JPH06234202A - スクリーン印刷用マスクの製造方法 - Google Patents

スクリーン印刷用マスクの製造方法

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JPH06234202A
JPH06234202A JP4446793A JP4446793A JPH06234202A JP H06234202 A JPH06234202 A JP H06234202A JP 4446793 A JP4446793 A JP 4446793A JP 4446793 A JP4446793 A JP 4446793A JP H06234202 A JPH06234202 A JP H06234202A
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mesh
film
photoresist
mask
printing
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JP4446793A
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Yoshihiro Kobayashi
良弘 小林
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高解像度の印刷パターンを得て微細線印刷の
実現を図る。 【構成】 現像液に難溶性でかつ粘弾性を有するメッシ
ュ保持層9の上に導電性を有するメッシュ4をラミネー
トする。メッシュ4の網目内部および表面上にフォトレ
ジスト10を配し、該フォトレジスト10の表面とメッ
シュ保持層9の裏面との両面から露光し、現像してフォ
トレジスト膜15を形成する。次いで、メッシュ4のフ
ォトレジスト膜15で覆われていない表面に電鋳により
電鋳金属薄膜3を形成する。 【効果】 メッシュ保持層9によりフォトレジスト膜1
5の一部の浮きや剥がれを防止でき、両面露光によりメ
ッシュ4の影となる部分への電鋳金属の回り込み現象が
無くなり、垂直度の高いマスク断面形状を得ることがで
き、また高密度パターンの形成を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばICやLSI
用プリント配線などのスクリーン印刷に好適に使用され
るスクリーン印刷用マスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスクリーン印刷用マスクとし
て、たとえば、図5の(A)に示すごとくポリエチレン
テレフタレートやステンレス製等のメッシュ4に感光性
樹脂20による所望の印刷パターンを塗布したものや、
図6の(B)に示すごとくステンレス製メッシュ4上に
ステンレスやニッケルなどの薄い金属箔21を配し、両
者を電気メッキにより一体結合し、エッチングにより金
属箔21を所望の印刷パターンに開口部22を形成した
ものがある(文献不詳)。後者のものによれば、印刷パ
ターンが金属箔21で作られているため、前者の感光性
樹脂20による印刷パターンに比較して耐薬品性、耐摩
耗性に優れる。また、印刷パターンが感光性樹脂20で
は、連続印刷時にスキージ印圧により、図5の(B)に
示すようにメッシュ4の中に押し込まれて印刷の厚みが
変化したり、そのエッジ20aが崩れて印刷の質が低下
しやすいが、金属箔21で形成されたパターンエッジ2
1aではそのような不具合がなく、しかもその全てが金
属体にて一体に構成されているためスキージの印圧によ
る寸法変化が極めて小さく、比較的に精度の高いシャー
プな印刷を期することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図6の
(B)に示すごとく印刷パターンが金属箔21で形成さ
れるスクリーン印刷用マスクでは、図6の(A)に示す
ごとくその金属箔21が電気メッキによりステンレス製
メッシュ4に一体に結合されるため、図6の(B)に示
すごとく印刷パターンの開口部22内に露出するメッシ
