JPH06226841A - プラスチック製半殻状材料上にネック領域を形成する装置 - Google Patents

プラスチック製半殻状材料上にネック領域を形成する装置

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JPH06226841A
JPH06226841A JP5248759A JP24875993A JPH06226841A JP H06226841 A JPH06226841 A JP H06226841A JP 5248759 A JP5248759 A JP 5248759A JP 24875993 A JP24875993 A JP 24875993A JP H06226841 A JPH06226841 A JP H06226841A
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deep
plate
edge
tool
pressure counter
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JP5248759A
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Wilhelm Reil
レイル ウイルヘルム
Bernhard Korus
コルス ベルンハルト
Heiko Bub
バブ ヘイコ
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TETRA RABARU HOLDINGS E FUINANSU SA
Tetra Laval Holdings and Finance SA
Original Assignee
TETRA RABARU HOLDINGS E FUINANSU SA
Tetra Laval Holdings and Finance SA
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Publication date
Application filed by TETRA RABARU HOLDINGS E FUINANSU SA, Tetra Laval Holdings and Finance SA filed Critical TETRA RABARU HOLDINGS E FUINANSU SA
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/26Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C51/28Component parts, details or accessories; Auxiliary operations for applying pressure through the wall of an inflated bag or diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/10Isostatic pressing, i.e. using non-rigid pressure-exerting members against rigid parts or dies
    • B29C43/12Isostatic pressing, i.e. using non-rigid pressure-exerting members against rigid parts or dies using bags surrounding the moulding material or using membranes contacting the moulding material

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチックの半貝殻状の殻の縁部に深く絞
り込まれたネック領域を形成する。 【構成】 互いに2つの方向5、6に動くことのできる
深い絞り込み空胴部29を貝殻状に含み、かつ側壁31
に凹所30を有している深い絞り込み工具3と、当該深
い絞り込み工具3と対面していて接触面17に、受容空
間19を設けている複数の開口16を有し、その中で少
なくとも2つの位置を動き得る弾性モールド部25を備
