JPH06244706A - 補償形低域フィルタ網を備えた入力バッファ - Google Patents

補償形低域フィルタ網を備えた入力バッファ

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JPH06244706A
JPH06244706A JP5266862A JP26686293A JPH06244706A JP H06244706 A JPH06244706 A JP H06244706A JP 5266862 A JP5266862 A JP 5266862A JP 26686293 A JP26686293 A JP 26686293A JP H06244706 A JPH06244706 A JP H06244706A
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Steven A Hunley
エイ ハンリー スティーヴン
Kevin M Ovens
エム オーヴェンス ケヴィン
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    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
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  • Manipulation Of Pulses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、回復時間を短縮して高濾過
品位が得られるように改良された濾過回路を提供するこ
とにある。 【構成】 本発明による回復時間を大幅に短縮した非反
転高周波フィルタ回路は、入力及び出力を備えたバッフ
ァを有し、前記出力が前記回路の出力を形成しており、
バッファの入力と前記回路の入力との間に接続された第
1可変抵抗器と、バッファの入力と第1電圧源との間に
接続された第2可変抵抗器と、バッファの入力と第2電
圧源との間に接続された可変コンデンサと、バッファの
出力と第2可変抵抗器との間に接続された第1補償回路
とを更に有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子回路に関し、より詳
しくはバッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステム内のコンポーネン
ツの信頼性のある作動は、しばしば、システム内のバス
ラインに存在するノイズによる妨害を受ける。図1は、
一般的なバスライン信号10及び該バスライン信号10
に関連するノイズと、ノイズを生じない第2信号13と
の比較を示すものである。高周波ノイズは、デジタル電
圧閾値を充分にクロスする大きなノイズ増幅が行われる
デジタル回路において意図しないスイッチングを引き起
こすことがある。従来技術による標準的なノイズ除去方
法は、図2に示すような入力バッファ回路22を形成す
るバッファを備えたRC低域フィルタ網を用いている。
入力バッファ回路22は、ノード(節点)Aでコンデン
サ16及びヒステリシスを有するバッファ18の両方に
接続された抵抗器14に接続されている。回路の出力2
0はバッファ18の出力である。この構成では、抵抗器
14及びコンデンサ16が、回路設計技術分野の当業者
により良く知られたRC低域フィルタを形成している。
この回路22は高周波ノイズを効率的に濾過除去するけ
れども、スイッチング速度が制限される。出力20のス
イッチングが制限される理由は、ノードAが、抵抗器1
4及びコンデンサ16により形成されるRC時定数に基
づく速度で充/放電しなければならないからである。ス
イッチング速度が上昇すると、ノードAは、入力12が
「低→高」値から遷移するときに、入力電圧まで完全に
は充電されない。次に入力12が低に切り替わるとき、
ノードAの電圧は予測できない電圧にあり且つ不一致バ
ッファ伝搬遅延が生じる。この場合、「回復時間」は、
ノードAが完全に充電するのに要する時間であると説明
され、図3で容易に理解されよう。図3において、ノー
ドAは、入力が3Vに切り替えられてから17ナノ秒後
に、3Vまで完全には充電されない。30ナノ秒に及ぶ
回復時間は、従来技術の回路では普通のことである。ま
た、ノードAは、入力12が「高→低」値から遷移する
ときに、完全には放電しない。入力12が再び高に切り
替わると、ノードAの電圧は予測できない電圧にあり、
更に不一致バッファ伝搬遅延が生じる。この場合、「回
復時間」は、ノードAが完全に放電するのに要する時間
であると説明される。
