JPH06232160A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタの製造方法

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JPH06232160A
JPH06232160A JP3393193A JP3393193A JPH06232160A JP H06232160 A JPH06232160 A JP H06232160A JP 3393193 A JP3393193 A JP 3393193A JP 3393193 A JP3393193 A JP 3393193A JP H06232160 A JPH06232160 A JP H06232160A
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Japan
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gate electrode
thin film
film
film transistor
metal
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Mario Fuse
マリオ 布施
Taketo Hikiji
丈人 曳地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフセット構造を有する薄膜トランジスタに
おいて、ゲート電極とドレイン電極との間及び、ゲート
電極とソース電極との間に、均一なオフセット長が得ら
れる薄膜トランジスタの製造方法を提供する。 【構成】 ゲート電極6の側壁に、折出条件を設定する
ことにより膜厚を容易に制御可能な金属膜(金属酸化
膜)8を析出形成し、この金属膜(金属酸化膜)8をマ
スクとして島状半導体層3のオフセット領域12,13
のオフセット長を決めることにより、析出厚みをゲート
電極6の両側で均一とするとともに、ゲート電極6の両
側のオフセット長を均一化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁性基板上に形成する
薄膜トランジスタの製造方法に係り、特に、ソース,ド
レイン電極近傍部分のゲート電極を除いたオフセット・
ゲート電極構造の薄膜トランジスタにおけるオフセット
領域の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像入出力装置の小型化及び高機能化を
図るため、前記画像入出力装置の駆動回路には、大面積
基板に多数の素子を同時に形成できる薄膜トランジスタ
(TFT)が使用されている。前記基板として安価なガ
ラス板を使用可能とするため、薄膜トランジスタの半導
体膜としては、TFTの作製プロセスを600℃以下に
抑え、且つ高移動度及び低オフ電流が得られるTFT性
能が望まれていた。その理由としては、ガラス基板の耐
熱温度は、熱歪を考慮すると最高で600℃位と考えら
れ、しかも、画像入出力装置の駆動回路の高駆動能力を
確保及び、ゲート・ターンオフ時のオフ特性の確保のた
めである。
【0003】高移動度化のためには、薄膜トランジスタ
のpoly-Si薄膜として、アモルファスシリコン(a−S
i)をレーザを用いた瞬間加熱により溶融結晶化したpo
ly-Si薄膜が適していることが知られている(IEEE Elec
tron Devices Letters vol.EDL-7, no.5,pp.276〜278(1
986))。一方、poly-Si薄膜の膜中には多数の粒界が存
在し、粒界に存在する電気的トラップを介してのキャリ
アの電界放出により、オフ電流が大きくなり実用上に問
題があった。
【0004】薄膜トランジスタは、図6に示すように、
絶縁性基板61上に島状半導体薄膜62,ゲート絶縁膜
63,ゲート電極64を順次形成し、前記島状半導体膜
62中において、ゲート電極64直下にチャネル領域6
5を形成するとともに、チャネル領域65を挟むように
対向するソース電極66及びドレイン電極67を形成し
て構成されている。半導体薄膜62をpoly-Si薄膜で形
成した場合、前記オフ電流に大きく影響を与えるのは、
チャネル領域65のドレイン電極67近傍の電界であ
り、この強電界のために発生するフィールド・エンハン
