JPH06247478A - ディスペンサー - Google Patents

ディスペンサー

Info

Publication number
JPH06247478A
JPH06247478A JP6013359A JP1335994A JPH06247478A JP H06247478 A JPH06247478 A JP H06247478A JP 6013359 A JP6013359 A JP 6013359A JP 1335994 A JP1335994 A JP 1335994A JP H06247478 A JPH06247478 A JP H06247478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
liquid product
delivery
conduit
dispenser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6013359A
Other languages
English (en)
Inventor
Leif Einar Stern
アイナー スターン ライフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asept International AB
Original Assignee
Asept International AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asept International AB filed Critical Asept International AB
Publication of JPH06247478A publication Critical patent/JPH06247478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F11/00Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it
    • G01F11/02Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers which expand or contract during measurement
    • G01F11/021Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers which expand or contract during measurement of the piston type
    • G01F11/025Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers which expand or contract during measurement of the piston type with manually operated pistons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G19/00Table service
    • A47G19/12Vessels or pots for table use
    • A47G19/18Containers for delivering jam, mustard, or the like
    • A47G19/183Containers for delivering jam, mustard, or the like by applying external pressure, i.e. by pumping or squeezing

Landscapes

  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】二つの液体製品の適当な量を同時に送出するの
に必要な時間を大幅に短縮しうる、簡単な構成でしかも
取扱の容易なディスペンサーの提供。 【構成】一つの液体製品(3)を入れる第一容器(5)
と第一容器内に配設された他の液体製品(2)を入れる
第二容器(15)とを有し、ポンプ・アセンブリー(1
8)が二つの液体製品(2、3)の適当な量を同時にそ
れぞれの容器(5、15)から送り出すように構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の量(単位)の二
つの液体製品を押し出し、供給するためのディスペンサ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスペンサーは、マスタードおよびケ
チャップ、またはそれらに類似するソースのような粘性
の製品をハンバーガー・ブレッド・ロールなどの食料製
品につけるためのものであるため、手で容易に扱いうる
ものが望ましい。
【0003】ハンバーガーにつけられるマスタードとケ
チャップは、通常それぞれ異なる容器から別々にハンバ
ーガー・ブレッド・ロールに投与される。そういう投与
作業にはかなりの長時間を要する。このことは、多くの
ハンバーガーを短時間に用意しなければならないときに
問題となる。さらに、前記投与作業を行うためには、か
なり総合的な設備を要する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、投与
時間を大幅に低減し、洗浄し易く、しかも構造の簡単な
設計のディスペンサーを提供するために、上記タイプの
ディスペンサーを改良することにある。さらに、このデ
ィスペンサーに液体製品を充填するための充填装置を提
供し、また、前記ディスペンサーおよび充填装置に好適
な弁機構を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、請求項1に
記載された特徴を呈する本発明により解決する。
【0006】すなわち、本発明のディスペンサーは、適
当な量の二つの液体製品を投与するディスペンサーであ
り、好ましくはハンバーガー・ブレッド・ロールまたは
それと同様の食料製品につけるマスタードおよびケチャ
ップまたは同様のソースのような粘性製品を手で扱い且
つ手による操作で投与することを目的としたディスペン
サーであって、一つの液体製品を入れる第一容器内に、
他方の液体製品を入れる第二容器を配置し、それぞれの
容器から適当な量の前記二つの液体製品を同時に送出し
うるポンプ・アセンブリーを備えたことを特徴としてい
る。
【0007】また、本発明の充填装置は、適当な量の液
体製品を送出するように構成されたディスペンサーに、
少なくとも一つの液体製品を充填するための充填装置で
あって、大気圧より高い内圧を発生できる圧力容器が備
