JPH06236316A - 情報伝送システム - Google Patents

情報伝送システム

Info

Publication number
JPH06236316A
JPH06236316A JP5023892A JP2389293A JPH06236316A JP H06236316 A JPH06236316 A JP H06236316A JP 5023892 A JP5023892 A JP 5023892A JP 2389293 A JP2389293 A JP 2389293A JP H06236316 A JPH06236316 A JP H06236316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
card
data
semiconductor memory
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5023892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kasa
比呂志 嵩
Haruhiko Ito
春彦 伊藤
Masakata Minami
正名 南
Yasuo Fukuda
康夫 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5023892A priority Critical patent/JPH06236316A/ja
Priority to DE69330422T priority patent/DE69330422T2/de
Priority to EP93310231A priority patent/EP0602997B1/en
Publication of JPH06236316A publication Critical patent/JPH06236316A/ja
Priority to US08/916,284 priority patent/US5930818A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/25Integrating or interfacing systems involving database management systems
    • G06F16/258Data format conversion from or to a database

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード状の記憶媒体を媒介として異なるフォ
ーマットの情報データを処理する機能の異った情報処理
装置相互間で情報データの伝送及び処理が簡単に行える
情報伝送システムを提供することを目的とするものであ
る。 【構成】 互いに異なるフォーマットの情報データを処
理する機能の異った複数の情報処理装置と、情報データ
の記憶保持に対し電源を不要とした不揮発性半導体記憶
素子を内部に有し、異なる種類の情報データをこの素子
に読み書きするカード状の記憶媒体とから成り、カード
状の記憶媒体を媒介として情報データを複数の情報処理
装置間で伝送及び処理する情報伝送処理手段を備えた構
成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報や音声情報等
の異なるフォーマットの情報データを扱う情報処理装置
相互間においてこの情報データの伝送処理を共通化して
行える情報伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パーソナルコンピュータ,ワ
ークステーション,電子手帳,プリンタ,コピー機等種
々の情報機器が開発され、これらの機器の間で相互に情
報を伝達する機会が増えている。こうした情報の伝達に
はLAN(ローカルエリアネットワーク)を用いた方法
が良く知られている。LANを用いた方法は、(1) これ
らの機器がLANに対応する能力を持っていることと、
(2) LANというインフラストラクチャを予め準備して
おかねばならないということが条件になる。この条件か
ら判断すると、既に導入した機器がLANに対応できな
ければ、こうした相互の情報の伝達は出来ないことを意
味している。ユーザからして見ればこうした目的に機器
の導入を図るためには従来機器に代わる新たな機器を導
入する必要性のあることを意味し、ユーザには大きなコ
スト負担を強いることになる。ことに、LANに対応す
る機器は主にコンピュータを中心とした機器に限られて
いる。また、LANを構築するほどの規模を持たない場
合、複数機器間での情報の伝達ができない組み合わせも
出てくる。
【0003】近年、情報機器のパーソナル化、ポータブ
ル化が進んでおり、こうした機器にLAN対応の機能を
持たせることが、ポータブル化を阻害する面もあるため
必ずしも適しているかどうか疑問な点もある。
【0004】扱う情報の種類が、近年のマルチメディア
化の流れとともに、従来の文字情報、計算機データ情報
から、音声情報や画像情報まで広がって行く趨勢にあ
る。こうした情報を蓄える手段として、磁気ディスク、
磁気テープなどがある。しかし、こうした蓄積メディア
をドライブする機器は主に、コンピュータ機器に限られ
ていることから、情報の伝達できる範囲が限られてい
た。蓄積メディアをドライブする機器の中ではフロッピ
ーディスク及びドライブが媒体とさせることでこうした
目的にはある程度適しているが、ドライブの大きさ、消
費電力、耐震性などポータブル化で要求される項目に合
致しない点もあり、適しているとはいえない。また、フ
ロッピーディスクは情報転送速度が遅く画像情報の様な
情報量の大きい情報を扱う際、時間がかかるという欠点
と記憶容量そのものが小さいため、情報を格納できない
という欠点がある。
【0005】ICカードを用いて一部の機器と情報の伝
達を行う試みがなされているが、このICカードに用い
られる半導体記憶素子はSRAMと呼ばれる素子で、情
報の記憶保持には電源を必要とし、現にICカード内に
バックアップの電池を内蔵している。ICカード内にバ
ックアップの電池を内蔵しているが故に、記憶された情
報の信頼性を確保するための手段をカードに内蔵するこ
とになり、カードのコストを上昇させることにもなって
いる。また、電池の消耗により重要な記憶内容が消失す
ることからユーザは定期的に電池の交換を強いられると
いう不便さもある。
【0006】最近、不揮発性半導体記憶素子に用いる固
定磁気ディスク代替のドライブが出現してきた。固定磁
気ディスクは本来、CPU(中央処理装置)との間で、
データのやり取りをするための多くの機能をドライブ側
に持たせているため、こうした代替ドライブは情報の伝
達の手段に用いるには機能が重すぎるためコスト上昇を
招くことになる。
【0007】情報伝達の方法として、携帯電話などの通
信機器との接続性も重要な項目である。携帯電話は本
来、電話音声の伝達に使用されるがこれにディジタル・
データを乗せることも可能である。モデム信号或いはデ
ィジタルデータをそのまま伝達することも可能になって
きた。フロッピーディスクのデータをこの様な携帯電話
を用いて伝達することが可能であるが、フロッピーディ
スク及びドライブは、携帯電話に内蔵するには大きす
ぎ、また消費電力が大きいため、電池で駆動する機器に
は不向きである。ICカードを用いる方法も考えられる
が、上述の通り、記憶された情報の信頼性確保に、こう
した電池駆動機器に応用したときの不安が残る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来からLAN等の伝送線路に接続された情報処理装置間
で画像情報や音声情報等のディジタル情報データを伝送
処理する双方向伝送処理システムについては提案されて
いた。しかしながら、この様なシステムでは、情報処理
装置をLAN等の伝送線路に接続した上この線路を媒介
として情報データの伝送処理を行うしか方法がなく、ま
た、同様の機能を持ち、同じフォーマットの情報データ
を処理できる情報処理装置間でしか伝送処理ができず限
られた範囲での利用に限定されていた。また、この情報
データの伝送に磁気記憶媒体を用いる方法もあったが、
携帯性,情報の信頼性,耐久性に問題がある他、特定の
情報処理装置相互間のみの使用に限定され、種々の装置
に共通して利用できないばかりか、異なるフォーマット
の情報データを扱えないという欠点があった。
【0009】本発明は、上記課題に鑑み成されたもので
あり、異なるフォーマットの情報データを処理する異な
る機能を持った情報処理装置相互間でカード状の記憶媒
体を媒介として情報データの伝送及び処理が簡単に行え
