JPH06241424A - 固体廃棄物の焼却方法 - Google Patents

固体廃棄物の焼却方法

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JPH06241424A
JPH06241424A JP6012629A JP1262994A JPH06241424A JP H06241424 A JPH06241424 A JP H06241424A JP 6012629 A JP6012629 A JP 6012629A JP 1262994 A JP1262994 A JP 1262994A JP H06241424 A JPH06241424 A JP H06241424A
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fly ash
furnace
clinker
combustion
gas
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JP6012629A
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Claude Finet
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T I R YU TORETOMAN IND DE REJIDEYU YURUBAN
Dalkia Wastenergy SA
Original Assignee
T I R YU TORETOMAN IND DE REJI
T I R YU TORETOMAN IND DE REJIDEYU YURUBAN
TIRU SA Traitement Industriel des Residus Urbains
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃棄物処理において、現在から十年後の予測
される基準レベルに適合するレベルまで空中浮遊物や固
体汚染物質を減少させる。 【構成】 都市廃棄物その他の固体廃棄物焼却におい
て、クリンカを完全に燃え尽くすために、水シールを通
してクリンカが排出される前にこれを溶融させるように
構成された熱エネルギ注入手段を設けた末端部を持つブ
レジャ部にクリンカを移動させる。燃焼ガスを二次空気
とともに、流動層型の第二の炉に導入し、煙道ガスとと
もに第二の炉から流出するフライアッシュを清浄部の上
流側の少なくとも一つの位置で捕集する。清浄部の上流
の前記の位置で捕集したフライアッシュを前記末端部よ
りも入口側でブレジャ部に環流する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固体廃棄物、特に都
市の廃棄物を焼却して実質的に環境に無害な固形物及び
ガスを生成する方法に関するものである。本発明の方法
において、可燃物は、供給量を制御された炉内に導入さ
れ、一次空気の流れに接触することにより燃焼される。
ガス化された成分及び未燃焼物を含む燃焼ガスが放出さ
れ、不揮発性成分は、焼き尽くされてクリンカを生成す
る。放出された燃焼ガスに二次空気が添加され、粒状の
未燃焼物及び可燃性ガス化成分を酸化させて、燃焼排ガ
ス(煙道ガス)及びフライアッシュを生成する。煙道ガ
スは、熱交換器を通過して、熱交換により熱を吸収さ
れ、ついで清浄化装置に供給され、この清浄化装置にお
いてフライアッシュが分離され捕集されるとともに、有
害ガスは中和される。
【0002】
【従来の技術】今日、フランスでは、約40%の都市廃
棄物が焼却されている。処理は、技術的に高いレベルで
種々の処理方法が開発されており、燃焼効率は98〜9
9%であり、未燃焼物の濃度は1%未満となっており、
エネルギー効率は80〜85%であり、設備の有効性は
85〜90%となっている。
【0003】これと同時に、汚染物質の放出も相当に減
少されてきている。こうした改良にもかかわらず、焼却
設備は公害のもとであると考えられている。これは、単
位量あたりの汚染物質の放出の減少が、設備の規模の大
型化や処理する廃棄物の増加に追いつかないためである
と考えられる。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】焼却に代わる廃棄物の
処理方法で、設備規模の拡大や廃棄物に並行して大気汚
染の防止性能を向上させる方法はないと考えられる。埋
め立てによる方法は、将来的に大幅にその規模を縮小さ
れ、他の処理によって発生する無害な残留物のみを対象
とするものとなることが予測される。選択的な回収等の
分別技術は、再生可能な廃棄物にのみ適用可能であり、
