JPH06254143A - 芳香装置 - Google Patents

芳香装置

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JPH06254143A
JPH06254143A JP5049354A JP4935493A JPH06254143A JP H06254143 A JPH06254143 A JP H06254143A JP 5049354 A JP5049354 A JP 5049354A JP 4935493 A JP4935493 A JP 4935493A JP H06254143 A JPH06254143 A JP H06254143A
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JP
Japan
Prior art keywords
fragrance
diffusion plate
flow path
diffusion
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5049354A
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English (en)
Inventor
Hiroki Inoue
宏喜 井上
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IIOSU KK
Original Assignee
IIOSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、油性状の芳香剤を用いた芳香装置
に関し、その目的は、油性状の芳香剤を噴霧することな
く拡散でき、簡易な構造で低価格の芳香装置を提供する
ことにある。 【構成】 蛇行しながら上から下に連続する流路10が
表面に形成された拡散板12と、拡散板12の上端へ滴
状に垂らされ、流路10に沿って少しずつ流れる油性状
の芳香剤14と、拡散板12の下に配置され、拡散板1
2の表面に向かって送風する送風機16と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油性状の芳香剤を用い
た芳香装置に関する。店舗,オフィス等において、室内
空間の環境を快適に保つため、この種の装置が使用され
る。
【0002】
【従来の技術】一般に店舗,オフィス等においては、室
内空間の環境を快適に保つため、芳香剤が置かれてい
る。従来の芳香剤は、揮発性の溶剤を綿,和紙等に浸
し、表面張力による引き上げ現象を利用して容器上部の
開口から芳香を行うタイプが一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の芳香
剤は揮発性の溶剤を使用しているので、効果が長続きせ
ず、溶剤の入った容器を頻繁に交換する必要がある。そ
こで、油性状の芳香剤を使用し、超音波等を用いてこれ
を噴霧させる構造の芳香装置が開発されている。
【0004】しかし、この種の装置は部品点数が多く、
構造が複雑であるため、価格が高いという難点があっ
た。本発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的
は、油性状の芳香剤を噴霧することなく拡散でき、簡易
な構造で低価格の芳香装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による装置は以下のように構成されている。
【0006】第1発明の装置は、蛇行しながら上から下
に連続する流路10が表面に形成された拡散板12と、
拡散板12の上端へ滴状に垂らされ、流路10に沿って
少しずつ流れる油性状の芳香剤14と、拡散板12の下
に配置され、拡散板12の表面に向かって送風する送風
機16と、を有して構成されている。
【0007】また、第2発明の装置は、蛇行しながら上
から下に連続する流路10が表面に形成された複数の拡
散板12と、各拡散板12の上端に配置され、それぞれ
異なる香りが付けられた芳香剤14を拡散板12の流路
10に供給可能な供給管18と、複数の供給管18のう
ち任意に選んだ一の供給管18のみを開放する切替部2
0と、拡散板12の下に配置され、拡散板12の表面に
向かって送風する送風機16と、を有して構成されてい
る。
【0008】
【作用】第1発明では、油性状の芳香剤14が拡散板1
2の上端へ滴状に垂らされ、流路10に沿って蛇行しな
がら少しずつ流れる。そして、その表面に向かって送風
機16による送風が行われる。このため、芳香剤14を
噴霧することなく効果的に使用することが可能となる。
【0009】さらに第2発明では、それぞれ異なる香り
が付けられた芳香剤14を拡散板12の流路10に供給
可能な供給管18が各拡散板12の上端に配置されてお
り、そのうちから任意に選んだ一の供給管18のみが切
替部20により開放されるので、複数の異なる香りの中
から好みのものを芳香させることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図1には第1実施例の構成が示されてい
る。
【0011】容器22内には油性状の芳香剤14が充填
されている。そして、容器22内から拡散板12の上端
部には供給管18が配管されており、ポンプ24の作用
により容器22内の芳香剤14が汲み出され、拡散板1
2の上端へ滴状に垂らされる。
【0012】その際の流速、流量等の調整は制御部26
により行われる。拡散板12の表面には蛇行しながら上
から下に連続する流路10が形成されており、芳香剤1
4は流路10に沿って少しずつ下に流れ落ちる。
【0013】図2に示されるように拡散板12の表面に
は流路10の下に凸部28が形成されており、芳香剤1
4の持つ油性の特性を最大限に活用して芳香剤14が表
面張力により拡散するような構造とされている。拡散板
12下端の流路10出口には、余った芳香剤14を受け
る廃油溜30が取り付けられている。
【0014】拡散板12の下には送風機16が配置され
ており、拡散板12の表面に向かって送風が行われ、芳
香材14の成分が室内に拡散される。また、拡散板12
の凹凸面に沿って送風が行われるので、ベルヌイの定理
からわかるように流路10と凸部28との間に圧力差が
生じる。このため、芳香剤14の拡散をより効果的に行
える。
【0015】なお、拡散板12は容易に取り外すことが
でき、塵などが付着した場合には簡単に清掃できる。
【0016】以上説明したように本実施例によれば、拡
