JPH06217468A - 充電システム - Google Patents

充電システム

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JPH06217468A
JPH06217468A JP5002689A JP268993A JPH06217468A JP H06217468 A JPH06217468 A JP H06217468A JP 5002689 A JP5002689 A JP 5002689A JP 268993 A JP268993 A JP 268993A JP H06217468 A JPH06217468 A JP H06217468A
Authority
JP
Japan
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charging
rechargeable battery
section
characteristic data
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP5002689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ogata
靖夫 小形
Katsuya Nishida
勝也 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数種類の充電池の充電を一つの充電装置で
行うことができる。 【構成】 充電池部20と該充電池部20へ充電する充
電装置部22を有する充電システムにおいて、充電池部
20が、充電池部20自身の充電時の特性データを記憶
するメモリbを有し、充電装置部22が、前記特性デー
タをメモリbから読み出して、読み出した特性データに
応じて充電池部20の充電状況を制御する充電制御回路
cを有する。なお、充電池部20に、該充電池部20の
温度を検出する温度センサーa1を設け、充電装置部2
2に、温度センサーa1の検出温度に基づき充電池部の
異常発熱を検出したときに、充電池部の充電を中止する
手段を設けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の充電池部を
単一の充電装置部にて充電する充電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気使用機器を、電源線の施設
されていない地点で動作させたり、任意の地点で動作さ
せたりするためには、電源として電池を用いる。電池に
は使い捨ての乾電池や充電することにより再使用可能な
充電池(充電電池とも称する)がある。
【0003】充電池は充電装置で充電するものである。
また、充電池と充電装置とを含めて充電システムと称す
る。充電システムの従来構成を図3のブロック図に示
す。図3に示すように、この充電システムは、主に、充
電池10と充電装置12とからなり、充電装置12は一
定の電流を出力する定電流回路12a、該定電流回路1
2aから出力された電流や電圧の大きさをスイッチング
により所望に調整するスイッチング回路12b、及び、
マイクロコンピュータからなる充電制御回路12cを有
する。この充電制御回路12cには、使用範囲(充電装
置12を使用して充電できると規定された充電池10の
範囲)内の充電池10の充電特性データ(充電電圧、充
電電流、ピーク電圧等)が記憶されている。
【0004】前記の構成の充電システムは、充電制御回
路12cが、記憶した特性データに従ってスイッチング
回路12bを制御し、これにより、定電流回路12aか
ら出力された電流を所望に調整して規定の充電池10に
適切な充電を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
一般的な充電システムでは、1種類または単一電圧の2
乃至3種類の充電池しか充電できなかった。
【0006】これに対して、充電システムにおいて、単
一電圧ではない複数種類の充電池への充電を可能とする
べく、充電装置に、充電池の種類に対応した充電モード
を選択するための切替スイッチを設け、それと共に充電
制御部には各充電池に対応した、つまり、各充電モード
の充電特性を記憶することが考えられる。これにより、
複数種類の充電池に対する充電を可能とする(例えば図
3の充電システムの場合、前記二つの充電モードから選
択できる切替スイッチ12dを設けて、前記2種類の充
電池への充電を可能とする)。
【0007】しかるに、前記図3の充電システムのよう
に、単一電圧でない充電池を充電できる構成としても、
複数種類の充電池のそれぞれの充電モードに対応して、
各モードを選択可能な切替スイッチを構成したり、すべ
ての充電特性データを記憶するメモリを設けたりするこ
とには限界があり、したがって、充電できる範囲に限り
があるという問題点がある。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、複数種類の充電池の充電を一
つの充電装置で適切かつ簡便に行うことができる充電シ
ステムを提供することを課題とする。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明は、充電池部と
該充電池部へ充電する充電装置部を有する充電システム
において、充電池部が、充電池部自身の充電時の特性デ
ータを記憶するメモリを有し、充電装置部が、前記特性
データをメモリから読み出して、読み出した特性データ
に応じて充電池部の充電状況を制御する手段とを有する
ことにより、前記課題を解決するものである。
【0010】また、本発明においては、充電池部に、該
充電池部の温度を検出する温度センサーを設け、充電装
置部に、温度センサーの検出温度に基づき充電池部の異
常発熱を検出したときに、充電池部の充電を中止する手
段を設けることができる。
【0011】
【作用】本発明においては、充電池部が、メモリが充電
池自身の充電時の特性データを記憶し、温度センサーが
電池部の温度を検出する。充電装置部は、前記特性デー
タをメモリから読み出して、読み出した特性データに応