る情報伝送システムを提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、互いに異なる機能を有し、それぞ
れ異なるフォーマットの情報データを処理する複数の情
報処理装置と、情報データの記憶保持に対し電源を不要
とする不揮発性半導体記憶素子を内部に有し、異なるフ
ォーマットの情報データを不揮発性半導体記憶素子に読
み書きするカード状の記憶媒体とから成り、このカード
状の記憶媒体を媒介として情報データを複数の情報処理
装置間で伝送処理する情報伝送処理手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0011】もう一つは、互いに異なる機能を有し、そ
れぞれ異なるフォーマットの情報データを処理する複数
の情報処理装置と、各情報処理装置を相互に接続可能と
した伝送路とからなり、各情報処理装置は、該各装置固
有の識別情報を付加した前記情報データを伝送路に伝送
する伝送手段と、識別情報に基づいて情報データを処理
する情報データ処理手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0012】更には、互いに異なる機能を有し、それぞ
れ異なるフォーマットの情報データを処理する複数の情
報処理装置と、情報データの記憶保持に対し電源を不要
とする不揮発性半導体記憶素子を内部に有するカード状
の記憶媒体とから成り、各情報処理装置は、該各装置固
有の識別情報を付加した情報データをカード状の記憶媒
体の不揮発性半導体記憶素子に読み書きする手段と、識
別情報に基づいて情報データを処理する情報データ処理
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】カード状の記憶媒体は、不揮発性半導体記憶素
子が少なくとも内部に備えられており、この記憶素子は
電源を用いないで異なる種類の情報データの記憶保持が
行えるものである。このカード状の記憶媒体を媒介とし
て、異なるフォーマットの情報データを扱い、機能も異
なる情報処理装置相互間で伝送処理手段により情報デー
タを共有化した伝送及び処理が行える。従って本来種々
な情報処理装置が有していた特徴を生かしたまま、これ
らの装置相互間で信頼性のある情報データを携帯性の優
れたカード状の記憶媒体を媒介として双方向に伝送でき
ると共にデータ処理が行える。また、カード状の記憶媒
体の代りに伝送路等の伝送手段を用いたり、これらの組
み合せであっても同様の伝送処理が行える。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明に係る情報伝送システムの一構
成を示した概念図である。同図に示した様に、同図の中
央にある不揮発性記憶素子を有するカード状の記憶媒体
1(ここでは、以下ICカードと略記する。)を媒介に
して、同図のICカードを中央にするとその周りにある
ICカード1を挿着できるカードインターフェースを具
備した種類の異なる複数の情報処理装置との間で相互に
情報データの伝達を行う。ここでは種類の異なる複数の
情報処理装置とは、各情報処理装置の機能がそれぞれ異
なるものであり、かつ、処理する情報データのフォーマ
ットがそれぞれ異なっているものをいう。各情報処理装
置との円周方向の矢印は、情報伝送線路等の情報伝達手
段を示しており、例えば、公衆回線とか、LAN(ロー
カル・エリア・ネットワーク)がそれにあたる。
【0015】ここで、公衆回線等の情報伝達手段を媒介
として、各情報処理装置間の情報データの伝送処理につ
いて、図1のFAX8とマルチメディアレコーダ9を一
例にとり以下に説明する。FAX8とマルチメディアレ
コーダ9は公衆回線等の情報伝送手段に既に接続されて
いるものとする。FAX8内の情報データをマルチメデ
ィアレコーダ9に伝送する場合を考えると、既に、FA
X8内部のメモリに文書や画像等の情報データが蓄えら
れており、FAX8内部にあり図示していない送信部
が、メモリに蓄えられている情報データにFAX8固有
の識別情報を付加して、このデータをマルチメディアレ
コーダ9に情報伝達手段介して伝送する。マルチメディ
アレコーダ9では、伝送されてきたデータの識別情報を
読み出し、この情報に基づいてどの情報処理装置から伝
送されてきたデータか認識する。その結果、この場合F
AX8から伝送されてきたデータであるとわかり、その
FAX8で扱われているフォーマット処理に従ってマル
チメディアレコーダ9内部で情報データを処理する。そ
の逆の伝送も上述した方法で行うことができる。これに
より、異なる機能を持つ、異なるフォーマットの情報デ
ータを扱う各情報処理装置間で情報伝達手段を介して伝
送処理が行える。この例として公衆回線等の伝送路を介
しての情報伝送処理について説明したが、以下に述べる
ICカードを媒介とした情報伝送処理は、回線接続とい
う手間がはぶけ同様のことが行える。たとえ、両者を組
み合せても同様の伝送処理が行えることが言うまでもな
い。
【0016】次にこのICカード1の一内部構成につい
て図2を用いて以下に説明する。同図に示した様にIC
カード1内部の回路と外部の情報処理装置や電源供給装
置とのインターフェースは、アドレス信号端子20,デ
ータ信号端子21,コントロール信号端子22,ステー
タス信号端子23,外部電源端子24により行われる。
外部電源端子24から供給された電源はレギュレータ2
6を介し、必要な電源電圧に変換され、内部回路に供給
される。外部電源端子24に供給される電圧は通常5V
を用いることが多いが、その他の電圧を必要とする素子
をICカード1内部に含んでいる場合は、別の電圧、例
えば18V程度の高電圧を別に供給することがあっても
良い。コントローラ25はICカード1外部から指定し
たICカード1内の情報をアクセスする時に、不揮発性
半導体記憶素子27の実際に記憶されているアドレスに
アクセスし、記憶データの読みだし書き込みなどを制御
したりするために用いられる。ICカード1にはメモリ
モードとI/Oモードの2種類の使い方が考えられる。
メモリモードとはICカード1内の不揮発性半導体記憶
素子27(メモリ)のアドレスを直接扱うモードで、I
Cカード1は拡張メモリの様に振る舞う。一方、I/O
モードはICカード1をファイルとして扱うためメモリ
アドレスを直接指定することはない。図1の考え方に従
うと様々な情報データがICカード1内に格納されるた
め、情報データをファイルと見なすI/Oモードで動作
させた方が扱いやすい。これからの説明はI/Oモード
での動作を中心に行う。
【0017】ICカード1外部からICカード1内のフ
ァイルをアクセスするにはデータ信号とコントロール信
号を用いてコントローラ25によってファイル情報を引
き出す。ファイル情報も不揮発性半導体記憶素子27に
格納されているためコントローラ25は不揮発性半導体
記憶素子27のファイル情報アドレスを生成しADR信
号として信号線28を介して不揮発性半導体記憶素子2
7をアクセスし、I/Oライン29を通じて、コントロ
ーラ25にデータを導きデータ信号とステータス信号と
をデータ信号端子21とステータス信号端子23を介し
て外部へ出力する。このとき重要なのは少なくともファ
イル情報をアクセスするため不揮発性半導体記憶素子2
7における各ファイル情報のアドレスが予め取り決めら
れている必要がある。アクセスするための何等かの情報
とはファイル情報のポインタだけでも良いし、或いはフ
ァイル情報そのものであっても良い。アドレスの予めの
取り決めには不揮発性半導体記憶素子27のメモリ空間
の特定場所を意味し、通常はアドレス空間の最上位部も
しくは最下位部が使われる。不揮発性半導体記憶素子2
7から取り出されたファイル情報をもとにコントローラ
25はファイルの不揮発性半導体記憶素子27における
先頭アドレスやサイズ、情報の種別などを得て、ICカ
ード1外部にデータ信号端子21を通じて出力すると共
に、ファイル情報であることを示すステータス信号をス
テータス信号端子23から同時に出力する。更に、ファ
イルの情報をアクセスする要求が、データ信号とコント
ロール信号を組み合わせれば、先に得た先頭アドレスや
サイズなどのファイル情報に基づき、不揮発性半導体記
憶素子27の実際のアドレスをADR信号として生成し
不揮発性半導体記憶素子27をアクセスし、I/Oライ
ン29を通じてデータをコントローラ25に取り込み必
要な形式に変換して、データ信号端子21を通じて出力
すると同時にファイルデータであることを示すステータ
ス信号をステータス信号端子23から出力する。以上は
主にファイルを読み出す動作である。ファイルを書き込
む場合には、コントローラ25で不揮発性半導体記憶素
子27の空白領域をファイル情報から把握して、ファイ
ルの先頭アドレスを決定し、データ信号端子21を通じ
て、ファイルデータであることを示すコントロール信号
