JPH06230708A - クリーニング装置 - Google Patents
クリーニング装置Info
- Publication number
- JPH06230708A JPH06230708A JP1343793A JP1343793A JPH06230708A JP H06230708 A JPH06230708 A JP H06230708A JP 1343793 A JP1343793 A JP 1343793A JP 1343793 A JP1343793 A JP 1343793A JP H06230708 A JPH06230708 A JP H06230708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- supporting shaft
- photosensitive body
- photoconductor
- long holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ブレード方式のクリーニング装置１’におい
て、感光体２０の外周面とブレード４の圧接点４２を通
る感光体接線８とで囲まれた領域９にホルダ２の支軸３
を移動可能に設けた。 【効果】 ブレード４と感光体２０との摩擦力が大きく
なると、この摩擦力を緩和する方向に支軸３が移動す
る。したがって、ブレード４、感光体２０、および感光
体の駆動系にかかる負荷が少なく、長期に亘り安定した
クリーニング性が得られる。
て、感光体２０の外周面とブレード４の圧接点４２を通
る感光体接線８とで囲まれた領域９にホルダ２の支軸３
を移動可能に設けた。 【効果】 ブレード４と感光体２０との摩擦力が大きく
なると、この摩擦力を緩和する方向に支軸３が移動す
る。したがって、ブレード４、感光体２０、および感光
体の駆動系にかかる負荷が少なく、長期に亘り安定した
クリーニング性が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体に残留する未転
写のトナーを掻き取って回収するブレード式のクリーニ
ング装置に関する。
写のトナーを掻き取って回収するブレード式のクリーニ
ング装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記クリーニング装置として、図
５に示すものが知られている。このクリーニング装置１
において、ブレードホルダ２は感光体２０の回転軸（図
示せず）と平行な支軸３に回動自在に支持されている。
また、ブレードホルダ２には、硬質ゴムなど弾性材料か
らなる板状のブレード４が支持されており、このブレー
ド４の先端部４１が上記ブレードホルダ２に一端を係止
したスプリング５の付勢力により感光体２０の外周面に
圧接されている。
５に示すものが知られている。このクリーニング装置１
において、ブレードホルダ２は感光体２０の回転軸（図
示せず）と平行な支軸３に回動自在に支持されている。
また、ブレードホルダ２には、硬質ゴムなど弾性材料か
らなる板状のブレード４が支持されており、このブレー
ド４の先端部４１が上記ブレードホルダ２に一端を係止
したスプリング５の付勢力により感光体２０の外周面に
圧接されている。
【０００３】上記クリーニング装置１では、矢印ａ方向
に移動する感光体２０の外周面にブレード４の先端部４
１が摩擦接触し、この外周面に付着している未転写のト
ナーを掻き落とす。
に移動する感光体２０の外周面にブレード４の先端部４
１が摩擦接触し、この外周面に付着している未転写のト
ナーを掻き落とす。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、感光体２０
に付着しているトナーは滑材の役割を果たし、ブレード
４と感光体２０との摩擦を緩和している。しかしなが
ら、感光体２０の外周面上で未転写のトナーが付着して
いるのは画像領域に限られ、いわゆる像間部や感光体両
端側の非画像領域にトナーは存在しない。そのため、非
画像領域にブレード４が圧接した状態で感光体２０が回
転を開始すると、ブレード４と感光体２０の摩擦力によ
り、図６に示すように、ブレード４の先端部４１が捲
れ、感光体２０の駆動系に急激に大きな負荷がかかり損
傷したり、ブレード４や感光体２０の外周面が損傷する
という問題点があった。
に付着しているトナーは滑材の役割を果たし、ブレード
４と感光体２０との摩擦を緩和している。しかしなが
ら、感光体２０の外周面上で未転写のトナーが付着して
いるのは画像領域に限られ、いわゆる像間部や感光体両
端側の非画像領域にトナーは存在しない。そのため、非
画像領域にブレード４が圧接した状態で感光体２０が回
転を開始すると、ブレード４と感光体２０の摩擦力によ
り、図６に示すように、ブレード４の先端部４１が捲
れ、感光体２０の駆動系に急激に大きな負荷がかかり損
傷したり、ブレード４や感光体２０の外周面が損傷する
という問題点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたもので、上記クリーニング装置に
おいて、感光体の外周面とブレード圧接点を通る感光体
の接線とで囲まれた領域にホルダの支軸を移動可能に設
けたものである。
決するためになされたもので、上記クリーニング装置に
おいて、感光体の外周面とブレード圧接点を通る感光体
の接線とで囲まれた領域にホルダの支軸を移動可能に設
けたものである。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、ブレードと感光体との摩擦
力が大きくなると、この摩擦力を緩和する方向に支軸が
移動する。
力が大きくなると、この摩擦力を緩和する方向に支軸が
移動する。
【０００７】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図１は本発明にかかるクリーニング装
置１’を示し、図５に示す従来のクリーニング装置１を
改良したもので、ブレードホルダ２の支軸３はクリーニ
ング装置１’の両側に設けたフレーム６，６の長孔７，
