JPH0624965B2 - 結晶性アルミノホスフアート組成物 - Google Patents

結晶性アルミノホスフアート組成物

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JPH0624965B2
JPH0624965B2 JP63138260A JP13826088A JPH0624965B2 JP H0624965 B2 JPH0624965 B2 JP H0624965B2 JP 63138260 A JP63138260 A JP 63138260A JP 13826088 A JP13826088 A JP 13826088A JP H0624965 B2 JPH0624965 B2 JP H0624965B2
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    • C01B37/04Aluminophosphates [APO compounds]
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 本発明は一般に結晶性アルミノホスファート組成物、特
に分子ふるいタイプの新規の結晶性アルミノホスファー
トに関する。本発明の組成物は米国特許第 4,310,440号
明細書に系統的に開示された独特な種類を示している。
〔従来の技術〕
AlO2およびPO四面体単位を形成する解放骨格構造を
持つ細孔結晶性アルミノホスファート組成物は角の酸素
原子を共有することによって結合されそして一様な寸法
の孔開口を持つことに特徴があり、従来、沢山の刊行物
に開示されており、著名な刊行物には米国特許第 4,31
0,440号(1980 年 7月 7日にS.T.Wilson等に付与)明細書
がある。Wilson等のアルミノホスファート類は、完全で
且つ可逆的な脱水を経験しかねない一般的な種類の非ゼ
オライト分子ふるい材料を構成していが、無水状態およ
び水和化物状態の両方で同じ根本的骨格構造位相を保持
している。上記特許においておよびまた本発明の明細書
および特許請求の範囲で使用されている如き“根本的骨
格構造位相”または“根本的骨格構造”なる言葉は、本
来の Al-O結合およびP-O結合の空間的配列を意味して
いる。部分的なまたは完全な脱水による可逆的または非
可逆的のいずれかの構造的再配列を受ける他の細孔アル
ミノホスファートも公知であり、例えば鉱物のバリスカ
イトおよびメタバリスカイト、およびF.D.Yvoireによっ
て報告されている合成準安定アルミノホスファート〔Bu
ll.Soc.Chim.France、1762(1961)〕がある。 AlO2およ
び PO2の四面体に加えてマンガン、マグネシウム、コバ
ルトおよび/または亜鉛の骨格構造四面体金属酸化物を
含有する他の種類の合成結晶性組成物は、1986年 1月28
日に発行された米国特許出願S.N. 4,567,029号に開示さ
れている。また、四面体の AlO2および PO2に加えて骨
格構造の四面体二酸化珪素を含有する他の種類の合成結
晶性組成物が、1984年 4月 3日に付与された米国特許第
4,440,871号明細書;1984年 9月25日に付与された米国
特許第 4,473,663号明細書に開示されており、後者には
米国特許第 4,310,440号明細書に開示されたのと同属の
独特な種類の AlPO4-33が開示されている。
〔発明の構成〕
本発明は、 AlPO4-34と称される新規の細孔結晶性アル
ミノホスファート組成物およびその製造方法に関する。
AlPO4-34は酸化物のモル比によて表される化学組成が Al2O:1.0 ±0.2 P2O である根本的骨格構造を持ちそして合成されたままの状
態で、少なくとも後記の第I表に記載のd-面間隔を含め
たX-線粉末回折図を示す。
AlPO4-34は、リンおよびアルミニウムの反応性源を水