えている装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに関連して2つの
方向に動き得る深い吸込み工具と圧力対抗板を有してい
て、吸込み工具は貝殻上に深い絞り空胴部を有し、かつ
縁部における側壁に凹部を有しているものから成り、プ
ラスチックの半貝殻状材料の縁部にネック領域を形成す
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許第4005972号明細書
には、一方の側で開いているプラスチック材料で作られ
た貝殻状の深い空胴部用の前記した装置に類似した種類
の装置が開示されている。この装置は、例えば、液体用
の中空パックを作る方法と同じように、それらの残溜熱
によって互いに必然的に溶けて接合される2つの半殻状
の材料を深く絞り込ませるために使用することができ
る。
【0003】この周知の装置により、充填し、閉じ、か
つ注ぐために、各半貝殻状の材料の縁部に半円筒状のケ
ージング様のカラー(環)部によって、2個の半殻を互
いに接合した後に、頂部が穴によって作られ、その外縁
部で円筒状のケージング状のカラーがパックの頂部から
突出するように、各プラスチックの半殻の縁部にネック
領域が形成されている。
【0004】このプラスチックの半殻の縁部におけるネ
ック領域の中に凹部を作るため、このカラーを作るため
に、部分的に截頭円錐形状の突出部を備えた加熱された
圧力対抗板が設けられており、そしてその突出部は、圧
力対抗板に対して押圧される時、凹部に押し込まれ、そ
の際に圧力対抗板と対応加熱板との間に置かれているプ
ラスチック板は、プラスチックの半殻上のネック領域が
作られるべき縁部上の1つの場所で変形される。
【0005】このことは、プラスチック板の縁部が半殻
を形成するために、それが深い絞り込み工具用の凹部の
中へ密に置かれ、かつ押圧される事が必要であったし、
尚、かつ必要である。
【0006】周知の装置においては、加熱されかつ前後
方向及び垂直に動き得る圧力対抗板の突出部により上記
の動作が行われている。それは、深い絞り込み工具に関
して、かつ反加熱板に関しても同じ様に水平に動くこと
が出来るものである。また、それは作業片である平らな
プラスチック板が、加熱位置から深い絞り込み位置へ動
き、かつそれから半殻の形状に深くえぐられ得るように
するために、1つの動作位置から次の位置へ深い絞り込
み工具に関して垂直にも動くことが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】深く絞り込むために
は、プラスチック板は適当な高い温度に加熱されなけれ
ばならないし、かつ従来の場合においては、さまざまな
圧力対抗板と反熱板との間において行われており、そし
てそれは反熱板の凹部の領域においてプラスチック板が
十分に加熱されないで、ネック領域の変形が生じなけれ
ばならない場合において行われる、という欠点がある。
【0008】従って、ネック領域が形成されるかまたは
荒作りされる前に、プラスチック板を過熱する試みが行
われ、形成処理または引き延ばし処理が可能であった。
しかしながら、この方法には、材料における延びの不安
定さが生ずるという欠点があった。さらに、プラスチッ
ク板の2段階の処理による問題、即ち加熱位置における
ネック領域の荒作りおよびそれから離れている位置にお
ける深い吸い込み位置における深い吸い込みにより、圧
力対抗板が吸い込みによりプラスチック板を基本的に保
持するだけという問題がある。
【0009】プラスチック板の縁部においてネック領域
を荒作りする間に、絞り力が不十分であり、その結果、
プラスチックシートは片寄ってしまうという欠点があっ
た。特に、次のパックの孔の上の望ましいカラー部にお
いて片寄ってしまうという欠点があった。
【0010】本発明の目的は、プラスチック半殻の縁部
におけるカラーの変形及びプラスチック板の過熱を避け
るように上記した種類のネック領域を形成し、かつ深い
絞り込みを行う装置を改良することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、深い絞り
込み工具に対面している接触面における圧力対抗板が少
なくともその後に1つの隣接した受容空間を備えている
開口を有しており、その中に少なくとも2つの位置へ動
き得る弾力的なモールド部分が第1の絞り込み位置の中
の接触面の後方の同じ平面に配置され、かつ第2の密閉
