JPH06242699A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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Publication number
JPH06242699A
JPH06242699A JP5025086A JP2508693A JPH06242699A JP H06242699 A JPH06242699 A JP H06242699A JP 5025086 A JP5025086 A JP 5025086A JP 2508693 A JP2508693 A JP 2508693A JP H06242699 A JPH06242699 A JP H06242699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
thermistor
temperature
disconnection
thermistors
Prior art date
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Pending
Application number
JP5025086A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nagashima
博之 永島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5025086A priority Critical patent/JPH06242699A/ja
Publication of JPH06242699A publication Critical patent/JPH06242699A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着部の温度を検出しているサーミスタの断
線と低温度との判別が瞬時にできる安全性の高い画像記
録装置を提供する。 【構成】 定着部29と制御部30とは複数のサーミス
タ57,58等を介して電気的に接続されている。定着
部29の温度は、それぞれ温度検出範囲の異なる複数の
サーミスタで検出され、この検出温度に基づいてサーミ
スタ57,58から制御部30に信号が送られる。この
後、制御部30は使用するサーミスタを選択する。これ
により、低温度環境下で本画像記録装置を使用しても、
サーミスタ断線を確実にかつ瞬時に検出できる。そのた
め、万一サーミスタ断線が発生したら瞬時にエラーとし
て処理することができ、それ以降絶対に加熱することは
なく安全性の高い装置にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式の画像記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、像形成体の帯電と同極性に帯電し
たトナーを静電潜像に付着させる画像記録装置が開発、
使用されている。
【0003】従来、この種の画像記録装置は特願平2−
55223号公報に示すものが一般的であった。以下、
その構成について図5〜図7を参照しながら説明する。
【0004】図5において、本体1内には転写材を供給
する給紙部2、電子写真プロセス部3、定着部4、光学
部5等が設けられている。給紙部2は給紙台6に積載さ
れた転写材としての用紙7を1枚ずつとりだしてプロセ
ス部3に搬送する。プロセス部3は感光体8、帯電部
9、現像部10、転写部11、クリーニング部12等を
備えており、帯電部9は感光体8に電荷を付与し、光学
部5は電荷付与後の感光体8を露光して静電潜像を形成
し、現像部10はこの静電潜像にトナー13を付着させ
て現像し、転写部11はこの現像を給紙部2から送出さ
れた用紙7に転写し、定着部4に送出するものである。
現像部10には磁性ローラから成る現像ローラ14が設
けられ、この現像ローラ14にトナーケース15から供
給されるトナー13が付着する。クリーニング部12は
掻き取り部材16と廃トナーボックス17から構成され
ており、掻き取り部材16は転写終了後の感光体8に付
着しているトナー13を掻き落し、これにより残留トナ
ーは廃トナーボックス17に除去されるものである。プ
ロセス部3で転写されて搬送された用紙7は定着部4で
熱と圧力によって定着が行なわれた後排紙台18に排出
される。制御部19は給紙部2、プロセス部3、光学部
5と電気的に接続され、また温度検出部20を介して定
着部4とも電気的に接続されており、温度検出部20で
検出されたデータに応じて定着部4の温度を適切に制御
するものである。温度検出部20は図6に示すようにサ
ーミスタ21と直列抵抗22からなる等価回路で表さ
れ、図7に示すようなサーミスタ出力特性を有している
(直列抵抗の抵抗値がR=7.5kΩの場合100kΩ
の場合の2通りについて示す)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の画像
記録装置においては、図7に示すように温度検出部20
はある一定の温度範囲でのみ感度が良く、その温度範囲
をはずれると感度が鈍くなるという特性を持っているた
め(例えばR=7.5kΩの場合の様に定着部4を70
−170度Cの温度範囲で感度良く制御しようとした場
合、それ以外の温度領域では感度が鈍くなってしま
う。)、低温度とサーミスタの断線の場合(Vo=25
5)の瞬時の判別が不能となり、一定時間(数十秒単
位)無条件に加熱した後でないとサーミスタ断線が正確
に判別できず、このためサーミスタ21の断線後でもこ
のサーミスタ21を加熱してしまい、その結果この加熱
に起因して事故をおこすおそれがあり、安全上問題であ
った。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、低温度とサー