えられており、該圧力容器がその中に各液体製品に対し
少なくとも一つの貯蔵手段を収容することが可能であ
り、液体製品を貯蔵手段から圧力容器の外へ導くための
少なくとも一つの導管が配設されており、貯蔵手段が、
その中の液体製品を導管を通して押し出しうるように、
大気より高い圧力容器の内圧によって収縮されうるよう
な弾性材料から形成されるか、またはそのような弾性材
料を含んでおり、弁機構と導管とが、一方では導管を閉
塞状態に保ち、他方では液体製品をディスペンサーに充
填すべきときに導管を開放すべく協同作用するように構
成されていることを特徴としている。
【0008】さらに、本発明の弁機構は、液体製品用の
少なくとも一つの導管を開閉する弁機構であって、導管
用の締めつけ手段と停止手段とを有しており、導管の弾
性部分が締めつけ手段と停止手段とのあいだを通って延
びており、締めつけ手段が、一方では停止手段との共同
作用によって導管の弾性部分を平坦にして閉塞するよう
に調整可能となり、且つ他方では導管がその固有の弾性
により開くように停止手段に対して変位可能となるよう
に、締めつけ手段と停止手段とが配置されており、導管
の平坦にされた部分が液体製品の送出方向と反対の方向
へ移っていくように、締めつけ手段が停止手段に対して
製品の送出方向と反対の前記方向へ変位可能にされてお
り、それにより、液体製品の送出方向を見て、平坦にな
った部分より下流にあるそれぞれの液体製品の部分は送
出方向と反対の方向へ吸い戻され且つそれぞれの導管の
口の外側に液体製品のしずくがあれば導管内へ吸い戻さ
れるように構成されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明のディスペンサーによれば、投与すべき
二つの製品のうちの一方を入れる容器が、他方の製品を
入れる他の容器内に配置されるので、コンパクトで扱い
易いユニットが実現し、かつ、ポンプ・アセンブリーに
よって前記二製品の都合のよい単位を同時に送出するこ
とができるので、投与時間が実質的に低減することとな
る。
【0010】
【実施例】添付図面を参照して本発明を以下にさらに詳
しく説明する。
【0011】図1は、本発明によるディスペンサーの垂
直断面図、図2は図1に示すディスペンサーの投与動作
中における、その下部の垂直断面図、図3は図1に示す
ディスペンサーの戻り行程における、その下部の垂直断
面図、図4は本発明のディスペンサーに含まれる容器の
平面図、図5は図1のディスペンサーに備えられるシー
リング・リングの断面図、図6は図1の排出開口が設け
られたディスペンサーの端部を示す説明図、図7は本発
明のディスペンサーが備えられた充填装置の概略図、図
8は図7の充填装置に含まれる弁機構の閉塞位置におけ
る部分断面図、図9は図8の弁機構の開放位置における
部分断面図である。
【0012】図1に示すディスペンサー1は、ハンバー
ガー・ブレッド・ロール4上に所望量のマスタード2お
よびケチャップ3を送出する作業に適したものである。
このディスペンサー1は、透明材料の第一容器5を有
し、この容器の上部6にハンドル7が取り付けられてお
り、第一容器5の開放のための蓋8が軸9を中心として
揺動しうるように装着されているのが好ましい。第一容
器5はその下端でテーパー部10を介して排出部11に
連続している。排出部11の外端壁12にはマスタード
2用排出開口13およびケチャップ3用排出開口14が
設けられている。
【0013】ディスペンサー1はさらに、透明材料の第
二容器15を有しているのが好ましい。第二容器15は
第一容器5中に下降でき、下降した位置では第一容器5
に相対して垂直移動できる。第一容器5に対する第二容
器15の移動は、ガイド・ブレード16で案内されるの
が好ましい。ブレード16は第二容器15の最上部に設
けられており、且つ第一容器5の最上部に設けられたガ
イド・フランジ17間に係合している(図4も併せて参
照)。
【0014】ディスペンサー1は、第二容器15からマ
スタード2の所望量と、同時に第一容器5からケチャッ
プ3の所望量とを送出するポンプ・アセンブリー18を
有する。マスタード2およびケチャップ3の前記同時送
出を成し遂げるため、第二容器15はポンプ・アセンブ
リー18におけるピストン装置19として配置・形成さ
れ、それにより前記送出のための(図1の矢印P方向
の)投与運動をもたらすことができる。
【0015】第二容器15に形成されるピストン装置1
9は弁座20を構成し、この弁座に外側シーリング・リ
ング21が支持される。第二容器15はさらに内側ピス
トン22を有し、このピストンは下に延び且つ下端に拡
大端部23を有する。内側ピストン22の内部の通路2
4は、その上端で縦方向に第二容器15内部と連通し、
且つその下端で横方向に拡大端部23の側部表面25に
開口している。内側ピストン22は弾性材料からなる弁
ハウジング26にその上方から突入しており、その拡大
端部23が弁ハウジング26内に位置するとともに弁ハ
ウジング26中の上方通過室27中でおよび下方送出室
28中を移動できる。送出室28は弁ハウジング26中
で通過室27に接続している。通過室27は拡大端部2
3より僅かに大きい直径を有し、マスタード2は第二容
器15内部から通路24を通り、通過室27が形成する
通過間隙29を通って送出室28中に流下できる。しか
し、送出室28は内側ピストン22の拡大端部23と同
じかまたは僅かに小さい直径を有する。従って、拡大端
部23がその送出運動P中に送出室28中へ押し込まれ
るときに拡大端部23および弁ハウジング26は相互に
きつく圧接しあい、弁ハウジング26は通路24の口を
閉塞する。拡大端部23が送出室28中で送出運動Pを
する時、拡大端部23と弁ハウジング26との間がシー
ルされるため、送出室28中のマスタード2は圧出され
る。この送出時、マスタード2は逆止弁30に押しつけ
られるのでこの弁が開き、それによってマスタード2は
排出開口13を通ってハンバーガー・ブレッド・ロール
4上に押し出される。
【0016】ピストン装置19の送出運動Pにおいて、
外側シーリング・リング21は排出部11中に下降して
弁座20に押しつけられ、同時に、形成された密封効果
を伴い排出部11内側に圧接して摺動する。その結果、
外側投与室31と第一容器5上部との間の連通が閉塞さ
れる。そのような外側シーリング・リング21の作用に
よって外側投与室31中のケチャップ3が送出される。
この送出のあいだ、ケチャップ3は外側逆止弁32に押
しつけられるので、外側逆止弁32が開いてケチャップ
は排出開口14に到達し、開口14を通って所望量だけ
ハンバーガー・ブレッド・ロール4上に送出される(図
2参照)。
【0017】ピストン装置19の送出運動Pは復帰手段
33の作用に対抗して生じる。すなわち、ピストン装置
