JPH06230880A - バーコードリーダ付座標入力ペン - Google Patents

バーコードリーダ付座標入力ペン

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JPH06230880A
JPH06230880A JP1353893A JP1353893A JPH06230880A JP H06230880 A JPH06230880 A JP H06230880A JP 1353893 A JP1353893 A JP 1353893A JP 1353893 A JP1353893 A JP 1353893A JP H06230880 A JPH06230880 A JP H06230880A
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JP
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pen
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input pen
operator
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Application number
JP1353893A
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English (en)
Inventor
Hiroharu Okajima
弘治 岡嶋
Mitsuo Yamada
光男 山田
Masaki Okaji
雅樹 岡地
Sei Kubo
聖 久保
Mitsunari Kano
光成 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一台の装置でペン入力及びバーコード入力を
容易に行なうことができるバーコードリーダ付座標入力
ペンを提供すること。 【構成】 入力ペン本体2の一端にペンコンピュータ本
体1の座標を検出する共振回路11を設けると共に、他
端にバーコードを読取るバーコード読取部12を配置
し、操作者がこの入力ペン本体2の上下の向きを変える
ことによって、一台の装置でペン入力及びバーコード入
力を容易に行なうもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペン座標入力コンピュ
ータに好適なバーコードリーダ付座標入力ペンに係り、
特にバーコード読取機能及び座標入力機能を切替えてペ
ン座標入力コンピュータにデータを入力することができ
るバーコードリーダ付座標入力ペンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、製造ないし販売等の作業現場で行
なわれた作業をその場でデータ入力することができる携
帯型のペン座標入力コンピュータが開発されてきてお
り、このペン座標入力コンピュータは、例えば座標入力
機能を持つ座標入力ペンと、座標検出するデジタイザ及
び液晶ディスプレイを含むペンコンピュータ本体とによ
って構成され、例えば液晶ディスプレイに表示された所
定項目上のデジタイザを操作者が座標入力ペンで接触す
ることによりデータ入力を行なうものである。
【0003】一方、データ入力を簡易に行なう装置とし
ては、商品等に貼付されたバーコードをバーコードリー
ダで読取ることによって商品種類及び金額等を入力する
所謂POS端末装置も提案され、例えば複数のワイヤレ
ス型の複数のバーコードリーダからデータを入力するも
のが特開平2−170289号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る装置は、同一の入力装置でペン入力機能とバーコード
入力機能とを持たせることについては考慮しておらず、
使用者にとっては同一装置でペン入力及びバーコード入
力を行なうことができず使い勝手の面で不都合が生じて
いた。例えば、倉庫における商品在庫管理を前述の携帯
型ペン座標入力コンピュータを用いて管理する場合、商
品名が商品にバーコードで貼付されているにもかかわら
ず、液晶ディスプレイに表示させた商品名リストから入
力する商品名を選択して入力するか、手書き文字認識に
よって入力しなければならず、使い勝手の面で不都合で
あった。
【0005】本発明の目的は、前記従来技術による不都
合を除去することであり、一台の装置でペン入力及びバ
ーコード入力を容易に行なうことができるバーコードリ