された位置において深い絞り込み工具の縁部の凹所の中
へ突出するように配列されている本発明の装置によって
解決される。
【0012】本発明によるこれらの新しい特徴によっ
て、加熱板は対向して配置されている側に面している基
本的に平坦な表面を有することが出来る。これは、本質
的に平坦なプラスチック板が、問題の加熱板上に良好な
熱接触状態で置かれ、かつ全般的に加熱され得ることも
意味する。この処理手段は、深い絞り込み温度にまで加
熱されたプラスチック板が釈放されかつ深い絞り込み工
具へ運ばれる最後の加熱位置に至るまで続けられる。
【0013】加熱動作のための時間は、それにより長く
なり、そして初期にはまだ平坦であり、かつ未だ深い絞
り込み領域にあるが後にプラスチックの半殻部を形成す
るプラスチック領域の変形を行うことが可能である。形
成動作は、従って、もはや2段階で行われる必要がなく
唯一段階で行うという長所を有する。
【0014】この段階においては、深い絞り込み位置
で、深い絞り込み工具と圧力対抗板は、たとえ縁部にお
けるネック領域を形成する動作が最初に行われても、深
い吸込みの前にプラスチック板がフレームの様にしっか
りと保持されるように、機械的に共に固く押圧される。
このことは、プラスチックのシートが圧力対抗板からの
離反を排除することを意味する。
【0015】もしプラスチックのモールド部分がゴムで
作られており、かつ外側に2個の固定基部および深い絞
り込み工具の縁部における凹部の輪郭に一致する中央部
の中心部を有しているならば、中心部はヒンジによって
固定基部に結合されている。モールド部分はまた、多く
のエストラマー材料が非弾性領域と弾性領域との間を接
合することが出来るものならば他に条件はない。
【0016】しかしながら、弾性モールド部分に対して
ゴムを使用することは、特に好都合である。ゴムからの
形成動作は、多くの方法で行なうことが出来る。前述の
周知の装置の部分的に截頭円錐状の突出部は、プラスチ
ック板が加熱されている限り、圧力対抗板の接触面の背
部に隠れているか、または圧力対抗板の外郭の内部に残
っているモールド部分によって、本発明によれば取り替
えられる。プラスチック板が深い絞り込み位置に運ばれ
た時にのみ、それが十分に加熱された後に、弾性モール
ド部分は作動する。この場合、このモールド部分の中心
部が実際の変形動作を行う。弾性モールド部分は、固定
基部によって上記した受容空間の中に保持され、中央部
の接触面は、突出するように受容空間から外方に動くこ
とが出来る。この動きによって、その前に配置されてい
るプラスチック板は自然に縁領域に保持され、かつバッ
クリング(座屈)運動によって変形される。
【0017】もしも弾性モールド部分の中央部とその固
定基部との間は、平面図ではL字状、Z字状または他の
別の字様に曲げられているヒンジであってもよい。従っ
て、モールド部分の外方に配設されている固定基部を保
持することが可能であり、他方、機械的な手段または液
体がプラスチック板の縁部におけるネック領域を変形す
るために中央部を移動することが出来る。この動きは、
圧力対抗板の接触面の背後の領域から、接触面の中の開
口を通って、その外郭の外側へと起こる。この小さな開
口は、中央部が通り抜けさせることが必要であるだけな
ので非常に小さいものでよく、プラスチック半殻の所望
のネック領域の突出部とほぼ同じサイズである。圧力対
抗板は1つ以上の開口を有しているので、この小さな開
口は、プラスチック板を加熱するための最後の加熱位置
からなくなるだけである。しかしながら、このことは、
加熱処理に殆ど不都合な影響を与えないし、かつもしも
あるとしても、従来の装置に比較して何ら取るに足らな
いものである。
【0018】本発明の他の有利な実施例によって、弾性
的モールド部分の高さは、圧力対抗板の中の開口の高さ
にほぼ等しく、かつプラスチック半殻のネックの高さに
概ね等しい。このネックは、前述のカラー部に対応して
おり、かつ従って、プラスチック半殻上の半円筒状のケ
ーシングの高さに等しい。液体用のパックの頂部におけ
る孔の上に便利な注ぎ装置を設けるのに、カラー部が特
に高い、必要がない、という事は評価されるべき利点で
ある。
【0019】従って、本発明によれば、プラスチック板
のネックの高さは最大20mmであるが、しかし望ましく
は5mmから15mmの間であり、この場合、もしネックの
高さ及び圧力対抗板の中の開口の高さも10mmであるな