【0003】従って、回路のRC時定数を増大させるこ
とにより濾過(フィルタリング)能力を最大にすること
を試みると、回復時間を延長させる必要があり、このた
め更にスイッチング速度が低下する。逆に、回路22の
RC時定数を減少させて回復時間を短縮させると、濾過
能力の低下を招く。従って、従来技術の濾過解決方法
は、濾過品位と拘束スイッチング能力とが二律背反的で
あるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、回復
時間を短縮して高濾過品位が得られるように改良された
濾過回路を提供することにある。本発明の他の目的は、
高速コンピュータでの有効なノイズ濾過を与えることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の低域フィルタを
備えた改良形バッファ回路は、該バッファ回路の入力を
形成し且つクランプ回路に接続された第1可変抵抗器
と、可変コンデンサと、第2可変抵抗器と、第3可変抵
抗器と、バッファとを有している。第1補償回路は、バ
ッファと第2可変抵抗器との間に接続されている。第2
補償回路は、バッファと第3可変抵抗器との間に接続さ
れている。第1及び第2補償回路は、第2及び第3可変
抵抗器を通るフィードバック経路を形成し、該フィード
バック経路は、第1可変抵抗器と、クランプ回路と、可
変コンデンサと、バッファとを接続するノードにおける
電圧を、入力での信号遷移に基づいて「プルアップ」又
は「プルダウン」可能にし、これにより、バッファ回路
の入力にノード電圧をより迅速に印加し、かくして回復
時間を短縮し、且つバッファ回路がノイズの濾過及びス
イッチング周波数の増大を同時に行い得るようにする。
本発明の他の目的及び長所は、添付図面に関連して述べ
る以下の詳細な説明から当業者には明らかになるであろ
う。
【0006】
【実施例】図4は、本発明の好ましい実施例を示す回路
図である。バッファ回路11は、可変抵抗器30に接続
された入力12を有している。可変抵抗器30は、ノー
ドAにおいて、クランプ回路32と、可変コンデンサ3
4と、第2可変抵抗器42と、第3可変抵抗器41と、
バッファ36とに接続されている。バッファ36はヒス
テリシスを有しており、このヒステリシスは入力バッフ
ァにとって長所であることが当業者には理解されよう。
バッファ36の出力は回路の出力20を形成する。バッ
ファ36の出力と第2可変抵抗器42との間には第1補
償回路40が接続されている。バッファ36の出力と第
3可変抵抗器41との間には第2補償回路39が接続さ
れている。説明において「抵抗器(resistor) 」という
用語が使用されているが、この用語「抵抗器」とは、有
効な電気抵抗をもつあらゆる手段をいうものであり、制
限的な意味に解するべきではない。Vdd及びVssは供給
電圧であり、Vdd>Vssである。この実施例では、Vss
は、全てのノード電圧に対してゼロ電圧基準である。概
略的にいえば、入力バッファ回路11は、第1可変抵抗
器30及び可変コンデンサ34により形成された低域フ
ィルタ網を通して、入力12の高周波ノイズを有効に濾
過する。従来技術の入力バッファ回路22と比較し、こ
の入力バッファ回路11はまた、入力12が「低→高」
電圧から遷移するときには第1補償回路40及び第2可
変抵抗器42を介して、及び入力12が「高→低」電圧
から遷移するときには第2補償回路39及び第3可変抵
抗器41を介して、ノードAにおける回復時間を大幅に
短縮させる。ノードAにおける回復時間とは、ノードA
が、入力12での切替え遷移の直後の入力12の電圧に
ほぼ等しい安定電圧に到達するのに要する時間として定
義される。第1補償回路40は、ノードAが低論理レベ
ルからバッファ36の閾電圧より高い電圧レベルへと遷
移するときの論理状態の変化を検出し、且つノードAが
電圧源Vddの方に「プルアップ」するように第2可変抵
抗器42を操作する。より詳しくは、第1補償回路40
は、充電電流が可変コンデンサ34に供給されてノード
Aの電圧を迅速にVddの方に上昇させるように、第2可
変抵抗器42の抵抗を減少させることにより第2可変抵
抗器42を操作する。設計遅延後は、第1補償回路40
は、Vddからの充電電流がもはや可変コンデンサ34に
流入しないように且つノードAの電圧がもはやVddの方
に上昇しないようにして、ノードAでの電圧が安定し且
つ入力12の電圧にほぼ等しくなるように第2可変抵抗
器42の抵抗を増大させることにより、再び第2可変抵
抗器42を操作する。ノードAの電圧が入力12の電圧
より上昇するような状況においては、クランプ回路32
を付勢して、ノードAの電圧を、入力12の電圧にほぼ
