JPH06238066A - 自己推進バウンド・ボール - Google Patents
自己推進バウンド・ボールInfo
- Publication number
- JPH06238066A JPH06238066A JP5203927A JP20392793A JPH06238066A JP H06238066 A JPH06238066 A JP H06238066A JP 5203927 A JP5203927 A JP 5203927A JP 20392793 A JP20392793 A JP 20392793A JP H06238066 A JPH06238066 A JP H06238066A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propelled
- self
- ball
- hemisphere
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B43/00—Balls with special arrangements
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H33/00—Other toys
- A63H33/005—Motorised rolling toys
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全性に対する十分な配慮がされるととも
に、バウンドボールが本来有する予測しえない運動に伴
う十分な遊び機能を具備した自己推進バウンド・ボール
を提供する。 【構成】 中空球体12を有し、間隔を置いた複数の弾
性ノブ14が球体12から外に延びており、内部機構が
ボールのランダムな動作及びバウンドを起こす。この玩
具の分解中の使用者への危害又は玩具への損害を防ぐた
めに安全スイッチも設けられている。
に、バウンドボールが本来有する予測しえない運動に伴
う十分な遊び機能を具備した自己推進バウンド・ボール
を提供する。 【構成】 中空球体12を有し、間隔を置いた複数の弾
性ノブ14が球体12から外に延びており、内部機構が
ボールのランダムな動作及びバウンドを起こす。この玩
具の分解中の使用者への危害又は玩具への損害を防ぐた
めに安全スイッチも設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールのランダムな運
動及びバウンドを生じるように、組み合わせて作動する
表面上の弾性ノブ及び内部モーターを有する玩具ボール
に関し、この玩具ボールは、分解した時にモーターの作
動を阻止する安全スイッチも内蔵するものである。
動及びバウンドを生じるように、組み合わせて作動する
表面上の弾性ノブ及び内部モーターを有する玩具ボール
に関し、この玩具ボールは、分解した時にモーターの作
動を阻止する安全スイッチも内蔵するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】多く
の玩具の自己推進ボールが開発され、あるいは特許さ
れ、それらは内部電池式モーターを有している。また、
ランダム・ローリングを生じるように外表面上に弾性ノ
ブを組み込んだボールも知られている。しかし、従来の
ボールには安全性に対する配慮がされていないため、モ
ーターをボール内に挿入するときに、モーターと連動す
る回転手段が作動し、指を挟むことがあった。本発明の
目的は、安全性に対する十分な配慮がされるとともに、
バウンドボールが本来有する予測しえない運動に伴う十
分な遊び機能を具備した自己推進バウンド・ボールを提
供することにある。
の玩具の自己推進ボールが開発され、あるいは特許さ
れ、それらは内部電池式モーターを有している。また、
ランダム・ローリングを生じるように外表面上に弾性ノ
ブを組み込んだボールも知られている。しかし、従来の
ボールには安全性に対する配慮がされていないため、モ
ーターをボール内に挿入するときに、モーターと連動す
る回転手段が作動し、指を挟むことがあった。本発明の
目的は、安全性に対する十分な配慮がされるとともに、
バウンドボールが本来有する予測しえない運動に伴う十
分な遊び機能を具備した自己推進バウンド・ボールを提
供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自己推進バ
ウンド・ボールは第一半球及び第二半球を結合すること
でできる中空球体を有し、多数の間隔を置いた弾性ノブ
が中空球体に結合されて中空球体から外に延び、遊び表
面でボールをランダムに推進する回転手段が球体内に搭
載されている。
ウンド・ボールは第一半球及び第二半球を結合すること
でできる中空球体を有し、多数の間隔を置いた弾性ノブ
が中空球体に結合されて中空球体から外に延び、遊び表
面でボールをランダムに推進する回転手段が球体内に搭
載されている。
【0004】本発明に係る自己推進バウンド・ボール
は、第一半球及び第二半球を結合するまで回転手段の作
動を阻止する安全手段を備えている。また、回転手段を
非作動にするために安全スイッチを使用することができ
る。回転手段を作動させるために両方を閉じなければな
らない安全スイッチ及び電源スイッチを設けることがで
きる。
は、第一半球及び第二半球を結合するまで回転手段の作
動を阻止する安全手段を備えている。また、回転手段を
非作動にするために安全スイッチを使用することができ
る。回転手段を作動させるために両方を閉じなければな
らない安全スイッチ及び電源スイッチを設けることがで
きる。
【0005】回転手段は固定軸のまわりを回転し、電池
式モーター、このモーターに回転可能に連結された駆動
軸、駆動軸に固定された駆動歯車、駆動歯車に噛み合う
大伝動歯車、大伝動歯車に同軸に固定された小伝動歯
車、及び固定軸に固定され且つ小伝動歯車に噛み合う固
定歯車を備えることができる。
式モーター、このモーターに回転可能に連結された駆動
軸、駆動軸に固定された駆動歯車、駆動歯車に噛み合う
大伝動歯車、大伝動歯車に同軸に固定された小伝動歯
車、及び固定軸に固定され且つ小伝動歯車に噛み合う固
定歯車を備えることができる。
【0006】本発明に係る自己推進バウンド・ボール
は、第一半球及び第二半球を結合することでできる中空
の球体、この中空球体に結合され且つそこから外に延び
ている多数の間隔を置いた弾性ノブ、第一半球が第二半
球と結合する所の近くで第一半球に固定された第一端及
び第二端を有する固定軸、固定軸に回転可能に搭載され
且つ固定軸の第一端から間隔を置いた電気モーター、固
定軸を中心としてモーターを回転させる駆動手段、及び
モーターを非作動にする安全手段を備えることができ、
安全手段は固定軸の第一端とモーターとの間に位置する
