JPH06244800A - 光送信器 - Google Patents
光送信器Info
- Publication number
- JPH06244800A JPH06244800A JP5025401A JP2540193A JPH06244800A JP H06244800 A JPH06244800 A JP H06244800A JP 5025401 A JP5025401 A JP 5025401A JP 2540193 A JP2540193 A JP 2540193A JP H06244800 A JPH06244800 A JP H06244800A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- current
- laser diode
- bias
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electronic Switches (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バースト信号に対して、光波形歪がなく、応
答遅れなしにレーザダイオードを安定して駆動する。 【構成】 変調回路９に入力された二値の信号によりレ
ーザダイオード１に変調電流を供給し、レーザダイオー
ド１の背面光をフォトダイオード２でモニタし、モニタ
電流を電流・電圧変換回路３で電圧に変換し、光波形
の”ｌｏｗ”レベルの検出をピーク値検出回路４で行
い、基準電圧源５の電圧との差を比較増幅器６で比較す
る。比較した差分をバイアス制御回路７に伝え、さらに
バイアス回路８によりバイアス電流をレーザダイオード
１に供給し、常に基準電圧源５とピーク値検出回路４で
検出した電圧が一定になるように制御する。
答遅れなしにレーザダイオードを安定して駆動する。 【構成】 変調回路９に入力された二値の信号によりレ
ーザダイオード１に変調電流を供給し、レーザダイオー
ド１の背面光をフォトダイオード２でモニタし、モニタ
電流を電流・電圧変換回路３で電圧に変換し、光波形
の”ｌｏｗ”レベルの検出をピーク値検出回路４で行
い、基準電圧源５の電圧との差を比較増幅器６で比較す
る。比較した差分をバイアス制御回路７に伝え、さらに
バイアス回路８によりバイアス電流をレーザダイオード
１に供給し、常に基準電圧源５とピーク値検出回路４で
検出した電圧が一定になるように制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザダイオードを
用いた光送信器に関するものである。
用いた光送信器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は、例えば特公平２−４４４２０号
公報に示された従来の光送信器を示すブロック図であ
り、図において、１はレーザダイオード、２は、フォト
ダイオード、１２は電流増幅器、１３は変調電流をレー
ザダイオード１に供給する変調器、１４は第１の基準電
流源、１５は第２の基準電流源、１６はバイアス用電圧
源、１７は信号の平均値を検出する平均値検出回路、１
８はスイッチ回路、１９は入力端子である。
公報に示された従来の光送信器を示すブロック図であ
り、図において、１はレーザダイオード、２は、フォト
ダイオード、１２は電流増幅器、１３は変調電流をレー
ザダイオード１に供給する変調器、１４は第１の基準電
流源、１５は第２の基準電流源、１６はバイアス用電圧
源、１７は信号の平均値を検出する平均値検出回路、１
８はスイッチ回路、１９は入力端子である。
【０００３】次に動作について説明する。レーザダイオ
ード１を変調する為の二値の入力信号は、入力端子１９
から変調器１３に加えられ二値の入力信号の”Ｈｉｇ
ｈ”，”Ｌｏｗ”によりレーザダイオード１に変調電流
を供給する。レーザダイオード１は、変調電流により躯
動され発光する。発光された光のうち、背面光はフォト
ダイオード２によりモニタされ、発光波形に応じたモニ
タ電流をフォトダイオード２のアノードからカソード方
向に流す。このモニタ電流は、平均値検出回路１７によ
り平滑される。
ード１を変調する為の二値の入力信号は、入力端子１９
から変調器１３に加えられ二値の入力信号の”Ｈｉｇ
ｈ”，”Ｌｏｗ”によりレーザダイオード１に変調電流
を供給する。レーザダイオード１は、変調電流により躯
動され発光する。発光された光のうち、背面光はフォト
ダイオード２によりモニタされ、発光波形に応じたモニ
タ電流をフォトダイオード２のアノードからカソード方
向に流す。このモニタ電流は、平均値検出回路１７によ
り平滑される。
【０００４】次に、第１の基準電流源１４及び第２の基
準電流源１５により供給されるプリバイアス電流の和
と、フォトダイオード２のモニタ電流の差分が、電流増
幅器１２に供給され、レーザダイオード１にバイアス電
流として供給される。ここで、レーザダイオード１の光