ュ4の線にメッキ23が付いて線径が太くなり、そのメ
ッキ23が付く分だけ開口率が低下し、インキ・ペース
トの通りが悪くなり、またマスクのトータル厚みの調整
が難しい。また、片面エッチングであるため、アスペク
ト比(トータル厚/開口幅)が高くとれず、パターンニ
ング(線幅)に限界があり、マスク断面形状も直角にな
るものが得られ難くて開口率が低下していた。
【0004】本発明の目的はこうした問題を解消するた
めになされたもので、上記のような、メッシュの片面に
形成される印刷パターンが金属からなるスクリーン印刷
用マスクにおいて、その金属を電鋳することにより耐摩
耗性、印刷寸法安定性の確保、トータル厚の調整の容易
化を図る点にある。本発明の他の目的は、マスク断面が
垂直に立ち上がる形になり、高い開口率でインキ・ペー
ストの通過性(吐出性)を向上でき、高解像度の印刷パ
ターンを得て微細線印刷を可能とする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスクリーン印刷
用マスクの製造方法では、図1にその製造工程を例示す
るように、先ず、導電性を有するメッシュ4の裏面上
に、フォトレジスト膜形成用の現像液に難溶性でかつ透
光性および粘弾性を有するメッシュ保持層9を密着させ
る。次いで、メッシュ4の網目内部および表面上にフォ
トレジスト10を配する。次いで、フォトレジスト10
の表面側とメッシュ保持層9の裏面側の両面に同一の印
刷パターンフィルム13・14を置いて、その両面から
露光した後、現像して印刷パターンのフォトレジスト膜
15を形成する。次いで、メッシュ4のフォトレジスト
膜15で覆われていない表面に電鋳により電鋳金属薄膜
3を形成する。最後に、メッシュ保持層9をメッシュ4
から除去する。
【0006】
【作用】しかるときは、図2に例示するような、所望の
印刷パターンにパターンニング形成された多数の開口部
2を有する電鋳金属薄膜3がメッシュ4の片面側に形成
されるとともに、前記開口部2にメッシュ4が生地のま
ま露出したスクリーン印刷用マスク1を得ることができ
る。
【0007】スクリーン印刷用マスク1の開口部2に露
出するメッシュ4は、電鋳時にはフォトレジスト膜15
で覆われているので、電鋳金属がその開口部2内のメッ
シュ4に付着することがなくてメッシュ4の線径は変化
せず生地のままで、マスクの開口率が高くなる。
【0008】フォトレジスト膜15の形成工程で、たと
えば、比較例として図7の(A)に示すように印刷パタ
ーンフィルム13の表面側の一方向のみから露光する
と、フォトレジスト10の露光を必要とする箇所がメッ
シュ4により影となって未露光部分となり、この影とな
る未露光部分が現像時に本来除去されるべき未露光部分
と一緒に除去されてしまうため、電鋳時に当該箇所15
a(同図の(B)参照)に電鋳金属が回り込んでバリE
(同図の(D)参照)などを発生し、垂直のマスク断面
が得られず、開口率が変化し、アスペクト比が低下する
ことになる。また、一方向のみからの露光では、高密度
パターンなどのように密着面積の少ないフォトレジスト
膜15で構成されているパターンなどにおいては、密着
力不足によりフォトレジスト膜15がメッシュ4から剥
がれやすいなどの問題が発生する。しかし、本発明で
は、フォトレジスト10の表面側からのみならず、メッ
シュ保持層9の裏面側からも露光する、という両面露光
を採用するので、そうしたメッシュ4により影となる未
露光部分の発生やフォトレジスト膜15の密着不足の発
生を防止することができる。
【0009】粘弾性を有するメッシュ保持層9の上では
メッシュ4が動いたりすることなく安定確実に密着保持
される。これが、たとえば、図7の(A)に示すように
メッシュ4を母型5の表面に直接ラミネートし、この上
にフォトレジスト膜15を形成する場合は、フォトレジ
スト膜15の一部15bがメッシュ4により母型5の表
面から浮かされたり、剥離されたりし、これ又フォトレ
ジスト膜15の当該箇所15bに電鋳金属が回り込んで
バリEなどが発生する、といった不具合が生じるが、本
発明ではメッシュ保持層9の上にメッシュ4を置いてい
