JPH06218360A - 超音波炭酸ガス脱気方法及び装置 - Google Patents
超音波炭酸ガス脱気方法及び装置Info
- Publication number
- JPH06218360A JPH06218360A JP18871192A JP18871192A JPH06218360A JP H06218360 A JPH06218360 A JP H06218360A JP 18871192 A JP18871192 A JP 18871192A JP 18871192 A JP18871192 A JP 18871192A JP H06218360 A JPH06218360 A JP H06218360A
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- JP
- Japan
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- carbon dioxide
- water
- ultrasonic
- dioxide gas
- supersonic wave
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- Pending
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- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、溜めてある水に含まれている炭酸
ガスを超音波によって脱気する超音波炭酸ガス脱気方法
及び装置を提供するものである。 【構成】 水槽１に水２が溜められ、この水２に魚３が
泳いでいるが、この水槽１の壁に超音波振動子４が装着
され、この超音波振動子４に発振回路５から発振出力が
入力されている。本発明では、このように構成すること
により、発振回路５から超音波振動子４に発振出力を印
加すると、超音波振動子４は超音波を発生し、これによ
って、溜めてある水２から炭酸ガス６が脱気される。
又、適宜ポンプ７を駆動して水２を循環することによ
り、溜めてある水２全体から炭酸ガスを脱気することが
でき、それによって、藻の発生が抑えられ、水２の汚れ
を防ぐことができ、藻が少なくなることにより、魚の餌
が適切になり、魚の活きがよくなる。
ガスを超音波によって脱気する超音波炭酸ガス脱気方法
及び装置を提供するものである。 【構成】 水槽１に水２が溜められ、この水２に魚３が
泳いでいるが、この水槽１の壁に超音波振動子４が装着
され、この超音波振動子４に発振回路５から発振出力が
入力されている。本発明では、このように構成すること
により、発振回路５から超音波振動子４に発振出力を印
加すると、超音波振動子４は超音波を発生し、これによ
って、溜めてある水２から炭酸ガス６が脱気される。
又、適宜ポンプ７を駆動して水２を循環することによ
り、溜めてある水２全体から炭酸ガスを脱気することが
でき、それによって、藻の発生が抑えられ、水２の汚れ
を防ぐことができ、藻が少なくなることにより、魚の餌
が適切になり、魚の活きがよくなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、溜めてある水に含まれ
る炭酸ガスを超音波によって脱気する超音波炭酸ガス脱
気方法及び装置に関するものである。
る炭酸ガスを超音波によって脱気する超音波炭酸ガス脱
気方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、金魚や鯉などを飼っている池や水
槽は循環装置で循環して、空気中の酸素を供給するよう
にしているが、金魚や鯉などから吐き出される炭酸ガス
が水に多く含まれるようになると、金魚や鯉が弱ってく
るとともに、藻が大量に発生する。
槽は循環装置で循環して、空気中の酸素を供給するよう
にしているが、金魚や鯉などから吐き出される炭酸ガス
が水に多く含まれるようになると、金魚や鯉が弱ってく
るとともに、藻が大量に発生する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、この藻が大量
に発生すると、池や水槽の壁が汚れ、さらには水が濁っ
て金魚や鯉が弱って死んでしまうという問題があった。
に発生すると、池や水槽の壁が汚れ、さらには水が濁っ
て金魚や鯉が弱って死んでしまうという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、溜めてある水
を直接又は間接的に超音波振動させて、水に含まれてい
る炭酸ガスを脱気するものである。
を直接又は間接的に超音波振動させて、水に含まれてい
る炭酸ガスを脱気するものである。
【０００５】
【作用】本発明では、超音波振動子に発振回路から発振
出力を入力することによって、溜めてある水に超音波振
動を与えると、溜めてある水に含まれている炭酸ガスが
脱気される。
出力を入力することによって、溜めてある水に超音波振
動を与えると、溜めてある水に含まれている炭酸ガスが
脱気される。
【０００６】又、この炭酸ガスの脱気によって、炭酸ガ
スが少なくなるため、藻の発生が抑えられ、溜めてある
水の汚れが抑えられる。
スが少なくなるため、藻の発生が抑えられ、溜めてある
水の汚れが抑えられる。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の原理を説明するための図
で、水槽１に水２が溜めてあり、その水槽１に金魚等の
魚３が泳いでいる。
で、水槽１に水２が溜めてあり、その水槽１に金魚等の
魚３が泳いでいる。
【０００８】この水槽１の壁に超音波振動子４が装着さ
れ、この超音波振動子４に発振回路５から発振出力が供
給されている。
れ、この超音波振動子４に発振回路５から発振出力が供
給されている。
【０００９】本実施例は、このように構成することによ
り、超音波振動子４から発生される超音波が水槽１の壁
