JPH06219692A - 簡易作業台 - Google Patents

簡易作業台

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JPH06219692A
JPH06219692A JP34335092A JP34335092A JPH06219692A JP H06219692 A JPH06219692 A JP H06219692A JP 34335092 A JP34335092 A JP 34335092A JP 34335092 A JP34335092 A JP 34335092A JP H06219692 A JPH06219692 A JP H06219692A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 街路灯の交換作業等の高所作業用の簡易作業
台であって、構成部材が独自機能を維持して分解組立が
手作業で容易にでき、作業時と移動収納時の形態変更も
容易にできる簡易作業台を提供する。 【構成】 気圧リフター13で昇降動する作業台17を
ジャッキ21で支持される小型トラック1の荷台2上に
分解自在に組合わせたものである。荷台2に気圧リフタ
ー13を立て、受座10と基台14、スペーサー15、
作業台付取付台16に設けた各パイプガイド孔に長いパ
イプ11を貫通して立て、前記取付台16に気圧リフタ
ー13の昇降軸131先端を連結して長いパイプ11を
ガイドとして昇降動させ、作業台16の最高位置では4
方向に長いワイヤー19を張設固定して作業を行ない、
一方移動時等の作業台16の最低位置では長いパイプ1
1から短いパイプ12に差し替えて4方向に短いワイヤ
ー20を張設して固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高所作業用の昇降動す
る簡易作業台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、街路灯の交換や看板照明灯の交換
や各種信号・表示板の取付けなど、高所の作業に使用す
る昇降用具・昇降装置は、はしご類や、はしご車、自動
昇降高所作業車、クレーン車などがある。現場作業の性
質に応じて、昇降用具・装置類は使い分けられる。例え
ばはしご類は、作業高さの程度が限定されてはいるが、
軽量であり、作業範囲の狭い場所や軽作業に有効であ
る。はしご車は、狭い道路事情に対応でき、比較的高所
の作業で効率良く作業ができる。自動昇降高所作業車や
クレーン車は、高所連続作業や移動を頻繁に行なう大量
の作業に好適で、道路幅が広い場所に有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、各昇降
用具や装置は、高所程度や作業の性質や移動の頻度や作
業環境などに応じて、作業効率の向上のために使いわけ
られている。もちろん、昇降用具・装置は、その性能に
より低廉のものから、自動昇降作業車のように高額のも
のもある。しかし、高所作業の効率化は、その昇降用具
や装置自体の性能のほかに道路事情や作業の種類と内
容、作業者の年令層、作業熟練度などに関係する。従来
の用具や装置は、経済性との関連でも選択されるが、道
路が狭く、かつ作業量が結構多く、移動が頻繁で、比較
的高所での作業の場合には、もうひとつ適当な装置がな
かった。例えば、東京都区部のように昼夜とも交通量が
多く比較的狭い道路事情のなかでの街路灯・水銀灯の交
換作業では、0,75〜3,0トンクラスの自動昇降高
所作業専用車では駐車が困難で、実際上他の自動車が通
るたびに移動するか、交通止めして作業が行なわれてい
る。交通面からみると大型作業車の駐停車は不測の交通
事故や危険を招くこともあり、また不使用時といえども
伸縮アームや屈折機構のアームが巨大であり、駐車場の
問題もある。また高価格であるため作業の内容と経済的
に合わないという問題もある。一方はしご類は、移動性
や作業者の安全性で問題がある。このように、近時の高
所作業では、その作業内容や道路事情や作業環境にあっ
たよりコンパクトな昇降装置が要請され、また駐車スペ
ースの関係から、不使用時にはトラックはそのままトラ
ックとして利用できるものが要請されていた。本発明
は、2〜4,5m位のところの高所作業用に適用され、
比較的狭いスペースの空間で、安全な作業ができる簡易