ーダ付座標入力ペンを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、ペン座標入力コンピュータの表示画面上の座
標を細長状の一端に配置した共振回路の共振によって検
出する座標入力ペンにおいて、前記細長状座標入力ペン
の他端にバーコードを読取るバーコード読取部を設けた
ことを第1の特徴とする。
【0007】また本発明によるバーコードリーダ付座標
入力ペンは、前記バーコード読取部に加えて、該バーコ
ード読取部で読取ったバーコード及び共振回路で読取っ
たペン座標をペン座標入力コンピュータに送信する信号
送信部とを設けたことを第2の特徴とする。
【0008】更に本発明によるバーコードリーダ付座標
入力ペンは、前記バーコード読取部及び信号送信部に加
えて、座標入力ペンを操作者が把持したことを検出する
圧力センサと、該圧力センサにより操作者の把持を検出
したときに電源を投入し、該圧力センサにより操作者が
把持していないこと検出したときから所定時間経過後に
電源を切断する電源制御部とを設けたことを第3の特徴
とする。
【0009】更に本発明によるバーコードリーダ付座標
入力ペンは、前記バーコード読取部及び信号送信部に加
えて、座標入力ペンを操作者が把持したことを検出する
圧力センサと、前記共振回路側が重力方向に向けられて
いる場合に前記共振回路及び信号送信部の機能を有効と
し、前記バーコード読取部側が重力方向に対して直角方
向或いは重力方向に向けられている場合にバーコード読
取部及び信号送信部の機能を有効とする機能切替回路
と、前記圧力センサにより操作者の把持を検出したとき
に該機能切替回路によって有効とした回路の電源を投入
し、該圧力センサにより操作者が把持していないこと検
出したときから所定時間経過後に電源を切断する電源制
御部とを備えることを第4の特徴とする。
【0010】
【作用】前記第1の特徴によるバーコードリーダ付座標
入力ペンは、細長状の座標入力ペンの他端にバーコード
を読取るバーコード読取部を設け、操作者が座標入力ペ
ンの持つ方向を変えることにより一台の装置でペン入力
及びバーコード入力を容易に行なうことができる。
【0011】また、第2の特徴によるバーコードリーダ
付座標入力ペンは、前記バーコード読取部に加えて、該
バーコード読取部で読取ったバーコード及び共振回路で
読取ったペン座標をペン座標入力コンピュータに送信す
る信号送信部を設けたことにより、操作者が座標入力ペ
ンを持つ方向を変えることにより一台の装置でペン入力
及びバーコード入力をワイヤレスで行なうことができ
る。
【0012】更に第3の特徴であるバーコードリーダ付
座標入力ペンは、座標入力ペンを操作者が把持したこと
を検出する圧力センサ及び該圧力センサにより操作者の
把持を検出したときに電源を投入し、該圧力センサによ
り操作者が把持していないこと検出したときから所定時
間経過後に電源を切断する電源制御部とを設けたことに
より、座標入力ペンを操作者が使用していない間の消費
電力を低減することができる。
【0013】第4の特徴であるバーコードリーダ付座標
入力ペンは、共振回路側が重力方向に向けられている場
合に該共振回路及び信号送信部の機能を有効とし、バー
コード読取部側が重力方向に対して直角方向或いは重力
方向に向けられている場合にバーコード読取部及び信号
送信部の機能を有効とする機能切替回路と、前記圧力セ
ンサにより操作者の把持を検出したときに該機能切替回
路によって有効とした回路の電源を投入し、該圧力セン
サにより操作者の非把持を検出したときから所定時間経
過後に電源を切断する電源制御部とを備えることによ
り、操作者がペン座標入力機能とバーコード入力機能と
の切替えを意識することなしに一台の装置でペン入力及
びバーコード入力を行なうことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本実施例によるバーコードリーダ
付座標入力ペンを含むペン座標入力コンピュータを示す
図である。本実施例によるペン座標入力コンピュータ
は、所定項目の表示及び座標入力を行なうペン入力コン
ピュータ本体1と、後述するバーコード入力機能及びペ
ン座標入力機能を持つバーコードリーダ付座標入力ペン
本体2とから構成される。該ペン入力コンピュータ本体
1は、所定項目の表示を行なう液晶ディスプレイ5と、
該液晶ディスプレイ5の下に配置されるアンテナコイル
9及びセンサ板8とから成るデジタイザ4と、バーコー
ドリーダ付座標入力ペン本体2からのバーコード信号を