および、有機アミン類および第四アンモニウム化合物を
含有していてもよい有機系構造指導剤(organic structu
re-directing agent)(“鋳型剤(templating agent)”ま
たは“テンプレート(template)”)の少なくとも一種
類、特にテトラエチル- アンモニウム水酸化物と結合さ
せることによって製造される反応混合物から水熱結晶化
によって製造できる。水熱結晶化によって製造された A
lPO4-34を構造指導剤を除く時の有効な合成後処理に委
ねてない合成されたままの状態で、構造指導剤は1モル
の Al2O当たり変化する量でアルミノホスファートの
骨格構造内に含まれている。構造指導剤はか焼によって
容易に除かれ、生成物の AlPO4-34の本質的な構成要素
でないらしい。
本発明の新規の細孔アルミノホスファートは、燐および
アルミニウムの反応源および有機系鋳型剤、特にテトラ
エチル- アンモニウム- 水酸化物を含有する反応性混合
物から水熱結晶化によって製造できる。この製法は一般
に、 Al2O: 1〜6 P2O5: 7〜300 H2O なる酸化物モル比でありそして生成物の AlPO4-34を形
成するのに有効な量で少なくとも一種類の有機系鋳型剤
を含有している反応混合物を形成することを本質として
いる。ここで使用される有機系鋳型剤の典型的な量は、
1モルの Al2O当たり約1.0 〜約12.0モルの有機系鋳
型剤量である。反応混合物を、反応混合物に対して不活
性の状態で反応容器に導入し、結晶が析出するまで一般
に 2時間〜3 週間以上の期間少なくとも約70℃、特に75
〜200 ℃の温度に加熱する。次いで、固体の結晶反応生
成物を慣用の方法、例えば濾過または遠心分離によって
回収し、水で洗浄しそして室温〜約110 ℃の温度で空気
を乾燥する。
特に有利な結晶化法においては、溶液を燐酸、モノアル
ミニウム- ホスファートおよび有機系鋳型剤の水溶液を
製造し、次いで加熱してまたは加熱せずに(例えば二三
分〜約20日の間約100 ℃に)、追加的なアルミナおよび
燐源、例えば AlPO4-5 と一緒にし、次いで 1日〜 2週
間の間約 100℃に加熱する。最初の溶液中の無機系酸化
物相互の有利な比は以下の通りである: Al2O: 4〜6 P2O5:140〜240 H2O 特に有利な初期溶液は 1モルの Al2O当たり 8〜12モ
ルの有機系鋳型剤を含有している。
また本発明の AlPO4-34材料は、有機系鋳型剤と適する
燐源およびアルミナ源、例えば燐酸および擬似ベーマイ
ト(水和化酸化アルミニウム)、特に AlPO4-34を種と
して添加したものから形成されたゲルから結晶化させそ
して米国特許第 4,310,440号明細書に詳細に記載された
条件の代表的なもので熟成することができる。
あらゆるアルミノホスファート類の製造時に適切に使用
される全ての鋳型剤が AlPO4-34の製造に一般に適して
いるとは思われない。テトラエチルアンモニウム水酸化
物が、 AlPO4-34の製造で用いることが許容される鋳型
剤として作用することが判っている。
有利な結晶化法の最初の混合物で使用される低濃度のア
ルミニウムは、従来技術で一般的に使用されるゲルまた
は懸濁物に対照的なものとして、溶液状態である。 Al
PO4-34に適切な温度、約 100℃に加熱した時に、これら
の溶液は少量のアルミニウム- ホスファートをもたら
す。この溶液合成法は全く一般的なものであり、有機系
鋳型剤および熟成条件を適当に選択することで、従来技
術の沢山のアルミノホスフェート組成物を製造するのに
使用できる。また、この種の溶液は、ある構造のアルミ
ノホスファートを他の構造に転化または再結晶化するの
に使用することもできる。本発明の有利な結晶化法にお
いては、 AlPO4-5 が定量的に AlPO4-34に転化され
る。
合成されたままのこの AlPO4-34組成物は、合成後に単