らば、特に上記の範囲が望ましい。この高さに対する横
方向で測った中央部の幅は20mm及至50mmであり、望
ましくは30mmと45mmの間であり、特に37mmが望ま
しい。この特別に望ましい実施例によれば、固定基部は
60mmから90mmの範囲だけ離れて置かれ、望ましくは
75mm離れていることである。
【0020】本発明によれば、圧力対抗板の中の受容空
間が弾性モールド部分の固定基部を保持するための手段
と液体用の開口部を備えているようにすることも可能で
ある。好都合にも、受容空間は、加熱板の後方に置かれ
ていて孔を有し、かつそこに固定されている接触板によ
って、特に簡単でかつ効果的な方法で設けることが出来
る。この場合、受容空間は実質的にこの接触板の中に設
けられている。
【0021】弾性モールド部の固定基部は、スチール直
角部材または類似のものによって、接触板が、共に圧力
対抗板を形成している加熱板上に設けられている時に、
この接触板の中に固定され得る。加熱板、即ち、圧力対
抗板の後部は、パイプが接続されている液体用の開口を
都合よく備えている。液体、または望ましくは空気が、
流動媒体として与えられ、そしてそれは適当な制御手段
によって、弾性モールド部の中央部が、弾性モールド部
が接触面の前部へ突出し、その結果、その前のプラスチ
ック板の縁領域へ変形を行わせるように、接触面の中の
開口部へ押出されるのを確実にされる。
【0022】本発明によれば、もし深い絞り込み工具に
面して弾性モールド部の中央部の外表面上に設けられて
いるならば、縁部でもよいという長所がある。深い絞り
込み動作中に、この縁部または肩部が、モールド部を深
い絞り込み工具における過圧結果として押出されるのを
妨げる。弾性モールド部分は、深い絞り込み工具の縁部
にネック領域を形成するために必要な空胴部を密閉する
ために使用されている。深い絞り込み工具は、貝殻の様
に深い絞り込み凹部を含んでいる。その全体を空胴部が
その上に置かれている平坦なプラスチック板によって前
部において覆われている。
【0023】しかしながら、続いて形成されることにな
っているプラスチック半殻のネック領域の中の側部に、
深い絞り込み、即ち、十分に密閉されるまで深い絞り込
み空胴部の中の過圧または低圧を妨げる凹所がある。弾
性モールド部分は、深い絞り込み工具の縁部における凹
部を覆っている1つの表面を有しており、かつ深い絞り
込み工具の中において優勢な圧力は、この弾性モールド
部の中央部を、深い絞り込み工具の縁部における凹部か
ら押出すようにする。本発明は、この現象が生じないよ
うにすることも目的の1つである。
【0024】本発明によれば、圧力対抗板が後部を広げ
る受容空間とともに複数の開口を備えていることもまた
長所である。この様に、ネック領域が同じに、または類
似のデザインで作られるプラスチック半殻の完全なシリ
ーズを同時に形成するために、大きいプラスチック板を
使用することが出来る。従って、従来知られている装置
と同様に複数の半殻が1つのサイクルで形成することが
出来る。
【0025】本発明のさらの長所、特徴および可能な応
用範囲は、付属図面と関連して与えられている以下の好
適な実施例の説明により理解できるであろう。
【0026】
【実施例】図1においては、所謂供給加熱ジャー1の中
心の概略説明図であり、その上にさまざまな圧力対抗板
2、2'が互いに別の位置に配置されており、その中で
最底の位置Iのみがここに示されており、その下に深い
絞り込み工具3が位置IIに示されている。加熱手段
4'、絶縁手段4''および搬送板4'''を備えている反加
熱板4は、圧力対抗板2の反対側にそれから間隔をあけ
て配置されており、かつ搬送板4'''は互いの頂部の上
に複数の反加熱板4を保持することが出来る。
【0027】供給加熱ジャー1は、2方向矢印5の方法
に垂直に上下方向に動く事ができ、そこでは供給加熱ジ
ャー1に上方位置に示されており、かつ2重に折られて
いる反加熱板4は水平に矢印6の方向に供給加熱ジャー
1に向って後方および前方に動くことができる。図1に
おいて、それらは左の位置に示されており、図中におい
てそれらは圧力対抗板2から離隔して配置されている。
【0028】装置においては、圧力対抗板4は、頂部に
おいて部分的に截頭円錐上の突出部7を有しており、か
つ凹部8は、適当な方法で反加熱板4の中に、2つの圧
力対抗板2と反加熱板4がともに動かされる時に、突出