の組み合わせで得られた書き込みファイルデータをI/
Oライン29を通じて、不揮発性半導体記憶素子27に
書き込んでいく。このときPGM信号を不揮発性半導体
記憶素子27に出力して、不揮発性半導体記憶素子27
に書き込みモードであることを認知させる。PGM信号
は場合によってはレギュレータ26に対し不揮発性半導
体記憶素子27に通常の供給電圧とは異なるプログラム
用の高電圧を供給するように働きかけることもある。コ
ントローラ25は不揮発性半導体記憶素子27に書き込
む一方、書き込んだデータの量をカウントし、書き込み
が終了すれば、不揮発性半導体記憶素子27のファイル
情報の領域にサイズ、先頭アドレスなどのファイル情報
の更新のための書き込みも合わせて行う。情報の種別に
関する情報がICカード1外部より与えられ、ファイル
情報として書き込まれる。この他に、アドレス信号とコ
ントロール信号を組み合わせファイル情報をアクセスす
る方法も考えられる。この考え方は不揮発性半導体記憶
素子27のアドレス空間をデータの領域とファイル情報
などの属性情報の領域に論理的に分割し、アドレス信号
と属性情報の領域を指示するコントロール信号を用い
て、不揮発性半導体記憶素子27をアクセスする方法で
ある。動作はI/Oモードと特に変わることはないので
説明は省略する。アドレス空間をデータの領域とファイ
ル情報などの属性情報の領域に論理的に分割することで
扱いは簡単になる反面、ファイルデータ等を扱うにはア
ドレス制御を外部で扱う必要があることが大きな違いで
ある。ICカード1固有の情報で、例えば、メモリサイ
ズ、素子の種類、素子のスピードなどについて上記の領
域の論理的分割が有効となる。
【0018】ICカード1による情報データの伝達とは
例えば、情報データとして画像、音声、テキスト情報な
どを取り込むことのできるマルチメディアレコーダにI
Cカード1を装着し、個々から得られた情報を情報処理
装置として同図に示したWS(ワークステーション)4
やPC(パーソナルコンピュータ)11、WP4(ワー
ドプロセッサ4)、Pen−PC/WP2(ペン入力対
応パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ2)に供
給する。これらの機器で加工処理された情報に例えば、
FAX8(ファクシミリ8)のデータに変換されて、F
AX8を用いて通信して情報の伝達を行う。或いは、マ
ルチメディアレコーダ9から得られた情報をTEL7
(電話機7)を通じ伝送し、電話機に装着されたカード
に保存する。PPC6(複写機6)では、図示していな
いスキャナ走査された画像情報をそのままICカード1
に記憶し、WS10,PC11,WP4等への画像情報
として供給したり、WS10,PC11,WP4等で生
成された情報をICカード1を媒介して、PPC6に供
給しプリンタ5として動作させたりする。プリンタ5に
おいてはプリントすべき情報をこのICカード1に保存
することにより、他の機器への伝達を行うことができる
ようになる。マルチメディアレコーダ9とマルチメディ
アプレーヤ3を組み合わせることで、情報を操作した
り、表示することが出来るようになる。ここで強調され
ることは、それぞれの機器の本来持ち合わせている機能
のほかに、本ICカード1を組み合わせることで、間接
的に他の機器の機能を発揮させることか可能となりシス
テム的運用が可能となる点である。更に、こうした機能
がICカード1対応を行うことだけで容易に行えるた
め、ユーザにとっても経済的負担が少なくて済む。既に
導入された機器に対してはアダプタを装着することで、
新規に導入する場合にはICカード1対応機器を導入す
れば良い。従来技術の項で述べたようにICカード対応
は他の通信インフラ例えばLANなどの対応に比べ安値
で実現できるため、ユーザに対する経済的負担が少ない
のが大きな特徴である。
【0019】図3には、本発明のICカード内部での情
報データの一格納例を示している。同図(a)はポイン
タ及びファイル管理情報を情報データとは別の記憶領域
に格納する一例を示したものであり、同図(b)は、ポ
インタ及びファイル管理情報と情報データを同じ記憶領
域に格納する一例を示したものである。同図(a)に
は、ポインタ31,33と呼ばれるどの記憶領域の先頭
のアドレスを示す情報や、ファイル管理情報32と呼ば
れるこのポインタの示す記憶領域に記憶されているファ
イルの属性情報つまりどの情報処理装置により書き込ま
れた情報データか、また音声や画像等のどの様なデータ
が格納されているものか、文字コードや圧縮符号化等の
情報データの表現方法等について書き込まれている記憶
領域部30が示されている。このポインタ「0001」
(31)や「0010」(32)が示すアドレス35,
37それぞれに対応した記憶領域36,38にはこれら
の情報データが格納されている。この様な格納方法で
は、記憶領域部30をコンパクトにしたい時に有効な手
法となる。また、図3(b)にはポインタ部を含め、フ
ァイルの内容を読む為のファイル管理情報と情報データ
も一括して記憶した例が示されている。
【0020】図4は、ファイル管理情報の記憶領域での
一格納例を示したものである。同図に示された格納例
は、図3(a)に示されたポインタやファイル管理情報
において、特にファイル管理情報等のような長さが不確
定なものを分割して格納することで、記憶領域を有効に
利用できるようにした一例である。まずID40には、
データ42の種別が書き込まれており、この場合は例え
ばデータ42はファイルポインタに関する情報であるこ
とを示すデータ列が書き込まれている。次のポインタ4
1には、分割された情報が次に格納されているはじめの
部分、この場合は、ID43に関するデータ列が書き込
まれている。これらのID40,ポインタ41,データ
42のデータ列のその後には、ID43が書き込まれて
いる。ID43には、データの種別としてファイルサイ
ズに関する情報であることを示すデータ列が書き込まれ
ている。次のポインタ44には、分割された情報が次に
格納されているはじめの部分、この場合は、ID46に
関するデータ列が書き込まれている。このポインタ44
の次には、ファイルサイズそのものを示すデータ45の
列が格納され次のID46の情報へと移っていく。この
様にポインタを用いて情報を分割して連鎖させながら読
み出すことができ、最後は終了を示すID49で終わら
せる。これによりファイル管理情報量に応じて、これを
分割して格納することができる。
【0021】図5は、ファイル情報記憶領域を更に細か
く分けてサブファイル情報記憶領域を設けた一例であ
る。同図(a)は、ファイル情報記憶領域を示してお
り、同図(b)は、その次の段階としてサブファイル情
報記憶領域を示したものであり、同図(c)は、同図
(b)で分けられたサブファイル情報毎のファイルデー
タの記憶領域になる。例えば、音声や動画像などの連続
性のある情報は、秒単位やフレーム単位で取り扱われる
ことが多く、これらの単位での符号化復号化も行われて
いるのが通常である。この様に取り扱われる背景には、
音声なら頭出しであったり、画像でもある場面からの再
生に利便性があるためである。こうした場合には、同図
(a)に示した通り、ポインタ情報“0001”を読み
取りこれに基づいて、サブファイル情報記憶領域(同図
(b)参照)のポインタ情報を読む。このサブファイル
情報記憶領域は、秒単位、フレーム単位にポインタ情報
“0001”,“0010”,“0011”を設けてお
り、このポインタ情報の示すファイルデータを読み取る
ことによりファイルデータ1,2,3それぞれのアクセ
スすることができるのでデータのアクセス性を向上させ
ることができる。(同図(c)参照)
【0022】図6は、図1に示した情報伝送システムに
おける様々がデータを取り扱うときの基本概念を示した
図である。まず情報源発生側60で発生した情報は、伝
達の一手段としてICカードが用いられ、この情報源発
生側60のフォーマットに従った情報がそのままICカ
ードに一担記憶されて、このICカードから情報源処理
側61がこの情報を読み取るという手順で伝達される。
この時この情報であるデータ64には、テキスト,音
声,画像など個別のフォーマットを有している場合が多
いので、この前段に情報源記述データ63を付加してI
Cカードに記憶させる。この情報源記述データ63によ
りデータ64の名称や属性,符号化の方法等が明確化で
き、情報源発生側60におけるデータ64の取り扱いを
詳細に示すことができるので、情報源処理側61でこの
データを受け取ってもその処理が適切に行える。また、
この情報源記述データ63は、ファイル情報記憶領域を
利用すれば記憶領域の有効利用が図れる。
【0023】図7は、物理形状の違うICカードを統一
的に取り扱う場合の一構成を示した図である。ICカー