等しい安定値に戻るように迅速に放電させる。
【0007】同様に、入力12が「高→低」電圧値から
遷移するとき、第2補償回路39は、第3可変抵抗器4
1が可変コンデンサ34用の低インピーダンス放電経路
を形成するように第3可変抵抗器41を操作して、ノー
ドAを電圧源Vssの方に「プルダウン」させる。設計遅
延後は、第2補償回路39は、低インピーダンス放電経
路が遮断されるように、再び第3可変抵抗器41を操作
する。このようにして、ノードAの電圧は、入力12が
「高→低」電圧レベルから遷移した後、迅速に入力12
の電圧12にほぼ等しくなる。入力12での論理遷移後
に、ノードAに安定した予測できる電圧を迅速に確立す
ると、回路11が高作動周波数で作動できると同時に入
力12と出力20との間に一致伝搬遅延を与える。図5
は、図4のバッファ回路11の回路レベル図を示すもの
である。NMOSトランジスタ30′は第1可変抵抗器
30のように作動する。トランジスタ30′のゲートは
電圧源Vddに接続されている。ノードAとVssとの間に
は、クランプ回路32のように作動するPMOSトラン
ジスタ32′が接続されている。トランジスタ32′の
ゲートも入力12に接続されている。ノードAと電圧源
Vssとの間には可変コンデンサ34′が接続されてい
る。説明を明瞭にする目的から、可変コンデンサ34′
は、トランジスタ30′、32′、41b、42bのド
レン対Vssキャパシタンス及びバッファ36のゲート対
Vss入力キャパシタンスからなる集中定数とする。コン
デンサ34′は更に、設計上の必要により、別々の酸化
物キャパシタンス又は接合キャパシタンスを付加でき
る。
【0008】再び図5を参照すると、バッファ36の出
力には第1インバータ38が接続されており、該第1イ
ンバータ38の出力には第2インバータ44が接続され
ている。第2インバータ44の出力は回路11の出力2
0を形成している。第3インバータ40a及びライン4
0bは、図4の補償回路40を構成する。第3インバー
タ40aは、時間遅延と、PMOSトランジスタ42a
を制御する信号反転とを与える。ライン40bは、もう
1つのPMOSトランジスタ42bに制御信号を伝達す
る機能を有する。トランジスタ42bもノードAに接続
されている。トランジスタ42a、42bは、図4の第
2可変抵抗器42として作動する。これらのトランジス
タ42a、42bは、VddとノードAとの間で直列に接
続されている。両トランジスタ42a、42bが導通し
ているとき、これらは、VddとノードAとの間の事実上
の短絡回路として機能する。トランジスタ42a又はト
ランジスタ42bのいずれか一方が導通していないとき
には、これらは、VddとノードAとの間の事実上の開放
回路として機能する。引続き図5を参照すると、第4イ
ンバータ39a及びライン39bは、図4の第2補償回
路39を構成している。第4インバータ39aは、時間
遅延と、NMOSトランジスタ41aを制御する信号反
転とを与える。ライン39bは、もう1つのNMOSト
ランジスタ41bに制御信号を伝達する機能を有する。
トランジスタ41bもノードAに接続されている。トラ
ンジスタ41a、41bは、図4の第3可変抵抗器41
として作動する。これらのトランジスタ41a、41b
は、VssとノードAとの間で直列に接続されている。両
トランジスタ41a、41bが導通しているとき、これ
らは、VssとノードAとの間の事実上の短絡回路として
機能する。トランジスタ41a又はトランジスタ41b
のいずれか一方が導通していないときには、これらは、
VssとノードAとの間の事実上の開放回路として機能す
る。
【0009】回路11は、次のようにして、入力12に
おける低域フィルタを与えると同時にノードAでの高速
回復時間を有効に与える。入力12が低電圧(0V)に
あるとき、ノードA及び出力20における電圧も0Vに
ある。入力12が切り替えられると(すなわち、入力1
2が、この高デジタル値であると考えられる0Vから3
Vに増大されると)、回路11はその濾過機能を開始す
る。トランジスタ30′は、そのゲートにおける電圧値
及びサイズに基づき、可変抵抗器として機能する。この
特定の実施例では、トランジスタ30′のゲートがVdd
に接続されており、トランジスタ30′の抵抗は、その
「オン」抵抗値Rds(on)で決定される。ノードAの電圧
はゆっくりと上昇し、ノードAの電圧の上昇速度はRC
時定数τにより決定される。この場合、回路11のRC
時定数τは、 τ=Rds(on)30* C(ノードA) で与えられる。ここでC(ノードA)は、可変コンデン
サ34′である。ノードAでの電圧がバッファ36の正
の閾電圧Vt+(この閾電圧は、この特定実施例では約1.