作業台を開発したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、発電機や家庭
用電源などの電気を使用しないで小型トラックに搭載し
た気圧リフターで作業台(バケット)を昇降する構成と
して、移動性を向上させ、かつ昇降装置全体を分解組立
自在とし、移動時の低い態様と作業時の高い態様を手作
業で容易に変更可能としたものである。
【0005】ここに本発明は、次の気圧リフター、受
座、基台、スペーサー、取付台、作業台、伸縮はしご、
長短のパイプ、および長短のワイヤーをジャッキで支持
された小型トラックの荷台上に分解自在に組合わせたも
のであって、荷台の略中央に気圧リフターを自立させ、
受座と基台、スペーサー、取付台の各パイプガイド孔に
長いパイプを貫通して立て、作業台を載置した取付台に
気圧リフターの昇降軸先端を連結して長いパイプをガイ
ドとして昇降動させ、作業台の最高位置で4方向に長い
ワイヤーを張設し、一方作業台の最低位置では長いパイ
プから短いパイプを差し替えて4方向に短いワイヤーを
張設してなることを特徴とする簡易作業台である。 A気圧リフターは、自立脚と荷台上に積載したボンベの
気圧による伸縮軸とコードスイッチとを有し、前記伸縮
軸の先端へ取付台の底部の受溝に嵌合して取付台を昇降
させる十字ロッドを設けた構成。 B受座は、荷台上に四辺形に4個配置し、上部にパイプ
の挿入筒を設け、底板の裏面に防振ゴムを付設した構
成。 C基台は、荷台扉の上縁に橋架して固定され、4個所に
パイプを貫通するパイプガイド孔を設けた四辺形の枠体
の構成。 Dスペーサーは、4個所にパイプを貫通するパイプガイ
ド孔を設け、パイプガイド孔に止めナットを設けた四辺
形の枠体の構成。 E取付台は、作業台を載置する枠体で、底部に十字ロッ
ドの受溝を設け、4個所にワイヤー止めリングを付設
し、4個所にパイプを貫通するパイプガイド孔を設け、
各パイプガイド孔の上下位置に進退調整自在に三方向か
ら接触するベアリングを設けた四辺形の枠体の構成。 F作業台は、取付台上に載置され、少なくとも底部と下
半部をパネルで形成した枠台で、伸縮はしごの取り付け
リングを設けた構成。 G伸縮はしごは、複数のはしごを平行に連結したもの
で、先端のはしごに前記作業台の取り付けリングに掛け
るフックを備えて、作業台に先端を係止し、作業台の昇
降動と同調して伸縮する構成。 H長短のパイプは、作業台の高さ変更や作業場所を移動
するときに交換して使用され、作業台の昇降動のレール
となるもので、長短各4本一組のものであり、4個の受
座に挿入して、基台及びスペーサー及び取付台の各パイ
プガイド孔を貫通して立設される構成。 I長短のワイヤーは、作業台が最高位置と最低位置のと
きに夫々交換して使用されるもので、荷台扉に設けたワ
イヤー止めリングと取付台に設けたワイヤー止めリング
との間にジャックルとタンバックルとスナップとを連結
した構成。 Jジャッキは、4本一組で小型トラックを支持するもの
で、絶縁兼用防振ゴムを備えた開脚自立脚を備えかつ荷
台の縁部に掛かるチェーンフックを有し、かつ昇降駆動
ハンドルを設けた構成。
【0006】この構成の簡易作業台は、ジャッキで支持
したトラックの荷台上に気圧リフターを載置し、受座を
置き、荷台扉の上縁に基台を取り付け、スペーサーをの
せ、作業台をネジ止めした取付台を載せて、パイプを挿
入して組み合わせるものであり、組み立ては簡単であ
り、分解もパイプを抜くだけであり簡単である。このパ
イプが長いパイプの場合は、これをガイドとして作業台
が昇降動し、短いパイプの場合は、余分に突出しないの
でいわゆる移動に便利な形態となる。又、作業台が最高
位置で停止し揺動しないように作業台には荷台から長い
ワイヤーが張設されており、作業台が最低位置のときは
短いワイヤーが張設される。
【0007】本発明に係る簡易作業台は、2〜5m位の
高所の作業に対応して開発されたもので、少人数を載せ
るために必要最小限の装置構成としている。通常は、作
業台を上昇させて、作業者は伸縮はしごを上って作業台
に入り作業をする。なお、パイプなど構造要素に安全基
準をクリアーした構造強度を付与しているし、最高位置
を規制するために予め所定長さの長いワイヤーを作業台
に接続しておきかつ最高位置の高さを気圧リフターで調
節しているので、二重の意味で、高さ制御がされてい
る。作業台は、所定位置で停止し、長いワイヤーで4方