７（一方は図示せず）に移動可能に挿入されている。上
記長孔７は、ブレード４の感光体圧接点４２を中心とす
る円弧に沿って形成されている。また、長孔７の図上右
側端部は、この位置に支軸３があるとき支軸中心３１が
圧接点４２を通る感光体２０の接線８上に位置するよう
に形成されている。すなわち、支軸３、特に支軸中心３
１が接線８と感光体２０の外周面で囲まれた領域９を移
動できるようにしてある。さらに、上記支軸３は固定台
１０に設けた板バネ１１に付勢され、長孔７の図上右側
端部に位置している。
ついて説明する。図１は本発明にかかるクリーニング装
置１’を示し、図５に示す従来のクリーニング装置１を
改良したもので、ブレードホルダ２の支軸３はクリーニ
ング装置１’の両側に設けたフレーム６，６の長孔７，
７（一方は図示せず）に移動可能に挿入されている。上
記長孔７は、ブレード４の感光体圧接点４２を中心とす
る円弧に沿って形成されている。また、長孔７の図上右
側端部は、この位置に支軸３があるとき支軸中心３１が
圧接点４２を通る感光体２０の接線８上に位置するよう
に形成されている。すなわち、支軸３、特に支軸中心３
１が接線８と感光体２０の外周面で囲まれた領域９を移
動できるようにしてある。さらに、上記支軸３は固定台
１０に設けた板バネ１１に付勢され、長孔７の図上右側
端部に位置している。
【０００８】上記クリーニング装置１’では、感光体２
０とブレード４との摩擦力が急激に上昇すると、板バネ
１１の付勢力に抗して支軸３が長孔７を矢印ｂ方向に移
動し、感光体２０に対するブレード４の接触角αが減少
する。その結果、上記摩擦力が減少し、板バネ１１の付
勢力により支軸３が長孔７の図上右側端部に戻り、正規
の圧接状態となる。
０とブレード４との摩擦力が急激に上昇すると、板バネ
１１の付勢力に抗して支軸３が長孔７を矢印ｂ方向に移
動し、感光体２０に対するブレード４の接触角αが減少
する。その結果、上記摩擦力が減少し、板バネ１１の付
勢力により支軸３が長孔７の図上右側端部に戻り、正規
の圧接状態となる。
【０００９】次に、クリーニング装置１’における両端
部の構造について図２〜図４を参照して説明すると、感
光体２０の画像領域１２を囲む端部非画像領域１３に対
向するブレードホルダ２の端部ブレード支持部２１は、
図２に示すように感光体２０に向かって折り曲げるか、
または図３に示すようにブレードホルダ２に傾斜面を設
けて変形されており、この端部ブレード支持部２１に保
持されたブレード４は、先端部４２だけでなく、この先
端部４２近傍の感光体対向面も感光体２０の外周面と面
接触するか、または面接触に近い状態となっている。し
たがって、感光体両端側の非画像領域１３に接触するブ
レード４と感光体２０との摩擦力が大きくなっても、ブ
レード４の先端が捲れることはない。
部の構造について図２〜図４を参照して説明すると、感
光体２０の画像領域１２を囲む端部非画像領域１３に対
向するブレードホルダ２の端部ブレード支持部２１は、
図２に示すように感光体２０に向かって折り曲げるか、
または図３に示すようにブレードホルダ２に傾斜面を設
けて変形されており、この端部ブレード支持部２１に保
持されたブレード４は、先端部４２だけでなく、この先
端部４２近傍の感光体対向面も感光体２０の外周面と面
接触するか、または面接触に近い状態となっている。し
たがって、感光体両端側の非画像領域１３に接触するブ
レード４と感光体２０との摩擦力が大きくなっても、ブ
レード４の先端が捲れることはない。
【００１０】なお、長孔７はブレード４の感光体圧接点
４２を中心とする円弧に沿って形成するものとしたが、
長孔７は支軸３を上記領域９内において移動可能に支持
しうるものであればよく、その方向等は上記実施例に限
定されるものではない。
４２を中心とする円弧に沿って形成するものとしたが、
長孔７は支軸３を上記領域９内において移動可能に支持
しうるものであればよく、その方向等は上記実施例に限
定されるものではない。
【００１１】また、支軸３を移動可能に支持する構造は
長孔７に限るものでなく、移動可能に支持されている部
材に支軸３を支持してもよい。
長孔７に限るものでなく、移動可能に支持されている部
材に支軸３を支持してもよい。
【００１２】さらに、支軸３を長孔７の図上右側端部に
付勢する手段は板バネ１１に限るものでなく、コイルス
プリングであってもよい。
付勢する手段は板バネ１１に限るものでなく、コイルス
プリングであってもよい。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるクリーニング装置によれば、感光体とブレードと
の摩擦力が急激に上昇しても、ブレードホルダが移動し
てその摩擦力が減少される。したがって、ブレード、感
光体、および感光体の駆動系にかかる負荷が少なく、長
期に亘り安定したクリーニング性が得られる。
かかるクリーニング装置によれば、感光体とブレードと
の摩擦力が急激に上昇しても、ブレードホルダが移動し
てその摩擦力が減少される。したがって、ブレード、感
光体、および感光体の駆動系にかかる負荷が少なく、長
期に亘り安定したクリーニング性が得られる。
【図１】 本発明に係るクリーニング装置の部分断面図
である。
である。
【図２】 ブレードホルダの端部斜視図である。
【図３】 ブレードホルダの他の実施例を示す端部斜視
図である。
図である。
【図４】 本発明に係るクリーニング装置の側面図であ
る。
る。
【図５】 従来のクリーニング装置の側面図である。
【図６】 ブレードの捲れ状態を示すブレードの部分拡
大図である。
大図である。
１，１’…クリーニング装置、２…ブレードホルダ、３
…支軸、４…ブレード、５…スプリング、４１…先端
部、７…長孔、８…接線。
…支軸、４…ブレード、５…スプリング、４１…先端
部、７…長孔、８…接線。
Claims (1)
- 【請求項１】 感光体の回転軸と平行な支軸に関して回
動自在に支持されたホルダと、このホルダに支持された
ブレードと、上記ホルダを付勢してブレードの先端を感