受信する信号受信部7と、図示しない制御部と、これら
に電源を供給する電源部6によって構成されており、バ
ーコードリーダ付座標入力ペン本体2は、バーコードを
読取るバーコード読取部12と、該読取部12により読
取ったバーコードを認識するバーコード認識部13と、
このバーコード信号をディジタル信号に変換する信号変
換回路14と、前記ペン入力コンピュータ本体1のアン
テナコイル9と共振することによって座標位置を入力す
る共振回路11と、該共振回路11からの信号を基に座
標を認識する座標認識部21と、前記信号変換回路14
からの信号を前述のコンピュータ本体1の信号受信部7
に送信する信号送信部15とによって構成されている。
【0015】前記バーコードリーダ付座標入力ペン本体
2のバーコード読取部12は、詳細を示す図6及び波形
を示す図7の如く、バーコード読取り用のセンサ光をパ
ルス発生器37の発信パルス信号29により発光する発
光部24と、該発光部24の周囲に円環状に配置され、
バーコード紙26上のバーコード40によって反射され
た光を受信パルス信号30として受光する受光センサ2
5と、該受信パルス信号30を増幅する増幅回路27
と、外来光によるノイズ36を除去した外来光除去パル
ス信号31を出力するフィルタ28とから構成され、発
光センサ25が受光した受信パルス信号30を増幅回路
27により増幅し、更にノイズ36をフィルタ28によ
って除去した外来光除去パルス信号31を出力し、この
パルス信号31を認識回路13が認識して信号変換回路
14によりディジタル変換したディジタル信号32を信
号送信部15が送信する様に構成されている。
【0016】この様に構成されたペン座標入力コンピュ
ータはペン座標入力を行なう際に、図1の如く座標入力
ペン本体2の共振回路11側を本体1の液晶ディスプレ
イ5上に選択的に位置させて、アンテナコイル9から発
生する電磁界により共振回路11が共振し、アンテナコ
イル9による電磁界発生を停止した後の共振回路11の
共振による電磁界をアンテナコイル9が受信し、このア
ンテナコイル9と共振回路11の電磁界の授受を繰返す
ことによって、座標入力ペン本体2が位置した液晶ディ
スプレイ5上の位置を座標認識部21が検出して座標入
力を行なう。
【0017】次に操作者が商品等のバーコード入力を行
なう場合は、操作者が座標入力ペン本体2を把持してバ
ーコード読取部12により当該バーコード40をスキャ
ンすることにより、このバーコード40をバーコード認
識部13が認識後に信号変換回路14によってディジタ
ル変換されたバーコード信号を信号送信部15がペン入
力コンピュータ本体1の信号受信部7に送信することに
よって、商品等のバーコード信号をコンピュータ本体1
に入力することができる。尚、前記ペン入力機能及びバ
ーコード入力機能の切替えは、コンピュータ本体1又は
ペン本体2に設けた切替えスイッチ等によって任意に選
択することができる。この様に本実施例によるペン座標
入力コンピュータは、バーコードリーダ付座標入力ペン
本体2にバーコードリーダ機能及びバーコード信号送信
機能を設けると共に、ペン入力コンピュータ本体1に該
バーコード信号の受信機能を追加することによって、1
台の装置でペン入力及びバーコード入力を容易に行なう
ことができる。
【0018】さて、前記実施例におけるペン座標入力コ
ンピュータは、バーコードリーダ付座標入力ペン本体2
がワイヤレスのために電源部16が電池によって構成さ
れ、電力消費量を低減することが望ましい。次にこの消
費電力を低減した座標入力ペン本体の実施例を図2を参
照して説明する。図2は、操作者がペン不使用時に電源
を切断する機能を持つバーコードリーダ付座標入力ペン
本体を示す図であり、この入力ペン本体は、前記実施例
で説明した共振回路11,バーコード読取部12,バー
コード認識部13,電源部16等に加えて、これらを収
納するペンケース部10の周囲に圧力センサ17を配置
したと共に、該圧力センサ17の圧力及びタイマ監視回
路19による時間監視をファクターとして電源オン/オ
フ制御を行なう電源制御部20を設けたことを特徴にし
ている。
【0019】このバーコードリーダ付座標入力ペン本体
は、その回路構成を示す図4の様に操作者がペン本体を
把持した場合、圧力識別回路18が圧力センサ17より
その圧力を入力することによって、電源制御部20が座
標認識側の共振回路11及び座標認識回路21に電力を
供給すると共に、バーコード読取り側のバーコード読取
部12及びバーコード識別部13に電力を供給してデー
