JPH06250709A - プログラマブルコントローラの周辺装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラの周辺装置

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JPH06250709A
JPH06250709A JP6259193A JP6259193A JPH06250709A JP H06250709 A JPH06250709 A JP H06250709A JP 6259193 A JP6259193 A JP 6259193A JP 6259193 A JP6259193 A JP 6259193A JP H06250709 A JPH06250709 A JP H06250709A
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JP
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fixed
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output element
ladder circuit
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Application number
JP6259193A
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English (en)
Inventor
Kenro Sugiura
賢朗 杉浦
Teiji Uno
禎二 宇野
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラダー回路の再作製なしにあるPCの部分運
転が可能なように、状態が固定された入出力要素を作業
者が容易に認識できるようにして、動作監視を容易にす
ること。 【構成】ラダー回路を作成、表示するための周辺装置に
おいて、状態をオン又はオフに固定させたい固定入出力
要素を、オン又はオフの固定状態と共に指定する指定手
段と、各入出力要素に対応したシンボルとオン又はオフ
の固定状態であることを示す固定状態シンボルとを対応
させて記憶させた固定状態シンボル記憶手段と、ラダー
回路を表示するとき、ラダー回路を解読して、指定手段
により指定された固定入出力要素に関しては、そのシン
ボルに代えて、固定状態シンボル記憶手段を検索して、
指定手段により指定された固定状態に対応した固定状態
シンボルで表示する表示手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラ(以下、単に「PC」と記す。)の試運転や保
守、又は、実際に運転される複数のPCのリンクシステ
ムよりは少ない数のPCによる仮リンク状態での試運転
などを、順序制御プログラムの変更なしに、容易に実施
できるようにした周辺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数PCをリンクラインに接続し
て、1つのPCから他のPCに属する入出力要素の状態
を参照して、そのPC間でのインターロック制御を行う
ことができるシステムが知られている。このようなシス
テムでは、各PCは、他のPCから参照されている入出
力要素の状態をリンクラインを介して、他のPCに伝送
するようにしている。そして、その入出力要素の状態を
受信するPCは、その状態を自己のPCに属する入出力
要素の状態と同様にアクセスできるリンク要素メモリに
記憶している。この状態において、順序制御プログラム
で、他のPCに属する入出力要素の状態を参照する命令
を実行する場合には、そのリンク要素メモリをアクセス
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、必ずしも全
PCをリンクラインに接続した状態でシステムが運行さ
れるとは限らない。例えば、あるPCを接続しないでシ
ステムを運行させたり、保守、システムの試運転又はシ
ステム構築時の部分的運転において、あるPCを接続し
ないでシステムの運行状態を確認したり点検したりする
場合がある。
【0004】このような場合には、リンクラインに接続
されていない、又は、電源の投入されていないPCにお
ける入出力要素の状態は、リンクラインを介して他のP
Cに伝送されないので、各PCのリンク要素メモリにお
いて、接続されていないPCに対応したリンク要素メモ
リのアドレスの内容は不確定となる。ところが、順序制
御プログラムは全PCが接続されているものとしてプロ
グラミングされているので、その接続されていないPC
に対応したリンク要素メモリのアドレスもアクセスする
