JPH06217474A - 無停電電源装置の電圧制御方法 - Google Patents

無停電電源装置の電圧制御方法

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JPH06217474A
JPH06217474A JP5020703A JP2070393A JPH06217474A JP H06217474 A JPH06217474 A JP H06217474A JP 5020703 A JP5020703 A JP 5020703A JP 2070393 A JP2070393 A JP 2070393A JP H06217474 A JPH06217474 A JP H06217474A
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JP
Japan
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voltage
semiconductor switch
power supply
switch
uninterruptible power
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Pending
Application number
JP5020703A
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English (en)
Inventor
Toshinobu Nozaki
俊信 野崎
Takashi Sano
尚 佐野
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無停電電源装置の出力電圧から半導体スイッチ
の電圧降下の影響を解消した高精度な無停電電源装置を
実現するものである。 【構成】半導体スイッチの電圧降下を検出し補償信号を
与える検出器を設け、該検出器の出力を開閉器または半
導体スイッチのオンに応答してインバータの出力電圧を
補償するように電圧制御系に加える如く構成したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無停電電源装置のACス
イッチ等の電圧降下補償機能を有する無停電電源装置の
電圧制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、無停電電源装置の電圧制御方法
が用いられた従来例は図2の如く示される。すなわち、
1は直流電源であり、実構成では蓄電地および交流電源
を整流したものとなる。2は直流を交流に変換するイン
バータである。3はインバータ2の出力を変成する変圧
器および高調波を除去するフイルタ等で構成される波形
整形部である。4は半導体で構成される半導体スイッチ
であり、5は開閉器である。半導体スイッチ4と開閉器
5より、負荷6を開閉するものとなる。
【0003】7は電圧基準を与える発振器であり、通常
正弦波発振器である。8は演算器である。かくの如き回
路構成においては、波形整形部3の出力側をフィードバ
ック信号とし、発振器7出力の電圧基準との偏差を零に
するように、インバータ2を制御する電圧制御方法によ
り実現されている。
【0004】無停電電源装置は、電源としての信頼度を
向上させるため、電源装置同志の並列運転システムや商
用電源との無瞬時切換システムを構成し用いられてい
る。かかるシステムは公知であり、ここでの説明は省略
する。この場合、負荷6は通常の負荷のほかに、他の無
停電電源装置の出力や商用電源でもあるため、この負荷
6とは高信頼・高速度の開閉が要求される。したがっ
て、電気的に完全な開路を実現する開閉器5と、高速開
閉を目的とする半導体スイッチ4をカスケードに構成す
る必要がある。
【0005】さてここで、フィードバック信号の検出個
所についてであるが、いま仮に半導体スイッチ4の出力
側とすると、半導体スイッチ4のオフ状態では電圧制御
を行うことができず、無停電電源装置としては甚だ具合
が悪い。また、検出点を開閉器5の出力側としても同様
に具合が悪く、フィードバック信号の検出点は、図示の
個所すなわち波形整形部3の出力側(半導体スイッチ4
の入力側)にせざるを得ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにするとつぎの如き新たな問題を生じる。すなわち、
半導体スイッチ4は無停電電源装置にとって必要なもの
であるが、この半導体スイッチは定格電流状態では数ボ
ルトの電圧降下を生じざるを得ず、これは無停電電源装
置出力電圧の1%程度に相当する。
【0007】無停電電源装置の出力電圧精度は1.5 〜2
%であるため、これをさらに高精度化するためには半導
体スイッチの電圧降下を無視することはできない。しか
も、この電圧降下は負荷に対して非直線傾向であり、一
定量を補償するような制御手法では全負荷範囲に互って
高精度を得ることが難しく、無停電電源装置の出力電圧
の高精度化を実現することの妨げとなっている。本発明
はこのような点に鑑みなされたものであり、半導体スイ
ッチ等の電圧降下を補償する簡便な電圧制御方法を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は上述し
たような課題を解決するため、所定の電圧基準に出力電
圧を一致させるようにインバータを電圧制御する方法に
おいて、ACスイッチ等の電圧降下を検出する検出器を
有し、該検出器出力を開閉器または半導体スイッチのオ
ンに対応し、出力電圧を補償するように電圧制御系に加
えるように構成したものである。
【0009】
【作用】かくの如き構成により、半導体スイッチの電圧
降下を検出し、この検出量を電圧制御系に加えることよ
り、ACスイッチ等の電圧降下の相当分だけを補償する
ことができる。また、この検出量を開閉器または半導体
スイッチがオンの時だけ電圧制御系に加えるようにして
いるため、不必要なときに負荷側の電圧が電圧制御系に
入力されるのを妨いでいる。以下、本発明を実施例図面
を参照してさらに詳細説明する。
【0010】
【実施例】図1は図2に類して表した本発明の一実施例
を示すもので、9は検出器、10は開閉器5のオンのとき
閉路するオン接点、11は演算器である。図中、図2と同
符号のものは同じ機能を有する部分を示す。すなわち、
検出器9は半導体スイッチ4の両端の電圧降下を検出し
て補償信号を与えるものである。この検出器9出力はオ
ン接点10を介して演算器11に一方の入力として加えられ
ている。その演算器11は演算器8の出力側に配され、演
算器8出力が演算器11を介してインバータ2に与えるら
れる回路構成をなすものである。
【0011】このような構成とすることにより、開閉器
5がオンする前は半導体スイッチ4の入力側電圧が電圧
基準に一致する如く電圧制御し、開閉器5がオンした後
は半導体スイッチ4の電圧降下の相当量が電圧制御系に
加えられた電圧制御を行うことができる。その結果、半
導体スイッチの電圧降下に相当する分だけインバータ2
の出力電圧が増大し、見かけ上、半導体スイッチ4の電
圧降下が零であるような効果が得られることは勿論であ
る。
【0012】なお、本発明ではオン接点10は開閉器5の
オンオフに対応して動作するものとしたが、半導体スイ
ッチ4のオンオフに対応して動作させるようにしてもよ
い。また、インバータ2は単相なのか三相構成なのかは
全く関係なく、本発明が適用されることは言うまでもな
い。さらにまた、無停電電源装置は一台にとらわれるも
のではなく、並列運転システムや無瞬時切換システムの
ものに用いらてこそ、実用上効果が顕著なことは勿論で
ある。
【0013】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、AC
スイッチ等の電圧降下の相当量を制御的に補正すること
ができるため、無停電電源装置の出力電圧から半導体ス
イッチの電圧降下の影響を解消でき、極めて高精度な無
停電電源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用された一実施例の要部構成
を示す系統ブロック図である。
【図2】図2は従来例を説明するため示した系統ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 インバータ 3 波形整形部 4 半導体スイッチ 5 開閉器 6 負荷 7 発振器 8 演算器 9 検出器 10 オン接点 11 演算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流を交流に変換するインバータと、半
    導体で構成される半導体スイッチと、負荷を開閉する開
    閉器とを有するとともに、所定の電圧基準に出力電圧に
    一致させるように前記インバータを電圧制御する無停電
    電源装置の電圧制御方法において、前記半導体スイッチ
    の電圧降下を検出し補償信号を与える検出器を設け、該
    検出器の出力を前記開閉器または半導体スイッチのオン
    に応答して前記インバータの出力電圧を補償するように
    電圧制御系に加えることを特徴とする無停電電源装置の
    電圧制御方法。
JP5020703A 1993-01-13 1993-01-13 無停電電源装置の電圧制御方法 Pending JPH06217474A (ja)

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