タ入力を開始し、圧力センサ17が把持されていないこ
とを圧力識別回路18が識別した場合、タイマ監視回路
19による所定時間経過後に電源制御回路20が前記各
回路に対する電力供給を停止する様に構成されている。
【0020】即ち、このバーコードリーダ付座標入力ペ
ン本体は、操作者がペン入力又はバーコード入力を行な
う際に把持される圧力を圧力センサ17により検出し、
電源制御部20が圧力が加えられている間の各回路の電
源オン状態を保ち、且つ圧力非検出、即ち操作者がペン
本体2から手を離してからタイマ監視回路19によりカ
ウントされる所定時間後に圧力センサ系統以外の電源を
オフする様に動作することによって、座標入力ペン本体
の不使用時には電力消耗を防止することができる。尚、
本実施例における座標入力ペン本体は、前記実施例同様
にバーコード信号をディジタル信号に変換する変換回路
及び信号送信部も内蔵するものであるが本実施例の理解
を容易にするために図示を省略して説明した。
【0021】さて、前述の実施例によるペン座標入力コ
ンピュータは、操作者のスイッチ操作によりペン入力機
能及びバーコード入力機能の切替えを行なうものがある
が、この機能切替えを装置自身が判別して切替えること
もでき、この実施例を図3を参照して次に説明する。図
3は、操作者の使用形態に応じてペン入力機能及びバー
コード入力機能の自動切替えを行なうバーコードリーダ
付座標入力ペン本体を示す図であり、この入力ペン本体
は、前記実施例で説明した共振回路11,バーコード読
取部12,バーコード認識部13,電源部16,圧力セ
ンサ17等に加えて、ペンケース部10の方向を検出す
るウエイトスイッチ23と、該ウエイトスイッチ23が
検出した方向によって前記機能を切替える機能切替回路
22とを設け、この機能切替回路22がペン本体2の姿
勢に応じてペン入力機能及びバーコード入力機能の切替
えを行なうことを特徴にしている。このバーコードリー
ダ付座標入力ペン本体は、その回路構成を示す図5の様
に操作者がペン本体を把持したときにペン本体2の上下
方向をウエイトスイッチ23により検出し、この検出に
応じて機能切替制御回路22が座標認識側の共振回路1
1及び座標認識回路21に電力を供給して有効とする
か、バーコード読取り側のバーコード読取部12及びバ
ーコード識別部13に電力を供給して有効とするかの切
り替えを行ない、これら識別回路13又は21で識別し
たデータを信号変換回路14にてディジタル化した後に
信号送信部15によってペンコンピュータ本体側の信号
受信部7に送信する様に構成されている。
【0022】前記ウエイトスイッチ23の構造は、図8
に示す如く、断面菱形の内部空間にウエイト54及び該
ウエイト54の位置を検出するセンサ51〜53を含む
中空部56と、該中空部56のセンサ51〜53のウエ
イト位置検出によって機能切替えを指示する切替部55
とを備え、前記センサ53が座標入力ペン本体の共振回
路11側に位置し、センサ52が座標入力ペン本体のバ
ーコード読取部12側に位置する様に配置されている。
この様に構成されたウエイトスイッチ23は、例えば操
作者が座標ペン入力を行なう際に該ペン本体を共振回路
11側を下に向けて持つことにより、中空部56内のウ
エイト54がセンサ53に重力により接触して座標ペン
入力を行なうことを検出し、操作者がバーコード入力を
行なうために座標入力ペン本体のバーコード読取部12
側を下又は水平に持つことにより、ウエイト54がセン
サ52又は51に重力により接触してバーコード入力を
行なうことを検出し、切替部55が機能切替えを指示す
るものである。尚、前記センサ51は例えば操作者が商
品の側面に貼付されたバーコードを読取る際にペン本体
を水平に持つことを考慮して設計されている。また本実
施例においてはタイマ監視回路を図示していないが、圧
力センサ17が操作者がペン本体を把持していないこと
を検出してから所定時間後に各電源をオフするためのタ
イマ監視回路をも含まれている。
【0023】さて、この様に構成されたバーコードリー
ダ付座標入力ペン本体は、操作者が該座標入力ペン本体
を持つことによって圧力センサ17がその把持力を検出
して電源部16をオンすると共に、ウエイトスイッチ2
3内のウエイト54の位置によって操作者の使用形態が
ペン入力機能かバーコード入力機能かを検出し、機能切
替回路22がウエイトスイッチ23の指示に応じてその
機能切替えを行なうものである。例えば操作者がペン座
標入力を行なうために共振回路11側を下にしてペン本
