JPH06215101A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH06215101A
JPH06215101A JP5024895A JP2489593A JPH06215101A JP H06215101 A JPH06215101 A JP H06215101A JP 5024895 A JP5024895 A JP 5024895A JP 2489593 A JP2489593 A JP 2489593A JP H06215101 A JPH06215101 A JP H06215101A
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JP
Japan
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image
display area
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Pending
Application number
JP5024895A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Toyoda
辰也 豊田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06215101A publication Critical patent/JPH06215101A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1文書中の複数のページを同時に見比べたい
とき、任意のページの画像をディスプレイの空き領域に
複写することで、検索の操作性を向上させる。 【構成】 指示されたページの画像表示領域を、表示手
段の空き領域に複写する手段と、ページめくり指示を受
けても画像表示領域はそのまま表示し続ける手段とを設
ける。 【効果】 1回のページめくり操作では同時に表示でき
ない1文書の複数のページの画像を比較しながら見たい
とき、指示されたページの画像表示領域がディスプレイ
上の空き領域に退避されるので、離れたページ間隔のペ
ージ同士でも、簡単に比較しながら見ることが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記憶媒体に記録され
たデジタル化された画像情報を読み出して、ビットマッ
プ表示するディスプレイを具備する電子ファイルシステ
ムの画像表示装置に係り、特に、複数個の画像表示領域
の位置をズラしながら順次表示する画像表示機能を備え
た画像表示装置において、ユーザが1文書中の複数のペ
ージを同時に見比べたいとき、任意のページの画像をデ
ィスプレイの空き領域に複写することにより、検索時の
操作性を向上させた画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子ファイルシステムでは、複数
ページの文書(画像情報)をディスプレイに表示する
際、1ページ毎に、ディスプレイに表示する方式が一般
的に行われていた。そして、他のページを見たいときに
は、いわゆるページめくり機能によって、「前ページ」
とか、「後ろページ」のような指示を与えて、1ページ
ずつあるいは連続して例えば1秒間隔毎に前方向/後ろ
方向へ順次表示を切換えていた。
【0003】しかしながら、このような従来のページめ
くり方式では、文書中におけるページの前後関係が把握
しにくいこと、操作が煩わしいこと、昇順か降順かを判
断しにくいこと、等の多くの不都合があった。このよう
な不都合を解決する一つの方法として、複数の文書(画
像情報)を表示するための重複する複数個の表示領域を
設定して、画像情報を表示する画像表示領域の位置を変
えならが順次表示する表示方法が提案されている(特開
平2−183869号公報)。
【0004】この表示方法によれば、従来のページめく
り機能に比べて、ユーザが見たい画像情報の検索が容易
になる。しかし、1文書中で複数のページを同時に見比
べたい、という要求に対して、従来の機能では、1回の
ページめくり操作で表示可能なページの間隔が、小さい
もの同士でなければ、同時に見比べることはできない、
という問題がある。
【0005】以上のように、表示手段に画像情報を表示
するための重複する複数個の表示領域を設定して、画像
情報を表示する画像表示領域の位置を変えならが順次表
示する機能を有する電子ファイルシステムの画像表示装
置、すなわち、このような機能を有する電子ファイルシ
ステムに接続される画像表示装置は、従来から公知であ
る。しかし、検索時に、ユーザが1文書中で複数のペー
ジを同時に見比べたい、というとき、従来の機能では、
1回のページめくり操作で表示可能なページの間隔が、
小さいもの同士でなければ、同時に見比べることはでき
