JPH0622038B2 - 地図図面データの検索方法 - Google Patents

地図図面データの検索方法

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JPH0622038B2
JPH0622038B2 JP61003443A JP344386A JPH0622038B2 JP H0622038 B2 JPH0622038 B2 JP H0622038B2 JP 61003443 A JP61003443 A JP 61003443A JP 344386 A JP344386 A JP 344386A JP H0622038 B2 JPH0622038 B2 JP H0622038B2
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筒井  和雄
幹雄 依田
信行 森崎
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地図をベクトル情報として記憶する地図図面管
理システムの地図図面データの検索方法に関する。
〔従来の技術〕
地図図面データは1/500から1/2500の縮尺になる
と詳細な個人名や道路状況までが記録可能であり、その
データを誰れでもが自由に見れると個人のプライバシー
の侵害や、都市計画等が事前に漏れることにより土地買
占めに利用される恐がある。このため、データ暗号化が
必要となる。
データを暗号化して機密保護を図る方法として、例えば
特開昭56−40343に示されるように入力データを数ビッ
ト毎に分割し、それぞれ任意の数バイトに配置し、暗号
化処理をし、又はそれ以上のバイト単位で行なうように
することにより、処理時間を短縮するもので知られてい
る。しかし、この方法はデータを記憶する必要のない通
信文の暗号化のときは有効であるが、図形データフアイ
ルのようにデータ記憶が必要な場合には記憶容量が大き
くなるという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
地図図面データは記憶媒体として磁気デイスク装置や磁
気テーブ装置、フロツピーデイスク装置等を用いるた
め、そのデータは容易に複写することが可能である。こ
のため、データ検索時にパスワードをつけて検索不可能
な方法をとつても、複写されたデータは自由に読み出し
が可能であり、機密保護を図ることができないという問
題があつた。
本発明の目的は、地図図面データを暗号化するために、
地図データの基本となる線データを複数個のブロツクに
分割再配列することにより、地図図面データの検索方法
を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題点を解決するため、地図図面データ
を複数個のブロツクに分割したとき、その線分データの
始点と終点が複数ブロツクに渡るもの、およびその中で
地図上では道路を示す平行線となつているものを抽出
し、それぞれの始点、終点座標を暗号キーワードに従つ
て他のブロツクに座標変換して暗号化データにしたもの
である。
〔作用〕
地図図面データの中で重要な図形識別条件である道路図
形を暗号化して、地図図面データそのものが暗号キーワ
ードなしでは解読でないようにする。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第1
図は、本発明による地図図面データの座標変換による暗
号化表示図面の一例を示した図で地図図面管理の中心と
なる1/500、あるいは1/2500縮尺の地図データを
暗号化するため、複数ブロツクに分割し、かつベクトル
情報で表わされる各交点を示したものである。第1図
(a)は暗号化前の地図図面であり、地図の中で最も重
要な図形である道路部分を示している。データを暗号化
するためには最短時間で効率の良い暗号処理をすること
がポイントであり、本発明では1枚の地図図面をブロツ
ク分割した場合、複数ブロツクに渡る線データを抽出し
て、その線データの終点座標を、暗号ブロツクキーワー
ドを用いて座標変換する。第1図(b)は第1図(a)
を暗号ブロツクキーワード点(第1の任意基準点)Kに
より座標変換された結果を示す図であり、道路構成が全
くわからなくなり、図面暗号化が達成できる。
次にこのような暗号化データを実現するための手法につ
いて、以下第2図〜第5図で説明する。
第2図は地図図面データベースの構成を示した図であ
る。第2図の1が地図図面であり、この図面データはそ
の図形構成から複数の層に分離されており、道路図形
2、家枠図形3、配管図形4等から成り立つている。地