ことになり、順序制御が当初の設計通りにはならない。
【0005】従って、あるPCを接続しないでシステム
を運転する場合には、そのPCの入出力要素の状態を参
照している全PCの順序制御プログラムを仮に修正する
必要がある。又、当初の設計通りにシステムを本運行す
る場合には、再度、各PCの順序制御プログラムを元通
りに復元する必要があり、これらの、プログラム修正に
多大な労力、時間が必要であった。あるいは、参照され
ているリンクしていない入出力要素の状態を固定するた
めに、その入出力要素に対する配線を変更する必要があ
った。
【0006】又、複数のPCがリンクされたシステム以
外、即ち、単独のPCを用いたシステムであっても、保
守、点検等において、ある入出力要素の状態をオン又は
オフに固定したい場合がある。
【0007】このような場合に、入出力要素の状態が全
く固定されていない元のラダー回路は、正規の運転用に
保存されなければならい。従って、ある入出力要素を固
定状態に設定した場合に、そのことが、作業者にとって
理解できるように表示されなければ、ラダー回路の動作
解析上問題が発生する場合がある。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、ラダー回路を修正する
ことなく、単一のPC、又は、実際の運行時のシステム
に対してあるPCを接続しないシステムにおいて、シス
テムの試運転、システム構築時の部分的運転、保守等を
容易に行えるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プログラマブ
ルコントローラのための順序制御プログラムに対応した
ラダー回路を作成、表示するための周辺装置において、
ラダー回路において参照されている入出力要素のうち、
その状態を、現実の状態にかかわらず、オン又はオフに
固定させたい固定入出力要素を、オン又はオフの固定状
態と共に指定する指定手段と、ラダー回路における各入
出力要素に対応したシンボルと、その各入出力要素毎
に、オン又はオフの固定状態であることを示す固定状態
シンボルとを対応させて記憶させた固定状態シンボル記
憶手段と、ラダー回路を表示するとき、ラダー回路を解
読して、指定手段により指定された固定入出力要素に関
しては、そのシンボルに代えて、固定状態シンボル記憶
手段を検索して、指定手段により指定された固定状態に
対応した固定状態シンボルで表示する表示手段とを設け
たことを特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】指定手段により、ラダー回路に
おいて、オン又はオフ状態に固定したい固定入出力要素
が、オン状態に固定するかオフ状態に固定するかを指定
した固定状態と共に指定される。例えば、表として与え
られる。
【0011】固定状態シンボル記憶手段には、ラダー回
路における各入出力要素に対応したシンボルと、その各
入出力要素毎に、オン又はオフの固定状態であることを
示す固定状態シンボルとが対応させて記憶されている。
【0012】ラダー回路が表示される場合には、表示手
段により、ラダー回路を解読して、指定手段により指定
された固定入出力要素に関しては、そのシンボルに代え
て、固定状態シンボル記憶手段を検索して、指定手段に
より指定された固定状態に対応した固定状態シンボルで
表示される。
【0013】この結果、作業者は、ラダー回路における
入出力要素において、固定状態とすることが指定されて
いる場合には、そのことを固定状態シンボルにより容易
に認識することができる。従って、ラダー回路のチェッ
ク及びPCの運転時の監視を容易に実行することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図2は、複数台のPCPC01〜PC32によって制御
されるトランスファ−マシンの構成を示す。トランスフ
ァ−マシンの各ステ−ションST0,ST1L,ST1R,・・・ST3R
は、図示の如く、対応するPCPC01〜PC32によってそれ
ぞれ制御され、各PCPC01〜PC32は、リンクラインL に
よって相互に結合されている。また、各ステ−ションST
0,ST1L,ST1R,・・・ST3Rには、図示の如く、それぞれ装
置M1、11M ・・・32M が、配設されている。
【0015】図1は本実施例の周辺装置の具体的な構成
を示したブロック図である。ラダー回路図の作成、修
正、表示、固定入出力要素及び固定状態の指定、プログ
ラムの自動変更を行うためのCPU10、その処理のた
めのプログラムを記憶したROM11、ラダー回路や動
作状態を表示するCRT12、ラダー回路を作成するた
めの入出力要素のシンボルのデータ、固定入出力要素及
び固定状態の指定データ、各種のコマンドを入力するキ
ーボード13、CPU10とCRT12及びキーボード