ないので、検索時の操作性が低下する、という不都合が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
電子ファイルシステムの画像表示装置におけるこのよう
な不都合を解決し、検索時に、1文書中で複数のページ
を同時に見比べたい場合に、所望のページの画像を画像
表示領域の空き領域に複写し、その後にページめくりの
指示があっても、そのページの表示を続行するようにし
て、検索時の操作性を向上させた画像表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
記憶媒体に記録された画像情報を読み出す画像情報読み
出し手段と、読み出した画像情報を表示する表示手段と
を具備し、表示手段に画像情報を表示するための重複す
る複数個の表示領域を設定して、画像情報を表示する画
像表示領域の位置を変えならが順次表示する機能を有す
る電子ファイルシステムにおいて、ポインティングデバ
イスやキーボード等の指示によって選択されたページの
画像表示領域を、前記表示手段の空き領域に複写する手
段と、ユーザからページめくり指示を受けても、前記画
像表示領域はそのまま表示し続ける手段、とを備えた構
成である。
【0008】第2に、上記第1の画像表示装置におい
て、ポインティングデバイスやキーボード等の指示によ
って表示手段の空き領域に移動した任意の画像表示領域
を、削除する手段を備えた構成である。
【0009】第3に、上記第1の画像表示装置におい
て、ポインティングデバイスやキーボード等の指示によ
って表示手段の空き領域に移動した画像表示領域から、
指示された任意の画像表示領域をアイコン化する手段を
備えた構成である。
【0010】第4に、上記第1の画像表示装置におい
て、ポインティングデバイスやキーボード等の指示によ
ってアイコン化された任意の画像表示領域を、表示手段
の空き領域に復帰させる手段を備えた構成である。
【0011】
【作用】この発明では、従来のページめくり機能を有す
る画像表示装置を改良し、1文書において、複数のペー
ジを同時に見たいときは、指示されたページの画像表示
領域を、ディスプレイの空き領域に複写し、その後にペ
ージめくりの指示があっても、そのページは表示し続け
るようにしている(請求項1の発明)。この場合に、デ
ィスプレイの空き領域に、複数のページの画像を退避さ
せていくと、不要なページも出現するが、そのようなペ
ージが増えると、複雑で見にくい画面になるので、空き
領域に退避させた任意の画像表示領域を、削除できるよ
うにしている(請求項2の発明)。
【0012】また、ディスプレイの空き領域に、複数の
ページの画像を退避させていくと、複雑で見にくい画面
になるが、それらの画像のうちには、削除したくない画
像も存在するので、空き領域に退避させた任意の画像表
示領域をアイコン化することによって、画面の複雑さ、
見にくさを軽減して、検索の操作性を向上させる(請求
項3の発明)。さらに、アイコン化された画像表示領域
の内容を、その後、確認したい場合に備えて、画像表示
領域を削除せずにアイコン化しておき、復帰させること
ができるようにしている(請求項4の発明)。
【0013】以上のように、ユーザが1文書において、
複数のページの内容を同時に見たい場合に、ディスプレ
イの空き領域に複写したり、空き領域に退避させた領域
を削除したり、アイコン化したり、復帰させたりするこ
とによって、簡単な操作で、迅速に検索できるようにし
て操作性を向上させた画像表示装置を提供する。ここ
で、この発明の画像表示装置を使用する電子ファイリン
グ装置について、その要部構成の一例を説明する。
【0014】図2は、電子ファイリング装置について、
そのハード構成の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。図において、1はCPU、2はメモリ、3はイメー
ジデータ拡大・縮小・複写処理装置、4はイメージデー
タ圧縮・伸長処理装置、5はキーボード、6はポインテ
ィングデバイス、7はタイマー、8はVRAM、9はビ
ットマップディスプレイ、10は光ディスクドライブ、
11はスキャナ、12はプリンタ、13はシステムバス
を示す。
【0015】この図2に示した電子ファイリング装置
は、一般的な検索機能を有しており、検索時等には、後
出の図9と図10のフローに従って、画像表示装置(ビ
ットマップディスプレイ9)の動作を制御する点、およ
び、各種パラメータによって画像表示領域を管理するた
めに、表1〜表4を使用する点(後出の図4〜図8)を
除けば、基本的には従来の電子ファイリング装置と同様
の構成である。したがって、詳細な説明は省略する。
【0016】図3は、この発明の画像表示装置における
表示画面の一例を示す図である。図において、は画像
表示用の部分で、はその画像表示領域、とは空き
領域に退避された画像表示領域、はアイコン群の表示
領域、はアイコン化された画像表示領域を示す。
【0017】この図3に示すように、表示画面上に、画
像表示用の部分と、アイコン群の表示領域とを設け