ことができる。
は、第一半球及び第二半球を結合することでできる中空
の球体、この中空球体に結合され且つそこから外に延び
ている多数の間隔を置いた弾性ノブ、第一半球が第二半
球と結合する所の近くで第一半球に固定された第一端及
び第二端を有する固定軸、固定軸に回転可能に搭載され
且つ固定軸の第一端から間隔を置いた電気モーター、固
定軸を中心としてモーターを回転させる駆動手段、及び
モーターを非作動にする安全手段を備えることができ、
安全手段は固定軸の第一端とモーターとの間に位置する
ことができる。
【0007】安全手段は、第一半球及び第二半球が結合
した時に閉鎖する、通常開放スイッチを備えることがで
きる。
した時に閉鎖する、通常開放スイッチを備えることがで
きる。
【0008】モーターの重心は、固定軸から偏心させる
ことができる。駆動手段としては、モーターに回転可能
に連結された駆動軸、駆動軸に固定された駆動歯車、駆
動歯車に噛み合う大伝動歯車、大伝動歯車に同軸に固定
された小伝動歯車、及び固定軸に固定され且つ小伝動歯
車に噛み合う固定歯車を備えることができる。
ことができる。駆動手段としては、モーターに回転可能
に連結された駆動軸、駆動軸に固定された駆動歯車、駆
動歯車に噛み合う大伝動歯車、大伝動歯車に同軸に固定
された小伝動歯車、及び固定軸に固定され且つ小伝動歯
車に噛み合う固定歯車を備えることができる。
【0009】自己推進バウンド・ボールは、第一半球及
び第二半球を有する中空球体、中空球体に結合され且つ
そこから外に延びている複数の間隔を置いた弾性ノブ、
第一半球が第二半球に結合する所の近くで第一半球に固
定された第一端及び第二端を有する軸、この軸に回転可
能に搭載され且つ軸の第一端から間隔を置いた電気モー
ター、軸を中心としてモーターを回転させる駆動手段、
電気モーターを非作動にする第一位置及び電気モーター
を作動させうる第二位置を有する電気モーターに通じる
可動スプリング接触子、及び第一位置と第二位置との間
で可動スプリング接触子を押圧する手段を含むこともで
き、この手段は軸の第一端とモーターとの間で軸にスラ
イド可能に搭載することができる。
び第二半球を有する中空球体、中空球体に結合され且つ
そこから外に延びている複数の間隔を置いた弾性ノブ、
第一半球が第二半球に結合する所の近くで第一半球に固
定された第一端及び第二端を有する軸、この軸に回転可
能に搭載され且つ軸の第一端から間隔を置いた電気モー
ター、軸を中心としてモーターを回転させる駆動手段、
電気モーターを非作動にする第一位置及び電気モーター
を作動させうる第二位置を有する電気モーターに通じる
可動スプリング接触子、及び第一位置と第二位置との間
で可動スプリング接触子を押圧する手段を含むこともで
き、この手段は軸の第一端とモーターとの間で軸にスラ
イド可能に搭載することができる。
【0010】可動スプリング接触子を押圧する手段は、
モーターの近くで軸にスライド可能に取り付けられたコ
イル・スプリング及びコイル・スプリングと軸の第一端
との間で軸にスライド可能に取り付けられたシリンダー
を備えることができる。シリンダーは第一位置及び第二
位置をとることができる。シリンダーを第一位置及び第
二位置の間で移動するタブ手段を第二半球に取り付ける
ことができる。
モーターの近くで軸にスライド可能に取り付けられたコ
イル・スプリング及びコイル・スプリングと軸の第一端
との間で軸にスライド可能に取り付けられたシリンダー
を備えることができる。シリンダーは第一位置及び第二
位置をとることができる。シリンダーを第一位置及び第
二位置の間で移動するタブ手段を第二半球に取り付ける
ことができる。
【0011】中空球体は硬質又は半硬質とし、且つ弾性
被覆又はプラッシュ(plush) 被覆を施すことができる。
弾性ノブは球体が平坦面に接触するのを阻止するような
寸法及び間隔とすることができる。弾性ノブは円錐台形
とし、且つショアA60〜65の範囲のデュロメーター弾性
値を有する回転成形ポリ塩化ビニールで製造することが
できる。
被覆又はプラッシュ(plush) 被覆を施すことができる。
弾性ノブは球体が平坦面に接触するのを阻止するような
寸法及び間隔とすることができる。弾性ノブは円錐台形
とし、且つショアA60〜65の範囲のデュロメーター弾性
値を有する回転成形ポリ塩化ビニールで製造することが
できる。
【0012】
【作用および実施例】本発明の作用を、その好適な実施
例とともに以下に説明する。図1は本発明による自己推
進バウンド・ボールの斜視図、図2はボールを構成する
二個の半球及びその内部の電池式モーターを示す、自己
推進バウンド・ボールの分解斜視図、図3はモーター・
ハウジング・カバーを外し、第一、即ち開放位置におけ
る安全スイッチを示す、電池式モーター及びスイッチを
支持する第一半球の平面図、図4は第一半球が底部にあ
り、第二半球が頂部にあり、且つ第二、即ち閉鎖位置に
おける安全スイッチを示す、自己推進バウンド・ボール
の切除平面図である。
例とともに以下に説明する。図1は本発明による自己推
進バウンド・ボールの斜視図、図2はボールを構成する
二個の半球及びその内部の電池式モーターを示す、自己
推進バウンド・ボールの分解斜視図、図3はモーター・
ハウジング・カバーを外し、第一、即ち開放位置におけ
る安全スイッチを示す、電池式モーター及びスイッチを
支持する第一半球の平面図、図4は第一半球が底部にあ
り、第二半球が頂部にあり、且つ第二、即ち閉鎖位置に
おける安全スイッチを示す、自己推進バウンド・ボール
の切除平面図である。
【0013】図1を説明すると、10で示す自己推進バウ
ンド・ボールは球体12及び円錐台形の複数の弾性ノブ14
を有する。球体12は中空であり、第一半球16と第二半球
18とを結合させて形成される。第一半球16及び第二半球
18を一緒に保持する結合機構を20で示す (より詳しく後
述する) 。プッシュプル電源スイッチ22は球体12の外側
から操作できる。
ンド・ボールは球体12及び円錐台形の複数の弾性ノブ14
を有する。球体12は中空であり、第一半球16と第二半球
18とを結合させて形成される。第一半球16及び第二半球
18を一緒に保持する結合機構を20で示す (より詳しく後
述する) 。プッシュプル電源スイッチ22は球体12の外側
から操作できる。
【0014】弾性ノブ14は動作中ボール10をランダムに
運動させ且つ遊び表面上でバウンドさせることが目的で
あり、動作中ボール10の重量による弾性ノブ14の陥没を
考慮して、弾性ノブ14は平坦面の上方で球体12を支持し
うるような寸法及び間隔を有することが好ましい。
運動させ且つ遊び表面上でバウンドさせることが目的で
あり、動作中ボール10の重量による弾性ノブ14の陥没を