その量は多めにみても都市廃棄物の総量の15〜20%
程度である。最も優れた方法としての、土中に混合する
方法でも、回収した廃棄物の最大で45%を取り扱える
にすぎず、重金属等のある種の汚染物質に関しては、従
来の焼却に比べて優れているとはいえない。
【0005】都市廃棄物の処理に関連する汚染を減少さ
せる課題は、焼却を度外視しては解決することは出来な
い。これは、副産物を環境に無害なものとするように焼
却方法を改良することが必要であることを意味する。
【0006】こうした副生成品は、主にガスまたは蒸気
(空気中に浮遊する)の形で大気中に排出されるもの
と、クリンカやフライアッシュ等の固体ものの二つに大
別される。
【0007】前者のガスまたは蒸気は、ほとんど窒素、
二酸化炭素及び水蒸気ならびに少量の有害物質のガス及
び蒸気で構成される。これらの有害物質は、その大部分
を排出前に適当な処理により除去される。適当な処理に
より除去される有害物質としては、 ・重金属及び塵埃の粒子、 ・塩化水素ガス ・一酸化炭素及び気相炭化水素 ・揮発性重金属(水銀) 等がある。
【0008】現在用いられている方法には、改良の余地
が残されている。
【0009】他の気相汚染物質(窒素酸化物、硫黄化合
物、ダイオキシン及び他の有機化合物)についても何ら
かの処理が必要である。これらのいくつか(塵埃、揮発
性重金属、硫黄酸化物)は不可避であり、他のもの(窒
素酸化物NOx、ダイオキシン、CO及び種々の有機化
合物)は、燃焼条件の結果として生成される。硫黄化合
物の場合、燃焼条件がH2 S,SO2 及びSO3 の相対
比率を左右する。
【0010】固形の副生成物はクリンカ及び煙道ガスの
清浄化における副生成物で構成される。これらは、通常
環境に対して無害であると考えられてきた。金属の残骸
を除去したのちに、クリンカは、例えば土木工学的作業
に使用される。
【0011】しかしながら、最近の研究では、固形副生
成物は、雨水等にさらされた場合に、塩化物、硫酸塩及
び重金属等の水溶性成分を将来的に基準超過となると考
えられる濃度で放出することが示されている。
【0012】そこで、本発明の目的は、現在から十年後
の予測される基準レベルに適合するレベルまで空中浮遊
物や固体汚染物質を減少させることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明では、可燃物を供給量制御型炉へ投入し、
一次空気の流れに接触させて燃焼させて、未燃焼物粒子
及びガス化成分を含む燃焼ガスを発生させるとともに、
不揮発成分を焼き尽くしてクリンカを生成し、燃焼ガス
に二次空気を添加して未燃焼物粒子及び可燃性ガス化成
分を酸化して煙道ガス及びフライアッシュを生成し、前
記煙道ガスを熱交換器に流通させて熱を回収し、ついで
清浄部を通過させてフライアッシュを分離、捕集し、有
害ガスを中和するようにして、実質的に環境に無害な副
生成物を生成する、という工程を有する都市廃棄物その
他の固体廃棄物を焼却する方法であって、これを特に良
好に達成するために、熱エネルギー注入手段を設けられ
た末端部を持つブレジャ部にクリンカを移動させ、クリ
ンカを溶融してこれを更に焼き尽くし、溶融したクリン
カを水シールを通して燃焼を停止させてから排出する一
方、一次空気の流れを、前記炉内における燃焼が制限環
境下で行われるように流量制御し、前記燃焼ガスを前記
二次空気とともに流動層型の第二の炉に導入し、煙道ガ
スとともに第二の炉から流出するフライアッシュを前記
清浄部の上流側の少なくとも一つの位置で捕集し、前記
清浄部の上流の前記の位置で捕集したフライアッシュを
前記末端部よりも入口側でブレジャ部に環流するという
方法とした。
【0014】供給量制御型炉における前記制限環境下に
おける燃焼と環流型流動層炉における酸化を組み合わ
せ、その結果、燃焼ガスの温度を低下させ、またそれに
よりその炉中でのNOxの生成を最小限にすることがで
きる一方、燃焼ガスのエンタルピーを増大させ、又ゆる
やかな温度勾配を達成し、且つ環流型流動層炉内で可燃
成分と二次空気が密に接触させられるので、未燃焼物粒
子及びガス化成分の燃焼を実質的に非常に完全に行うこ
とができる。従って、流動層炉からの煙道ガスはNO
x、ダイオキシン及びフランが少なくなる。また硫黄化
合物はSO2 及びSO3 となるので基本的な処理により
容易に除去できる。
【0015】同時に、煙道ガスとともに流動するフライ
アッシュは、可燃成分が少なくなり、環流式流動層炉の
出口側の固相/気相分離器に捕捉されて、これによる汚
染が減少されるとともに、熱交換性能を向上する。
【0016】ブレジャ部へのクリンカの移動は、従来技