部7が凹部8の中に収容されるように設けられている。
プラスチック板9のアウトラインが示されている。それ
もまた加熱位置Iにおいて眞直である。即ち、それはネ
ック領域を形成する前の条件であるか、またはネック領
域が完成した後に縁部を表わすので、平坦な板として示
されている。
【0029】従って、深い絞り込み位置IIにおいて、破
線もまた半殻11の平面(図2)の中に配置されている
縁部10に対する外側の上、および側壁12、底部13
および半円筒状のケーシング状のネック15を備えてい
る頂部がカラー状に作られている内部の上に示されてい
る。
【0030】本発明によれば、図3には圧力対抗板2が
示されており、そしてそれは、もし本発明によって設け
られていて、図1に省略されている突出部7を備えてい
る開口16が後部で広がっている受容空間19とともに
配列されているならば見ることができる。圧力対抗板2
は、長さLであり、8個の開口16が互いに背後に一列
に配列されているので、8個の半殻11は、1つの縁部
10が隣接している縁部と接合されるように同時に形成
することができる。
【0031】開口16を内部に設けている圧力対抗板2
の特別のデザインは、図7および図8を参照して最も理
解しやすく説明されている。これらの図面は、圧力対抗
板2の前部の破断断面を示しており、即ち、前部は深い
絞り込み工具3に面している平坦な接触面17に直接に
隣り合っている。接触面17は所謂接触板18の平坦な
表面であり、接触板18の中には、図7と図8における
右から左へ見て、開口16は、図3において平面図で示
されている様に配置されている。図7および図8は、一
部切断部のみを示しているので、1つの開口16のみを
見ることができる。
【0032】製造上の理由及び簡単さのために、開口1
6の後部に隣接した受容空間19は、開口16の背後で
広がり、この理由から受容空間19の側面は、図3で破
線で示されている。固定装置20、例えば、ねじ手段の
様な固定手段であって、図7及び図8においてのみマー
クされている装置は、接触板18を受容空間19の後に
配置されている加熱板に取付けられる。圧力対抗板2の
加熱板21もまた、圧縮空気用の2つの開口22を備え
ており、開口22は、受容空間19に開いており、その
後で、圧縮空気用の開いているパイプ23がコンプレッ
サ(図示せず)に接続されている。
【0033】さらに、固定装置20の領域に配置され、
加熱板に隣接しており、かつ接触板18の中へ挿入され
ているのは、例えば、スチール製の保持用直角部材(ho
lding squares)24である。アンダーカット領域は、
断面がL字であるそれらの形状によって作られており、
そしてそれは参照番号25で示されているモールド部分
を固定している。
【0034】図7と図8を右手から見れば開口16は右
および左に広くなる。即ち、図7と図8によれば頂部か
ら底部へと広がる。この様にして、例えば、ねじの様な
取付け装置20により固定されたスチール製の保持用直
角保持部材24によって、圧力対抗板2の上に固定され
ているモールド部25の受容空間19を作っている。圧
力対抗板2の後方部に、即ち、加熱板21の中心は、浅
い凹み部26が設けられており、図7に示されているモ
ールド部25の位置のように縁部に正確に保持するため
に、弾性モールド部25の中央部27を収容するように
なっている。
【0035】弾性モールド部25の中央部27は、もし
一部だけが中空ならば、片側で切り離された状態でわる
か、またはディスク状であり、このディスクは、深い絞
り込み工具3において密閉度を与えるのに必要である。
図7は深い絞り込み工具3の平面図であり、図3に示さ
れている様に圧力対抗板2が使用されており、かつま
た、深い絞り込み工具3が適当に延びた輪郭であり、適
当な数のステーションを備えていることもまた評価すべ
きである。しかし、本発明を理解するためには、深い絞
り込み工具3の1つのステーションについて述べれば十
分である、と考える。深い絞り込み工具3の前面は平坦
であり、動作中、工具と圧力対抗板2の間にはプラスチ
ック板9が置かれている。それは図7に破断断面図で示
され、かつ図1において破線で示されている。
【0036】深い絞り込み工具3は深い絞り込み空胴部
29が前面28から挿入されている1個のブロックとし
てイメージすることができる。空胴部の輪郭は、図7に
おいて破線で示されている。前部領域において、即ち接