体を持った場合は、ウエイトスイッチ23内のウエイト
54がセンサ53に接触して機能切替回路22がペン座
標入力機能を行なう共振回路11等及び信号送信部15
をオン状態に保って前記実施例同様にペン入力コンピュ
ータ本体にペン入力座標を送信する様に動作し、操作者
がバーコード入力を行なうためにバーコード読取部12
側を水平又は下にしてペン本体を持った場合は、ウエイ
トスイッチ23内のウエイト54がセンサ51又は52
に接触して機能切替回路22がバーコード入力機能を行
なうバーコード認識部13等及び信号送信15部をオン
状態に保って前記実施例同様にペン入力コンピュータ本
体にバーコードデータを送信する様に動作するものであ
る。
【0024】この様に本実施例によるバーコードリーダ
付座標入力ペン本体は、操作者の利用形態をウエイトス
イッチ23によって検出し、ペン入力機能及びバーコー
ド入力機能を切替回路22が切替えることによって、操
作者が機能切替えを意識することなくペン座標入力及び
バーコード入力を行なうことができる。また、圧力セン
サ17及びウエイトスイッチ23により操作者の利用形
態にあわせて電源のオン/オフを行なうためにコードレ
スの入力ペン本体の消費電力を低減することができる。
【0025】尚、本実施例においては図8に示したウエ
イトスイッチ23により操作者の利用形態を検出する例
を説明したが、本発明はこのウエイトスイッチ構造に限
られるものではなく、他の構造の利用形態を検出するス
イッチであっても良い。また前記各実施例においてはペ
ン座標入力コンピュータ本体とワイヤレスでデータ授受
を行なう例を説明したが、本発明はワイヤレスに限られ
るものではなく、操作者の動作を阻害しない範囲で例え
ばペン本体中央と回転自在に結合した有線のものであっ
ても良い。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く本発明の第1の特徴によ
るバーコードリーダ付座標入力ペンは、細長状の座標入
力ペンの他端にバーコードを読取るバーコード読取部を
設けたことにより、操作者が座標入力ペンの持つ方向を
変えることによって一台の装置でペン入力及びバーコー
ド入力を容易に行なうことができる。また、第2の特徴
によるバーコードリーダ付座標入力ペンは、前記バーコ
ード読取部に加えて、読取ったバーコード及びペン座標
をペン座標入力コンピュータに送信する信号送信部を設
けたことにより、操作者が座標入力ペンを持つ方向を変
えることによって一台の装置でペン入力及びバーコード
入力をワイヤレスで行なうことができる。
【0027】更に本発明の第3の特徴であるバーコード
リーダ付座標入力ペンは、座標入力ペンを操作者が把持
したことを検出する圧力センサ及び該圧力センサにより
操作者の把持を検出したときに電源を投入し、該圧力セ
ンサにより操作者が把持していないこと検出したときか
ら所定時間経過後に電源を切断する電源制御部とを設け
たことにより、座標入力ペンを操作者が使用していない
間の消費電力を低減することができる。第4の特徴であ
るバーコードリーダ付座標入力ペンは、共振回路側が下
方向に向けられている場合に該共振回路及び信号送信部
の機能を有効とし、バーコード読取部が下又は水平方向
に向けられている場合にバーコード読取部及び信号送信
部の機能を有効とする機能切替回路と、該圧力センサに
より操作者の把持を検出したときに機能切替回路によっ
て有効とした回路の電源を投入し、圧力センサにより操
作者が把持していないこと検出したときから所定時間経
過後に電源を切断する電源制御部とを備えることによ
り、操作者がペン座標入力機能とバーコード入力機能と
の切替えを意識することなしに一台の装置でペン入力及
びバーコード入力を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるペン座標入力コンピュ
ータを示す図。
【図2】本発明の他の実施例によるバーコードリーダ付
座標入力ペンを示す図。
【図3】本発明の他の実施例によるバーコードリーダ付
座標入力ペンを示す図。
【図4】図2に示したバーコードリーダ付座標入力ペン
の動作説明図。
【図5】図3に示したバーコードリーダ付座標入力ペン
の動作説明図。
【図6】本発明の一実施例によるバーコード読取部の詳
細構造を示す図。
【図7】本発明の一実施例によるバーコード読取部の回
路構成を示す図。
【図8】本実施例によるウエイトスイッチの原理を説明
するための図。
【符号の説明】
1…ペン入力コンピュータ本体、2…バーコードリーダ
