JPH06224601A - ポラライザ極性切換え回路 - Google Patents

ポラライザ極性切換え回路

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JPH06224601A
JPH06224601A JP112193A JP112193A JPH06224601A JP H06224601 A JPH06224601 A JP H06224601A JP 112193 A JP112193 A JP 112193A JP 112193 A JP112193 A JP 112193A JP H06224601 A JPH06224601 A JP H06224601A
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JP
Japan
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terminal
polarizer
operational amplifier
power supply
polarity
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Application number
JP112193A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Hatakeyama
義隆 畠山
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な回路構成で、コスト的に高い部品を使
用する必要を無くす。 【構成】 差動アンプ部3、バッファ5及びドライバ部
6を含む定電流コントローラ部4等を全て正負の電源電
圧+B、−Bで動作させる。差動アンプ部3からはスキ
ュー信号SKEWの電圧レベルに応じた正負の極性の直流電
位が形成され、該電圧によってコンプリメンタリのSE
PP構成のトランジスタ24、25が駆動制御される。
従って、ポラライザコイルに流れる電流の極性が反転さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポラライザ極性切換え回
路、特に偏波方式切換えの際に必要なポラライザ極性切
換え回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2及び図3を参照して、極性切換えに
ついて説明する。放送衛星(以下、単にBS衛星と称す
る)からは円偏波の電波が送出されており、通信衛星
(以下、単にCS衛星と称する)からは水平或いは垂直
偏波の電波が送出されている。図3に示されるように、
BS衛星或いはCS衛星からの電波は、パラボラアンテ
ナ51にて受信され反射された後に、LNB(Low Nois
e Brockdown convertor)に入力される。
【0003】図3には、CS衛星放送用のLNB52の
前端に設けられているフイードホーン(Feedhorn)と称
される電磁ホーン部53と、該電磁ホーン部53に続い
て設けられポラライザ(Polerizer)と称される導波管
部54とが示されている。導波管部54の内部には、抵
抗器、誘電体等が設けられており、導波管部54の外部
には、ポラライザコイル55が巻回されている。尚、端
子55a、55bはポラライザコイル55に電流を供給
するための端子である。
【0004】パラボラアンテナ51にて反射せしめられ
た電波は、電磁ホーン部53を介して導波管部54に導
かれる。この導波管部54内では、上述の電波から不要
な偏波成分が、抵抗器、誘電体、ポラライザコイル55
にて除去され、所望の偏波成分のみが取り出され続くコ
ンバータに供給される。
【0005】この導波管部54では、電磁ホーン部53
を介して導入される信号の垂直偏波と水平偏波とを分け
る機能を持っている。主流はマグネティックポラライザ
と称され図4に示されている型である。ポラライザコイ
ル55によって磁界を加え、ポラライザコイル55に流
す電流の向きを変えることによって磁界の向きを変え、
これによって、垂直偏波と水平偏波とを選別するもので
ある。
【0006】上述のポラライザコイル55に電流を供給
すると共に、極性を切り換える電流制御回路61の回路
が図4に示されている。この電流制御回路61は、図示
せぬマイクロコンピュータから供給されるスキュー信号
SKEWの電流レベルを制御するアンプ62と、ドライバ部
