JPH06253066A - マルチアプリケーション調停装置 - Google Patents

マルチアプリケーション調停装置

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JPH06253066A
JPH06253066A JP5036423A JP3642393A JPH06253066A JP H06253066 A JPH06253066 A JP H06253066A JP 5036423 A JP5036423 A JP 5036423A JP 3642393 A JP3642393 A JP 3642393A JP H06253066 A JPH06253066 A JP H06253066A
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Koji Igawa
幸治 井川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意のアプリケーションプログラムからの印
刷要求を優先的に実行できるようにする。 【構成】 システムコントロール部5によって、プリン
タアプリケーション部2,FAXアプリケーション部
3,AIコピーアプリケーション部4の各アプリケーシ
ョンプログラムを並行処理し、その並行処理される複数
のアプリケーションプログラムからそれぞれ印刷要求を
受け取り、その受け取った複数の印刷要求に基づいてプ
ロッタ6によって順次印刷を行なうと共に、各アプリケ
ーションプログラム毎に印刷の優先順位を設定し、各ア
プリケーションプログラムに設定された優先順位に応じ
てそれぞれの印刷要求を処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーザプリンタやデジ
タル複写機等の機器において複数のアプリケーションプ
ログラムからの印刷要求を調停するマルチアプリケーシ
ョン調停装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のアプリケーションプログラ
ムを同時に並行処理することのできるレーザプリンタや
デジタル複写機等の機器が普及してきている。また、レ
ーザプリンタやデジタル複写機をオンラインを通じてホ
ストコンピュータと接続し、ホストコンピュータからの
複数の印刷要求を処理するシステムのオンラインプリン
タなども多用されている。
【0003】このような機器やシステムでは、複数のア
プリケーションプログラムを同時に並行処理し、各アプ
リケーションプログラムからの印刷要求に基づく印刷処
理を所定の規則に基づいて処理している。そのために各
アプリケーションプログラムからの複数の印刷要求を確
実に実行するための処理調整を行なうマルチアプリケー
ション調停装置が接続又は備えられている。
【0004】従来のマルチアプリケーション調停装置で
は、複数のアプリケーションプログラムからの印刷要求
を受け付けると、その受信した印刷要求を先着順に待ち
行列(キュー)に蓄積し、そのキューに最初に蓄積され
た印刷要求から先着順にしたがって順次印刷処理を実行
する先入先出メモリ(FIFO)方式を取っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のマルチアプリケーション調停装置のよう
に、複数の印刷要求をFIFO形式で処理するのが最も
簡単ではあるが、キューに多くの印刷要求が蓄積されて
印刷待ちの状態のときに次のような不都合があった。
【0006】例えば、キューに蓄積されている印刷要求
の印刷処理を実行中にファクシミリデータを受信した場
合、キューの印刷要求を全て終える前にファクシミリデ
ータ受信用バッファが満杯になってしまうと、その後の
ファクシミリデータの受信が不可能になってしまうこと
があった。
【0007】したがって、ファクシミリデータ受信用の
バッファメモリが満杯になってしまったときのような場
合、その後のデータ受信を可能にするために、そのバッ
ファメモリに蓄積された印刷データを最優先で印刷する
ことができないという問題があった。
【0008】また、オンラインプリンタのように、キュ
ーに蓄積されている印刷要求に基づいて印刷処理を実行
している最中は、例えば、ホストコンピュータから印刷
データを受信してもキューの印刷要求を処理し終えるま
で待たせてしまう。そして、ホストコンピュータ側では
印刷データのタイムアウト処理をしてしまって、続きの
印刷データの送信を中断してしまうことがあった。
【0009】したがって、印刷要求を待たせたためにタ
イムアウトによってアプリケーションプログラムからの
印刷データを全て受信できなくなり、その印刷データに
よる印刷処理を確実に実行できないという問題があっ
た。
【0010】さらに、複数のアプリケーションプログラ
ムからの印刷要求を先着順で処理するため、緊急度に応
じて印刷要求を処理できないので、複数のアプリケーシ
ョンプログラムからの印刷要求の処理効率が悪いという
問題もあった。
【0011】さらにまた、印刷要求が先着順に処理され
るため、各アプリケーションプログラムからの印刷要求
がキューにばらばらに蓄積された場合、各アプリケーシ
ョンプログラム毎に印刷して出力された紙がまとまらな
い。したがって、例えば、ファクシミリ受信した印刷結
果の紙とプリンタ出力した印刷結果の紙とが混ざりあっ
てしまって、その仕分けに手間がかかるという問題があ
った。
【0012】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、任意のアプリケーションプログラムからの印刷
要求を優先的に実行できるようにすることを目的とす
る。また、複数のアプリケーションプログラムからの印
刷要求を効率良く処理できるようにすることも目的とす
る。さらに、複数のアプリケーションプログラムからの
印刷要求による印刷結果の紙の仕分け作業を軽減させる
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、複数のアプリケーションプログラムを並
行処理する手段と、その手段によって並行処理される複
数のアプリケーションプログラムからそれぞれ印刷要求
を受け取る手段と、その手段によって受け取った複数の
印刷要求に基づいて順次印刷を行なう印刷手段を備えた
マルチアプリケーション調停装置において、各アプリケ
ーションプログラム毎に印刷の優先順位を設定する手段
を設けたものである。
【0014】また、いずれかのアプリケーションプログ
ラムから印刷要求を受けたときに印刷待ちの場合、印刷
要求元のアプリケーションプログラムへ印刷待ちを通知
する手段と、印刷待ちの通知を受け取ったアプリケーシ
ョンプログラムから優先順位を前回よりも高く変更設定
して再度印刷要求を出す手段を設けるとよい。
【0015】さらに、上記優先順位を変更する度合いを
設定する手段を設けるとよい。また、上記印刷待ちの通
知を受け取ったアプリケーションプログラムから優先順
位を前回よりも高く変更設定して再度印刷要求を出す処
理を印刷可能になるまで繰り返す手段を設けるとよい。
【0016】さらに、上記印刷可能になったときの優先
順位を保持し、新たに印刷要求を出すときに上記保持さ
れている優先順位を設定して印刷要求を出す手段を設け
るとよい。また、上記各アプリケーションプログラム毎
に印刷の優先順位の上限値を設定する手段と、その手段
によって設定された上限値を超える優先順位で印刷要求
が行なわれたときには優先順位をその上限値に補正する
手段を設けるとよい。
【0017】さらに、上記各アプリケーションプログラ
ムからの印刷要求による印刷回数をそれぞれカウントす
る手段と、その手段によってカウントされた印刷回数の
多いアプリケーションプログラムからの印刷要求に対す
る優先順位を高くする手段を設けるとよい。
【0018】さらにまた、最新の印刷を実行したアプリ
ケーションプログラムの種類を記憶する手段と、その手
段に記憶されているのと同種のアプリケーションプログ
ラムから新たな印刷要求があったときに、他種のアプリ