向に荷台上縁と張設される。さらにスペーサーを押し上
げて中間あたりで、ネジ止めすれば、4本の長いパイプ
は、上中下の位置でパイプガイド孔に貫通して保持され
る。
【0008】本発明に係る簡易作業台は、気圧リフター
で、作業台を昇降動させることを駆動原理とするもので
あり、気圧リフターの駆動軸は任意の高さで停止でき
る。又、昇降作動はパイプでガイドされ、最上位置と最
低位置では、ワイヤーで4方向に支持される。作業台の
昇降動は、パイプを支持する総数24個のローラーの転
動により、極めてスムーズに行なわれる。
【0009】本件発明の簡易作業台を構成する部品は、
市販の電材資材を使用しているので、部品交換が簡単に
でき、かつ分解自在であり、気圧リフターやジャッキは
取り外せばその機能は独立したものであり、又基台、ス
ペーサー、取付台を外せば、小型トラックそのものとし
て使用できる。この分解組立て方式は、構成部材の活用
と、軽量化にも有用である。
【0010】
【実施例】次に本発明に係る簡易作業台の一実施例を図
面に基づいて説明する。図1は、簡易作業台の側面図で
あり、図2は後面図である。図3は、作業台を降下させ
て移動する状態の側面図である。実施例は、小型トラッ
ク1に昇降する作業台を載置したもので、小型トラック
1は、荷台2と荷台扉3(三方扉)を有する通常の4輪
タイヤ5の小型トラック1である。小型トラック1は、
荷台扉3にワイヤー止めリング4を設け、備品として作
業用回転灯6、水平器7を備えている。実施例の簡易作
業台は、次の気圧リフター13、防振ゴム付き受座10、基
台14、スペーサー15、取付台16、作業台17、伸縮はしご
18、長いパイプ11、短いパイプ12および長いワイヤー1
9、短いワイヤー20を、感電防止上脚底に絶縁ゴムを設
けたジャッキ21で支持された小型トラック1の荷台2上
に分解自在に組合わせたものである。荷台2の略中央に
気圧リフター13を自立させ、受座10と基台14、スペーサ
ー15、取付台16の各パイプガイド孔141、151、162 に長い
パイプ11を貫通して立て、作業台17を載置した取付台16
に気圧リフター13の昇降軸先端を連結して長いパイプ11
をガイドとして昇降動させ、作業台17の最高位置で4方
向に長いワイヤー19を張設し、一方作業台17の最低位置
では長いパイプ11から短いパイプ12を差し替えて4方向
に短いワイヤー20を張設している。
【0011】次に構成部分ごとに説明する。 A:気圧リフター13は、自立脚と荷台2上に積載したボ
ンベ132 の気圧による伸縮軸131 とコードスイッチ(長
いコードの先端にスイッチを設けて遠隔操作ができる)
とを有し、前記伸縮軸131 の先端へ取付台16の底部の受
溝164 に嵌合して取付台161 を昇降させる十字ロッド13
3 を設けたものである。気圧リフター13は、荷台2上に
自立するもので、容易に取り外すことができる。実施例
の気圧リフター13は、駆動源に液化炭酸ガスを使用し、
持ち上げ重量150Kgのものである。炭酸ガスを利用し
ているので、電気工事などでも引火のおそれがない。な
お、エアーコンプレッサーによる空気を駆動源とするこ
ともできる。気圧リフター13は、上昇停止位置が任意で
あり、スムーズな昇降ができる。 B:受座10は、荷台2上に四辺形に4個配置し、上部に
パイプの挿入筒101 を設け、底板102 の裏面に防振ゴム
を付設したものである。受座10は、パイプ11、12 の下端
の固定を担うが、容易に片付けることができる。また、
予め四辺形のゴム板に配置固定しておくこともできる。 C:基台14は、荷台扉3の上縁に橋架して固定され、四
辺形の角部にあたる4個所にパイプ11、12 を貫通するパ
イプガイド孔141 を設けた四辺形の鉄骨枠体である。基
台14は、荷物扉3の上縁にナット止めして固定し、パイ
プガイド孔141 には、貫通するパイプ11、12 を止める止
めナットを夫々2個設けている。また、基台14の中央部
に気圧リフター13をナットで支持する固定金具を設けて
いる。 D;スペーサー15は、四辺形の角部4個所にパイプを貫
通するパイプガイド孔151 を設け、パイプガイド孔151
に止めナットを設けた四辺形の鉄骨枠体である。スペー
サー15は、パイプ11を4本を立設し、作業台17の上昇完
了後に、手で上方に上げて、中間あたりで止め、パイプ
ガイド孔151 に設けた止めナットを締めて固定する。ス