64を内蔵し出力を定電流化する定電流コントローラ部
63と、前述のポラライザコイル55に電流を供給する
と共に極性の切換えを行う極性切換え回路65から構成
されている。
【0007】図4に於いて、図示せぬマイコンのスキュ
ー端子は端子67、抵抗68を介してオペアンプ69の
非反転入力端子に接続される。オペアンプ69の出力端
子は、オペアンプ73の非反転入力端子に接続されてい
ると共に、抵抗70、71を介して反転入力端子にフィ
ードバックされている。抵抗71の他端側は抵抗72を
介してアースされている。このオペアンプ69と、抵抗
68、70、71、72とによって非反転増幅回路とし
てのアンプ62が構成されている。
【0008】オペアンプ73は片電源用のものが使用さ
れており、オペアンプ73の一方の電源供給端子には、
電源電圧+Bの電源ライン74が接続されている。オペ
アンプ73の他方の電源供給端子はアースされている。
オペアンプ73の非反転入力端子は前述のオペアンプ6
9の出力端子及び、抵抗70の一端側と接続されてお
り、反転入力端子は後述するトランジスタ76のエミツ
タの電位がフィードバックされている。オペアンプ73
の出力端子は、FET75のゲートに接続されている。
【0009】オペアンプ73、FET75、トランジス
タ76、抵抗77等は定電流回路を構成している。FE
T75の電極の一方、例えば、ドレインは抵抗77を介
して電源ライン74に接続されている。また、FET7
5のソースは、トランジスタ76のベースに接続されて
いる。トランジスタ76のコレクタは抵抗77を介して
電源ライン74に接続され、ベースはFET75のソー
スに接続され、エミツタは前述のオペアンプ73の反転
入力端子とリレー78の端子78dに接続されている。
【0010】このFET75はトランジスタ76の温度
変動をコントロールするものである。即ち、このコント
ロールは、電源電圧+Bが抵抗77によって電流に変換
され、該電流はFET75とトランジスタ76に分流し
た後に再び合流してトランジスタ76のエミッタから出
力されることによって実現される。該トランジスタ76
のエミッタ電位が、前述のオペアンプ73の反転入力端
子にフィードバックされていることにより、該エミッタ
電圧が定電圧となるように制御されている。
【0011】リレー78の端子78aは、リレー78の
端子78gとポラライザコイル55の接続端子79bに
接続されている。リレー78の端子78bは、トランジ
スタ76のエミツタに接続されている。リレー78の端
子78cは、リレー78の端子78eとポラライザコイ
ル55の接続端子79aに接続されている。
【0012】リレー78の端子78d及び78hの間に
はコイル80が接続されている。該端子78dは、ダイ
オード81のカソード側、電源ライン74に接続されて
いる。端子78hには、ダイオード81のアノード側及
び、トランジスタ82のコレクタに接続されている。
【0013】リレー78の端子78gは、リレー78の
端子78aとポラライザコイル55の接続端子79bに
接続されている。リレー78の端子78fはアースされ
ている。リレー78の端子78eは、リレー78の端子
78cとポラライザコイル55の接続端子79aに接続
されている。
【0014】ダイオード81は、逆起電圧吸収用のダイ
オードであり、該ダイオード81のアノード側には、ト
ランジスタ82のコレクタが接続されている。このトラ
ンジスタ82のエミツタはアースされており、ベース側
は抵抗84を介して端子85に接続されている。
【0015】図示せぬマイコンのスキュー端子から(0.
5〜4.5V)のスキュー信号SKEWが供給される。このスキ
ュー信号SKEWは、抵抗68を介しオペアンプ69の非反
転入力端子に供給される。このスキュー信号SKEWは、ア
ンプ62により所定の増幅度で増幅され、出力電圧が定
電流コントローラ部63のオペアンプ73の非反転入力
端子に供給される。
【0016】オペアンプ73は、ポラライザコイル55
に定電流を供給するための制御動作を行うものである。
このオペアンプ73は、(+)入力端子に供給されるオ
ペアンプ69の出力電位と、フィードバックされ(−)
入力端子に供給されるトランジスタ76のエミッタ電位
との間のレベル差を解消すべく動作する。
【0017】ドライバ部64、即ち、トランジスタ76
のエミッタからは定電流が取り出され、該定電流は、リ
レー78の端子78bに供給される。また、トランジス
