JPH0624342A - 踏切遮断装置 - Google Patents
踏切遮断装置Info
- Publication number
- JPH0624342A JPH0624342A JP21813792A JP21813792A JPH0624342A JP H0624342 A JPH0624342 A JP H0624342A JP 21813792 A JP21813792 A JP 21813792A JP 21813792 A JP21813792 A JP 21813792A JP H0624342 A JPH0624342 A JP H0624342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gates
- railroad crossing
- gate
- car
- unreasonably
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄道の踏切における安全を確保するための、
複数の遮断用ゲートを用いた踏切遮断装置に関するもの
である。 【構成】 本発明は、高架設置、トンネル設置等が、困
難な踏切は数多いが、鉄道の高速化により、いったん事
故が起こると甚大な被害を及ぼすことが懸念されている
踏切において、安全を確保する踏切遮断装置の効果を高
めるために、踏切遮断用ゲートを一定の間隔を置いて、
複数設置し、車が遮断し始めた第1のゲートを無理に通
過しても、第2またはそれ以降のゲートで踏切を遮断さ
れ、踏切を通過出来ないようにするためのものである。
複数の遮断用ゲートを用いた踏切遮断装置に関するもの
である。 【構成】 本発明は、高架設置、トンネル設置等が、困
難な踏切は数多いが、鉄道の高速化により、いったん事
故が起こると甚大な被害を及ぼすことが懸念されている
踏切において、安全を確保する踏切遮断装置の効果を高
めるために、踏切遮断用ゲートを一定の間隔を置いて、
複数設置し、車が遮断し始めた第1のゲートを無理に通
過しても、第2またはそれ以降のゲートで踏切を遮断さ
れ、踏切を通過出来ないようにするためのものである。
Description
【001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道の踏切における安
全を確保する踏切遮断装置に関するものである。
全を確保する踏切遮断装置に関するものである。
【002】
【従来の技術】従来、鉄道の踏切遮断装置として、単数
の踏切遮断用ゲートを用いている。踏切遮断装置は、鉄
道の軌道を横切り通過する交通と列車運行の安全を確保
するための装置である。
の踏切遮断用ゲートを用いている。踏切遮断装置は、鉄
道の軌道を横切り通過する交通と列車運行の安全を確保
するための装置である。
【003】しかしながら、鉄道の踏切事故はあとを絶た
ず、特に踏切遮断装置が作動し遮断用ゲートが下りかか
った時に、無理やり進入し、踏切内で立ち往生した車に
よる事故が多い。
ず、特に踏切遮断装置が作動し遮断用ゲートが下りかか
った時に、無理やり進入し、踏切内で立ち往生した車に
よる事故が多い。
【004】鉄道側では、踏切に警報装置を設置し、ま
た、看板表示による注意の喚起を行い、更に、踏切内に
立ち往生した車がある場合、それを検知し列車を停止さ
せる装置、検知し信号表示を行う装置または鉄道運転者
の肉眼での検知等により懸命に事故を防止しようと努め
ている。
た、看板表示による注意の喚起を行い、更に、踏切内に
立ち往生した車がある場合、それを検知し列車を停止さ
せる装置、検知し信号表示を行う装置または鉄道運転者
の肉眼での検知等により懸命に事故を防止しようと努め
ている。
【005】だが、踏切内に立ち往生した車がある場合に
それを検知する装置は、その装置の上で車が一定時間以
上停止していなければ検知出来ず、また、近年、鉄道の
高速化が進み、肉眼検知でのブレーキ操作では、安全を
確保しにくくなっており、流通量の増加のための交通量
の増加、鉄道、または、車の高速化により、車と列車と
の踏切事故は、その事故件数及び被害の大きさともに増
大している。
それを検知する装置は、その装置の上で車が一定時間以
上停止していなければ検知出来ず、また、近年、鉄道の
高速化が進み、肉眼検知でのブレーキ操作では、安全を
確保しにくくなっており、流通量の増加のための交通量
の増加、鉄道、または、車の高速化により、車と列車と
の踏切事故は、その事故件数及び被害の大きさともに増
大している。
【006】
【解決しようする課題】車の運転者の中には、従来、鉄
道の踏切遮断装置として用いられている1本の踏切遮断
用ゲートが下りかかっているのに、踏切内に進入する
者、更には、ゲートが下りかかるのを見ると列車が来る
前に踏切を横断しようと却って無理をする者がいること
は事実である。
道の踏切遮断装置として用いられている1本の踏切遮断
用ゲートが下りかかっているのに、踏切内に進入する
者、更には、ゲートが下りかかるのを見ると列車が来る
前に踏切を横断しようと却って無理をする者がいること
は事実である。
【007】交通網が複雑に入り組んだ現在では、道路と
線路の交差する箇所は数限り無く存在しており、踏切事