ペーサー151 は、4本のパイプ11をそのパイプガイド孔
151 の四辺形角部の位置で固定することになる。スペー
サー15の用法は、立設されたパイプ11、12 の揺れ防止と
不測の場合の作業台17の中段停止の機能がある。 E:取付台16は、図4のように、作業台17を載置する鉄
骨枠体で、底部に十字ロッドの受溝164 を設け、四辺形
の角部の4個所にワイヤー止めリング161 を付設し、4
個所にパイプを貫通するパイプガイド孔162 を設け、各
パイプガイド孔162 の上下位置に進退調整自在に三方向
から接触するベアリング163 を設けた四辺形の鉄骨枠体
である。十字ロッドの受溝164 は、逆U字状に湾曲した
金具などでもよい。ベアリング163 は、4個のパイプガ
イド孔162 の上下位置夫々に進退調整自在に三方向から
接触するように設けられ、実施例では合計24個のベア
リング163 を配置している。ベアリング163 は、パイプ
11、12 に均等な位置で接触する微調整が重要であり、軸
受にスライド横長孔を形成しベアリング軸が前後にスラ
イドして進退調整自在に設けられる。1本のパイプ11、1
2 へは、パイプガイド孔16の上部で3個のベアリング16
3 が120度の角度をもって3方向から接触し、下部で
3個のベアリング163 が60度ずれた起点で120度の
角度をもって3方向から接触している。つまりベアリン
グ163 は、パイプ11、12 に上下では60度の角度で6方
向から接触している。ベアリング軸は、進退の調整、左
右の微調整がしやすいように少し長めにしている。 F:作業台17(バケット)は、取付台16上に載置され、
少なくとも底部と下半部をパネル(パンチングメタル)
で形成した手摺と蝶番で開閉する扉のある枠台であり、
作業者がのって高所作業するものである。枠台の下部に
は、伸縮はしご18の取り付けリング172 を設けている。
作業台17(バケット)は、取付台16にナット止めされ
る。 G:伸縮はしご18は、複数のはしごを平行に連結したも
ので、先端のはしごに前記作業台17の取り付けリング17
2 に掛けるフックを備えて、作業台17に先端を係止し、
作業台17の昇降動と同調して伸縮する構成である。伸縮
はしご18は、複数のはしごをローラーで伸縮自在にした
ものである。 H:長短のパイプ11、12 は、作業台17の高さ変更や作業
場所を移動するときに交換して使用され、作業台17の昇
降動のレールとなるもので、長短各4本で一組のもので
ある。4個の受座10に挿入して、基台14及びスペーサー
15及び取付台16の各パイプガイド孔141、151、162 を貫通
して立設される。長いパイプ11は、作業台17の昇降動の
際に立設使用される。短いパイプ12は、主として収納時
や移動時に使用されるもので、作業台17を最低位置ま
で降ろし、長いパイプ11を外して、差し替えて使用され
る。 I:長短のワイヤー19、20 は、図5のような構成であ
り、作業台17が最高位置と最低位置のときに夫々交換し
て使用されるものである。荷台扉3に設けたワイヤー止
めリング4と取付台16に設けたワイヤー止めリング161
との間に張設される。長いワイヤー19は、作業台17が最
高位置にあるときに張設して、作業台17の安定をはか
る。短いワイヤー20は、作業台17が最低位置にあるとき
に(移動時や収納時)連結しておくものである。実施例
では、図5のように、長短ワイヤーを兼用できるよう
に、長いワイヤー19を折り曲げてワイヤー締め具194 で
折曲げリングを形成し、他方に短いワイヤー20を連設し
たものである。折り曲げリングには、スナップ193 を連
結しタンバックル192 と、ジャックル191 で荷台扉3に
設けたワイヤー止めリング4に連結している。タンバッ
クル192 は長短のワイヤー19、20 の長さの微調整ができ
る。長短のワイヤー19、20 の他端にはスナップ193 を設
けて、取付台16のワイヤー止めリング161 に着脱する。 J:ジャッキ21は、4本一組で小型トラック1を支持す
るもので、絶縁兼用防振ゴムを脚底に備えた開脚自立脚
211 を備えかつ荷台2の縁部に掛かるチェーンフック21
2 を有し、かつ昇降駆動ハンドル213 を設けている。ジ
ャッキ21は、小型トラック1の水平を維持し、安定化の
ために設けられたもので、小型トラック1のタイヤ5
が、わずかに地面に接触する程度に持ち上げると、最も
安定する。