を介して水２に伝わり、水２が振動することによって水
２に含まれている炭酸ガス６が脱気される。
り、超音波振動子４から発生される超音波が水槽１の壁
を介して水２に伝わり、水２が振動することによって水
２に含まれている炭酸ガス６が脱気される。
【００１０】このように炭酸ガス６を脱気することによ
って、藻の発生が抑えられ、溜めてある水２の汚れが抑
えられることにより、魚３の餌が適切な量になり、魚３
の活きがよくなる。
って、藻の発生が抑えられ、溜めてある水２の汚れが抑
えられることにより、魚３の餌が適切な量になり、魚３
の活きがよくなる。
【００１１】なお、水槽１に溜めてある水２をポンプ７
で循環することにより、炭酸ガス６が脱気された水２が
循環され、より脱気効率を高めることができる。
で循環することにより、炭酸ガス６が脱気された水２が
循環され、より脱気効率を高めることができる。
【００１２】図２は、本発明の他の実施例の超音波炭酸
ガス脱気装置の構成図で、水槽１の水２を炭酸ガス脱気
槽８に供給するポンプ７が装着され、又、供給された水
２を濾過するフィルタ９が炭酸ガス脱気槽８に装着され
るとともに、供給された水２から炭酸ガスを脱気する超
音波振動子４が炭酸ガス脱気槽８に設置され、超音波振
動子４に発振回路５が接続されている。
ガス脱気装置の構成図で、水槽１の水２を炭酸ガス脱気
槽８に供給するポンプ７が装着され、又、供給された水
２を濾過するフィルタ９が炭酸ガス脱気槽８に装着され
るとともに、供給された水２から炭酸ガスを脱気する超
音波振動子４が炭酸ガス脱気槽８に設置され、超音波振
動子４に発振回路５が接続されている。
【００１３】本実施例では、発振回路５から超音波振動
子４に発振出力が入力され、ポンプ７が駆動されると、
水２が水槽１からポンプ７で炭酸ガス脱気槽８に送ら
れ、フィルタ９を通してごみなどが濾過され、さらに、
超音波振動子４からの超音波で水２に含まれる炭酸ガス
が除去され、水槽１に戻される。
子４に発振出力が入力され、ポンプ７が駆動されると、
水２が水槽１からポンプ７で炭酸ガス脱気槽８に送ら
れ、フィルタ９を通してごみなどが濾過され、さらに、
超音波振動子４からの超音波で水２に含まれる炭酸ガス
が除去され、水槽１に戻される。
【００１４】このように構成することにより、水２の循
環手段の中で超音波振動子４から発生する超音波で水２
から炭酸ガスが除去されるので、炭酸ガスの脱気効率が
よいという利点がある。
環手段の中で超音波振動子４から発生する超音波で水２
から炭酸ガスが除去されるので、炭酸ガスの脱気効率が
よいという利点がある。
【００１５】なお、炭酸ガス脱気槽８から炭酸ガスが脱
気された水２が水槽１に落下することにより、空気中の
酸素を水２に混入させることができる。
気された水２が水槽１に落下することにより、空気中の
酸素を水２に混入させることができる。
【００１６】図３は、本発明の他の実施例の超音波炭酸
ガス脱気装置の構成図で、池または水槽１からポンプ７
で水２が循環されるとともに、この水２の循環通路１０
に超音波振動子４を装着し、この超音波振動子４に発振
回路５が接続されている。
ガス脱気装置の構成図で、池または水槽１からポンプ７
で水２が循環されるとともに、この水２の循環通路１０
に超音波振動子４を装着し、この超音波振動子４に発振
回路５が接続されている。
【００１７】本実施例では、循環通路１０に超音波振動
子４を装着して超音波を発生することにより、ポンプ７
で揚水される水２から炭酸ガスが脱気され、この脱気さ
れた炭酸ガスは水槽１に戻すときに排出され、又、水２
が水槽１に落下するときに、図２の実施例と同様に酸素
が溜まっている水２に混入される。
子４を装着して超音波を発生することにより、ポンプ７
で揚水される水２から炭酸ガスが脱気され、この脱気さ
れた炭酸ガスは水槽１に戻すときに排出され、又、水２
が水槽１に落下するときに、図２の実施例と同様に酸素
が溜まっている水２に混入される。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波炭
酸ガス脱気装置は、溜まっている水を循環する循環通路
に超音波振動子を装着し、この超音波振動子から発生す
る超音波によって溜まっている水から炭酸ガスを脱気す
ることができるので、藻の発生が抑えられるため、魚の
餌が適度の量になって魚の育成を助け、又、藻が大量に
発生しないので、水が汚れない等の利点がある。
酸ガス脱気装置は、溜まっている水を循環する循環通路
に超音波振動子を装着し、この超音波振動子から発生す
る超音波によって溜まっている水から炭酸ガスを脱気す
ることができるので、藻の発生が抑えられるため、魚の
餌が適度の量になって魚の育成を助け、又、藻が大量に
発生しないので、水が汚れない等の利点がある。
【図１】本発明の実施例の超音波炭酸ガス脱気装置の構
成図である。
成図である。
【図２】本発明の他の実施例の超音波炭酸ガス脱気装置
の構成図である。
の構成図である。
【図３】本発明のさらに他の実施例の超音波炭酸ガス脱
気装置の構成図である。
気装置の構成図である。
１ 水槽 ２ 水 ３ 魚 ４ 超音波振動子 ５ 発振回路 ６ 炭酸ガス ７ ポンプ ８ 炭酸ガス脱気槽 ９ フィルタ １０ 循環通路
Claims (5)
- 【請求項１】 溜めてある水を直接又は間接的に超音波
振動させて、水に含まれている炭酸ガスを脱気すること
を特徴とする超音波炭酸ガス脱気方法。 - 【請求項２】 前記水を循環するすることを特徴とする
請求項１記載の超音波炭酸ガス脱気方法。 - 【請求項３】 溜めてある水を循環する循環手段と、該
循環手段の一部に装着した超音波振動子と、該超音波振
動子に発振出力を供給する発振回路とからなることを特
徴とする超音波炭酸ガス脱気装置。 - 【請求項４】 前記循環手段は前記溜めてある水を揚水
するポンプと、超音波振動子を装着した炭酸ガス脱気槽
とからなることを特徴とする請求項２記載の超音波炭酸