6 Vである)より高く上昇するやいなや、出力20が切
り替わる。強く望まれることは、ノードAがバッファ3
6の閾電圧Vt+に到達する瞬間に、ノードAの電圧を、
迅速に入力12の電圧にほぼ等しい電圧まで上昇させ
て、ノードAに安定電圧を迅速に確立することである。
ノードAの電圧の迅速な安定化により、入力12でのそ
の後の「高→低」遷移がより迅速に行われることを可能
にし、これにより、バッファ回路11の設計の作動周波
数能力が増大される。ノードAが入力12での高レベル
電圧にほぼ等しい予測可能な安定電圧を達成する前に、
入力12での「高→低」遷移が生じるようなことがある
と、「入力12→出力20」の伝搬遅延時間は、設計者
が伝搬遅延時間のより大きい許容範囲を説明することを
必要とする。従来技術の回路22では、実用的な作動周
波数の条件は、次の電圧遷移前の予測可能な安定電圧レ
ベルを達成しないノードAにより引き起こされる大きな
伝搬時間許容範囲により妥協される。ノードAでの電圧
予測可能性があるため、本発明の回路11は、高周波数
スイッチング中に、入力12と出力20との間の一致伝
搬遅延時間をつくり出す。
【0010】図6は、図2の回路22と比較した図4及
び図5の回路11の長所を示すものである。グラフに示
すように、入力12のスイッチング後、約6.5 ナノ秒の
時点で、出力20は0Vから5Vまで遷移し、入力12
は3Vであり、ノードAは約1.7 Vである。従って、入
力12と出力20との間の伝搬遅延は予測不可能であ
り、この場合、入力12と出力20との間の伝搬遅延は
通常より短くなる。ノードAが安定した予測可能な電圧
レベルになければ、入力12と出力20との間の伝搬遅
延は一致しなくなり、従って好ましくなくなる。引続き
図6を参照すると、回路11において、図5の入力12
が3Vに上昇すると、図4及び図5のノードAの電圧
は、ノードAがバッファ36の閾電圧Vt+に到達するま
で、時定数τにより決定される速度で上昇する。この瞬
間に、バッファ36は、ライン40b及びインバータ4
0aに供給するインバータ38を付勢する。ライン40
bは、トランジスタ42bを付勢する低状態(0V)に
遷移する。トランジスタ42aは既に「オン」状態にあ
るので、PMOSトランジスタ42a、42bは、充電
電流がVddからコンデンサ34′に流れることを可能に
して、ノードAの電圧レベルを迅速に上昇させる。短い
時間遅延(インバータ40aを通る信号伝搬遅延により
決定される)の後、トランジスタ42aは除勢され、こ
れによりVddとノードAとの間の有効抵抗が大幅に増大
される。これにより、ノードAの値の上昇が停止する。
ライン40b及びインバータ40aからの補償が、ノー
ドAの電圧の「プリングアップ」を助ける。このように
して、ノードAの電圧は入力12の電圧にほぼ等しい安
定電圧に迅速に到達し、かくして、入力12が、該入力
12と出力20との間の予測可能な伝搬遅延をもってよ
り早くスイッチングすることを可能にする。回路11
は、ノードAの回復時間を、従来技術の約30ナノ秒か
ら約2〜3ナノ秒に大幅に短縮する。
【0011】コンデンサ34′が過剰量の補償充電(電
荷)を受けて、ノードAの電圧レベルが入力12の電圧
レベルより高くなる場合には、クランプ回路32′が過
剰量電荷を短絡して、ノードAの電圧レベルを、入力1
2の電圧レベルにほぼ等しい値にクランプする。図5の
回路11の場合には、ノードAの電圧が入力12より少
なくともトランジスタ32′の閾電圧Vt+だけ上昇する
と、トランジスタ32′が付勢されて、ノードAの電圧
をVssにプルダウンする。ノードAが入力12のV
t (トランジスタ32′の閾電圧)以下に低下するやい
なや、トランジスタ32′が除勢される。従って、ノー
ドAが入力12の電圧より上昇すると、トランジスタ3
2′は、ノードAを入力12の電圧に有効にクランプす
る。図5において、入力12が高電圧レベル(3V)に
あるとき、ノードAの電圧は約3Vであり、出力20の
電圧は約5Vである。入力12が切り替えられると、回
路11はその濾過機能を開始する。ノードAの電圧はゆ
っくりと低下し、ノードAの電圧の低下速度はRC時定
数τにより決定される。ノードAの電圧がバッファ36
の負の閾値Vt-(この特定実施例では約1.0 Vである)
より低下するやいなや、出力20が切り替わる。強く望
まれることは、ノードAがバッファ36の電圧閾値Vt-
に到達する瞬間に、ノードAの電圧を入力12の電圧に