ておく。画像表示用の部分には、従来例と同様に、画
像表示領域が設けられる。また、アイコン群の表示領
域には、画像表示領域の退避、退避した画像表示領域
の削除、退避した画像表示領域のアイコン化、アイコン
化された画像表示領域の復帰等の項目が表示される。な
お、従来と同様に、前ページめくりや、後ページめくり
の項目も表示される。
【0018】このアイコン群には、アイコン化された画
像表示領域も設定されている。この図3では、
「1」,「3」,「7」,「8」,「9」の5つの項目
が表示されている場合を示している。これらのアイコン
群の表示領域の項目は、図2のキーボード5や、ポイ
ンティングデバイス6等の指示によって選択される。
【0019】そして、退避する画像表示領域,を設
定する場合に、各画像表示領域を管理するために、
「表」を設ける(後出の図7、参照)。なお、この
「表」は、他の「表」と区別するために、表4と呼ぶ。
以下に述べる実施例は、この表4の他に、表1から表3
(図4から図6)も使用する場合であり、各パラメータ
の詳細な内容は、後出の図8に示す。
【0020】
【実施例】次に、この発明の画像表示装置について、図
面を参照しながら、その実施例を詳細に説明する。この
実施例は、請求項1から請求項4の発明に対応してい
る。
【0021】図1は、この発明の画像表示装置につい
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロツク図であ
る。図における符号は図2と同様であり、また、21は
表示制御装置で、21aはユーザ指示取得処理部、21
bは連続ページ表示処理部、21cは画像退避処理部、
21dは退避画像削除処理部、21eは退避画像アイコ
ン化処理部、21fは退避画像復帰処理部、22は文書
DB管理部、23は画像データ読み出し制御部、10a
は光ディスクを示す。
【0022】この図1に示した表示制御装置21は、ユ
ーザ指示取得処理部21a,連続ページ表示処理部21
b,画像退避処理部21c,退避画像削除処理部21
d,退避画像アイコン化処理部21e,退避画像復帰処
理部21fの各処理部から構成される。この画像表示装
置で、文書DB管理部22は、光ディスク10aに記録
されている各ページ毎、すなわち、1ページ1ページに
ついて、それぞれの固有のFIDと文書との関連をデー
タベース化して管理する。ここで、文書との関連とは、
例えば、「文書○○○の△△ページ」というような情報
を意味する。
【0023】画像データ読み出し制御部23は、FID
が与えられると、光ディスクドライブ10を操作して、
セットされた光ディスク10aから画像情報を取得す
る。次に、FIDについて説明する。
【0024】図4は、各ページのFID(表1)につい
て、その構成を示す図である。この図4に示す各ページ
のFIDは、表1として、図1の文書DB管理部22内
に作成される。
【0025】この図4では、nページまでの文書である
ことを示すために、最後の0ページに対応するFIDに
は、0(ターミネータ)をセットする。また、先の図3
に関連して説明したように、画像表示用の部分には、
複数の画像表示領域を設定する場合に、各画像表示領
域を管理するために、別の表2を設ける。
【0026】図5は、各画像表示領域のパラメータ(表
2)について、その構成の一例を示す図である。この図
5に示すように、表2は、「画像表示エリアNo」と、
それに対応する「パラメータ領域」とから構成される。
【0027】また、画像表示用の部分に、複数の空き
領域の画像表示領域,を設定する場合に、各空き領
域,を管理するために、表3を使用する。図6は、
空き領域に退避する画像表示領域のパラメータ(表3)
について、その構成を示す図である。
【0028】この図6に示すように、表3は、「空き領
域エリアNo」と、それに対応する「パラメータ領域」
とから構成される。さらに、空き領域の画像表示領域
,をアイコン化する場合、およびアイコン化された
領域を復帰させる場合、アイコン化した各画像表示領域
を管理するために、表4を使用する。
【0029】図7は、アイコン化された各画像表示領域
のパラメータ(表4)について、その構成を示す図であ
る。この図7のパラメータ(表4)は、アイコン化した
画像表示領域を管理するために使用するものであり、
「アイコンNo」と、それに対応する「パラメータ領
域」とから構成される。
【0030】図8は、図5から図7に示したパラメータ
(表2〜表4)について、その詳細な内容を示す図であ
る。先の図5のパラメータ領域には、この図8に示すよ
うに、「ページ数」,「画像表示領域の左上座標」,
「画像表示領域の横幅」,「画像表示領域の縦幅」,…
…等のパラメータが格納される。
【0031】先の図8で、「画像表示領域の左上座標」
の(Xp,Yp)は、予め設定しておいてもよいし、あ
るいは、各画像表示領域が、画像表示用の部分上に
斜めに表示されるように、その都度計算して設定しても