出力電力が、何らかの原因で変化したとすると、その変
化分はフォトダイオード２のモニタ電流の変化として現
れるので、その変化分を電流増幅器１２の入力から減じ
ることで、レーザダイオード１の光出力電力を一定にす
ることができる。
準電流源１５により供給されるプリバイアス電流の和
と、フォトダイオード２のモニタ電流の差分が、電流増
幅器１２に供給され、レーザダイオード１にバイアス電
流として供給される。ここで、レーザダイオード１の光
出力電力が、何らかの原因で変化したとすると、その変
化分はフォトダイオード２のモニタ電流の変化として現
れるので、その変化分を電流増幅器１２の入力から減じ
ることで、レーザダイオード１の光出力電力を一定にす
ることができる。
【０００５】またスイッチ回路１８は、入力端子１９か
らの二値の入力信号が”Ｈｉｇｈ”レベルの場合のみ開
くようにすることで、二値の入力信号のマーク率変動に
対する、光出力電力の平均値の変動を少なくし、安定し
た光出力を得るようにしたものである。
らの二値の入力信号が”Ｈｉｇｈ”レベルの場合のみ開
くようにすることで、二値の入力信号のマーク率変動に
対する、光出力電力の平均値の変動を少なくし、安定し
た光出力を得るようにしたものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の光送信器は、以
上のように構成されているので、光出力電力を一定にす
るよう動作するためには、光出力電力のモニタ電流を検
知する必要があるため、入力信号に対する応答遅れがあ
り、バースト信号に対し、応答遅れによる波形歪を生じ
る課題があった。
上のように構成されているので、光出力電力を一定にす
るよう動作するためには、光出力電力のモニタ電流を検
知する必要があるため、入力信号に対する応答遅れがあ
り、バースト信号に対し、応答遅れによる波形歪を生じ
る課題があった。
【０００７】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものでバースト信号に対しても波形歪の
ない安定した光出力を得ることを目的とする。
ためになされたものでバースト信号に対しても波形歪の
ない安定した光出力を得ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光送信器
は、光出力波形のうち、”Ｌｏｗ”レベルのみを一定に
制御するようにしたものである。
は、光出力波形のうち、”Ｌｏｗ”レベルのみを一定に
制御するようにしたものである。
【０００９】さらに、温度変動により変調電流を制御す
るようにしたものである。
るようにしたものである。
【００１０】
【作用】この発明における光送信器は、レーザダイオー
ドの光出力波形”Ｌｏｗ”レベルが一定になるように制
御され、常にレーザダイオードのバイアス電流が流れ、
また入力信号がある場合にはＡＰＣ回路が光出力波形
の”Ｌｏｗ”レベルでのみはたらくため、光波形歪が軽
減され、バースト信号に対しても応答遅れがなく、入力
信号がない場合でも、過大な光出力電力を出さない。
ドの光出力波形”Ｌｏｗ”レベルが一定になるように制
御され、常にレーザダイオードのバイアス電流が流れ、
また入力信号がある場合にはＡＰＣ回路が光出力波形
の”Ｌｏｗ”レベルでのみはたらくため、光波形歪が軽
減され、バースト信号に対しても応答遅れがなく、入力
信号がない場合でも、過大な光出力電力を出さない。
【００１１】また、温度検出回路と変調電流制御回路に
より変調電流を制御するので、温度変動に対しても安定
した光出力が得られる。
より変調電流を制御するので、温度変動に対しても安定
した光出力が得られる。
【００１２】
【実施例】実施例１．以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図１において１はレーザダイオード、
２はレーザダイオード１の背面光をモニタするフォトダ
イオード、３はフォトダイオード２のモニタ電流を電圧
に変換する電流・電圧変換回路、４は電流・電圧変換回
路３の出力電圧波形の”Ｌｏｗ”レベルのピーク値を検
出するピーク値検出回路、５はピーク値検出回路４の出
力電圧と比較するための基準電圧源、６はピーク値検出
回路４と基準電圧源５の電圧の差を比較し増幅する比較
増幅回路、７は比較増幅回路６の出力電圧からバイアス
電流値を与えるバイアス制御回路、８はバイアス制御回
路７からの信号に比例したバイアス電流をレーザダイオ
ード１に供給するバイアス回路、９は二値の入力により
レーザダイオード１に変調電流を供給する変調回路であ
る。
ついて説明する。図１において１はレーザダイオード、
２はレーザダイオード１の背面光をモニタするフォトダ
イオード、３はフォトダイオード２のモニタ電流を電圧
に変換する電流・電圧変換回路、４は電流・電圧変換回
路３の出力電圧波形の”Ｌｏｗ”レベルのピーク値を検
