JPH062456A - 電子ロック装置 - Google Patents

電子ロック装置

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JPH062456A
JPH062456A JP18575892A JP18575892A JPH062456A JP H062456 A JPH062456 A JP H062456A JP 18575892 A JP18575892 A JP 18575892A JP 18575892 A JP18575892 A JP 18575892A JP H062456 A JPH062456 A JP H062456A
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JP
Japan
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power
electronic lock
unlocking
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key information
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Pending
Application number
JP18575892A
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English (en)
Inventor
Toru Toida
徹 戸井田
Toshiyasu Muta
敏保 牟田
Tatsujiro Kawakita
達次郎 川北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 きょう体内の電子ロック部の動作電力と開錠
情報を無接触結合により送出し、停電中でも開錠できる
ようにするとともに、鍵穴の見えない電子ロック装置を
提供する。 【構成】 外部に電池11、発振器12、制御部13、
送受信部14及び結合部41とにより形成される携帯開
錠装置1と本体2内に結合部42、電源部32、ロック
機構33、送受信部34並びに制御部31とにより形成
される電子ロック部を設け、無接触結合により開錠可能
な電子ロック装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、きょう体外部から非接
触結合により、きょう体内部の電子ロック部へ必要なす
べての電力を供給し、同時にあらかじめ定められた鍵情
報を送信することによりきょう体扉が開かれる電子ロッ
クシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金庫,自動販売機や公衆電話機き
ょう体の扉のロック装置(錠)は、金属板等を加工した
鍵によって開錠するよう構成されていたが、鍵を紛失す
ると錠を取り替えなければならず、また、鍵穴からマッ
チ棒等を詰められ、鍵が入らなくなり開錠できなくなる
ことがあった。さらに、きょう体上の鍵穴の位置が一見
してわかるため、ドリル等で鍵穴に大きな穴を明けて、
そこから錠を破壊し、扉を開けることが可能であった。
【0003】また、例えばホテルやコンピュータ室の扉
に設置されていて、キーパッドへ暗証番号を入力するこ
とにより開錠する電子ロック装置があり、暗証番号変更
はロック機構を取り替えることなく、電子ロック装置に
新しい暗証番号を容易に再設定可能であり、必要な場合
には遠隔地から通信回線を介して暗証番号変更も可能で
あるものもあった。しかしながら、これらの電子ロック
装置の暗証番号チェック、あるいはロック開閉機構の駆
動には電源が必要であり、商用電源が停電した場合や、
内蔵電池の電圧が低下した場合には開錠できなくなるお
それがあった。このため、電子ロック装置とは別に鍵で
あけられる錠を設けて、暗証番号入力と別に鍵でも開け
られるような構成とする必要のある場合が多く、セキュ
リティが弱体化するおそれがあった。また、キーパッド
等暗証番号入力部をいたずらにより破壊されるおそれが
あった。
【0004】さらに、本出願人の出願に係る特開昭60
−226980号「金庫室のロック装置」に記載された
発明のように、カードリーダライタを内蔵する端末へカ
ードを挿入することにより、正しいカードの場合のみロ
ック機構を開錠するロック装置もあるが、該発明はカー
ドユニットの動作に必要な商用電源の停電,バックアッ
プ電池の故障,あるいはカード詰まり等によるカードユ
ニットの故障の際にきょう体扉あるいは金庫扉が開けら
れなくなる場合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来技術
の問題点のうち、停電時に開錠できない点、錠が破壊さ
れやすい点等を解決するためにきょう体内の電子ロック
部へ携帯開錠装置よりきょう体外部から非接触結合部を
介して必要な電力を供給すると共に、あらかじめ定めら
れた鍵情報を送信し、電子ロック部は受電電力により動
作を開始し、鍵情報の照合、照合一致の場合のロック機
構駆動・開錠を行うもので、停電中でも動作可能で、か
つ、鍵穴などのない電子ロック装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、きょう体外部
にあって、電池等による電源を持つ携帯開錠装置の非接
触結合による結合部を、きょう体のあらかじめ定められ
た位置に設けた非接触結合による結合部に近接させ、き
ょう体内部の電子ロック部へ必要な電力を供給すると共
に、あらかじめ定められた鍵情報を送出する。
【0007】きょう体内部の電子ロック部では受電した
電力により該電子ロック部を動作させて鍵情報の検証を
行い、正しい場合にはロック機構を駆動して開錠し、扉
を開けることが可能な状態とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、きょう体内部の電子ロック部
で必要とする電力を、外部の携帯開錠装置から供給する
とともに、鍵情報も送信するようにしたので、停電時で
も電子ロック部を駆動し開錠することができる。
【0009】また、電力供給と鍵情報送受信は非接触結
合により行われるので、きょう体に鍵穴などがなく、破
壊されにくく、かつきょう体外部からはどこにロック機
構や結合部があるかわからないようにできる。
【0010】
【実施例】
〔実施例1〕図1は本発明の一実施例の構成説明図で、
