JPH06241199A - 陸上ポンプ - Google Patents
陸上ポンプInfo
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- JPH06241199A JPH06241199A JP4710593A JP4710593A JPH06241199A JP H06241199 A JPH06241199 A JP H06241199A JP 4710593 A JP4710593 A JP 4710593A JP 4710593 A JP4710593 A JP 4710593A JP H06241199 A JPH06241199 A JP H06241199A
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- Japan
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- pump
- motor
- shaft
- motor shaft
- iron core
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
流入口に流入する液体をポンプ部の流出口から送出する
陸上ポンプに関し、設置スペースが少なく、スペースを
有効に利用することができ、コンパクトで効果的な防音
措置を容易に施すことができ、棒形状に形成して壁の中
などに収容させることができるようにする。 【構成】 固定子鉄心7をモータシャフト部1mの軸方
向に貫通する熱良導体で構成した流路筒10を所定数設
け、この流路筒10の一端をポンプ部Pの流入口3hb
に接続する。
Description
を動作させ、ポンプ部の流入口に流入する液体をポンプ
部の流出口から送出する陸上ポンプに関するものであ
る。
ータ部およびポンプ部を空気中に露出させて設置してい
る。この陸上ポンプのモータ部に電力を供給して動作さ
せると、ポンプ部の回転羽根が回転するので、ポンプ部
は流入口に流入する液体を回転羽根で圧送して流出口か
ら送出する。そして、モータ部が動作することによって
放出する熱は、モータ部の周囲の大気に発散される。
記のように空冷式とされているので、モータ部が動作す
ることによって放出する熱を効率よく発散させるために
モータケーシングを熱良導体で構成するとともに、モー
タケーシングに冷却フィンを設けたり、モータケーシン
グに放熱用の換気孔を多数設けている。したがって、陸
上ポンプの周囲に空気を流通させてモータ部の熱を発散
させるための放熱用スペースを確保する必要があるた
め、設置スペースが大きくなり、スペースを有効に利用
することができなくなる。また、モータ部の作動音など
が外部に漏れるのを遮蔽するために、例えば防音箱で陸
上ポンプを覆おうとしても、防音箱内に熱が蓄積される
こと、前述した放熱用スペースを確保しなければならな
いことを考慮すると、コンパクトで効果的な防音措置を
施すのはむずかしいという不都合があった。
するためになされたもので、設置スペースが少なく、ス
ペースを有効に利用することができ、コンパクトで効果
的な防音措置を容易に施すことができるとともに、棒形
状に形成して壁の中などに収容させることのできる陸上
ポンプを提供するものである。
ンプは、固定子鉄心をモータシャフトの軸方向に貫通す
る熱良導体で構成した流路を所定数設け、この流路の一
端をポンプ部の流入口または流出口に接続したものであ
る。そして、モータシャフトとポンプシャフトとを同一
軸状に配置してモータケーシングとポンプケーシングと
が共有する中間壁を水密に構成する。
る液体が熱搬送媒体となり、液体がモータ部からの熱を
搬送して放出する。
する。図1はこの発明の一実施例である陸上ポンプの構
成を示す断面図、図2は図1のA−A線による断面図で
あり、図1は図2のB−B線による断面に相当する。な
お、図1および図2は下側は、上側と対称に構成されて
いる。そして、中間壁とモータ端壁は、略同一構成とさ
れている。
示し、モータシャフト部1mおよびポンプシャフト部1
pが1本状に形成されている。2はベアリングを示し、
モータシャフト部1mの両端にそれぞれ取り付けられて
いる。3はシャフト1が貫通する中間壁を示し、熱良導
体、プラスチックまたは複合材などで構成され、ベアリ
ング2を介してシャフト1を支持するものであり、空気
を流通させたり、配線を挿通させるための通気孔3ha
と、液体が流入する流入口3hbとが設けられ、通気孔
3ha、流入口3hbは円周方向に、この場合は交互に
16個所ずつ設けられている。
し、熱良導体、プラスチックまたは複合材などで構成さ
れ、ベアリング2を介してシャフト1の一端を支持する
ものであり、モータ端壁部4aと、モータ端壁部4aの
外面に当接するシールパッキン4bと、シールパッキン
4bを介してモータ端壁部4aに当接する閉塞板4c、
シールパッキン4bおよび閉塞板4cをモータ端壁部4