ほぼ等しい電圧まで迅速に低下させ、迅速にノードAに
安定電圧を確立することである。ノードAの電圧の予測
可能性が得られると、回路11は、高周波数スイッチン
グ中に入力12と出力20との間に一致伝搬遅延時間を
つくり出す。
【0012】図7は、図2の回路22と比較した図4及
び図5の回路11の長所を示すものである。グラフに示
すように、スイッチング後、約7.0 ナノ秒の時点で、出
力20は5Vから0Vまで遷移し、入力12は0Vであ
り、ノードAは約1Vである。もしも5ナノ秒後に入力
12が高に切り替わるならば、図2のノードAは0Vの
入力値に到達しないし(ノードAは約0.45Vである)、
出力20は通常よりも迅速に応答するであろう。従っ
て、入力12と出力20との間の伝搬遅延は予測不可能
である。ノードAが入力12とほぼ同じ電圧になけれ
ば、入力12と出力20との間の伝搬遅延は一致しなく
なり、従って好ましくなくなる。引続き図7を参照する
と、回路11において、図5の入力12が0Vに低下す
ると、図4及び図5のノードAの電圧は、ノードAがバ
ッファ36の閾電圧Vt-に到達するまで、時定数τによ
り決定される速度で低下する。この瞬間に、バッファ3
6は、ライン39b及びインバータ39aに供給するイ
ンバータ38を付勢する。ライン39bは、トランジス
タ41bを付勢する高状態(5V)に遷移する。トラン
ジスタ41aは既に「オン」状態にあるので、PMOS
トランジスタ41a、41bは、コンデンサ34′のた
めの低インピーダンス放電経路を形成して、ノードAの
電圧レベルを迅速に低下させる。短い時間遅延(インバ
ータ39aを通る信号伝搬遅延により決定される)の
後、トランジスタ41aは除勢され、これによりVssと
ノードAとの間の有効抵抗が大幅に増大される。これに
より、ノードAの値の低下が停止する。ライン41b及
びインバータ39aからの補償が、ノードAの電圧の
「プリングダウン」を助ける。このようにして、ノード
Aの電圧は入力12の電圧にほぼ等しい安定電圧に迅速
に到達し、かくして、入力12が、該入力12と出力2
0との間の予測可能な伝搬遅延をもってより早くスイッ
チングすることを可能にする。
【0013】補償形入力バッファ回路11は、高周波ノ
イズを有効に濾過すると同時に回復時間を短縮し、且つ
実際のデジタルバスインターフェースのノイズ濾過条件
及び作動周波数条件の両方に合致又は凌駕する有効なバ
ッファ回路を構成する。以上、本発明を好ましい実施例
について説明したけれども、上記説明は制限的であるこ
とを意図したものではない。本発明の説明を参照すると
き、当業者ならばここに説明した実施例についての種々
の変更が明らかであろう。従って、特許請求の範囲の記
載は、このようなあらゆる変更を本発明の範囲に包含さ
れるものとしてカバーするものと考える。以上の記載に
関連して、以下の各項を開示する。 1.回復時間を大幅に短縮した非反転高周波フィルタ回
路において、入力及び出力を備えたバッファを有し、前
記出力が前記回路の出力を形成しており、前記バッファ
の入力と前記回路の入力との間に接続された第1可変抵
抗器と、前記バッファの入力と第1電圧源との間に接続
された第2可変抵抗器と、前記バッファの入力と第2電
圧源との間に接続された可変コンデンサと、前記バッフ
ァの出力と第2可変抵抗器との間に接続された第1補償
回路とを更に有することを特徴とする非反転高周波フィ
ルタ回路。
【0014】2.前記第1可変抵抗器が、前記回路の入
力に接続されたドレンターミナルを備えたNMOSトラ
ンジスタと、前記第1電圧源に接続されたゲートターミ
ナルと、前記バッファの入力に接続されたソースターミ
ナルとを備えていることを特徴とする前記項1に記載の
回路。 3.前記バッファの入力と第2電圧源との間に接続され
たクランプ回路を更に有していることを特徴とする前記
項1に記載の回路。 4.前記可変コンデンサが、前記第1可変抵抗器と関連
する合成キャパシタンスと、第2可変抵抗器と、第3可
変抵抗器と、クランプ回路と、バッファとを備えている
ことを特徴とする前記項3に記載の回路。 5.前記クランプ回路が更に、前記バッファの入力に接
続されたソースターミナルを備えた第1PMOSトラン
ジスタと、前記第2電圧源に接続されたドレンターミナ
ルと、前記回路の入力に接続されたゲートとを備えてお
り、ゲートターミナルより高い閾電圧に上昇すると、前
記第1PMOSトランジスタのソースターミナルが導通