ケーションプログラムからの印刷要求よりも優先的に処
理する手段を設けるとよい。そしてまた、現在どのアプ
リケーションプログラムからの印刷要求による印刷処理
を実行しているのかを表示する手段を設けるとよい。
【0019】
【作用】この発明によるマルチアプリケーション調停装
置は、複数のアプリケーションプログラムを並行処理
し、その並行処理される複数のアプリケーションプログ
ラムからそれぞれ印刷要求を受け取り、その受け取った
複数の印刷要求に基づいて順次印刷を行なうと共に、各
アプリケーションプログラム毎に印刷の優先順位を設定
するので、各アプリケーションプログラムに設定された
優先順位に応じてそれぞれの印刷要求を処理することが
できる。
【0020】また、いずれかのアプリケーションプログ
ラムから印刷要求を受けたときに印刷待ちの場合、印刷
要求元のアプリケーションプログラムへ印刷待ちを通知
し、印刷待ちの通知を受け取ったアプリケーションプロ
グラムから優先順位を前回よりも高く変更設定して再度
印刷要求を出すようにすれば、緊急を要するアプリケー
ションプログラムからの印刷要求を優先して実行させる
ことができる。
【0021】さらに、優先順位を変更する度合いを設定
するようにすれば、各アプリケーションプログラムから
の印刷要求の再出力の回数を適度に押さえることができ
る。また、印刷待ちの通知を受け取ったアプリケーショ
ンプログラムから優先順位を前回よりも高く変更設定し
て再度印刷要求を出す処理を印刷可能になるまで繰り返
すようにすれば、緊急を要するアプリケーションプログ
ラムからの印刷要求なるべく早く実行させることができ
る。
【0022】さらに、印刷可能になったときの優先順位
を保持し、新たに印刷要求を出すときに保持されている
優先順位を設定して印刷要求を出すようにすれば、印刷
要求を再度出力するときの優先順位の設定を素早く行な
える。
【0023】また、各アプリケーションプログラム毎に
印刷の優先順位の上限値を設定し、その設定された上限
値を超える優先順位で印刷要求が行なわれたときには優
先順位をその上限値に補正するようにすれば、優先順位
の低いアプリケーションプログラムが不当に高い優先順
位を設定することを防止することができる。
【0024】さらに、各アプリケーションプログラムか
らの印刷要求による印刷回数をそれぞれカウントし、そ
のカウントされた印刷回数の多いアプリケーションプロ
グラムからの印刷要求に対する優先順位を高くするよう
にすれば、使用頻度の高いアプリケーションプログラム
からの印刷要求を優先的に実行させることができる。
【0025】さらにまた、最新の印刷を実行したアプリ
ケーションプログラムの種類を記憶し、その記憶されて
いるのと同種のアプリケーションプログラムから新たな
印刷要求があったときに、他種のアプリケーションプロ
グラムからの印刷要求よりも優先的に処理するようにす
れば、同じ種類のアプリケーションプログラムからの印
刷要求をなるべく連続して実行させることができる。
【0026】そしてまた、現在どのアプリケーションプ
ログラムからの印刷要求による印刷処理を実行している
のかを表示するようにすれば、印刷されている紙がどの
アプリケーションプログラムの印刷要求に対応するもの
であるかを即座に確認させることができる。
【0027】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1はこの発明の一実施例であるマルチ
アプリケーション調停装置のハード構成を示すブロック
図である。このマルチアプリケーション調停装置は、入
力部1,プリンタアプリケーション部2,ファックス
(FAX)アプリケーション部3,人工知能(AI)コ
ピーアプリケーション部4,システムコントロール部
5,プロッタ部6,及び表示部7からなる。
【0028】そして、このマルチアプリケーション調停
装置はプリンタアプリケーション部2とFAXアプリケ
ーション部3とAIコピーアプリケーション部4の各ア
プリケーションプログラムを並行処理し、その各アプリ
ケーションプログラムからの印刷要求に応じて所定の優
先順位に基づいてプロッタ部6による印刷処理を行な
う。
【0029】入力部1は文字,数字,及び記号等の各種
の入力キーを備えたキー入力装置であり、各種の操作情
報を入力すると共に、プリンタアプリケーション部2,
FAXアプリケーション部3,及びAIコピーアプリケ
ーション部4の優先順位を設定入力する機能を果たす。
【0030】プリンタアプリケーション部2とFAXア
プリケーション部3とAIコピーアプリケーション部4
とシステムコントロール部5はCPU,ROM,及びR
AMからなるマイクロコンピュータによって実現され
る。
【0031】プリンタアプリケーション部2はプリンタ
アプリケーションプログラムを格納しており、システム
コントロール部5へプリンタの印刷要求を出力すると共
に、印刷の優先順位を設定する手段と、システムコント
ロール部5から印刷待ちの通知を受け取ったときに優先
順位を前回よりも高く変更設定して再度印刷要求を出す
手段と、優先順位を変更する度合いを設定する手段の各
機能を果たす。
【0032】さらに、システムコントロール部5から印
刷待ちの通知を受け取ったときに優先順位を前回よりも
高く変更設定して再度印刷要求を出す処理を印刷格納に
なるまで繰り返す手段と、印刷可能になったときの優先
順位を保持し、新たに印刷要求を出すときにその保持さ
れている優先順位を設定して印刷要求を出す手段の各機
能も果たす。
【0033】FAXアプリケーション部3はFAXアプ
リケーションプログラムを格納しており、システムコン
トロール部5へファクシミリの印刷要求を出力すると共
に、印刷の優先順位を設定する手段と、システムコント
ロール部5から印刷待ちの通知を受け取ったときに優先
順位を前回よりも高く変更設定して再度印刷要求を出す
手段と、優先順位を変更する度合いを設定する手段の各
機能を果たす。
【0034】さらに、システムコントロール部5から印
刷待ちの通知を受け取ったときに優先順位を前回よりも
高く変更設定して再度印刷要求を出す処理を印刷格納に
なるまで繰り返す手段と、印刷可能になったときの優先
順位を保持し、新たに印刷要求を出すときにその保持さ
れている優先順位を設定して印刷要求を出す手段の各機
能も果たす。
【0035】AIコピーアプリケーション部4はAIコ
ピーアプリケーションプログラムを格納しており、シス
テムコントロール部5へAIコピーの印刷要求を出力す
ると共に、印刷の優先順位を設定する手段と、システム
コントロール部5から印刷待ちの通知を受け取ったとき
に優先順位を前回よりも高く変更設定して再度印刷要求
を出す手段と、優先順位を変更する度合いを設定する手
段の各機能を果たす。
【0036】さらに、システムコントロール部5から印
刷待ちの通知を受け取ったときに優先順位を前回よりも
高く変更設定して再度印刷要求を出す処理を印刷格納に
なるまで繰り返す手段と、印刷可能になったときの優先
順位を保持し、新たに印刷要求を出すときにその保持さ
れている優先順位を設定して印刷要求を出す手段の各機
能も果たす。
【0037】システムコントロール部5もCPU,RO
M,及びRAMからなるマイクロコンピュータを内蔵
し、プリンタアプリケーション部2とFAXアプリケー
ション部3とAIコピーアプリケーション部4からの印
刷要求を優先順位に基づいて調整する処理を行なう。
【0038】つまり、上記のプリンタアプリケーション
部2とFAXアプリケーション部3とAIコピーアプリ
ケーション部4の各アプリケーションプログラムを並行
処理し、その並行処理される複数のアプリケーションプ
ログラムからそれぞれ印刷要求を受け取り、その受け取
った複数の印刷要求に基づいて順次プロッタ6によって
印刷を行なう。
【0039】また、プリンタアプリケーション部2とF
AXアプリケーション部3とAIコピーアプリケーショ
ン部4の各アプリケーションプログラム毎に印刷の優先
順位を設定する手段と、印刷待ちのときにいずれかのア