【0012】実施例に示す簡易作業台は、小型トラック
(商標:ダイハツクライマー 荷台長1940mm 最大積載
量0,35t)に、持ち上げ重量150Kg の4脚気圧リフ
ターを載置し、荷台幅と略等しい幅の基台(幅1445mm
奥行620mm )を取り付け、3600mmの長いパイプを立設組
み合わせたものである。長いパイプを抜いて短いパイプ
に差し替えた状態では、作業台までの高さは、略2250mm
である。最低位置から最高位置までの上昇は約15秒〜
30秒、下降は約35〜50秒である。なお、以上はあ
くまで実施例であって、作業台17のデザインや細かい部
品は各種変更が可能であり、これに限定されるものでは
ない。
【0013】次に、本発明に係る簡易作業台の作動を実
施例に基づいて説明する。この簡易作業台1は、ナット
止めで前記構成部品で組み立て分解自在に構成されてい
る。出動のときは、短いパイプ12を装填してある簡易作
業台の状態で移動し、作業現場に小型トラック1を停止
する。このとき作業用回転灯6を点灯し、水平器7をセ
ットする。次いで必要に応じ、車止めや、4本のジャッ
キ21を小型トラック1の荷台扉3の4個所の縁にジャッ
キ21のチェーンフック212 を掛ける。一側の二つのジャ
ッキ21のハンドル213 は対向しているので左右の手でこ
れらを作動して、水平器7を見ながら調整する。他側も
同様に調整する。タイヤ5全体が地面に軽く接触して水
平であるようになるのが好ましい。
【0014】次ぎに、短いワイヤー20を外し、長いワイ
ヤー19を取付台16のワイヤー止めリング161 と荷台扉3
のワイヤー止めリング4に連結する。そして、短いパイ
プ12をパイプガイド孔141、151、162 から外し、外した個
所ごとに長いパイプ11に差し替えていき、4本の長いパ
イプ11を立設する。気圧リフター13を作動させ、作業台
17を最高位置まで上昇させる。このとき同時に、伸縮は
しご18が伸びてゆき、上れる体制ができる。長いワイヤ
ー19が4方向に張設されて、作業台17を安定して支持す
る。さらに長いパイプ11にスペーサー15を持ち上げ、略
中間の適当な高さで、ナットで固定する。長いパイプ11
は、下から受座10、基台14、スペーサー15、および取付
台16の多数個のベアリング163 で支承され、安定して作
業台17の昇降動を行なう。作業者は、伸縮はしご18を上
って作業台17に入り、所定の作業を安全に行なうことが
できる。
【0015】なお、前記のように、本発明の簡易作業台
は、長いパイプ11を立設後に、コードスイッチを持って
気圧リフター13を作動させて作業台17を上昇し、停止後
ワイヤー19をタンバックル192 により張り具合を調整点
検・確認して伸縮はしご18を使用して作業台17に乗り、
所定の作業を安全にすることができる。
【0016】作業後は、作業者がおりて、スペーサー15
のナットを緩めて下降させ、気圧リフター13を下降作動
させる。伸縮はしご18は自動的に折り畳まれ、作業台17
は最低位置に降下する。この状態で、長いパイプ11を短
いパイプ12に差し替え、また、長いワイヤー19を短いワ
イヤー20に変えて作業台17を止める。作業用回転灯6を
消灯して、作業が完了し、移動することになる。
【0017】
【発明の効果】本発明における簡易作業台は、前記のよ
うな構造・作動であり、次のような特有な効果がある。 構成部品をその機能を損ねることなく、分解組立自在
に組み合わせてなるので、製造費用が低廉で、経済的で
ある。 街路灯の交換作業のように、道路事情に左右され、比
較的移動がありかつ比較的高所の作業には、コンパクト
で移動性がよいので好適である。 移動時の状態と作業時の状態との変更は、長短パイプ
の差し替えだけでよいので、作業性がよい。 装置全体がコンパクト化され、省スペース化ができ、
また駆動部分が気圧リフターであるので引火の危険や騒
音が少ない。 気圧リフターを作業台の直下に配置しているので、万
一の場合も緩衝機能がある。以上のように、本発明に係
る簡易作業台は、高所作業現場で分解組立が短時にかつ
容易にでき、しかも安全で構造的に簡単な自動昇降機能
を有するものであるので、現場的要請に応ずることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る簡易作業台の一実施例を示す側面
【図2】本発明に係る簡易作業台の一実施例を示す後面