考慮して、弾性ノブ14は平坦面の上方で球体12を支持し
うるような寸法及び間隔を有することが好ましい。
【0015】好ましいノブの構成を図1乃至図4に示
す。各半球16、18は六個の等間隔に配置したノブ14を有
する。仮に球体12の直径を四インチ半とすれば、ノブ14
の五個が各半球の周辺から約一インチに位置し且つ第六
ノブが中央にあれば、ノブは等間隔に配置される。この
構成では、ボール10が静止し且つ任意の向きにある時、
約二インチ半の間隔に置いた三個の一インチ・ノブが球
体12を平坦面上に支持することができる。
す。各半球16、18は六個の等間隔に配置したノブ14を有
する。仮に球体12の直径を四インチ半とすれば、ノブ14
の五個が各半球の周辺から約一インチに位置し且つ第六
ノブが中央にあれば、ノブは等間隔に配置される。この
構成では、ボール10が静止し且つ任意の向きにある時、
約二インチ半の間隔に置いた三個の一インチ・ノブが球
体12を平坦面上に支持することができる。
【0016】更に、ノブ14の基部の直径が約9/8イン
チで先端の直径が約3/4インチである円錐台形であ
り、且つショアA60〜65の範囲のデュロメーター弾性量
を有する回転成形したポリ塩化ビニール(pvc) で製造さ
れた場合に最適な遊び値が実現されることが確かめられ
ている。この範囲の特性を有するPVC円錐台によっ
て、遊び表面の上方約1/2乃至3/4インチ弾む自己
推進バウンド・ボールが得られ、学齢前の子供に適し、
且つ電池寿命、電流ドレイン、電圧降下及びモーター温
度上昇に関して最適特性を得ることができる。
チで先端の直径が約3/4インチである円錐台形であ
り、且つショアA60〜65の範囲のデュロメーター弾性量
を有する回転成形したポリ塩化ビニール(pvc) で製造さ
れた場合に最適な遊び値が実現されることが確かめられ
ている。この範囲の特性を有するPVC円錐台によっ
て、遊び表面の上方約1/2乃至3/4インチ弾む自己
推進バウンド・ボールが得られ、学齢前の子供に適し、
且つ電池寿命、電流ドレイン、電圧降下及びモーター温
度上昇に関して最適特性を得ることができる。
【0017】ノブ14は様式化した足、手又は腕の形に形
成するか、又はその先端の幾つか又は全てに吸引カップ
を取り付けてボール10を時々瞬間的に止めることもでき
る。
成するか、又はその先端の幾つか又は全てに吸引カップ
を取り付けてボール10を時々瞬間的に止めることもでき
る。
【0018】球体12は耐久性及び内部回転機構の適正支
持を考慮して硬質にするか、又はポリエチレン又は発泡
ポリウレタン製の半硬質シェルで造り、且つ回転成形P
VC、発泡ポリウレタン又はプラッシュ材料で被覆する
ことができる。これらと同じ被覆をABS樹脂の衝撃変
性ポリスチレン製の硬質シェル上に施すこともできる。
持を考慮して硬質にするか、又はポリエチレン又は発泡
ポリウレタン製の半硬質シェルで造り、且つ回転成形P
VC、発泡ポリウレタン又はプラッシュ材料で被覆する
ことができる。これらと同じ被覆をABS樹脂の衝撃変
性ポリスチレン製の硬質シェル上に施すこともできる。
【0019】図2は自己推進バウンド・ボール10を示
し、第一半球16及び第二半球18を示すように分解してあ
る。第一半球16は、電気モーター・ハウジング30及び電
源スイッチ22、その他の部材を支持する。
し、第一半球16及び第二半球18を示すように分解してあ
る。第一半球16は、電気モーター・ハウジング30及び電
源スイッチ22、その他の部材を支持する。
【0020】図2に示す結合機構20に含まれるリム28は
第一半球16の周縁を包囲し、且つ第一半球16と一体成形
した支柱34に螺子32で取り付けられている。リム28の外
側平滑円形表面29は第一半球16の外面より僅かに大きい
半径を有する。この表面内に形成した一連の四個の凹所
40は四個のフランジ42で隔てられており、第二半球18と
一体成形され且つ第二半球18の外面から外方に拡がる四
個のフランジ44にフランジ42は係合及び結合するように
構成されている。
第一半球16の周縁を包囲し、且つ第一半球16と一体成形
した支柱34に螺子32で取り付けられている。リム28の外
側平滑円形表面29は第一半球16の外面より僅かに大きい
半径を有する。この表面内に形成した一連の四個の凹所
40は四個のフランジ42で隔てられており、第二半球18と
一体成形され且つ第二半球18の外面から外方に拡がる四
個のフランジ44にフランジ42は係合及び結合するように
構成されている。
【0021】第一半球16及び第二半球18を結合する場合
は、それらを近接させ、第二半球18のフランジ44を凹所
40に挿入し、且つ第二半球18のフランジ44が第一半球16
のフランジ42の下にスライドしてそれと係合するまで第
一半球16及び第二半球18を反対方向に回転させることに
より両半球を結合することができる。両半球がそれぞれ
のフランジの係合を完全に越えて回転するのを阻止する
ために第二半球18のフランジの一個に第一止め具 (図示
しない) を成形するのが好ましい。その結果形成される
結合機構20はきちんとしており、且つ球体12の周縁には
平滑露出表面29が現れ、玩具の遊び性を害しない。
は、それらを近接させ、第二半球18のフランジ44を凹所
40に挿入し、且つ第二半球18のフランジ44が第一半球16
のフランジ42の下にスライドしてそれと係合するまで第
一半球16及び第二半球18を反対方向に回転させることに
より両半球を結合することができる。両半球がそれぞれ
のフランジの係合を完全に越えて回転するのを阻止する
ために第二半球18のフランジの一個に第一止め具 (図示
しない) を成形するのが好ましい。その結果形成される
結合機構20はきちんとしており、且つ球体12の周縁には
平滑露出表面29が現れ、玩具の遊び性を害しない。
【0022】図2に示す第二半球18内の上に延びるタブ
50が第一半球16内の安全スイッチ (図3及び4に示す)
に係合する。タブ50と安全スイッチとの相互作用が重要
である理由は、後に詳述するように、ボール10が作動可
能になる前に第一半球16及び第二半球18を結合した時、
タブと安全スイッチが係合しなければならないからであ
る。安全スイッチとタブ50との係合を確実にするため、
第一半球16及び第二半球18を結合位置に回転する前に互
いに近づけた時、両半球の成形線を一致させる。更に、
第二半球18の或るフランジ44と一体に第二止め具 (図示
しない) を成形して両半球の間違った方向への回転を阻
止することができる。更に、第二半球18のフランジ44の
一つに対する凹所にリム28を通して螺子を挿入すること
により作動中の球体12の分解を確実に阻止することがで
きる。
50が第一半球16内の安全スイッチ (図3及び4に示す)