離しそして有利には水で洗浄する。合成されたままの A
lPO4-34組成物は、結晶性多孔質系の内分に有機系鋳型
剤を含有しており得る。有機系鋳型剤の形は吸蔵された
分子種である(かまたは電荷をバランスするカチオンと
して存在し得る。)一般に、有機系鋳型剤はそれの実質
的に全部を除くのに充分な温度でか焼することによって
除くのが好ましい。か焼温度は一般に約 300℃〜約 700
℃である。即ち、それによって有機系鋳型剤は熱分解に
よって除かれる。
本発明の AlPO4-34のテンプレート含有の合成されたま
まの状態は、酸化物のモル比によって表される化学組成
が Al2O:1.0 ±0.2 P2O である根本的骨格構造を持ちそして少なくとも以下の第
I表のd-面間隔 を含む特徴的なX-線粉末回折図を示す。
報告されている幾つかのX-線回折図においては、d-面間
隔の相対強度は、非常に強い、強い、中位、弱いおよび
非常に弱いなる標記で表されている。
上記のX-線図および以降に記載の他の全てのX-線図は、
標準X-線粉末回折技術を用いることによるかまたはシー
メンス(Siemens)社、チェリー・ヒル(Cherry Hill)、ニ
ュージャージー州から入手し得るシーメンス(Siemens)
D-500 X-線粉末回折計を用いる技術を基礎とするコンピ
ュータを用いることによって得ている。標準X-線粉末回
折技術を用いた場合には、放射線源は、40Kv、49maで運
転される高輝度の銅ターゲット- X-線管である。銅K-α
放射およびグラファイト- モノクロメーターからの回折
図は、x-線分光計シンチレーションカウンター、波高分
析器およびストリップ・チャート・レコーダーによって
記録される。
板状圧縮粉末サンプルを、2秒間の時間定数を用いて、
1分当たり 2゜(2θ) で走査する。Å単位のインタープ
レナー(interplanar)面間隔(d)は、θがブラッグ(Brag
g)角である所のストリップ・チャートに観察されるよう
に 2θとして表される回折ピークの位置から得られる。
強度はバックグランドを差し引いた後の回折ピークの高
さから測定される。“I”が最も強い線のまたはピー
クの強さでありそして“I”は他のピークのそれぞれの
強さである。
パラメータ2θの測定は当業者に知られているように、
用いる技術に無関係に、人間のエラーおよび機械のエラ
ーの両方に依存しており、合わせて、2θの記録される
各値に約0.4゜の不確実性が強いられ得る。この不確
実性は勿論、2θから算出されるd- 面間隔の記録され
る値にも現われる。この不正確さは一般にかゝる技術を
貫いているが、従来技術の組成物から本発明の結晶性物
質を区別するのを阻止するのには不十分である。
x-線粉末回折データを得た AlPO4-34の状態の合成され
たままの結晶性アルミノホスファートは、以下の第II表
の総括されたパターンの内のパターンを示す: 合成されたままの AlPO4-34組成物をか焼し−即ち、結
晶間孔系に存在する有機系鋳型剤を実質的に全部除くの
に充分な高さの温度(一般には約 300℃〜約700 ℃の
間)に加熱し−そして雰囲気空気中で再水和化すること
を許容する場合に、この組成物は少なくとも以下の第II
I表にd-面間隔を含むx-線粉末回折図を示す: 合成されたままかまたはか焼されそして再水和化された
AlPO4-34組成物H2O の不存在(例えば乾燥窒素ガス雰
囲気で)に、結晶間孔系に存在する有機系鋳型剤および
/またはH2O を除くのに充分な高さの温度に加熱した場
合には、この組成物は少なくとも以下の第IV表に示すd-
面間隔を含むx-線粉末回折図を示す: AlPO4-34は、色々な炭化水素の転化および酸化燃焼法
において触媒または触媒担体として有用である表面特性
を示す。 AlPO4-34は触媒活性金属と例えば骨格置換に
よって、含浸、浸漬等によって、触媒組成物の製造の分
野で慣用されている方法によって結び付けることができ
る。