よい。また、ΔX,ΔY,Xs,Ys,倍率は、予め設
定されている値を用いる。
【0032】なお、図5の画像表示領域の個数MAX
も、同様に、予め設定されている値を用いる。以上に述
べた図5の説明は、図6や図7のパラメータ領域につい
ても、同様である。
【0033】次に、図1に示したこの発明の画像表示装
置について、フローチャートを参照しながら、その動作
を説明する。図9は、この発明の画像表示装置におい
て、表示制御装置の主要な処理の流れを示すフローチャ
ートである。図において、#1〜#15はステップを示
す。
【0034】まず、ステップ#1で、文書DB管理部2
2へ依頼して、1文書の全てのページのFIDを取得
し、先の図4に示した各ページとFIDの表を、表1と
して作成する。次のステップ#2で、先の図5と図8に
関連して説明したパラメータを、表2にセットする。
【0035】ステップ#3で、表示開始ページPsを1
ページにセットする。ステップ#4へ進んで、連続ペー
ジ表示処理を行い、1ページから連続して表示する。こ
のステップ#4の詳細は、次の図10に示す。この処理
は、図1の連続ページ表示処理部21bが実行する。
【0036】次のステップ#5で、Ps+画像表示領域
個数MAXを、表示開始ページPsにセットする。ステ
ップ#6で、ユーザからの指示を取得して、指示された
処理を行う。この処理は、図1のユーザ指示取得処理部
21aによって実行される。ステップ#7で、画像表示
領域退避の指示があったかどうかチェックする。
【0037】もし、画像表示領域退避の指示があったと
きは、ステップ#8へ進み、選択されたページの画像表
示領域を退避させる。具体的にいえば、選択された画像
表示領域を、図3の空き領域,に複写する処理であ
る。この処理は、図1の画像退避処理部21cによって
行われ、図5に示した表2のパラメータ領域(詳しく
は、図8のイメージデタ格納アドレスADDR)に格納
されている画像データを、VRAM8にコピーして表示
し直すと共に、図5の表2のパラメータ領域のXs,Y
s,表示倍率,ADDRを、図6の表3にコピーする
(請求項1の発明)。
【0038】なお、空き領域がないときは、ユーザにそ
の旨を通知して処理を終了する。その後、再び先のステ
ップ#5へ戻り、以下同様の処理を行う。また、先のス
テップ#7で判断した結果、画像表示領域退避の指示が
ないときは、次のステップ#9へ進む。
【0039】ステップ#9では、退避画像領域削除の指
示があったかどうかチェックする。もし、退避画像領域
削除の指示があったときは、ステップ#10へ進み、退
避された画像領域を削除する。具体的にいえば、図3の
空き領域,に退避した任意の画像表示領域を、ディ
スプレイから削除する処理である。この場合には、同時
に、図6の表3の該当する項目のデータを削除する(請
求項2の発明)。この処理は、図1の退避画像削除処理
部21dによって行われる。
【0040】その後、再び先のステップ#5へ戻り、以
下同様の処理を行う。また、先のステップ#9で判断し
た結果、退避画像領域削除の指示がないときは、次のス
テップ#11へ進む。
【0041】ステップ#11では、退避画像領域アイコ
ン化の指示があったかどうかチェックする。もし、退避
画像領域アイコン化の指示があったときは、次のステッ
プ#12へ進み、指示された退避画像領域をアイコン化
する。この処理は、図1の退避画像アイコン化処理部2
1eによって行われる。
【0042】アイコン化の処理では、図3の空き領域
,に退避した任意の画像表示領域をアイコン化す
る。この処理では、先の図7に示したパラメータ(表
4)を使用する。
【0043】この実施例では、画像表示領域の個数MA
Xの値は、予め設定されている値を用い、また、ΔX,
ΔYの値は、図6のパラメータ(表3)の値を使用する
場合とする。なお、Xp,Ypの値は使用しない。具体
的にいえば、このアイコン化の処理に際しては、図5の
表2のパラメータ領域のXs,Ys,表示倍率,ADD
Rを、図6の表3にコピーする。同時に、図6の表3の
該当する項目を削除して、その分だけ多くのページが空
き領域に表示できるようにする(請求項3の発明)。
【0044】なお、アイコン化された画像表示領域の個
数が、MAXの値を超えたときは、ユーザにその旨を通
知して処理を終了する。その後、再び先のステップ#5
へ戻り、以下同様の処理を行う。
【0045】また、先のステップ#11で判断した結
果、退避画像領域アイコン化の指示がないときは、次の
ステップ#13へ進む。このステップ#13では、退避
画像領域復帰の指示があったかどうかチェックする。
【0046】もし、退避画像領域復帰の指示があれば、
ステップ#14へ進み、選択された退避画像領域の復帰
処理を行う。この処理は、図1の退避画像復帰処理部2
1fによって行われる。この退避画像領域の復帰処理
は、アイコン化された任意の画像表示領域を、先に示し
た図7のパラメータ(表4)を使用して、再び、空き領
域の画像表示領域,に復帰させる処理である。