故を無くすには、踏切部分に高架またはトンネルを用い
ることが最適ではあるが、高架またはトンネルの設置は
多くの費用を必要とし、また、用地等の問題も発生する
ため、全ての踏切にこれらを設置することは不可能であ
る。
線路の交差する箇所は数限り無く存在しており、踏切事
故を無くすには、踏切部分に高架またはトンネルを用い
ることが最適ではあるが、高架またはトンネルの設置は
多くの費用を必要とし、また、用地等の問題も発生する
ため、全ての踏切にこれらを設置することは不可能であ
る。
【008】そのため、本発明者は、踏切の安全を確保出
来、低コストで多くの踏切に設置可能な、複数の踏切遮
断用ゲートからなる踏切遮断装置を提供する。
来、低コストで多くの踏切に設置可能な、複数の踏切遮
断用ゲートからなる踏切遮断装置を提供する。
【009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明者は、
踏切遮断用ゲートを一定の間隔を置いて、複数設置し、
これら複数のゲートの開閉は、踏切に近い方のゲートが
若干早く遮断操作に入るか、またはほぼ同時であること
が、より望ましい。開閉時期を知らせる装置または開閉
のための動力は、従来通りのものまたは個数でもよく、
必要ならば、補填、補強を行う。複数のゲートに機械的
にその動力を伝動させるシャフト、クランク、カム等を
用いることによっても、従来と等しい個数、または、少
ない個数の動力源で複数のゲートの開閉を行え、本発明
物の設置コストを低く抑えることができる。また、本発
明のゲートの材質、機構は従来のものでもよいが、踏切
かから離れている方のゲートは、仮に車にゲートが接触
した場合でもお互いの損傷につながりにくい材質、機
構、例えば、弾力性の高い材質、または障害物に接触し
たらそれ以上下がらない安全機構を付与した遮断機がよ
り望ましい。
踏切遮断用ゲートを一定の間隔を置いて、複数設置し、
これら複数のゲートの開閉は、踏切に近い方のゲートが
若干早く遮断操作に入るか、またはほぼ同時であること
が、より望ましい。開閉時期を知らせる装置または開閉
のための動力は、従来通りのものまたは個数でもよく、
必要ならば、補填、補強を行う。複数のゲートに機械的
にその動力を伝動させるシャフト、クランク、カム等を
用いることによっても、従来と等しい個数、または、少
ない個数の動力源で複数のゲートの開閉を行え、本発明
物の設置コストを低く抑えることができる。また、本発
明のゲートの材質、機構は従来のものでもよいが、踏切
かから離れている方のゲートは、仮に車にゲートが接触
した場合でもお互いの損傷につながりにくい材質、機
構、例えば、弾力性の高い材質、または障害物に接触し
たらそれ以上下がらない安全機構を付与した遮断機がよ
り望ましい。
【010】本発明のゲート同士の間隔は、踏切の幅の1
/3〜1の長さの間隔がより望ましが、車の運転者から
複数のゲートが設置されていることが、認識出来る間隔
であることが必要である。
/3〜1の長さの間隔がより望ましが、車の運転者から
複数のゲートが設置されていることが、認識出来る間隔
であることが必要である。
【011】本発明で重要なことは、車が、遮断し始めた
第1のゲートを無理に通過しても、第2またはそれ以降
のゲートで踏切を遮断され、踏切を通過出来ないように
することである。
第1のゲートを無理に通過しても、第2またはそれ以降
のゲートで踏切を遮断され、踏切を通過出来ないように
することである。
【012】
【発明の効果】本発明の効果は、複数のゲートにより、
物理的に重複して踏切を遮断することによる踏切の安全
性確保の効果があるが、それよりも、車の運転者に第1
のゲートを通過しても、第2またはそれ以降のゲートで
踏切を遮断され、踏切が通過出来ないことを認識させ、
ゲートが遮断し始めた時一部の車の運転者に生じるの無
理な踏切への進入を行おうとする気持ちを遮断出来るこ
とである。
物理的に重複して踏切を遮断することによる踏切の安全
性確保の効果があるが、それよりも、車の運転者に第1
のゲートを通過しても、第2またはそれ以降のゲートで
踏切を遮断され、踏切が通過出来ないことを認識させ、
ゲートが遮断し始めた時一部の車の運転者に生じるの無
理な踏切への進入を行おうとする気持ちを遮断出来るこ
とである。
【013】本発明の複数の遮断ゲートをもつ踏切遮断装
置は、例えば、山形新幹線等のように高速で運行される
鉄道で、高架、トンネルを設置出来ない踏切の安全性を
高めるのにより有効である。
置は、例えば、山形新幹線等のように高速で運行される
鉄道で、高架、トンネルを設置出来ない踏切の安全性を
高めるのにより有効である。
【014】また、複数のゲートのいずれかが車に接触し
ている場合や複数のゲート間に車が停止している場合等
において、各々の装置、信号と連動することにより、優
れた接触センサーまたは探知センサーとすることも可能
である。
ている場合や複数のゲート間に車が停止している場合等
において、各々の装置、信号と連動することにより、優
れた接触センサーまたは探知センサーとすることも可能
である。
【図1】3本の遮断ゲートを備えた踏切遮断装置配置図
である。
である。