ド72は、JEIDA((社)日本電子工業振興協会)
で定められたICカードとは異なる形状,ピン数,配置
の構成をしている。このICカード72をJEIDAで
定められた標準的ICカードとして用いるために、IC
カード72に、変換用のアダプタ70を取り付ければよ
い。このアダプタ70は、例えば、JEIDAで定めら
れた形状に合致するものである。このICカード72
は、JEIDAで定めるICカードよりも小さい。この
ため携帯性に優れている。アダプタ70は、ICカード
72のピン73に適合したコネクタ及びJEIDAで定
めるICカード間での信号のやり取りをするための信号
変換をする論理回路及びJEIDAで定めるICカード
と同一のピン74を有する。また、アダプタ70には、
電源を内蔵させても良いし、外部から供給を受けても良
い。同図の例では、イジェクタ71を設けてICカード
72の抜き差しを容易にさせている。このイジェクタの
位置は限定されないけれど、ICカードの厚み,幅を増
加させるものであってはならない。
【0024】図8は、本発明の他の実施例としてICカ
ード内部の一構成を示した図である。同図中のICカー
ドの内部構成におけるアドレス信号端子80やデータ信
号端子81やコントロール信号端子82やステータス信
号端子83は、ICカードとICカードへ情報データを
読み書きする機器との情報の入出力端子となっている。
コントローラ85は外部から指定したICカード内の情
報をアクセスする時に、不揮発性半導体記憶素子86や
半導体記憶素子88に実際に記憶されているアドレスを
変換したり、記憶データの読み出し書き込みなどを制御
したりするために用いられる。また、外部電源供給端子
84から供給された電源はレギュレータ87を介し、必
要な電源電圧に変換され、内部の回路に供給される。外
部電源供給端子84に供給される電圧は通常5Vを用い
ることが多いが、その他の電圧を必要とする素子をIC
カード内部に含んでいる場合には、別の電圧例えば18
V程度の高電圧を別に供給することがあっても良い。
【0025】ICカードの外部からICカード内のファ
イル情報をアクセスするにはデータ信号端子81から入
力されたデータ信号とコントロール信号端子82から入
力されたデータ信号を用いてコントローラ85にファイ
ル情報を引き出す。ファイル情報も不揮発性半導体記憶
素子86に格納されているためコントローラ85は不揮
発性半導体記憶素子86のファイル情報アドレスを生成
しアドレス信号として不揮発性半導体記憶素子86をア
クセスし、信号線を通じて、コントローラ85にデータ
を導きデータ信号端子81を通じて出力すると共に、ス
テータス信号端子83からステータス信号を外部へ出力
する。このとき重要なのは少なくともファイル情報をア
クセスするための何等かの情報が格納されている不揮発
性半導体記憶素子86におけるアドレスが予め取り決め
られている必要がある。アクセスするための何等かの情
報とはファイル情報のポインタだけでも良いし、或いは
ファイル情報そのものであっても良い。アドレスの予め
の取り決めには不揮発性半導体記憶素子86のメモリ空
間の特定場所を意味し、通常はアドレス空間の最上位部
もしくは最下位部が使われる。不揮発性半導体記憶素子
86か取り出されたファイル情報をもとにコントローラ
85はファイル情報の不揮発性半導体記憶素子86にお
ける先頭アドレスやサイズ、情報データの種別などを得
て、ICカード外部にデータ信号端子81を通じて出力
すると共に、ファイル情報であることを示すステータス
信号をステータス信号端子83から出力する。更に、フ
ァイル情報をアクセスする要求が、データ信号端子81
から入力されたデータ信号とコントロール信号端子82
から入力されたコントロール信号を組み合わせできれ
ば、先に得た先頭アドレスやサイズなどのファイル情報
に基づき、不揮発性半導体記憶素子86の実際のアドレ
スをアドレス信号として生成し不揮発性半導体記憶素子
86をアクセスし、信号線を通じてデータをコントロー
ラ85に取り込み必要な形式に変換して、データ信号端
子81を通じて出力すると共にファイルデータであるこ
とを示すステータス信号をステータス信号端子83に出
力することができる。以上は主にファイルを読み出す動
作である。ファイルを書き込む場合には、コントローラ
85で不揮発性半導体記憶素子86の空白領域をファイ
ル情報から把握して、ファイルの先頭アドレスを決定
し、データ信号端子81を通じてファイルデータである
ことを示すコントロール信号の組み合わせで得られた書
き込みファイルデータを信号線を通じて、不揮発性半導
体記憶素子86に書き込んでいく。このときPGM(プ
ログラム)信号をコントローラ85から不揮発性半導体
記憶素子86に出力して、この不揮発性半導体記憶素子
86に書き込みモードであることを認知させる。このP
GM信号は場合によってはレギュレータ87に対し不揮
発性半導体記憶素子86に通常の供給電圧とは異なるプ
ログラム用の高電圧を供給するように働きかけることも
ある。コントローラ85は不揮発性半導体記憶素子86
に書き込む一方、書き込んだデータの量をカウントし、
書き込みが終了すれば、不揮発性半導体記憶素子86の
ファイル情報の領域にサイズ、先頭アドレスなどのファ
イル情報の更新のための書き込みも合わせて行う。情報
処理装置固有の情報もICカード外部より与えられ、フ
ァイル情報として書き込まれる。
【0026】半導体記憶素子88に追加された半導体記
憶素子は不揮発性半導体記憶素子86のファイル情報を
一時的に蓄えることでICカードとのやり取りの速度を
速めたりする一時バッファとして用いるとき有効であ
る。また、コントローラ85から書き込みのための信号
の供給を受け書き込みの制御がなされる。一時バッファ
としてはファイル情報を半導体記憶素子88に複写し、
半導体記憶素子88を介して外部とアクセスすることも
できる。不揮発性半導体記憶素子86は書き込み回数に
制限のあるものも存在するので、こうした場合には半導
体記憶素子88を介して通常のアクセスを行い、最終的
に不揮発性半導体記憶素子86にファイル情報を格納す
るという方法で不揮発性半導体記憶素子86の書き込み
回数を低減し寿命を飛躍的に延ばすこともできる。ま
た、アドレス空間を直接扱う場合には、半導体記憶素子
88に実行形式のプログラムを不揮発性半導体記憶素子
86からダウンロードしておくことで直接パーソナルコ
ンピュータから実行することもできる。
【0027】図9は、ICカードを用いた各種機器の構
成例を示した図である。同図(a)は、マルチメディア
レコーダを示したものである。このマルチメディアレコ
ーダは、図7に示した小さいサイズつまり、ハーフサイ
ズのICカードを使用している。JEIDAで定めたI
Cカードの形状では、ICカード自体の大きさの制約を
受けるためこのコンセプトを満足できないため、通常の
ICカードの大きさの半分のサイズを利用している。ま
た、同図(b)に示した携帯用電話も超小型化の傾向に
伴いハーフサイズのICカードを使用している。同図
(c),(d)に示したワードプロセッサ,パーソナル
コンピュータでは、例えばJEIDAで定められた通常
のICカードを使用している。この様に、ハーフサイズ
のICカードを用いる機器間や通常のICカードを用い
る機器間ではICカードそのままが使用できるが、ハー
フサイズのICカードを通常サイズのICカードとして
使用するためには、図7に示したアダプタを利用してハ
ーフサイズのICカードを通常サイズのICカードに変
換して使用することができる。この様に、ハーフサイズ
のICカードを使用すれば、同図(a),(b),
(c),(d)に示した機器間で共通に情報の伝達が行
える。
【0028】上述した実施例では、ICカードを挿入す
るためのスロットがその機器自体に備えられている例を
説明したが、機器とは別にオプションとしてICカード
を挿入して情報データの読み書きが行えるICカードア
クセス装置を備えたものでも同様の効果を奏する。
【0029】本発明に係るICカードの他の構成例とし
て、図10に示した一構成について以下に説明する。図
10は、情報データを記憶する不揮発性半導体メモリの
他に、一般的に用いられる例えば読み出し専用メモリ(R
ead only memory)等で構成されたメモリを設け、このメ
モリに別途ICカードの属性情報を記憶させるというI
Cカードの構成を示している。図10に示している通
り、このICカードは、各種の機器に接続するためピン
コネクタ90を設けている。これは、例えば、JEID
A/PCMCIAに準拠させるためには、68ピンのコ
ネクタが用いられる。このピンコネクタ90には、情報
データの読み書きを行うための主メモリである複数の不
揮発性メモリ93,94やICカードの種別を示すIC