タ76のエミッタ電圧がオペアンプ73の反転入力端子
に供給される。
【0018】一方、図示せぬマイコンからは極性切り換
え信号が、端子85、抵抗84を介してトランジスタ8
2のベースに印加される。極性切り換え信号がハイレベ
ルの時は、抵抗84によってベース電流が流れ、該ベー
ス電流が、ベースからエミッタを経てアースに流れる。
【0019】この時、電源ライン74からリレー78の
端子78d、コイル80b、端子78hを経て、トラン
ジスタ82のコレクタからアースに至る電流経路が形成
されるため、上述のコイル80が励磁される。
【0020】従って、リレー78は端子78b及び78
c、78f及び78gが接続されるため、トランジスタ
76のエミッタから供給される電流は端子78c、79
aを介してポラライザコイル55に供給される。これと
共に、ポラライザコイル55からの電流が端子79b、
78g、78fを介してアースに至る。
【0021】一方、上述の極性切り換え信号がローレベ
ルの時はコイル80が励磁されないため、リレー78は
端子78a及び78b、78e及び78fが接続され
る。従って、トランジスタ76のエミッタから供給され
る電流は端子78b、78a、79bを介してポラライ
ザコイル55に供給される。これと共に、ポラライザコ
イル55からの電流が端子79a、78e及び78fを
介してアースに至る。
【0022】このようにして、マイコンから供給される
極性切り換え信号でトランジスタ82のオン・オフを制
御せしめ、これによって、リレー78の接続状態を切り
換えてポラライザコイル55に供給される電流の極性を
切り換えている。尚、ダイオード81は、逆起電圧吸収
用のダイオードであり、コイル80の励磁、非励磁の切
り替わり時に発生する逆起電圧を吸収するためのもので
ある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術にあっ
ては、ポラライザコイル55に対する定電流の供給、該
定電流の極性切り換え等に際し、マイコンから供給され
るスキュー信号SKEW、極性切り換え信号の二つを用いて
いるので、回路構成が簡易なものとなっていないという
問題点があった。
【0024】また、定電流の極性切り換えに際しては、
単電源電圧を用いていることから、高価な小型のリレー
78を使用しなくてはならないという問題点があった。
このリレー78は、コスト的に大きな比重を占めている
ため、該リレー78を使用する限りでは大幅にコストダ
ウンすることは困難であるという問題点があった。
【0025】本発明は、前記問題点を解消するべくなさ
れたものであって、本発明の課題は、簡易な回路構成で
且つコスト的に高い部品を使用する必要のないポラライ
ザ極性切換え回路を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決するため、放送信号の偏波切換えを行うためポラライ
ザコイルに流れる電流の極性を切換えるポラライザ極性
切換え回路に於いて、二値化されたステップ電圧を、正
負何れかの極性の電圧に変換する手段と、上記正負の極
性の電圧に基づき動作する相補的なプッシュプル回路手
段とを備えた構成としている。
【0027】
【作用】二値化された制御信号のステップ電圧が、正負
何れかの極性の電圧に変換される。そして、該電圧によ
って、相補的なプッシュプル回路手段が動作せしめられ
る。この相補的なプッシュプル回路手段により形成され
る電流がポラライザコイルに流れる。従って、上記電圧
の極性に応じて、ポラライザコイルに流れる電流の極性
が切り換えられる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。尚、以下の一実施例では、ポラライザコイルに
定電流を供給するための回路構成のみが異なり、電磁ホ
ーン部、導波管部、ポラライザコイル等の構成、作用は
従来技術と同様であるため重複する説明を省略する。
【0029】図1の構成において、図示せぬポラライザ
コイルに電流を供給すると共に、極性を切り換える電流
制御回路1の回路が図1に示されている。この電流制御
回路1は、図示せぬマイクロコンピュータから供給され
るスキュー信号SKEWの電圧レベルに対応する信号を出力
する差動アンプ部3と、バッファ5及びドライバ部6を
内蔵し出力を定電流化する定電流コントローラ部4とか
ら構成されている。
【0030】図1に於いて、図示せぬマイコンのスキュ
ー端子は、端子10、抵抗11を介してオペアンプ12