ガス脱気装置。 - 【請求項５】 前記炭酸ガス脱気槽に前記溜めてある水
を濾過するフィルタを装着したことを特徴とする請求項
３記載の超音波炭酸ガス脱気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18871192A JPH06218360A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 超音波炭酸ガス脱気方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18871192A JPH06218360A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 超音波炭酸ガス脱気方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06218360A true JPH06218360A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=16228459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18871192A Pending JPH06218360A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 超音波炭酸ガス脱気方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06218360A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000024678A1 (en) * | 1998-10-28 | 2000-05-04 | Hilaire Fernand Achille Thomas | Method and transducer for treating the water in a basin |
| EP0976322A3 (en) * | 1998-07-29 | 2000-09-13 | Honda Electronics Co., Ltd. | An aquarium or water tank |
| KR100443266B1 (ko) * | 2002-06-18 | 2004-08-04 | 한국생명공학연구원 | 초음파를 이용한 조류의 생장 억제방법 및 그 장치 |
| WO2007114528A1 (en) * | 2006-03-31 | 2007-10-11 | Korea Research Institute Of Bioscience And Biotechnology | Apparatus and method for algal bloom control |
| JP2009199759A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料電池の水精製システム |
| WO2018164586A1 (en) * | 2017-03-09 | 2018-09-13 | Tm Holding As | System for cultivating aquatic organisms by producing feed for the aquatic animals from waste products emanating from said cultivation, particularly carbon dioxide isolated by ultrasound |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP18871192A patent/JPH06218360A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0976322A3 (en) * | 1998-07-29 | 2000-09-13 | Honda Electronics Co., Ltd. | An aquarium or water tank |
| WO2000024678A1 (en) * | 1998-10-28 | 2000-05-04 | Hilaire Fernand Achille Thomas | Method and transducer for treating the water in a basin |
| KR100443266B1 (ko) * | 2002-06-18 | 2004-08-04 | 한국생명공학연구원 | 초음파를 이용한 조류의 생장 억제방법 및 그 장치 |
| WO2007114528A1 (en) * | 2006-03-31 | 2007-10-11 | Korea Research Institute Of Bioscience And Biotechnology | Apparatus and method for algal bloom control |
| JP2009199759A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料電池の水精製システム |
| WO2018164586A1 (en) * | 2017-03-09 | 2018-09-13 | Tm Holding As | System for cultivating aquatic organisms by producing feed for the aquatic animals from waste products emanating from said cultivation, particularly carbon dioxide isolated by ultrasound |
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