JPH06246206A - 複数のフィルターモジュールを備えた粉体スプレーブース - Google Patents

複数のフィルターモジュールを備えた粉体スプレーブース

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JPH06246206A
JPH06246206A JP6020527A JP2052794A JPH06246206A JP H06246206 A JPH06246206 A JP H06246206A JP 6020527 A JP6020527 A JP 6020527A JP 2052794 A JP2052794 A JP 2052794A JP H06246206 A JPH06246206 A JP H06246206A
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filter
powder
booth
spray booth
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JP6020527A
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Gratus Ingram
イングラム グレイタス
Reuven I Meyers
アイ. メイヤーズ ロイヴェン
Timothy G Chambers
ジー. チャンバーズ ティモシィ
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Original Assignee
Nordson Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/43Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by filtering the air charged with excess material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体スプレーブースの内部に実質的に一様な
空気流を与え、ブースの全長にわたって粉体を収集し、
色の切り換えを迅速に、効率的に、比較的経済的に行う
ことができ、多種多様の作業に使用できる粉体スプレー
ブースを提供する。 【構成】 少なくとも2基のフィルターモジュールに作
用的に接続される単一のファンモジュールを有してお
り、各フィルターモジュールは、粉体スプレーブースの
直下の、または側方に沿った所定の位置に移動し、次い
で、別のフィルターモジュールがブースにアクセスでき
る様にするために、所定の位置から外に移動可能であ
る。各フィルターモジュールは複数のカートリッジフィ
ルターおよび粉体収集室を含み、その粉体収集室に、ブ
ース内部から除去された過剰スプレー粉体を集め、再使
用するか、または粉体スプレーブースと結び付いている
1個以上のスプレーガンに再循環させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体スプレーコーティ
ングに関し、より詳細には、単一の排気ファンモジュー
ルに作用的に接続される2基以上の別個のフィルターモ
ジュールを使用する粉体スプレーブースに関する。
【0002】
【従来の技術】粉体塗装装置は、様々な製品に保護コー
ティングを施すのに広く使用されている。これらの装置
は一般的に、粉体材料を製品に塗布するための制御され
た区域を与える粉体スプレーブースを含み、製品はコン
ベヤ上でそのブースを通って搬送され、自動または手動
操作される1個以上の粉体スプレーガンを通過する。こ
の種のほとんどの装置では、製品に付着する粉体の量を
増加させ、製品上に粉体が保持され易くするために、ス
プレーガンにより粉体コーティングに電荷が付与され、
塗装されるべき製品は反対側の電位、すなわち接地電位
に保持される。粉体スプレーブースを通過した後、塗装
した製品はオーブンに搬送され、そこで粉体が加熱され
て融解し、続いて冷却され、製品上に固い、連続したコ
ーティングが形成される。
【0003】静電荷が粉体塗装材料に付与されることに
より、被覆すべき製品に対する粉体の付着性は強化され
るが、スプレーされた総粉体の半分までもが製品に付着
しないということは、珍しくない。この付着しなかっ
た、つまり密着していない粉体材料は「過剰スプレー」
と呼ばれ、粉体塗装作業を経済的にするためには、回収
し、循環させなければならない。通常、過剰スプレーさ
れた粉体(以下「過剰スプレー粉体」という)の回収
は、粉体スプレーブースから吸引される空気流に過剰ス
プレー粉体を連行させ、その粉体を連行する空気流を粉
体回収装置に送り、そこで粉体を空気から分離すること
により行われ、回収された粉体は、貯蔵されるか、ある
いはスプレーガンに再循環して再使用される。粉体回収
装置の一形態は、ブースの内部とブース内部に負圧を生
じさせるファンすなわち送風機装置とに連通するカート
リッジフィルターを使用し、空気連行された粉体材料が
粉体回収室内のカートリッジフィルターに吸引され、そ
こで粉体材料が空気から分離される。濾過された、「清