触面28の中で、深い絞り込み空胴部29は完全に開い
ている。側壁に向っている開口も設けられており、それ
は図7で示されている半円形のものであり参照番号30
が付されている。この様に、たとえプラスチック板9が
圧力対抗板2と深い絞り込み工具3との間に締め付けら
れていても、もしも深い絞り込み工具3が空胴部29の
外部領域の中にプラスチック板9をフレームの様に締め
付ければ、貝殻状の深い絞り込み空胴部29は、ドーム
状の凹所30を介して外気と通じている。ドーム状の凹
所30によりディスク状の表面の部分は、弾性モールド
部25の中央部27によって密閉される。
【0037】平面図である図7から、深い絞り込み工具
3の上に側壁31を見ることができる。その側壁は図面
を見る人に面しており、その背後には深い絞り込み空胴
部9(破線で示されている)が設けられている。側壁3
1の縁部32に隣り合って概ね半円状、即ち、ディスク
用のドーム状の凹所30があり、そこで側壁31の縁部
32が深い絞り込み工具3の平らな面の中に位置するよ
うに構成されている。
【0038】図7には弾性モールド部25がその第1の
引きこみ位置IIIで示されており、そこではモールド部
25がその中央部27の前面で接触板18の接触面17
の背部と同一面に配置されている。他方、図8では、弾
性モールド部25の第2の密閉位置IVが示されており、
そこでは弾性モールド部25の中央部27が深い絞り込
み工具3の縁部32におけるドーム状の凹所30の中に
置かれている。中央部27にはほぼ半円状に接触面から
突出している状態が示されており、また、図7に示され
ている様に、圧力対抗板2(位置III)接触面17の背
後の受容空間19の中へ完全に引き込むこともできる。
【0039】ゴムで作られた弾性モールド部25は、図
4及至図6で詳細に示されており、以下その説明をす
る。図4におけるモールド部25の表示は、図7及び図
8で示したのと同じようである。中央部27は、どちら
かの側でヒンジ33によって、固定基部34と一体的に
結合されている。リップ36は、モールド部25の真下
に延びており、かつ図4、図6及び図8にも示されてい
る。リップ36は、空気ポンプの様な働きをする。即
ち、受容空間19が圧縮空気で負荷されている時(図7
及び図8において、左側から)、即ち、リップ側から負
荷されている時、密閉効果が深い絞り込み工具3の隣接
表面間に生じて空気が蓄積されるので、過剰な圧力を発
生させることができる。これは、モールド部25が、そ
れが引き込んでいる第1の位置IIIからそれが延びた状
態の第2の密閉位置IVへ動くことができ、その場合弾性
モールド部25の中央部27が、接触面17から深い絞
り込み工具3のドーム状の凹所30の中へ突出すること
を意味する。
【0040】製造上の理由から、もしもモールド部25
の中央部27がゴムで作られているならば、モールド部
25の中央部27は支柱37と隣接空胴部を有してい
る。さらに、中央部27は、その表面39に境界部40
を有しており、それは深い絞り込み工具3と面してい
る。境界部40は、図5及び図6において横断面で示さ
れており、かつその境界部40が深い絞り込み工具3の
側壁31の中に実質的に密閉されるように配列されてい
るディスク状の中央部27が自体をドーム状の凹所30
の境界部上の密閉位置IVの中に支えるように広い半円形
の肩部を形成しており、かつ側壁31の面の中に保持さ
れる。深い絞り込み空胴部29の内部の圧縮空気は、中
央部27を外側へ押さないようにすべきである。
【0041】使用されている時、装置は図1によるプラ
スチック板9が頂部から底部へ運ばれ、かつその中で最
底位置Iにおける深い絞り作用温度に達するまで加熱さ
れる。この位置Iにおいて(図1)、プラスチック板9
は平らであり、かつその表面全体に亘って加熱される。
次に、これは圧力対抗板2の上に置かれ、それとともに
深い絞り動作が行われる位置IIへ矢印(図1)の方向に
下方に動く。
【0042】位置IIに達した後、(それはまた図7の出
発点に相当する)圧縮空気は、モールド部25のための
受容空間19の中へ過圧パイプ23と排出孔22を介し
てモールド部25の後部に与えられる。従って、中央部
27は深い絞り込み工具3と圧力対抗板2との間にフレ
ームの様にしっかりと締め付けられているプラスチック
板9の力に抗して、右の方向、即ち、ドーム状の凹所3
0の中へと動く。この動作中に、ネック領域は図2の斜