出するピーク値検出回路、５はピーク値検出回路４の出
力電圧と比較するための基準電圧源、６はピーク値検出
回路４と基準電圧源５の電圧の差を比較し増幅する比較
増幅回路、７は比較増幅回路６の出力電圧からバイアス
電流値を与えるバイアス制御回路、８はバイアス制御回
路７からの信号に比例したバイアス電流をレーザダイオ
ード１に供給するバイアス回路、９は二値の入力により
レーザダイオード１に変調電流を供給する変調回路であ
る。
【００１３】上記のように構成された光送信器におい
て、動作開始時または電源投入時、二値の入力信号がな
い場合、レーザダイオード１には電流が流れていないた
め、フォトダイオード２にもモニタ電流が流れず、さら
に電流・電圧変換回路３の出力にも電圧が発生せず、ピ
ーク検出回路４は”Ｌｏｗ”レベルのピーク値を検出す
るため最低電圧を出力する。このピーク検出回路４の出
力電圧と、基準電圧源５との差を、比較増幅回路６によ
り比較及び増幅し、その出力がバイアス制御回路７へ伝
えられ、バイアス制御回路７はバイアス回路８にバイア
ス電流値を伝える。バイアス回路８はレーザダイオード
１にバイアス制御回路７の指示によるバイアス電流を供
給する。
て、動作開始時または電源投入時、二値の入力信号がな
い場合、レーザダイオード１には電流が流れていないた
め、フォトダイオード２にもモニタ電流が流れず、さら
に電流・電圧変換回路３の出力にも電圧が発生せず、ピ
ーク検出回路４は”Ｌｏｗ”レベルのピーク値を検出す
るため最低電圧を出力する。このピーク検出回路４の出
力電圧と、基準電圧源５との差を、比較増幅回路６によ
り比較及び増幅し、その出力がバイアス制御回路７へ伝
えられ、バイアス制御回路７はバイアス回路８にバイア
ス電流値を伝える。バイアス回路８はレーザダイオード
１にバイアス制御回路７の指示によるバイアス電流を供
給する。
【００１４】この一連の動作が繰り返され、基準電圧源
５とピーク検出回路４の出力電圧の差がなくなるように
制御される。
５とピーク検出回路４の出力電圧の差がなくなるように
制御される。
【００１５】ここでレーザダイオード１の光出力電力
が、光送信器の使用温度の最高温度の時のしきい値光出
力電力またはそれ以下になるように、基準電圧源５の値
を設定することで、二値の入力信号がない場合でも常に
しきい値光出力電力またはそれ以下で発光させておくこ
とができる。
が、光送信器の使用温度の最高温度の時のしきい値光出
力電力またはそれ以下になるように、基準電圧源５の値
を設定することで、二値の入力信号がない場合でも常に
しきい値光出力電力またはそれ以下で発光させておくこ
とができる。
【００１６】次にこの状態において、二値の入力信号が
変調回路９に入力された場合、変調回路９は、あらかじ
め設定された変調電流にてレーザダイオード１に変調電
流を供給する。このとき、レーザダイオード１には、し
きい値光出力電力またはそれ以下の光出力電力が得られ
るバイアス電流が供給されているので、レーザダイオー
ド１は、しきい値出力電力またはそれ以下の光出力電力
を”Ｌｏｗ”レベルとして、変換回路９の設定電流に応
じた光出力電力を”Ｈｉｇｈ”レベルとして変調波形を
発光させることができる。
変調回路９に入力された場合、変調回路９は、あらかじ
め設定された変調電流にてレーザダイオード１に変調電
流を供給する。このとき、レーザダイオード１には、し
きい値光出力電力またはそれ以下の光出力電力が得られ
るバイアス電流が供給されているので、レーザダイオー
ド１は、しきい値出力電力またはそれ以下の光出力電力
を”Ｌｏｗ”レベルとして、変換回路９の設定電流に応
じた光出力電力を”Ｈｉｇｈ”レベルとして変調波形を
発光させることができる。
【００１７】実施例２．さらに、図２において１０は温
度検出回路、１１は変調電流制御回路てある。ここで、
レーザダイオード１は、図３に示すような、温度に対す
る特性を有しているので、温度検出回路１０によりレー
ザダイオード１の動作温度を検出し、それを変調電流制
御回路１２に伝えることで、レーザダイオード１の動作
温度変動による変調電流の変動に見合った変調電流を、
変調回路９からレーザダイオード１に供給するように
し、温度変動に対し変動の少ない光出力とすることがで
きる。
度検出回路、１１は変調電流制御回路てある。ここで、
レーザダイオード１は、図３に示すような、温度に対す
る特性を有しているので、温度検出回路１０によりレー
ザダイオード１の動作温度を検出し、それを変調電流制
御回路１２に伝えることで、レーザダイオード１の動作
温度変動による変調電流の変動に見合った変調電流を、
変調回路９からレーザダイオード１に供給するように
し、温度変動に対し変動の少ない光出力とすることがで
きる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入力
信号がない状態において、しきい値光出力電力またはそ