ミスタ断線とを瞬時にかつ正確に判別できる画像記録装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、定着部の温度を検出するため温度検出範囲の
異なる複数のサーミスタと、その各々の出力を温度によ
って切り替えて入力し制御するようにした制御部とで構
成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の構成によれば、定着部の温度を広い温
度範囲で感度良く検出でき、しかも瞬時に低温度とサー
ミスタ断線との判別ができるため、安全性の高い画像記
録装置が得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4、図6
及び図7を参照しながら説明する。
【0010】まず図1,図2を用いて画像記録装置の全
体概略構成を説明する。23は画像記録装置の本体で、
前後に傾斜した前面には、下端部を開閉自在に枢支され
た本体カバー24が設けられ、本体23の上面前部には
操作部25が設けられている。本体23内には、給紙部
26、プロセス部27、光学部28、定着部29及び制
御部30等を備えている。給紙部26においては、図1
に示すように、用紙台31が本体23の上面に斜め上方
に傾斜姿勢で設置するように構成され、かつ本体23の
前面に沿って斜め下方に通紙経路が形成されるようにピ
ックアップローラ32、フィードローラ33、用紙セン
サ34、レジストローラ35等が配設されている。プロ
セス部27は、現像ユニット36、トナーカートリッジ
37及び回収ユニット38等により構成されている。回
収ユニット38は感光体ドラム39に接して残留トナー
を除去するクリーニングブレード40と帯電部41及び
回収ボックス42により構成されている。現像ユニット
36は、感光体ドラム39の回転方向に帯電部41から
転写部42に至る間において、感光体ドラム40に臨む
ように配設され、給紙部26の下方に位置している。こ
の現像ユニットにはトナーカートリッジ37からトナー
を補給するように構成されている。光学部28は、半導
体レーザ43とコリメータレンズ44と回転反射鏡45
を用いた光走査ユニット46と反射鏡47とをケース4
8に配置して構成され、プロセス部27の後部下方でか
つ現像ユニット36の下部に配置され、光走査ユニット
46から後方に向けて出力された光を反射鏡47で斜め
前方上方に向けて反射させ、帯電部41と現像ユニット
36の間で感光体ドラム39を露光させるように構成さ
れている。定着部29は、ヒートローラ49と圧接ロー
ラ50と分離爪51と温度検出部である複数のサーミス
タ等で構成され、プロセス部27から送り出された用紙
を連続的に加熱、加圧し、トナーを溶融させて用紙に定
着する。また、定着が終了した用紙は排紙ローラ53に
て除電ブラシ54を介して排紙トレイ55上に排出され
る。制御部30は、図3に示すように、マイクロコンピ
ュータからなるCPUを備え、操作部25からの指令、
または図示しない外部装置からの指令に基づいて給紙部
26、プロセス部27、光学部28、定着部29等を総
合的に制御して、入力された画像情報を用紙に記録す
る。
【0011】定着部29と制御部30との関連につい
て、図3を参照しながら述べると、定着部29のヒート
ローラ49には第1のサーミスタ57及びこのサーミス
タ57と同一特性を有する第2のサーミスタ58が近接
して配されており、これらのサーミスタは共に制御部3
0のCPU56のアナログ入力ポートに接続されてい
る。また、第1のサーミスタ57には抵抗値100kΩ
の直列抵抗59が、第2のサーミスタ58には抵抗値
7.5kΩの直列抵抗60がそれぞれ接続されている。
【0012】図7からわかるように、第1のサーミスタ
57は0〜70度Cの温度範囲で感度が良く、第2のサ
ーミスタ58は70〜170度Cの温度範囲で感度が良
いものである。制御部30はこれらのサーミスタからの
信号に基づいて、定着部29の温度が70度C以下の場
合は第1のサーミスタ57を、70度C以上の場合は第
2のサーミスタ58をそれぞれ選択し、選択されたサー
ミスタによって定着部29の温度検出が行われる。CP
U56は入力されたアナログ信号をAD変換し、デジタ
ル値として認識されるものであり、サーミスタの抵抗値
をr、直列抵抗の抵抗値をRとしたとき、このデジタル
値Voは、 Vo=255r/(R+r) で決定される(図7参照)。
【0013】以下、図3,図4及び図7を用いて制御部
30での制御方法について説明する。図4はCPU56
が実行するサブルーチンであり、タイマー割り込みによ
って100msなどの一定周期毎に実行されるものであ
る。
【0014】まず、S1で第1のサーミスタ57の出力
o1を読み込み、次にS2で今読み込んだVo1が10
0以下かどうかを判別している。Vo1が100以下の
場合は、図3のグラフより55度C以上であることがわ
かるので、S3で高温側で感度の良い第2のサーミスタ
58の出力Vo2を読み込んでいる。
【0015】一方S2でVo1が100をこえる場合
は、温度は55度Cより低いか、第1のサーミスタ57
が断線しているかのどっちかである。これをS9にてV
o1の値によって判別している。断線している場合の出
力Vo1は上述の式より255となり、第1のサーミス
タ57の温度特性を示す図3のグラフのR=100kΩ
の場合の0度Cの出力値228とは大きな差があり、0
度Cの低温環境下での使用や読み取り誤差等を考慮して
も判別を間違えることはない。R=7.5kΩだと10
度Cでも出力値は252であり、読み取り誤差等を考え
ると判別を間違える可能性は十分にある。S9の判別で
第1のサーミスタ57の断線エラーと判別したら、S1
1でエラーストップする。S9で第1のサーミスタ42
の断線エラーでないと判別したら、単に温度が低いだけ
なのでS10で加熱するためハロゲンランプ61を点灯
させてメインルーチンへ戻る。