aに固定するボルト4dで構成されている。そして、モ
ータ端壁部4aには空気を流通させたり、配線を挿通さ
せるための通気孔4ahが円周方向に、この場合は16
個設けられている。
転子鉄心、6は回転子鉄心5に形成されたエンドリング
ファン、7は回転子鉄心5の周囲を所定の間隙で囲む固
定子鉄心、8は固定子鉄心7に巻かれた固定子巻線を示
す。9はモータ筒を示し、熱良導体で構成され、内側に
固定子鉄心7が固定され、開放した両端は中間壁3、モ
ータ端壁4で閉塞されている。なお、モータケーシング
は、中間壁3、モータ端壁4およびモータ筒9で構成さ
れている。
固定子巻線8に接触しないように固定子鉄心7と接触し
ながらモータシャフト部1mと平行に固定子鉄心7を貫
通し、開放した一端のフランジ部分を、シールパッキン
11を介して流入口3hbの周囲の中間壁3に係止さ
せ、開放した他端に螺合するナット12がシールパッキ
ン13を介してモータ端壁部4aに当接することによ
り、中間壁3とモータ端壁部4aとに固定されている。
なお、流路筒10は円周方向に通気孔3h,4ahの間
に位置するように、両壁3,4に配置されている。
部4aの外面外縁に当接している。15は流路端壁を示
し、シールパッキン14を介してモータ端壁部4aに当
接し、入水管Tiが接続される入水口15hが、シャフ
ト1の延長線上に形成され、流路筒10に連通してい
る。16はボルトを示し、流路端壁15、シールパッキ
ン14およびモータ端壁部4aを貫通した一端が中間壁
3に螺合し、流路端壁15から突出した他端に螺合する
ナット17が流路端壁15に座金などを介して当接し、
モータ筒9を介した中間壁3、モータ端壁4および流路
端壁15を固定する。
ャフト部1pと中間壁3とを水密にするものである。1
9は中間壁3と対向するポンプ端壁を示し、出水管To
が接続される流出口としての出水口19hが、シャフト
1の延長線上に形成されている。20はポンプ回転羽根
を示し、ポンプシャフト部1pが挿通され、シャフト1
の他端に螺合するナット21で固定されている。
ポンプ案内羽根22A,22Bがはめ込まれたポンプ筒
を示し、このポンプ筒23の開放した両端はシールパッ
キン24を介して中間壁3、ポンプ端壁19に当接して
閉塞されている。なお、ポンプケーシングは、中間壁
3、ポンプ端壁19およびポンプ筒23で構成されてい
る。
通した一端が中間壁3に螺合し、ポンプ端壁19から突
出した他端に螺合するナット26がポンプ端壁19に座
金などを介して当接し、ポンプ筒23を介した中間壁
3、ポンプ端壁19を固定する。Mはモータ部、Pはポ
ンプ部を示す。
タ部Mの固定子巻線8に通電して回転子鉄心5およびモ
ータシャフト部1mを回転させると、ポンプシャフト部
1pも回転するので、ポンプ回転羽根20も回転する。
そして、ポンプ回転羽根20が回転すると、入水管Ti
から入水口15hに流入する液体としての水は、流通筒
10を通過して流入口3hbからポンプ部Pに入り、出
水口19hから出水管Toに流出する。
作させるとき、電気エネルギーが運動エネルギーに変換
される際に熱が発生するが、この熱は固定子鉄心7、流
路筒10を介して流路筒10を流れる水に伝導して搬送
され、放熱されるとともに、通気孔3ha,4ahを介
して出入りする空気によってモータ部M外に発散され
る。
く、モータ部Mの熱を効果的に放熱させることができる
ので、周囲に放熱用スペースを設ける必要がなくなるた
め、設置スペースが少なくなり、スペースを有効に利用
することができる。また、周囲に放熱用スペースを確保
する必要がなくなるため、作動音などが外部に漏れるの
を遮蔽するために、例えばコンパクトな防音箱に収容さ
せることができるので、コンパクトで効果的な防音措置
を容易に施すことができる。さらに、設置スペースが少
なくて済み、入水口15hと出水口19hとをシャフト
1の延長線上に配置したので、棒形状、すなわち細くす
ることができるため、コンパクトな箱に収容させたり、
壁の中などに収容させることができる。なお、モータ部
Mの中に結露が発生することはない。
Mの配線は通気孔3ha,4ahのいずれかに挿通させ
ればよく、水を反対方向に流す構成としてもよい。ま
た、モータ端壁4を水密に構成し、モータ端壁4の外面
にも水を流す構成としたが、流通筒10に直接入水管T
iまたは出水管Toを接続してもよい。
子鉄心をモータシャフトの軸方向に貫通する熱良導体で
構成した流路を所定数設け、この流路の一端をポンプ部
の流入口または流出口に接続したので、モータ部で発生
した熱は固定子鉄心、流路を介して流路を流れる液体に
伝導して搬送され、放出される。したがって、特別な冷
却措置を施すことなく、モータ部の熱を効果的に放熱さ
せることができるので、周囲に放熱用スペースを設ける
必要がなくなるため、設置スペースが少なくなり、スペ
ースを有効に利用することができる。また、周囲に放熱
用スペースを確保する必要がなくなるため、作動音など
