JPH062155Y2 - 在室者検知装置 - Google Patents
在室者検知装置Info
- Publication number
- JPH062155Y2 JPH062155Y2 JP1988088151U JP8815188U JPH062155Y2 JP H062155 Y2 JPH062155 Y2 JP H062155Y2 JP 1988088151 U JP1988088151 U JP 1988088151U JP 8815188 U JP8815188 U JP 8815188U JP H062155 Y2 JPH062155 Y2 JP H062155Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- timer
- unit
- time
- outputs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fire Alarms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、室内で移動する人間の動きを、その移動に起
因する変化量として検出するタイプの検知器に関し、そ
の検知出力の変動分を利用し、立ち止まった人間の微少
な動きを検出する技術に関するものである。
因する変化量として検出するタイプの検知器に関し、そ
の検知出力の変動分を利用し、立ち止まった人間の微少
な動きを検出する技術に関するものである。
従来より、室内に侵入した人間を検出する防犯用検知器
として、受動型赤外線検知器、超音波検知器、マイクロ
波検知器等が使用されているが、これらは、検出域内の
人間の歩行による大きな変動分を検出するようになって
いるため、検出域内で立ち止まった人間の微少な動きは
検出できなかった。このタイプの検知器を利用して、人
間の存在を検出する場合は、単にこの検知器の出力時間
をタイマー回路により長くすることによって実現させて
いた。
として、受動型赤外線検知器、超音波検知器、マイクロ
波検知器等が使用されているが、これらは、検出域内の
人間の歩行による大きな変動分を検出するようになって
いるため、検出域内で立ち止まった人間の微少な動きは
検出できなかった。このタイプの検知器を利用して、人
間の存在を検出する場合は、単にこの検知器の出力時間
をタイマー回路により長くすることによって実現させて
いた。
従来の方法は、タイマーが作動している時間に、人間が
検出域内を再び歩行することを前提としたものであった
ため、この間に人間の大きな動きがなければ、検知出力
が途絶えてしまい、本当の意味での在室者検出とはなら
ないという問題があった。
検出域内を再び歩行することを前提としたものであった
ため、この間に人間の大きな動きがなければ、検知出力
が途絶えてしまい、本当の意味での在室者検出とはなら
ないという問題があった。
本考案は、検知部から増幅部を経た信号を利用し、これ
にスレッシュレベルが変動する判定部と、起動信号が入
力されるたびに最初から作動するタイマー部を接続した
ものである。
にスレッシュレベルが変動する判定部と、起動信号が入
力されるたびに最初から作動するタイマー部を接続した
ものである。
増幅器からの信号が高い方のスレッシュレベルを越える
と、判定部からタイマー部へ信号を送り、タイマー部を
作動させるとともに一定時間スレッシュレベルを下げ
る。これにより微少な信号に対しても判定部からタイマ
ー部へ起動信号を送ることになり、タイマー部は最初の
状態にもどり、再起動し、検知出力を持続させる。
と、判定部からタイマー部へ信号を送り、タイマー部を
作動させるとともに一定時間スレッシュレベルを下げ
る。これにより微少な信号に対しても判定部からタイマ
ー部へ起動信号を送ることになり、タイマー部は最初の
状態にもどり、再起動し、検知出力を持続させる。
つまり、いったん検出域に人間が入った後は、検出域内
で立ち止まった人間の微少な動きによるかすかな信号も
検出可能となり、在室者の検出を確実に行うことができ
る。
で立ち止まった人間の微少な動きによるかすかな信号も
検出可能となり、在室者の検出を確実に行うことができ
る。
第1図は、本願考案の在室者検知器の構成を示すブロッ
ク図である。検出部1からの信号は、増幅部2によって
増幅され、判定部3へ入力される。判定部3は、A−D
変換器31、制御部32、タイマー起動信号出力部33
よりなり、この判定部3からの信号は、タイマー部4へ
入力される。タイマー部4は、信号が入力されるたびに
最初から作動し、一定時間連続して出力信号を出す。こ
こからの信号は、出力部5へ入力され、出力部5から在
室者信号として外部へ出力される。判定部3の中の制御
部では、A−D変換器でデジタル化された信号を監視
し、第1の判定値(スレッシュレベル)を越えるような
値を示したときに、タイマー起動信号発生部33より信
号を出す。いったんこの信号を出した後の一定時間は、
第1の設定値よりも小さい値に設定した第2の判定値を
基準とし、この値を越えたときにタイマー起動信号を出
力させる。
ク図である。検出部1からの信号は、増幅部2によって
増幅され、判定部3へ入力される。判定部3は、A−D
変換器31、制御部32、タイマー起動信号出力部33
よりなり、この判定部3からの信号は、タイマー部4へ
入力される。タイマー部4は、信号が入力されるたびに
最初から作動し、一定時間連続して出力信号を出す。こ
こからの信号は、出力部5へ入力され、出力部5から在
室者信号として外部へ出力される。判定部3の中の制御
部では、A−D変換器でデジタル化された信号を監視
し、第1の判定値(スレッシュレベル)を越えるような
値を示したときに、タイマー起動信号発生部33より信
号を出す。いったんこの信号を出した後の一定時間は、
第1の設定値よりも小さい値に設定した第2の判定値を
基準とし、この値を越えたときにタイマー起動信号を出
力させる。
第2図は、本検出装置の判定部3への入力信号と出力信
号及びタイマー部4の出力信号を示した図である。
(a)の実線で示したのは、入力信号(増幅部2の出力
信号)であり、破線で示したのは、スレッシュレベルで
ある。(b)は、判定部3の出力、(c)は、タイマー
部4の出力である。横軸を時間とし、縦軸を電圧値とす
る。時間t1で、入力信号はスレッシュレベル(第1の
判定値)を越え、判定部3から出力信号が出され、タイ
マー部4からは出力が出る。これと同時にスレッシュレ
ベルは、第2の判定値まで下がる。t1とt2の間の時
