JPH06252234A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH06252234A
JPH06252234A JP4097793A JP4097793A JPH06252234A JP H06252234 A JPH06252234 A JP H06252234A JP 4097793 A JP4097793 A JP 4097793A JP 4097793 A JP4097793 A JP 4097793A JP H06252234 A JPH06252234 A JP H06252234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
semiconductor
chips
teg
test
Prior art date
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Pending
Application number
JP4097793A
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English (en)
Inventor
Susumu Sakamoto
進 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4097793A priority Critical patent/JPH06252234A/ja
Publication of JPH06252234A publication Critical patent/JPH06252234A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試験用チップに形成された試験用素子がダイ
シング後も利用可能で、試験用素子の評価用装置のコス
トを抑えた半導体装置を得る。 【構成】 トランジスタチップ2とTEGチップ6と
は、互いに同一サイズかつ同一形状で形成され、規則正
しいマトリクス状に配置されて、TEGチップ3上を通
過することなく、ダイシングライン1を設けることがで
きる。また、TEGチップ6それぞれにおいて、TEG
チップ6におけるTEG電極7の配置の相対的位置関係
が、トランジスタチップ2におけるトランジスタ電極4
の相対的位置関係と一致するように形成される。 【効果】 半導体ウェハの切断後も試験用素子が破壊さ
れることがないため、ダイシング後の試験用素子の利用
が可能となり、試験用素子の専用のプローバを必要とし
ない分、試験用素子の評価用装置を安価に得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路をそ
れぞれ形成した複数個の半導体チップと試験用素子を形
成した試験用チップとが半導体ウェハに設けられた半導
体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、半導体集積回路が形成されたト
ランジスタチップが、半導体ウェハ(図示せず)上に複
数個配置形成された半導体装置の一部を示す平面図であ
る。同図に示すように、トランジスタチップ2が複数個
配置される。各トランジスタチップ2には、実際に使用
する半導体集積回路が形成されており、実動作用のトラ
ンジスタ電極4を介して外部信号との入出力が可能であ
る。これらのトランジスタチップ2,2間にはダイシン
グライン1が設けられる。
【0003】また、半導体ウェハの一部には、1つのT
EG(Test Element Group,試験用素子群)チップ3が
設けられ、このTEGチップ3に半導体ウェハのできば
えを検証するための試験用素子群が形成されている。そ
して、TEG電極5を介して外部の測定器と電気的に接
続し、試験用素子群の抵抗値、電圧−電流特性等の電気
的特性を測定することができる。TEGチップ3とトラ
ンジスタチップ2との間にもダイシングライン1が設け
られる。
【0004】このように複数のトランジスタチップ2と
1つのTEGチップ3とが半導体ウェハ上に形成された
半導体装置を、ダイシングライン1に沿ってダイシング
(切断)することにより、個々に分割された複数のトラ
ンジスタチップ2を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】試験用素子群は様々な
電気的特性の試験を行える目的で形成されるため、TE
Gチップ3のチップサイズはトランジスタチップ2のチ
ップサイズより大きくなる。
【0006】したがって、トランジスタチップ2とTE
Gチップ3とはチップサイズが異なり、実際の製品とな
る半導体集積回路が形成されるトランジスタチップ2を
優先してダイシングライン1が設けられるため、図2の
1Aに示すように、TEGチップ3上にダイシングライ
ンが設けられることになる。
【0007】したがって、半導体ウェハのダイシング
(切断)後には、TEGチップ3に形成された試験用素
子群は破壊されるため、ダイシング後にTEGチップ3
を利用することはできないという問題点があった。
【0008】また、通常、トランジスタチップ2のトラ
ンジスタ電極4とTEGチップ3のTEG電極5との配
置の位置関係は異なり、TEG電極5と外部測定器との
電気的接続に、トランジスタチップ2用のプローバを転
用することができず、TEGチップ3専用のプローバを
別途必要とするため、TEGチップ3に形成された試験
用素子群の試験用装置に余分なコストがかかるという問
題点があった。
【0009】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、試験用チップに形成された試験用素子が
ダイシング後も利用可能で、ダイシング前の試験用素子
の評価用装置のコストを抑えることのできる半導体装置
を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体装置は、半導体ウェハと、前記半導体ウ
ェハに設けられ、所定の動作を行う半導体集積回路がそ