本発明の電子ロック装置を公衆電話機の金庫収納部きょ
う体に組込んだ例を示している。
【0011】同図において、1は外部から電子ロックを
開閉する携帯開錠装置、2は内部に電子ロック装置を設
けた公衆電話機のきょう体本体、3は電子ロック部、4
は携帯開錠装置1と前記きょう体本体2との間をメタリ
ックには非接触で結合する非接触結合部である。
【0012】11は電池で、安定した直流電流が供給可
能な例えば、Ni−Cd電池や鉛蓄電池等の二次電池や
マンガン乾電池等の一次電池が使用できる。12は発振
器で、該発振器の出力は前記非接触結合部4を介して本
体2側の電子ロック部3へ送電される。
【0013】13は制御部で、該制御部はマイクロプロ
セッサーやメモリ等から構成され、前記電子ロック部3
の開錠に必要な情報、不揮発性メモリに記録されている
情報等のアクセスを行う。
【0014】非接触結合部4は携帯開錠装置1を、公衆
電話機のきょう体本体2の一部に外見上は識別できない
非磁性材料からなる隔壁23に密接したときに形成され
作用する。
【0015】非接触結合部4は携帯開錠装置1に設けた
結合部41と前記電子ロック部3に設けた結合部42と
により構成され、電力および信号の送受信を行う。
【0016】前記、非接触結合部4を実現する方法の一
例は、電磁誘導方式によるもので、この方式の場合、結
合部41,42は、各々1つのポット形のフェライトコ
アに電力の送電および信号の送受信用の複数のコイルを
巻付け、各コイルに各周波数用のフィルタを接続したも
のであって、電力送電用の周波数として、数百kHz、
信号の搬送用周波数として数MHzを使用し、数百mW
の電力と安定した信号の同時送受信ができる。
【0017】電子ロック部3の制御部31はマイクロプ
ロセッサーやメモリ等により構成され、制御部13に記
憶された開錠に必要な情報に対応する、あらかじめ定め
た所定の鍵情報を記憶しておく。
【0018】電源32は電池11の直流電力を交流電力
に変換して非接触結合部4を介して受電し、安定化し、
制御部31、送受信部34とロック機構33へ供給する
ものである。
【0019】前記ロック機構33は制御部31の信号に
より扉22を開閉するソレノイド、ばね、ヒンジ等から
構成され、電気信号により開錠されるが、扉22を閉じ
ると機械的に施錠されるものである。
【0020】次に本装置全体の操作および動作を説明す
る。
【0021】まず、携帯開錠装置1のパワースイッチ
(図示せず)をオンにし、立ち上げる。次に、携帯開錠
装置1の結合部41を、きょう体本体2の所定の位置に
設置してある隔壁23に近接させる。以後この状態を保
持するかぎり、電池11から非接触結合部4を介して電
力が供給され、整流、平滑、安定回路から構成される電
源部32から電子ロック部3の各部に電力の供給が持続
される。制御部31が立ち上がると電子ロック部3は携
帯開錠装置1からの鍵情報受信可能状態となり、このと
き鍵情報の送信要求信号を送受信部34と結合部42を
介して送信する。次に携帯開錠装置1の制御部13は前
記送信要求信号を受信すると、開錠に必要な情報を送受
信部14を介して結合部41に出力する。この情報は電
子ロック部3の送受信部34で受信され制御部31で解
析される。制御部31ではあらかじめ記憶された所定の
鍵情報と受信した鍵情報を検証し、検証の結果が正しい
場合にロック機構33に開錠の信号を出力する。ロック
機構33は開錠の信号を受信すると、扉22の錠をあけ
る。送受信部34とロック機構33は機械的連結はない
ので、該ロック機構33はきょう体本体2内の任意の場
所に設置することができる。
【0022】なお、制御部13および31に記憶させる
鍵の情報はROM等に固定することも、書込み可能メモ
リに記憶させることにより既知の書込み法を利用し内容
を変更することも可能である。
【0023】〔実施例2〕図1のきょう体本体2の中に
結合部42の外に第2の結合部を設けあらかじめ決めら
れた順序で携帯開錠装置1の結合部41を前記第1およ
び第2の結合部に接近させ、2種の鍵情報を送信するこ
とによりはじめて、開錠できるようにする。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
電子ロック装置によれば、公衆電話機本体内に設けた電
子ロック部に、外部から電力を供給したときだけ該電子
ロック部が動作するようにしたので、停電時でも開錠可
能であるという顕著な効果がある。また、電力供給、鍵
情報を入力する非接触結合部が外部から判別しにくく形
成することによってロック部を破壊されるおそれがな
く、部外者によって不正操作されないので、極めて信頼
性の高い電子ロック装置を提供できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成説明図である。
【符号の説明】
1 携帯開錠装置 2 きょう体本体 3 電子ロック部 4 非接触結合部 11 電池 12 発振器 13 制御部 14 送受信部 21 金庫 22 扉 23 結合部隔壁 31 制御部 32 電源部 33 ロック機構 34 送受信部 41,42 結合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施錠可能な扉を有するきょう体内に付設
    され、施錠された前記扉を外部から電気的に駆動して開
    錠する電子ロック装置において、 直流電力を供給する電池と、該電池から供給される直流
    電力を交流電力に変換出力する発振器と、開錠情報並び
    に制御情報をアクセスする制御部と、前記情報の送受信
    を行う送受信部と、該情報並びに前記発振器の出力を無
    接触で伝送する結合手段とにより形成される携帯開錠装
    置と、前記きょう体の一部に形成された隔壁と該隔壁に
    接して、前記携帯開錠装置の結合手段に対向するように
    設けた結合手段と、該結合手段を介して受電する前記交
    流電力を直流電力に変換出力する電源部と、前記結合手
    段を介して前記情報の送受信を行う送受信部と該情報の
    アクセスを行う制御部と、開錠を行うロック機構とから
    形成される電子ロック部とからなる電子ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記きょう体内に、複数の前記結合手段
    を設けてなる請求項1記載の電子ロック装置。
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