術による設備に比べて短い供給量制御型炉の使用を可能
とするほか、クリンカの多孔質塊形成を助けてクリンカ
を完全に焼き尽くすことを可能にするとともに、クリン
カがあまり急激に冷却されないようにクリンカに十分な
密度を与えることを可能にする。このクリンカ塊は、熱
注入手段の方へ徐々に供給される。熱注入手段は、クリ
ンカを溶融し、残留する可燃成分を完全に燃焼させ、蒸
発可能な成分を蒸発させる。この手段によって末端部に
おいて発生されたガスは、環流型流動層炉中で前記ガス
化成分と同行する。溶融されたクリンカは、水シール中
に落下して、熱衝撃により発生した破裂面によって相互
に分断されたガラス化した破片を形成する。ガラス化に
より、ブレジャ部の末端部において蒸発されなかったほ
とんどの鉱物成分は不溶性となる。ガラス化された破片
となったクリンカは、環境を害することなく、埋め立て
や土木作業に用いることが出来る。
【0017】ブレジャ部内へフライアッシュを環流させ
ることによる第一の結果は、フライアッシュによって運
ばれる可燃成分の酸化の促進及びフライアッシュ中の非
酸化性成分が増加し、その固定成分がクリンカとともに
ガラス化することである。凝固可能な重金属はフライア
ッシュとともに回収され、そのフライアッシュは、可燃
成分が酸化されまたガラス化する成分がクリンカともに
除去されるに従い、その中の重金属成分の濃度が増加す
る。この方法により、フライアッシュ中の重金属の濃度
を、その抽出が採算にあうようにすることが出来る。
【0018】ブレジャ部に移動される前に、クリンカは
好ましくはふるいにかけられ、大きな不相性の異物を除
去される。都市廃棄物は、通常、自転車のフレーム、ベ
ッドのフレーム、ミシン等の金属製品や岩石を含んでい
る。これらの異物を溶融することは、でたらめな効果を
生じるものであり、余分のエネルギ消費を必要とすると
ともに、クリンカのガラス化を阻害する可能性がある。
【0019】好ましくは、十分な量のカルシウム酸化物
を含有する粉末状の物質を環流型流動層炉に導入して、
主にSO2 及びSO3 の形で存在する硫黄化合物を実質
的に中和する。流動層内で硫黄酸化物と接触するカルシ
ウム酸化物(生石灰または石灰石の形で添加され、Ca
O及びCO2 に分解する)により、硫化カルシウム及び
硫酸塩が生成される。これらの硫化カルシウム及び硫酸
塩は、フライアッシュによって捕捉され、この結果、煙
道ガス中の硫黄酸化物の量が減少する。
【0020】煙道ガス中のフライアッシュの捕集を向上
するために、煙道ガスが熱交換器に流入する以前に、煙
道ガスは固相/気相分離器に通されてもよい。固相/気
相分離器には、例えば通過する煙道ガスの温度に耐える
フィルタが設けられている。これにより、熱交換器の汚
損も防止される。
【0021】熱交換器は、通常蒸気発生ボイラで構成さ
れる。据え付けられた高エネルギー源に対しては、蒸気
発生方式は、熱を直接エンドユーザーに供給するにせ
よ、発電に用いるにせよ、最も効率的な熱回収方法であ
る。
【0022】複数のホッパをボイラの底部に設けて、フ
ライアッシュを捕集してもよい。これで捕集されたフラ
イアッシュは、清浄部の入口側及び清浄部内において捕
集されたフライアッシュとともにブレジャ部に環流され
る。ボイラ水及び蒸気によって熱が奪われるので、煙道
ガスの温度は低下する。それに従って重金属は凝固する
ので、凝固した重金属はこれらのホッパに集積する傾向
がある。
【0023】煙道ガスの回路の種々の位置から捕集され
たフライアッシュをブレジャ部に環流するパイプにパー
ジ出口を設けて、重金属を多量に含んだフライアッシュ
を回収する様にすると更によい。
【0024】本発明のその他の特徴及び利点は、添付図
面を参照する以下の説明より明らかとなろう。
【0025】
【実施例】本発明の一実施例においては、図1に示され
た様に、例えばトラック等によって設備に搬入された都
市廃棄物を投入するための傾斜面11を備えたサイロ1
に、廃棄物の貯留槽12が形成される。貯留槽12内の
廃棄物は、頭上の移動式クレーン14によって担持され
る取り扱い手段13により取り出される。
【0026】取り扱い手段13により取り出された都市
廃棄物は、供給量を制御された炉2の投入シュート21
に供給される。炉2は、燃焼している廃棄物が入口側か
ら出口側に徐々に移動するように固定バーと可動バーを
交互に千鳥状列に配置された傾斜した火格子22を有し
ている。火格子22の下側のブロアボックス24は、フ
ァン25により一次燃焼用空気を供給される。投入シュ
ート21及び傾斜格子22は、それぞれ公知の構成とな
っている。しかしながら、傾斜格子22は、従来の設備
において用いられているものよりも短くなっており、後