浄な」空気はカートリッジフィルターを通して清浄空気
室に吸引され、次いで最終フィルターを通過してから大
気中に戻される。粉体回収室内で集められた粉体は廃棄
されるか、貯蔵されるか、あるいはスプレーガンに循環
されてスプレーされる。この一般的な粉体回収装置の例
は、例えば、すべて本発明の譲受人により所有されてい
る米国特許第4409009号(Lissy )、第4498
913号(Tank外)、および第4723505号(Wils
on外)に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】粉体塗装材料が普及す
るにつれて、粉体ブース製造業者は、多様性があり、経
済的で効率的な装置を提供することを、益々要求されて
いる。まだ十分には満たされていない顧客の要求の一つ
は、ブース内部に、特に、比較的大容積のブース内に均
一な空気流を得ることである。多くのスプレーブースに
おいて、粉体回収装置は、単一のフィルター装置すなわ
ちフィルターモジュールに接続された単一の排気ファン
モジュールを含む。粉体スプレーガンに対する排気ファ
ンおよびフィルターの位置により、ブース内の空気流が
ブースの入口端部から出口端部まで一様ではないことが
あるので、過剰スプレー粉体の回収効率は、望ましい水
準に達しないことがある。例えば多くのスプレーブース
は、それに沿って異なった位置に配置された、手動また
は自動操作によりブースを通過する製品を完全に被覆す
るための、一群のスプレーガンを使用している。ファン
モジュールおよびフィルターモジュールがブースの中央
またはどちらか一方の端部にある場合、ブースの、ファ
ンモジュールおよび/またはフィルター装置から最も遠
い区域から過剰スプレー粉体を回収することは、あまり
効率的ではない、および/またはファン直下の区域ほど
効率的ではない。さらに、ファンモジュールはブースの
全長にわたって一様な空気流を供給せず、そのため、粉
体材料の搬送効率(すなわちスプレーガンが、ブースを
通過する製品の上に粉体材料を塗布する効率)が悪影響
を受けることがある。この問題は、複数の別個のファン
モジュールおよび関連するフィルター装置をブースの長
さに沿って間隔を置いて配置することにより、ある程度
解決されるが、その様な解決策は初期投資および装置の
保守の点で経費がかかる。
【0005】粉体スプレーブースのユーザーのもう一つ
の関心事は、最少の休止時間でコーティング材料の色を
他の色に迅速に切り換えられることである。粉体コーテ
ィング材料の色を別の色に切り換える際、異なった色の
粉体材料を使用する前にスプレーブース内部を清掃し、
旧い色の粉体材料を完全に除去する必要があり、これを
行わないと、被覆すべき新しい部品上に新旧の色が混合
されて「斑点形成」が起こる。コーティング用途によっ
ては単一の色を長期間にわたって使用しなければならな
い場合もあるが、多くの少量生産および特注製品を製造
する顧客は毎日頻繁に色の切り換えを行う必要がある。
その上、その様な少量生産を経済的に行うには、異なっ
た色のコーティング材料を、廃品として捨てずに、集め
て再使用する必要がある。
【0006】この問題は、上記の米国特許第44989
13号および第4723505号に開示されている粉体
スプレーブース装置である程度解決されている。この型
の装置では、ある色のコーティング材料が関与するコー
ティング作業の準備をする際に、自蔵カートリッジフィ
ルター装置がスプレーブースの内部に対して所定の位置
に移動し、次いで、その色のスプレー作業が終了した時
にフィルター装置がブースから除去される。新しい色で
スプレーを再開するためには、スプレーブースの内側を
清掃し、新しいフィルターモジュールをスプレーブース
の所定の位置に移動させ、ブースに永久的に取り付けら
れたファンモジュールに接続する。
【0007】この型の装置では、コーティング材料を一
つの色から別の色に切り換える効率は高くなるが、顧客
は、使用する各色毎に別のフィルターモジュールを在庫
する必要がある。仕事によって、特定の型の製品または
製品群に毎日多くの異なった色を使用する場合、数多く
の別個のフィルターモジュールを購入し、それらを在庫
する空間を確保するための経費は法外なものになること
がある。
【0008】本発明の目的は、ブースの内部に実質的に
一様な空気流を与え、粉体スプレーブースの全長にわた
って粉体を収集し、色の切り換えを迅速に、効率的に、
比較的経済的に行うことができ、多種多様の作業に使用
できる粉体コーティング装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、少なくと
も2基のフィルターモジュールに作用的に接続される単
一のファンモジュールを有する粉体スプレーブースを含
む粉体塗装装置によって達成され、上記フィルターモジ
ュールの各々は、粉体スプレーブースの直下の、または
側方に沿った所定の位置に移動し、次いで、別のフィル
ターモジュールがブースにアクセスできる様にするため
に、所定の位置から外に移動可能である。各フィルター
モジュールは複数のカートリッジフィルターおよび粉体
収集室を含み、その粉体収集室に、ブース内部から除去
された過剰スプレー粉体を集め、再使用するか、または
粉体スプレーブースと結び付いている1個以上のスプレ