じて充電池部の充電状況を制御する。したがって、数種
類の充電池の充電を一つの充電装置で適切かつ簡便に行
うことができる。
【0012】また、充電池部が充電装置部に対応してい
なければ、充電池部への充電ができないという機能を奏
し得るので、誤って対応していない充電池を本発明の充
電装置にセットしても充電することがなく、充電池の保
護を確実に行い得る。
【0013】それと共に、前記温度センサーの検出温度
に基づき電池部の異常発熱を検出したときに、電池部の
充電を中止する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の実施例に係る充電システ
ムの構成を示すものであり、この充電システムは、大き
く分けて次の(1)、(2)に示す、充電池部20と充
電装置部22とを有する構成となる。
【0015】(1)充電池部20 充電池部20は、充電池a及び充電特性データメモリb
という構成を有する。
【0016】(充電池a)充電池aは、充電装置部22
の充電可能な範囲内で、異なった電池電圧、電流容量、
電池の種類(ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電
池、リチウムイオン電池等)のものにあたる。ここで言
う充電可能な範囲内は、充電装置部の(充電)電流容量
の大きさであり、実際に、この容量を大きくし、充電で
きる電池の範囲を広げることも物理的に可能と言える
が、充電装置部22の大きさ、重さ、あるいは、コスト
の面等を勘案して、あるレベルの容量に留める必要があ
る。
【0017】また、この充電池aには、温度センサーa
1が付帯して設けられている。この温度センサーa1
は、充電池aの表面温度を検出するものであり、検出温
度を充電装置部22の充電制御回路cに出力して、充電
制御回路cにより、充電中、充電池aに異常発熱が生じ
た時に充電を解除するためのセンサーである。逆に言え
ば、安全温度領域内で充電が行われているが監視するも
のである。温度検出から充電を解除する一連の動作手順
については、後に述べる。
【0018】(充電特性データメモリb)充電特性デー
タメモリbは、充電の際の各参照値(リファレンス)デ
ータを記憶するメモリである。これら参照値データに
は、充電池aの充電電流、充電電圧(端子電圧)、ピー
ク電圧、電圧降下値(ΔV値)、(急速または通常の)
充電が制限時間以上になったならば充電を強制的に終了
させるための基準となる時間及び、充電池aの異常発熱
時のプロテクト動作をさせる温度等のデータがある。充
電時には、これら参照値データは、予め充電制御回路c
に送られる。なお、充電特性データメモリbには、例え
ばリードオンリメモリ(ROM)を用いることができ
る。このようにすれば、データの消える事がなく、確実
な充電動作を行い得る。
【0019】(2)充電装置部22 充電装置部22は、充電制御回路c、スイッチング回路
d、及び、定電流回路eという構成を有する。
【0020】(充電制御回路c)充電制御回路cは、記
憶回路c1、データ制御回路c2、充電動作(充電電
圧、充電電流、異常発熱時解除)用の各比較回路c3〜
c5、及び、タイマc6を有するものであり、例えば、
公知のマイクロコンピュータから構成される。記憶回路
c1は、充電池部20の充電特性データメモリbより送
られてきた充電特性データを一時記憶する、例えばRA
M(ランダムアクセスメモリ)からなるものである。ま
た、データ制御回路c2は、前記記憶回路c1に一時記
憶されたデータを振り分けて、各比較演算部c3〜c5
にそれぞれの参照値データを出力する。また、比較回路
c3、c4は、入力された電圧、電流の参照値データを
実際の充電状態(充電電圧、充電電流)データと比較す
る演算処理を行い、この演算結果に応じてスイッチング
回路dを制御する働きをもつ。また、他の比較回路c5
は、温度の参照値データと前記温度センサa1出力の温
度データとを比較し、出力温度が前記参照値データ以上
になったならば異常発熱が生じたとして、スイッチング
回路dを強制的に停止させて充電を中止させる。また、
タイマc6は、前記データの中に充電の制限時間の指定
もあるので充電時間をカウントし、充電時間が制限時間
を越えた時には、スイッチング回路dを強制的に停止さ
せて充電を中止させる。
【0021】(スイッチング回路d)スイッチング回路
dは、充電池aの端子に接続されるものであって、充電
制御回路cより各制御信号を入力し、この入力制御信号
に従って定電流回路e出力の電流を調節して充電池aへ
の充電電流を調節する。なお、スイッチング回路dには
周知の半導体スイッチング回路を用いることができ、そ
の説明は略する。
【0022】(定電流回路e)定電流回路eは、前記充
電池aの説明の中で前記したように、あるレベルまでの
電流容量を有するものである。
【0023】以上のように、この実施例の充電システム
は、まず、充電池部20に内蔵された充電特性データメ
モリbにより充電電圧、充電電流、温度データ等の参照
値データを充電装置部22の充電制御回路cに送る。該
充電制御回路cは、実際の充電池aの端子電圧や流れ込
む電流、充電池aの表面温度等を検出し、検出データを
参照値データと比較して、その結果からスイッチング回
路dを制御する。これにより、充電の状態をパラメータ
に応じて監視し、制御し、最良の充電を行う。前記充電
特性データメモリbを内蔵した充電池であれば何でも一
台の充電装置にて充電できる。
【0024】また、充電装置部22と非対応の充電池が
セットされた場合には、充電特性データが送られないた
め、充電を行わない機能を奏する。このため、本発明の
充電システムは、他の充電システムにない安全性がある
と言える。
【0025】次に、実施例の充電システムの詳細な制御
の流れを、図2のフローチャートに基づき説明する。な
お、充電システムの立ち上げ前には、当然充電装置部2
2に充電池20をセットする。
【0026】まず、ステップ1で充電制御回路cのイニ
シャライズを行い、次いでステップ2で、充電制御回路
cは充電特性データメモリ(ROM)bに記憶されたデ
ータを読み込む。
【0027】また、充電制御回路cは、そのデータ読み