述のように、その下流側支持部はブレジャ部の一部を構
成するようになっている。
【0027】格子22の上方に形成される煙道ガス室2
3が、格子22上で廃棄物が燃焼することによって発生
する燃焼ガスを捕集する。格子22の出口側端部には、
傾斜した粗目ふるい31が延設されており、廃棄物の不
揮発性成分の燃焼によって生成されるクリンカは、この
粗目ふるいを通ってブレジャ部を形成する井筒部3内に
落下する。粗目ふるい31に到達しながら、ふるいを通
過しなかった大径の、特に不燃性不純物は、ふるいの終
端で捕集され、適当なタイミングでエアロックを介して
ダンパ30に投入される。
【0028】燃焼残留物中に残る可燃性不揮発成分は、
井筒部3によって形成されるブレジャ部によって完全に
焼き尽くされる。そこには一次空気が供給されている。
井筒部の下端部33は、るつぼを形成するとともに、装
入ドア34を有している。この装入ドア34の前方には
プラズマトーチ、電気バーナまたは酸素バーナ等の熱注
入手段35が配置される。井筒部に捕集されたクリンカ
32はマグマ状となり、その底部がるつぼ33内で溶融
され、装入ドア34及び垂直通路41を通って水が満た
されたタンク40内に落下する。これにより、外気に対
する水シールが形成され、加圧された燃焼ガスがガラス
化したクリンカとともに漏れ出すことを防止し、煙道ガ
ス室23の圧力が外気圧よりも低い場合においては、空
気がドア34を通って煙道ガス室23へ流入することを
防止する。
【0029】粗ガラスを形成する溶融したクリンカは、
タンク40内の水中に落下して、熱衝撃による応力によ
って破裂してガラス質の塊を形成する。この処理は、ガ
ラス化した生成物の破砕として知られている。このガラ
ス質の砕片塊は、周期的にホッパ42内へかき出され
る。このガラス化したクリンカ塊の組成は、セメントの
クリンカと同様であり、例えば道路の建設または補修に
用いられる。
【0030】格子22上で燃焼する廃棄物及び井筒部3
中のクリンカから発生する粒子状の未燃焼物及び燃焼ガ
スは、煙道ガス室23で捕集され、流動層を内包する塔
の基底部で環流流動層炉5に吹き込まれる。流動層は、
複数種類の所定の粒径を有する顆粒状耐火物を有してい
る。二次空気は、塔の底部51の中心部に供給され、顆
粒状耐火物を流動化する。燃焼ガス及び循環されてきた
顆粒状耐火物は、円周方向リップ52の下側に進入する
ように構成されている。燃焼ガスと二次空気は、耐火物
の流動化による撹拌及び乱流の効果により、塔の高さの
全体に亘り互いに緊密に接触する。その結果、燃焼ガス
中の酸化可能な成分が二次空気の酸素と結合する。流動
層を形成している粒状耐火物が、大きな熱慣性を持つ一
つのマクロ的な集団を形成し、これが高温に昇温されて
いるので、燃焼ガス中の可燃成分及び粒子状の未燃焼物
は実質的に一定の温度で燃焼される。またこの燃焼は、
流動層の温度を保持する。
【0031】粉末化された石灰が、流動層の酸化雰囲気
においては主にSO2 及びSO3 で構成される硫黄化合
物を中和するために、計算された量において二次空気と
ともに塔の底部の中心位置51に吹き込まれる。これに
より、硫化カルシウム及び硫酸塩が生成される。
【0032】流動層の粒子状耐火物は、塔50の上端よ
りオーバーフローしてサイクロン型固相/気相分離器5
3に落下する。塔50からの煙道ガスは、中央パイプ5
4を通って流動層及び同行しているフライアッシュより
分離される。
【0033】中央パイプ54は、ボイラ7に接続された
エバポレータチューブに接続されており、煙道ガスの温
度を制限している。
【0034】サイクロン型固相/気相分離器53の基部
の粗目ふるい60は、流動層の粒状物質を、沈積したフ
ライアッシュから分離する。流動層物質の粒子は、円周
方向リップ52を介して塔50の基部に環流される。一
方、フライアッシュの一部はパイプを通して排出するこ
とができる。
【0035】中央パイプ54は固相/気相分離器本体6
に導通しており、この本体6は高温の煙道ガス中に含ま
れるフライアッシュの流通を阻止するフィルタ61を有
している。尚、フィルタ61は、耐火性のフィルタ面を
有している。
【0036】フィルタ61を通った煙道ガスは、直列の
二つのステージ70、71及び73、74を有する蒸気
発生ボイラとして形成された熱交換器7に送り込まれ
る。第一のステージは、上向きの第二の通路71に接続
された下向きの第一の通路70を有している。尚、第二
の通路にはボイラチューブのほとんどが配置されてい
る。下向きの第一の通路70と上向きの第二の通路71
の間の、第一のステージの下側部分は、ホッパ72とし
て構成されており、フライアッシュを捕集する。第二の