して、ソースターミナルの電圧を前記回路の入力の電圧
にクランプすることを特徴とする前記項3に記載の回
路。
【0015】6.入力及び出力を備えた第1インバータ
を更に有しており、該第1インバータの前記入力が前記
バッファの出力と第1補償回路との間に接続されてお
り、前記第1インバータの前記出力が前記回路の出力を
も形成しており、前記回路が、反転高周波フィルタ回路
を形成することを特徴とする前記項1に記載の回路。 7.入力及び出力を備えた第2インバータを更に有して
おり、該第2インバータの前記入力が第1インバータの
出力に接続されており、前記第2インバータの前記出力
が前記回路の出力を形成しており、前記回路が、非反転
高周波フィルタ回路を形成することを特徴とする前記項
6に記載の回路。 8.前記第2可変抵抗器が、第2PMOSトランジスタ
を有しており、該第2PMOSトランジスタが、第1電
圧源に接続されたドレンターミナルと、第1補償回路に
接続されたゲートターミナルと、ソースターミナルとを
備えており、第3PMOSトランジスタを更に有してお
り、該第3PMOSトランジスタが、第2PMOSトラ
ンジスタのソースターミナルに接続されたドレンターミ
ナルと、第1補償回路に接続されたゲートターミナル
と、バッファの入力に接続されたソースターミナルとを
備えており、前記第2PMOSトランジスタと第3PM
OSトランジスタとが協働して事実上の短絡回路から事
実上の開放回路に至る範囲の可変抵抗を形成して、バッ
ファの入力の電圧の「プルアップ」を補助し且つ実質的
に回路の回復時間を短縮することを特徴とする前記項7
に記載の回路。
【0016】9.前記第1補償回路が、第1インバータ
の出力から接続された電圧信号を第3PMOSトランジ
スタのゲートに伝達するラインを有しており、該ライン
が第3PMOSトランジスタの導通制御を行ない、入力
及び出力を備えた第3インバータを更に有しており、該
第3インバータの入力が第1インバータの出力に接続さ
れ且つ第3インバータの出力が第2PMOSトランジス
タのゲートターミナルに接続されており、第3インバー
タが第2PMOSトランジスタの導通制御を形成するこ
とを特徴とする前記項8に記載の回路。 10.前記バッファの入力と第2電圧源との間に接続され
た第3可変抵抗器と、前記バッファの出力と第3可変抵
抗器との間に接続された第2補償回路とを更に有してい
ることを特徴とする前記項1に記載の回路。 11.前記第3可変抵抗器が、第2NMOSトランジスタ
を有しており、該第2NMOSトランジスタが、第2電
圧源に接続されたソースターミナルと、第2補償回路に
接続されたゲートターミナルと、ドレンターミナルとを
備えており、第3NMOSトランジスタを更に有してお
り、該第3NMOSトランジスタが、第2NMOSトラ
ンジスタのドレンターミナルに接続されたソースターミ
ナルと、第2補償回路に接続されたゲートターミナル
と、バッファの入力に接続されたドレンターミナルとを
備えており、前記第2NMOSトランジスタと第3NM
OSトランジスタとが協働して事実上の短絡回路から事
実上の開放回路に至る範囲の可変抵抗を形成して、バッ
ファの入力の電圧の「プルダウン」を補助し且つ実質的
に回路の回復時間を短縮することを特徴とする前記項1
0に記載の回路。
【0017】12.入力及び出力を備えた第1インバータ
を更に有しており、該第1インバータの前記入力がバッ
ファの出力に接続されており、前記第1インバータの前
記出力が前記第2補償回路及び前記回路の出力に接続さ
れており、前記回路が、反転高周波フィルタ回路を形成
することを特徴とする前記項10に記載の回路。 13.入力及び出力を備えた第2インバータを更に有して
おり、該第2インバータの前記入力が第1インバータの
出力に接続されており、前記第2インバータの前記出力
が前記回路の出力を形成していることを特徴とする前記
項12に記載の回路。 14.前記第2補償回路が、第1インバータの出力から接
続された電圧信号を第3NMOSトランジスタのゲート
に伝達するラインを有しており、該ラインが第3NMO
Sトランジスタの導通制御を行ない、入力及び出力を備
えた第4インバータを更に有しており、該第4インバー
タの入力が第1インバータの出力に接続され且つ第4イ
ンバータの出力が第2NMOSトランジスタのゲートタ
ーミナルに接続されており、第4インバータが第2NM
OSトランジスタの導通制御を形成することを特徴とす
る前記項13に記載の回路。