視図から分かるように、半月形状に形成される。
【0043】同じ位置IIにおいて、プラスチック板9が
図2で見られるように、深い絞り込み空胴部29の内壁
に抗して置かれることによって、半殻(貝殻状)11に
形成されるように、圧力対抗板2の側から過剰の圧力が
加わる。深い絞り込み工具3の側壁のドーム状の凹所3
0が密閉され、かつ深い絞り込み空胴部29が完全に外
部に対して密閉されるので、深い絞り作用が可能であ
る。これが弾性モールド部25の目的である。
【0044】この様に、モールド部25の固定基部35
は、図7及び図8に示されているように、スチールの直
角部材24により保持されており、ヒンジ33は、中央
部27が第1の図7で示されている位置IIIから図8に
示されている第2の密閉位置に一定の調和運動を行うこ
とができる。この最後の位置で密閉作用は完了する。密
閉する前でさえも、かつモールド部25が動きを止める
前でも、プラスチック板9は、深い絞り空胴部29の中
へ押されるように過剰な圧力を受け止める。深い絞り込
み空胴部29の中にプラスチック板9の背後に空気を逃
すための空気のパイプがないこともまた本発明の長所で
ある。
【0045】両方の運動は、この様に何らかの時間的な
遅れないしに各々が連続して行われるが、ここで述べる
ように、重複して行われることが望ましい。即ち、中央
部27がまだ完全に第2の密閉位置IVにあり、プラスチ
ック板9は既に圧力対抗板2の側から圧力によって押圧
されているので、深い絞り作用が始っている。重複動作
は、プラスチック板9の材料が片寄らずに延びるように
行われる。図2に示されているカラー15は、望ましく
ない変形を防ぐためのものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による装置の応用の範囲をより
よく示すために、固定された突出部または凹所を備えた
従来の装置と作動し得るようにした反加熱板、圧力対抗
板および深い吸込み工具の概略側面図である。
【図2】図2は、深い絞り込み処理の後、モールドから
取り出された後の半殻の縁部上にネック領域を有してい
るプラッスチック半殻の上部の破断斜視図である。
【図3】図3は、複数の開口を有する反加熱板の平面図
であり、その中に後方を広げている受容空間が破線でマ
ークされており、その右側は側面図である。
【図4】図4は、弾性モールド部分の平面図である。
【図5】図5は、図4における底部を頂部から見ている
モールド部分の部分破断平面図である。
【図6】図6は、図5におけるVI−VI線に沿う横断面図
である。
【図7】図7は、まだ外方に開いている深い絞り込み空
胴部を有する深い吸込み工具を右に、圧力対抗板を左に
かつ深い絞り込み工具と対向して配置している深い絞り
込み工具の破断概略図である。
【図8】図8は、弾性モールド部分の中央部が絞り出さ
れた後の圧力対抗板の図である。
【符号の説明】
1 供給加熱ジャー 2、2' 圧力対抗板 3 吸込み工具 4 反加熱板 4' 加熱手段 4''絶縁板 4''' 搬送板 5 矢印 6 矢印 7 截頭円錐状突出部 8 凹部 9 プラスチック板 10 縁部 11 半殻 12 側壁 13 底部 15 ケーシング状ネック 16 開口 17 接触面 19 受容空間 20 固定装置 21 加熱板 22 開口 23 パイプ 24 直角部材 25 アンダーカット
領域 26 凹み部 27 中央部 28 接触面 29 プラスチック板 30 開口 31 側壁 32 縁部 33 ヒンジ 37 支柱 39 表面 40 境界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘイコ バブ ドイツ国 ディー55294 ボーデンハイム ガウストラッシェ77

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに関して2つの方向5、6に動くこと
    ができる深い絞り込み工具3を圧力対抗板2を備えてい
    る貝殻状のプラスチックの半殻の縁部にネック領域の深
    い絞り込み部を形成するための装置であって、 前記深い絞り込み工具3は、貝殻状に深い絞り込み空胴
    部29を含んでおり、かつ前記縁部32における側壁3
    1の中に凹所30を備えているものにおいて、前記圧力
    対抗板2は、前記深い絞り込み工具3に面している接触
    面17の中に少なくとも1個の開口部16を有してお