に係合する。タブ50と安全スイッチとの相互作用が重要
である理由は、後に詳述するように、ボール10が作動可
能になる前に第一半球16及び第二半球18を結合した時、
タブと安全スイッチが係合しなければならないからであ
る。安全スイッチとタブ50との係合を確実にするため、
第一半球16及び第二半球18を結合位置に回転する前に互
いに近づけた時、両半球の成形線を一致させる。更に、
第二半球18の或るフランジ44と一体に第二止め具 (図示
しない) を成形して両半球の間違った方向への回転を阻
止することができる。更に、第二半球18のフランジ44の
一つに対する凹所にリム28を通して螺子を挿入すること
により作動中の球体12の分解を確実に阻止することがで
きる。
【0023】図2および図4に、ノブ14を球体12に固定
する手段を示す。第二半球18内によくに見えるように、
弾性ノブ14基端に一体成形したフランジ64を球体12の穴
に挿通している。ノブ14の中空部分に剛性圧縮リング60
(図4に断面で示す)を挿入して使用中のノブ14の引き
抜けを阻止することができる。剛性圧縮リング60は耐久
性を維持するためノブ14に固着することが好ましい。
する手段を示す。第二半球18内によくに見えるように、
弾性ノブ14基端に一体成形したフランジ64を球体12の穴
に挿通している。ノブ14の中空部分に剛性圧縮リング60
(図4に断面で示す)を挿入して使用中のノブ14の引き
抜けを阻止することができる。剛性圧縮リング60は耐久
性を維持するためノブ14に固着することが好ましい。
【0024】図3はランダム推進ボール10の回転機構70
を示す。軸72が第一半球16の直径方向にわたって延び、
左側に第一端74及び右側に第二端76を有する。軸72はキ
ー62の使用により回転を阻止するように第一半球16
に固定されている。キー62は軸の第二端76に固定され、
且つタブ64のスロット及び第一半球16に成形した突出ス
ロット (図示しない) に挿入されている。
を示す。軸72が第一半球16の直径方向にわたって延び、
左側に第一端74及び右側に第二端76を有する。軸72はキ
ー62の使用により回転を阻止するように第一半球16
に固定されている。キー62は軸の第二端76に固定され、
且つタブ64のスロット及び第一半球16に成形した突出ス
ロット (図示しない) に挿入されている。
【0025】ハウジング30が電池式モーター80及び駆動
機構82を内蔵している。軸72に対して電池 (図示しな
い) 、ハウジング30、及びモーター80の重心が偏るよう
にハウジング30を軸72に回転可能に搭載している。ハウ
ジング30と軸72との間の摩擦はプラスチック・スリーブ
軸受84により減少することができる。軸72に固定した拘
束カラー86をハウジング30内のフレーム (図示しない)
が支持することにより、軸72の第一端74及び第二端76の
間におけるハウジング30のスライドを阻止することがで
きる。
機構82を内蔵している。軸72に対して電池 (図示しな
い) 、ハウジング30、及びモーター80の重心が偏るよう
にハウジング30を軸72に回転可能に搭載している。ハウ
ジング30と軸72との間の摩擦はプラスチック・スリーブ
軸受84により減少することができる。軸72に固定した拘
束カラー86をハウジング30内のフレーム (図示しない)
が支持することにより、軸72の第一端74及び第二端76の
間におけるハウジング30のスライドを阻止することがで
きる。
【0026】第一半球16の右側に示す電源スイッチ22に
含まれるリム92をシャフト94及び内部スプール96と一体
に成形している。シャフト94はリム92からスプール96へ
第一半球16の開口部を通って延びている。スプール96は
軸72の第二端76に近い位置にスライド可能に搭載されて
いる。スプール96は、二つの間隔を置いたリム104 を有
するシリンダー102 と実質的に同じである。
含まれるリム92をシャフト94及び内部スプール96と一体
に成形している。シャフト94はリム92からスプール96へ
第一半球16の開口部を通って延びている。スプール96は
軸72の第二端76に近い位置にスライド可能に搭載されて
いる。スプール96は、二つの間隔を置いたリム104 を有
するシリンダー102 と実質的に同じである。
【0027】スプール96の2つのリム104 間にスライド
・スイッチ106 が位置する。スライド・スイッチ106 は
右側ハウジング・アーム108 に取り付けられ、左右方向
にスライドできる。スプール96及びスライド・スイッチ
106 の間のこの構成によりハウジング30は軸72のまわり
を回転でき、その間、回転しないスプール96の両リム10
4 間でスライド・スイッチ106 が回転する。
・スイッチ106 が位置する。スライド・スイッチ106 は
右側ハウジング・アーム108 に取り付けられ、左右方向
にスライドできる。スプール96及びスライド・スイッチ
106 の間のこの構成によりハウジング30は軸72のまわり
を回転でき、その間、回転しないスプール96の両リム10
4 間でスライド・スイッチ106 が回転する。
【0028】スライド・スイッチ106 を右 (図3に示す
開放位置)から左(図4に示す閉鎖位置)へ及びその逆
方向に動かすため、使用者が単に電源スイッチ22を内又
は外に押すか又は引くことにより、スプール・リム104
がスライド・スイッチ106 を左又は右にスライドさせ
て、回路をそれぞれ閉鎖又は開放することができる。閉
鎖位置で電気接触子 (図示しない) が閉じ、導線110 及
び112 を有する電気回路が少なくとも部分的に完成す
る。導線110 はスライド・スイッチ106 を後述の安全ス
イッチに接続している。導線112 はスライド・スイッチ
106 をモーター80に接続している。
開放位置)から左(図4に示す閉鎖位置)へ及びその逆
方向に動かすため、使用者が単に電源スイッチ22を内又
は外に押すか又は引くことにより、スプール・リム104
がスライド・スイッチ106 を左又は右にスライドさせ
て、回路をそれぞれ閉鎖又は開放することができる。閉
鎖位置で電気接触子 (図示しない) が閉じ、導線110 及
び112 を有する電気回路が少なくとも部分的に完成す
る。導線110 はスライド・スイッチ106 を後述の安全ス
イッチに接続している。導線112 はスライド・スイッチ
106 をモーター80に接続している。
【0029】電源スイッチ22を別の機械スイッチ構成、
音又は光による作動手段、又は或る任意の又は所定の方
向でのみモーター80を作動させる位置スイッチを含むよ
うな構成とすることもできる。
音又は光による作動手段、又は或る任意の又は所定の方
向でのみモーター80を作動させる位置スイッチを含むよ
うな構成とすることもできる。