付座標入力ペン本体、4…デジタイザ、5…液晶ディス
プレイ、6…電源部、7…信号受信部、8…センサ板、
9…アンテナコイル、10…ペンケース部、11…共振
回路、12…バーコード読取部、13…バーコード認識
部、14…信号変換回路、15…信号送信部、16…電
源部、17…圧力センサ、18…圧力識別回路、19…
タイマ監視回路、20…電源制御部、21…座標認識
部、22…機能切替回路、23…ウエートスイッチ、2
4…発光部、25…受光センサ、26…バーコード紙、
27…増幅回路、28…フィルタ、29…発信パルス信
号、30…受信パルス信号、31…外来光除去パルス信
号、32…ディジタル信号、33…タイミング信号、3
4…受信パルス信号ハイレベル部、35…受信パルス信
号ローレベル部、36…受信パルスノイズ、37…パル
ス発生器、51〜53:センサ、54:ウエイト、5
5:切替部、56:中空部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡地 雅樹 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内 (72)発明者 久保 聖 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内 (72)発明者 加納 光成 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン座標入力コンピュータの表示画面上
    の座標を細長状の一端に配置した共振回路の共振によっ
    て検出する座標入力ペンであって、前記細長状座標入力
    ペンの他端にバーコードを読取るバーコード読取部を設
    けたことを特徴とするバーコードリーダ付座標入力ペ
    ン。
  2. 【請求項2】 ペン座標入力コンピュータの表示画面上
    の座標を細長状の一端に配置した共振回路の共振によっ
    て検出する座標入力ペンであって、前記細長状座標入力
    ペンの他端に配置され、バーコードを読取るバーコード
    読取部と、該バーコード読取部で読取ったバーコード及
    び共振回路で読取ったペン座標をペン座標入力コンピュ
    ータに送信する信号送信部とを設けたことを特徴とする
    バーコードリーダ付座標入力ペン。
  3. 【請求項3】 ペン座標入力コンピュータの表示画面上
    の座標を細長状の一端に配置した共振回路の共振によっ
    て検出する座標入力ペンであって、前記細長状座標入力
    ペンの他端に配置され、バーコードを読取るバーコード
    読取部と、該バーコード読取部で読取ったバーコード及
    び共振回路で読取ったペン座標をペン座標入力コンピュ
    ータに送信する信号送信部と、該座標入力ペンを操作者
    が把持したことを検出する圧力センサと、該圧力センサ
    により操作者の把持を検出したときに電源を投入し、該
    圧力センサにより操作者が把持していないこと検出した
    ときから所定時間経過後に電源を切断する電源制御部と
    を設けたことを特徴とするバーコードリーダ付座標入力
    ペン。
  4. 【請求項4】 ペン座標入力コンピュータの表示画面上
    の座標を細長状の一端に配置した共振回路の共振によっ
    て検出する座標入力ペンであって、前記細長状座標入力
    ペンの他端に配置され、バーコードを読取るバーコード
    読取部と、該バーコード読取部で読取ったバーコード及
    び共振回路で読取ったペン座標をペン座標入力コンピュ
    ータに送信する信号送信部と、該座標入力ペンを操作者
    が把持したことを検出する圧力センサと、前記共振回路
    側が重力方向に向けられている場合に前記共振回路及び
    信号送信部の機能を有効とし、前記バーコード読取部側
    が重力方向に対して直角方向或いは重力方向に向けられ
    ている場合にバーコード読取部及び信号送信部の機能を
    有効とする機能切替回路と、前記圧力センサにより操作
    者の把持を検出したときに該機能切替回路によって有効
    とした回路の電源を投入し、該圧力センサにより操作者
    が把持していないこと検出したときから所定時間経過後
    に電源を切断する電源制御部とを備えることを特徴とす
    るバーコードリーダ付座標入力ペン。
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