13の間に介在する入出力インタフェース14、ラダー
回路のソースプログラムやオブジェクトプログラムを記
憶するRAM15、RAM15に記憶されるソースプロ
グラムをフロッピィディスクに記憶させるためのフロッ
ピィディスク装置およびPC01に接続するためのイン
タフェース17とで構成されている。又、RAM15
は、指定された固定入出力要素と固定状態とをテーブル
として記憶する固定入出力要素指定領域151、ラダー
回路図を記号で記憶したラダー回路図領域152、ラダ
ー回路に対応したソースプログラムを記憶するソースプ
ログラム領域153、PCの実行形式のオブジェクトプ
ログラムを記憶するオブジェクトプログラム領域15
4、リンクパラメータを記憶するリンクパラメータ領域
155、各入出力要素のシンボルとその2つの固定状態
とに対応して固定状態シンボルを記憶する固定状態シン
ボル領域156とが形成されている。
【0016】PC01は、図3に示すように、順序制御
及び通信制御用のCPU20と、順序制御プログラム
(オブジェクトプログラム)及びリンクパラメ−タを格
納するとともに、被制御対象の入出力要素の状態及びリ
ンクラインから受信されるリンク要素の状態を格納する
RAM25と、CPU20の処理実行用のプログラムの
格納されたROM21を有している。入出力要素270
1、2702等は駆動回路27、入出力インタフェース
24を介してCPU20により制御される。又、RAM
25には、入出力要素の状態を記憶する入力要素状態メ
モリ251、出力要素状態メモリ252、内部リレーメ
モリ253、リンク要素メモリ254、リンクパラメー
タメモリ255及び順序制御プログラムメモリ256が
形成されている。又、内部リレーメモリ253に連続す
るアドレスX'2000'には常オン状態の「1」を記憶した
常オン内部リレー接点メモリ257が、また、続くアド
レスX'2001'には常オフ状態の「0」を記憶した常オフ
内部リレー接点メモリ258が形成されている。尚、順
序制御プログラムメモリ256には順序制御を規定した
ラダー回路に対応したオプジェクトプログラムが記憶さ
れる。又、内部リレーメモリ253は、各行のラダー回
路を中継するための仮想リレーとして用いられる。
【0017】RAM25において、0000番地から1FFF番
地は、自己PCに属する入出力要素に割当られたメモリ
であり、それらの入出力要素の状態は、この番地の内容
を参照することによって判別できる。又、3000番地から
3FFF番地は、全てのPCにおいて、他のPCから参照さ
れている全ての入出力要素に対して共通に割当てられた
アドレスである。以下、この共通のアドレスに割当られ
た仮想の入出力要素をリンク要素といい、3000番地から
3FFF番地をリンク要素メモリという。
【0018】リンクラインLに全てのPCが接続され
て、全てのPCが起動されている場合は、微小時間間隔
の通信制御により、リンク要素メモリ254の値は全て
のPCにおいて、常時、共通の値となっている。従っ
て、あるPCにおいて、他のPCの入出力要素の状態を
参照する場合には、リンク要素メモリ254の値を参照
することになる。
【0019】各PCでは、図4に示すようなラダー回路
図によって順序制御プログラムが作成される。なお、図
4のラダー回路図に於いて、入力要素はリレーやリミッ
トスイッチ等の接点、出力要素はリレーコイル等であ
る。入力要素と出力要素を合わせて、入出力要素とい
う。
【0020】図4に示す如く、入出力要素には、各PC
が入出力要素の状態を参照する時に使用するメモリのア
ドレスを付した信号名が付けられている。例えば、「X0
10」は、0010番地に割当られた自己のPCに属する入力
要素のアドレスを示している。又、「L000」は3000番地
に割当られたリンク要素、即ち、他のPCに属する入出
力要素の状態と同じ状態を保持する仮想の入出力要素の
アドレスを示している。
【0021】例えば、PCPC01に属する入力要素「X04
0」がPCPC11から参照されている場合には、PCPC01
のラダー回路において、入力要素「X040」の状態をリン
ク要素「L000」の状態と等しくするリンク回路が付加さ
れている。このリンク要素「L000」の値は、相互通信に
より、他の全てのPCにおけるリンク要素メモリ254
の3000番地に書き込まれる。従って、PCPC11のプログ
ラムでは、リンク要素メモリ254の3000番地の値を参
照することで、PCPC01に属する入力要素「X040」の状
態を参照することができる。
【0022】又、逆に、PCPC11に属する入力要素「X1
00」がPCPC01から参照されている場合には、PCPC11
のラダー回路において、入力要素「X100」の状態をリン
ク要素「L014」の状態と等しくするリンク回路が付加さ