【図3】本発明に係る簡易作業台の一実施例を示すもの
で、作業台を降ろした状態の側面図
【図4】本発明に係る簡易作業台の構成部材である取付
台の一実施例を示す斜視図
【図5】本発明に係る簡易作業台の構成部材であるワイ
ヤーの部分斜視図
【符号の説明】
1 小型トラック 2 荷台 3 荷台扉(三方扉) 4 ワイヤー止めリング 5 タイヤ 6 作業用回転灯 7 水平器 10 (防振ゴム付きの)受座 101 パイプ挿入筒 11 長いパイプ 12 短いパイプ 13 気圧リフター 131 伸縮軸 132 ボンベ 133 十字ロッド 14 基台 141 パイプガイド孔 15 スペーサー 151 パイプガイド孔 16 取付台 161 ワイヤー止めリング 162 パイプガイド孔 163 ベアリング 164 (十字ロッドの)受溝 17 作業台 171 パネル 172 はしご取付けリング 18 伸縮はしご 19 長いワイヤー 191 ジャックル 192 タンバックル 193 スナップ 194 ワイヤー締め具 20 短いワイヤー 21 (脚底に絶縁防振ゴム付きの)ジャッキ 211 ジャッキ脚 212 チェーンフック 213 ハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の気圧リフター、受座、基台、スペー
    サー、取付台、作業台、伸縮はしご、長短のパイプ、お
    よび長短のワイヤーをジャッキで支持された小型トラッ
    クの荷台上に分解自在に組合わせたものであって、荷台
    の略中央に気圧リフターを自立させ、受座と基台、スペ
    ーサー、取付台の各パイプガイド孔に長いパイプを貫通
    して立て、作業台を載置した取付台に気圧リフターの昇
    降軸先端を連結して長いパイプをガイドとして昇降動さ
    せ、作業台の最高位置で4方向に長いワイヤーを張設
    し、一方作業台の最低位置では長いパイプから短いパイ
    プに差し替えて4方向に短いワイヤーを張設してなる簡
    易作業台。 A:気圧リフターは、自立脚と荷台上に積載したボンベ
    の気圧による伸縮軸とコードスイッチとを有し、前記伸
    縮軸の先端へ取付台の底部の受溝に嵌合して取付台を昇
    降させる十字ロッドを設けた構成。 B:受座は、荷台上に四辺形に4個配置し、上部にパイ
    プの挿入筒を設け、底板の裏面に防振ゴムを付設した構
    成。 C:基台は、荷台扉の上縁に橋架して固定され、4個所
    にパイプを貫通するパイプガイド孔を設けた四辺形の枠
    体の構成。 D:スペーサーは、4個所にパイプを貫通するパイプガ
    イド孔を設け、パイプガイド孔に止めナットを設けた四
    辺形の枠体の構成。 E:取付台は、作業台を載置する枠体で、底部に十字ロ
    ッドの受溝を設け、4個所にワイヤー止めリングを付設
    し、4個所にパイプを貫通するパイプガイド孔を設け、
    各パイプガイド孔の上下位置に進退調整自在に三方向か
    ら接触するベアリングを設けた四辺形の枠体の構成。 F:作業台は、取付台上に載置され、少なくとも底部と
    下半部をパネルで形成した枠台で、伸縮はしごの取り付
    けリングを設けた構成。 G:伸縮はしごは、複数のはしごを平行に連結したもの
    で、先端のはしごに前記作業台の取り付けリングに掛け
    るフックを備えて、作業台に先端を係止し、作業台の昇
    降動と同調して伸縮する構成。 H:長短のパイプは、作業台の高さ変更や作業場所を移
    動するときに交換して使用され、作業台の昇降動のレー
    ルとなるもので、長短各4本一組のものであり、4個の
    受座に挿入して、基台及びスペーサー及び取付台の各パ
    イプガイド孔を貫通して立設される構成。 I:長短のワイヤーは、作業台が最高位置と最低位置の
    ときに夫々交換して使用されるもので、荷台扉に設けた
    ワイヤー止めリングと取付台に設けたワイヤー止めリン
    グとの間にジャックルとタンバックルとスナップとを連
    結した構成。 J:ジャッキは、4本一組で小型トラックを支持するも
    ので、絶縁兼用防振ゴムを有する開脚自立脚を備えかつ
    荷台の縁部に掛かるチェーンフックを有し、かつ昇降駆
    動ハンドルを設けた構成。
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