間は、検出域内に人間が存在している状態を示してい
る。この間は、スレッシュレベルが下がっているため、
わずかな信号変動でも、判定部から出力が出される。タ
イマー時間をこの出力間隔よりも長く設定しておけば、
タイマー部4の出力は連続して出される。t2とt3の
間の時間は、タイマー時間であり、タイマー部4からの
出力は、この時間を経過するとなくなり、スレッシュレ
ベルは元の状態に戻る。それ以降は、判定部3に再び第
1の判定値を越える信号が入力されるまでは、多少外乱
等で信号がふらついても動作する心配はない。タイマー
時間及びスレッシュレベルは、自由に設定変更が出来る
ようにしておけば、検出部の感度などの特性に合わせ
て、最も効率の良い在室者検出を行うことができる。
号及びタイマー部4の出力信号を示した図である。
(a)の実線で示したのは、入力信号(増幅部2の出力
信号)であり、破線で示したのは、スレッシュレベルで
ある。(b)は、判定部3の出力、(c)は、タイマー
部4の出力である。横軸を時間とし、縦軸を電圧値とす
る。時間t1で、入力信号はスレッシュレベル(第1の
判定値)を越え、判定部3から出力信号が出され、タイ
マー部4からは出力が出る。これと同時にスレッシュレ
ベルは、第2の判定値まで下がる。t1とt2の間の時
間は、検出域内に人間が存在している状態を示してい
る。この間は、スレッシュレベルが下がっているため、
わずかな信号変動でも、判定部から出力が出される。タ
イマー時間をこの出力間隔よりも長く設定しておけば、
タイマー部4の出力は連続して出される。t2とt3の
間の時間は、タイマー時間であり、タイマー部4からの
出力は、この時間を経過するとなくなり、スレッシュレ
ベルは元の状態に戻る。それ以降は、判定部3に再び第
1の判定値を越える信号が入力されるまでは、多少外乱
等で信号がふらついても動作する心配はない。タイマー
時間及びスレッシュレベルは、自由に設定変更が出来る
ようにしておけば、検出部の感度などの特性に合わせ
て、最も効率の良い在室者検出を行うことができる。
以上のように本考案によれば、通常の移動物体検知器の
増幅後の検出信号を利用し、検出域内に存在する人間を
検出することができるため、防犯用に限らず多くの応用
が期待でき、この種の検知装置の性能向上に多大な効果
が得られる。
増幅後の検出信号を利用し、検出域内に存在する人間を
検出することができるため、防犯用に限らず多くの応用
が期待でき、この種の検知装置の性能向上に多大な効果
が得られる。
第1図は、本考案の在室者検知器の構成を示すブロック
図である。第2図は、動作説明用の波形図である。
図である。第2図は、動作説明用の波形図である。
Claims (1)
- 【請求項1】物体が放射する赤外線エネルギーの変化量
を検出し、電気信号を発生する検出部と、この検出部か
らの信号を増幅する増幅部とを備えた受動型赤外線検知
器の増幅部からの信号を入力とする装置であって、この
信号が第1の判定値を越える信号であるときにタイマー
起動信号を出力し、その後一定の時間は、前記第1の判
定値よりも小さな第2の判定値を越える信号であるとき
にタイマー起動信号を出力する判定部と、このタイマー
起動信号が入力されるごとに一定時間検知信号を出すタ
イマー部とを備えたことを特徴とする在室者検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988088151U JPH062155Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 在室者検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988088151U JPH062155Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 在室者検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH029891U JPH029891U (ja) | 1990-01-22 |
JPH062155Y2 true JPH062155Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31312728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988088151U Expired - Lifetime JPH062155Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 在室者検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062155Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6811184B2 (ja) * | 2015-11-04 | 2021-01-13 | 住友化学株式会社 | 駆動装置及び該駆動装置を用いた噴霧装置 |
JPWO2017078101A1 (ja) | 2015-11-04 | 2018-08-30 | 住友化学株式会社 | 検知器及び該検知器を備えた噴霧装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57113383A (en) * | 1981-01-06 | 1982-07-14 | Shinichi Sato | Apparatus for detecting living thing |
JPS58166283A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-01 | Horiba Ltd | 赤外線検出回路 |
JPS5945693U (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-26 | 株式会社堀場製作所 | 人体等からの赤外線を検出する装置 |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP1988088151U patent/JPH062155Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH029891U (ja) | 1990-01-22 |
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