AlPO4-34組成物によって接触作用され得る炭化水素転
化反応の内には、分解、水素化分解、芳香族およびイソ
パラフィンの両方のアルキル化反応、キシレンの異性化
を含む異性化反応、重合、リホーミング、水素化、脱水
素化、アルキル交換反応、脱アルキル化反応、水素化開
環反応および脱水素化環化反応がある。
更に、 AlPO4-34が少なくとも3.4 Åで5.0 Åより小さ
い孔の大きさを有し、これが各種分子を分離する為の分
子ふるいとして使用するのに適しそして形状選択接触作
用を行うのに適する AlPO4-34を製造せしめることが判
っている。
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらによって制限されない。
使用している略語 以下の実施例において AlOP4-34組成物は沢山の反応成
分を使用して製造している。用いた反応成分およびその
略語は、−まずないが−他の用いた略語の他は以下通り
である: a) LO1:灼熱損失; b) H3PO4:85重量% 濃度の水性燐酸; c) TEAOH:テトラエチルアンモニウム水酸化物の水溶
液;および d) TEFLON(ポリテトラフルオロエチレン):E.I.Du pon
t de Nemours & Co.ウイルミントン、デラウエア州、米
国の商標である。
実施例1 a)51.8gの85重量% 濃度オルソ- 燐酸(H3PO4)および13
0.8 gの水性モノアルミニウム- ホスファート(Al(H2O
P4)3−7.8重量% のAl2O3、32.8重量% のP2O5−)
を結合させることによって反応混合物を製造し、これに
368g の39.3重量% 濃度水性テトラエチルアンモニウム-
水酸化物(TEAOH)を添加してそして均一に成るまで撹拌
する。酸化物モル比による最終反応混合物の組成は以下
の通りである: 10.0 TEAOH : Al2O:5.3 P2O5:177 H2O この反応混合物(274.6g)の一部をテフロン製ジャー中に
封入し、オーブンで 144時間 100℃加熱する。液体をデ
カンテーションで除きそして残りの固体をH2O で洗浄
し、雰囲気の空気で乾燥する。得られた4.6gの固体をx-
線粉末回折によって分析し、米国特許第 4,310,440号明
細書の実施例46に記載されている如き AlOP4-18である
ことが判った。デカンテーションで除いた液をテフロン
製ジャーに封入し、269 時間に渡ってオーブン中で 100
℃に加熱する。か焼した5.0gの AlPO4-5 を、熱い状態
の上記反応混合物に添加し、均一になるまで混合しそし
て71時間 100℃に加熱して、 AlPO4-34の固体を製造す
る。この AlPO4-34生成物を遠心分離によって取り出
し、H2O で洗浄しそして室温で空気乾燥する。
上で用いたか焼した AlPO4-5 は、85% 濃度のオルソ-
燐酸、水和化アルミナ(擬似ベーマイト相)および鋳型
剤としてのテトラエチルアンモニウム水酸化物およびト
リプロピルアミンを用いて米国特許第 4,310,440号明細
書の実施例 1〜26に開示されているのと同様の方法で製
造した。結晶化は撹拌機を備えたステンレス製オートク
レーブ中で 150℃、自然発生圧のもとで行った。乾燥し
た生成物のx-線粉末回折が唯一の生成物として AlPO4-
5 を示した。合成されたままの AlPO4-5 を 600℃で空
気中で2.5 時間か焼し、次いで雰囲気条件にて再水和化
した。
乾燥した AlPO4-34生成物4.6 g の一部を分析し、次の
化学分析データを得た: 重量% 炭素 10.8 窒素 1.4 Al2O 28.5 P2O5 46.7 灼熱損失(LOI) 25.5 上記の化学分析データは下記の酸化物モル比の組成の生
成物に相当する: 0.40 TEAOH: Al2O:1.18 P2O:1.77 H2O これは 0.092 TEAOH:(Al0.46 P0.54)O の実験的化学組成(無水物を基礎とする)に相当する。