の非反転入力端子に接続される。オペアンプ12の出力
端子は、オペアンプ20の非反転入力端子に接続されて
いると共に、抵抗13を介して非反転入力端子にフィー
ドバックされている。一方、電源電圧+B側の電源ライ
ン47がオペアンプ12の一方の電源供給端子に接続さ
れ、また、電源電圧−B側の電源ライン48がオペアン
プ12の他方の電源供給端子に接続されている。
【0031】上述の電源ライン47は、抵抗14、15
を介してアースされている。該抵抗14、15の中点が
抵抗16の一端側に接続されている。該抵抗16の他端
側は、オペアンプ12の反転入力端子に接続されている
と共に、抵抗17を介してアースされている。
【0032】オペアンプ20の一方の電源供給端子に
は、電源電圧+B側の電源ライン47が接続されてお
り、オペアンプ20の他方の電源供給端子には、電源電
圧−B側の電源ライン48が接続されている。オペアン
プ20の非反転入力端子は前述のオペアンプ12の出力
端子と接続されており、反転入力端子は後述するトラン
ジスタ24、25の共通エミツタ電位がフィードバック
されている。オペアンプ20の出力端子は、バッファ5
を構成しているオペアンプ21の非反転入力端子に接続
されている。
【0033】オペアンプ21の一方の電源供給端子に
は、電源電圧+B側の電源ライン47が接続されてお
り、オペアンプ21の他方の電源供給端子には、電源電
圧−B側の電源ライン48が接続されている。オペアン
プ21の出力端子は反転入力端子にフィードバックされ
て接続されており、ボルテージフォロワが構成されてい
る。また、オペアンプ21の出力端子は、ダイオード2
2のアノード側、ダイオード23のカソード側に接続さ
れている。
【0034】ダイオード22のカソード側はトランジス
タ24のベースに接続されている。該トランジスタ24
のコレクタは抵抗27を介して電源電圧+B側の電源ラ
イン47に接続されており、トランジスタ24のエミッ
タはトランジスタ25のエミッタ、オペアンプ20の反
転入力端子、ポラライザコイルへの接続端子27a等に
接続されている。
【0035】ダイオード23のアノード側はトランジス
タ25のベースに接続されている。該トランジスタ25
のコレクタは抵抗26を介して電源電圧−B側の電源ラ
イン48に接続されており、トランジスタ25のエミッ
タはトランジスタ24のエミッタ、オペアンプ20の反
転入力端子、ポラライザコイルへの接続端子27a等に
接続されている。
【0036】トランジスタ24、25はコンプリメンタ
リのシングルエンディッドプッシュプル構成とされてお
り、共通エミッタ電位が前述のオペアンプ20の反転入
力端子にフィードバックされていると共に、トランジス
タ24、25の共通エミッタからの電流が接続端子27
aを介してポラライザコイルに供給されている。尚、ポ
ラライザコイルへの接続端子27bはアースされてい
る。
【0037】上述の共通エミッタ電位が前述のオペアン
プ20の反転入力端子にフィードバックされることによ
って、該共通エミッタ電位が定電圧となるように制御さ
れている。
【0038】図示せぬマイコンのスキュー端子からは、
A/D変換されマイコンのステップに対応する(0.5〜
4.5V)のスキュー信号SKEWが供給される。ここで、セ
ンター電圧(スキュー0レベル、DC2.5V)にした
時、差動アンプ部12の出力、即ち、図中、矢示A点に
おける電圧レベルがDC0Vになるように差動アンプ部
13の定数が選択される。
【0039】この結果、スキュー(+100、DC+4.5V)
の場合にはA点の電位VA(=+4.5V)、スキュー(-10
0、DC+0.5V)の場合にはA点の電位VA(=-4.5V)
となる。このA点の電位VAが定電流コントローラ部4
のオペアンプ20の非反転入力端子に印加される。
【0040】オペアンプ20は、ポラライザコイルに定
電流を供給するための制御動作を行うものである。この
オペアンプ20は、(+)入力端子に供給される差動ア
ンプ部12の出力電位と、フィードバックされ(−)入
力端子に供給されるトランジスタ24、25の共通エミ
ッタ電位との間のレベル差を解消すべく動作する。オペ
アンプ20の出力電位は、バッファ5を介してドライバ
部6に供給される。
【0041】ドライバ部6では、バッファ5から供給さ
れる電位が、ダイオード22、23を介してトランジス
タ24、25のベースに印加される。バッファ5から供
給される電位が、(+)側でハイレベル、例えば、(+4.