光体の外周面に圧接したクリーニング装置において、上
記感光体の外周面とブレード圧接点を通る感光体の接線
とで囲まれた領域に上記支軸を移動可能に設けたことを
特徴とするクリーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1343793A JPH06230708A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1343793A JPH06230708A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | クリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06230708A true JPH06230708A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11833111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1343793A Pending JPH06230708A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | クリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06230708A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008233319A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP2009063708A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ及び記録体搬送ユニット |
| JP2010072116A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ、記録材搬送ユニット、及び、中間転写ユニット |
| JP2010072109A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP1343793A patent/JPH06230708A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008233319A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP2009063708A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ及び記録体搬送ユニット |
| JP2010072116A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ、記録材搬送ユニット、及び、中間転写ユニット |
| JP2010072109A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2646393B2 (ja) | 現像装置 | |
| US4639123A (en) | Cleaning device | |
| US4247196A (en) | Cleaning device for use in electrophotographic copying machines | |
| EP0833233A3 (en) | Developing device and electrophotographic image forming apparatus | |
| JPH06230708A (ja) | クリーニング装置 | |
| US4576468A (en) | Cleaning apparatus of electrophotographic copying machine | |
| JPH06289760A (ja) | クリ−ニング装置 | |
| JP2001185328A5 (ja) | ||
| JPH0336235B2 (ja) | ||
| JP2955952B2 (ja) | 画像形成装置のクリーニング装置 | |
| US5895145A (en) | PC-cartridge for assembling braking mechanism in image formation apparatus | |
| US5748406A (en) | Rotational driving apparatus for disks having a magnet disposed on a motor mounting base surface to absorb radial deflections | |
| JP4682588B2 (ja) | 帯電装置、画像形成装置 | |
| JP2514469B2 (ja) | 光学系のミラ―保持装置 | |
| JP2003140267A (ja) | プロジェクタ及びプロジェクタの支承構造 | |
| JP2003084637A (ja) | 感光体ドラム用清掃装置 | |
| JPS5875182A (ja) | 電子写真クリ−ニング装置 | |
| JPH06161328A (ja) | 画像形成装置のクリーニング装置 | |
| JPH0216368Y2 (ja) | ||
| JP2599173Y2 (ja) | 剥離爪ユニット | |
| JPS63142385A (ja) | 感光体クリ−ニング装置 | |
| JPS59182483A (ja) | 電子写真複写機の感光体クリ−ニング装置 | |
| JP2860922B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2799155B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP3694589B2 (ja) | ロ−ド・アンロ−ド機構を備えた磁気ディスク装置 |