スト・エミッションによる電流がオフ電流の殆どを占め
ている。
【0005】そこで、前記フィールド・エンハンスト・
エミッションによる電流を低減させるため、ソース,ド
レイン電極近傍のゲート電極を除去したオフセット・ゲ
ート電極構造の薄膜トランジスタが提案されている(例
えば、特開平3−64971号公報参照)。この薄膜ト
ランジスタは、チャネル領域とドレイン領域との間に高
抵抗領域を設けることにより、ドレイン領域近傍の電界
を低減させる。
【0006】この薄膜トランジスタは図5に示すような
製造プロセスで作製される。絶縁基板51上に半導体を
堆積したのちパターニングし、島状の半導体層52を形
成する。その後、ゲート絶縁膜53を堆積し、ゲート電
極膜を堆積及びパターニングしてゲート電極54を形成
する。次に、半導体層52のチャネル領域55及びオフ
セット領域となる部分を覆うようにドーピング・マスク
70を形成する。続いて、イオン・ドーピング若しくは
イオン注入法により、ドーピング・マスク70で覆われ
ない半導体層52部分に高濃度の不純物を導入してソー
ス電極56及びドレイン電極57を形成する。そして、
ドーピング・マスク70を除去し、ゲート電極54直下
のチャネル領域55と、ソース電極56及びドレイン電
極57との間に高抵抗領域となるオフセット領域58,
59を有する薄膜トランジスタを得る。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
製造プロセスによれば、ドーピング・マスク70の形成
はマスク合わせによって位置決めされるので、マスクの
位置合せがずれると、ゲート電極54端からドレイン電
極57端までの距離d1若しくはゲート電極54端から
ソース電極56端までの距離d2、すなわちオフセット
長が変動する。その結果、ソース電極56近傍の電界及
びドレイン電極57近傍の電界が各薄膜トランジスタ毎
に変動し、オン電流やオフ電流のバラツキを生じさせる
という問題点がある。
【0008】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、オフセット構造を有する薄膜トランジスタにおい
て、ゲート電極とドレイン電極との間及び、ゲート電極
とソース電極との間に、均一なオフセット長が得られる
薄膜トランジスタの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するため本発明は、絶縁性基板上に島状半導体薄膜,ゲ
ート絶縁膜,ゲート電極を順次形成し、前記島状半導体
膜中に、対向するソース及びドレイン電極、ソース及び
ドレイン電極のそれぞれ内側に位置するオフセット領
域、ゲート電極直下に位置するチャネル領域を有する薄
膜トランジスタの製造方法において、前記ゲート電極の
側壁に金属膜又は金属酸化膜を折出形成し、該金属膜又
は金属酸化膜をマスクとしてドーピングを行なうことに
より前記オフセット領域を形成することを特徴としてい
る。
【0010】ゲート電極の側壁に折出形成される金属膜
は、電気めっき法若しくは無電解めっき法により行なわ
れる。めっき処理で析出される金属膜の材料は、金属膜
を除去する際にゲート電極が除去されない(金属膜を除
去する際のエッチング速度が、ゲート電極のエッチング
速度に比べて十分大きい)金属としている。例えば、ゲ
ート電極がタンタル(Ta)の場合、前記金属膜の材料
はクロム(Cr),銅(Cu),金(Au)等を使用す
る。
【0011】また、ゲート電極の側壁の金属酸化膜の形
成は、陽極酸化法や熱酸化法により行なってもよい。
【0012】
【作用】本発明によれば、絶縁性基板上に島状半導体薄
膜を形成した後、ゲート絶縁膜,ゲート電極膜を順次積
層し、パターニングを行なってゲート電極を形成する。
そして、ゲート電極のパターニングの際に使用したマス
クをゲート電極上に配置した状態で、ゲート電極の側壁
に金属膜又は金属酸化膜を折出させる。そして、この金
属膜又は金属酸化膜をマスクとしてドーピングを行なう
ことにより島状半導体薄膜にオフセット領域を形成す
る。前記金属膜又は金属酸化膜の厚みは、前記各方法に
よる折出条件を設定することにより容易に制御すること
ができるので、析出厚みをゲート電極の両側で均一とす
るとともに、ゲート電極の両側のオフセット長を均一化
することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1を
参照しながら説明する。ガラス基板1上に熱バッファ層
としてのSiO2膜2を5000オングストロームの膜
厚に着膜し、SiO2膜2上にアモルファスシリコン
(a−Si)を1000オングストロームの膜厚に着膜
した後、エキシマ・レーザを用いたアニールにより前記
a−Siを結晶化してpoly-Si層を形成する。続いて、
フォトリソエッチング法によるパターニングを行ない島
状半導体層3を形成する。次に、LPCVD法によりS
iO2を1000オングストロームの膜厚に着膜してゲ
ート絶縁膜4を形成した。ゲート絶縁膜4の緻密化アニ
ールを行なった後、2000〜5000オングストロー
ムの膜厚にタンタル(Ta)を着膜してゲート電極膜を
形成する。
【0014】次に、フォトレジストの塗布及びパターニ
ングを行なってマスク5を形成し、このマスク5をエッ
チングマスクとして前記ゲート電極膜をエッチングして
ゲート電極6を形成する。この際、ガラス基板1上に複
数の薄膜トランジスタ(TFT)を形成するような場合
においては、図2に示すように、各ゲート電極6はゲー
ト電極膜をパターニングすることにより形成されるコン
タクトパッド7により互に接続されている。
【0015】マスク5をゲート電極6上にのせたまま、
水溶液電解めっきによりクロム(Cr)をゲート電極6
の側壁に2μmの厚みで析出させて金属膜8を形成す
る。水溶液電解めっきは、図3に示すように、電解質溶
液に2個の電極を浸し、外部から直流を通ずると両電極
面で電気化学的変化が生じことによって行なわれる。従
って、前記電極のうち、液中の+イオンが放電するカソ
ード電極(金属が析出する側の極)を前記ゲート電極6
とし、−イオンが放電するかまたは金属が溶解して金属
イオンとなるアノード電極9をクロム(Cr)電極で形
成し、コンタクトパッド7を介して電流が流れるように
すれば、前記ゲート電極6の側壁にクロムから成る金属
膜8を析出させることができる。電気めっきはカソード
で金属イオンが還元されて析出する現象であり、電極反
応の量は通電量に比例するので、析出による金属膜8の
膜厚を容易に調整することができる。
【0016】続いて、前記金属膜8及びマスク5をドー
ピングマスクとして、上方より高濃度のリンを注入し、
自己整合型n−チャネルの薄膜トランジスタのソース電
極10及びドレイン電極11を形成する。注入条件は、
110keV,4.0×1015(リン原子)/cm2
した。次に、マスク5及び金属膜8をエッチング除去し
た後、ゲート電極6をドーピングマスクとして、上方よ
り中濃度のリンを注入し、オフセット領域12,13の
ドーピングを行なった。注入条件は、110keV,
5.0×1013〜5.0×1014(リン原子)/cm2
とした。また、複数の薄膜トランジスタを同一基板上に
形成するに際して前記コンタクトパッド7を形成した場
合には、必要に応じて各ゲート電極6間のコンタクトパ
ッド7を切断する。
【0017】更に、ドーパントの活性化アニールとし
て、窒素雰囲気中で350℃〜400℃、2〜5時間の
アニールを行ない、水素プラズマ処理を350℃で2時
間行なった。このとき、ゲート電極6,ゲート絶縁膜
4,poly-Si膜で形成された島状半導体層3に水素が拡
散し、島状半導体層3のSiダングリング・ボンドを終
端し、更に島状半導体層3とゲート絶縁膜4との界面の
界面準位を低減させる。その後、層間絶縁膜としてプラ
ズマCVD法により7000オングストロームの膜厚に
SiO2膜を堆積し、コンタクト孔を形成した後にAl
−Cuを1.2μmの膜厚にスパッタリング法で堆積
し、これをパターニングして配線電極を形成して薄膜ト
ランジスタを形成する。
【0018】上記実施例においては、島状半導体層3中
に先ずソース電極10及びドレイン電極11を作製した
後に、オフセット領域12,13を作製したが、オフセ
ット領域作製後にソース電極及びドレイン電極を作成す
る実施例について、図4を参照しながら説明する。ガラ
ス基板1上に熱バッファ層としてのSiO2膜2を50
00オングストロームの膜厚に着膜し、SiO2膜2上
にアモルファスシリコン(a−Si)を1000オング
ストロームの膜厚に着膜した後、エキシマ・レーザを用
いたアニールにより前記a−Siを結晶化してpoly-Si