【0047】この場合の表示位置は、図6のパラメータ
(表3)の未使用項目のXp,Ypを用いる。同時に、
図7のパラメータ(表4)のΔX,ΔY,Xs,Ys,
表示倍率,ADDRを、図6の表3にコピーし、図7の
表4から該当する項目を削除する(請求項4の発明)。
なお、空き領域がないときは、ユーザにその旨を通知し
て処理を終了する。その後、再び先のステップ#5へ戻
り、以下同様の処理を行う。
【0048】また、先のステップ#13で判断した結
果、退避画像領域復帰の指示がないときは、ステップ#
15へ進み、先のステップ#4と同様に、1ページから
連続して表示する。以上のステップ#1〜#15の処理
によって、この発明の画像表示装置における表示制御が
行われる。
【0049】次に、この図9のステップ#4と#15の
処理を詳しく説明する。図10は、この発明の画像表示
装置において、連続ページ表示処理の主要な処理の流れ
を示すフローチャートである。図において、#21〜#
31はステップを示す。
【0050】ステップ#21で、表示ページDに、表示
開始ページPsをセットする。ステップ#22で、図4
に示した表1から、FIDを取得する。
【0051】ステップ#23へ進み、図1の画像データ
読み出し制御部23によって画像圧縮コードを取り出
す。次のステップ#24で、画像データを伸長する。こ
の処理は、図1の光ディスク10aに格納されている画
像データは、HM,MR,MMR等の圧縮方式で圧縮さ
れているので、一旦元の画像データに戻すために行われ
る。
【0052】ステップ#25で、画像データの変倍処理
を行う。ステップ#26へ進み、図5に示した表2か
ら、左上座標(Xs,Ys)のパラメータを取得する。
【0053】次のステップ#27で、表2にイメージデ
ータ格納アドレスADDRをセットする。ステップ#2
8で、図1のVRAM8に画像データをコピーする。
【0054】これらのステップ#26〜#28の処理に
より、ディスプレイに表示しているページの部分画像デ
ータが、メモリ2に格納され、そのアドレスが表2の格
納アドレスADDRにセットされて、表示動作が可能に
なる。次に、ステップ#29へ進み、表示ページが画像
表示領域の個数MAXに達したかどうかチェックする。
【0055】もし、表示ページが、画像表示領域の個数
MAXに達していなければ、ステップ#30で、D=D
+1にする。ステップ#31で、タイマー処理を行う。
この処理は、各ページを例えば1秒間隔のような一定時
間で表示するために行われる。図1のタイマー7が、こ
の処理を行う。
【0056】その後、再び先のステップ#22へ戻り、
以下同様の処理を行う。また、先のステップ#29で判
断した結果、表示ページが、画像表示領域の個数MAX
に達したときは、この図10のフローを終了する。
【0057】以上に詳細に説明したように、この発明の
画像表示装置では、検索時に、ページめくり機能によっ
て必要なページを表示する際に、1文書の複数のページ
の画像の比較を可能にするために、図3に示した表示画
面上に設けられた画像表示用の部分に、画像表示領域
と共に、複数の空き領域,を使用し、退避された
画像表示領域を設けることによって、同時に、任意の複
数のページの画像が表示できるようにしている。
【0058】
【発明の効果】請求項1の画像表示装置では、1回のペ
ージめくり操作だけでは同時に表示することができない
1文書の複数のページの画像を比較しながら見たいと
き、ポインティングデバイスやキーボード等によって指
示すると、指示されたページの画像表示領域が、ディス
プレイ上の空き領域に退避される。したがって、離れた
ページ間隔のページ同士でも、簡単に比較しながら見る
ことが可能になり、検索時の操作性が向上される。
【0059】請求項2の画像表示装置は、請求項1の画
像表示装置の改良であり、ディスプレイ上の空き領域に
複数のページの画像を表示していくと、画面上の表示が
だんだん複雑化し、見にくい画面になってしまうが、ポ
インティングデバイスやキーボード等によって指示すれ
ば、指示されたページの画像表示領域を削除することが
できる。したがって、請求項1の画像表示装置による効
果に加えて、画面の複雑さ、見にくさが回避され、より
一層検索時の操作性が向上される。
【0060】請求項3の画像表示装置は、請求項2の画
像表示装置の改良であり、ディスプレイ上の空き領域に
複数のページの画像を表示していくと、画面上の表示が
だんだん複雑化し、見にくい画面になってしまうが、請
求項2の画像表示装置のように、削除してしまうと、そ
の後に再表示するのが面倒になる。そこで、ポインティ
ングデバイスやキーボード等によって指示することで、
指示されたページの画像表示領域をアイコン化し、一時
的に、画面の複雑さ、見にくさを軽減すると共に、必要
に応じて再表示を可能にすることによって、より一層検
索時の操作性を向上させる。
【0061】請求項4の画像表示装置は、請求項3の画
像表示装置の改良であり、アイコン化した画像表示領域