    り、当該開口部は、第1の引込み位置IIIにおいては前
    記接触面17の背後に同一面上に配置され、かつ第2の
    密閉位置IVにおいては深い絞り込み工具3の縁部32に
    おける前記凹所30の中へ突出するように配設されてい
    る少なくとも前記2つの位置III、IVへ移動可能である
    弾性モールド部25の後部に隣接している受容空間19
    を有していることを特徴とするプラスチックの縁部にネ
    ック領域の深い絞り込み部を形成するための装置。
  2. 【請求項2】前記弾性モールド部25はゴム製であり、
    かつ外側に2個の固定基部35を有しており、かつ前記
    深い絞り込み工具3の前記縁部32における凹所30に
    マッチする中央部27をその中心部に備えており、当該
    中央部は、ヒンジ33により前記固定基部35に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記弾性モールド部25の高さhは、前記
    圧力対抗板2の中の開口16の高さH及び前記プラスチ
    ック半殻11のネック領域15の高さhaに等しいこと
    を特徴とする請求項1または2項のいずれかに記載の装
    置。
  4. 【請求項4】前記圧力対抗板2の中の受容空間19は、
    前記弾性モールド部25の前記固定基部35を保持する
    ための手段を備えており、かつ液体用の開口22をも有
    していることを特徴とする請求項1ないし3項のいずれ
    かに記載の装置。
  5. 【請求項5】前記弾性モールド部25の中央部27の外
    面39上に、前記深い絞り込み工具3に対面して境界部
    40が設けられていることを特徴とする請求項1ないし
    4項のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】前記圧力対抗板2は、後方で広がっている
    受容空間19を有する複数の開口16を備えていること
    を特徴とする請求項1ないし5項のいずれかに記載の装
    置。
JP5248759A 1992-09-10 1993-09-09 プラスチック製半殻状材料上にネック領域を形成する装置 Pending JPH06226841A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE4230305A DE4230305A1 (de) 1992-09-10 1992-09-10 Vorrichtung zum Formen des Halsbereiches an einer Kunststoffhalbschale
DE4230305.2 1992-09-10

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Publication Number Publication Date
JPH06226841A true JPH06226841A (ja) 1994-08-16

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JP5248759A Pending JPH06226841A (ja) 1992-09-10 1993-09-09 プラスチック製半殻状材料上にネック領域を形成する装置

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US (1) US5425627A (ja)
EP (1) EP0586921B1 (ja)
JP (1) JPH06226841A (ja)
AT (1) ATE151337T1 (ja)
DE (2) DE4230305A1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0586921A1 (de) 1994-03-16
ATE151337T1 (de) 1997-04-15
DE4230305A1 (de) 1994-03-17
DE59306091D1 (de) 1997-05-15
EP0586921B1 (de) 1997-04-09
US5425627A (en) 1995-06-20

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