プリケーションプログラムから印刷要求を受けた場合に
印刷要求元のアプリケーションプログラムへ印刷待ちを
通知する手段と、各アプリケーションプログラム毎に印
刷の優先順位の上限値を設定する手段と、その設定され
た上限値を超える優先順位で印刷要求が行なわれたとき
には優先順位をその上限値に補正する手段の各機能を果
たす。
【0040】さらに、プリンタアプリケーション部2と
FAXアプリケーション部3とAIコピーアプリケーシ
ョン部4の各アプリケーションプログラムからの印刷要
求による印刷回数をそれぞれカウントする手段と、その
カウントされた印刷回数の多いアプリケーションプログ
ラムからの印刷要求に対する優先順位を高くする手段の
各機能も果たす。
【0041】さらにまた、最新の印刷を実行したアプリ
ケーションプログラムの種類を記憶する手段と、その記
憶されているのと同種のアプリケーションプログラムか
ら新たな印刷要求があったときに、他種のアプリケーシ
ョンプログラムからの印刷要求よりも優先的に処理する
手段と、現在どのアプリケーションプログラムからの印
刷要求による印刷処理を実行しているのかを表示する手
段の各機能を果たす。
【0042】プロッタ部6はドット方式,インクジェッ
ト方式,又はレーザ方式の印刷機であり、システムコン
トロール部5による印刷制御にしたがって、プリンタの
印刷、ファクシミリ印刷、AIコピーを行なう。表示部
7はCRT,LCD等のディスプレイであり、各種の作
業指示やメッセージや、現在どのアプリケーションプロ
グラムからの印刷要求による印刷処理を実行しているの
かなどを表示する。
【0043】図2は図1に示したシステムコントロール
部5の機能構成を示すブロック図である。このシステム
コントロール部5は、対アプリケーションインタフェー
ス(I/F)回路部10,入力情報判別回路部11,印
刷キュー部12,印刷キュー制御回路部13,優先順位
上限値バッファ部14,印刷回数記憶バッファ部15,
優先順位情報記憶バッファ部16,前回印刷アプリケー
ション種記憶バッファ部17,印刷回路部19,及び印
刷アプリケーション名表示回路部20の各機能を備えて
いる。
【0044】対アプリケーションI/F回路部10は、
プリンタアプリケーション部2とFAXアプリケーショ
ン部3とAIコピーアプリケーション部4の各アプリケ
ーションプログラムからの印刷要求等を受信し、印刷待
ちの通知や優先順位の変更等を送信する制御処理を行な
う。
【0045】入力情報判別回路部11は、対アプリケー
ションI/F回路部10によって受信したプリンタアプ
リケーション部2とFAXアプリケーション部3とAI
コピーアプリケーション部4からの入力情報を判別す
る。印刷キュー部12はプリンタアプリケーション部2
とFAXアプリケーション部3とAIコピーアプリケー
ション部4の各アプリケーションプログラムからの印刷
要求を蓄積する。
【0046】印刷キュー制御回路部13は、優先順位決
定回路部18からの指示にしたがって印刷キュー部12
に蓄積されている印刷要求を読み出して優先順位決定回
路部18へ送る。優先順位上限値バッファ部14はプリ
ンタアプリケーション部2とFAXアプリケーション部
3とAIコピーアプリケーション部4の各アプリケーシ
ョンプログラム毎の印刷の優先順位の上限値を格納す
る。
【0047】印刷回数記憶バッファ部15はプリンタア
プリケーション部2とFAXアプリケーション部3とA
Iコピーアプリケーション部4の各アプリケーションプ
ログラム毎の印刷要求による印刷回数をそれぞれ記憶す
る。優先順位情報記憶バッファ部16はプリンタアプリ
ケーション部2とFAXアプリケーション部3とAIコ
ピーアプリケーション部4からの各優先順位情報をそれ
ぞれ記憶する。
【0048】前回印刷アプリケーション種記憶バッファ
部17は印刷処理を行なったアプリケーションプログラ
ムの種類を記憶する。印刷回路部19は優先順位決定回
路部18から出力される印刷データをプロッタ6に印刷
させる制御処理を行なう。印刷アプリケーション名表示
回路部20は優先順位決定回路部18から出力される印
刷中のアプリケーションプログラム名を表示する。
【0049】図3は図1に示したプリンタアプリケーシ
ョン部2の機能構成を示すブロック図である。このプリ
ンタアプリケーション部2は、入力データ判別回路部2
1,優先順位変更度記憶バッファ部22,最新優先順位
情報記憶バッファ部23,優先順位記憶バッファ部2
4,印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部25,優先
順位制御回路部26,プリンタ印刷要求制御回路部2
7,及び対システムコントロール部インタフェース(I
/F)回路部28の各機能を備えている。
【0050】入力データ判別回路部21は入力部1から
の入力データを判別して優先順位制御回路部26へ送
る。優先順位変更度記憶バッファ部22はプリンタアプ
リケーションプログラムの印刷の優先順位を変更する度
合いの情報を格納する。最新優先順位情報記憶バッファ
部23は最新の優先順位を格納する。
【0051】優先順位記憶バッファ部24は優先順位を
格納する。印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部25
は印刷可能時の優先順位を格納する。優先順位制御回路
部26は優先順位変更度記憶バッファ部22と最新優先
順位情報記憶バッファ部23と優先順位記憶バッファ部
24と印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部25の各
内容を基にして優先順位を変更して印刷要求をプリンタ
印刷要求制御回路部27へ送る。
【0052】プリンタ印刷要求制御回路部27は対シス
テムコントロール部インタフェース(I/F)回路部2
8を介してプリンタアプリケーションプログラムによる
印刷要求をシステムコントロール部5へ出力する。
【0053】図4は図1に示したFAXアプリケーショ
ン部3の機能構成を示すブロック図である。このFAX
アプリケーション部3は、入力データ判別回路部31,
優先順位変更度記憶バッファ部32,最新優先順位情報
記憶バッファ部33,優先順位記憶バッファ部34,印
刷可能時優先順位情報記憶バッファ部35,優先順位制
御回路部36,FAX印刷要求制御回路部37,及び対
システムコントロール部インタフェース(I/F)回路
部38の各機能を備えている。
【0054】入力データ判別回路部31は入力部1から
の入力データを判別して優先順位制御回路部36へ送
る。優先順位変更度記憶バッファ部32はFAXアプリ
ケーションプログラムの印刷の優先順位を変更する度合
いの情報を格納する。最新優先順位情報記憶バッファ部
33は最新の優先順位を格納する。
【0055】優先順位記憶バッファ部34は優先順位を
格納する。印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部35
は印刷可能時の優先順位を格納する。優先順位制御回路
部36は優先順位変更度記憶バッファ部32と最新優先
順位情報記憶バッファ部33と優先順位記憶バッファ部
34と印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部35の各
内容を基にして優先順位を変更して印刷要求をFAX印
刷要求制御回路部37へ送る。
【0056】FAX印刷要求制御回路部37は対システ
ムコントロール部インタフェース(I/F)回路部38
を介してFAXアプリケーションプログラムによる印刷
要求をシステムコントロール部5へ出力する。
【0057】図5は図1に示したAIコピーアプリケー
ション部4の機能構成を示すブロック図である。このA
Iコピーアプリケーション部4は、入力データ判別回路
部41,優先順位変更度記憶バッファ部42,最新優先
順位情報記憶バッファ部43,優先順位記憶バッファ部
44,印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部45,優