【図2】3本の遮断ゲートを備えた踏切遮断装置配置図
である。
である。
【図3】2本の遮断ゲートを備えた踏切遮断装置配置図
である。
である。
【図4】開閉動力源1個の2本の遮断ゲートの踏切遮断
装置配置図である。
装置配置図である。
【図5】車道の両サイドから各々2本の遮断ゲートを備
えた踏切遮断装置配置図である。
えた踏切遮断装置配置図である。
【符号の説明】 鉄道軌道 踏切遮断用ゲート 踏切遮断ゲート用動力 警報機・信号機 車両停止線 動力伝達用シャフト
Claims (2)
- 【請求項1】複数の踏切遮断用ゲートからなる踏切遮断
装置 - 【請求項2】踏切遮断用ゲートが2本であることを特徴
とする請求項1記載の踏切遮断装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21813792A JPH0624342A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 踏切遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21813792A JPH0624342A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 踏切遮断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624342A true JPH0624342A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16715220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21813792A Pending JPH0624342A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 踏切遮断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624342A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2769566A1 (fr) * | 1997-10-10 | 1999-04-16 | Fernand Paul Sibaud | Dispositif de signalisation pour un croisement entre une route et une voie ferree |
FR2771066A1 (fr) * | 1997-11-14 | 1999-05-21 | Jean Gabriel Leopold Salomon | Systeme de securite pour passage a niveau |
FR2778618A1 (fr) * | 1998-05-18 | 1999-11-19 | Sophie Corinne Marie Chailley | Dispositif de securite a un passage a niveau |
US20130193275A1 (en) * | 2010-01-29 | 2013-08-01 | Stephen Baines | Railroad crossing |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP21813792A patent/JPH0624342A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2769566A1 (fr) * | 1997-10-10 | 1999-04-16 | Fernand Paul Sibaud | Dispositif de signalisation pour un croisement entre une route et une voie ferree |
WO1999019196A1 (fr) * | 1997-10-10 | 1999-04-22 | Fernand Paul Sibaud | Dispositif de signalisation pour un croisement entre une route et une voie ferree |
FR2771066A1 (fr) * | 1997-11-14 | 1999-05-21 | Jean Gabriel Leopold Salomon | Systeme de securite pour passage a niveau |
FR2778618A1 (fr) * | 1998-05-18 | 1999-11-19 | Sophie Corinne Marie Chailley | Dispositif de securite a un passage a niveau |
US20130193275A1 (en) * | 2010-01-29 | 2013-08-01 | Stephen Baines | Railroad crossing |
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