ステージも、下向きの第三の通路73と上向きの通路7
4を有している。その第三の通路にはボイラチューブと
再加熱器とが設けられている。尚、第二のステージの下
側部分もホッパ75として形成され、二つの通路73、
74の接合部においてフライアッシュを捕集する。煙道
ガスは、熱交換器を形成するボイラ7を通過する間に漸
進的に冷却される。このため、通路70、71、73、
74は、煙道ガスの流速を適当な範囲に保持するように
断面寸法が先すぼみになるように構成されている。この
煙道ガスの漸進的な冷却により、煙道ガス中の揮発成分
から凝固した固体物質が形成される。
【0037】ボイラ7を脱出するとすぐ、煙道ガスはフ
ィルタボックス80及びホッパ81を含む在来型の清浄
部8を通過し、フィルタ80により気相成分から分離さ
れた物質が捕集される。ホッパ81は、煙道ガス中に連
行されていた重金属のほとんどを、主に金属酸化物また
は塩化物(亜鉛、すず、カルシウム)の形で捕集する。
清浄部8を通過した煙道ガスは、最終清浄部9に設けた
水洗ユニット90を通り、フィルタ80では除去されな
い塩化水素及び水銀が捕捉される。煙道ガスはその後フ
ァン91によりスタック10に送り込まれ排出される。
【0038】冷却される煙道ガスから凝固、分離され、
ボイラ7のホッパ72、75内及び清浄部8のホッパ8
1内及び環流型流動層ボイラのサイクロン53内に捕集
されたフライアッシュ及び他の固形物質は、清浄部8の
ホッパ81の出口直近にパージ83を設けられたリター
ンパイプ82を経由し、投入ドア34の直近且つそのド
アよりも入口側でブレジャ部3に環流される。
【0039】尚、設備の種々の部分の運転条件に制約そ
の他の変化があれば、本発明の実施態様はそれに従い変
化する。
【0040】シュート21から火格子22に投入された
都市廃棄物は、燃焼される前に乾燥される。格子22の
下側のブロアボックス24に供給される一次空気量は、
煙道ガス室23中の燃焼ガスが高濃度のCOを含むよう
に、そして格子22上の可燃物集団の温度が比較的低く
なるように、また生成される窒素酸化物(NOx)の量
が非常に少量になるように、決定される。また、ブレジ
ャ部3の井筒部に供給される空気の量は、クリンカの処
理がわずかに酸化性の条件下で完了するように決定され
る。るつぼ33の終端部におけるクリンカの溶融は、窒
素酸化物の生成を最小限とするようにプロセス設計をな
され、この終端部における雰囲気中では含有される酸素
は非常に少量となされ、追加の空気の供給はクリンカを
焼き尽くすのに必要な量に正確に調製される。
【0041】室23からの燃焼ガスは、石灰を連行する
二次空気と同時に、環流型流動層炉5の塔50の基部に
吹き込まれる。環流層中の粒子状可燃物及び燃焼ガスの
燃焼は、流動層の顆粒状耐火物の集団の大きな熱慣性に
よって比較的狭い温度範囲において起こるので、二次空
気が過剰となった場合においても、NOxが増加するお
それは少ない。出口54における煙道ガス中のCOの濃
度は、非常に低くなる。また、硫黄は酸化されるので、
硫酸塩の形で硫黄分が捕捉されることを促進する。
【0042】クリンカ及びフライアッシュをブレジャ部
のるつぼ33内における溶融によって不溶性のガラス質
とする一方、クリンカの最終可燃成分は燃焼され、揮発
性成分は蒸留される。
【0043】煙道ガスが低温になっている清浄部8のホ
ッパ81内に捕集された粉末及び凝集物は、環流される
ことにより重金属の含有量が漸次増加する。低コストで
抽出、分離可能な高濃度の重金属を含む物質が、パージ
83より取り出される。
【0044】未燃焼物質を減少させることにより、ボイ
ラを汚染するボイラ7の上流側のフライアッシュ及び有
害物質が減少し、設備の中期的な熱効率が増大する。ま
た、二次的な利点として、ボイラの要素の腐食も減少す
る。
【0045】もちろん、本発明は上記の実施例に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲を逸脱
しない範囲におけるすべての変形、変更をも包含するも
のである。
【0046】例えば、供給量を制御された炉は、固定バ
ーと往復運動する可動バーを交互に配設した火格子を有
する炉である必要はなく、無端層火格子型炉、回転式炉
とすることも出来る。大きな廃棄物は、必ずしもブレジ
ャ部に進入する前にクリンカから分離する必要はなく、
通常の運転において必要とされるトーチ35の出力が十
分である場合にはクリンカの溶融と同時に溶融すること
も可能であり、また、極めて大きな廃棄物のみをクリン
カより分離するようにしてもよい。さらに、熱交換器
は、長手方向または垂直方向の交差する通路を有する単
一ステージまたは多段ステージボイラや、その他いかな