先順位制御回路部46,AIコピー印刷要求制御回路部
47,及び対システムコントロール部インタフェース
(I/F)回路部48の各機能を備えている。
【0058】入力データ判別回路部41は入力部1から
の入力データを判別して優先順位制御回路部46へ送
る。優先順位変更度記憶バッファ部42はAIコピーア
プリケーションプログラムの印刷の優先順位を変更する
度合いの情報を格納する。最新優先順位情報記憶バッフ
ァ部43は最新の優先順位を格納する。
【0059】優先順位記憶バッファ部44は優先順位を
格納する。印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部45
は印刷可能時の優先順位を格納する。優先順位制御回路
部46は優先順位変更度記憶バッファ部42と最新優先
順位情報記憶バッファ部43と優先順位記憶バッファ部
44と印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部45の各
内容を基にして優先順位を変更して印刷要求をAIコピ
ー印刷要求制御回路部47へ送る。
【0060】AIコピー印刷要求制御回路部47は対シ
ステムコントロール部インタフェース(I/F)回路部
48を介してAIコピーアプリケーションプログラムに
よる印刷要求をシステムコントロール部5へ出力する。
【0061】次に、図6に示すフローチャートによっ
て、各アプリケーション部2.3.4における優先順位
の制御処理について説明する。まず、プリンタアプリケ
ーション部2の処理について説明する。ステップ1で1
ページ目か否かを判断し、1ページ目ならステップ2〜
4で、優先順位記憶バッファ部24から優先順位値を取
り込み、その優先順位値を最優先順位情報記憶バッファ
部23に書き込み、プリンタの印刷要求を出す。
【0062】その後、ステップ5でプリンタが印刷可能
か否かを判断し、印刷可能ならステップ13に進んで印
刷可能時優先順位情報記憶バッファ部25に今回使用し
た優先順一を書き込んでステップ1の処理に戻る。ま
た、ステップ5でプリンタが印刷不可能ならステップ6
で優先順位を上げるか否かを判断し、上げないならステ
ップ14で了解の旨を通知して、ステップ13で印刷可
能時優先順位情報記憶バッファ部25に今回使用した優
先順一を書き込んでステップ1の処理に戻る。
【0063】さらに、ステップ6で優先順位を上げるな
らステップ7〜9で、優先順位変更度記憶バッファ部2
4から優先順位変更度値を取り出し、最新優先順位情報
記憶バッファ部23から最新優先順位値を取り出し、そ
の優先順位変更度値と最新優先順位値の和を最新優先順
位情報記憶バッファ部23に書き込んで、ステップ4の
処理に戻る。
【0064】一方、ステップ1で1ページ目でなけれ
ば、ステップ10へ進んで、印字データが有るか否かを
判断し、有ればステップ11,12で印刷可能時優先順
位情報記憶バッファ部25からプリンタの前回印刷可能
だったときの優先順位値を取り出し、前回印刷可能だっ
たときの優先順位値を最新優先順位情報記憶バッファ部
23に書き込んでステップ4に進む。そして、ステップ
10で印字データがなければこの処理を終了する。
【0065】次に、FAXアプリケーション部3の処理
について説明する。ステップ1で1ページ目か否かを判
断し、1ページ目ならステップ2〜4で、優先順位記憶
バッファ部24から優先順位値を取り込み、その優先順
位値を最優先順位情報記憶バッファ部23に書き込み、
FAXの印刷要求を出す。
【0066】その後、ステップ5でFAXが印刷可能か
否かを判断し、印刷可能ならステップ13に進んで印刷
可能時優先順位情報記憶バッファ部25に今回使用した
優先順一を書き込んでステップ1の処理に戻る。また、
ステップ5でFAXが印刷不可能ならステップ6で優先
順位を上げるか否かを判断し、上げないならステップ1
4で了解の旨を通知して、ステップ13で印刷可能時優
先順位情報記憶バッファ部25に今回使用した優先順一
を書き込んでステップ1の処理に戻る。
【0067】さらに、ステップ6で優先順位を上げるな
らステップ7〜9で、優先順位変更度記憶バッファ部2
4から優先順位変更度値を取り出し、最新優先順位情報
記憶バッファ部23から最新優先順位値を取り出し、そ
の優先順位変更度値と最新優先順位値の和を最新優先順
位情報記憶バッファ部23に書き込んで、ステップ4の
処理に戻る。
【0068】一方、ステップ1で1ページ目でなけれ
ば、ステップ10へ進んで、印字データが有るか否かを
判断し、有ればステップ11,12で印刷可能時優先順
位情報記憶バッファ部25からFAXの前回印刷可能だ
ったときの優先順位値を取り出し、前回印刷可能だった
ときの優先順位値を最新優先順位情報記憶バッファ部2
3に書き込んでステップ4に進む。そして、ステップ1
0で印字データがなければこの処理を終了する。
【0069】次に、AIコピーアプリケーション部4の
処理について説明する。ステップ1で1ページ目か否か
を判断し、1ページ目ならステップ2〜4で、優先順位
記憶バッファ部24から優先順位値を取り込み、その優
先順位値を最優先順位情報記憶バッファ部23に書き込
み、AIコピーの印刷要求を出す。
【0070】その後、ステップ5でAIコピーが印刷可
能か否かを判断し、印刷可能ならステップ13に進んで
印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部25に今回使用
した優先順一を書き込んでステップ1の処理に戻る。ま
た、ステップ5でAIコピーが印刷不可能ならステップ
6で優先順位を上げるか否かを判断し、上げないならス
テップ14で了解の旨を通知して、ステップ13で印刷
可能時優先順位情報記憶バッファ部25に今回使用した
優先順一を書き込んでステップ1の処理に戻る。
【0071】さらに、ステップ6で優先順位を上げるな
らステップ7〜9で、優先順位変更度記憶バッファ部2
4から優先順位変更度値を取り出し、最新優先順位情報
記憶バッファ部23から最新優先順位値を取り出し、そ
の優先順位変更度値と最新優先順位値の和を最新優先順
位情報記憶バッファ部23に書き込んで、ステップ4の
処理に戻る。
【0072】一方、ステップ1で1ページ目でなけれ
ば、ステップ10へ進んで、印字データが有るか否かを
判断し、有ればステップ11,12で印刷可能時優先順
位情報記憶バッファ部25からAIコピーの前回印刷可
能だったときの優先順位値を取り出し、前回印刷可能だ
ったときの優先順位値を最新優先順位情報記憶バッファ
部23に書き込んでステップ4に進む。そして、ステッ
プ10で印字データがなければこの処理を終了する。
【0073】次に、図7乃至図9に示すフローチャート
によって、システムコントロール部5の優先順位制御処
理について説明する。まず、ステップ20,21で各ア
プリケーションプログラムからの印刷要求における希望
優先順位を調べて、優先順位上限値バッファ部14から
印刷対象アプリケーションプログラムの優先順位の上限
値を取り込む。
【0074】その後、ステップ22で優先順位の上限値
よりも希望優先順位値が大きいか否かを判断し、大きい
ならステップ23で希望優先順位値を上限値に置き換え
てステップ24に進み、希望優先順位値が上限値以下な
らそのままステップ24に進む。
【0075】ステップ24で印刷キュー部に蓄積されて
いる印刷要求のアプリケーションプログラムの種類と優
先順位とを調べて、ステップ25で印刷キュー部が空か
否かを判断し、空ならステップ26へ進んで印刷キュー
部の先頭にアプリケーションプログラムの種類と優先順
位を書き込み、ステップ27で印刷対象アプリケーショ
ンプログラムに印刷可の旨を通知する。
【0076】そして、ステップ28〜31で前回印刷ア
プリケーション種記憶バッファ部17にアプリケーショ
ンプログラムの種類を書き込み、印刷回数記憶バッファ
部15内の印刷対象アプリケーションプログラムの印刷
回数に「1」を加え、そのアプリケーションプログラム
の種類を表示し、そのアプリケーションプログラムの印