図図面データベースは利用形態によつて、上記の層を組
み合せて使用するが地図で最も重要なのが道路であり、
この道路拡張計画を行なう都市計画向では、特にこれか
ら数年後の道路工事予定の情報が外部に漏れることは土
地買収時の値上がりをねらって、事前に土地の買占めが
行なわれることになり土地の利権上極めて問題となる点
である。したがって、地図図面データの機密保持のた
め、特に道路部分に着目して道路の特徴点である線デー
タが長いこと、及びその線データがほぼ平行線となつて
いる点を暗号化する際の対象としている。
第3図は地図図面管理システム構成である。第3図にお
いて5は処理を実行するCPU7は地図図面データを格
納するためのフアイル装置、6は図面データ検索や編集
暗号化などの処理実行をするためのプログラムや処理中
のデータを記憶するためのメインメモリ、9は処理結果
の図形や文字を表示するためのCRT10はコマンドや
暗号キーを入力するためのキーボード、11はメニユー
選択や座標位置を入力するためのタブレツト、12は座
標位置を指定するためのスタイラス、8は図面をスキヤ
ンして濃淡階調化し、デジタル画像を得、コード化した
データを得るための図面入力装置である。このような構
成において、第1図(2)のような暗号化データに変換
するのに必要な手順について、第4図の地図図面データ
を基にどのように暗号化されるか第5図の処理の流れ図
にそつて説明する。
まず、あらかじめ第3図のフアイル装置7に記憶されて
いる地図図面データベースは1枚の地図が第4図のよう
な線データn本の情報から構成されいる。各データは始
点と終点の座標によりその位置と方向、大きさが決ま
る。
第5図の流れ図ステツプS401では暗号化の単位とな
る1枚の地図を第1図のように複数ブロツク(第1図で
は16分割)に分割し、各ブロツクにNOを1,2,3
……と順次つける。ステツプS402は第4図の線デー
タ1〜nの中から始点および終点座標がステツプS40
1で分割されたどのブロツクNOに対応するかを算出
し、その始点および終点が異なるブロツクNOにあるも
のだけを抽出する。ステツプS403はステツプS40
2で抽出された線分データの終点座標を暗号化するた
め、終点座標を原点対象変換する際の原点を含むブロツ
クNOを1次変換暗号キーワードkとして与えられる
と終点座標のX座標、Y座標をそれぞれ第1の任意基準
点を中心点として対称座標変換する。この処理は第6図
で示すように1枚の地図を1〜16に16分割した場
合、その分割ブロツクNO6−1が1〜16と割り付け
られる。いま、始点座標(x1,y1)終点座標(x2,y2
なる複数ブロツクに渡る線分データ6−2を暗号化デー
タの例にとる。暗号化される終点座標(x2,y2)は1次
変換暗号キーワードk1であるブロツクNO6−3の原点
(xk1,yk1)を中心に原点対象変換されると、終点座標
は(2xk1−x2,2yk1−y2)となり、このデータが暗号
キーワードk1による暗号化データとなる。ステツプS4
03で求められる暗号化データ線データが平行、あるい
はほぼ平行に近い図形の場合、暗号化後もその図形形状
を残すことになり、特に平行線データを特徴とする道路
図形の暗号化に効果がない。したがって、ステツプS4
04はキーワードk1による1次暗号変換後も平行線デー
タとなつている線データを抽出するものである。抽出方
法は次のような手順をとる。まず、複数ブロツクに始
点、および終点座標が渡つている線データの傾きを順
次、次式(1)で求める。
ここで、ra:a番目の線データの傾き x2a-1,x2a:a番目の線データのx座標の始点と終点 y2a-1,y2a:a番目の線データのy座標の始点と終点 b番目の線データの傾きrbは(1)式で求められ、その
傾きが次の(2)式あるいは(3)式を満足すると、a
番目およびb番目の線データは平行であると判定する。
ra=rb ……(2) ra−rbε ……(3) ただし、ε:傾き誤差許容値 ステツプS405では同一平行線と判定された線データ
の中から線データ群の配列の若い方を2次変換暗号化対
象平行線として該当線データの始点座標を暗号データ変
換する。即ち、第7図において2本の線データ7−2,
7−6が平行線データであるとすると、第6図と同様に
この線データをステツプS401からステツプS403
までの処理により1次変換暗号化すると線データ7−
5,7−9となる。ところが暗号化された線データ7−
5,7−9は1次変換暗号化した後も平行線のままであ
るため、線データ配列の若い方の始点座標を再度暗号化
する必要がある。暗号化される始点座標(x2a-1