カードの属性情報を格納する属性メモリ92と各種の機
器との制御を行うメモリコントロール部91が接続され
ている。ここでは、不揮発性メモリは、複数個設けられ
ているかのように図示しているが、複数の不揮発性メモ
リの登載があくまで可能であり、単体で登載されていて
もよい。ピンコネクタ90には、各種の信号に対応する
ピンが設けられており、図10に示したICカードの左
側に図示された矢印(以下インターフェース信号とい
う)がこれに値する。各種のインターフェース信号は、
以下の通りである。 D7-0 双方向の8ビットデータバス。カードはデー
タリード時以外ハイイピーダンスとする。 A9-1 アドレス信号。 -CE1 カードイネーブル信号。カードをアクセスす
る際、-CE 信号をロー保つこと。 -OE アウトプットイネーブル信号。本カードでは
アトリビュートメモリからカード属性情報、コンフィギ
ュレーションレジスタをリードすとるきローに保つ。ま
た、メモリカードとしてマップされているときはカード
内部のレジスタセットをリードできる。 -WE ライトイネーブル信号。本カードではアトリ
ビュートメモリ、コンフィギュレーションレジスタの書
き込みをする際、ローに保つ。また、メモリカードとし
てマップされているときはカード内部のレジスタセット
をライトできる。 RDY/-BSY メモリカードインターフェースではRDY/-BSY
信号として機能する。 (-IREQ) I/O カードとしてコンフィグレーションされ
たときは、割り込み要求信号として機能する。メモリカ
ードインターフェースのRDY/-BSY状態カード内部のコン
トローラ(ステートマシン)、または、メモリのいずれ
かがBSY 状態になると、この信号はローになる。I/O カ
ードとしてコンフィギュレーションされたときの割り込
みは下記の条件で発生する。 1)イレーズ終了時 2)プログラム終了時 割り込みモードはコンフィギュレーションオプションレ
ジスタを設定することにより、レベルモードか、パルス
モードかを選択できる。この信号はオープンドレインで
出力されるため、ホストはプルアップすること。 -IORD I/O カードとしてコンフィギュレーションさ
れているとき、カード内部のレジスタセットをリードす
る。 -IOWR I/O カードとしてコンフィギュレーションさ
れているとき、カード内部のレジスタセットをライトす
る。 RESET カード内部をリセットする。 -CD1 カード検出信号。カードからはローレベルの
信号が出力され、ホストインターフェースがともにロー
レベルを検出したとき、カードが正しく挿入されたこと
を示す。また、この信号はカードの抜去検出にも用い
る。 -INPACK 入力応答信号。-CE と-IORD がローレベルで
アドレスバス上のアドレスがカード内のI/O ポートと一
致したときローレベルを出力する。この信号はオープン
ドレインで、ICメモリカードインターフェースのとき
はハイインピーダンスである。 注:ホストはバッファ制御に-INPAK信号を使用しないこ
とを推奨する。メモリカードインターフェースでのリー
ド、およびアトリビュートメモリリード時ではこの信号
はサポートされない。 VCC 5Vの動作用電源。 VPP1 12V のプログラム電源。アトリビュートメモ
リを書き込みするときに使われる。アトリビュートメモ
リの書き込みを行わない情報機器はVPP1は5V(VCC) でな
ければならない。通常、アトリビュートメモリの書き込
みは専用プログラマを使う。 GND グランド。
【0030】ICカードの属性情報には、カードの属性
に係る、カード形状・寸法・電気的特性などの物理レイ
ヤ,カードのデータ構造の基本構造を決める基本互換レ
イヤ、例えば、メモリカードのデバイス,容量,アクセ
ススピードなどカードを物理的にアクセスするのに必要
な情報などがある。これらの情報は必ずしも書き換え可
能である必要がなく不揮発性メモリ1に記憶しておかな
くても良いことから、別途属性メモリ3を持たせる意味
が出てくる。属性情報は、この他にも、データフォーマ
ットレイヤ,データ構造レイヤ,システム固有レイヤな
どより高位レイヤの情報があるが、これらの情報につい
ては必ずしも属性メモリ3に格納しなくとも良く、不揮
発性メモリ1に書かれていても良い。属性メモリ3は基
本的に不揮発であり書き替え機能に対しての、不可、可
はどの高位レイヤの情報まで属性メモリ3に格納するか
で決定すれば良い事項である。属性情報はデータに比べ
小さいため、属性メモリ3に追加するコストは低い。ま
た、E2 PROMの様に、書き替え回数に制限のある素
子を用いた場合、小容量の書き替え回数の依頼度の高い
属性メモリ3に、上記の情報を格納することでカード全
体の依頼度を高められる。
【0031】次に、図11に示した図10中の不揮発性
メモリ93,94の内部構成とそれに接続されるアドレ
スレジスタ95とデータレジスタ96とを含めた構成に
ついて以下に説明する。D7−0から入力した信号は、
アドレスレジスタ95の情報に基づいてMA31−0の
信号線を介して不揮発性メモリ93,94をアクセスす
る。この不揮発性メモリ93,94は、例えばPAGE
0〜15を一ブロックとする複数のブロックから成って
いる。一方、データレジスタ96は、D7−0の信号線
からの信号に基づいて、MD7−0の信号線を介して、
不揮発性メモリ93,94のデータバッファをアクセス
し、データの読み書きを行う。
【0032】また、図12には、属性メモリ92の内部
構成が示されており、これについて以下に説明する。属
性メモリ92は、カード属性情報97やカード制御情報
98等を記憶する領域から成る。A9−1の信号線を介
してカード属性情報がアクセスされ、D7−0の信号線
を介してデータの読み書きが行われる。属性メモリ92
内の情報は、全て偶数番地に置いた方が良い。16ビッ
トメモリや8ビットメモリには、偶数番地に情報データ
の読み書きが行われるため、これらのメモリを共通に利
用するためには、都合が良いという効果があるためであ
る。
【0033】上述したICカードは、ICカード内にC
PUを設けずに、このICカードを挿入して用いる各種
の機器内に備えられたCPUでICカード内のデータを
演算処理させる構成にしても良い。
【0034】次に、図13,14,15に示したICカ
ード内部の動作を表した流れ図について以下に説明す
る。図13,14,15は、以下に述べる各種のコマン
ドの機能に基づいて行われる動作である。 (1) メモリリード
【0035】あらかじめ設定されているメモリアドレス
からデータを読み出す。データリード動作はカード内の
データレジスタを連続的にリードすることにより実行さ
れる。アドレスはこの間自動的にインクリメントされ、
ページ境界を超えてリード動作を連続的に実行できる。
ブロック境界ではアドレスは自動的にインクリメントさ
れない。
【0036】ページ境界ではアクセスタイムが15マイ
クロ秒かかり、この間カードはビジィ状態となる。ホス
トはページ境界上でレディ/ビジィ状態を判別する必要
がある。
【0037】暗黙的にメモリがリードモードに設定され
ていることを期待してはならない。つまり、メモリリー
ド動作を行なう場合はこのコマンドを必ず実行しなけれ
ばならない。 (2) ブロックイレーズ あらかじめ設定されているメモリアドレスが含まれるブ
ロックをイレーズする。
【0038】カードがI/O インターフェースに構成され
ているときはイレーズ動作が完了すると割り込みが発生
する。メモリインターフェースに構成されているときは
RDY/-BSY信号、またはステータスによりイレーズ動作の
完了を検出できる。 (3) チップイレーズ あらかじめ設定されているアドレスが含まれるメモリチ
ップをイレーズする。このコマンドを実行する際、ホス
トはチップ境界を意識しなければならない。
【0039】カードがI/O インターフェースに構成され
ているときはイレーズ動作が完了すると割り込みが発生
する。メモリインターフェースに構成されているときは
RDY/-BSY信号、またはステータスによりイレーズ動作の
完了を検出できる。 (4) プログラム
【0040】ページ単位にメモリへデータを書き込み自
動的にベリファイを実行する。プログラムコマンド実行
前にアドレス設定、および、データバッファライトコマ
ンドにより、1ページの書き込みデータを転送しておく
必要がある。同一ブロック内でのプログラムはページ境
界でアドレスを再設定する必要はない。ページ境界でア
ドレスが自動的にインクリメントされる。
【0041】注:プログラム時、アドレスはブロック境
界で自動的にインクリメントされない。プログラムの後
に続くステータスリードコマンドでステータスをリード
するメモリチップアドレスを指した状態にしておく必要
があるためである。ページへのプログラム動作はページ