るのでそのような問題はなく、フォトレジスト膜15を
良好に形成することができ、電鋳金属がフォトレジスト
膜15の裏へまわり込むのをよく防止できる。また、メ
ッシュ保持層9の上では平面度を出しやすいので、電鋳
形成時の電鋳金属薄膜3の平面度が高くなる。
【0010】フォトレジスト膜15の厚みを変えて電鋳
高さを調整することにより、マスクのトータル厚の調整
が容易に行える。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に基づき
説明する。本発明により得られるスクリーン印刷用マス
ク1は、図2に示すように、電鋳により所望の印刷パタ
ーンにパターンニング形成された多数の開口部2を有す
る電鋳金属薄膜3をメッシュ4の片面側に形成し、電鋳
金属薄膜3の開口部2にメッシュ4を生地のまま露出さ
せてある。実際のスクリーン印刷においては、そのマス
ク1をスクリーン枠に張り、電鋳金属薄膜3の面側を配
線基板など印刷対象物に対し密着させ、インキ・ペース
トをメッシュ4の面側にのせスキージをかけて開口部2
から吐出して印刷対象物に付着させるのである。
【0012】図1の(A)ないし(I)はかかるスクリ
ーン印刷用マスクを電鋳で得るまでの工程図を示してい
る。上記スクリーン印刷用マスク1を電鋳するに際し、
まず、図1の(A)に示すように、ステンレス製の母型
5の表面に、溶剤タイプのフィルムレジスト6およびポ
リエステルカバーフィルム7をラミネートすることによ
り剥離層を形成する。
【0013】次いで、同図の(B)に示すようにポリエ
ステルカバーフィルム7の上にメッシュ保持層9(25
〜50μm厚)をラミネートまたは塗布する。そのメッ
シュ保持層9は、この後のフォトレジスト膜形成工程で
使用される現像液に難溶性のもので、かつ母型5の表面
との密着性および後述するメッシュ4との密着性にも優
れる適度の粘性と弾性を兼ね備えるとともに、透光性を
有する材料からなるものを使用する。たとえば、日立化
成工業(株)製のPHT−142Fなど溶剤タイプのド
ライフィルムレジストをラミネートするか、または、東
京応化工業(株)製のOP−2レジストRSなどの液状
フォトレジストを塗布して乾燥する。
【0014】メッシュ保持層9の上にはステンレス製の
メッシュ4(20μm線径で♯325、あるいは20μ
m線径で♯400)を密着する。このメッシュ4は電鋳
時に電極(陰極)の役目を兼ねさせるために導電性を有
する材料からなることを必要とするが、ステンレスメッ
シュのほかに、たとえばニッケル電鋳製のもの、あるい
はポリエチレンテレフタレートなど合成繊維製のメッシ
ュにニッケルメッキを施したものなどであってもよい。
【0015】次いで、同図の(C)に示すように、メッ
シュ4の網目内部および表面に所望厚のフォトレジスト
10を配する。このさい、まずメッシュ4の網目内部に
アルカリ現像液で溶解するアルカリタイプの液状のフォ
トレジスト10aをスキージをかけて塗り込み、乾燥し
た後、メッシュ4の表面上に同じくアルカリタイプのフ
ィルムからなるフォトレジスト10b(例えば、厚50
〜75μm)をラミネートする。このフォトレジスト1
0bとメッシュ4とは前記フォトレジスト10aを介し
て密着性が高められる。
【0016】フィルムからなるフォトレジスト10bを
ラミネートするに代えて、液状のフォトレジストを塗布
することもできるが、この場合はその塗布をメッシュ4
の網目内部に液状のフォトレジスト10aを塗り込むと
同時に行えばよい。これらフォトレジストとしては、た
とえば、三菱レーヨン(株)製のダイヤロンFRA30
7、または日本合成化学工業(株)製のアルフォー30
1Yなどを用いる。
【0017】このフォトレジスト10の塗布またはラミ
ネート時にはメッシュ4の裏面側にメッシュ保持層9を
密着させてあるので、フォトレジスト10でメッシュ4
をメッシュ保持層9に押しつけて良好に密着させること
ができる。もっとも、メッシュ保持層9の材料がフォト
レジストでなく、他の材料を選択する場合は、上記フォ
トレジスト10としては溶剤タイプのフォトレジスト、