刷要求による印刷を行なってステップ20に戻る。
【0077】一方、ステップ25で印刷キュー部が空で
はなかったら、図8のステップ32に進み、他種アプリ
ケーションプログラム中で優先順位の低いものがあるか
否かを判断し、あれば、ステップ33で他種アプリケー
ションプログラムの優先順位の低いものの前にすると印
刷キュー部の先頭に位置するか否かを判断し、先頭に位
置しないならステップ34のサブルーチン処理を実行す
る。
【0078】ステップ34のサブルーチン処理を実行し
た後、ステップ35で他種アプリケーションプログラム
で優先順位の高いものがあるか否かを判断し、あればス
テップ36で印刷付加を通知し、ステップ37で了解し
たか否かを判断して、了解したらステップ38で他種ア
プリケーションプログラムの優先順位の低いものの前に
挿入し、ステップ20へ戻る。また、ステップ37で了
解しなければそのままステップ20へ戻る。
【0079】さらに、ステップ35で他種アプリケーシ
ョンプログラムで優先順位の高いものがなければ、ステ
ップ42に進んで印刷対象アプリケーションプログラム
に対して印刷可を通知し、ステップ38で他種アプリケ
ーションプログラムの優先順位の低いものの前に挿入
し、ステップ20へ戻る。
【0080】一方、ステップ32で他種アプリケーショ
ンプログラム中で優先順位の低いものがなければ、ステ
ップ39へ進んで印刷付加を通知し、ステップ40で了
解したか否かを判断して、この判断によって了解したら
ステップ41で印刷キュー部の最後にアプリケーション
プログラムの種類と優先順位を書き込んでステップ20
に戻る。
【0081】また、ステップ40で了解しなければ、そ
のままステップ20に戻る。さらに、ステップ33で他
種アプリケーションプログラムの優先順位の低いものの
前にすると印刷キュー部の先頭に位置するなら、ステッ
プ26に戻る。
【0082】次に、図8のステップ34のサブルーチン
処理について説明する。図9に示すように、ステップ5
0で印刷回数による優先順位の変更をするのか否かを判
断し、変更しないならステップ54へ進み、変更をする
ならステップ51で印刷回数記憶バッファ部15より各
アプリケーションプログラムの印刷回数を取り込み、ス
テップ52で、印刷対象のアプリケーションプログラム
よりも印刷回数の低いアプリケーションプログラムの印
刷要求が印刷キュー部の前方にあるか否かを判断する。
【0083】この判断によって、前方にないならステッ
プ55に進み、前方にあるならステップ53で印刷回数
の少ないアプリケーションプログラムの印刷要求の前に
挿入し、ステップ54で他種アプリケーションプログラ
ムで優先順位の高いものがまだあるか否かを判断して、
なければそのままリターンし、あればステップ55へ進
む。
【0084】ステップ55では同種アプリケーションプ
ログラムの優先処理を行なうか否かを判断して、行なわ
ないならそのままリターンし、行なうならステップ56
で前回印刷アプリケーション種記憶バッファ部から前回
印刷したアプリケーションプログラムの種類を取り込
み、ステップ57で前回と今回のアプリケーションプロ
グラムは同じか否かを判断する。
【0085】そして、ステップ57で前回と今回のアプ
リケーションプログラムが同じでなければそのままリタ
ーンし、同じならステップ58で異種アプリケーション
プログラムの印刷要求の前に挿入してリターンする。
【0086】次に、図10のフローチャートによって、
システムコントロール部5における印刷時の処理につい
て説明する。この処理は、ステップ60,61で、印刷
キュー部の先頭からアプリケーションプログラムの種類
と優先順位情報を取り出し、前回印刷アプリケーション
種記憶バッファ部にアプリケーションプログラムの種類
を書き込む。
【0087】その後、ステップ62〜64で、印刷回数
記憶バッファ部の印刷対象アプリケーションプログラム
の印刷回数に「1」を加えて、そのアプリケーションプ
ログラムの種類を表示し、そのアプリケーションプログ
ラムの印刷要求による印刷を行なって終了する。
【0088】次に、このマルチアプリケーション調停装
置における具体的な処理例について説明する。図11は
システムコントロール部の優先順位情報記憶バッファ部
16のフォーマットの一例を示す図である。優先順位情
報記憶バッファ部16には、各アプリケーション部のア
プリケーション種類名と各優先順位情報とが対応して格
納されている。
【0089】例えば、この場合は、プリンタアプリケー
ション部の印刷の優先順位は「2」、FAXアプリケー
ション部の印刷の優先順位は「3」、AIコピーアプリ
ケーション部の印刷の優先順位は「1」が格納されてい
る。
【0090】図12はシステムコントロール部の優先順
位上限値バッファ部14のフォーマットの一例を示す図
である。優先順位上限値バッファ部14には、各アプリ
ケーション部のアプリケーション種類名と各優先順位に
対する上限値とが対応して格納されている。
【0091】例えば、この場合は、プリンタアプリケー
ション部の印刷の優先順位の上限値は「7」、FAXア
プリケーション部の印刷の優先順位の上限値は「1
0」、AIコピーアプリケーション部の印刷の優先順位
の上限値は「7」が格納されている。
【0092】図13はシステムコントロール部の印刷回
数記憶バッファ部15のフォーマットの一例を示す図で
ある。印刷回数記憶バッファ部15には、各アプリケー
ション部のアプリケーション種類名とその各印刷要求に
よる印刷回数(印刷実行枚数)とが対応して格納されて
いる。
【0093】例えば、この場合は、プリンタアプリケー
ション部の印刷回数は「120」枚、FAXアプリケー
ション部の印刷回数は「200」枚、AIコピーアプリ
ケーション部の印刷回数は「20」枚が格納されてい
る。
【0094】図14はこのマルチアプリケーション調停
装置における印刷要求の制御条件設定画面の一例を示す
図である。この制御条件設定画面によって、自動優先順
位変更処理を選択するか否か、優先順位の上限値を設定
するか否か、印刷回数による優先処理を設定するか否
か、同種アプリケーションプログラムによる優先処理を
設定するか否かをそれぞれ選択する。
【0095】図15は各アプリケーション部毎の印刷の
優先順位設定画面の一例を示す図である。この優先順位
設定画面によって、プリンタ,FAX,及びAIコピー
の各アプリケーション部の印刷の優先順位を任意に設定
入力する。
【0096】図16は各アプリケーション部毎の印刷の
優先順位の上限値設定画面の一例を示す図である。この
優先順位の上限値設定画面によって、プリンタ,FA
X,及びAIコピーの各アプリケーション部の印刷の優
先順位の上限値を任意に設定入力する。
【0097】図17はプリンタアプリケーション部に対
するプリンタ優先順位変更度設定画面の一例を示す図で
あり、このプリンタ優先順位変更度設定画面によって、
プリンタアプリケーション部の印刷要求の優先順位に対
する変更度を設定入力する。
【0098】図18はFAXアプリケーション部に対す
るFAX優先順位変更度設定画面の一例を示す図であ
り、このFAX優先順位変更度設定画面によって、FA
Xアプリケーション部の印刷要求の優先順位に対する変
更度を設定入力する。
【0099】図19はAIコピーアプリケーション部に
対するAIコピー優先順位変更度設定画面の一例を示す
図であり、このAIコピー優先順位変更度設定画面によ
って、AIコピーアプリケーション部の印刷要求の優先
順位に対する変更度を設定入力する。
【0100】図20はシステムコントロール部の前回印
刷アプリケーション種記憶バッファ部のデータ格納例を
示す図である。この前回印刷アプリケーション種記憶バ
ッファ部には、前回印刷を実行したアプリケーション部
の種類を示す情報が格納される。たとえば、この場合は
「FAX」が格納されている。
【0101】図21はシステムコントロール部の印刷キ
ュー部のデータ格納例を示す図である。この印刷キュー
部には、各アプリケーション部から出力された印刷要求
とその優先順位が格納される。例えば、この場合は1.