れている。PCPC11のリンク要素「L014」の状態は、通
信により、PCPC01、その他の全PCのリンク要素メモ
リ254の3014番地に転送され、PCPC11に属する入力
要素「X100」の状態は、全PCにおいて、リンク要素メ
モリ254の3014番地の値を参照することで、PCPC11
に属する入力要素「X100」の状態を参照することができ
る。
【0023】全PCにおけるリンク要素メモリ254の
値は、全て、同一値をとるように相互通信されている。
リンクラインLに送出されるデータは、例えば、スター
トビットから10ビットまでは、PCPC01から出力され
たリンクデータ( リンク要素の状態を示すデータ) であ
り、続く7ビットはPCPC11から送出されたリンクデー
タであり、続く8ビットはPCPC12から送出されたリン
クデータのように規定される。
【0024】リンクラインLに各PCがどのタイミング
で何ビットのデータを送出し、又、リンクラインLから
どのタイミングで何ビットのデータを受信するかを規定
した図5に示すリンクパラメータがRAM250のリン
クパラメータ記憶領域255に記憶されている。例え
ば、PCPC01のリンクパラメータは、スタートビットか
ら10ビットはデータを送信し、次の20ビットはリン
クラインLからデータを受信し、次の10ビットはデー
タを受信するというように送信か受信かを規定したデー
タである。
【0025】各PCは、各PCで同期して、リンク要素
メモリ254をアクセスするアドレスを3000番地から順
に更新する。そして、現在、アクセスしているアドレス
は、データの送信か受信かをリンクパラメータに従って
決定する。そして、送信と決定されたアドレスに対して
は、そのアドレスに記憶されているリンク要素の状態を
リンクラインLに出力し、受信と決定されたアドレスに
対しては、リンクラインLから受信されたデータをリン
ク要素の状態として、そのアドレスに記憶する。このよ
うな各PCでの通信制御により全PCにおけるリンク要
素メモリ254の各アドレスの値は全て、常時、等しく
なる。
【0026】上述したようなリンクシステムを前提にし
て作成された順序制御プログラムは、参照しているリン
ク要素の状態を特定するPCがリンクされていなけれ
ば、動作しない。例えば、PCPC11がリンクされていな
い場合には、PCPC01の順序制御プログラムを動作させ
ることはできない。何故ならば、PCPC01の順序制御プ
ログラムは、リンク要素「L014」、「L016」を参照して
いるが、リンク要素「L014」、「L016」の状態はPCPC
11の入力要素「X100」、「X102」の状態データを通信に
より得ることによって初めて決定されるからである。
【0027】本発明は、上記のようにPCPC11がリンク
されていなくても、PCPC01の順序制御プログラムを実
行可能としている。以下、その手法について説明する。
図4に示すラダー回路図は、周辺装置1のラダー回路図
領域152に記憶されている。図6は、周辺装置1のC
PU10によって実行される固定入出力要素及び固定状
態を指定するためのプログラムである。
【0028】ステップ100において、指定されたラダ
ー回路の先頭からCRT12に回路が表示され、ステッ
プ102において、表示されている入出力要素にカーソ
ル表示が行われる。この時、作業者は各入出力要素に付
加された番号よりその入出力要素が他のPCから参照さ
れる要素、即ちリンク要素であるか否かを知ることが出
来るため、カーソル表示された入出力要素を固定入出力
要素としたい場合には、キーボード13の指定キーを作
業者が押下する。ステップ104において、指定キーが
オンされたか否かが判定され、指定キーがオンされた場
合には、RAM15の固定入出力要素指定領域151に
指定された固定入出力要素名が記憶される。次に、ステ
ップ110において、キーボード13からその固定入出
力要素が常オン状態か常オフ状態かを示す固定状態デー
タが入力され、ステップ112において、固定入出力要
素名と固定状態とが、固定入出力要素指定領域151に
テーブル形式で作成される。1つの固定入出力要素の指
定が完了すると、ステップ100に戻り、次の入出力要
素の位置にカーソルが移動して、そのカーソル表示され
た入出力要素に対する指定又は非指定が行われる。ステ
ップ104で固定入出力要素と指定されなかった場合
に、ステップ106で順序制御プログラムの最終か否か
が判定され、最終でなければ、ステップ100に戻り、
次の入出力要素に対する指定、非指定が実行される。こ
のようにして、図6に示すように、固定入出力要素指定
テーブルが作成される。
【0029】次に、本プログラムの変更処理方法につい
て図8を参照して説明する。図8は周辺装置1のCPU
10による処理手順を示したフローチャートである。ス