19が送出運動Pをするときには、復帰手段33はそれ
に復帰力が与えられるように操作されることとなる。マ
スタード2とケチャップ3の送出後にピストン装置19
の操作を解除すると、復帰手段33はピストン装置19
に復帰運動Rを与える。その結果、内側ピストン22は
弁ハウジング26の送出室28から出る。それにより、
逆止弁30は閉塞位置に動き、形成された密封の下で拡
大端部23が弁ハウジング26に圧接して摺動するの
で、送出室28の内圧が大気より低い圧力となる。送出
室28内のこの負圧によって、図3に示すように拡大端
部23が送出室28から出て弁ハウジング26の内周面
が通路24の開口を塞がない所まで移動したとき、マス
タード2が送出室28中に吸入される。すなわち、マス
タード2は第二容器15上部から通路24を通り、且つ
通過室27内で拡大端部23の周りに形成される通過間
隙29を通って下の送出室28に吸入される。これは送
出室28が次の投与作用のためにマスタード2で満たさ
れるまで続く。
【0018】ピストン装置19に方向R(図1参照)の
復帰運動が与えられたときに送出室28がマスタード2
で満たされると同時に、外側投与室31はケチャップ3
で満たされる。このケチャップの充填は、外側逆止弁3
2への圧力がなくなったときにそれが閉塞位置へ戻るこ
とにより、また、外側シーリング・リング21がその上
方のケチャップ3を押し上げるように上昇しているとき
にケチャップの圧力で下へ折れ曲がることによって弁座
20からおよび排出室11内側からまたは両者の一方か
ら離れることにより達成される。外側シーリング・リン
グ21がこの形状をとると、ケチャップ3は第一容器5
上部から外側シーリング・リング21の開口34(図5
も併せ参照)、およびリング21と排出部11内側との
あいだに生じる間隙、または両者の一方を通って外側投
与室31中へ流下する。さらに、第二容器15がその上
方位置にあるときには、外側シーリング・リング21は
第一容器5内側とのあいだに間隙35を形成するように
リング21を配置しうる。
【0019】これにより、第二容器15がその上方位置
に達した後、ケチャップ3が外側投与室31へ流下でき
る。
【0020】外側シーリング・リング21は、内側ピス
トン22の拡大端部23が通過できるような弾性材料か
ら形成するか、またはそのような弾性材料を含んだもの
として形成するのが好ましい。外側シーリング・リング
21はさらに、弁座20に当たるまで内側ピストン22
に沿って移動でき、送出時と復帰運動R中に逆止弁とし
て作用する。
【0021】復帰手段33は予め圧縮されたコイル・ス
プリングであり、内側ピストン22に外挿され、第二容
器15下部に支持された外側シーリング・リング21の
内側部分にその上端が係止されることが望ましい。コイ
ル・スプリングの下端は、第一容器5下部に支持された
弁ハウジング26の部分に圧接・係止される。そのよう
に配設されたコイル・スプリングは、送出運動Pをする
ために第二容器15が押し下げられたときに圧縮され
る。この送出運動Pは、第一容器5のテーパー部10下
部に当接する第二容器15の少なくとも一つの当接表面
37で制限される。
【0022】弁ハウジング26と内側ピストン22の復
帰手段33を固定するため、弁ハウジング26は弾性材
料を含んだものとするか、または全体が弾性材料からな
るとともに内側ピストン22拡大端部23の後ろにぴっ
たり適合しうる有孔端壁36を有しているのが好まし
い。さらに、端壁36は、内側ピストン22がその拡大
端部23上方部分において摺動できる形にし、且つ弁ハ
ウジング26と復帰手段33の両方を内側ピストン22
に保持できる形にするのが好ましい。さらに、端壁36
は内側ピストン22を、空気が両部材間を通過できない
密封効果を奏するように密接して支持している。
【0023】逆止弁30および外側逆止弁32は、弁ハ
ウジング26を構成する弾性材料の部分を含み、前記ハ
ウジング26から下に延びている。さらに、前記部分は
閉塞位置で第一容器5排出部11の内側に圧接し、開放
位置では前記内側から内方へ折り曲げられるような形に
するのが好ましい。
【0024】上記ディスペンサー1は道具を使用しない
で用意に手で組立・分解ができる。
【0025】ディスペンサー1を分解するには、蓋8を
開けて第二容器15を第一容器5から上方向に取り出
す。その後、弁ハウジング26を内側ピストン22から
自由に引き外すことができる。その結果、復帰手段33
は自由になり内側ピストン22から取り外せる。最後
に、外側シーリング・リング21も内側ピストン22か
ら取り外すことができる。このように、ディスペンサー
1は僅かに五個の容易に取り外しできる部分からなる。
これらの部分は一日の使用後、例えば流水式洗浄で、容
易に洗浄される。また、前記五個の部分は逆の順番で容
易に組み立てられる。
【0026】図1から判るように、蓋8はポンプ・アセ
ンブリー18のポンプ・ハンドルとして機能しうる。ポ
ンプ・ハンドルに下向き圧接部38を設けてもよい。蓋
8はその圧接部38で、ピストン・アセンブリー19と
して機能する第二容器15の上縁に支持される。蓋8は
第二容器15の上向き復帰運動Rを制限するような寸法
・配置にしてもよいし、第一容器5が前記運動制限をも
たらす別の部分を有していてもよい。
【0027】また図面から判るように、ディスペンサー
1はマスタード2とケチャップ3の両方の所定量を送出
でき、またこの送出は、予め正確に決めたマスタード2
とケチャップ3との比率関係で行える。さらに、マスタ
ード2用の送出室28はケチャップ3用の外側投与室3
1より著しく小さい。従って、各ポンプ・ストロークで
ケチャップ3より遙かに少ない量のマスタード2を送出
する。
【0028】図6に示すように、外側端壁12に、円上
に等間隔に配置したマスタード2用の例えば四個の排出
開口13およびほぼ同じ中心を有する大きい円上に等間
隔に配置したケチャップ3用の例えば八個の排出開口1
4を設けることもできる。
【0029】ディスペンサー1は片手でハンドル7を保
持できる、いわば手保持式の投与道具の形態をとること
が望ましい。同じ手の親指で例えば蓋8の突出部40に
下向き圧力を加えることにより投与を行い、他方の手で
第一容器5を望ましくはハンドル7と反対側の容器5の
部分を掴むことによってしっかり保持できる。ディスペ
ンサー1をこのように保持したままで、ある場所から別
の場所へ容易に且つ迅速に移動でき、従ってマスタード
2とケチャップ3を供給すべきハンバーガー・ブレッド
・ロール4に対して好ましい位置に保持できる。
【0030】上述のおよび図示のディスペンサー1で
は、ポンプ・アセンブリー18は、第二容器15からな
るピストン・アセンブリー19とそれに配設した部品か
ら構成される。しかし、ポンプ・アセンブリー18は両