ーガンに再循環させることができる。
【0010】本発明の一特徴は、粉体スプレーブースと
係脱可能に移動することができ、粉体スプレーブースと
係合している時は単一のファンモジュールに作用的に接
続される、複数の別個のフィルターモジュールを使用す
ることである。これは、ファンモジュールを、粉体スプ
レーブースの内側の下、好ましくはブースの入口端部お
よび出口端部に対して中央の位置に永久固定する、本発
明の一実施態様によって達成される。ファンモジュール
は、対向する端部を有する共通ダクトに接続された、モ
ーター駆動されるファンすなわち送風機を含む。ファン
モジュールの共通ダクトの対向する端部がそれぞれフィ
ルターモジュールの一方と接続される様に、第1のフィ
ルターモジュールをファンモジュールの片側の所定の位
置に移動させ、第2のフィルターモジュールをファンモ
ジュールの反対側の所定の位置に移動させる。ファンモ
ジュールの運転により共通ダクトの内部に吸引力が発生
し、それによって、空気連行された粉体材料がブースの
内部から各フィルターモジュールを通って吸引される。
過剰スプレー粉体材料は、各フィルターモジュールと結
び付いた粉体収集室に集められ、そこに保存されるか、
あるいは粉体スプレーブースに取り付けられたスプレー
ガンに循環される。
【0011】この構成の利点の一つは、少なくとも2基
の別個のフィルターモジュールであって、粉体スプレー
ブースと係脱すべく独立に移動させられ得るものと、単
一のファンモジュールとが係合し、もって、粉体塗装材
料をある色から別の色に迅速に切り替えることが可能に
なる、ということである。さらに、ファンモジュールに
より、少なくとも2基のフィルターモジュールのそれぞ
れを通して吸引力が作用するので、空気連行される粉体
材料の、より一様に分布した下降流が粉体スプレーブー
スの内部に達成される。多くの先行技術による粉体スプ
レーブースにおける様な、単一の箇所で発生される吸引
力の代わりに、負圧が、フィルターモジュールが位置す
る、ブースの長さに沿う少なくとも2箇所で生成され
る。有利なことに、各フィルターモジュールは、一群の
スプレーガンの真下に配置され、過剰スプレー粉体材料
をその発生箇所に最も近い所で効率的に除去することが
できる。さらに、この装置は構造的に小型である。フィ
ルターモジュールおよびファンモジュールはすべてブー
スの真下に位置するので、他の装置を粉体スプレーブー
スの近くに障害なしに配置することができる。
【0012】上記構成の別の実施態様では、単一のファ
ンモジュールを2基の別個の粉体スプレーブースと共に
使用する。この実施態様では、2基のブースを並列さ
せ、その間に、すなわち2基のブースに橋を掛ける様に
ファンモジュールを配置する。一方のフィルターモジュ
ールを第1のスプレーブースに対する所定の位置に移動
させ、第2のフィルターモジュールを第2のスプレーブ
ースの所定の位置に移動させる。第1および第2のフィ
ルターモジュールは、ファンモジュールの共通ダクトに
接続されるので、各ブースにおけるフィルターモジュー
ルは同じファンモジュールにより運転される。この構成
は、迅速な色の切り替えが望ましい用途に特に有利であ
る。共通のファンモジュールに接続された他のブース中
のフィルターモジュールに汚染を引き起こすことなく、
2基のフィルターモジュールの一方をその関連するスプ
レーガンから迅速に引き離し、次いで別のフィルターモ
ジュールで置き換えることができる。
【0013】上記の各実施態様はいわゆる「下降気流」
式粉体スプレーブースであり、空気連行される、過剰ス
プレー粉体材料はブースの内部から下方に、フィルター
モジュールおよびファンモジュールが位置するブースの
床に向かって吸引される。商業的に一般的に使用されて
いるもう一つの型の粉体スプレーブースは、空気連行さ
れる、過剰スプレー粉体材料がブースの床ではなく、側
方に吸引される「側方気流」式ブースである。
【0014】側方気流式ブースについて特に意図された
本発明の実施態様では、ファンモジュールが、スプレー
ブースに対して実質的に固定された位置に取り付けられ
ており、そのブースは、そこを通過する製品上に塗装材
料を塗布する1個以上のスプレーガンと反対側の側壁に
開口部を有する。濾過装置は、ファンモジュールに対し
て所定の位置に、およびそこから外に移動し、ブースの
側壁にある開口部と連通する。濾過装置は頂壁、底壁、
前壁、後壁および対向する端部を有し、これらは複数の
カートリッジフィルターを支持する中空内部を画成す
る。内部は、前壁と後壁の間に延在する仕切により2つ
の別個の室すなわちフィルターモジュールに分割されて
いる。前壁には、フィルターモジュールの一方に通じる
第1の開口部および他方のフィルターモジュールに通じ
る第2の開口部が形成されている。これらの開口部はど
ちらも、別個の漏れ防止ドアにより選択的に閉鎖され
る。運転中、濾過装置のフィルターモジュールの一方を
それと結び付いたドアにより密閉し、他方のフィルター
モジュールのドアは開けておき、空気連行される、過剰
スプレー粉体材料を、スプレーブースの内部から、開い
たフィルターモジュールを通して、ファンモジュールに
より吸引し、収集することができる。所望により異なっ