FAX,優先順位「3」と、2.プリンタ,優先順位
「2」と、3.プリンタ,優先順位「2」と、4.AI
コピー,優先順位「1」が格納されている。
【0102】図22乃至図24は印刷キュー部内のデー
タを優先順位に応じて印刷要求順序を入れ替えた場合の
例を示す図である。図22は最初に格納されている印刷
要求の一例を示す図であり、図23は新たな印刷要求を
その優先順位に応じて追加した場合の図であり、図24
はさらにその優先順位を変更した後に順序を入れ替えた
場合の図である。
【0103】図25はプリンタアプリケーション部の優
先順位変更度記憶バッファ部のデータ格納例を示す図で
ある。この場合は、変更度「2」が格納されている。図
26はプリンタアプリケーション部の最新優先順位情報
記憶バッファ部のデータ格納例を示す図である。この場
合は最新優先順位「2」が格納されている。図27はプ
リンタアプリケーション部の印刷可能時優先順位情報記
憶バッファ部のデータ格納例を示す図である。この場合
は、印刷可能時の優先順位「2」が格納されている。
【0104】次に、図11乃至図27によって、このマ
ルチアプリケーション調停装置における具体的な処理例
について説明する。まず、図15に示した優先順位設定
画面によって、各アプリケーション部2,3,4毎の印
刷の優先順位のデフォルト値を設定し、その設定結果で
あるデフォルト値を図11に示したようなフォーマット
で優先順位情報記憶バッファ部に記憶する。この場合
は、各アプリケーション部2,3,4の優先順位がそれ
ぞれ「2」「3」「1」であり、通常は、このデフォル
ト値によって印刷要求の優先順位を決定する。
【0105】次に、各アプリケーション部2,3,4か
ら印刷要求があると、図21に示したようなフォーマッ
トで印刷キュー部に蓄積する。この場合は先頭から順に
FAX,プリンタ,プリンタ,AIコピーの印刷要求と
各優先順位が格納されており、通常では、この印刷キュ
ー部に蓄積された先頭の印刷要求から順に印刷処理を実
行し、後続の印刷要求は前の印刷要求が終了する毎に順
次その順番を繰り上げていく。つまり、図21では1.
FAXが実行し終えると、2.プリンタ,3.プリン
タ,4.AIコピーがそれぞれ1つづつ左側にシフトし
て、1.プリンタ,2.プリンタ,3.AIコピーとな
る。
【0106】そして、図22に示した印刷キュー部内の
印刷要求が印刷待ちの状態のときに、プリンタアプリケ
ーション部2から優先順位2の印刷要求が発生した場合
について説明する。
【0107】まず、システムコントロール部の優先順位
決定回路部18によって優先順位の上限値バッファ部1
4に格納されている上限値をチェックする。例えば、こ
の上限値が図12に示した優先順位上限値バッファ内の
データ内容であれば、プリンタアプリケーション部2の
印刷要求の上限値「7」と希望する優先順位「2」を比
較し、優先順位が上限値よりも小さいのでそのまま採用
する。なお、この上限値は図16に示した優先順位の条
件値設定画面による作業で設定される。
【0108】さらに、そのプリンタアプリケーション部
2の印刷要求の優先順位と、図22に示した印刷キュー
部12内のAIコピーアプリケーション部4の印刷要求
希望する優先順位「1」とを比較し、このAIコピーア
プリケーション部4の印刷要求よりもプリンタアプリケ
ーション部2の印刷要求を優先し、図23に示した印刷
キュー部12内のデータ内容のように、印刷順番の2番
目にプリンタアプリケーション部2からの印刷要求を挿
入する。
【0109】次に、優先順位決定回路部18によって印
刷回数記憶バッファ部15のデータ内容を調査し、例え
ば、図13に示した印刷回数記憶バッファ内のデータ内
容であれば、FAXアプリケーション部3からの印刷要
求の方がプリンタアプリケーション部2からの印刷要求
よりも使用(発行)頻度が高いので、印刷キュー部12
内の各印刷要求の順番を図23に示した印刷キュー部1
2のデータ内容のままにする。
【0110】さらに、優先順位決定回路部18によって
前回印刷アプリケーション種記憶バッファ部17を調査
し、例えば、図20に示した前回印刷アプリケーション
種記憶バッファ内のデータ内容であれば、前回印刷を実
施したのはFAXアプリケーション部3の印刷要求であ
るから、印刷キュー部12の印刷要求の順番を図23に
示した印刷キュー部12のデータ内容のままにする。
【0111】そして、システムコントロール部5からプ
リンタアプリケーション部2に対して印刷付加の通知を
行なう。プリンタアプリケーション部2はその通知を受
け取ると、通常は了解の通知を出して、図10のフロー
チャートによって説明した印刷処理を行なう。
【0112】しかし、プリンタアプリケーション部2
が、例えば、緊急に1枚を印刷する必要があった場合、
プリンタアプリケーション部2の優先順位制御回路部2
6によって優先順位変更度記憶バッファ部22を調べ
て、例えば、図25に示した優先順位変更度記憶バッフ
ァ内のデータ内容であれば、この変更度「2」を最新優
先順位情報記憶バッファ部23の優先順位「2」に加算
し、改めて優先順位「4」とする。
【0113】そして、プリンタ印刷要求制御回路27に
よって再度印刷要求を行なう。なお、各アプリケーショ
ン部2,3,4毎の印刷の優先順位の変更度は、図17
乃至図19に示した各優先順位変更度設定画面による作
業によってそれぞれ設定される。
【0114】次に、システムコントロール部5はプリン
タアプリケーション部2から再度印刷要求を受け取る
と、その希望する優先順位を調べて、今回は希望優先順
位「4」であるから、図24に示した印刷キュー内のデ
ータ内容に変更し、プリンタアプリケーション部2から
の印刷要求を印刷順番の1番目に挿入する。その後、シ
ステムコントロール部5はプリンタアプリケーション部
2に対して印刷可の通知を行なう。
【0115】そして、プリンタアプリケーション部2は
システムコントロール部5から印刷可の通知を受け取る
と、印刷可能時優先順位情報記憶バッファ部25に今回
の希望優先順位「4」を書き込む。また、さらなる印刷
要求が連続して発生した場合、この印刷可能時優先順位
情報記憶バッファ部25に記憶されている希望優先順位
「4」で印刷要求を発行する。
【0116】このようにして、プリンタアプリケーショ
ン部2による印刷要求の印刷処理が実施されると、シス
テムコントロール部5の前回印刷アプリケーション種記
憶バッファ内のデータ内容はプリンタに変更され、印刷
回数記憶バッファ部15のプリンタアプリケーション部
2の印刷回数を変更する。例えば、図13に示した印刷
回数記憶バッファ内のデータ内容の場合、プリンタアプ
リケーション部2の印刷回数「120」(枚)を「12
1」(枚)に変更する。
【0117】以上の例は図14に示した制御条件設定画
面の設定内容に基づいた処理であり、印刷要求の優先順
位の処理についてはその制御条件設定画面による作業に
よって設定された内容に基づいて実行される。
【0118】次に、この実施例のマルチアプリケーショ
ン調停装置の効果を列挙する。 (1)複数のアプリケーションプログラム毎に印刷要求
の優先順位を設定することにより、例えば、FAX等の
ように常時緊急度の高い印刷要求を、他のアプリケーシ
ョンプログラムによる印刷要求よりも優先して出力する
ことができるので、受信時のトラブルを解消することが
できる。
【0119】(2)通常は緊急度の低いアプリケーショ
ンプログラムにおいて、例えば、ホストコンピュータか
らの印刷データを蓄積するバッファが一杯になるなどの
一時的に印刷データを緊急で出力したい場合でも出力す
ることができるので、印刷データを破棄したりホストタ