液体製品2、3の同時送出を行うのに適した他のいかな
る方法でも設計しうる。ピストン・アセンブリー19は
第二容器15以外の部品で構成してもよく、また、例え
ばピストン・アセンブリーを二本の協同ピストンを備え
たものとし、一方のピストンによって一方の製品を、他
方のピストンによって他方の製品を、同時に投与するよ
うにすることもできる。
【0031】さらに、図示したディスペンサー1の他の
部品を別の設計にしてもよい。例えば、外側シーリング
・リング21に代えて別の密封手段を採用した設計とも
しうる。その他の部品、例えば内側ピストン22、弁ハ
ウジング26、逆止弁30、32および復帰手段33
も、自身の機能を保持した別の設計にしうる。液体製品
はマスタードとケチャップ以外の液体食品でもよいが、
粘性食品が好ましい。これらの液体製品はハンバーガー
・ブレッド・ロール以外の製品、例えば別の食品に投与
しうる。
【0032】ディスペンサー1に二つの液体製品2、3
を充填するため、図7に示すような充填装置41を適当
に使用できる。この装置は圧力容器42を有しており、
この圧力容器42内ではそれに接続された圧力源43に
よって大気より高い圧力を発生させうる。圧力容器42
は、その中に二個の貯蔵袋44、45が収容されるよう
に設計している。一つの貯蔵袋44に一方の液体製品2
を入れ、もう一つの貯蔵袋45に他方の液体製品3を入
れる。
【0033】それぞれの貯蔵袋44、45に入れた液体
製品2、3を圧力容器42から導出するために導管4
6、47を設けている。二個の貯蔵袋44、45は、圧
力容器42内に発生しめた大気より高い圧力で収縮でき
るような柔軟材料から構成されているので、製品2、3
を貯蔵袋44、45から導管46、47を通して押し出
すことができる。
【0034】導管46、47を開閉しうる弁機構48と
導管46、47との協同作用により、液体製品2、3は
その貯蔵袋44、45からの送出が停止され、また、デ
ィスペンサー1を充填すべきときには前記貯蔵袋から送
出されうる。
【0035】各貯蔵袋44、45は、その壁材料の内側
にホルダー49を有する完全密封型にできる。各導管4
6、47には、ホルダー49に適合する排出ノズル50
を備えることができる。各貯蔵袋44、45において、
排出ノズル50をホルダー49にその壁材料を貫通して
押し込むと、排出ノズル50はホルダー49にしっかり
付着し、この壁材料と気密に接続される。このような形
で各貯蔵袋44、45は、そこに内蔵された製品を取り
出すために開放できる。この構成により、貯蔵袋44、
45は、それが内蔵する製品2、3を移すために導管4
6、47によって迅速に開放でき、同時に導管46、4
7を前記貯蔵袋へ迅速にしっかりと接続できる。貯蔵袋
44、45へのそれぞれの導管46、47の連結は、貯
蔵袋44、45が圧力容器42の外側にあるとき(図7
に一点鎖線によってその位置を示す)に実施できる。導
管46、47は、貯蔵袋44、45を圧力容器42内に
置けるような形で圧力容器42に配管している。
【0036】導管46、47は、洗浄などの目的で圧力
容器42から取り外せるように、圧力容器42側部の穴
を通しておくことが好ましい。導管46、47は場合に
より、密封プラグ51を通して圧力容器42に引き込み
うる。導管46、47はまた、洗浄のために一緒に解放
できるように、弁機構48から取り外し可能にしてもよ
い。
【0037】図8、9に示すごとく、弁機構48は、一
本の導管46または47を別々に開閉できるように、各
導管46、47に対し一個の弁52、53を備えること
が望ましい。また、各弁52、53は締めつけ手段54
と停止手段55とを有し、両手段54、55間に導管4
6、47の弾性部分をそれぞれ配置できるようにするの
が好ましい。締めつけ手段54にはハンドル59を備え
るのがさらに好ましい。ハンドル59は回転中心58を
中心として回転可能に装着され、このハンドル59には
ピンチ・ロール60が回転可能に装着してある。前記停
止手段55の停止表面57は前記回転中心58を中心と
した円弧状であることが望ましい。ピンチ・ロール60
と停止表面57との間隔は、両者間に挟まれた各導管4
6、47の部分を平坦にしてしまう(閉塞してしまう)
ような距離である。ハンドル59を前記停止表面57前
方の位置Cへ回転させることにより、それぞれの導管4
6、47の閉塞が解放されて連通する(図9参照)。ハ
ンドル59を方向Dへ回すことにより、ピンチ・ロール
60が停止表面57の位置へ達すると、それぞれの導管
46、47の当該部分は平らになる。ハンドル59を方
向Dに続けて回すと、ピンチ・ロール60は停止表面5
7に沿って送出方向Bと反対の方向Aへ連続的に移動す
る(図8参照)。従って、各導管46、47の平坦部分
56も停止表面57に沿って送出方向Bと反対の方向A
へ連続的に移動する。その結果、送出方向Bに見て平坦
部分56の下方に位置する製品単位は送出方向Bと反対
の方向Aに吸入される。従って、それぞれの導管46、
47の口の外側に製品が滴状にぶら下がっていれば、そ
れらは導管46、47内に吸い戻される。
【0038】図7に示すように、マスタード2とケチャ
ップ3をディスペンサー1に充填するため、一方の導管
46の口は第一容器5内へ、そして他方の導管47の口
は第二容器15内へ配置している。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、複数種の液体製品それ
ぞれの所要量を対象物に同時に投与することができるの
で、所要時間が大幅に短縮される。しかも、簡単な構成
によってかかる効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスペンサーの垂直断面図であ
る。
【図2】図1に示すディスペンサーの下部の投与動作中
における垂直断面図である。
【図3】図1に示すディスペンサーの下部の戻り行程に
おける垂直断面図である。
【図4】本発明によるディスペンサーに含まれる容器の
平面図である。
【図5】図1に示すディスペンサーに含まれるシーリン
グ・リングの断面図である。
【図6】図1に示すディスペンサーの端部の図であり、
この部分に排出開口が設けられている。
【図7】本発明によるディスペンサーに含まれる充填装
置の概略図である。
【図8】図7に示す充填装置に含まれる弁機構の閉塞位
置における部分断面図である。
【図9】図8の弁機構の開放位置における部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・ディスペンサー 2・・・マスタード 3・・・ケチャップ 4・・・ハンバーガー・ブレッド・ロール 5・・・第一容器 15・・・第二容器 18・・・ポンプ・アセンブリー 41・・・充填装置 48・・・弁機構