たとえば、東京応化工業(株)製のOP−2レジストR
Sなどを用いることもできる。フォトレジスト10の表
面には、前記ポリエステルカバーフィルム7と同じポリ
エステルカバーフィルム12を密着させることにより剥
離層を形成する。
【0018】次いで、同図の(D)に示すようにポリエ
ステルカバーフィルム12、フォトレジスト10、メッ
シュ4、メッシュ保持層9を、ポリエステルカバーフィ
ルム7ごと、母型5上のフィルムレジスト6から引き剥
がす。
【0019】次いで、同図の(E)に示すように表裏両
面のポリエステルカバーフィルム12・7の上に、所望
のスクリーン印刷用マスクの印刷パターンフィルム(ネ
ガタイプのもの)13・14を密着させ、焼き付け(両
面露光)する。このとき、露光を両面露光とするので、
印刷パターンフィルム13の表面側の一方向のみから露
光した場合に生じるメッシュ4による影となる部分がフ
ォトレジスト10bにできるようなことがない。
【0020】両面露光後、印刷パターンフィルム13・
14およびポリエステルカバーフィルム12・7を除去
し、同図の(F)に示すようにフォトレジスト膜15お
よびメッシュ保持層9を付けたままメッシュ4を、前記
母型5のフィルムレジスト6の上に、メッシュ保持層9
がフィルムレジスト6に接するよう密着させ、そのうえ
で、アルカリ現像液で未露光部分を溶解除去し、乾燥の
各処理を行って、所望の印刷パターンのフォトレジスト
膜15を形成する。このとき、高密度パターンなどのよ
うに密着面積の少ないフォトレジスト膜15で構成され
ているパターンなどにおいても、両面露光によりフォト
レジスト膜15はメッシュ4に十分に密着されるため、
密着力不足によるフォトレジスト膜15の剥がれなどが
無くなった。
【0021】また、このとき、メッシュ保持層9は現像
液に難溶性であるので母型5から除かれないで残され、
メッシュ4はそのメッシュ保持層9上に密着保持され
る。したがって、図7の(A)に示す比較例のようにフ
ォトレジスト膜15の一部15bがメッシュ4により母
型5の表面から浮かされたり、剥離されたりするような
問題はなく、フォトレジスト膜15を良好に形成するこ
とができる。
【0022】次いで、これを電着槽、たとえばスルファ
ミン酸ニッケル浴に浸漬してニッケル電鋳を行うと、図
1の(G)に示すごとくメッシュ4のフォトレジスト膜
15で覆われていない表面に電鋳金属薄膜3が形成され
る。この電鋳時には、図4に示すように導電性を有する
メッシュ4を電導材としてこれを導電性保持体16の電
極(陰極)17に接続させるので、電鋳はメッシュ4か
ら成長することになる。
【0023】この電鋳時、フォトレジスト膜15はメッ
シュ保持層9に密着状態にあるので、ニッケルがフォト
レジスト膜15の裏側(開口部2となる箇所)に回り込
むようなことがなく、直角のマスク断面形状を得ること
ができる。また、前述したようにレジストパターンニン
グ時にメッシュ4による影となる部分ができていないの
で、この影箇所にニッケルが回り込んでバリが発生する
ようなこともなくなり、この点でも直角のマスク断面形
状を得ることができる。
【0024】電鋳後、電鋳金属薄膜3の表面を研磨して
平滑面に仕上げることにより印刷対象物に対し良好な密
着状態が得られるようにする。このときフォトレジスト
膜15は母型5に粘弾性を有するメッシュ保持層9を介
在させて付いたままの状態で行われるので、研磨し易
く、高い平面度を出すことができる。これが、図7の
(A)で示すように母型5の表面に直接メッシュ4をラ
ミネートさせていると、この研磨時にメッシュ4がその
研磨圧で母型5の表面上を滑り動きやすくて研磨しにく
くなり、平面度を出しにくくするのである。
【0025】研磨後、図1の(H)に示すようにフォト
レジスト膜15を水酸化ナトリウム溶液あるいは市販の
フォトレジスト除去液で除去し、その後図1の(I)に
示すようにメッシュ保持層9を電鋳金属薄膜3およびメ
ッシュ4と共に母型5から剥離する。
【0026】剥離後、メッシュ保持層9を除去する。た
とえばメッシュ保持層9が溶剤タイプのレジストである
