JPH06224763A - A/d変換回路 - Google Patents
A/d変換回路Info
- Publication number
- JPH06224763A JPH06224763A JP961493A JP961493A JPH06224763A JP H06224763 A JPH06224763 A JP H06224763A JP 961493 A JP961493 A JP 961493A JP 961493 A JP961493 A JP 961493A JP H06224763 A JPH06224763 A JP H06224763A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- converter
- resolution
- signal
- input
- input signal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 予め決まった分解能を持つA/D変換器を用
いて、それよりも高い分解能を容易に得られるようにす
る。 【構成】 所定の分解能を持つA/D変換器2の前段に
は、入力信号に三角波やのこぎり波などの微小な交流信
号を加算する加算器1を設ける一方、A/D変換器2の
後段には積分器3を設け、この積分器3を介してA/D
変換器2の出力を平均化することにより、実質的に分解
能を向上させる。
いて、それよりも高い分解能を容易に得られるようにす
る。 【構成】 所定の分解能を持つA/D変換器2の前段に
は、入力信号に三角波やのこぎり波などの微小な交流信
号を加算する加算器1を設ける一方、A/D変換器2の
後段には積分器3を設け、この積分器3を介してA/D
変換器2の出力を平均化することにより、実質的に分解
能を向上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分解能を上げること
が可能なA/D(アナログ/ディジタル)変換回路に関
する。
が可能なA/D(アナログ/ディジタル)変換回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のA/D変換器は固有の分
解能を有しており、例えば8ビット変換器,10ビット
変換器のようにそのビット数が予め決められているのが
一般的である。
解能を有しており、例えば8ビット変換器,10ビット
変換器のようにそのビット数が予め決められているのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、高い分解能
を必要とするときは、ビット数の多い変換器を用いなけ
ればならないことから、一般にコスト高になるという問
題がある。したがって、この発明の課題は予め決まった
ビット数のA/D変換器を用いて、それよりも高い分解
能を得ることができるA/D変換回路を提供することに
ある。
を必要とするときは、ビット数の多い変換器を用いなけ
ればならないことから、一般にコスト高になるという問
題がある。したがって、この発明の課題は予め決まった
ビット数のA/D変換器を用いて、それよりも高い分解
能を得ることができるA/D変換回路を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、A/D(アナログ/ディジタ
ル)変換器の入力側には入力信号に三角波,のこぎり波
を含む微小な交流信号を加算する加算器を設ける一方、
A/D変換器の出力側には変換器出力を平均化する積分
器を設けたことを特徴としている。
るため、この発明では、A/D(アナログ/ディジタ
ル)変換器の入力側には入力信号に三角波,のこぎり波
を含む微小な交流信号を加算する加算器を設ける一方、
A/D変換器の出力側には変換器出力を平均化する積分
器を設けたことを特徴としている。
【0005】
【作用】或る一定の分解能を持つA/D変換器の入力信
号に、三角波,のこぎり波を含む微小な交流信号を重畳
し、A/D変換器の出力を平均化するだけの簡単な構成
により、A/D変換器の分解能を向上させる。
号に、三角波,のこぎり波を含む微小な交流信号を重畳
し、A/D変換器の出力を平均化するだけの簡単な構成
により、A/D変換器の分解能を向上させる。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示すブロック図
で、1は演算増幅器(オペアンプ)OPおよび抵抗R1
〜R3などからなる加算器、2は低分解能のA/D変換
器、3は積分器である。T1は信号入力端子、T2は付
加信号の入力端子をそれぞれ示している。すなわち、或
る一定の分解能を持つA/D変換器2の入力側には加算
器1を、またその出力側には積分器3をそれぞれ付加
し、加算器1により入力信号に図のような三角波P1を
重畳して、A/D変換器2でA/D変換を行なわせ、し
かる後積分器3によりその出力を平均化する。このと
き、積分器3はディジタル信号を積分することから、マ
イコン等のソフト処理によって積分機能を持たせるよう
にしたものが用いられる。
で、1は演算増幅器(オペアンプ)OPおよび抵抗R1
〜R3などからなる加算器、2は低分解能のA/D変換
器、3は積分器である。T1は信号入力端子、T2は付
加信号の入力端子をそれぞれ示している。すなわち、或
る一定の分解能を持つA/D変換器2の入力側には加算
器1を、またその出力側には積分器3をそれぞれ付加
し、加算器1により入力信号に図のような三角波P1を
重畳して、A/D変換器2でA/D変換を行なわせ、し
かる後積分器3によりその出力を平均化する。このと
き、積分器3はディジタル信号を積分することから、マ
イコン等のソフト処理によって積分機能を持たせるよう
にしたものが用いられる。
【0007】このようにすれば、例えば図2にAで示す