アドレスが昇順になるように行い、ランダムなページ順
でのプログラムを行ってはならない。同一ページに対す
るデータの上書き(イレーズせずにプログラム)は最大
10回である。
【0042】ベリファイ動作により、データバッファの
内容が変更されるため、同一データを別ページにプログ
ラムする際も必ずデータバッファライトコマンドによ
り、データを転送する必要がある。また、あるページを
読み出し、データバッファにあるデータを別のページに
プログラムするページコピー動作はできない。データバ
ッファを介してページコピー動作を行うと誤ったデータ
が書き込まれる。 (5) ステータスリード 次の様なステータスリードコマンドにより、メモリの内
部状態を読み出すことができる。 -WP WRITE PROTECT SWITCH STATUS 書き込み保護スイッチの状態。 0: 書き込み禁止 1: 書き込み許可 MSRDY MEMORY STATUS READY メモリのレディ/ビジィ状態。 1: レディ 0: ビジィ SUSPEND MULTI-BLOCK ERASE SUSPENDED マルチブロックイレーズサスペンドコマンドにより中断
していることを示す。 1: 中断中 0: 中断していない 注:本カードはマルチブロックイレーズサスペンドコマ
ンドを使用しないため常に“0 ”。 RFU “0 ” Reserved for Future Use (Always“0
”) 予約ビット(常に“0 ”) FAIL PASS/FAIL イレーズ、またはプログラム動作後のパス/フェイル状
態。 0: パス 1: フェイル(エラー) つまり、メモリリード後にステータスリードコマンドを
実行する場合はステータスリードコマンドの前にリセッ
トコマンドを実行しなければならない。
【0043】注:メモリリード動作の途中でステータス
リードコマンドを実行できないため。本カードは冗長部
をリードしないため、メモリリード動作は中断された状
態で終える。
【0044】通常、ステータスリードコマンドではステ
ータスをリードすべきメモリアドレスをあらかじめ設定
しておく必要があるが、ブロックイレーズ、マルチブロ
ックイレーズ、チップイレーズコマンド実行直後はアド
レスを設定する必要はない。ステータスリードコマンド
はメモリがビジィ状態でも受け付けられる。 (6) IDリード(テスト用、非公開) 2バイトのJEDEC IDを読み出す。IDリードコマンド実
行前にアドレスレジスタのすべてのバイトを00h に設定
すること。 16M ビットNAND EEPROM のJEDEC ID: 第1バイト メーカコード 98h 第2バイト デバイスコード 64h (7) データバッファライト
【0045】データバッファにプログラムするデータを
書き込む。データバッファライトコマンド実行前にプロ
グラムすべきアドレスを設定しておくこと。同一ブロッ
ク内であれば、アドレスは自動的にインクリメントされ
るため、ページ境界でアドレスを設定する必要はない。
データバッファライト中にリセットコマンドで動作を中
断することができる。リセットコマンド実行中は一定期
間カードはビジィ状態となる。 (8) データバッファリード(テスト用、非公開) データバッファからデータを読み出す。
【0046】プログラムコマンド実行後にデータバッフ
ァを読み出すとベリファイ結果がビット単位で判別でき
る。“0 ”が正しく書き込まれたことを示し、“1 ”が
書き込みエラーがあったことを示す。 (9) リセット
【0047】カードおよびすべてのメモリをリセットす
る。リセットコマンド実行後、カードは約3マイクロ秒
ビジィ状態となる。リセットコマンドはメモリがビジィ
状態でも受け付けられる。 リセットコマンド実行後の状態: アドレスレジスタ: All “0 ” データバッファ: All “1 ” 動作モード: メモリリードモード
【0048】
【発明の効果】以上詳述してきたように本発明によれ
ば、本来それぞれ異なるフォーマットの情報データを取
り扱う機能の異った各情報処理装置が有している特徴を
生かしたまま、これらの装置相互間で信頼性のある情報
データを携帯性の優れたカード状の記憶媒体を媒介とし
て双方向に伝送できると共に、上記各情報処理装置にお
いて、カード状の記憶媒体に記憶されたそれぞれの情報
データを共有化した処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る情報伝達システムの一構成を示
した概念図。
【図2】 本発明のICカードの一構成を示した図。
【図3】 本発明のICカード内部での情報データの一
格納例を示した図。
【図4】 本発明のICカード内部でのファイル情報記
憶領域での一格納例を示した図。
【図5】 本発明のICカード内部でのファイル情報記
憶領域拡張の一例を示した図。
【図6】 本発明に係る情報伝送システムにおけるデー
タの取り扱いの一例を示した図。
【図7】 本発明に係るICカードの他の実施例を示し
た図。
【図8】 本発明のICカードの他の実施例を示した
図。
【図9】 本発明のICカードを用いた各種機器の構成
例を示した図。
【図10】 本発明に係るICカードの他の構成を示し
た図。
【図11】
【図10】に示したICカード内の不揮発性半導体メモ
リの一構成を示した図。
【図12】
【図10】に示したICカード内の属性メモリの一構成
を示した図。
【図13】 本発明に係るICカードの一動作を示した
流れ図。
【図14】 本発明に係るICカードの一動作を示した
流れ図。
【図15】 本発明に係るICカードの一動作を示した
流れ図。
【符号の説明】
1,62,72…ICカード 27…不揮発性半導体記憶素子 63…情報源記述データ 64…データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 康夫 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる機能を有し、それぞれ異なる
    フォーマットの情報データを処理する複数の情報処理装
    置と、 前記情報データの記憶保持に対し電源を不要とする不揮
    発性半導体記憶素子を内部に有し、前記異なるフォーマ
    ットの情報データを前記不揮発性半導体記憶素子に読み
    書きするカード状の記憶媒体とから成り、 このカード状の記録媒体を媒介として前記情報データを
    前記複数の情報処理装置間で伝送処理する情報伝送処理
    手段を備えたことを特徴とする情報伝送システム。
  2. 【請求項2】互いに異なる機能を有し、それぞれ異なる
    フォーマットの情報データを処理する複数の情報処理装
    置と、 各情報処理装置を相互に接続可能とした伝送路とからな
    り、 前記各情報処理装置は、該各装置固有の識別情報を付加
    した前記情報データを前記伝送路に伝送する伝送手段
    と、 前記識別情報に基づいて前記情報データを処理する情報
    データ処理手段とを備えたことを特徴とする情報伝送シ
    ステム。
  3. 【請求項3】互いに異なる機能を有し、それぞれ異なる
    フォーマットの情報データを処理する複数の情報処理装
    置と、 前記情報データの記憶保持に対し電源を不要とする不揮
    発性半導体記憶素子を内部に有するカード状の記憶媒体
    とから成り、 前記各情報処理装置は、該各装置固有の識別情報を付加
    した前記情報データを前記カード状の記憶媒体の不揮発
    性半導体記憶素子に読み書きする手段と、 前記識別情報に基づいて前記情報データを処理する情報
    データ処理手段とを備えたことを特徴とする情報伝送シ
    ステム。
JP5023892A 1992-12-18 1993-02-12 情報伝送システム Pending JPH06236316A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5023892A JPH06236316A (ja) 1992-12-18 1993-02-12 情報伝送システム
DE69330422T DE69330422T2 (de) 1992-12-18 1993-12-17 Informationsübertragungssystem
EP93310231A EP0602997B1 (en) 1992-12-18 1993-12-17 Information transmission system
US08/916,284 US5930818A (en) 1992-12-18 1997-08-22 Information communication system which transmits main data and data for restoring the main data