y2a-1)は2次変換暗号キーワードk2であるブロツクN
Oワークの第2の任意基準点(xk2,yk2)を中心点にし
て対称座標変換された線データワークの始点座標(x
2a-1,y2a-1)は(2xk2−x2a-1,2yk2−y2a-1)とな
り、このデータが略号キーワードk2による暗号化データ
となる。以上の処理により線データの暗号化が完了し、
この結果はステツプSTEP406によつて第3図のフ
アイル装置7に記憶される。
このようにして作成された暗号化データフイルムを検索
してCRT表示する方法は次のようになる。第3図にお
いて略号キーワードk1,k2を知らない第3者がCRTキ
ーボード10を使用した暗号化データフアイルを検索し
た場合、表示される地図図形は暗号化され座標のまま表
示されるため、解読不能となり機密保護が図れる。一
方、暗号キーワードk1,k2を知つた管理者が該当地図デ
ータを検索表示しようとする場合は、暗号化に用いた1
次変換略号キーワードk1、および2次変換略号キーワー
ドk2をCRTキーボード110より入力すると、第5図
の暗号化フローで示した処理の逆変換をCPU5で実行
する。この結果、暗号化された複数ブロツクに渡る線デ
ータは正常な座標に戻り、CRT9に暗号化前の正常な
図形として表示される。
〔発明の効果〕
以上説明のように、本発明によれば、地図図面データベ
ースの検索や表示を行なうとき、暗号キーワードかない
と該当地図を表示しても全く意味不明な地図となりデー
タの保護ができるとともにフアイル装置も記憶される暗
号化データの記憶容量も小さくてすみ、かつ暗号化を道
路データに限定しているため変換項目が少なく暗号キー
ワードを入れたときの検索が迅速にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による地図図面データの暗号表示図面例
を示す図、第2図は地図図面データベースの構成を示し
た図、第3図は本発明の一実施例のシステム構成図、第
4図は地図図面のデータ内容を示す図、第5図は処理の
流れ図である。第6図は1次変換暗号キーワードk1によ
る変換図、第7図は2次変換暗号キーワードk2による変
換図である。 1……地図図面データ、2……道路図形、3……家枠図
形、4……配管図形、5……CPU、6……メインメモ
リ、7……フアイル装置、8……図面入力装置、9……
CRT、10……キーボード、11……タブレツト、1
2……スタイラス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地図図形をベクトル情報として記憶するも
    のにおいて、地図図面データを複数個のブロックに分割
    したとき、道路を示す2つの線分データの始点と終点が
    複数ブロックに渡る線分データの終点座標を第1の任意
    基準点の座標を中心点として対称移動させて前記第1の
    任意基準点の座標を1次暗号キーワードとし、該1次暗
    号キーワードにより終点座標を対称移動させた前記2つ
    の線分データが平行と判断されたとき一方の線分データ
    の始点座標を第2の任意基準点の座標を中心点として対
    称移動させて前記第2の任意基準点の座標を2次暗号キ
    ーワードとして前記地図図形のベクトル情報を検索する
    ようにしたことを特徴とする地図図面データの検索方
    法。
JP61003443A 1986-01-13 1986-01-13 地図図面データの検索方法 Expired - Lifetime JPH0622038B2 (ja)

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JPS62162171A JPS62162171A (ja) 1987-07-18
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EP1122515B1 (en) 1999-08-12 2006-04-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Navigation device
JP4422372B2 (ja) 2001-10-23 2010-02-24 トヨタ自動車株式会社 地図データ処理装置
JP4728652B2 (ja) * 2005-01-25 2011-07-20 株式会社リコー 三次元cadデータ詳細隠蔽装置、三次元cadデータ詳細隠蔽方法、および三次元cadデータ詳細隠蔽プログラム

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