を再び見たい場合に、ポインティングデバイスやキーボ
ード等によって指示すれば、ディスプレイ上の空き領域
に復帰できる。したがって、請求項1から請求項3の画
像表示装置の効果に加えて、より一層検索時の操作性が
向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像表示装置について、その要部構
成の一実施例を示す機能ブロツク図である。
【図2】電子ファイリング装置について、そのハード構
成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図3】この発明の画像表示装置における表示画面の一
例を示す図である。
【図4】各ページのFID(表1)について、その構成
を示す図である。
【図5】各画像表示領域のパラメータ(表2)につい
て、その構成の一例を示す図である。
【図6】空き領域に退避する画像表示領域のパラメータ
(表3)について、その構成を示す図である。
【図7】アイコン化された各画像表示領域のパラメータ
(表4)について、その構成を示す図である。
【図8】図5から図7に示したパラメータ(表2〜表
4)について、その詳細な内容を示す図である。
【図9】この発明の画像表示装置において、表示制御装
置の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】この発明の画像表示装置において、連続ペー
ジ表示処理の主要な処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 イメージデータ拡大・縮小・複写処理装置 4 イメージデータ圧縮・伸長処理装置 5 キーボード 6 ポインティングデバイス 8 VRAM 9 ビットマップディスプレイ 10 光ディスクドライブ 10a 光ディスク 11 スキャナ 12 プリンタ 21 表示制御装置 21a ユーザ指示取得処理部 21b 連続ページ表示処理部 21c 画像退避処理部 21d 退避画像削除処理部 21e 退避画像アイコン化処理部 21f 退避画像復帰処理部 22 文書DB管理部 23 画像データ読み出し制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体に記録された画像情報を読み出
    す画像情報読み出し手段と、読み出した画像情報を表示
    する表示手段とを具備し、表示手段に画像情報を表示す
    るための重複する複数個の表示領域を設定して、画像情
    報を表示する画像表示領域の位置を変えならが順次表示
    する機能を有する電子ファイルシステムにおいて、 ポインティングデバイスやキーボード等の指示によって
    選択されたページの画像表示領域を、前記表示手段の空
    き領域に複写する手段と、 ユーザからページめくり指示を受けても、前記画像表示
    領域はそのまま表示し続ける手段、とを備えたことを特
    徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像表示装置において、 ポインティングデバイスやキーボード等の指示によって
    表示手段の空き領域に移動した任意の画像表示領域を、
    削除する手段を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の画像表示装置において、 ポインティングデバイスやキーボード等の指示によって
    表示手段の空き領域に移動した画像表示領域から、指示
    された任意の画像表示領域をアイコン化する手段を備え
    たことを特徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の画像表示装置において、 ポインティングデバイスやキーボード等の指示によって
    アイコン化された任意の画像表示領域を、表示手段の空
    き領域に復帰させる手段を備えたことを特徴とする画像
    表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0860998A1 (en) * 1997-02-24 1998-08-26 Canon Kabushiki Kaisha Camera control system
JP2006331400A (ja) * 2005-04-28 2006-12-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 画像編集方法

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EP0860998A1 (en) * 1997-02-24 1998-08-26 Canon Kabushiki Kaisha Camera control system
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