れぞれ形成された複数の半導体チップと、前記半導体ウ
ェハに設けられ、電気的特性の評価用の試験用素子がそ
れぞれ形成された複数の試験用チップとを備え、前記複
数の半導体チップ及び前記複数の試験用チップはそれぞ
れ、同一の大きさ及び形状で形成されるとともに、前記
半導体ウェハ上にダイシングラインを介して規則性をも
って配置される。
【0011】この発明にかかる請求項2記載の半導体装
置は、半導体ウェハと、前記半導体ウェハに設けられ、
所定の動作を行い、外部信号接続用の複数の実動作用電
極を有する半導体集積回路がそれぞれ形成された複数の
半導体チップと、前記半導体ウェハに設けられ、外部信
号接続用の複数の試験用電極を有し、電気的特性の評価
用の試験用素子がそれぞれ形成された複数の試験用チッ
プとを備え、前記複数の試験用チップそれぞれにおい
て、前記複数の試験用電極すべての配置の相対的位置関
係は、前記複数の半導体チップのいずれかにおける前記
複数の実動作用電極の配置の少なくとも一部の相対的位
置関係に一致する。
【0012】
【作用】この発明における請求項1記載の半導体装置の
複数の半導体チップ及び複数の試験用チップはそれぞ
れ、同一の大きさ及び形状で形成されるとともに、半導
体ウェハ上にダイシングラインを介して規則性をもって
配置されるため、半導体ウェハをダイシングラインに沿
って切断しても、複数の半導体チップそれぞれに形成さ
れた半導体集積回路はもちろん、複数の試験用チップそ
れぞれに形成された試験用素子が破壊されることはな
い。
【0013】また、この発明における請求項2記載の半
導体装置は、複数の試験用チップそれぞれにおいて、複
数の試験用電極すべての配置の相対的位置関係は、複数
の半導体チップの少なくともいずれかにおける複数の実
動作用電極の配置の少なくとも一部の相対的位置関係に
一致するため、半導体チップの半導体集積回路の試験用
のプローバを、各試験用チップに形成された試験用素子
の試験用に転用することができる。
【0014】
【実施例】図1は、半導体集積回路が形成されたトラン
ジスタチップが半導体ウェハ(図示せず)上に複数個配
置形成された、この発明の一実施例である半導体装置の
一部を示す平面図である。同図に示すように、内部構成
が全く同一のトランジスタチップ2が複数個配置され
る。各トランジスタチップ2には、実際に使用する半導
体集積回路が形成されており、実動作用の複数のトラン
ジスタ電極4を介して外部入出力信号との授受が可能で
ある。これらのトランジスタチップ2,2間にはダイシ
ングライン1が設けられる。
【0015】また、半導体ウェハの一部には、トランジ
スタチップ2と同一サイズかつ同一形状のTEG(Test
Element Group)チップ3が4個設けられ、これらのT
EGチップ6それぞれに半導体ウェハのできばえを検証
するための試験用素子が形成される。通常、1つのチッ
プにまとめられるTEGチップ6が、4個に分離される
ことにより、個々のTEGチップ6のチップサイズを縮
小することができるため、各TEGチップ6を各トラン
ジスタチップ2それぞれと同一サイズ、同一形状で形成
することができる。また、TEGチップ6を分割形成す
ることにより、各TEGチップ6に必要なTEG電極7
の数も減少させることができる。
【0016】そして、TEGチップ6とトランジスタチ
ップ2との間にもダイシングライン1が設けられる。ト
ランジスタチップ2とTEGチップ6とは、互いに同一
サイズで同一形状であるため、図1に示すように、トラ
ンジスタチップ2及びTEGチップ6は規則正しいマト
リクス状に配置することができる。したがって、トラン
ジスタチップ2及びTEGチップ6の行方向及び列方向
に沿って、図1に示すように、TEGチップ3上を通過
することなく、ダイシングライン1を設けることができ
る。
【0017】また、TEGチップ6それぞれにおいて、
TEGチップ6におけるTEG電極7の配置の相対的位
置関係が、トランジスタチップ2におけるトランジスタ
電極4の相対的位置関係と一致するように形成される。
【0018】図1を例に挙げれば、トランジスタチップ
2のトランジスタ電極4aとTEGチップ6のTEG電
極7aとをそれぞれ基準の電極(原点)とすると、トラ
ンジスタ電極4bとTEG電極7bとの原点に対する座
標位置が一致するということである。各TEGチップ6
それぞれにおいて、これらのTEG電極7を介して外部
の測定器と電気的に接続し、試験用素子の抵抗値、電圧
−電流特性等の電気的特性を測定することができる。
【0019】この実施例の半導体装置は、トランジスタ
チップ2とTEGチップ6とを同一サイズ、同一形状で
形成したため、TEGチップ3上を通過することなく、
ダイシングライン1を設けることができ、ダイシング後
は、個々に分割されたトランジスタチップ2に形成され
た半導体集積回路はもちろん、個々に分割されたTEG
チップ6の試験用素子群も破壊されることなく得ること
ができる。その結果、ダイシング後においても、TEG
チップ6の試験用素子群を用いて、電気的特性の評価を
行うことができる(第1の効果)。
【0020】また、この実施例の半導体装置は、TEG
チップ6におけるすべてのTEG電極7の配置の相対的
位置関係が、トランジスタチップ2におけるトランジス
タ電極4の配置の相対的位置関係と一致して形成されて
いるため、トランジスタチップ2の半導体集積回路の動
作測定用のプローバを、ダイシング前に行うTEGチッ
プ6の試験用素子の測定用に転用することができ、TE
G専用のプローバを用いないでTEGチップ6の試験用
素子が測定できるため、TEG評価装置を安価に構成す
ることができる(第2の効果)。
【0021】なお、TEGチップ6のチップサイズ及び
形状をトランジスタチップ2のチップサイズ及び形状と
同一に形成できれば、TEGチップ6のTEG電極7の
配置に関係なく第1の効果を得ることができる。
【0022】また、TEGチップ6のチップサイズある
いは形状が、トランジスタチップ2のチップサイズある
いは形状と異なっていても、各TEGチップ6のすべて
のTEG電極7の相対的位置関係を、トランジスタチッ
