JPH06253362A - 無線チャネル選択方式 - Google Patents
無線チャネル選択方式Info
- Publication number
- JPH06253362A JPH06253362A JP5061453A JP6145393A JPH06253362A JP H06253362 A JPH06253362 A JP H06253362A JP 5061453 A JP5061453 A JP 5061453A JP 6145393 A JP6145393 A JP 6145393A JP H06253362 A JPH06253362 A JP H06253362A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- channels
- base station
- channel selection
- radio
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】無線基地局のサービスエリア内で複数の移動局
が同時に通話を行う場合、使用通話チャネル間の相互変
調による妨害の発生を軽減する。 【構成】無線基地局受信装置のそれぞれに、複数の移動
局との通話チャネル周波数と相互変調が発生しない特定
チャネルＣＨαを含むＮ個のチャネルＣＨ1 〜ＣＨN を
予め記憶させておくチャネルメモリ４を設け、受信待受
け時にチャネルメモリ４の空チャネルを検索して空チャ
ネル情報メモリ５に書き込んでおく。移動局からの発呼
に対して、特定チャネルを呼接続制御に共通的に用い
て、空チャネル情報メモリ５のＮ個のチャネルの中の空
チャネルを優先的に選択するように構成した。
が同時に通話を行う場合、使用通話チャネル間の相互変
調による妨害の発生を軽減する。 【構成】無線基地局受信装置のそれぞれに、複数の移動
局との通話チャネル周波数と相互変調が発生しない特定
チャネルＣＨαを含むＮ個のチャネルＣＨ1 〜ＣＨN を
予め記憶させておくチャネルメモリ４を設け、受信待受
け時にチャネルメモリ４の空チャネルを検索して空チャ
ネル情報メモリ５に書き込んでおく。移動局からの発呼
に対して、特定チャネルを呼接続制御に共通的に用い
て、空チャネル情報メモリ５のＮ個のチャネルの中の空
チャネルを優先的に選択するように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも１つの無線
送受信携帯装置（移動局）と基地局装置間において、移
動局からの発呼があったとき、空きチャネルを検索し各
々の無線通話路を形成させゆくマルチチャネル無線チャ
ネル選択方式に関するものである。
送受信携帯装置（移動局）と基地局装置間において、移
動局からの発呼があったとき、空きチャネルを検索し各
々の無線通話路を形成させゆくマルチチャネル無線チャ
ネル選択方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、１つ以上の移動局携帯装置と基
地局無線装置間の通信において、移動局からの発呼があ
ったとき、常時行われている各チャネルのキャリアレベ
ルチェックの最新情報から空きチャネルを検索して求め
られた空きチャネルを無線通話路に割り当ててゆく無線
チャネル選択方式が用いられている。
地局無線装置間の通信において、移動局からの発呼があ
ったとき、常時行われている各チャネルのキャリアレベ
ルチェックの最新情報から空きチャネルを検索して求め
られた空きチャネルを無線通話路に割り当ててゆく無線
チャネル選択方式が用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような空チャネル
検索による無線チャネル選択方式においては、次の欠点
がある。すなわち、上記方式においては、選択されたチ
ャネル間で発生する相互変調による妨害については考慮
されていないため、複数の移動局が同時に通話する場合
に使用通話チャネル間の相互変調による妨害が発生す
る。本発明の目的は、前記の欠点を解消するために行っ
たもので、発呼により割当てられたチャネル間で相互変
調による妨害が発生しない複数の無線通話路を形成する
ことができる無線チャネル選択方式を提供することにあ
る。
検索による無線チャネル選択方式においては、次の欠点
がある。すなわち、上記方式においては、選択されたチ
ャネル間で発生する相互変調による妨害については考慮
されていないため、複数の移動局が同時に通話する場合
に使用通話チャネル間の相互変調による妨害が発生す
る。本発明の目的は、前記の欠点を解消するために行っ
たもので、発呼により割当てられたチャネル間で相互変
調による妨害が発生しない複数の無線通話路を形成する
ことができる無線チャネル選択方式を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の無線チャネル選
択方式は、無線基地局のサービスエリア内を移動する複
数の移動局から前記無線基地局に対する発呼があったと
き、該無線基地局が前記複数の移動局のそれぞれとの通
話チャネルを空きチャネル検索によって互いに重複しな
いように割付けて無線通話路を形成させる無線チャネル
選択方式において、前記無線基地局に、前記通話チャネ
ルの周波数と相互変調が起こらないような周波数のＮ個
のチャネルを予め記憶させておき、前記移動局からの発
呼があったとき前記Ｎ個のチャネルの中から優先的に空
きチャネル検索を行って無線通話路を形成するようにし
たことを特徴とするものである。さらに、前記Ｎ個のチ
ャネルは接続制御等に共通的に用いる特定チャネルを含
んでいることを特徴とし、前記Ｎ個のチャネルを複数群
設けて各エリア毎に存在する前記特定チャネルへの干渉
妨害の影響が最小となる群への切替えを行うようにした