5)Vの場合には、トランジスタ24がオンしエミッタか
ら供給される電流が接続端子27aを介してポラライザ
コイルに供給される。このとき接続端子27bを介して
ポラライザコイルから供給される電流はアースに至る。
【0042】また、エミッタ電位は定電流コントローラ
部4のオペアンプ20の反転入力端子にフィードバック
される。これによって、接続端子27a、27b間は一
定電圧となり、負荷であるポラライザコイルには一定の
電流が流れる。この状態におけるポラライザコイルの極
性が第一の極性とされる。
【0043】バッファ5から供給される電位が、(−)
側でハイレベル、例えば、(-4.5)Vの場合には、トラン
ジスタ25がオンする。この場合には、ポラライザコイ
ルから接続端子27aを介して供給される電流がエミッ
タからコレクタ、抵抗26を介して電源電圧−Bに流れ
る。アースから接続端子27bを介してポラライザコイ
ルに電流が供給される。また、エミッタ電位は定電流コ
ントローラ部4のオペアンプ20の反転入力端子にフィ
ードバックされる。
【0044】これによって、接続端子27a、27b間
は一定電圧となり、負荷であるポラライザコイルには一
定の電流が流れる。この状態におけるポラライザコイル
の極性が第二の極性とされ、前述の第一の極性と反対の
極性とされる。ポラライザコイルのインピーダンスは7
5Ωであるから電流は±60mAまで制御できる。
【0045】この一実施例では、差動アンプ部3、バッ
ファ5及びドライバ部6を含む定電流コントローラ部4
等が全て正負の電源電圧+B、−Bで動作せしめられて
いる。また、差動アンプ部3からはスキュー信号SKEWの
電圧レベルに応じた正負の極性の直流電位が形成され、
オペアンプ20の出力が(+)側にてハイレベルとされ
る場合には、トランジスタ24がオンしエミッタ側から
供給される電流が接続端子27aを介してポラライザコ
イルに供給され、このとき接続端子27bを介してポラ
ライザコイルから供給される電流はアースに至る。ま
た、オペアンプ20の出力が(−)側にてハイレベルと
される場合には、トランジスタ25がオンし、ポラライ
ザコイルから接続端子27aを介して供給される電流が
エミッタからコレクタ、抵抗26を介して電源電圧−B
に流れ、アースから接続端子27bを介してポラライザ
コイルに電流が供給される。これによって、ポラライザ
コイルに流れる電流の極性が反転される。
【0046】従って、回路構成を簡易にできる。また、
正負両極性の電源電圧を用いていることから、高価な小
型のリレーを使用する必要がなく、コストダウンを実現
できる。また、スキュー信号SKEWだけで、極性の切り換
えを実現できるので、マイコンの出力ポートを1つ節約
できる。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、回路構成を簡易にで
きるという効果がある。また、小型のリレーというよう
な高価な部品を使用する必要がなく、コストダウンを実
現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】BS放送受信システムを示す従来技術の図であ
る。
【図3】ポラライザコイルの配置を示す従来技術の図で
ある。
【図4】従来技術の例を示す回路図である。
【符号の説明】
1、61 電流制御回路 3 差動アンプ部 6 ドライバ部 55 ポラライザコイル SKEW スキュー信号
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/20 7251−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送信号の偏波切換えを行うためポララ
    イザコイルに流れる電流の極性を切換えるポラライザ極
    性切換え回路に於いて、 二値化されたステップ電圧を、正負何れかの極性の電圧
    に変換する手段と、 上記正負の極性の電圧に基づき動作する相補的なプッシ
    ュプル回路手段とを備えたことを特徴とするポラライザ
    極性切換え回路。
JP112193A 1993-01-07 1993-01-07 ポラライザ極性切換え回路 Pending JPH06224601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP112193A JPH06224601A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 ポラライザ極性切換え回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290592A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Fujitsu Ltd 駆動回路および光スイッチ
JP2017524300A (ja) * 2014-07-24 2017-08-24 ルネサス・エレクトロニクス・ヨーロッパ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングRenesas Electronics Europe Gmbh ハイサイドスイッチング素子のスルーレートを制御するための回路

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