【0018】15.前記回路の低域フィルタ部分が第1可
変抵抗器及び可変コンデンサを備えており、低域フィル
タが高周波信号を拒絶し且つ低周波信号を受け入れるこ
とを特徴とする前記項1に記載の回路。 16.回復時間を大幅に短縮した非反転高周波フィルタ回
路において、入力及び出力を備えたバッファを有し、前
記出力が前記回路の出力を形成しており、前記バッファ
の入力と前記回路の入力との間に接続された第1可変抵
抗器と、前記バッファの入力と第1電圧源との間に接続
された第2可変抵抗器と、前記バッファの入力と第1電
圧源との間に接続された可変コンデンサと、前記バッフ
ァの出力と第2可変抵抗器との間に接続された補償回路
とを更に有することを特徴とする非反転高周波フィルタ
回路。 17.前記第1可変抵抗器が、前記回路の入力に接続され
たドレンターミナルを備えたNMOSトランジスタと、
前記第2電圧源に接続されたゲートターミナルと、前記
バッファの入力に接続されたソースターミナルとを備え
ていることを特徴とする前記項16に記載の回路。
【0019】18.前記可変コンデンサが、前記第1可変
抵抗器と関連する合成キャパシタンスと、第2可変抵抗
器と、バッファとを備えていることを特徴とする前記項
17に記載の回路。 19.補償形低域フィルタ網を備えた回路において、該回
路の入力を形成するドレンターミナルと、ゲートターミ
ナルと、ソースターミナルとを備えた第1NMOSトラ
ンジスタと、該第1NMOSトランジスタのソースター
ミナルに接続されたソースターミナルと、第1NMOS
トランジスタのドレンに接続されたゲートターミナル
と、ドレンターミナルとを備えた第1PMOSトランジ
スタと、第1NMOSトランジスタのゲートターミナル
に接続された第1電圧源と、第1PMOSトランジスタ
のドレンターミナルに接続された第2電圧源と、入力及
び出力を備えたバッファとを有しており、該バッファの
入力が第1NMOSトランジスタのソースターミナルに
接続されており、入力及び出力を備えた第1インバータ
を有しており、該第1インバータの入力がバッファの出
力に接続されており、入力及び出力を備えた第2インバ
ータを有しており、該第2インバータの入力が第1イン
バータの出力に接続され且つ第2インバータの出力が前
記回路の出力を形成しており、入力及び出力を備えた第
3インバータを有しており、該第3インバータの入力が
第1インバータの出力に接続されており、入力及び出力
を備えた第4インバータを有しており、該第4インバー
タの入力が第1インバータの出力に接続されており、第
1NMOSトランジスタのソースターミナルに接続され
たドレンターミナルと、第1インバータの出力に接続さ
れたゲートターミナルと、ソースターミナルとを備えた
第2PMOSトランジスタと、第2PMOSトランジス
タのソースターミナルに接続されたドレンターミナル
と、第3インバータの出力に接続されたゲートターミナ
ルと、第1電圧源に接続されたソースターミナルとを備
えた第3PMOSトランジスタと、第1NMOSトラン
ジスタのソースターミナルに接続されたドレンターミナ
ルと、第1インバータの出力に接続されたゲートターミ
ナルと、ソースターミナルとを備えた第2NMOSトラ
ンジスタと、第2NMOSトランジスタのソースターミ
ナルに接続されたドレンターミナルと、第4インバータ
の出力に接続されたゲートターミナルと、第2電圧源に
接続されたソースターミナルとを備えた第3NMOSト
ランジスタとを有することを特徴とする補償形低域フィ
ルタ網を備えた回路。
【0020】20.前記バッファがヒステリシスを有して
いることを特徴とする前記項19に記載の回路。 21.回復時間を短縮させることにより、低域フィルタ網
を用いた入力バッファ回路の作動周波数を増大させる方
法において、入力バッファ回路の入力に2進信号レベル
を付与し、入力バッファ回路の応答を減衰させることに
より前記2進信号を高周波ノイズに濾過して、論理レベ
ル閾値を通って遷移する高周波ノイズに対する前記入力
バッファ回路のスイッチング応答を防止し、低周波2進
信号論理遷移に応答して入力バッファ回路を切り替え、
入力バッファ回路のスイッチングに応答して補償回路を
付勢し、濾過された2進信号の内部電圧レベルを、前記
補償回路を用いて修正し、安定した予測可能な電圧を迅
速に達成して入力バッファ回路の回復時間を短縮させる
ことを特徴とする方法。 22.低域フィルタを備えたバッファ回路(11)であっ