AlPO4-34生成物のx-線粉末回折図は以下の表のデータ
によって示される: b) a) の所で得られた AlPO4-34生成物の一部を31℃/
時で 600℃に加熱しそして 600℃に4.5時間保持する
ことによって空気中でか焼する。室温に冷却しそして外
気雰囲気で再水和化した後に、か焼した固体は以下の表
に記載のデータで示されるx-線粉末回折図を示す: か焼した AlPO4-34の一部を、標準的なマクバイン- ベ
ーカー(McBain-Bakr)吸収重量装置に入れそして真空下
に 350℃で一晩活性化する。その後の吸収データが下記
第 2表に示した様に測定された。 350℃での真空活性化
は全ての非吸着充填物について行う。
これらの吸収データは、AlPO4-34生成物が少なくとも約
4.3Åであるが約 5Åより小さい孔の大きさの分子ふ
るいであることを示している。
実施例2 a)51.8gの85重量% 濃度オルソ- 燐酸(H3PO4)および13
0.8gの水性モノアルミニウム- ホスファート(Al(H2PO
4)3−7.8重量% のAl、32.8重量% のP2O5−)
を結合させることによって反応混合物を製造し、これに
368g の39.3重量% の濃度水性テトラエチルアンモニウ
ム- 水酸化物(TEAOH)を添加してそし均一に成るまで撹
拌する。酸化物モル比による最終反応混合物の組成は以
下の通りである: 10.0 TEAOH: Al2O:5.3 P2O:177 H2O この反応混合物(275.5g)の一部をテフロン製ジャー中に
封入し、オーブンで 144時間 100℃加熱する。液体をデ
カンテーションで除きそして残りの固体をH2O で洗浄
し、空気雰囲気で乾燥する。得られた5.8gの固体をx
-線粉末回折によって分析し、米国特許第 4,310,440号
明細書の実施例46に記載されている如き AlPO4-18であ
ることが判った。デカンテーションで除いた液をテフロ
ン製ジャーに封入し、45時間に渡ってオーブン中で 100
℃に加熱する。か焼した5.0gの AlPO4-5(実施例 1
に記載してある如く製造した)を、熱い状態の上記反応
混合物に添加し、均一になるまで混合しそして93時間 1
00℃に加熱する。 AlPO4-34生成物を遠心分離によって
取り出し、H2O で洗浄しそして室温で空気乾燥する。
乾燥した AlPO4-34生成物6.5g の一部を分析し、次の
化学分析データを得た: 重量% 炭素 11.0 窒素 1.5 Al2O 29.85 P2O5 48.3 灼熱損失 21.9 上記の化学分析データは下記の酸化物モル比の組成の生
成物に相当する: 0.39 TEAOH: Al2O:1.16 P2O5:0.96 H2O これは 0.090 TEAOH:(Al0.46 P0.54)O2 の実験的化学組成(無水物を基礎とする)に相当する。
合成したままの AlPO4-34生成物のx-線粉末回折図は以
下の第 C表のデータによって示される: 合成されたままの AlPO4-34生成物の一部を高温x-線粉
末回折装置において一連のその場での熱処理に委ねる。
この回折装置は試料温度および試料採取段階の間の環境
を調節するのに適している。室温スキャンは第 C表に示
したのと実質的に同じx-線粉末回折図を示す。この固体
をN2流中で20℃/ 分で 500℃に加熱しそして30分間 500
℃に維持する。次いでN2雰囲気で室温に冷却する。N2
囲気で室温において得られる固体のx-線粉末回折図を第
D表に示す。2時間雰囲気の空気に曝すことによって再
水和化した後に、この固体は第 B表のデータと実質的に
同じx-線粉末回折図示す。N2雰囲気で 1時間 100℃に加
熱することによる続いての脱水にて、第 D表のデータに
実質的に同じx-線粉末回折図を示す固体が得られる。
実施例3 a)22.9gの85重量% 濃度オルソ- 燐酸(H3PO4)および65.