散板12の上端へ滴状に垂らされた芳香剤14が流路1
0に沿って蛇行しながら少しずつ流れる際に、その表面
に向かって送風機16による送風が行われる。このた
め、芳香剤14を噴霧することなく室内空間に拡散させ
ることができ、よって、油性状の芳香剤14を効果的に
使用できる。
【0017】また、部品点数が少なく簡易な構造である
ので、組立が容易で、しかも低価格な装置を提供でき
る。
【0018】図3,図4には第2実施例の構成が示され
ている。各容器22−1,22−1内には異なる香りの
芳香剤14−1,14−2が充填されている。各容器2
2−1,22−2内には拡散板12−1,12−2の上
端部に続く供給管18−1,18−2が配管されてお
り、ポンプ24の作用により容器22−1,22−2内
の芳香剤14−1,14−2が汲み出されて拡散板12
−1,12−2の上端へ滴状に垂らされる。
【0019】また、供給管18−1,18−2の出口下
方にはそれぞれ油受け32が配置されており、各油受け
32には戻り管34−1,34−2が接続されている。
そして、戻り管34−1は容器22−1に、戻り管34
−2は容器22−2にそれぞれ接続されている。
【0020】第1実施例と同様に拡散板12の表面には
蛇行しながら上から下に連続する流路10が形成されて
いる。同様に拡散板12−1,12−2の下には送風機
16が配置されており、拡散板12−1,12−2の表
面に向かって送風が行われる。
【0021】2つの拡散板12−1,12−2の間には
風向ダンパーを兼ねる切替杆20が取り付けられてい
る。切替杆20を左右に切り替えると、いずれか一方の
拡散板12−1(12−2)に供給管18−1(18−
2)から芳香剤14−1(14−2)が供給され、他方
の供給管18−2(18−1)から出される芳香剤14
−2(14−1)は油受け32に収容され、戻り管34
−2(34−1)を通って容器22−2(22−1)内
に戻される。
【0022】したがって、切替杆20の操作により異な
る香りの中から好みのものを芳香させることができる。
さらに、異なる香りの芳香剤に瞬時に切り替えることが
できる。また、切替杆20を切り替えると風向きが変わ
って切替後の拡散板にのみ送風されるので、2種類の香
りが混ざって拡散されることはない。
【0023】なお、この実施例では2種類の芳香剤を使
用しているが、より多くの種類の芳香剤を使用すること
も可能である。
【0024】次に、図5には第3実施例の構成が示され
ている。2つの拡散板12−1,12−2の上には、芳
香剤の入った容器22−1,22−2が設置されてお
り、各容器22−1,22−2からは拡散板12−1,
12−2の上部に続く供給管18−1,18−2が配管
されている。
【0025】各供給管18−1,18−2にはそれぞれ
弁体36が取り付けられており、切替杆20を操作する
と、いずれか一方の弁体36のみが開かれる。したがっ
て、切替杆20の操作により異なる香りの芳香剤に瞬時
に切り替えることができる。
【0026】また、芳香剤の入った容器22−1,22
−2が拡散板12−1,12−2の上に設置されている
ので、ポンプ等の動力を用いることなく拡散板12−
1,12−2に芳香剤を供給でき、その分コストを抑え
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように第1発明によれば、
拡散板の流路に沿って蛇行しながら少しずつ流れる芳香
剤に向かって送風機による送風が行われので、芳香剤を
噴霧することなく室内空間に拡散させることが可能とな
り、油性状の芳香剤を効果的に使用できる。
【0028】また、部品点数が少なく簡易な構造である
ので、組立が容易で、しかも低価格な装置を提供でき
る。
【0029】また、第2発明によれば、任意に選んだ一
の供給管のみが開放されるので、複数の異なる香りの中
から好みのものを芳香させることが可能となる。さら
に、異なる香りの芳香剤に瞬時に切り替えることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の全体構成説明図である。
【図2】拡散板の構成を示す側面図である。
【図3】第2実施例の全体構成説明図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】第3実施例の構成説明図である。
【符号の説明】
10 流路 12 拡散板 14 芳香剤 16 送風機 18 供給管 20 切替部 22 容器 24 ポンプ 26 制御部 28 凸部 30 廃油溜 32 油受け 34−1,34−2 戻り管 36 弁体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛇行しながら上から下に連続する流路
    (10)が表面に形成された拡散板(12)と、 拡散板(12)の上端へ滴状に垂らされ、流路(10)
    に沿って少しずつ流れる油性状の芳香剤(14)と、 拡散板(12)の下に配置され、拡散板(12)の表面
    に向かって送風する送風機(16)と、を有する、こと
    を特徴とする芳香装置。
  2. 【請求項2】 蛇行しながら上から下に連続する流路
    (10)が表面に形成された複数の拡散板(12)と、 各拡散板(12)の上端に配置され、それぞれ異なる香
    りが付けられた芳香剤(14)を拡散板(12)の流路
    (10)に供給可能な供給管(18)と、 複数の供給管(18)のうち任意に選んだ一の供給管
    (18)のみを開放する切替部(20)と、 拡散板(12)の下に配置され、拡散板(12)の表面
    に向かって送風する送風機(16)と、を有する、こと
    を特徴とする芳香装置。
JP5049354A 1993-03-10 1993-03-10 芳香装置 Pending JPH06254143A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005034187A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 揮散性薬剤徐放部材とそれを用いた空気調和機
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JP2015527897A (ja) * 2012-06-25 2015-09-24 クセダ・アンテルナシオナル・エス・ア 液体を蒸発する装置及び関連する方法

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