テップ200において、ラダー回路図領域152に記憶
されている図4に示すようなラダー回路において入出力
要素が、順次、検索される。次に、ステップ202にお
いて、その入出力要素は、固定入出力要素指定領域15
1に記憶された固定入出力要素テーブルに記載されてい
るか否かにより固定入出力要素か否かが判定される。次
に、ステップ204で、同様に、固定入出力要素指定領
域151に記憶された固定入出力要素テーブルを参照し
て、その入出力要素の固定状態が読み取られ、その固定
状態が、常オン状態「1」か、常オフ状態「0」かが判
定される。
【0030】固定状態が常オン状態「1」であれば、ス
テップ206において、その固定入出力要素をPCの常
オン内部リレー接点メモリ257のアドレスであるX'2
000'に変更する。同様に、固定状態が常オフ状態「0」
であれば、ステップ208において、その固定入出力要
素をPCの常オフ内部リレー接点メモリ258のアドレ
スであるX'2001'に変更する。
【0031】次に、ステップ210において、検索する
入出力要素はラダー回路の最終か否かが判定され、最終
でなければ、ステップ200に戻り、ラダー回路の次の
入出力要素が検索される。このようにして、ステップ2
10でラダー回路の最終と判断されるまで、固定入出力
要素と指定された入出力要素のアドレスがPCの常オン
内部リレー接点メモリ257のアドレス又は常オフ内部
リレー接点メモリ258のアドレスに変更される。この
ようにして、図9に示すように、入出力要素「M123」、
「X150」、及び、リンク要素「L014」が「2000」に、入
出力要素「M200」、及び、リンク要素「L016」が「200
1」に変更されたラダー回路が生成される。
【0032】次に、ステップ212において、変更され
たラダー回路は、オブジェクトプログラムに変換され、
オブジェクトプログラム領域154に記憶される。次
に、ステップ214において、指定されたPCへそのオ
ブジェクトプログラム領域154に記憶されているオブ
ジェクトプログラムがロードされる。そのPCでは、修
正された図9に示すラダー回路を実行することになる。
この時、入出力要素「2000」は、常オン内部リレー接点
メモリ257の値である常オン状態「1」として、入出
力要素「2001」は、常オフ内部リレー接点メモリ258
の値である常オフ状態「0」として実行される。この結
果、入出力要素「L014」、「L016」が参照しているPC
PC11の入出力要素の状態が、PCPC11がリンクされてお
らず特定されなくとも、PCPC01は、順序制御プログラ
ムを実行することが可能となる。又、PCPC01における
入出力要素「M123」、「X150」、「M200」であっても、
状態をオン又はオフに固定させた状態で、順次制御プロ
グラムを実行することが可能となる。
【0033】一方、状態を固定する指定の行われたラダ
ー回路をCRT12に表示する場合には、CPU10
は、図11に示す処理プログラムを実行する。ステップ
300において、ラダー回路図領域152に記憶されて
いる図4に示すようなラダー回路において入出力要素
が、順次、検索される。次に、ステップ302におい
て、その入出力要素は、固定入出力要素指定領域151
に記憶された固定入出力要素テーブルに記載されている
か否かにより固定入出力要素か否かが判定される。次
に、ステップ304で、同様に、固定入出力要素指定領
域151に記憶された固定入出力要素テーブルを参照し
て、その入出力要素の固定状態が読み取られ、その固定
状態が、常オン状態「1」か、常オフ状態「0」かが判
定される。
【0034】尚、RAM15の固定状態シンボル領域1
56には、図10に示すように、各入出力要素のシンボ
ルを示すデータと、オン固定状態、オフ固定状態におけ
る固定状態シンボルのデータが表にして記憶されてい
る。さらに、固定状態シンボルは、リンク要素とリンク
要素でない要素とを区別するためのシンボルをも有して
いる。
【0035】固定状態が常オン状態「1」であれば、ス
テップ306において、固定状態シンボル領域156が
検索されて、オン固定状態シンボルのデータが取り出さ
れる。尚、リンク要素かリンク要素でないかの判断は、
リンクパラメータ領域155に記憶された図5に示すリ
ンクパラメータを参照すれば判別できる。そして、ラダ
ー回路の対応する入出力要素がその取り出されたオン固
定状態シンボルに置換される。同様に、固定状態が常オ
フ状態「0」であれば、ステップ308において、固定
状態シンボル領域156が検索されて、オフ固定状態シ
ンボルのデータが取り出される。そして、ラダー回路の
対応する入出力要素がその取り出されたオフ固定状態シ
ンボルに置換される。
【0036】次に、ステップ310において、検索する