る種類のもので構成することも可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明は、生じる熱エネルギーの再利用
を可能にすると同時に、風媒汚染物質を環流等の途中で
除去して外に漏らさず、また、不燃性不揮発性且つ不溶
性のため実質的に環境に無害なガラス質副産物を得るこ
とができるといった優れた効果を奏し、更に重金属等の
回収を高濃度のため高効率即ち低コストで行うことも可
能にする。このようにして、現在から十年後の予測され
る基準レベルに適合するレベルまで空中浮遊物や固体汚
染物質を減少させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による都市廃棄物処理設備を示
す図である。
【符号の説明】
3 ブレジャ部 5 流動層炉 7 ボイラ 21 シュート 22 火格子 23 煙道ガス室 24 ブロアボックス 32 井筒部中のクリンカ 33 るつぼ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃物を供給量制御型炉へ投入し、一次
    空気の流れに接触させて燃焼させて、未燃焼物粒子及び
    ガス化成分を含む燃焼ガスを発生させるとともに、不揮
    発成分を焼き尽くしてクリンカを生成し、燃焼ガスに二
    次空気を添加して未燃焼物粒子及び可燃性ガス化成分を
    酸化して煙道ガス及びフライアッシュを生成し、前記煙
    道ガスを熱交換器に流通させて熱を回収し、ついで清浄
    部を通過させてフライアッシュを分離、捕集し、有害ガ
    スを中和するようにして都市廃棄物その他の固体廃棄物
    を焼却して、実質的に環境に無害な副生成物を生成する
    方法であって、 一次空気の流れを、前記炉内における燃焼が制限環境下
    で行われるように流量制御し、 熱エネルギー注入手段を設けられた末端部を持つブレジ
    ャ部にクリンカを移動させ、クリンカを溶融してこれを
    更に焼き尽くし、溶融したクリンカを水シールを通して
    燃焼を停止させてから排出する一方、 前記燃焼ガスを前記二次空気とともに、流動層型の第二
    の炉に導入し、 煙道ガスとともに第二の炉から流出するフライアッシュ
    を前記清浄部の上流側の少なくとも一つの位置で捕集
    し、 前記清浄部の上流の前記の位置で捕集したフライアッシ
    ュを前記末端部よりも入口側でブレジャ部に環流するよ
    うにしたことを特徴とする固体廃棄物の焼却方法。
  2. 【請求項2】 前記クリンカは、前記ブレジャ部に移送
    される前に、粗目ふるいにより大きな異物を除去される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第二の炉の流動層は環流式流動層で
    あることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 硫黄分を実質的に中和するに足る量のカ
    ルシウム酸化物を含む粉体が、前記第二の炉に導入され
    ることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第二の炉からの煙道ガスは、固相/気相
    分離器を通過して、フライアッシュの大部分が、熱交換
    器に煙道ガスが流通する前に捕集されることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第二の炉と熱交換器間に配設される
    前記固相/気相分離器は、該熱交換器入口側の煙道ガス
    の温度に等しい温度に耐えるように構成されたフィルタ
    を有していることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記熱交換器は、蒸気発生ボイラである
    請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ボイラは、底部に複数のホッパを有
    し、清浄部の入口側で捕集されたフライアッシュととも
    にブレジャ部に環流されるフライアッシュを捕集するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 フライアッシュが、パージを設けられた
    パイプを介してブレジャ部に環流されることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
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