JPH06246487A - 自動溶接機 - Google Patents

自動溶接機

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JPH06246487A
JPH06246487A JP3589293A JP3589293A JPH06246487A JP H06246487 A JPH06246487 A JP H06246487A JP 3589293 A JP3589293 A JP 3589293A JP 3589293 A JP3589293 A JP 3589293A JP H06246487 A JPH06246487 A JP H06246487A
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JP
Japan
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welding
rail
vertical member
work
welding machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP3589293A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Otsuka
隆夫 大塚
Morihiko Osawa
守彦 大沢
Koichi Ioku
孝一 井奥
Yoshinobu Murakami
芳信 村上
Naosuke Kinami
修介 木南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KINAMI KIKO KK
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
KINAMI KIKO KK
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by KINAMI KIKO KK, Hitachi Zosen Corp filed Critical KINAMI KIKO KK
Priority to JP3589293A priority Critical patent/JPH06246487A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハッチコーミング2と該ハッチコーミング2
上に配設したハッチカバー用レール3との間の2箇所の
隅部4,4を連続溶接するための自動溶接装置であっ
て、溶接トーチ21,21を取付けた作業台車5を上記
レール3上に該レール3に沿って走行自在に載置してい
る。 【効果】 作業台車5を、従来のように、ハッチコーミ
ング2上に載置するのではなくて、そのハッチコーミン
グ2に配設したレール3上に載置するものであるから、
レール3の側方に狭い作業スペースしかない場合でも、
そのレール3の上方の空間を利用して容易に溶接作業を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バラ積運搬船のハッチ
コーミング上等の作業スペースが狭い場所での溶接作業
に適した自動溶接機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動溶接機は、水平面上
を走行する作業台車と、該台車にトーチ倣い装置を介し
て取付けられる溶接トーチとを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動溶接機
では、作業台車が走行できるだけの比較的広い作業スペ
ースが必要であり、例えば、バラ積運搬船を建造するに
あたって、ハッチコーミング上にハッチカバー開閉用の
レールや船倉内に水が入らないようにするためのハッチ
カバー用水密金物を溶接する場合には、そのハッチコー
ミング上の作業スペースが狭いことから、溶接作業を行
うことができない。
【0004】そこで、上述のような狭い作業スペースで
の溶接は、例えば実公昭46−35221号公報に記載
されているような半自動グラビティ溶接機を用いて行わ
れているが、これでは、溶接作業に手間がかかり、極め
て非能率である。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、作業ス
ペースが狭い場所でも容易に溶接作業を行うことができ
る自動溶接機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、水平部材と該水平部材上に配設した垂直
部材とを隅肉溶接するための自動溶接機であって、溶接
トーチを取付けた作業台車を上記垂直部材上に該垂直部
材に沿って走行自在に載置したことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成において、作業台車を垂直部材上に載
置し、該作業台車を垂直部材に沿って走行させることに
より、その作業台車に取付けた溶接トーチで垂直部材と
水平部材との間の隅部を連続溶接するものであって、垂
直部材の側方に狭い作業スペースしかない場合でも、垂
直部材の上方の空間を利用して容易に溶接作業を行うこ
とができる。
【0008】
【実施例】図1〜図3は、本発明の一実施例である自動
溶接機1によりハッチコーミング(水平部材)2と、該
ハッチコーミング2上に配設されたハッチカバー用レー
ル(垂直部材)3との間の2箇所の隅部4,4を同時に
連続溶接している状態を示している。
【0009】上記自動溶接機1の作業台車5は、図4に
も示すように、その下面に設けた前後一対の車輪6a,
6bを介して上記レール3上に載置されると共に、一対
の駆動側ローラ7a,7bと一対の従動側ローラ8,8
とで上記レール3を挟持することにより、そのレール3
上から脱落しないようになっている。
【0010】上記駆動側ローラ7a,7bは、作業台車
5の下面に設けた支持ブラケット9に回転自在に支持さ
れると共に、その一方の駆動側ローラ7aが作業台車5
上の駆動モータ10により歯車機構11を介して回転駆
動され、上記従動側ローラ8,8は、作業台車5の下面
に設けたトグルクランプ12に支持されている。