【0030】モーター80は RC280シリーズのマブチ玩具
モーターであることが好ましく、RC280-RA-20120である
ことが最も好ましい。モーター80は四つのダブルA電池
(図示しない)で動作する。電池は、図3及び4で見
て、モーター80の上下にそれぞれ二つ、全て垂直に配置
されている。電池はハウジング30の頂部から底部へ延
び、ハウジング30の底部に近い第一端子122 及び第二端
子124 を介してモーター80に電気的に接続されている。
図4に示すように、電池は電池カバー114 内に内蔵さ
れ、電池キャップ116 を介して接近できる。
モーターであることが好ましく、RC280-RA-20120である
ことが最も好ましい。モーター80は四つのダブルA電池
(図示しない)で動作する。電池は、図3及び4で見
て、モーター80の上下にそれぞれ二つ、全て垂直に配置
されている。電池はハウジング30の頂部から底部へ延
び、ハウジング30の底部に近い第一端子122 及び第二端
子124 を介してモーター80に電気的に接続されている。
図4に示すように、電池は電池カバー114 内に内蔵さ
れ、電池キャップ116 を介して接近できる。
【0031】導線125 が第二端子124 をモーター80に接
続し、導線126 が第一端子122 を左ハウジング・アーム
132 に取り付けた安全スイッチ130 内の固定接触子128
に接続している。可動スプリング接触子134 が通常開放
(上) 位置にあり、左ハウジング・アーム132 の開口部
に延設され、銅、青銅、ニッケルめっきの青銅、燐青
銅、又は他の適当な物質で製造することができる。可動
スプリング接触子134 に接続した導線110 はスライド・
スイッチ106 に接続されている。
続し、導線126 が第一端子122 を左ハウジング・アーム
132 に取り付けた安全スイッチ130 内の固定接触子128
に接続している。可動スプリング接触子134 が通常開放
(上) 位置にあり、左ハウジング・アーム132 の開口部
に延設され、銅、青銅、ニッケルめっきの青銅、燐青
銅、又は他の適当な物質で製造することができる。可動
スプリング接触子134 に接続した導線110 はスライド・
スイッチ106 に接続されている。
【0032】図示した電気回路を電流が通るには、電流
は電池から第一端子122 、導線126、安全スイッチ130
、導線110 、スライド・スイッチ106 、導線112 、モ
ーター80を通り且つ導線125 及び第二端子124 を介して
電池に戻らなければならない。
は電池から第一端子122 、導線126、安全スイッチ130
、導線110 、スライド・スイッチ106 、導線112 、モ
ーター80を通り且つ導線125 及び第二端子124 を介して
電池に戻らなければならない。
【0033】容易に判るように、回路を完結するにはス
ライド・スイッチ106 及び通常開放安全スイッチ130 の
両方を閉鎖しなければならない。
ライド・スイッチ106 及び通常開放安全スイッチ130 の
両方を閉鎖しなければならない。
【0034】安全スイッチ130 を閉じるには、左ハウジ
ング・アーム132 にリベットで止めた固定接触子128 に
接するように可動スプリング接触子134 を押し下げなけ
ればならない。シリンダー140 及びコイル・スプリング
142 を有する、可動接触子134 を押し下げる機構が軸72
の第一端74にスライド可能に取り付けられている。シリ
ンダー140 は軸72上をスライドすることができ、通常は
スプリング142 により軸の第一端74へ押圧されている。
シリンダー140 は低摩擦プラスチック・ブッシング144
上に取り付けることが好ましく、このブッシングは軸の
第一端74に固定され且つ軸72が第一半球16に穴をあける
ことを阻止することができる(図4参照)。コイル・ス
プリング142 はシリンダー140 とハウジング30の左側に
ある拘束カラー86との間に位置する。この位置でシリン
ダー140 は可動接触子134 を押し下げることができず、
その結果、電気回路は開放で動作不能になる。シリンダ
ー140 が右に押されると、コイル・スプリング142 をカ
ラー86に押しつけ、シリンダー140 の周縁が可動スプリ
ング接触子134 を押し下げて安全スイッチ130 を閉じ
る。(図4)。
ング・アーム132 にリベットで止めた固定接触子128 に
接するように可動スプリング接触子134 を押し下げなけ
ればならない。シリンダー140 及びコイル・スプリング
142 を有する、可動接触子134 を押し下げる機構が軸72
の第一端74にスライド可能に取り付けられている。シリ
ンダー140 は軸72上をスライドすることができ、通常は
スプリング142 により軸の第一端74へ押圧されている。
シリンダー140 は低摩擦プラスチック・ブッシング144
上に取り付けることが好ましく、このブッシングは軸の
第一端74に固定され且つ軸72が第一半球16に穴をあける
ことを阻止することができる(図4参照)。コイル・ス
プリング142 はシリンダー140 とハウジング30の左側に
ある拘束カラー86との間に位置する。この位置でシリン
ダー140 は可動接触子134 を押し下げることができず、
その結果、電気回路は開放で動作不能になる。シリンダ
ー140 が右に押されると、コイル・スプリング142 をカ
ラー86に押しつけ、シリンダー140 の周縁が可動スプリ
ング接触子134 を押し下げて安全スイッチ130 を閉じ
る。(図4)。
【0035】シリンダー140 を右に押すには、第一半球
16及び第二半球18を結合しなければならない。両半球を
相反する方向に回転させる行為 (前述) で、第二半球18
のタブ50がシリンダー140 の盛り上がったカラー152 に
係合することにより、シリンダー140 を右に及び可動ス
プリング接触子134 を下に押すことができる。この動作
を滑らかにするため、盛り上がったカラー152 の左縁及
びタブ50の角部を斜めにカットしてある。更に、シリン
ダー140 の右端を丸くし、可動接触子134 を曲げてシリ
ンダー140 の丸い端に向かい合う傾斜部を形成してい
る。これにより、上記部材が位置を変える時に容易にス
ライドして係合できる。
16及び第二半球18を結合しなければならない。両半球を
相反する方向に回転させる行為 (前述) で、第二半球18
のタブ50がシリンダー140 の盛り上がったカラー152 に
係合することにより、シリンダー140 を右に及び可動ス
プリング接触子134 を下に押すことができる。この動作
を滑らかにするため、盛り上がったカラー152 の左縁及
びタブ50の角部を斜めにカットしてある。更に、シリン
ダー140 の右端を丸くし、可動接触子134 を曲げてシリ