ような信号の入力時にBの如き信号を重畳すれば、A/
D変換器2としてはこれを分解能の上のレベルLtまた
は下のレベルLbのいずれかとして読む確率を高くする
ことができ、その確率は入力信号の大きさによって変わ
る。例えば、図示のように入力信号が丁度中間のレベル
にあるときは、上のレベルLtとして読む確率,または
下のレベルLbとして読む確率はそれぞれ50%ずつと
いうことになる。したがって、A/D変換器2で読み込
んだ値を平均化することにより、使用しているA/D変
換器2の分解能以上の分解能を得ることが可能となる。
ような信号の入力時にBの如き信号を重畳すれば、A/
D変換器2としてはこれを分解能の上のレベルLtまた
は下のレベルLbのいずれかとして読む確率を高くする
ことができ、その確率は入力信号の大きさによって変わ
る。例えば、図示のように入力信号が丁度中間のレベル
にあるときは、上のレベルLtとして読む確率,または
下のレベルLbとして読む確率はそれぞれ50%ずつと
いうことになる。したがって、A/D変換器2で読み込
んだ値を平均化することにより、使用しているA/D変
換器2の分解能以上の分解能を得ることが可能となる。
【0008】図3はA/D変換器の入力回路例を示す回
路図である。これは、端子T1に入力される入力信号に
対し、端子T2からスイッチング素子TRを介してP2
の如きパルス信号を与えるようにしたものである。な
お、入力信号に重畳する微小信号(付加または重畳信
号)としては、この外にのこぎり波や台形波なども考え
られる。また、Vccは電源電圧、端子T3,T4はA
/D変換器の接続端子をそれぞれ示している。
路図である。これは、端子T1に入力される入力信号に
対し、端子T2からスイッチング素子TRを介してP2
の如きパルス信号を与えるようにしたものである。な
お、入力信号に重畳する微小信号(付加または重畳信
号)としては、この外にのこぎり波や台形波なども考え
られる。また、Vccは電源電圧、端子T3,T4はA
/D変換器の接続端子をそれぞれ示している。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、ある一定の分解能を
持つA/D変換器の入力信号に、三角波,のこぎり波を
含む微小な交流信号を重畳し、A/D変換器の出力を平
均化するだけの簡単,かつ安価な構成で、容易にA/D
変換器の分解能を上げられるという利点が得られる。
持つA/D変換器の入力信号に、三角波,のこぎり波を
含む微小な交流信号を重畳し、A/D変換器の出力を平
均化するだけの簡単,かつ安価な構成で、容易にA/D
変換器の分解能を上げられるという利点が得られる。
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の作用を説明するための説明図であ
る。
る。
【図3】図1における入力回路の別の例を示す回路図で
ある。
ある。
1…加算器、2…A/D変換器、3…積分器、OP…演
算増幅器(オペアンプ)、P1,P2…付加(重畳)信
号、TR…スイッチング素子、T1〜T3…端子、Vc
c…電源電圧。
算増幅器(オペアンプ)、P1,P2…付加(重畳)信
号、TR…スイッチング素子、T1〜T3…端子、Vc
c…電源電圧。
Claims (1)
- 【請求項1】 A/D(アナログ/ディジタル)変換器
の入力側には入力信号に三角波,のこぎり波を含む微小
な交流信号を加算する加算器を設ける一方、A/D変換
器の出力側には変換器出力を平均化する積分器を設けた
ことを特徴とするA/D変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP961493A JPH06224763A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | A/d変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP961493A JPH06224763A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | A/d変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06224763A true JPH06224763A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11725175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP961493A Pending JPH06224763A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | A/d変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06224763A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525436A (ja) * | 2000-03-01 | 2003-08-26 | レイセオン・カンパニー | 改良された光ファイバジャイロスコープ |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP961493A patent/JPH06224763A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525436A (ja) * | 2000-03-01 | 2003-08-26 | レイセオン・カンパニー | 改良された光ファイバジャイロスコープ |
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