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33771292 1992-12-18
JP4-337712 1992-12-18
JP5023892A JPH06236316A (ja) 1992-12-18 1993-02-12 情報伝送システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004321638A Division JP2005100446A (ja) 1992-12-18 2004-11-05 情報伝送システム及び情報伝送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06236316A true JPH06236316A (ja) 1994-08-23

Family

ID=26361333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5023892A Pending JPH06236316A (ja) 1992-12-18 1993-02-12 情報伝送システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5930818A (ja)
EP (1) EP0602997B1 (ja)
JP (1) JPH06236316A (ja)
DE (1) DE69330422T2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5822190A (en) * 1996-06-11 1998-10-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Card type memory device and a method for manufacturing the same
US6002605A (en) * 1997-02-28 1999-12-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Connecting apparatus, and information processing apparatus
US6022763A (en) * 1996-05-10 2000-02-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Substrate for semiconductor device, semiconductor device using the same, and method for manufacture thereof
US6054774A (en) * 1994-03-22 2000-04-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Thin type semiconductor package
US6141210A (en) * 1993-07-23 2000-10-31 Kabushiki Kaisha Toshiba External storage device
US6166431A (en) * 1995-08-25 2000-12-26 Kabushiki Kaisha Tishiba Semiconductor device with a thickness of 1 MM or less
US6201295B1 (en) 1993-04-28 2001-03-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Plate-shaped external storage device and method of producing the same
US6690950B2 (en) 2000-07-31 2004-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data recording system for storing as data the contents of telephone calls made by internal telephones and by mobile telephones having memory card data storage function
US7432952B2 (en) 1994-09-28 2008-10-07 Ricoh Company, Ltd. Digital image capturing device having an interface for receiving a control program