プ2のトランジスタ電極4の少なくとも一部の相対的位
置関係に一致させることができれば、第2の効果を得る
ことができる。
【0023】また、この実施例では、内部構成(電極配
置)が同一の半導体チップを半導体ウェハ上に複数個配
置したが、内部構成(電極配置)が異なる複数種の半導
体チップを半導体ウェハ上に複数個配置する場合も考え
られる。この場合、各TEGチップのすべてのTEG電
極の相対的位置関係を、複数種の半導体チップのうち、
少なくともいずれかの半導体チップの少なくとも一部の
相対的位置関係に一致させることにより、第2の効果を
得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1記載の半導体装置の複数の半導体チップ及び複
数の試験用チップはそれぞれ、同一の大きさ及び形状で
形成されるとともに、半導体ウェハ上にダイシングライ
ンを介して規則性をもって配置されるため、半導体ウェ
ハをダイシングラインに沿って切断しても、複数の半導
体チップそれぞれに形成された半導体集積回路はもちろ
ん、複数の試験用チップそれぞれに形成された試験用素
子が破壊されることはない。
【0025】その結果、ダイシングラインに沿った切断
後も、各試験用チップに形成された試験用素子を利用す
ることができる。
【0026】また、この発明における請求項2記載の半
導体装置は、複数の試験用チップそれぞれにおいて、複
数の試験用電極すべての配置の相対的位置関係は、複数
の半導体チップの少なくともいずれかにおける複数の実
動作用電極の配置の少なくとも一部の相対的位置関係に
一致するため、半導体チップの半導体集積回路の試験用
のプローバを、各試験用チップに形成された試験用素子
の試験用に転用することができる。
【0027】その結果、試験用素子の専用のプローバを
必要としない分、試験用素子の評価用装置を安価に構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である半導体装置を示す平
面図である。
【図2】従来の半導体装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ダイシングライン 2 トランジスタチップ 4 トランジスタ電極 6 TEGチップ 7 TEG電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハと、 前記半導体ウェハに設けられ、所定の動作を行う半導体
    集積回路がそれぞれ形成された複数の半導体チップと、 前記半導体ウェハに設けられ、電気的特性の評価用の試
    験用素子がそれぞれ形成された複数の試験用チップとを
    備え、 前記複数の半導体チップ及び前記複数の試験用チップは
    それぞれ、同一の大きさ及び形状で形成されるととも
    に、前記半導体ウェハ上にダイシングラインを介して規
    則性をもって配置されることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体ウェハと、 前記半導体ウェハに設けられ、所定の動作を行い、外部
    信号接続用の複数の実動作用電極を有する半導体集積回
    路がそれぞれ形成された複数の半導体チップと、 前記半導体ウェハに設けられ、外部信号接続用の複数の
    試験用電極を有し、電気的特性の評価用の試験用素子が
    それぞれ形成された複数の試験用チップとを備え、 前記複数の試験用チップそれぞれにおいて、前記複数の
    試験用電極すべての配置の相対的位置関係は、前記複数
    の半導体チップの少なくともいずれかにおける前記複数
    の実動作用電極の配置の少なくとも一部の相対的位置関
    係に一致することを特徴とする半導体装置。
JP4097793A 1993-03-02 1993-03-02 半導体装置 Pending JPH06252234A (ja)

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JP4097793A JPH06252234A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 半導体装置

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JP4097793A JPH06252234A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 半導体装置

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ID=12595507

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4097793A Pending JPH06252234A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 半導体装置

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JP (1) JPH06252234A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7372072B2 (en) * 2004-12-15 2008-05-13 Infineon Technologies Ag Semiconductor wafer with test structure
JP2010118573A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7372072B2 (en) * 2004-12-15 2008-05-13 Infineon Technologies Ag Semiconductor wafer with test structure
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