て、バッファ回路の入力を形成し且つクランプ回路(3
2)に接続された第1可変抵抗器(30)と、可変コン
デンサ(34)と、第2可変抵抗器(42)と、第3可
変抵抗器(41)と、バッファ(36)とを有する改良
されたバッファ回路(11)。第1補償回路(40)
は、バッファ(36)と第2可変抵抗器(42)との間
に接続されている。第2補償回路(39)は、バッファ
(36)と第3可変抵抗器(41)との間に接続されて
いる。第1及び第2補償回路(39、40)は、第2及
び第3可変抵抗器(41、42)を通るフィードバック
経路を形成し、該フィードバック経路は、第1可変抵抗
器(30)と、クランプ回路(32)と、可変コンデン
サ(34)と、バッファ(36)とを接続するノードに
おける電圧を、入力での信号遷移に基づいて「プルアッ
プ」又は「プルダウン」可能にし、これにより、バッフ
ァ回路の入力にノード電圧をより迅速に印加し、かくし
て回復時間を短縮し、且つバッファ回路(11)がノイ
ズの濾過及びスイッチング周波数の増大を同時に行い得
るようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】標準バスライン信号10のノイズを示すグラフ
である。
【図2】RC低域フィルタ網を具現する入力フィルタを
示す従来技術の回路図である。
【図3】回復時間についての図2の従来技術のRC低域
フィルタの効果を示すタイミング図である。
【図4】本発明の好ましい実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の好ましい実施例を示す部分論理部分概
略図である。
【図6】図4及び図5の回路の回復時間作動を示すタイ
ミング図である。
【図7】図4及び図5の回路の回復時間作動を示す別の
タイミング図である。
【符号の説明】
10 バスライン信号 11 バッファ回路(入力バッファ回路) 12 入力 13 第2信号 14 抵抗器 16 コンデンサ 18 バッファ 20 出力 22 入力バッファ回路 30 可変抵抗器 30′ NMOSトランジスタ 32 クランプ回路 32′ PMOSトランジスタ 34 可変コンデンサ 34′ 可変コンデンサ 36 バッファ 38 第1インバータ 39 第2補償回路 39a 第4インバータ 39b ライン 40 第1補償回路 40a 第3インバータ 40b ライン 41 第3可変抵抗器 41a NMOSトランジスタ 41b トランジスタ 42 第2可変抵抗器 42a PMOSトランジスタ 42b PMOSトランジスタ 44 第2インバータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回復時間を大幅に短縮した非反転高周波
    フィルタ回路において、 入力及び出力を備えたバッファを有し、前記出力が前記
    回路の出力を形成しており、 前記バッファの入力と前記回路の入力との間に接続され
    た第1可変抵抗器と、 前記バッファの入力と第1電圧源との間に接続された第
    2可変抵抗器と、 前記バッファの入力と第2電圧源との間に接続された可
    変コンデンサと、 前記バッファの出力と第2可変抵抗器との間に接続され
    た第1補償回路とを更に有することを特徴とする非反転
    高周波フィルタ回路。
  2. 【請求項2】 回復時間を短縮させることにより、低域
    フィルタ網を用いた入力バッファ回路の作動周波数を増
    大させる方法において、 入力バッファ回路の入力に2進信号レベルを付与し、 入力バッファ回路の応答を減衰させることにより前記2
    進信号を高周波ノイズに濾過して、論理レベル閾値を通
    って遷移する高周波ノイズに対する前記入力バッファ回
    路のスイッチング応答を防止し、 低周波2進信号論理遷移に応答して入力バッファ回路を
    切り替え、 入力バッファ回路のスイッチングに応答して補償回路を
    付勢し、 濾過された2進信号の内部電圧レベルを、前記補償回路
    を用いて修正し、安定した予測可能な電圧を迅速に達成
    して入力バッファ回路の回復時間を短縮させることを特
    徴とする方法。
JP5266862A 1992-10-27 1993-10-26 補償形低域フィルタ網を備えた入力バッファ Ceased JPH06244706A (ja)

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