た色の粉体材料をスプレーする場合、使用していたフィ
ルターモジュールのドアを密閉し、別のフィルターモジ
ュールのドアを開くことにより、濾過装置を再配置す
る、あるいは新しい濾過装置と交換する必要なしに、収
集すべき異なった色の塗装材料を第2のフィルターモジ
ュールの中に収集することができる。
【0015】本発明のこの実施態様の重要な利点は、顧
客が在庫しなければならないフィルターモジュールの総
数を低減できることである。1基の濾過装置が2基の別
個のフィルターモジュールを含み、これらのモジュール
を、それぞれのモジュールと結び付いているドアを単に
開閉するだけで2種類の異なった色の塗装材料を順次収
容するために使用することができる。さらに、両フィル
ターモジュールとも単一のファンモジュールに接続され
ているので、さらにコストが低減され、粉体スプレーブ
ース周囲の空間を節約することができる。
【0016】
【実施例】本発明の好ましい実施態様の構成、操作およ
び利点を、以下に、添付図面を参照しながらさらに説明
する。最初に図1および2に示す実施例を参照するに、
下降気流式の粉体スプレーブース10は、フレーム14
上に支持された長方形のブースハウジング12を含む。
ブースハウジング12は、頂壁16、それに沿って部分
的に延びる底壁18、対向する側壁20および22、入
口端部24ならびに出口端部26を含む。底壁18は、
フレーム14により支持されたファンモジュール28の
上に延びており、その他の所では、ブースハウジング1
2の底部は、ブース内部30に開いている。以下に詳細
に説明する様に、フィルターモジュール32および34
は、ファンモジュール28の両側で所定の位置に移動す
ることができ、ブース内部30と連通し、好ましくは一
般的にブース側壁20の開口部36および38の下にそ
れぞれ位置する。これらの開口部36,38はそれぞれ
1個以上のスプレーガン40を受け入れ、これらのガン
が、静電気的に帯電した粉体コーティング材料を、コン
ベヤ装置(図には示していない)により支持されたブラ
ケット44上でブースハウジング12を通って搬送され
る製品42の上に塗布する。
【0017】フィルターモジュール32および34の各
々は、好ましくは、本発明の譲受人が所有する米国特許
第4723505号(Wilson外)であって、引用によっ
て本明細書の一部をなすものに開示されている型のモジ
ュールである。フィルターモジュール32,34の構造
の詳細な説明は米国特許第4723505号に開示され
ているので、ここでは繰り返さない。しかし本明細書に
おける説明として簡単に説明すると、フィルターモジュ
ール32,34はそれぞれ、対向する端壁50,52、
対向する側部54,56、およびそれらの底にホッパー
58を有している。キャスター62を有する脚部60が
コレクターハウジング48の四隅に取り付けられている
ので、フィルターモジュール32,34はブースハウジ
ング12に対して所定の位置に車輪の回転により移動す
ることができる。上記の様に、フィルターモジュール3
2,34は、ファンモジュール28の両側で、好ましく
はブースの側壁20の開口部36,38から突き出す1
個以上のスプレーガンの真下に位置する。
【0018】米国特許第4723505号に記載されて
いる様に、各フィルターモジュール32,34のコレク
ターハウジング48は、ホッパー58の垂直上方に位置
し、複数の水平に配向するカートリッジフィルター64
を有する。各フィルターモジュール32,34のコレク
ターハウジング48の端壁50に、複数の、間隔を置い
て配置された開口部68が形成されており、それらの開
口部に、以下に説明するカートリッジフィルター64が
取り付けられている。
【0019】図1および2に関して、ファンモジュール
28は、対向する端部72,74、対向する側壁76,
78、頂壁79および底壁80により形成された共通ダ
クト70を含む。好ましくは、共通ダクト70の端部7
2はフィルターモジュール32の端壁50と係合可能で
あり、共通ダクト70の端部74はフィルターモジュー
ル34の端壁50と係合可能である。フィルターモジュ
ール32,34は、図1および2に図式的に示す掛け金
装置75の様な好適な手段により、ファンモジュール2
8に対して所定の位置に固定される。好ましくは、共通
ダクト70の端部72,74と各フィルターモジュール
32,34の端壁50との間にガスケット(図には示し
ていない)を配置し、その間を密閉する。所定の位置に
配置された時、共通ダクト70の端部72,74は、フ
ィルターモジュール32,34の端壁50に間隔を置い
て配置されている開口部68を包囲するので、各フィル
ターモジュール32,34の内部は共通ダクト70の内
部と連通する。さらに、複数の逆方向を向いた空気ジェ
ット83が共通ダクト70中の、底壁80の上に取り付
けられている。各空気ジェット83は、バルブ85とノ
ズル86とで形成されており、このノズルは、フィルタ
ーモジュールの端壁50に間隔を置いて配置されている
開口部68の一つと整列して配置されている。
【0020】共通ダクト70の底壁80には、シャフト
88により駆動される放射状フィンを有する放射状ファ
ン84が取り付けてある。シャフト88は、ベルト90