ンダー140 の丸い端に向かい合う傾斜部を形成してい
る。これにより、上記部材が位置を変える時に容易にス
ライドして係合できる。
【0036】前述のように、安全スイッチ130 及びシリ
ンダー140 は二つの位置を有する。
ンダー140 は二つの位置を有する。
【0037】第一位置で、電気回路は開き、電源スイッ
チ22の位置に関係なくモーター80は作動不能になる。第
一位置では、コイル・スプリング142 がシリンダー140
を軸72の第一端74に向かう左方に押圧し、可動スプ
リング接触子134 は上にあり、通常開放安全スイッチは
開いている。
チ22の位置に関係なくモーター80は作動不能になる。第
一位置では、コイル・スプリング142 がシリンダー140
を軸72の第一端74に向かう左方に押圧し、可動スプ
リング接触子134 は上にあり、通常開放安全スイッチは
開いている。
【0038】第二位置で、電源スイッチ22により電気回
路を閉鎖できる。第二位置では、タブ50がシリンダー14
0 をモーター80及びハウジング30の方に押し、シリンダ
ー140 は可動スプリング接触子134 を押し下げて安全ス
イッチ130 を閉じる。
路を閉鎖できる。第二位置では、タブ50がシリンダー14
0 をモーター80及びハウジング30の方に押し、シリンダ
ー140 は可動スプリング接触子134 を押し下げて安全ス
イッチ130 を閉じる。
【0039】この安全に対する特徴が重要であるのは、
電池をボール10に挿入する間、使用者への危害を防ぐこ
とができることにある。半球16及び18が分離している間
に、もしモーター80が作動可能であれば、電源スイッチ
22を偶然に押してモーター80を作動させることもでき
る。その結果、それは軸72のまわりを回転し (後述) 、
指を挟むか又は第一半球16を落として機構70を損傷する
こともある。
電池をボール10に挿入する間、使用者への危害を防ぐこ
とができることにある。半球16及び18が分離している間
に、もしモーター80が作動可能であれば、電源スイッチ
22を偶然に押してモーター80を作動させることもでき
る。その結果、それは軸72のまわりを回転し (後述) 、
指を挟むか又は第一半球16を落として機構70を損傷する
こともある。
【0040】回路を閉じるとモーター80は電池の電気エ
ネルギーを機械エネルギーに変換し、駆動機構82を介し
てボール10をランダムに推進する。駆動機構82に含まれ
る駆動軸162 は、その左端及びモーター80をハウジング
30が支持しているので安定している。駆動軸162 には小
さい駆動歯車164 が取り付けてある。駆動歯車164 に噛
み合う大きい伝動歯車166 をハウジング30内に回転可能
に取り付けてある。大きい伝動歯車166 の右側に同軸に
小さい伝動歯車168 を固定してある。小さい伝動歯車16
8 と噛み合う大きい固定歯車170 を軸72に固定してあ
る。
ネルギーを機械エネルギーに変換し、駆動機構82を介し
てボール10をランダムに推進する。駆動機構82に含まれ
る駆動軸162 は、その左端及びモーター80をハウジング
30が支持しているので安定している。駆動軸162 には小
さい駆動歯車164 が取り付けてある。駆動歯車164 に噛
み合う大きい伝動歯車166 をハウジング30内に回転可能
に取り付けてある。大きい伝動歯車166 の右側に同軸に
小さい伝動歯車168 を固定してある。小さい伝動歯車16
8 と噛み合う大きい固定歯車170 を軸72に固定してあ
る。
【0041】この構成において、モーター80にエネルギ
ーを与えると、駆動軸162 は駆動歯車164 を回転させ、
この歯車は伝動歯車166 及び168 を回転させる。固定歯
車170 は回転しないので、モーター80の機械エネルギー
により、ハウジング30及びその内蔵部品は軸72を中心と
して回転する。上述のように、この機構の重心は軸から
偏っているので、ハウジング30は比較的緩慢に起き上が
り、その重さとモーター80の作用との組み合わせにより
比較的急速に下降する。この偏心による加速度の変化は
ボール10の運動をランダムにする。球体12外側のノブ14
の間隔は前記ランダム運動を増し且つボール10を僅かに
バウンドさせる。更に、軸72が水平方向からランダムに
逸れるにつれて、回転加速度の相対値が変わる結果、移
動の速度及び方向の両方が更にランダムになる。バウン
ド作用と組み合わせた時、この玩具の遊び価値は大きく
高まる。
ーを与えると、駆動軸162 は駆動歯車164 を回転させ、
この歯車は伝動歯車166 及び168 を回転させる。固定歯
車170 は回転しないので、モーター80の機械エネルギー
により、ハウジング30及びその内蔵部品は軸72を中心と
して回転する。上述のように、この機構の重心は軸から
偏っているので、ハウジング30は比較的緩慢に起き上が
り、その重さとモーター80の作用との組み合わせにより
比較的急速に下降する。この偏心による加速度の変化は
ボール10の運動をランダムにする。球体12外側のノブ14
の間隔は前記ランダム運動を増し且つボール10を僅かに
バウンドさせる。更に、軸72が水平方向からランダムに
逸れるにつれて、回転加速度の相対値が変わる結果、移
動の速度及び方向の両方が更にランダムになる。バウン
ド作用と組み合わせた時、この玩具の遊び価値は大きく
高まる。
【0042】
【発明の効果】本発明の自己推進バウンド・ボールは、
安全性に対する十分な配慮がされるとともに、バウンド
・ボールが本来有する予測しえない運動に伴う十分な遊
び機能を具備した、優れた玩具である。
安全性に対する十分な配慮がされるとともに、バウンド
・ボールが本来有する予測しえない運動に伴う十分な遊
び機能を具備した、優れた玩具である。
【図1】本発明による自己推進バウンド・ボールの斜視
図である。
図である。
【図2】ボールを構成する二個の半球及びその内部の電
池式モーターを示す、自己推進バウンド・ボールの分解
斜視図である。
池式モーターを示す、自己推進バウンド・ボールの分解
斜視図である。
【図3】モーター・ハウジング・カバーを外し、第一、
即ち開放位置における安全スイッチを示す、電池式モー
ター及びスイッチを支持する第一半球の平面図である。
即ち開放位置における安全スイッチを示す、電池式モー
ター及びスイッチを支持する第一半球の平面図である。
【図4】第一半球が底部にあり、第二半球が頂部にあ
り、且つ第二、即ち閉鎖位置における安全スイッチを示
す、自己推進バウンド・ボールの切除平面図である。
り、且つ第二、即ち閉鎖位置における安全スイッチを示
す、自己推進バウンド・ボールの切除平面図である。