イムアウト等になったりすることがなくなる。
【0120】(3)優先順位を前回よりも高くして印刷
要求を出す場合、印刷要求の再発行の回数を極力減らす
ことができるので、緊急に出力する場合の処理を迅速に
行なうことができる。 (4)優先順位を前回よりも高くして印刷要求を出す場
合、印刷可能になるまで繰り返すので、緊急に出力する
場合の処理を確実に行なうことができる。
【0121】(5)同種のアプリケーションプログラム
から複数枚の印刷を行なう場合、2枚目以降の印刷時に
何度も優先順位を前回よりも高くして印刷要求を出さな
くても、迅速に処理することができる。 (6)複数のアプリケーションプログラム毎に印刷要求
の優先順位の上限値を設けることにより、通常は優先順
位の低いアプリケーションプログラムが不当に高い優先
順位を設定し続けて印刷処理を独占することを防ぐこと
ができる。
【0122】(7)複数のアプリケーションプログラム
毎に印刷回数(枚数)をカウントすることにより、ユー
ザによるアプリケーション毎の使用頻度を推察し、使用
頻度の高いアプリケーションからの印刷要求を優先的に
処理して、優先順位を前回よりも高くして印刷要求を出
す処理の頻度を極力押さえ、印刷要求の際の無駄な処理
時間を省くことができる。
【0123】(8)同種のアプリケーションプログラム
からの印刷要求を極力連続して処理することにより、複
数のアプリケーションプログラムからの出力結果の紙が
できるだけ混ざりあわないようにすることができ、ユー
ザによる紙の仕分け作業を軽減させることができる。
【0124】(9)印刷処理中にどのアプリケーション
プログラムからの印刷要求をユーザに表示することによ
って、ユーザの印刷結果の紙の仕分け作業を軽減させる
と共に、他のユーザが出力された紙を間違えて持ち去っ
てしまうようなトラブルを防止することができる。
【0125】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るマルチアプリケーション調停装置によれば、複数のア
プリケーションプログラムを並行処理し、その並行処理
される複数のアプリケーションプログラムからそれぞれ
印刷要求を受け取り、その受け取った複数の印刷要求に
基づいて順次印刷を行なうと共に、各アプリケーション
プログラム毎に印刷の優先順位を設定するので、各アプ
リケーションプログラムに設定された優先順位に応じて
それぞれの印刷要求を処理することができる。
【0126】また、いずれかのアプリケーションプログ
ラムから印刷要求を受けたときに印刷待ちの場合、印刷
要求元のアプリケーションプログラムへ印刷待ちを通知
し、印刷待ちの通知を受け取ったアプリケーションプロ
グラムから優先順位を前回よりも高く変更設定して再度
印刷要求を出すようにすれば、緊急を要するアプリケー
ションプログラムからの印刷要求を優先して実行させる
ことができる。
【0127】さらに、優先順位を変更する度合いを設定
するようにすれば、各アプリケーションプログラムから
の印刷要求の再出力の回数を適度に押さえることができ
る。また、印刷待ちの通知を受け取ったアプリケーショ
ンプログラムから優先順位を前回よりも高く変更設定し
て再度印刷要求を出す処理を印刷可能になるまで繰り返
すようにすれば、緊急を要するアプリケーションプログ
ラムからの印刷要求なるべく早く実行させることができ
る。
【0128】さらに、印刷可能になったときの優先順位
を保持し、新たに印刷要求を出すときに保持されている
優先順位を設定して印刷要求を出すようにすれば、印刷
要求を再度出力するときの優先順位の設定を素早く行な
える。
【0129】また、各アプリケーションプログラム毎に
印刷の優先順位の上限値を設定し、その設定された上限
値を超える優先順位で印刷要求が行なわれたときには優
先順位をその上限値に補正するようにすれば、優先順位
の低いアプリケーションプログラムが不当に高い優先順
位を設定することを防止することができる。
【0130】さらに、各アプリケーションプログラムか
らの印刷要求による印刷回数をそれぞれカウントし、そ
のカウントされた印刷回数の多いアプリケーションプロ
グラムからの印刷要求に対する優先順位を高くするよう
にすれば、使用頻度の高いアプリケーションプログラム
からの印刷要求を優先的に実行させることができる。
【0131】さらにまた、最新の印刷を実行したアプリ
ケーションプログラムの種類を記憶し、その記憶されて
いるのと同種のアプリケーションプログラムから新たな
印刷要求があったときに、他種のアプリケーションプロ
グラムからの印刷要求よりも優先的に処理するようにす
れば、同じ種類のアプリケーションプログラムからの印
刷要求をなるべく連続して実行させることができる。
【0132】そしてまた、現在どのアプリケーションプ
ログラムからの印刷要求による印刷処理を実行している
のかを表示するようにすれば、印刷されている紙がどの
アプリケーションプログラムの印刷要求に対応するもの
であるかを即座に確認させることができる。
【0133】つまり、任意のアプリケーションプログラ
ムからの印刷要求を優先的に実行できるようにすること
ができる。また、複数のアプリケーションプログラムか
らの印刷要求を効率良く処理できるようにすることがで
きる。さらに、複数のアプリケーションプログラムから
の印刷要求による印刷結果の紙の仕分け作業を軽減させ
ることができる。
【0134】したがって、例えば、キューに蓄積されて
いる印刷要求の印刷処理を実行中にファクシミリデータ
を受信した場合、キューの印刷要求を全て終える前にフ
ァクシミリデータ受信用バッファが満杯になってしまう
ことがなくなり、ファクシミリデータを確実に受信でき
るようになる。
【0135】また、オンラインプリンタのように、キュ
ーに蓄積されている印刷要求に基づいて印刷処理を実行
している最中でも、ホストコンピュータから印刷データ
を受信してもキューの印刷要求を処理し終えるまで待た
せてしまうことがなくなり、ホストコンピュータ側のタ
イムアウト処理によって印刷データの送信が中断される
ことがない。
【0136】さらに、複数のアプリケーションプログラ
ムからの印刷要求を緊急度に応じて処理できるので、複
数のアプリケーションプログラムからの印刷要求の処理
効率が向上する。さらにまた、各アプリケーションプロ
グラムからの印刷要求がキューにばらばらに(互い違い
に)蓄積された場合でも、各アプリケーションプログラ
ム毎に印刷要求を連続させることができ、印刷出力され
た紙がまとまるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるマルチアプリケーシ
ョン調停装置のハード構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムコントロール部5の機能構成を
示すブロック図である。
【図3】図1のプリンタアプリケーション部2の機能構
成を示すブロック図である。
【図4】図1のFAXアプリケーション部3の機能構成
を示すブロック図である。
【図5】図1のAIコピーアプリケーション部4の機能
構成を示すブロック図である。
【図6】各アプリケーション部2.3.4における優先
順位の制御処理を示すフローチャートである。
【図7】システムコントロール部5の優先順位制御処理
を示すフローチャートである。
【図8】その続きの処理を示すフローチャートである。
【図9】さらにその続きの処理を示すフローチャートで
ある。
【図10】システムコントロール部5における印刷処理
を示すフローチャートである。
【図11】システムコントロール部5の優先順位情報記
憶バッファ部16のフォーマットの一例を示す図であ