【0011】上記トグルクランプ12は、作業台車5の
下面に設けたガイドレール13に移動自在に支持された
移動枠14と、該移動枠14に摺動自在に支持されると
共に、前記従動側ローラ8,8を支軸15を介して水平
回動自在に枢支する支持枠16と、該支持枠16と上記
移動枠14との間に介装されたばね17と、上記移動枠
14を押し引きするための回動レバー18とを有し、該
レバー18を起立させたクランプ状態では(図3実線参
照)、移動枠14がレール3側に移動されて、ばね17
が圧縮されることにより、従動側ローラ8,8と駆動側
ローラ7a,7bとでレール3が挟持されており、この
クランプ状態で一方の駆動側ローラ7aを回転駆動する
ことにより、作業台車5をレール3に沿って走行させる
ことができる。
【0012】また、上記クランプ状態からレバー18を
倒すだけで、ばね17の圧縮が解消され、アンクランプ
状態にすることができる(図3仮想線参照)。更に、前
記両車輪6a,6bのうち、前側の車輪6aの径を後側
の車輪6bの径よりも小さくしており、これによって、
作業台車5の重心が前側にかかるようにして、その作業
台車5の浮き上がりを防止している。
【0013】前記作業台車5の後部には、図1及び図2
に示すように、トーチホルダー20,20を介して溶接
トーチ21,21が取付けられている。上記トーチホル
ダー20,20は、作業台車5の後端部に固着した昇降
ガイドブロック23に昇降自在に支持されると共に、ハ
ッチコーミング2から所定の対向間隔をおいてクランプ
レバー24によりクランプされる昇降部材25と、該昇
降部材25に水平移動自在に支持されると共に、レール
3から所定の対向間隔をおいてクランプレバー26によ
りクランプされる横行部材27とからなり、該横行部材
27にトーチ支持アーム28を介して取付けられた前記
溶接トーチ21をハッチコーミング2とレール3との間
の隅部4,4に所定の対向間隔をおいて対向させること
ができるようになっている。
【0014】なお、図1中、29は溶接ケーブル30及
び電線ケーブル(図示せず)の支持ブラケットである。
溶接の要領を説明すると、まず、レール3上に車輪6
a,6bを介して作業台車5を載置すると共に、トグル
クランプ12のレバー18を起立させてクランプ状態に
し、駆動側ローラ7a,7bと従動側ローラ8,8とで
レール3を挟持する。
【0015】続いて、昇降部材25及び横行部材27の
位置を調整し、クランプレバー24,26によりその両
部材25,27を固定することにより、溶接トーチ2
1,21をハッチコーミング2とレール3との間の隅部
4,4に所定の対向間隔をおいて対向させる。
【0016】その後、駆動モータ10を駆動することに
より、一方の駆動側ローラ7aを回転駆動させて、作業
台車5を走行させ、溶接トーチ21,21による溶接を
開始すれば、前記両隅部4,4を同時に連続溶接するこ
とができる。
【0017】図5及び図6は、本発明の他の実施例であ
る自動溶接機31によりハッチコーミング(水平部材)
2と、該ハッチコーミング2上に配設されたハッチカバ
ー用水密金具(垂直部材)32との間の2箇所の隅部3
4,34を同時に連続溶接している状態を示している。
【0018】上記水密金具32は、その幅が狭いため、
該水密金具32上に車輪36a,36bを介して載置さ
れる作業台車35が横転する恐れがあるので、該作業台
車35の前後両端部から一対のロッド37,37を垂設
し、該両ロッド37,37の下端部にハッチコーミング
2に当接する補助輪38,38を取付けている。
【0019】上記以外の構成は前述した自動溶接機1と
同じであるから、同一部分に同一符号を付して、その説
明を省略する。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、作業台車を、従来のよ
うに、水平部材上に載置するのではなくて、その水平部
材に配設した垂直部材上に載置するものであるから、垂
直部材の側方に狭い作業スペースしかない場合でも、そ
の垂直部材の上方の空間を利用して容易に溶接作業を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動溶接機により溶接
している状態を示す背面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同要部の底面図である。
【図5】本発明の他の実施例である自動溶接機により溶
接している状態を示す背面図である。
【図6】同底面図である。
【符号の説明】
2 ハッチコーミング(水平部材) 3 レール(垂直部材) 4 隅部 5 作業台車 21 溶接トーチ 32 水密金具(垂直部材) 34 隅部 35 作業台車
フロントページの続き (72)発明者 井奥 孝一 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 村上 芳信 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 木南 修介 大阪府大阪市天王寺区石ヶ辻町18番26号 キナミ機工株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平部材と該水平部材上に配設した垂直部
    材とを隅肉溶接するための自動溶接機であって、溶接ト
    ーチを取付けた作業台車を上記垂直部材上に該垂直部材
    に沿って走行自在に載置したことを特徴とする自動溶接
    機。
JP3589293A 1993-02-25 1993-02-25 自動溶接機 Pending JPH06246487A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3589293A JPH06246487A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 自動溶接機

Applications Claiming Priority (1)

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ID=12454684

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