第1図に図示の如く、両端にリード線
挿通孔2を有する筒状体の軸方向にヒンジ部3を介して
本体1aと蓋体1b.1c.1dとに分割し、該本体1
aの両端辺へは前記端子金具組込部、及び、本体1aの
中央辺へは管ヒューズ組込部を設けるものであり、該夫
々の組込部は夫々が独立して閉蓋可能となるように前記
蓋体1b.1c.1dを更に三分割して成る合成樹脂製
等の管ヒューズ用ホルダー1に関するものである。
前記夫々の端子金具組込部へは相対峙する断面コ字状の
固定用リブ8を夫々形成し、該固定用リブ8へ管ヒュー
ズFの径と一致する略円形のアルミ、銅製等のリード線
接続板4aを圧入して立設するものであり、該リード線
接続板4aには中心点から上方の端縁へ向けて開口する
V字形の切欠部4bと、該切欠部4bに接続されたアー
ル部分6を形成したものである。
前記リード線接続板4aの下方へは前記管ヒューズ組込
部に至る接続片4cを延設し、該接続片4cへアルミ、
銅等の長矩形の単一金属小板を上方に向けて馬蹄状に屈
曲させると共に、該馬蹄状に屈曲させた両端縁辺を幅方
向に折曲させた折曲片4dを設けた管ヒューズ嵌入部4
eを延設するものである。
そして、第3図に図示の如く、前記管ヒューズ嵌入部4
eは管ヒューズFの端部の筒状端子を嵌入して挟持さ
せ、管ヒューズFとの通電を可能とするもので、該筒状
端子の嵌入を容易に、且つ、確りと挟持できる様に、前
記長矩形の単一金属小板を前記筒状端子の直径と同じ
か、或いは、若干小径の若干巾の馬蹄状に屈曲させるこ
とによって、内径方向への適宜な弾性を持たせたもので
あり、又、前記管ヒューズ嵌入部4eへ複数の係止ツメ
5を突設して直角に折曲させて、前記管ヒューズFの筒
状端子の側面を押圧すると共に長さ方向の抜落を防止す
ることが好ましく、前記管ヒューズ組込部の両端縁辺へ
は内方向へ膨出する嵌着用リブ9を形成し、該嵌着用リ
ブ9へ端子金具4の弾性を利して前記折曲片4dを嵌着
すると二度と外れないものである。
前記V字形の切欠部4bは比較的鋭利な角度で形成され
たものであり、ビニール等で被覆されたリード線Rの先
端部分をそのまま手等で圧押入するだけで、該リード線
Rの被覆が切断されて通電が可能となるが、本考案で
は、リード線Rは前記V字形の切欠部4bの先狭とした
先端部分、つまり、前記リード線接続板4aの中心点へ
切欠部4bへ連続したアール部分6を形成しており、第
2図に図示の如く、更に前記蓋体1b、1dへ前記リー
ド線接続板4aを稍空隙を有して挟持する若干の幅と前
記中心点より若干下方へ至る高さとを有した一対のリー
ド線固着用リブ7を立設したために、リード線Rを切欠
部4bへ載置するのみで、蓋体1b.1dを閉蓋するこ
とによって前記リード線Rを押圧して切断され通電をよ
り確実にすると共に、固着度を高めるものである。
又、前記リード線Rを確りと接続する為には、実施上、
前記V字形の切欠部4bを前記リード線接続板4aの中
芯点から形成することが好ましく、被覆が厚く圧接しに
くいリード線Rの場合には、従来の如く、予め被覆をペ
ンチ等で剥がして接続することも可能であり、この場
合、中心位置へ切欠部4bと接続させたアール部分6を
設けることによって、バラついた裸線部分は結束でき、
前述の如く、前記リード線固着用リブ7で押圧して固着
すれば良い。
〔考案の効果〕
本考案は前述の如く、ヒューズホルダーへ組み込んだ端
子金具のリード線接続板へV字形の切欠部とアール部分
とを形成することによって、容易にリード線を圧押入し
て裸線とすることができる為、予めリード線の先端部分
の被覆を剥がして裸線とする必要が無く、更に蓋体に設
けられたリード線固着用リブで確りと固着する為、巻
絞、溶着等の手間がかからず、従って接続工程を簡易化
すると共に、蓋体の夫々が独立して閉蓋可能であるの
で、管ヒューズの交換が容易であることは勿論、二本の
線から成るリード線を長く分離させる必要が無い為に、
配線後にリード線を手等で引っ掻けたりする不都合をも
改善した画期的で且つ実用性を有する有意義な考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の説明の為の外観斜視図であり、第2図
は本考案の説明の為の要部断面図であり、第3図は本考
案の説明の為のA−A線断面図である。 R……リード線、F……ヒューズ。 1……管ヒューズ用ホルダー、1a……本体、1b、1
c、1d……蓋体、2……リード線挿通孔、3……ヒン
ジ部、4……端子金具、4a……リード線接続板、4b
……V字形の切欠部、4c……接続片、4d……折曲
片、4e……管ヒューズ嵌入部、5……係止ツメ、6…
…アール部分、7……リード線固着用リブ、8……固定
用リブ、9……嵌着用リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端にリード線挿通孔を有する筒状体の軸
    方向へヒンジ部を介して本体と蓋体とに分割し、該本体
    の両端辺へは端子金具組込部を形成し、該本体の中央辺
    へは管ヒューズ組込部を設け、夫々の組込部が独立して
    閉蓋可能となるように前記蓋体を更に三分割して成る管
    ヒューズ用ホルダーであって、前記夫々の端子金具組込
    部へ相対峙する断面コ字状の固定用リブを夫々形成し、
    該固定用リブへ中心点から上方の端縁へ向けて開口する
    V字形の切欠部を形成すると共に該切欠部に連続するア
    ール部分を中心へ形成した略円形のリード線接続板を圧
    入して立設し、該リード線接続板の下方へ前記管ヒュー
    ズ組込部へ至る接続片を延設し、該接続片へ長さ方向に
    沿って上方に向けて馬蹄状に屈曲させると共に両端縁辺
    を幅方向に折曲させた折曲片を設けた管ヒューズ嵌入部
    を延設し、前記管ヒューズ組込部の両側へは前記折曲片
    を弾性を利して嵌着させる嵌着用リブを形成し、前記蓋
    体へ前記リード線接続板と稍空隙を有して対峙する若干
    の幅と前記中心点より若干下方へ至る高さとを有した一
    対のリード線固着用リブを立設し、該蓋体を閉蓋するこ
    とによって前記リード線固着用リブの先端が前記V字形
    の切欠部へ載置させたリード線を押圧し、該リード線の
    被覆を切断して通電可能とさせると共にアール部分で挟
    着させることを特徴とする管ヒューズ用ホルダー。
JP1988105900U 1988-08-12 1988-08-12 管ヒューズ用ホルダー Expired - Lifetime JPH0625875Y2 (ja)

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JP1988105900U JPH0625875Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 管ヒューズ用ホルダー

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JP1988105900U JPH0625875Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 管ヒューズ用ホルダー

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JPH0227651U JPH0227651U (ja) 1990-02-22
JPH0625875Y2 true JPH0625875Y2 (ja) 1994-07-06

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3242863B2 (ja) * 1997-06-10 2001-12-25 矢崎総業株式会社 温度ヒューズ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54180248U (ja) * 1978-06-09 1979-12-20
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JPS603542U (ja) * 1983-06-20 1985-01-11 三洋電機株式会社 ヒユ−ズボツクス
JPS62193653U (ja) * 1986-05-30 1987-12-09

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JPH0227651U (ja) 1990-02-22

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