層を形成する。続いて、フォトリソエッチング法による
パターニングを行ない島状半導体層3を形成する。次
に、ECRプラズマCVD法によりSiO2を1000
オングストロームの膜厚に着膜し、ゲート絶縁膜4を形
成した。ゲート絶縁膜4の緻密化アニールを行なった
後、2000〜5000オングストロームの膜厚にタン
グステン・シリサイド(WSix)を着膜してゲート電
極膜を形成する。
【0019】次に、フォトレジストの塗布及びパターニ
ングを行なってマスク5を形成し、このマスク5をエッ
チングマスクとしてゲート電極膜(タングステン・シリ
サイド)をエッチングしてゲート電極6を形成する。こ
の際、ガラス基板1上に複数の薄膜トランジスタを形成
するような場合においては、各ゲート電極6は、第1の
実施例と同様に、ゲート電極膜をパターニングすること
により形成されるコンタクトパッドにより互に接続され
ている。続いて、前記マスク5をドーピングマスクとし
て、上方より中濃度のボロンを注入し、島状半導体層3
中に一対のオフセット領域12,13を形成する。注入
条件は、40keV,5.0×1013〜5.0×1014
(ボロン原子)/cm2とした。
【0020】マスク5をゲート電極6上にのせたまま、
水溶液電解めっきによりニッケル−モリブデン合金(N
i−Mo)をゲート電極の側壁に2μmの厚みで析出さ
せて金属膜8を形成する。次に、前記金属膜8及びマス
ク5をドーピングマスクとして、上方より高濃度のボロ
ンを注入し、自己整合型p−チャネルの薄膜トランジス
タのソース電極10及びドレイン電極11を形成する。
注入条件は、110keV,4.0×1015(ボロン原
子)/cm2とした。
【0021】その後、第1の実施例と同様に水素化処理
を行ない、続いて、層間絶縁膜,コンタクト孔,配線電
極を形成して薄膜トランジスタを形成する。
【0022】上述した各実施例の電気めっきや無電解め
っきにおいては、金属膜8をそれぞれクロム(Cr),
ニッケル−モリブデン合金(Ni−Mo)で形成した
が、銅,ニッケル,亜鉛,スズ等の単一金属や、銅−亜
鉛,スズ−コバルト,コバルト−タングステン等の合金
を析出させることもできる。
【0023】上述した各実施例ではゲート電極6の側壁
に金属膜8を形成したが、金属膜8の代わりに金属酸化
膜8としてもよい。金属酸化膜8を形成する場合は、陽
極酸化法や熱酸化法を利用することができる。陽極酸化
法は、適当な電解液中で金属を陽極とし、これと電解液
中の陰極との間に電流を流すと、陽極金属面に酸化物が
形成されることを利用するものである。すなわち、ゲー
ト電極6をタンタル(Ta)で形成し、ゲート電極6上
にマスク5を配置した状態(図1(c)及び図4
(c))で0.1%クエン酸液にガラス基板1を浸し、
適当な導電部材で形成した陰極との間に電流を流せば
(定電流−定電圧法)、陽極であるゲート電極6の側壁
に酸化膜(Ta25)が形成される。酸化膜の膜厚は酸
化条件中の電圧に依存し、電圧と膜厚は比例関係を有し
ているので、電圧変化により膜厚を容易に調整すること
ができる。
【0024】熱酸化法は、適宜温度の雰囲気下におい
て、金属表面に酸化物が形成されることを利用するもの
である。すなわち、例えば、ゲート電極をタンタル(T
a)で形成し、ゲート電極6上にマスク5を配置した状
態(図1(c)及び図4(c))で600℃雰囲気下に
ガラス基板1を置くと、ゲート電極6の側壁に膜厚2μ
mの酸化膜(Ta25)が形成される。酸化膜の膜厚は
酸化温度に依存するので、設定温度の変化により膜厚を
容易に調整することができる。また、酸化膜の膜厚は、
イオンドーピングを行なった後のオフセット領域のオフ
セット長に対応するが、オフセット長として2μmあれ
ば十分であるので、設定温度を600℃以上にする必要
はない。
【0025】上述した各実施例においてはゲート電極6
としてタンタル(Ta)を用いたが、シリコン(S
i),アルミニウム(Al),モリブデン(Mo),タ
ングステン(W),チタン(Ti),クロム(Cr)等
を単独若しくはそれらの混合物で形成してもよい。
【0026】上記各実施例によれば、ゲート電極6の側
壁に金属膜(金属酸化膜)8を析出形成し、この金属膜
(金属酸化膜)8をマスクとして島状半導体層3のオフ
セット領域12,13のオフセット長を決めることがで
きる。この金属膜(金属酸化膜)8の膜厚は、析出条件