10…自己推進バウンド・ボール 12…球体 14…弾性ノブ 16…第一半球 18…第二半球 20…結合機構 22…電源スイッチ 28…リム 29…円形表面 30…電気モータ・ハウジング 32…螺子 34…支柱 40…凹所 42…フランジ 44…フランジ 50…タブ 60…剛性圧縮リング 62…キー 64…フランジ 70…回転機構 72…軸 74…第一端 76…第二端 80…電池駆動モーター 82…駆動機構 84…プラスチックスリーブ軸受 86…拘束カラー 92…リム 94…シャフト 96…スプール 104…リム 106…スライドスイッチ 108…右側ハウジングアーム 110…導線 112…導線 114…電池カバー 116…電池キャップ 122…第一端子 124…第二端子 125…導線 126…導線 128…固定接触子 130…安全スイッチ 132…左側ハウジングアーム 134…可動スプリング接触子 140…シリンダー 142…コイルスプリング 144…低摩擦プラスチックブッシング 152…カラー 162…駆動軸 164…駆動歯車 166…伝動歯車 168…伝動歯車 170…固定歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー トンプソン アメリカ合衆国 52049 アイオワ ガル ナヴィロ ボックス 36 アールアール 2 (72)発明者 マーク フランクリン レイナー アメリカ合衆国 50662 アイオワ オー エルウェイン サード ストリート ノー スウェスト 28
Claims (37)
- 【請求項1】 次の(a)〜(c)の構成要素を有する
自己推進バウンド・ボール。 (a)結合した第一半球及び第二半球を有する中空球体 (b)中空球体に結合され且つ中空球体から外に延びて
いる複数の間隔を置いた弾性ノブ (c)中空球体内に搭載され、遊び表面上でボールをラ
ンダムに推進する回転手段 - 【請求項2】 第一半球及び第二半球が結合されるまで
回転手段を非作動にする安全手段を有する請求項1記載
の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項3】 第一半球及び第二半球が結合されるまで
回転手段を非作動にする安全スイッチを有する請求項1
記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項4】 回転手段を作動させるために両方を閉じ
なければならない安全スイッチ及び電源スイッチを有す
る請求項1記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項5】 回転手段が固定軸を中心として回転する
ことによりボールを推進する請求項1記載の自己推進バ
ウンド・ボール。 - 【請求項6】 回転手段の重心が固定軸から偏ってお
り、回転手段が固定軸を中心として回転する請求項1記
載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項7】 回転手段が固定軸を中心として回転し、
回転手段が次の(a)〜(f)の構成要素を有する請求
項1記載の自己推進バウンド・ボール。 (a)電池式モーター (b)モーターに回転可能に結合された駆動軸 (c)駆動軸に固定された駆動歯車 (d)駆動歯車と噛み合わされた大伝動歯車 (e)大伝動歯車に同軸に固定された小伝動歯車 (f)固定軸に固定され且つ小伝動歯車と噛み合わされ
た固定歯車 - 【請求項8】 中空球体が硬質である請求項1記載の自
己推進バウンド・ボール。 - 【請求項9】 弾性ノブが平坦支持表面への中空球体の
接触を防ぐような寸法及び間隔を有する請求項1記載の
自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項10】 弾性ノブが回転成形ポリ塩化ビニール
製である請求項1記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項11】 弾性ノブがショアA60〜65の範囲のデ
ュロメーター弾性を有する物質で製造される請求項1記
載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項12】 弾性ノブが円錐台形である請求項1記
載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項13】 中空球体が弾性被覆を有する半硬質で
ある請求項1記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項14】 中空球体がプラッシュ被覆を有する請
求項1記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項15】 次の(a)〜(f)の構成要素を有す
る自己推進バウンド・ボール。 (a)結合した第一半球及び第二半球を有する中空球体 (b)中空球体へ結合され且つ中空球体から外へ延びて
いる複数の間隔を置いた弾性ノブ (c)第一半球が第二半球と結合する所の近くで第一半
球へ固定された第一端及び第二端を有する固定軸 (d)固定軸へ回転可能に搭載され且つ固定軸の第一端
から間隔を置いた電気モーター (e)固定軸を中心として電気モーターを回転させる駆
動手段 (f)固定軸第一端と電気モーターとの間に位置し、電
気モーターを非作動にする安全手段 - 【請求項16】 安全手段が通常開放スイッチを有する
請求項15記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項17】 安全手段が、第一半球及び第二半球が
結合された時に閉じられる通常開放スイッチを有する請
求項15記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項18】 電気モーターの重心が固定軸から偏っ
ている請求項15記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項19】 駆動手段が以下の(a)〜(e)の構
成要素を有する請求項15記載の自己推進バウンド・ボ
ール。 (a)電気モーターに回転可能に結合された駆動軸 (b)駆動軸に固定された駆動歯車 (c)駆動歯車と噛み合わされた大伝動歯車 (d)大伝動歯車に同軸に固定された小伝動歯車 (e)固定軸に固定され且つ小伝動歯車と噛み合わされ
た固定歯車 - 【請求項20】 中空球体が硬質である請求項15記載
の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項21】 弾性ノブが平坦支持表面への中空球体
の接触を防ぐような寸法及び間隔を有する請求項15記
載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項22】 弾性ノブが回転成形ポリ塩化ビニール