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】適当な量の二つの液体製品を投与するディ
    スペンサー(1)であり、好ましくはハンバーガー・ブ
    レッド・ロール(4)またはそれと同様の食料製品につ
    けるマスタード(2)およびケチャップ(3)または同
    様のソースのような粘性製品を手で扱い且つ手による操
    作で投与することを目的としたディスペンサー(1)で
    あって、一つの液体製品(3)を入れる第一容器(5)
    内に、他方の液体製品(2)を入れる第二容器(15)
    を配置し、それぞれの容器(5、15)から適当な量の
    前記二つの液体製品(2、3)を同時に送出しうるポン
    プ・アセンブリー(18)を備えたことを特徴とするデ
    ィスペンサー。
  2. 【請求項2】第二容器(15)がポンプ・アセンブリー
    (18)に含まれるピストン・アセンブリー(19)と
    しておよび/またはその形態で配置され、このピストン
    ・アセンブリーが送出運動(P)を与えられるように第
    一容器(5)中に移動可能に組み込まれており、それに
    よって第一および第二容器(5、15)から同時に適当
    な量の二つの液体製品(2、3)を送出しうるように構
    成されたことを特徴とする請求項1記載のディスペンサ
    ー。
  3. 【請求項3】ディスペンサー(1)の排出開口(13、
    14)を通して適当な量の液体製品(2、3)を送出す
    るために、ピストン・アセンブリー(19)が少なくと
    も一つの復帰手段(33)の方へ押しつけられることに
    より送出運動(P)を実行できるように構成され、第一
    容器(5)に密着した状態で、第一容器(5)内の外側
    投与室(31)に収容された液体製品(3)を少なくと
    も一つの排出開口(14)を通して押し出すように構成
    された少なくとも一つの外側密封手段(21)がピスト
    ン・アセンブリー(19)に備えられ、弁ハウジング
    (26)の壁に密着した状態で、弁ハウジング(26)
    内の送出室(28)に収容された液体製品(2)を少な
    くとも一つの排出開口(13)を通して押し出すように
    構成された少なくとも一つの内側ピストン(22)もピ
    ストン・アセンブリー(19)に備えられ、ピストン・
    アセンブリー(19)の外側密封手段(21)が、送出
    運動(P)とは反対方向のピストン・アセンブリー(1
    9)の復帰運動(R)時に、或る量の液体製品(3)を
    第一容器(5)の投与室(31)内へ注入するように構
    成され、および内側ピストン(22)および/または弁
    ハウジング(26)が、前記復帰運動(R)時に、或る
    量の液体製品(2)を弁ハウジング(26)の送出室
    (28)内へ注入するように構成されたことを特徴とす
    る請求項2記載のディスペンサー。
  4. 【請求項4】外側密封手段(21)が、ピストン・アセ
    ンブリー(19)の送出運動(P)時に、第一容器
    (5)の送出室(28)と第一容器(5)の他の部分と
    の連通を閉塞するように、ピストン・アセンブリー(1
    9)の弁座(20)に圧接し且つ第一容器(5)の内側
    に沿って密封状態で摺動するように構成され、および外
    側密封手段(21)が、ピストン・アセンブリー(1
    9)の復帰運動(R)時に、第一容器(5)の内側およ
    び/または弁座(20)に対し、第一容器(5)の外側
    投与室と第一容器(5)の他の部分とが連通するような
    形状をとるように構成され、および/または、外側密封
    手段(21)が、その上方位置において第一容器(5)
    の内側とのあいだに間隙(35)が生じるように自己調
    節するように構成され、それによって或る量の液体製品
    (3)が第一容器(5)からその外側投与室(31)へ
    流れることができるように構成されたことを特徴とする
    請求項3記載のディスペンサー。
  5. 【請求項5】弁ハウジング(26)および/または内側
    ピストン(22)が、ピストン・アセンブリー(19)
    の復帰運動(R)時に弁ハウジング(26)の送出室
    (28)の内圧が大気圧より低くなるように構成または
    配置され、それにより或る量の液体製品(2)が第二容
    器(15)から弁ハウジング(26)の送出室(28)
    へ吸入されるように構成されたことを特徴とする請求項
    3または4記載のディスペンサー。
  6. 【請求項6】弁ハウジング(26)が通過室(27)を
    備えており、この通過室(27)内において、第二容器
    (15)内の或る量の液体製品(2)が内側ピストン
    (22)内の少なくとも一つの通路(24)を通って弁
    ハウジング(26)の送出室(28)へ流通できるよう
    に、内側ピストン(22)が調整可能に構成されてお
    り、そして、内側ピストン(22)が、ピストン・アセ
    ンブリー(19)の送出運動(P)時に弁ハウジング
    (26)内の送出室(28)中を移動するようにされ、
    送出室(28)内に位置する内側ピストン(22)の部
    分が弁ハウジング(26)に密着していることにより、
    一方で内側ピストン(22)の通路(24)を閉塞し、
    他方で内側ピストン(22)が送出室(28)内の液体
    製品(2)の適当な量をピストン・アセンブリー(1
    9)の送出運動(P)時に前記送出室から送出し、さら
    に内側ピストン(22)がピストン・アセンブリー(1
    9)の復帰運動(R)時に送出室(28)の内圧を大気
    圧以下とすることにより、弁ハウジング(26)に圧接
    している内側ピストン(22)の部分が送出室(28)
    を離れるときに第二容器(15)内の製品(2)の或る
    量が通過室(27)を通り送出室(28)へ吸入される
    ように構成されていることを特徴とする請求項3乃至5
    のうちいずれか一の項に記載のディスペンサー。
  7. 【請求項7】弁ハウジング(26)が、内側ピストン
    (22)に対しその穿孔された端壁(36)を内側ピス
    トン(22)の拡大端部(23)の後ろにぴったり適合
    しうるように配置できるような弾性材料から形成されて
    おり、および前記端壁(36)が、好ましくは弁ハウジ
    ング(26)が復帰手段(33)を保持できるような形
    状にされ、前記復帰手段(33)が、その頂部では第二
    容器(15)に直接または間接に当接し且つその底部で
    は直接または弁ハウジング(26)の部分を介して第一
    容器(5)の下部に支持されていることを特徴とする請
    求項3乃至6のうちいずれか一の項に記載のディスペン
    サー。
  8. 【請求項8】弁ハウジング(26)に好ましく備えられ
    た逆止弁(30、32)がピストン・アセンブリー(1
    9)の送出運動(P)時に排出開口(13、14)を通
    して適当な量の液体製品(2、3)を送出できるように
    構成され、前記逆止弁(30、32)がピストン・アセ
    ンブリー(19)の復帰運動(R)時に排出開口(1
    3、14)を通して液体製品(2、3)のための送出室
    (28)と投与室(31)へ空気が入るのを防止するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項2乃至7の
    うちいずれか一の項に記載のディスペンサー。
  9. 【請求項9】前記復帰手段(33)が第一容器(5)の
    下部と第二容器(15)の下部とのあいだに装着された
    コイル・スプリングであり、第一容器(5)が送出運動