れ以下の光出力電力を、常に出力することと、変調時の
光出力電力に対する制御動作をなくしたため、光波形歪
をなくし、また入力信号に対する応答遅れをなくし、パ
ースト信号に対して光出力変動なしで応答できる効果が
ある。
信号がない状態において、しきい値光出力電力またはそ
れ以下の光出力電力を、常に出力することと、変調時の
光出力電力に対する制御動作をなくしたため、光波形歪
をなくし、また入力信号に対する応答遅れをなくし、パ
ースト信号に対して光出力変動なしで応答できる効果が
ある。
【００１９】さらに、温度検出回路と変調電流制御回路
により、変調電流を温度に合わせて制御するようにした
ので、温度変動に対して光出力電力の”Ｈｉｇｈ”レベ
ルの変動を軽減する効果がある。
により、変調電流を温度に合わせて制御するようにした
ので、温度変動に対して光出力電力の”Ｈｉｇｈ”レベ
ルの変動を軽減する効果がある。
【図１】この発明の実施例１を示すブロック図である。
【図２】この発明の実施例２を示すブロック図である。
【図３】レーザダイオードの温度特性の一例を示す図で
ある。
ある。
【図４】従来の光送信器の構成を示すブロック図であ
る。
る。
１ レーザダイオード ２ フォトダイオード ３ 電流・電圧変換回路 ４ ピーク値検出回路 ５ 基準電圧源 ６ 比較増幅回路 ７ バイアス制御回路 ８ バイアス回路 ９ 変調回路 １０ 温度検出回路 １１ 変調電流制御回路 １２ 電流増幅器 １３ 変調器 １４ 第１の基準電流源 １５ 第２の基準電流源 １６ バイアス用電圧源 １７ 平均値検出回路 １８ スイッチ回路 １９ 入力端子
Claims (2)
- 【請求項１】 レーザダイオードと、このレーザダイオ
ードに変調電流を供給する変調回路と、上記レーザダイ
オードの背面光をモニタするフォトダイオードと、この
フォトダイオードに流れる電流を電圧に変換する電流・
電圧変換回路と、この電流・電圧変換回路の出力電圧の
正のピーク値又は負のピーク値を検出するピーク値検出
回路と、基準電圧源と、上記ピーク値検出回路の出力電
圧と上記基準電圧源の出力電圧とを比較し差分を増幅す
る比較増幅回路と、上記レーザダイオードのバイアス電
流を供給するバイアス回路と、上記比較増幅回路の出力
を受けて、上記バイアス回路にバイアス電流値を与える
バイアス制御回路とを備えたことを特徴とする光送信
器。 - 【請求項２】 レーザダイオードの動作温度を検出する
温度検出回路と、この温度検出回路の出力に応じて変調
回路の設定電流を制御する変調電流制御回路とを具備し
たことを特徴とする請求項１記載の光送信器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5025401A JPH06244800A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 光送信器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5025401A JPH06244800A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 光送信器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06244800A true JPH06244800A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12164888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5025401A Pending JPH06244800A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 光送信器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06244800A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012165177A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | 光送信器の調整方法及び光送信器 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5025401A patent/JPH06244800A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012165177A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | 光送信器の調整方法及び光送信器 |
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