製である請求項15記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項23】 弾性ノブがショアA60〜65の範囲のデ
ュロメーター弾性を有する物質で製造される請求項15
記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項24】 弾性ノブが円錐台形である請求項15
記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項25】 中空球体が弾性被覆を有する半硬質で
ある請求項15記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項26】 中空球体がプラッシュ被覆を有する請
求項15記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項27】 次の(a)〜(g)の構成要素を有す
る自己推進バウンド・ボール。 (a)結合した第一半球及び第二半球を有する中空球体 (b)中空球体へ結合され且つ中空球体から延びている
複数の間隔を置いた弾性ノブ (c)第二半球が第一半球と結合する所の近くで第一半
球へ固定された第一端及び第二端を有する軸 (d)軸へ回転可能に搭載され且つ軸の第一端から間隔
を置いた電気モーター (e)軸を中心として電気モーターを回転させる駆動手
段 (f)電気モーターと通じており、電気モーターを非作
動にする第一位置、及び電気モーターを作動させうる第
二位置を有する可動スプリング接触子 (g)軸の第一端と電気モーターとの間で軸へスライド
可能に取り付けられ、第一位置及び第二位置の間で可動
スプリング接触子を押圧する手段 - 【請求項28】 可動スプリング接触子を押圧する手段
が次の(a)および(b)の構成要素を有する請求項2
7記載の自己推進バウンド・ボール。 (a)電気モーターの近くで軸にスライド可能に取り付
けられたコイル・スプリング (b)コイル・スプリングと軸の第一端との間で軸にス
ライド可能に取り付けられ、第一位置及び第二位置をと
ることができるシリンダー - 【請求項29】 シリンダーを第一位置及び第二位置の
間で移動するタブ手段を有し、該タブ手段が第二半球に
結合されている請求項28記載の自己推進バウンド・ボ
ール。 - 【請求項30】 第一半球及び第二半球が結合された時
にシリンダーを第二位置に保持するための第二半球に結
合されたタブを有する請求項28記載の自己推進バウン
ド・ボール。 - 【請求項31】 駆動手段が次の(a)〜(e)の構成
要素を有する請求項27記載の自己推進バウンド・ボー
ル。 (a)電気モーターに回転可能に結合された駆動軸 (b)駆動軸に固定された駆動歯車 (c)駆動歯車と噛み合わされた大伝動歯車 (d)大伝動歯車に同軸に固定された小伝動歯車 (e)軸に固定され且つ小伝動歯車と噛み合わされた固
定歯車 - 【請求項32】 中空球体が硬質である請求項27記載
の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項33】 弾性ノブが平坦支持表面への中空球体
の接触を防ぐような寸法及び間隔を有する請求項27記
載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項34】 弾性ノブが回転成形ポリ塩化ビニール
製である請求項27記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項35】 弾性ノブはショアA60〜65の範囲のデ
ュロメーター弾性を有する物質で製造される請求項27
記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項36】 弾性ノブが円錐台形である請求項27
記載の自己推進バウンド・ボール。 - 【請求項37】 中空球体が弾性被覆を有する半硬質で
ある請求項27記載の自己推進バウンド・ボール。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/013,762 | 1993-02-04 | ||
US08/013,762 US5297981A (en) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | Self-propelled bouncing ball |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06238066A true JPH06238066A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=21761627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5203927A Pending JPH06238066A (ja) | 1993-02-04 | 1993-08-18 | 自己推進バウンド・ボール |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5297981A (ja) |
EP (1) | EP0609602A1 (ja) |
JP (1) | JPH06238066A (ja) |
KR (1) | KR940019332A (ja) |
CN (1) | CN1095302A (ja) |
AU (1) | AU655881B2 (ja) |
CA (1) | CA2095598A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054291A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Mitsuba Corp | 転動ロボット |
US7458945B2 (en) * | 2001-07-12 | 2008-12-02 | Zemont Cheryl E | Healthy body ball |
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USD381380S (en) * | 1995-12-12 | 1997-07-22 | Aqua-Leisure Industries, Inc. | Sponge ball |
USD378536S (en) * | 1995-12-12 | 1997-03-18 | Aqua-Leisure Industries, Inc. | Sponge ball |
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