によりモーター94の出力シャフト92に駆動できる様
に接続されている。放射状ファン84およびモーター9
4は、ファンモジュール28中に形成された清浄空気室
96の中に収容されており、ファンモジュールはさら
に、大気と連通する複数の最終フィルター98を有する
(図1参照)。清浄空気室96には、ドア99を経由し
て到達できる。以下に、より詳細に説明する様に、放射
状ファン84は、共通ダクト70中に吸入力、つまり負
の圧力を生じる様に作動し、この負圧により、空気連行
された過剰スプレー粉体が、ブース内部30からフィル
ターモジュール32,34の中に吸引される。
【0021】運転中、製品42はブース内部30を搬送
され、ブース開口部36および38に位置するスプレー
ガン40を通過する。粉体材料はスプレーガン40によ
り静電気的に帯電し、接地電位に保持された製品32の
上に堆積する。ファンモジュール28の放射状ファン8
4が共通ダクト70の中に負圧を生成し、この負圧は、
フィルターモジュールの端壁50の開口部68を介して
共通ダクト70に接続されているフィルターモジュール
32,34内の各カートリッジフィルター64を通る吸
入力を生成する。これによってブース内部30に下に向
かう空気流が生じ、過剰スプレー粉体材料は、その空気
流に連行される。粉体材料を運ぶ空気は、カートリッジ
フィルター64の中を通過し、その時過剰スプレー粉体
材料が収集され、空気はさらに共通ダクト70を通り、
ファンモジュール28の清浄空気室96の中に送られ
る。その空気流中に含まれる残留粉体は清浄空気室96
中の最終フィルター98により濾過され、「清浄な」、
すなわち濾過された空気が大気中に放出される。時々、
空気ジェット83に逆の、パルス状空気流を起こす様に
ファン84を作動させ、それによって濾過された粉体材
料をカートリッジフィルター64から離脱させ、残りの
過剰スプレー粉体材料と共に、フィルターモジュール3
2,34のホッパー58中に集める。
【0022】粉体スプレーブース10の重要な利点の一
つは、2基のフィルターモジュール32および34がフ
ァンモジュール28の両側にあり、ファンモジュール2
8およびブース内部30に対して所定の位置に、および
その所定の位置から、迅速に、効率的に移動できること
である。これは、粉体材料をある色から別の色に切り替
える際に、ブース内部30の旧い色の粉体材料を拭きと
っている間に、フィルターモジュール32,34を迅速
に取り外し、清浄なフィルターモジュールに置き換える
ことができ、色の切り替え作業に要する時間を大幅に短
縮できるので有利である。その上に、各フィルターモジ
ュール32,34は、好ましくはブースハウジング12
内の粉体スプレーガン40を取り付ける開口部36,3
8の一方の真下に配置され、過剰スプレー粉体材料はそ
れぞれの、または一群のスプレーガン40の真下にある
フィルターモジュール32または34の中に実質的に直
接降下し、吸引されるので、過剰スプレー粉体材料の収
集がより効率的に達成される。さらに、2基のフィルタ
ーモジュール32,34があるので、ブース内部30に
より均一に分布した下向きの空気流が得られる。これに
よって「移動効率」、すなわち粉体材料が製品42上に
塗布される効率が高くなる。
【0023】図1および2の実施例と異なる実施例を図
3に示すが、ここでは一対の粉体スプレーブース10A
および10Bが並列しており、その間に共通のファンモ
ジュール28が延在している。ファンモジュール28
は、ブース10Aのフィルターモジュール32Aと、ブ
ース10Bと結び付いている第2のフィルターモジュー
ル34Bとに接続されている。ファンモジュール28お
よびフィルターモジュール32A,34Bは、図1およ
び2の実施例に関して上に説明したファンモジュール2
8およびフィルターモジュール32,34とそれぞれ同
一であり、共通の構造を示すために同じ参照符号を使用
し、文字AまたはBを付けてある。所望により、第2の
ファンモジュール28および関連するフィルターモジュ
ール32A,32B(図には示していない)を、粉体ス
プレーブース10Aおよび10Bのそれぞれに沿って、
一般的にブース10のフィルターモジュール32および
34と同じ位置に配置することができる。
【0024】図3の全体的な原理は図1および2の原理
と同じである。単一のファンモジュール28を2基のフ
ィルターモジュール32Aおよび34Bと共に使用する
ことにより、小型で多様性があり、過剰スプレー粉体材
料を効率的に収集する構造が得られる。図3の実施例に
より得られるもう一つの利点は、実質的に何時でも所望
により、フィルターモジュール32Aおよび34Bを車
輪で移動させ、それぞれのスプレーブース10Aおよび
10Bと係脱させ、互いに独立して共通のファンモジュ
ール28に接続できることである。これによって、2つ
のブース10Aおよび10B中の製品に異なった色を塗
布することができ、どちらのブースでも独立して色の切
り替え作業を行うことができる。
【0025】側方気流ブース 図4および5を参照するに、共に本発明の譲受人所有の
米国特許第4378728号(Berkmann)および第44
98913号(Tank外)であって、これらの開示全体が
引用によって本明細書の一部をなすものに記載されてい