【0016】次に、S2で55度C以上と判別し、S3
で第2のサーミスタ58の出力Vo2を読み取ったら、
S4でその出力値Vo2が44より大きいかどうか判別
している。これは第2のサーミスタ58の温度特性を示
す図7のグラフのR=7.5kΩの場合より、180度
Cより高いかどうかの判別で、もし高ければS12で高
温エラーストップする。180度Cより低い場合は、次
にS5で第2のサーミスタ58の断線チェックを行なっ
ている。既にS2の判別で温度は55度C以上であるこ
とが判明しているので、図3のグラフよりVo2は22
9以下であることがわかる。一方第2のサーミスタ58
が断線していればその出力値Vo2は255であり、そ
の差が大きいため判別を間違えることはない。S5で第
2のサーミスタ58の断線エラーと判別されたら、S1
3でエラーストップする。エラーしていなれけばS6以
降に進み、規定の温度に保つ様にハロゲンランプ61を
制御し、メインルーチンへ戻る。
【0017】以上のように、本発明の一実施例によれ
ば、温度検出範囲の異なる複数のサーミスタを備え、そ
の各々の出力を検出温度によって切り替えて入力し制御
するものとしたので、定着部29の温度を広い温度範囲
で感度良く検出でき、しかも瞬時に低温度とサーミスタ
断線の判別ができ、これによりサーミスタ断線後のサー
ミスタの加熱に起因する事故の発生を防止でき、装置の
安全性の向上が可能となる。
【0018】尚、本実施例では同一特性を持ったサーミ
スタを直列抵抗値によって出力特性を変えて使った場合
について述べたが、元々特性の異なるサーミスタを使っ
ても良い。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかな様に本発明によれ
ば、低温度環境下で本画像記録装置を使用しても、サー
ミスタ断線を確実にかつ瞬時に検出できるため、万一サ
ーミスタ断線が発生してもそれ以降絶対に加熱すること
はなく、これによりサーミスタ断線後のサーミスタの加
熱に起因する事故の発生を防止でき、安全性の高い装置
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像記録装置の側断
面図
【図2】同装置の斜視図
【図3】同装置の要部概略構成図
【図4】同装置の温度検出部の制御を示すフローチャー
【図5】従来の画像記録装置の側断面図
【図6】温度検出部の回路図
【図7】温度検出部の出力特性図
【符号の説明】
26 給紙部 27 プロセス部 28 光学部 29 定着部 30 制御部 57 第1のサーミスタ 58 第2のサーミスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を装置内に搬送する給紙部と、給紙
    された前記用紙に記録したい情報の現像までのプロセス
    処理を行なうプロセス部と、前記プロセス部内の感光体
    を露光するための光学部と、前記プロセス部で現像処理
    された前記用紙を定着し、排紙する定着部と、前記定着
    部の温度検出範囲の異なる複数の温度検出部と、複数の
    前記温度検出部からの信号に基づいて実際に前記定着部
    の温度を検出する前記温度検出部を選択する制御部とを
    備えた画像記録装置。
JP5025086A 1993-02-15 1993-02-15 画像記録装置 Pending JPH06242699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5025086A JPH06242699A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5025086A JPH06242699A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06242699A true JPH06242699A (ja) 1994-09-02

Family

ID=12156120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5025086A Pending JPH06242699A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 画像記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06242699A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582119B2 (en) 2000-03-13 2003-06-24 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Wire breaking detection method for temperature sensor and temperature sensing apparatus for using the method
JP2015161441A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 ホシザキ電機株式会社 冷温蔵装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582119B2 (en) 2000-03-13 2003-06-24 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Wire breaking detection method for temperature sensor and temperature sensing apparatus for using the method
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