が外部に漏れるのを遮蔽するために、例えばコンパクト
な防音箱に収容させることができるので、コンパクトで
効果的な防音措置を容易に施すことができる。
に構成したので、流路の他端とポンプ部の流出口または
流入口とをモータシャフトおよびポンプシャフトの延長
線上に配置することができるため、棒形状、すなわち細
くすることができるため、コンパクトな箱に収容させた
り、壁の中などに収容させることができる。
示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 モータシャフトに回転子鉄心が固定さ
れ、前記回転子鉄心の周囲を所定の間隙で囲む固定子鉄
心がモータケーシングに固定されたモータ部でポンプ部
を動作させ、前記ポンプ部の流入口に流入する液体を前
記ポンプ部の流出口から送出する陸上ポンプにおいて、 前記固定子鉄心を前記モータシャフトの軸方向に貫通す
る熱良導体で構成した流路を所定数設け、 この流路の一端を前記ポンプ部の流入口または流出口に
接続した、 ことを特徴とする陸上ポンプ。 - 【請求項2】 請求項1に記載した陸上ポンプにおい
て、 前記モータシャフトと前記ポンプ部のポンプシャフトと
を同一軸状に配置して前記モータケーシングとポンプケ
ーシングとが共有する中間壁を水密に構成した、 ことを特徴とする陸上ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047105A JP2698953B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 陸上ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047105A JP2698953B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 陸上ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241199A true JPH06241199A (ja) | 1994-08-30 |
JP2698953B2 JP2698953B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=12765903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5047105A Expired - Fee Related JP2698953B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 陸上ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2698953B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006101672A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 流体流路を内蔵する回転電機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972959A (ja) * | 1983-08-11 | 1984-04-25 | Toshiba Corp | 液体冷却回転電機 |
JPS6213516A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-22 | Harima Refract Co Ltd | 溶鋼用真空脱ガス炉の操業方法 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5047105A patent/JP2698953B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972959A (ja) * | 1983-08-11 | 1984-04-25 | Toshiba Corp | 液体冷却回転電機 |
JPS6213516A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-22 | Harima Refract Co Ltd | 溶鋼用真空脱ガス炉の操業方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006101672A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 流体流路を内蔵する回転電機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2698953B2 (ja) | 1998-01-19 |
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