る側方気流粉体スプレーブース108が示されている。
この側方気流粉体スプレーブースの全体的な構造自体は
本発明の一部を構成するものではなく、したがって、側
方気流粉体スプレーブース108については、ここで
は、極簡単に説明する。一般的に、側方気流ブース10
8は、端壁110(その一つを図に示す)、および垂直
に延びる脚部114により支持された頂部境界壁112
を含む。境界壁112の上部には、端壁110を通り、
ブースの長さに沿って縦に延びるスロット116が形成
されている。スロット116は下方に延び、対向する端
壁中の開口部118と接続している。製品120は、コ
ンベヤ(図には示していない)に支持されたブラケット
122によりブース108を通って搬送される。粉体材
料は、ブース108の1個以上の開口部128を通って
延在する1個以上のスプレーガン126により製品上に
塗布される。通常、粉体材料は、米国特許第43787
28号に詳細に記載されている様に、粉体供給ホッパー
132に接続された管路130を経由してスプレーガン
に供給される。
【0026】ブース108の内部から過剰スプレー粉体
材料を回収するために、ブース108は、スプレーガン
126と反対側に粉体回収装置134を備えている。こ
の粉体回収装置134は、米国特許第4498913号
に記載されている装置と類似している。この装置は、フ
ァンすなわち送風装置136および可動のフィルター装
置138を含む。送風装置136は、垂直支持体140
によりブース108のすぐ隣の位置に取り付けてある。
送風装置136は板金製のハウジング141を含み、そ
の上方ハウジング部分142中に送風機(図には示して
いない)があり、ハウジング141の側部に図式的に示
す一連の最終フィルター144がある。好ましくは、ハ
ウジング141は、水平面に対して約30度の角度で傾
斜した面内にある下方縁部146を有する。
【0027】図5に関して、フィルター装置138に
は、それぞれローラー149を有する垂直脚部147に
よりそれぞれの角部で支持されたキャビネット146が
形成されている。キャビネット146は、複数の開口部
150が形成された水平な頂壁148、一対の対向する
端壁152,154、後壁156、前壁158ならびに
一対の粉体収集室162および164を形成する底壁1
60を含む。好ましくは、端壁152および154は、
前壁158から垂直方向でより高い後壁156に向かっ
て、水平面に対して約30度の角度で上方にテーパーが
付いており、それにより、送風装置136の傾斜したハ
ウジング141と接合可能な、フィルター装置138の
上縁部を形成する。この、フィルター装置138の上縁
部にはガスケット169があり、以下に、より詳細に説
明する様に、ハウジング141と接した時に密閉部を形
成する。
【0028】好ましい実施態様では、フィルター装置1
38は、後壁156と前壁158の間で水平に、底壁1
60と頂壁148の間で垂直に延在する仕切り170に
より2個の別個のフィルターモジュール166および1
68に分割されている。キャビネット146の前壁15
8は、フィルターモジュール166の内部への開口部1
72および第2のフィルターモジュール168の内部へ
の第2の開口部174を有する。フィルターモジュール
166,168は、キャビネット146の水平な頂壁1
48に、そこにある開口部150を通して取り付けられ
た複数の垂直に延在する、好ましくは高さが36インチ
のカートリッジフィルター176を含む。
【0029】この好ましい実施態様では、フィルター装
置138は一対の、それぞれ周辺部にガスケット182
を有する、開口部172および174に対して開いた位
置と閉じた位置の間で移動し得るドア178および18
0を備えている。閉じた位置にある時、各ドア178,
180と結び付いたガスケット182はキャビネット1
46の前壁158に沿って密閉部を形成し、フィルター
モジュールすなわちフィルター区域166および168
の内部をブース108の内部から密封する。ドア178
および180は、図5に示す掛け金181、または好適
な閉鎖手段により閉じた位置に保持される。
【0030】図4および5に示す側方気流ブースの運転
は次の様に行う。最初に、キャビネット146の傾斜し
た上縁部に沿って配置されたガスケット169が、送風
装置136の、対応して傾斜したハウジング141に接
してこれを密封する様に、フィルター装置138をその
ローラー149で送風装置136の真下の位置に移動さ
せる。装置136および138は、米国特許第4498
913号に記載されているフックおよびラグ機構(図に
は示していない)により一つに固定される。フィルター
装置138が送風装置136の真下の所定の位置に来る
と、そのキャビネット146の頂壁148中の開口部1
50が、送風装置136の上方部分に含まれる送風機と
連通するので、フィルター装置138内のカートリッジ
フィルター176を通して吸引力が起こる。この吸引
力、つまり負圧により、米国特許第4378728号お
よび第4498913号に詳細に説明されている様に、
ブース108のスプレーガン126と反対側の側方に向
かう空気流が形成され、その中に、製品120に付着し
ない過剰スプレー粉体材料が取り込まれる。