    (P)を行うときに前記コイル・スプリングがそのバネ
    力に抗して圧縮され、液体製品(2、3)の送出が達成
    されたあとに前記コイル・スプリングが第二容器(1
    5)に復帰運動(R)を加えうるように構成されている
    ことを特徴とする請求項2乃至8のうちいずれか一の項
    に記載のディスペンサー。
  10. 【請求項10】第二容器(15)がピストン・アセンブ
    リー(19)として第一容器(5)内に配設されてお
    り、このピストン・アセンブリー(19)は第一容器
    (5)から引き出し可能であり且つこのピストン・アセ
    ンブリー(19)に送出運動(P)を与えうるように構
    成されており、外側密封手段(21)が、第一容器
    (5)から適当な量の液体製品(3)を送出できるよう
    に第二容器(15)に取り外し可能に装着されており、
    弁ハウジング(26)が、第二容器(15)から液体製
    品(2)を送出できるように第二容器(15)に取り外
    し可能に装着されており、復帰手段(33)が、第二容
    器(15)にその送出運動(P)と逆の復帰運動(R)
    を行わせるように第二容器(15)に取り外し可能に装
    着されていることを特徴とする請求項1乃至9のうちい
    ずれか一の項に記載のディスペンサー。
  11. 【請求項11】前記第一および第二容器(5、15)、
    外側密封手段(21)、弁ハウジング(26)および復
    帰手段(33)のみからなり、前記諸部品(5、1
    5)、(21)、(26)、(33)は道具を使用しな
    いで相互に分離することができ、分解状態で洗浄が可能
    であり、道具を使用しないで再組立できるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項10記載のディスペン
    サー。
  12. 【請求項12】第一容器(5)が、好ましくは蓋(8)
    の形態をとるポンプ・ハンドルを有しており、このポン
    プ・ハンドルが第一容器(5)の一部であり且つ前記容
    器へヒンジによって連結されており、このポンプ・ハン
    ドルが下方圧力による手動操作によって、第二容器(1
    5)に対して第一容器(5)に相対する下方向の送出運
    動(P)を与えうるように構成されていることを特徴と
    する請求項1乃至11のうちいずれか一の項に記載のデ
    ィスペンサー。
  13. 【請求項13】二つの液体製品(2、3)の適当な量を
    同時に送出するうえで、送出先の上方に片手または両手
    で保持でき且つ複数の送出先のあいだを移動させうるよ
    うな、手保持式の投与道具の形態に形成されており、前
    記送出先の上方に保持しているときに、ポンプ・アセン
    ブリー(18)を手動操作することによって二つの液体
    製品(2、3)の適当な量を同時に送出することができ
    るように構成されていることを特徴とする請求項1乃至
    12のうちいずれか一の項に記載のディスペンサー。
  14. 【請求項14】小型の第二容器(15)から送出される
    別の液体製品(2)より相当に多量の液体製品(3)を
    大型の第一容器(5)から送出しうるように、ポンプ・
    アセンブリー(18)が、各送出運動(P)のあいだ二
    つの液体製品(2、3)の両液体製品間の所定比率の量
    をそれぞれの容器(5、15)から送出しうるように構
    成されていることを特徴とする請求項1乃至13のうち
    いずれか一の項に記載のディスペンサー。
  15. 【請求項15】ポンプ・アセンブリー(18)が一つの
    液体製品(2)を少なくとも一つの開口、好ましくは複
    数の開口(13)を通して、且つ他方の製品(3)を別
    の少なくとも一つの開口、好ましくは別の複数の開口
    (14)を通して送出するように構成され、前記開口
    (13、14)が、好ましくは多量に送出すべき製品
    (3)のための複数の開口(14)が同時に少量に送出
    すべき製品(2)のための少なくとも一つの開口(1
    3)を包囲するように配置されていることを特徴とする
    請求項1乃至14のうちいずれか一の項に記載のディス
    ペンサー。
  16. 【請求項16】前記第一および第二容器(5および1
    5)の両方に液体製品(2、3)を充填するように働く
    充填装置(41)が備えられており、前記充填装置(4
    1)が有する圧力容器(42)の内圧を大気より高くし
    うるように構成されており、この圧力容器(42)が一
    つの液体製品(2)用の第一貯蔵手段(44)および他
    方の液体製品(3)用の第二貯蔵手段(45)を同時に
    保持しうるように形成されており、前記圧力容器(4
    2)内に置かれたそれぞれの貯蔵手段(44、45)か
    ら圧力容器(42)の外へ液体製品(2、3)を通すた
    めの導管(46、47)が設けられており、前記貯蔵手
    段(44、45)が大気より高い圧力容器(42)の内
    圧によって収縮されうるような柔軟材料から形成される
    か、またはそのような柔軟材料を含んでおり、それによ
    り貯蔵手段(44、45)内の液体製品(2、3)が前
    記貯蔵手段から導管(46、47)を通して押し出され
    るように構成されており、前記導管(46、47)が、
    導管(46、47)を閉塞状態に保持し、またディスペ
    ンサー(1)に液体製品(2、3)を送出するために前
    記導管を開放できるようにしうる弁機構(48)と協同
    するように構成されていることを特徴とする請求項1乃
    至15のうちいずれか一の項に記載のディスペンサー。
  17. 【請求項17】前記導管(46、47)がその掃除を容
    易にするために、貯蔵手段(44、45)、圧力容器
    (42)および弁機構(48)から取り外し可能に構成
    されていることを特徴とする請求項16記載のディスペ
    ンサー。
  18. 【請求項18】前記貯蔵手段(44、45)が、液体製
    品(2、3)を移すために開放可能であり、導管(4
    6、47)に配設された排出ノズル(50)を貯蔵手段
    (44、45)の壁材料に貫通させることが可能であり
    且つ前記壁材料の内側に設けてあるホルダー(49)に
    押し込むことが可能であり、それによって排出ノズル
    (50)がホルダー(49)にしっかり保持され且つ導
    管(46、47)を通して液体製品(2、3)の排出を
    可能にされていることを特徴とする請求項16または1
    7記載のディスペンサー。
  19. 【請求項19】前記導管(46、47)が、貯蔵手段
    (44、45)が圧力容器(42)の外側にあるときに
    排出ノズル(50)を前記貯蔵手段に装着できるように
    配設されており、さらに、導管(46、47)が、排出
    ノズル(50)を介して導管(46、47)を貯蔵手段
    (44、45)に接続したあとで前記貯蔵手段を圧力容
    器(42)内に収容しうるように配設されていることを
    特徴とする請求項18記載のディスペンサー。
  20. 【請求項20】導管(46、47)を別々にも開閉でき
    るように、弁機構(48)が、各導管(46、47)に
    つき一個の弁を備えたものであることを特徴とする請求
    項16乃至19のうちいずれか一の項に記載のディスペ
    ンサー。
  21. 【請求項21】前記弁機構(48)が、各導管(46、
    47)に備えられた締めつけ手段(54)および一個の
    停止手段(55)を有しており、各導管(46、47)
    の弾性部分が締めつけ手段(54)と停止手段(55)