込みとほとんど同時に、ステップ3で、充電池aが充電
可能範囲内のものか否かを選定する。充電可能範囲内で
あればステップ4に進み、一方、充電可能範囲内でない
ならばステップ8に進む。
【0028】このステップ3の選定では、充電装置部2
2の(充電)電流容量の大きさによって選定範囲が規定
されている(充電池aの説明にて前述)。また、それ以
外にも、もし充電特性データメモリbを持たない充電池
(本発明の規格外品)が充電装置部22にセットされた
ときは、充電特性データが入力されることがないため、
充電が不可能である旨の判定をし、ステップ8に進む。
ステップ8では、充電が不可能である旨の表示灯(例え
ばLED)を点灯する。
【0029】次いでステップ4においては、読み取った
データに基づいてスイッチング回路dを制御する。次い
でステップ5で、充電中は、常に比較回路c3、c4で
電圧、電流を監視する。監視の結果、異常と判定したと
きはステップ13に進んで、強制的に充電を終了させ
る。併せて、異常が発生した旨の表示灯(例えばLE
D)を点灯する。
【0030】一方、監視の結果、問題がなければ充電が
進み、ステップ6においてピーク電圧からの電圧降下Δ
Vを検出したときは、ステップ7に進んで充電完了とな
る。また、古い充電池などは、データ通りのピーク電圧
や電圧降下値ΔVを示さない場合があるので、過充電と
ならぬように、ステップ9において制限時間が来たこと
を判断した場合にはタイマーの割り込みによりステップ
7に進んで充電完了とする。
【0031】なお、充電池部20に異常発熱が生じた場
合、充電池部20全体の不具合のみならず、充電装置部
22に不具合が生じる恐れがある。この異常発熱を防ぐ
ため、ステップ11以降の手順を採用する。つまり、ス
テップ11において、充電池部20に取り付けた温度セ
ンサーa1で、充電池部20の温度を検出し、ステップ
12で検出温度がデータの温度を超えたか否かを判断
し、超えたときは、ステップ13に進んで、強制的に充
電を終了させる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、複
数種類の充電池の充電を一つの充電装置で適切かつ簡便
に行うことができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る充電システムの構成回路
図である。
【図2】図1の充電システムの充電動作の流れ図であ
る。
【図3】従来の充電システムの構成回路図である。
【符号の説明】
20 充電池部 22 充電装置部 a 充電池 a1 温度センサ b 充電特性デ−タメモリ c 充電制御回路 d スイッチング回路 e 定電流回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電池部と該充電池部へ充電する充電装
    置部を有する充電システムにおいて、 充電池部が、充電池部自身の充電時の特性データを記憶
    するメモリを有し、 充電装置部が、前記特性データをメモリから読み出し
    て、読み出した特性データに応じて充電池部の充電状況
    を制御する手段を有することを特徴とする充電システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、充電池部に、該充電
    池部の温度を検出する温度センサーを設け、充電装置部
    に、温度センサーの検出温度に基づき充電池部の異常発
    熱を検出したときに、充電池部の充電を中止する手段を
    設けることを特徴とする充電システム。
JP5002689A 1993-01-11 1993-01-11 充電システム Pending JPH06217468A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5002689A JPH06217468A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 充電システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5002689A JPH06217468A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 充電システム

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JPH06217468A true JPH06217468A (ja) 1994-08-05

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ID=11536256

Family Applications (1)

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JP5002689A Pending JPH06217468A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 充電システム

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JP (1) JPH06217468A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10215523A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Nec Yonezawa Ltd 多種のバッテリパックに充電可能な充電器とその充電方 式
JP2008263781A (ja) * 2008-07-14 2008-10-30 Toshiba Battery Co Ltd 充電装置
JP2008295170A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Canon Inc 充電装置及びその制御方法

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