【0031】このフィルター装置138の構造には多く
の利点がある。フィルター装置138は2つの別個のフ
ィルターモジュール166および168に分割されてい
るので、単一のフィルター装置138が、送風装置13
6およびスプレーブース108に対するその位置を変え
ずに、2種類の異なった色の粉体材料に使用できる。一
つの色の粉体材料を塗布する時、ドア178,180の
一方を閉じ、キャビネット146中のそれぞれの開口部
172,174を密閉し、フィルターモジュール16
6,168の一方をブース108の内部から密閉する。
これによって、ブース108の内部に対して開いている
フィルターモジュール166または168がその様な一
つの色の過剰スプレー粉体材料のすべてを収集する。別
の色の粉体材料に切り替える場合、それぞれのドア17
8,180を開き、および閉じることにより、未使用の
フィルターモジュール166または168をブース10
8の内部に対して開き、他方を閉じる。その結果、色の
切り替えの度に別のフィルター装置138を使用する必
要がなく、したがって、ブース108と共に使用するた
めに在庫しなければならないフィルター装置138の総
数を半分に減らすことができる。フィルターモジュール
166または168のうちの一方のフィルターモジュー
ルを、ブース108内で塗布されるべき主要色に使用
し、他方のフィルターモジュール166,168を、極
稀にした塗布されず、廃品として廃棄される色に使用す
ることも可能である。あるいは、フィルターモジュール
166,168の両方を主要色に使用し、それらの中で
収集された過剰スプレー粉体材料を循環させる、および
/または再使用するために保存しておくことができる。
いずれの場合も、フィルターモジュール166,168
の両方とも、送風装置136内の単一の送風機により供
給されるので、装置のコストが低下し、ブース108の
運転全体に多様性と融通性が加わる。
【0032】本発明を好ましい実施例により説明した
が、無論当業者なら、本発明の範囲から逸脱することな
く、様々な変形を行い、その部品を同等品で置き換える
ことができる。さらに、具体的な状況または材料を受け
入れるために、本発明の本質的な範囲から逸脱すること
なく、多くの修正を加えることもできる。
【0033】例えば、図1〜3に示す粉体スプレーブー
ス10を単一の色で使用し、色の切換が必要な時にフィ
ルターモジュール32および34を異なったモジュール
と交換するのが最も一般的である。しかし、ブース内部
30のフィルターモジュール32および34の間に「デ
ッドゾーン」、つまり移行区域を設け、フィルターモジ
ュール32または34により収集される粉体を相互に汚
染させずに、ブース10の両端で異なった色の材料を塗
布できる様にすることもできる。
【0034】さらに、図4および5に関連して、仕切1
70はフィルター装置138のキャビネット146を等
容積のフィルターモジュール166および168に分割
するものとして図示してあるが、フィルターモジュール
166および168の容積が等しくならない様に、仕切
170をキャビネット146内部の別の位置に置くこと
もできる。例えば、具体的な用途の必要条件およびブー
ス108内のスプレー条件に応じて、フィルターモジュ
ール166または168の一方がキャビネット146の
総容積の2/3を占め、他方が1/3を占めることもで
きる。
【0035】したがって、本発明は、本発明を実施する
最良の形態として記載した特定の実施例に制限されるも
のではなく、本発明は、特許請求の範囲内に入る実施態
様のすべてを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の下降気流式粉体スプレーブースの一実
施例の斜視図である。
【図2】図1に示す粉体スプレーブースの側面図であ
る。
【図3】並立した2基のブースのそれぞれのフィルター
モジュールと共に単一のファンモジュールが使用されて
いる、本発明の別の実施例の端面図である。
【図4】本発明の原理により構成された側方気流式粉体
スプレーブースの斜視図である。
【図5】図4の粉体スプレーブースと結び付けられるフ
ィルター装置の側面図である。
【符号の発明】
10 粉体スペレーブース 12 ブースハウジング 28 ファンモジュール 30 ブース内部 32,34 フィルターモジュール 40 スプレーガン 42 製品 58 ホッパー 64 カートリッジフィルター 68 開口部 70 共通ダクト 83 空気ジェット 84 放射状ファン 98 最終フィルター 108 側方気流粉体スプレーブース 136 送風装置 138 フィルター装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティモシィ ジー. チャンバーズ アメリカ合衆国.60543 イリノイズ,オ ズウェゴ,クレストヴュー ドライヴ 63

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1基の粉体スプレーブースの
    内部から、過剰スプレーされた粉体塗装材料を収集する
    装置において、 各々が複数のカートリッジフィルターを含む第1フィル
    ターモジュールおよび第2フィルターモジュールであっ