    とのあいだを通って延びており、締めつけ手段(54)
    が、一方では停止手段(55)との共同作用によって導
    管(46、47)の弾性部分を平坦にして閉塞するよう
    に調整可能となり、且つ他方では導管(46、47)が
    その固有の弾性により開くように停止手段(55)に対
    して変位可能となるように、締めつけ手段(54)と停
    止手段(55)とが配置されており、導管(それぞれ4
    6と47)の平坦にされた部分(56)が液体製品
    (2、3)の送出方向(B)と反対の方向(A)へ移っ
    ていくように、締めつけ手段(54)が停止手段(5
    5)に対して製品(2、3)の送出方向(B)と反対の
    前記方向(A)へ変位可能にされており、それにより、
    液体製品(2、3)の送出方向(B)を見て、平坦にな
    った部分(56)より下流にあるそれぞれの液体製品
    (2、3)の部分は送出方向(B)と反対の方向(A)
    へ吸い戻され且つそれぞれの導管(46、47)の口
    (61)の外側に液体製品のしずくがあれば導管(4
    6、47)内へ吸い戻されるように構成されていること
    を特徴とする請求項16乃至20のうちいずれか一の項
    に記載のディスペンサー。
  22. 【請求項22】停止手段(55)が締めつけ手段(5
    4)の回転中心(58)を中心とする停止表面(57)
    を形成しており、締めつけ手段(54)が、弁機構(4
    8)を開くためにそれぞれの導管(46、47)が開く
    ように停止表面(57)に対して移動可能にされている
    ことを特徴とする請求項21記載のディスペンサー。
  23. 【請求項23】適当な量の液体製品(2、3)を送出す
    るように構成されたディスペンサー(1)に、少なくと
    も一つの液体製品(2、3)を充填するための充填装置
    であって、大気圧より高い内圧を発生できる圧力容器
    (42)が備えられており、該圧力容器(42)がその
    中に各液体製品(2、3)に対し少なくとも一つの貯蔵
    手段(44、45)を収容することが可能であり、液体
    製品(2、3)を貯蔵手段(44、45)から圧力容器
    (42)の外へ導くための少なくとも一つの導管(4
    6、47)が配設されており、貯蔵手段(44、45)
    が、その中の液体製品(2、3)を導管(46、47)
    を通して押し出しうるように、大気より高い圧力容器
    (42)の内圧によって収縮されうるような弾性材料か
    ら形成されるか、またはそのような弾性材料を含んでお
    り、弁機構(48)と導管(46、47)とが、一方で
    は導管(46、47)を閉塞状態に保ち、他方では液体
    製品(2、3)をディスペンサー(1)に充填すべきと
    きに導管(46、47)を開放すべく協同作用するよう
    に構成されていることを特徴とする充填装置。
  24. 【請求項24】導管(46、47)が、その掃除を容易
    にするために貯蔵手段(44、45)、圧力容器(4
    2)および弁機構(48)から取り外し可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項23記載の充填装置。
  25. 【請求項25】弁機構(48)が、導管(46、47)
    を別々にも開閉できるように各導管(46、47)につ
    き一つの弁を備えたものであることを特徴とする請求項
    23または24記載の充填装置。
  26. 【請求項26】弁機構(48)が導管(46、47)用
    の締めつけ手段(54)と停止手段(55)とを有して
    おり、導管(46、47)の弾性部分が締めつけ手段
    (54)と停止手段(55)とのあいだを通って延びて
    おり、締めつけ手段(54)が、一方では停止手段(5
    5)との共同作用によって導管(46、47)の弾性部
    分を平坦にして閉塞するように調整可能となり、且つ他
    方では導管(46、47)がその固有の弾性により開く
    ように停止手段(55)に対して変位可能となるよう
    に、締めつけ手段(54)と停止手段(55)とが配置
    されており、導管(46、47)の平坦にされた部分
    (56)が液体製品(2、3)の送出方向(B)と反対
    の方向(A)へ移っていくように、締めつけ手段(5
    4)が停止手段(55)に対して製品(2、3)の送出
    方向(B)と反対の前記方向(A)へ変位可能にされて
    おり、それにより、液体製品(2、3)の送出方向
    (B)を見て、平坦になった部分(56)より下流にあ
    るそれぞれの液体製品(2、3)の部分は送出方向
    (B)と反対の方向(A)へ吸い戻され且つそれぞれの
    導管(46、47)の口(61)の外側に液体製品のし
    ずくがあれば導管(46、47)内へ吸い戻されるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項23乃至25
    のうちいずれか一の項に記載の充填装置。
  27. 【請求項27】停止手段(55)が、締めつけ手段(5
    4)の回転中心(58)を中心とする停止表面(57)
    を形成しており、締めつけ手段(54)が、弁機構(4
    8)を開くためにそれぞれの導管(46、47)が開く
    ように停止表面(57)に対して移動可能にされている
    ことを特徴とする請求項26記載の充填装置。
  28. 【請求項28】液体製品(2、3)用の少なくとも一つ
    の導管(46、47)を開閉する弁機構であって、導管
    (46、47)用の締めつけ手段(54)と停止手段
    (55)とを有しており、導管(46、47)の弾性部
    分が締めつけ手段(54)と停止手段(55)とのあい
    だを通って延びており、締めつけ手段(54)が、一方
    では停止手段(55)との共同作用によって導管(4
    6、47)の弾性部分を平坦にして閉塞するように調整
    可能となり、且つ他方では導管(46、47)がその固
    有の弾性により開くように停止手段(55)に対して変
    位可能となるように、締めつけ手段(54)と停止手段
    (55)とが配置されており、導管(46、47)の平
    坦にされた部分(56)が液体製品(2、3)の送出方
    向(B)と反対の方向(A)へ移っていくように、締め
    つけ手段(54)が停止手段(55)に対して製品
    (2、3)の送出方向(B)と反対の前記方向(A)へ
    変位可能にされており、それにより、液体製品(2、
    3)の送出方向(B)を見て、平坦になった部分(5
    6)より下流にあるそれぞれの液体製品(2、3)の部
    分は送出方向(B)と反対の方向(A)へ吸い戻され且
    つそれぞれの導管(46、47)の口(61)の外側に
    液体製品のしずくがあれば導管(46、47)内へ吸い
    戻されるように構成されていることを特徴とする弁機
    構。
JP6013359A 1993-02-11 1994-02-07 ディスペンサー Pending JPH06247478A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9300447-1 1993-02-11
SE9300447A SE508891C2 (sv) 1993-02-11 1993-02-11 Portioneringsanordning för att portionera två flytande produkter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06247478A true JPH06247478A (ja) 1994-09-06