ことを特徴とするものである。また、前記Ｎ個のチャネ
ルのＮの値は必ずしも割当チャネル数から求まる最大値
ではないことを特徴とするものである。
択方式は、無線基地局のサービスエリア内を移動する複
数の移動局から前記無線基地局に対する発呼があったと
き、該無線基地局が前記複数の移動局のそれぞれとの通
話チャネルを空きチャネル検索によって互いに重複しな
いように割付けて無線通話路を形成させる無線チャネル
選択方式において、前記無線基地局に、前記通話チャネ
ルの周波数と相互変調が起こらないような周波数のＮ個
のチャネルを予め記憶させておき、前記移動局からの発
呼があったとき前記Ｎ個のチャネルの中から優先的に空
きチャネル検索を行って無線通話路を形成するようにし
たことを特徴とするものである。さらに、前記Ｎ個のチ
ャネルは接続制御等に共通的に用いる特定チャネルを含
んでいることを特徴とし、前記Ｎ個のチャネルを複数群
設けて各エリア毎に存在する前記特定チャネルへの干渉
妨害の影響が最小となる群への切替えを行うようにした
ことを特徴とするものである。また、前記Ｎ個のチャネ
ルのＮの値は必ずしも割当チャネル数から求まる最大値
ではないことを特徴とするものである。
【０００５】
【実施例】図１は本発明の実施例を示す基地局受信装置
のブロック図である。図において、１は受信機、２は周
波数シンセサイザ、３はチャネル選択制御を行うＭＰＵ
（マイクロプロセッサユニット）である。４は本発明の
主要部であるチャネルメモリであり、予め計算で求めた
互いに相互変調の起こらない周波数の複数（Ｎ）個のチ
ャネルを記憶させてある。４’〜４”のチャネルメモリ
は、チャネルメモリ４と同様に互いに相互変調の起こら
ない他の周波数のチャネル群をそれぞれ記憶させてあ
る。５は空チャネル情報メモリである。図１に示した基
地局受信装置では、移動局からの受信待受時に、周波数
シンセサイザ２の周波数を切替えて全通話チャネルを走
査し、各チャネルのキャリアレベル（受信レベル）を常
に監視している。このとき、チャネルメモリ４に記憶さ
れているＮ個のチャネルを優先的に走査し、空チャネル
を検出して空チャネル情報メモリ５に書き込んでおく。
移動局からの発呼があったとき、基地局受信装置は、空
チャネル情報メモリ５から空チャネル情報を取り出し、
そのチャネルを割当てて接続する。
のブロック図である。図において、１は受信機、２は周
波数シンセサイザ、３はチャネル選択制御を行うＭＰＵ
（マイクロプロセッサユニット）である。４は本発明の
主要部であるチャネルメモリであり、予め計算で求めた
互いに相互変調の起こらない周波数の複数（Ｎ）個のチ
ャネルを記憶させてある。４’〜４”のチャネルメモリ
は、チャネルメモリ４と同様に互いに相互変調の起こら
ない他の周波数のチャネル群をそれぞれ記憶させてあ
る。５は空チャネル情報メモリである。図１に示した基
地局受信装置では、移動局からの受信待受時に、周波数
シンセサイザ２の周波数を切替えて全通話チャネルを走
査し、各チャネルのキャリアレベル（受信レベル）を常
に監視している。このとき、チャネルメモリ４に記憶さ
れているＮ個のチャネルを優先的に走査し、空チャネル
を検出して空チャネル情報メモリ５に書き込んでおく。
移動局からの発呼があったとき、基地局受信装置は、空
チャネル情報メモリ５から空チャネル情報を取り出し、
そのチャネルを割当てて接続する。
【０００６】図２は本発明を適用するシステムの説明図
である。図において１１〜１Ｌは基地局（ＢＳ）であ
り、基地局には、それぞれの周波数が相互変調の関係に
ないＮ個のチャネルからなるチャネル群｛ＣＨ1 ，ＣＨ
2 ……，ＣＨN ｝を予めチャネルメモリ４に記憶させて
ある。このチャネル群には、呼接続制御等に共通的に用
いるための特定チャネルＣＨαが含まれている。次に、
図２により本発明の作用を説明する。 イ） 複数の移動局（ＭＳ）２１，２２，……２Ｍの中
の任意の移動局から最寄りの基地局に対して発呼があっ
たとき、基地局１１〜１Ｌは、優先的にＣＨ1 〜ＣＨN
の中から空通話チャネルを検索してチャネル選択を行
う。この場合、基地局１１〜１Ｌが各々異なるチャネル
を選択するために、自局ＩＤ番号あるいはランダム定数
に基づいて検索させる。 ロ） 検索の結果、チャネル群ＣＨ1 〜ＣＨN の中に空
通話チャネルが無い場合は、従来の方法等により全チャ
ネルの中から空通話チャネルを検索する。
である。図において１１〜１Ｌは基地局（ＢＳ）であ
り、基地局には、それぞれの周波数が相互変調の関係に
ないＮ個のチャネルからなるチャネル群｛ＣＨ1 ，ＣＨ
2 ……，ＣＨN ｝を予めチャネルメモリ４に記憶させて
ある。このチャネル群には、呼接続制御等に共通的に用
いるための特定チャネルＣＨαが含まれている。次に、
図２により本発明の作用を説明する。 イ） 複数の移動局（ＭＳ）２１，２２，……２Ｍの中
の任意の移動局から最寄りの基地局に対して発呼があっ
たとき、基地局１１〜１Ｌは、優先的にＣＨ1 〜ＣＨN
の中から空通話チャネルを検索してチャネル選択を行
う。この場合、基地局１１〜１Ｌが各々異なるチャネル
を選択するために、自局ＩＤ番号あるいはランダム定数
に基づいて検索させる。 ロ） 検索の結果、チャネル群ＣＨ1 〜ＣＨN の中に空
通話チャネルが無い場合は、従来の方法等により全チャ
ネルの中から空通話チャネルを検索する。
【０００７】以上の説明では、基地局に予め記憶させる
Ｎ個のチャネルは１群のみとしたが、複数群をそれぞれ
チャネルメモリ４，４’〜４”に記憶させておき、各エ
リア毎に存在する特定チャネルへの干渉妨害の影響が最
小となる群への切替えを行うようにすることもできる。
また、予め設定するチャネルの数Ｎは、必ずしも割当チ
ャネル数から求まる最大値ではない。