    て、少なくとも1基の粉体スプレーブースの内部と連通
    する位置に、およびその連通位置から外に移動可能であ
    るものと、 前記第1および第2フィルターモジュールに接続され得
    る、前記過剰スプレーされた粉体塗装材料を収集するた
    めの送風機手段であって、空気連行される過剰スプレー
    された粉体材料を、少なくとも1基の粉体スプレーブー
    スの内部から、前記第1および第2フィルターモジュー
    ルの少なくとも一方に吸引するものと、を具備すること
    を特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2フィルターモジュー
    ルが、頂壁、底壁、対向する側壁、前壁および後壁を有
    する単一のハウジング内に収容されており、前記第1お
    よび第2フィルターモジュールが、前記前壁と後壁との
    間および前記頂壁と底壁との間に延在する分割板により
    分離されている請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記送風機手段が、傾斜した表面を有す
    るハウジングを含んでおり、その傾斜した表面が、前記
    第1および第2フィルターモジュールを含む前記単一の
    ハウジングに形成された、対応して傾斜した表面と接合
    可能である請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングの前記前壁に、前記第1
    フィルターモジュール内へ通じる第1開口部および前記
    第2フィルターモジュール内へ通じる第2開口部が形成
    されており、前記第1および第2開口部の各々が粉体ス
    プレーブースの内部に対して独立して密閉できる請求項
    2の装置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングの前記前壁が、前記第1
    開口部に対して開いた位置と、密封された、閉じた位置
    との間で移動可能な第1ドアと、前記第2開口部に対し
    て開いた位置と、密封された、閉じた位置との間で移動
    可能な第2ドアとを有する請求項4の装置。
  6. 【請求項6】 前記第1フィルターモジュールおよび前
    記第2フィルターモジュールが、単一の粉体スプレーブ
    ースの内部と連通する位置に、およびその連通位置から
    外に、各々独立して移動可能な別個のユニットであり、
    前記送風機手段が、前記第1および第2フィルターモジ
    ュールの各々に接続可能なファンモジュールであって、
    それらの中を空気連行される過剰スプレーされた粉体材
    料を同時に吸引するものを備えている請求項1の装置。
  7. 【請求項7】 前記第1フィルターモジュールおよび前
    記第2フィルターモジュールが各々独立したユニットで
    あり、前記第1フィルターモジュールが、第1粉体スプ
    レーブースの内部と連通する位置に、およびその連通位
    置から外に移動可能であり、前記第2フィルターモジュ
    ールが、第2粉体スプレーブースの内部と連通する位置
    に、およびその連通位置から外に移動可能であり、前記
    送風機手段が、前記第1および第2フィルターモジュー
    ルの各々に接続可能なファンモジュールであって、それ
    らの中を空気連行される過剰スプレーされた粉体材料を
    同時に吸引するものを備えている請求項1の装置。
  8. 【請求項8】 前記送風機手段が、粉体スプレーブース
    に固設されるべく構成されているファンモジュールであ
    り、前記ファンモジュールが、前記第1および第2フィ
    ルターモジュールの各々に接続可能な共通ダクトと、前
    記共通ダクトに接続された送風機とを含む請求項1の装
    置。
  9. 【請求項9】 過剰スプレーされた粉体塗装材料を収集
    する方法であって、 各々が複数のカートリッジフィルターを含む第1フィル
    ターモジュールおよび第2二フィルターモジュールを、
    少なくとも1基の粉体スプレーブースの内部と連通する
    位置に、およびその連通位置から外に移動させる工程
    と、 前記第1および第2フィルターモジュールを共通の送風
    機手段に接続する工程と、 前記送風機手段を作動させ、前記少なくとも1基の粉体
    スプレーブースの内部から前記第1および第2フィルタ
    ーモジュールの各々の中に、空気連行される過剰スプレ
    ーされた粉体塗装材料を吸引する工程と、を具備する方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2フィルターモジュ
    ールを移動させる工程が、仕切りにより分割された第1
    および第2フィルターモジュールを含む単一のキャビネ
    ットを、少なくとも1基の粉体スプレーブースの内部と
    連通する位置に移動させる工程を備える請求項9の方
    法。
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