る。
【図12】システムコントロール部5の優先順位上限値
バッファ部14のフォーマットの一例を示す図である。
【図13】システムコントロール部5の印刷回数記憶バ
ッファ部15のフォーマットの一例を示す図である。
【図14】このマルチアプリケーション調停装置におけ
る印刷要求の制御条件設定画面の一例を示す図である。
【図15】各アプリケーション部2,3,4毎の印刷の
優先順位設定画面の一例を示す図である。
【図16】各アプリケーション部2,3,4毎の印刷の
優先順位の上限値設定画面の一例を示す図である。
【図17】プリンタアプリケーション部2に対するプリ
ンタ優先順位変更度設定画面の一例を示す図である。
【図18】FAXアプリケーション部3に対するFAX
優先順位変更度設定画面の一例を示す図である。
【図19】AIコピーアプリケーション部4に対するA
Iコピー優先順位変更度設定画面の一例を示す図であ
る。
【図20】システムコントロール部5の前回印刷アプリ
ケーション種記憶バッファ部17のデータ格納例を示す
図である。
【図21】システムコントロール部5の印刷キュー部1
2のデータ格納例を示す図である。
【図22】印刷キュー部12内のデータを優先順位に応
じて印刷要求順序を入れ替えた場合の例を示す図であ
る。
【図23】同じく印刷キュー部12内のデータを優先順
位に応じて印刷要求順序を入れ替えた場合の例を示す図
である。
【図24】同じく印刷キュー部12内のデータを優先順
位に応じて印刷要求順序を入れ替えた場合の例を示す図
である。
【図25】プリンタアプリケーション部2の優先順位変
更度記憶バッファ部22のデータ格納例を示す図であ
る。
【図26】プリンタアプリケーション部2の最新優先順
位情報記憶バッファ部23のデータ格納例を示す図であ
る。
【図27】プリンタアプリケーション部2の印刷可能時
優先順位情報記憶バッファ部25のデータ格納例を示す
図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 プリンタアプリ
ケーション部 3 ファックス(FAX)アプリケーション部 4 人工知能(AI)コピーアプリケーション部 5 システムコントロール部 6 プロッタ部 7 表示部 10 対アプリケーションインタフェース(I/F)回
路部 11 入力情報判別回路部 12 印刷キュー部 13 印刷キュー制御回路部 14 優先順位上限
値バッファ部 15 印刷回数記憶バッファ部 16 優先順位情報
記憶バッファ部 17 前回印刷アプリケーション種記憶バッファ部 18 優先順位決定回路部 19 印刷回路部 20 印刷アプリケーション名表示回路部 21,31,41 入力データ判別回路部 22,32,42 優先順位変更度記憶バッファ部 23,33,43 最新優先順位情報記憶バッファ部 24,34,44 優先順位記憶バッファ部 25,35,45 印刷可能時優先順位情報記憶バッフ
ァ部 26,36,46 優先順位制御回路部 27,37,47 プリンタ印刷要求制御回路部 28,38,48 対システムコントロール部インタフ
ェース(I/F)回路部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアプリケーションプログラムを並
    行処理する手段と、該手段によって並行処理される複数
    のアプリケーションプログラムからそれぞれ印刷要求を
    受け取る手段と、該手段によって受け取った複数の印刷
    要求に基づいて順次印刷を行なう印刷手段とを備えたマ
    ルチアプリケーション調停装置において、前記各アプリ
    ケーションプログラム毎に印刷の優先順位を設定する手
    段を設けたことを特徴とするマルチアプリケーション調
    停装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマルチアプリケーショ
    ン調停装置において、前記いずれかのアプリケーション
    プログラムから印刷要求を受けたときに印刷待ちの場
    合、印刷要求元のアプリケーションプログラムへ印刷待
    ちを通知する手段と、印刷待ちの通知を受け取ったアプ
    リケーションプログラムから優先順位を前回よりも高く
    変更設定して再度印刷要求を出す手段とを設けたことを
    特徴とするマルチアプリケーション調停装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のマルチアプリケーショ
    ン調停装置において、前記優先順位を変更する度合いを
    設定する手段を設けたことを特徴とするマルチアプリケ
    ーション調停装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のマルチアプリケーショ
    ン調停装置において、前記印刷待ちの通知を受け取った
    アプリケーションプログラムから優先順位を前回よりも
    高く変更設定して再度印刷要求を出す処理を印刷可能に
    なるまで繰り返す手段を設けたことを特徴とするマルチ
    アプリケーション調停装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のマルチアプリケーショ
    ン調停装置において、印刷可能になったときの優先順位
    を保持し、新たに印刷要求を出すときに前記保持されて
    いる優先順位を設定して印刷要求を出す手段を設けたこ
    とを特徴とするマルチアプリケーション調停装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    マルチアプリケーション調停装置において、前記各アプ
    リケーションプログラム毎に印刷の優先順位の上限値を
    設定する手段と、該手段によって設定された上限値を超
    える優先順位で印刷要求が行なわれたときには優先順位
    をその上限値に補正する手段とを設けたことを特徴とす
    るマルチアプリケーション調停装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    マルチアプリケーション調停装置において、前記各アプ
    リケーションプログラムからの印刷要求による印刷回数
    をそれぞれカウントする手段と、該手段によってカウン
    トされた印刷回数の多いアプリケーションプログラムか
    らの印刷要求に対する優先順位を高くする手段とを設け
    たことを特徴とするマルチアプリケーション調停装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    マルチアプリケーション調停装置において、最新の印刷
    を実行したアプリケーションプログラムの種類を記憶す
    る手段と、該手段に記憶されているのと同種のアプリケ
    ーションプログラムから新たな印刷要求があったとき
    に、他種のアプリケーションプログラムからの印刷要求
    よりも優先的に処理する手段とを設けたことを特徴とす
    るマルチアプリケーション調停装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の
    マルチアプリケーション調停装置において、現在どのア
    プリケーションプログラムからの印刷要求による印刷処
    理を実行しているのかを表示する手段を設けたことを特
    徴とするマルチアプリケーション調停装置。
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