Ｎ個のチャネルは１群のみとしたが、複数群をそれぞれ
チャネルメモリ４，４’〜４”に記憶させておき、各エ
リア毎に存在する特定チャネルへの干渉妨害の影響が最
小となる群への切替えを行うようにすることもできる。
また、予め設定するチャネルの数Ｎは、必ずしも割当チ
ャネル数から求まる最大値ではない。
【０００８】
【発明の効果】本発明を実施することにより、サービス
エリア内で複数の移動局が使用する呼接続制御等に共通
に使用される特定チャネル及び通話用チャネル間での相
互変調による妨害を除去することができる。その結果呼
接続の信頼性及び同時通話時の通話品質を向上させるこ
とができる。
エリア内で複数の移動局が使用する呼接続制御等に共通
に使用される特定チャネル及び通話用チャネル間での相
互変調による妨害を除去することができる。その結果呼
接続の信頼性及び同時通話時の通話品質を向上させるこ
とができる。
【図１】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明を適用するシステムの説明図である。
１ 受信機 ２ 周波数シンセサイザ ３ ＭＰＵ ４，４’，４” チャネルメモリ ５ 空チャネル情報メモリ １１，１２，〜１Ｌ 基地局 ２１，２２〜２Ｍ 移動局 ＣＨ1 ，ＣＨ2 〜ＣＨN 互いに相互変調の関係にない
周波数のチャネル群
周波数のチャネル群
Claims (4)
- 【請求項１】 無線基地局のサービスエリア内を移動す
る複数の移動局から前記無線基地局に対する発呼があっ
たとき、該無線基地局が前記複数の移動局のそれぞれと
の通話チャネルを空きチャネル検索によって互いに重複
しないように割付けて無線通話路を形成させる無線チャ
ネル選択方式において、 前記無線基地局に互いに相互変調が起こらない周波数の
Ｎ個のチャネルを予め記憶させておく手段を備え、前記
移動局からの発呼があったとき前記Ｎ個のチャネルの中
から優先的に空きチャネル検索を行って無線通話路を形
成するようにしたことを特徴とする無線チャネル選択方
式。 - 【請求項２】 前記Ｎ個のチャネルは、接続制御等に共
通的に用いる特定チャネルを含んでいることを特徴とす
る請求項１記載の無線チャネル選択方式。 - 【請求項３】 前記Ｎ個のチャネルを複数群記憶させて
おく手段を設け、各エリア毎に存在する前記特定チャネ
ルへの干渉妨害の影響が最小となる群への切替えを行う
ようにしたことを特徴とする請求項１記載の無線チャネ
ル選択方式。 - 【請求項４】 前記Ｎ個のチャネルのＮの値は、必ずし
も割当チャネル数から求まる最大値ではないことを特徴
とする請求項１記載の無線チャネル選択方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5061453A JPH06253362A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 無線チャネル選択方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5061453A JPH06253362A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 無線チャネル選択方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06253362A true JPH06253362A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=13171484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5061453A Pending JPH06253362A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 無線チャネル選択方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06253362A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7020487B2 (en) | 2000-09-12 | 2006-03-28 | Nec Corporation | Portable telephone GPS and bluetooth integrated compound terminal and controlling method therefor |
| JP2010093657A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 簡易基地局、チャネル特定方法、および、プログラム |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5061453A patent/JPH06253362A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7020487B2 (en) | 2000-09-12 | 2006-03-28 | Nec Corporation | Portable telephone GPS and bluetooth integrated compound terminal and controlling method therefor |
| JP2010093657A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 簡易基地局、チャネル特定方法、および、プログラム |
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