入出力要素はラダー回路の最終か否かが判定され、最終
でなければ、ステップ300に戻り、ラダー回路の次の
入出力要素が検索される。このようにして、ステップ3
10でラダー回路の最終と判断されるまで、固定入出力
要素と指定された入出力要素のシンボルが固定状態を示
すシンボルに置換される。
【0037】次に、ステップ312において、シンボル
の置換されたラダー回路は、CRT12に 図12に示
すように、表示される。よって、作業者は、CRT12
の画面を見て、どの入出力要素が固定状態の指定がされ
ているかが一目で認識でき、動作監視等を容易に行うこ
とが可能となる。尚、状態固定の指定をしていないラダ
ー回路は、そのまま、ソースプログラム領域153に記
憶されているので、状態固定を解除して順序制御プログ
ラムを実行させることができる。よって、作業者は、プ
ログラムの修正、復元等の処理を一切行うことが必要で
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な実施例に係る周辺装置の構成
を示したブロック図。
【図2】PCを使用したトランスファマシンの構成を示
したブロック図。
【図3】本実施例装置の周辺装置が連結されるPCの構
成を示したブロック図。
【図4】PCの順序制御プログラムに対応したラダー回
路を示した回路図。
【図5】PCのリンク手順を実行するためのリンクパラ
メータを示した説明図。
【図6】本実施例の周辺装置における固定入出力要素の
指定の処理手順を示したフローチャート。
【図7】指定された固定入出力要素と指定された固定状
態との関係を示す説明図。
【図8】本実施例の周辺装置によるラダー回路の修正手
順を示したフローチャート。
【図9】修正されたラダー回路を示した回路図。
【図10】入出力要素のシンボルと固定状態シンボルと
の対応関係を示した説明図。
【図11】本実施例の周辺装置による画面に表示すべき
ラダー回路を生成するための手順を示したフローチャー
ト。
【図12】画面に表示されるラダー回路を示した説明
図。
【符号の説明】
1…プログラミング装置 10…CPU(指定手段、表示手段) 13…キーボード(指定手段) 12…CRT 15…RAM(指定手段、固定状態シンボル記憶手段) ステップ100〜112…指定手段 ステップ300〜312…表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラのための順
    序制御プログラムに対応したラダー回路を作成、表示す
    るための周辺装置において、 前記ラダー回路において参照されている入出力要素のう
    ち、その状態を、現実の状態にかかわらず、オン又はオ
    フに固定させたい固定入出力要素を、オン又はオフの固
    定状態と共に指定する指定手段と、 前記ラダー回路における各入出力要素に対応したシンボ
    ルと、その各入出力要素毎に、オン又はオフの固定状態
    であることを示す固定状態シンボルとを対応させて記憶
    させた固定状態シンボル記憶手段と、 前記ラダー回路を表示するとき、前記ラダー回路を解読
    して、前記指定手段により指定された前記固定入出力要
    素に関しては、そのシンボルに代えて、前記固定状態シ
    ンボル記憶手段を検索して、前記指定手段により指定さ
    れた固定状態に対応した固定状態シンボルで表示する表
    示手段とを有することを特徴とする周辺装置。
JP6259193A 1993-02-26 1993-02-26 プログラマブルコントローラの周辺装置 Pending JPH06250709A (ja)

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JP6259193A JPH06250709A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 プログラマブルコントローラの周辺装置
KR1019940003266A KR940020218A (ko) 1993-02-26 1994-02-24 프로그래머블콘트롤러의 프로그래밍장치
US08/201,856 US5497315A (en) 1993-02-26 1994-02-25 Programming device for programmable sequence controllers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006309360A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Keyence Corp 表示装置及びデータ表示システム
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