4g の水性モノアルミニウム- ホスファート(Al(H2PO4)
3−7.7重量% のAl2O3、33.0重量% のP2O5−)を結合
させることによって反応混合物を製造し、これに 187g
の39.3重量% の濃度水性テトラエチルアンモニウム- 水
酸化物(TEAOH)を添加しそして均一に成るまで撹拌す
る。か焼した5.0gの AlPO4-5(実施例1に記載してある
如く製造した)を添加し、均一になるまで震盪する。 A
lPO4-5 固体が除かれている、酸化物モル比による最終
反応混合物の組成は以下の通りである: 10.0 TEAOH: Al2O:5.0 P2O:179 H2O この反応混合物をテフロン製ジャー中に封入し、オーブ
ンで 242時間 100℃に加熱する。固体を遠心分離でによ
って回収し、H2O で洗浄しそして室温で空気乾燥する。
乾燥した生成物10.5g は、少量の AlPO4-5 を含有する
AlPO4-34を示唆するx-線粉末回折図を示す。 AlPO4-
34相は第 E表のデータによって特徴付けられるx-線粉末
回折図を示す。
実施例4 a)10.6gの85重量% 濃度オルソ- 燐酸(H3PO4)および66.
2g の水性モノアルミニウム- ホスファート(Al(H2PO4)
3−7.7重量% のAl2O3、33.0重量% のP2O5−)を結合
させることによって反応混合物を製造し、これに 149.5
gの39.3重量% の濃度水性テトラエチルアンモニウム-
水酸化物(TEAOH)を添加しそして均一に成るまで撹拌す
る。この混合物にか焼した4.5gのAlPO4-5(実施例 1に記
載してある如く製造した)を添加し、均一になるまで震
盪する。 AlPO4-5 固体が除かれている、酸化物モル比
による最終反応混合物の組成は以下の通りである: 8.0 TEAOH: Al2O:4.0 P2O:149 H2O この反応混合物をテフロン製ジャー中に封入し、オーブ
ンで 192時間 100℃に加熱する。固体を遠心分離でによ
って回収し、H2O で洗浄しそして室温で空気乾燥する。
乾燥した生成物9.6g は少量の AlPO4-5 を含有する
AlPO4-34を示唆するx-線粉末回折図を示す。AlPO4-34
相は第 F表のデータによって特徴付けられるx-線粉末回
折図を示す。
実施例5 a)10.6gの85重量% 濃度オルソ- 燐酸(H3PO4)および66.
2g の水性モノアルミニウム- ホスファート(Al(H2PO4)
3−7.7重量% のAl2O3、33.0重量% のP2O5−)を結合
させることによって反応混合物を製造し、これに 149.5
gの39.3重量% 濃度水性テトラエチルアンモニウム- 水
酸化物(TEAOH)を添加しそして均一に成るまで撹拌す
る。酸化物モル比による最終反応混合物の組成は以下の
通りである: 8.0 TEAOH: Al2O:4.0 P2O5:149 H2O この反応混合物をテフロン製ジャー中に封入し、オーブ
ンで 474時間 100℃に加熱する。固体を遠心分離でによ
って回収し、H2O で洗浄しそして室温で空気乾燥する。
乾燥した生成物4.2gは少量のAlPO4-18を含有する
AlPO4-34を示唆するx-線粉末回折図を示す。AlPO4-
34相は第 G表のデータによって特徴付けられるx-線粉末
回折図を示す。
実施例6 a)21.2gの85重量% 濃度オルソ- 燐酸(H3PO4)および13
2.4gの水性モノアルミニウム- ホスファート(Al(H2P
O4)3−7.7重量% のAl、33.0重量% のP2O5−)
を結合させることによって反応混合物を製造し、これに
299.0gの39.3重量% の濃度水性テトラエチルアンモニウ
ム- 水酸化物(TEAOH)を添加しそして均一に成るまで撹
拌する。この混合物にか焼した0.8gの AlPO4-34種
結晶(実施例 5において製造した)を添加し、均一にな
るまで混合する。 AlPO4-34固体が除かれている、酸化
物モル比による最終反応混合物の組成は以下の通りであ
る: 8.0 TEAOH: Al2O:4.0 P2O:149 H2O この反応混合物(222.1g)の一部をテフロン製ジャー中に
封入し、オーブンで 140時間 100℃に加熱する。固体を
遠心分離でによって回収し、H2O で洗浄しそして室温で
空気乾燥する。
乾燥した生成物3.6gは、少量の不純物相を含有する
AlPO4-34を示唆するx-線粉末回折図を示す。 AlPO4-3
4相は第 H表のデータによって特徴付けられるx-線粉末
回折図を示す。
実施例7 a)46.2gの85重量% 濃度オルソ- 燐酸(H3PO4)および28.