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5428566A (en) * 1993-10-27 1995-06-27 Intel Corporation Nonvolatile memory card with ready and busy indication and pin count minimization
US5633484A (en) * 1994-12-26 1997-05-27 Motorola, Inc. Method and apparatus for personal attribute selection and management using a preference memory
CA2165277C (en) * 1994-12-29 1999-09-21 William Frank Zancho Method and apparatus for personal attribute selection and management using prediction
US5630159A (en) * 1994-12-29 1997-05-13 Motorola, Inc. Method and apparatus for personal attribute selection having delay management method and apparatus for preference establishment when preferences in a donor device are unavailable
EP0786715A3 (en) 1996-01-29 1999-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus
KR100592135B1 (ko) 1997-09-03 2006-08-30 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 디지털카메라
US7034871B2 (en) * 1997-11-24 2006-04-25 Eastman Kodak Company Capturing digital images to be transferred to an e-mail address
US6748402B1 (en) * 2001-04-02 2004-06-08 Bellsouth Intellectual Property Corporation System and method for converting and loading interactive pager address books
US7260658B2 (en) * 2002-05-31 2007-08-21 Oracle International Corporation Verifying input/output command data by separately sending data to be written and information about contents of the data
US20030233590A1 (en) * 2002-06-17 2003-12-18 Henry Liu Conversion device bult in with signal and level conversion circuits
EP1571813A1 (en) * 2004-03-02 2005-09-07 LG Electronics, Inc. Method and communication system for transmitting an image to the called party identifying calling party
CN1950821A (zh) * 2004-03-26 2007-04-18 亚历克斯·马申斯基 通过因特网交换新增信息
KR100704037B1 (ko) * 2005-04-15 2007-04-04 삼성전자주식회사 이종의 비휘발성 메모리를 가지는 데이터 저장장치와 그의구동 방법
US8001432B2 (en) * 2008-11-20 2011-08-16 Lsi Corporation Uninitialized memory detection using error correction codes and built-in self test
KR20170086345A (ko) * 2016-01-18 2017-07-26 에스케이하이닉스 주식회사 메모리 칩 및 메모리 컨트롤러를 포함하는 메모리 시스템

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4829169A (en) * 1985-07-01 1989-05-09 Toppan Moore Company, Inc. IC card having state marker for record access
US4874935A (en) * 1986-03-10 1989-10-17 Data Card Coprporation Smart card apparatus and method of programming same
GB2206431B (en) * 1987-06-30 1991-05-29 Motorola Inc Data card circuits
US5032927A (en) * 1988-03-01 1991-07-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image signal recording apparatus capable of recording compressed image data together with audio data
JPH02205443A (ja) * 1989-01-31 1990-08-15 Toshiba Corp 携帯型データ処理装置
JP2959773B2 (ja) * 1989-04-20 1999-10-06 オリンパス光学工業株式会社 電子スチルカメラ
NL8901827A (nl) * 1989-07-14 1991-02-01 Oce Nederland Bv Systeem voor het verwerken van in bestanden georganiseerde gegevens, alsmede beheersmodule ten gebruike daarin en opslagmedium, voorzien van de programmatuur van deze beheersmodule.
US5107743A (en) * 1989-12-04 1992-04-28 Decker Tom W Piano teaching device and method
JPH03214310A (ja) * 1990-01-19 1991-09-19 Hitachi Ltd マルチメディアメモリ装置
US5278978A (en) * 1990-03-26 1994-01-11 International Business Machines Corporation Method and system for describing and exchanging data between heterogeneous database systems with data converted by the receiving database system
US5537224A (en) * 1992-11-24 1996-07-16 Sony Corporation Texture mapping image processing method and apparatus
JP3103597B2 (ja) * 1993-08-11 2000-10-30 リーバイ ストラウス アンド カンパニー コンピュータ制御された機械のための音声を用いたトラブルシューティングシステム
US5511000A (en) * 1993-11-18 1996-04-23 Kaloi; Dennis M. Electronic solid-state record/playback device and system

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6274926B1 (en) 1993-04-28 2001-08-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Plate-shaped external storage device and method of producing the same
US6201295B1 (en) 1993-04-28 2001-03-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Plate-shaped external storage device and method of producing the same
US6141210A (en) * 1993-07-23 2000-10-31 Kabushiki Kaisha Toshiba External storage device
US6147861A (en) * 1993-07-23 2000-11-14 Kabushiki Kaisha Toshiba External storage device unit
US6147860A (en) * 1993-07-23 2000-11-14 Kabushiki Kaisha Toshiba External storage device
US6054774A (en) * 1994-03-22 2000-04-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Thin type semiconductor package
US7432952B2 (en) 1994-09-28 2008-10-07 Ricoh Company, Ltd. Digital image capturing device having an interface for receiving a control program
US6166431A (en) * 1995-08-25 2000-12-26 Kabushiki Kaisha Tishiba Semiconductor device with a thickness of 1 MM or less
US6333212B1 (en) 1995-08-25 2001-12-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and manufacturing method thereof
US6022763A (en) * 1996-05-10 2000-02-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Substrate for semiconductor device, semiconductor device using the same, and method for manufacture thereof
US6085412A (en) * 1996-06-11 2000-07-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for manufacturing card type memory device
US5822190A (en) * 1996-06-11 1998-10-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Card type memory device and a method for manufacturing the same
US6137710A (en) * 1997-02-28 2000-10-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Connecting apparatus, and information processing apparatus
US6002605A (en) * 1997-02-28 1999-12-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Connecting apparatus, and information processing apparatus
US6690950B2 (en) 2000-07-31 2004-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data recording system for storing as data the contents of telephone calls made by internal telephones and by mobile telephones having memory card data storage function

Also Published As

Publication number Publication date
US5930818A (en) 1999-07-27
EP0602997A3 (en) 1994-10-05
DE69330422T2 (de) 2002-05-16
DE69330422D1 (de) 2001-08-16
EP0602997A2 (en) 1994-06-22
EP0602997B1 (en) 2001-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06236316A (ja) 情報伝送システム
US5812814A (en) Alternative flash EEPROM semiconductor memory system
US7039754B2 (en) Detachably mounted removable data storage device
US7412558B2 (en) Semiconductor storage device
JP4538027B2 (ja) 半導体装置
US6757783B2 (en) Portable storage medium based on universal serial bus standard and UFI standard
US6789158B2 (en) Method of rewriting program in a flash microcomputer
US7007127B2 (en) Method and related apparatus for controlling transmission interface between an external device and a computer system
US6851018B2 (en) Exchanging operation parameters between a data storage device and a controller
JP3016490B2 (ja) Icメモリカード
KR100986884B1 (ko) 외부 접속 기기, 호스트 기기 및 데이터 통신 시스템
JP2006202315A (ja) Pcの有無によらずに数種類のフラッシュメモリカードを読み取るためのフラッシュメモリカード読取/書込み装置
KR20080084082A (ko) 메모리 카드 및 그것을 포함하는 메모리 시스템 그리고그것의 동작 방법
US8255656B2 (en) Storage device, memory controller, and data protection method
JP3519954B2 (ja) チップイネーブル信号生成回路及びメモリ装置
KR100987205B1 (ko) 외부 접속 기기, 호스트 기기 및 데이터 통신 시스템
US20050066129A1 (en) Portable data storage device allowing dynamic setting of disk type and the method of dynamically setting disk type thereof
JP4575410B2 (ja) 半導体記憶装置およびその動作方法
JP4622770B2 (ja) 通信システム、情報処理装置、周辺装置、及び通信方法
US20050092846A1 (en) Simulated smartmedia/XD-picture memory card capable of using various kinds on non-volatile memory
JPH07141479A (ja) Icメモリカードおよびそのicメモリカードを使用したファイル管理システム
JP2005100446A (ja) 情報伝送システム及び情報伝送方法
Anderson PCMCIA system architecture: 16-bit PC cards
JP2001331280A (ja) 情報処理装置、情報処理方法
CN113467843A (zh) 嵌入式设备的启动方法、嵌入式设备和计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041105

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041117

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050107

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050415

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606