Family

ID=20388855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6013359A Pending JPH06247478A (ja) 1993-02-11 1994-02-07 ディスペンサー

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5462203A (ja)
EP (1) EP0610724B1 (ja)
JP (1) JPH06247478A (ja)
AT (1) ATE167028T1 (ja)
DE (1) DE69410842T2 (ja)
SE (1) SE508891C2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020527093A (ja) * 2017-07-03 2020-09-03 エムカーヴィー ゲーエムベーハー ファストフードレストラン用の調理ステーション

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE503904C2 (sv) * 1995-05-30 1996-09-30 Asept Int Ab Portioneringsanordning för två flytande produkter
US5645195A (en) * 1995-07-11 1997-07-08 Belshaw; Thomas E. Dough and batter dispenser
US5954236A (en) * 1998-03-18 1999-09-21 Virnelson; Robert Craig Multi-component dispenser
US6126679A (en) 1999-04-12 2000-10-03 Botts; Lynne Marie Nipple for use with liquid and medicine dispensing bottle
FR2799444B1 (fr) 1999-10-12 2001-12-14 Oreal Dispositif de distribution d une composition a gradient de concentration
FR2808784B1 (fr) * 2000-05-10 2002-07-26 Oreal Dispositif de distribution d'une composition a gradient de concentration
US6520380B1 (en) 2001-11-29 2003-02-18 Prince Castle, Inc. Dispenser for liquid products
US6644511B2 (en) * 2002-01-11 2003-11-11 Unilever Home & Personal Care Usa, A Division Of Conopco, Inc. Container for dispensing a dual phase fluid product
DE20207029U1 (de) 2002-05-04 2002-08-08 Brugger, Anton, 87616 Marktoberdorf Dosierspender
US6814262B1 (en) * 2002-06-21 2004-11-09 Server Products Disposable pump and drive mechanism for dispensing a liquid food product
US9241497B2 (en) * 2005-06-30 2016-01-26 The United States Of America, As Represented By The Secretary Of Agriculture Method and apparatus for treatment of food products
ATE501060T1 (de) * 2005-08-29 2011-03-15 Venture Design Works Ltd Vorrichtungen und verfahren für multi-fluid- abgabesysteme
DE102007024028A1 (de) * 2007-05-22 2008-11-27 Bühler AG Vorrichtung zum Giessen von Verzehrprodukten
US7740400B2 (en) * 2008-01-04 2010-06-22 Membreno Agustin J Control drip mixer attachment
DE102008001323A1 (de) * 2008-04-22 2009-10-29 Bühler AG Giessmaschine und Giessmaschinen-Ventil
DE102008043604A1 (de) * 2008-11-10 2010-05-12 Bühler AG Giessmaschine und Giessmaschinen-Ventil
US20120024887A1 (en) * 2010-07-29 2012-02-02 Prince Castle LLC Liquid Butter Dispenser
IT201900006833A1 (it) * 2019-05-14 2020-11-14 Soremartec Sa Gruppo erogatore per una macchina dosatrice di creme alimentari

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2636647A (en) * 1949-11-30 1953-04-28 Covitt Jack Dispenser for catsup and the like having a valve-controlled outlet in conjunction with a plunger
US3260419A (en) * 1965-01-08 1966-07-12 Mcdonalds System Inc Dispenser with plunger and diffusor outlet
US4050612A (en) * 1976-05-25 1977-09-27 Jules Silver Dispensing container
US4690306A (en) * 1985-08-12 1987-09-01 Ciba-Geigy Corporation Dispensing device for storing and applying at least one liquid or pasty substance
US5080259A (en) * 1991-01-03 1992-01-14 Robert Hadley Portable container with automatic discharge capability
DE4113825C2 (de) * 1991-04-27 1994-11-10 Deutsche Aerospace Dressingspender
DE4120644C1 (ja) * 1991-06-22 1993-03-25 Raimund Andris Gmbh & Co Kg, 7730 Villingen-Schwenningen, De
US5244122A (en) * 1991-12-12 1993-09-14 Botts Lynne M Medicine dispensing baby bottle
US5209376A (en) * 1992-03-13 1993-05-11 The Procter & Gamble Company Co-dispensing pump for fluent materials

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020527093A (ja) * 2017-07-03 2020-09-03 エムカーヴィー ゲーエムベーハー ファストフードレストラン用の調理ステーション

Also Published As

Publication number Publication date
SE9300447D0 (sv) 1993-02-11
EP0610724A3 (en) 1994-10-12
ATE167028T1 (de) 1998-06-15
DE69410842D1 (de) 1998-07-16
SE508891C2 (sv) 1998-11-16
US5462203A (en) 1995-10-31
DE69410842T2 (de) 1999-03-04
EP0610724A2 (en) 1994-08-17
EP0610724B1 (en) 1998-06-10
SE9300447L (sv) 1994-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06247478A (ja) ディスペンサー
US4256242A (en) Dispenser having a roller for squeezing amounts from a tube
US6189740B1 (en) Antiseptic soap dispenser with selectively variable dose
JPH0454109Y2 (ja)
AU723196B2 (en) Fluid dispenser apparatus
US4349133A (en) Dispenser and refill package
US3758005A (en) Dispensing system
US3841555A (en) Spray apparatus and method
US5873494A (en) Dual stream liquid dispensing structure
US7284679B2 (en) Method of dispensing pulverulent contents and apparatus for implementing this method
US6082587A (en) Condiment dispensing system utilizing a draw-back valve
US5843042A (en) Oral medicine dispensing device having a metered syringe component and reservoir
JPH08159015A (ja) 発泡原料分配計量装置
EP1267692B1 (en) Liquid dispenser
US4532967A (en) Metering pump, as well as process and apparatus for filling a container equipped with a metering pump
US11980196B2 (en) Preparation station for a fast food restaurant
US2698703A (en) Liquid dispenser delivering measured quantities
CA2507610A1 (fr) Pompe doseuse a actionnement manuel
EP1023238B1 (en) Pneumatic frosting applicator
AU646705B2 (en) Apparatus for dispensing flowable materials from a pouch
US5906296A (en) Condiment dispensing system utilizing a draw-back valve
JPH03505379A (ja) 用量投与システム及び方法
US3260419A (en) Dispenser with plunger and diffusor outlet
US2674392A (en) Dispensing device for paste tubes having a pressure element and pivoted closure which cuts the paste
US3897890A (en) Automatic dispenser

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040316