場合塩化メチレンなどで溶解除去できる。これにより図
2および図3に示すごとき所望の印刷パターンに形成さ
れた多数の開口部2を有する電鋳金属薄膜3がメッシュ
4の片面側に形成されたスクリーン印刷用マスク1の製
品を得ることができる。
【0027】なお、メッシュ保持層9の材料としては、
フォトレジスト膜形成用の現像液におかされないもので
あればよく、上記実施例のごとく溶剤タイプのレジスト
以外に、たとえばゴム系粘着テープなどの粘着性シート
を用いることもできる。メッシュ保持層9として粘着性
シートが用いられる場合、フォトレジスト膜15の材料
としてはアルカリタイプのレジストまたは溶剤タイプの
レジストのいずれであってもよい。また、ニッケル電鋳
に代えて、ニッケル−コバルト合金で電鋳を行うことも
できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、マスク素材がメッシュ
4および電鋳金属薄膜3からなるので、耐摩耗性、印刷
寸法安定性に優れるばかりか、開口部2に露出するメッ
シュ4をフォトレジスト膜15で覆った状態で電鋳する
ので、マスクの開口率の高いものが得られてインキ・ペ
ーストの通りが良好となり、精度の高いスクリーン印刷
を可能とする。また、フォトレジスト膜15の厚みを変
えることによりマスクのトータル厚の調整が容易に行え
るので、厚さの異なる多種のスクリーン印刷用マスクを
簡単に得ることができる。
【0029】さらに、メッシュ4の裏面側にメッシュ保
持層9を密着させて電鋳するので、アスペクト比を高く
とることができ、微細なパターンニング(線幅)が得ら
れ、マスク断面形状も直角になるものが得られ、寸法精
度を非常に要求される液晶ディスプレイ用電極やハイブ
リッドIC用プリント配線などの微細線印刷をも実現で
きる。
【0030】とくに、本発明では、レジストパターンニ
ング時に両面露光することによりメッシュ4の影となる
部分への電鋳金属の回り込み現象が無くなるので、一層
垂直度の高いマスク断面形状を得ることができ、また両
面露光により高密度パターンの形成を実現できるに至っ
た点で優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリーン印刷用マスクの製造工程図である。
【図2】スクリーン印刷用マスクの一部の斜視図であ
る。
【図3】スクリーン印刷用マスクの一部の断面図であ
る。
【図4】電鋳時における母型を示す正面図である。
【図5】従来例のスクリーン印刷用マスクの一部の断面
図である。
【図6】他の従来例のスクリーン印刷用マスクの製造工
程図である。
【図7】比較例を示すスクリーン印刷用マスクの製造工
程図である。
【符号の説明】
1 スクリーン印刷用マスク 2 開口部 3 電鋳金属薄膜 4 メッシュ 5 母型 9 メッシュ保持層 10 フォトレジスト 13・14 印刷パターンフィルム 15 フォトレジスト膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有するメッシュ4の裏面上に、
    フォトレジスト膜形成用の現像液に難溶性でかつ透光性
    および粘弾性を有するメッシュ保持層9を密着させる工
    程と、 メッシュ4の網目内部および表面上にフォトレジスト1
    0を配する工程と、 フォトレジスト10の表面側とメッシュ保持層9の裏面
    側の両面に、同一の印刷パターンフィルム13・14を
    置いて、その両面から露光した後、現像して印刷パター
    ンのフォトレジスト膜15を形成する工程と、 メッシュ4のフォトレジスト膜15で覆われていない表
    面に電鋳により電鋳金属薄膜3を形成する工程と、 メッシュ保持層9をメッシュ4から除去する工程とから
    なることを特徴とするスクリーン印刷用マスクの製造方
    法。
JP4446793A 1993-02-08 1993-02-08 スクリーン印刷用マスクの製造方法 Pending JPH06234202A (ja)

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