を変化させることにより容易に調整が可能であるので、
ゲート電極6の両側に均一なオフセット領域を形成する
ことができる。従って、高移動度化を確保するため、薄
膜トランジスタの島状半導体層3として、アモルファス
シリコン(a−Si)をレーザを用いた瞬間加熱により
溶融結晶化したpoly-Si薄膜を用いる場合において、均
一なオフセット長を有するオフセット・ゲート電極構造
の薄膜トランジスタとすることができ、従来例のような
マスクずれによるオン電流やオフ電流のバラツキを防止
することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ゲート電極の側壁に、
折出条件を設定することにより膜厚を容易に制御可能な
金属膜又は金属酸化膜を析出形成し、この金属膜又は金
属酸化膜をマスクとして島状半導体層のオフセット領域
のオフセット長を決めることにより、析出厚みをゲート
電極の両側で均一とするとともに、ゲート電極の両側の
オフセット長を均一化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)ないし(e)は本発明方法の一実施例
による薄膜トランジスタの製造工程を示す断面説明図で
ある。
【図2】 コンタクトパッドを説明するための薄膜トラ
ンジスタの一製造工程を示す平面説明図である。
【図3】 電気めっき法を説明するための模式図であ
る。
【図4】 (a)ないし(e)は本発明方法の他の実施
例による薄膜トランジスタの製造工程を示す断面説明図
である。
【図5】 (a)ないし(e)は従来の薄膜トランジス
タの製造工程を示す断面説明図である。
【図6】 薄膜トランジスタの構造を示す断面説明図で
ある。
【符号の説明】
1…ガラス基板、 2…a−Si膜、 3…島状半導体
層、 4…ゲート絶縁層、 5…マスク、 6…ゲート
電極、 8…金属膜(金属酸化膜)、 10…ソース電
極、 11…ドレイン電極、 12,13…オフセット
領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に島状半導体薄膜,ゲート
    絶縁膜,ゲート電極を順次形成し、前記島状半導体膜中
    に、対向するソース及びドレイン電極、ソース及びドレ
    イン電極のそれぞれ内側に位置するオフセット領域、ゲ
    ート電極直下に位置するチャネル領域を有する薄膜トラ
    ンジスタの製造方法において、前記ゲート電極の側壁に
    金属膜を形成し、該金属膜をマスクとしてドーピングを
    行なうことにより前記オフセット領域を形成することを
    特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  2. 【請求項2】 電気めっき法によりゲート電極の側壁に
    金属膜を折出形成する請求項1記載の薄膜トランジスタ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 無電解めっき法によりゲート電極の側壁
    に金属膜を折出形成する請求項1記載の薄膜トランジス
    タの製造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁性基板上に島状半導体薄膜,ゲート
    絶縁膜,ゲート電極を順次形成し、前記島状半導体膜中
    に、対向するソース及びドレイン電極、ソース及びドレ
    イン電極のそれぞれ内側に位置するオフセット領域、ゲ
    ート電極直下に位置するチャネル領域を有する薄膜トラ
    ンジスタの製造方法において、前記ゲート電極の側壁に
    金属酸化膜を形成し、該金属酸化膜をマスクとしてドー
    ピングを行なうことにより前記オフセット領域を形成す
    ることを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 陽極酸化法によりゲート電極の側壁に金
    属酸化膜を折出形成する請求項4記載の薄膜トランジス
    タの製造方法。
  6. 【請求項6】 熱酸化法によりゲート電極の側壁に金属
    酸化膜を形成する請求項4記載の薄膜トランジスタの製
    造方法。
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