0gのH2Oを結合させることによって反応混合物を製造
し、これに27.9gの擬似ベーマイト相(73.2重量% AL2O3)
を添加しそして均一に成るまで撹拌する。この混合物中
に36.0g のH2Oを混入し、次いで3.3gの AlPO4-34種
結晶(実施例 2と同様な方法で製造した)を添加する。
この混合物に149.5gの39.3重量% 濃度水性テトラエチル
アンモニウム- 水酸化物(TEAOH)を添加しそして均一に
成るまで撹拌する。 AlPO4-34固体が除かれている、酸
化物モル比による最終反応混合物の組成は以下の通りで
ある: 2.0 TEAOH: Al2O:P2O:50 H2O この反応混合物(167.6g)の一部をテフロン製ジャー中に
封入し、オーブンで 288時間 100℃に加熱する。固体を
遠心分離でによって回収し、H2O で洗浄しそして室温で
空気乾燥する。
乾燥した生成物4.9gは、少量の不純物相を含有する
AlPO4-34を示唆するx-線粉末回折図を示す。 AlPO4-3
4相は第 J表のデータによって特徴付けられるx-線粉末
回折図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート、リール、パツトン アメリカ合衆国、ニユーヨーク州、10536、 カトナ、ハリス・ロード 87番

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸化物のモル比によって表される化学組成
    が Al2O:1.0 ± 0.2 P2O である根本的骨格構造を持ちそして少なくとも以下のd-
    面間隔 を含む特徴的なX-線粉末回折図を示す細孔結晶性アルミ
    ノホスファート組成物。
  2. 【請求項2】酸化物のモル比によって表される化学組成
    が Al2O:1.0 ± 0.2 P2O である根本的骨格構造を持ちそして少なくとも第II表に
    記載のd-面間隔を含む特徴的なX-線粉末回折図を示す細
    孔結晶性アルミノホスファート組成物。
  3. 【請求項3】請求項 1に記載の組成物を少なくとも 300
    ℃の温度でか焼することで得られる細孔結晶性アルミノ
    ホスファート組成物。
  4. 【請求項4】酸化物のモル比によって表される化学組成
    が Al2O:1.0 ± 0.2 P2O である根本的骨格構造を持ちそして少なくとも第III表
    に記載した如きd-面間隔を含む特徴的なX-線粉末回折図
    を示す細孔結晶性アルミノホスファート組成物。
  5. 【請求項5】酸化物のモル比によって表される化学組成
    が Al2O:1.0 ± 0.2 P2O である根本的骨格構造を持ちそして少なくとも第IV表に
    記載した如きd-面間隔を含む特徴的なX-線粉末回折図を
    示す細孔結晶性アルミノホスファート組成物。
  6. 【請求項6】 Al2O: 1〜6 P2O5: 7〜300 H2O なる酸化物モル比によって表される組成を持ち且つ少な
    くとも一種類の有機系鋳型剤(templating agent)を約 2
    〜12モル含有する反応混合物を製造しそしてそうして形
    成される反応混合物を少なくとも約75℃〜約200 ℃の温
    度に自然発生圧のもとで、細孔結晶性アルミノホスファ
    ートの結晶が生じるまで加熱することを特徴とする、請
    求項 1に記載の細孔結晶性アルミノホスファート組成物
    の製造方法。
  7. 【請求項7】鋳型剤がテトラエチルアンモニウム- 水酸
    化物である請求項6に記載の細孔結晶性アルミノホスフ
    ァート組成物の製造方法。
  8. 【請求項8】追加的段階が AlPO4-5 を混合物中に混入
    して AlPO4-34を形成することである、請求項6に記載
    の細孔結晶性アルミノホスファート組成物の製造方法。
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