JPH06214538A - 統合されたビデオおよびグラフィックを表示するための、システムおよび方法 - Google Patents

統合されたビデオおよびグラフィックを表示するための、システムおよび方法

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JPH06214538A
JPH06214538A JP5106913A JP10691393A JPH06214538A JP H06214538 A JPH06214538 A JP H06214538A JP 5106913 A JP5106913 A JP 5106913A JP 10691393 A JP10691393 A JP 10691393A JP H06214538 A JPH06214538 A JP H06214538A
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video
data
pixels
graphic
pixel
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JP5106913A
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A Thompson Lawrence
ローレンス・エイ・トンプソン
A Baden Eric
エリック・エイ・バーデン
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Apple Computer Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの別個のバッファ、ビデオのための1つ
およびグラフィックのための1つを含む統合されたビデ
オおよびグラフィックディスプレイを提供するためのコ
ンピュータシステムを提供する。 【構成】 ビデオバッファにストアされたビデオデータ
およびグラフィックバッファにストアされたグラフィッ
クデータは異なったピクセルの深さを有してもよい。デ
ータはビデオバッファからビデオ処理経路へ、およびグ
ラフィックデータをグラフィック処理経路へ転送され
る。各処理経路に沿ったピクセル転送の速度が等しいよ
うに、データは異なった速度で各バッファから転送され
てもよい。各処理経路からのピクセルは結合され、統合
されたビデオおよびグラフィック表示のピクセルを形成
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、単一モニタにおいて統合ビデ
オおよびグラフィックを同時に表示することができるコ
ンピュータに関する。
【0002】モニタにおける統合ビデオ/グラフィック
表示は、フルスクリーングラフィックウィンドウの形に
あってもよく、その中にビデオが表示される挿入ウィン
ドウを有する。
【0003】統合ビデオおよびグラフィックコンピュー
タのための現行のアーキテクチャは、表示する前に統合
ビデオ画像を一時的にストアするための単一バッファメ
モリを用いる。この単一バッファメモリは、グラフィッ
ク専用コンピュータにおけるグラフィックバッファを構
成するメモリである。
【0004】統合ビデオグラフィック画像をストアする
ために単一のバッファが用いられる場合、表示する前に
ソフトウェアがビデオウィンドウをグラフィックバッフ
ァに描かなければならないので、ソフトウェアの複雑性
は増す。ビデオウィンドウを、グラフィックウィンドウ
内において移動可能およびサイズ変更可能にするために
は、ソフトウェアはさらに複雑になる。
【0005】単一バッファアーキテクチャのさらなる不
利点は、ビデオおよびグラフィック信号が共通の経路で
処理されることである。これは、ビデオおよびグラフィ
ックが同じ色解像度または深さを有する場合のみ可能で
ある。これは、たとえば、8ビット/ピクセル以下でグ
ラフィックを表示しながらフルカラービデオを16ビッ
ト/ピクセルの解像度で示す可能性を排除する。
【0006】単一バッファ/共通経路アーキテクチャの
さらなる不利点は、同じカラーパレットまたはカラール
ックアップテーブルがビデオおよびグラフィックの両方
に用いられることである。ビデオおよびグラフィック信
号が異なる装置によって作られるので、1つのカラーパ
レットがビデオおよびグラフィックの両方に対して忠実
なカラー演出を与えるのは全く偶然である。カラーパレ
ットへの調整は、もちろん、ビデオおよびグラフィック
両方を同様に影響する。
【0007】明らかに、このようなコンピュータの完全
なる可能性が実現される前に、統合ビデオおよびグラフ
ィックコンピュータの代替的アーキテクチャが必要であ
る。
【0008】
【発明の概要】本発明は、統合ビデオおよびグラフィッ
クを表示するためのアーキテクチャを含むコンピュータ
に対するシステムに向けられている。
【0009】システムは、ビデオデータを処理するため
のビデオ処理経路、およびグラフィックデータを処理す
るためのグラフィック処理経路を含む。ビデオ処理経路
は、処理される前のビデオデータを一時的にストアする
ための第1バッファと、ビデオデータを処理するための
手段とを含む。グラフィック処理経路は、処理される前
のグラフィックデータを一時的にストアするための第2
のバッファと、グラフィックデータを処理するための手
段とを含む。
【0010】システムはさらに、処理されたビデオおよ
びグラフィックデータを組合わせて、統合ビデオおよび
グラフィック表示を形成するための手段を含む。
【0011】ビデオデータ処理手段およびグラフィック
データ処理手段の各々は、カラールックアップテーブル
を含む。
【0012】ビデオデータ処理手段はさらに、ビデオデ
ータをビデオピクセルにフォーマット化するための手段
と、グラフィックデータをグラフィックピクセルにフォ
ーマット化するための手段とを含む。
【0013】システムはさらに、第1のデータ速度でデ
ータを第1バッファからビデオ処理手段に転送するため
の手段と、第2のデータ速度でデータを第2バッファか
らグラフィック処理手段に転送するための手段とを含
む。第1および第2のデータ速度は、フォーマット化手
段がビデオピクセルおよびグラフィックピクセルを等し
い速度で形成するように選択されてもよい。
【0014】ビデオおよびグラフィックピクセルを等し
い速度で形成するためにビデオおよびグラフィックデー
タ転送速度を選択することは、1つのモニタで、ビデオ
およびグラフィックが異なるカラー解像度を有する場合
でも、モニタのウィンドウにおいて生のフルモーション
フルカラービデオとともにグラフィックディスプレイを
表示することを可能にする。
【0015】各々がカラールックアップテーブルを含
む、ビデオおよびグラフィックのための別個の処理経路
は、ビデオおよびグラフィックピクセルの独立したカラ
ー処理を可能にする。
【0016】ビデオが表示されていない場合、第1およ
び第2のバッファは、グラフィックのみをモニタに表示
するめたに、単一グラフィックバッファとして構成され
てもよい。グラフィック処理経路は、ビデオが表示され
ていない場合に、インターリーブモニタで畳み込み動作
をサポートするための回路を含む。
【0017】
【実施例】同様のコンポーネントが同様の識別番号で示
されている図面を参照して、図1は本発明に係るビデオ
グラフィックシステム20の機能的エレメントを示す。
システムは、ビデオウィンドウおよびグラフィックウィ
ンドウが、コンピュータCRTモニタ上に同時に表示さ
れることを可能にする。
【0018】ビデオウィンドウの下のグラフィックが不
明瞭になるように、ビデオウィンドウはグラフィックウ
ィンドウ上にオーバーレイされて現われることができ
る。代替的に、ビデオウィンドウ内のビデオとビデオウ
ィンドウ下のグラフィックとの両方が見えるように、ウ
ィンドウは予め定められた透明レベルを有するように作
られてもよい。
【0019】好ましい実施例において、システム20は
マイクロプロセッサ27、たとえば68040マイクロ
プロセッサを含む中央処理装置(CPU)25を有する
パーソナルコンピュータ(点線23で示す)である。
【0020】再び図1を参照して、システム20は2つ
の部分を含む。第1の部分20Aは、異なるスキャンフ
ォーマットおよびカラースペースのビデオ信号を標準フ
ォーマットおよびカラースペースに処理するための機能
エレメントを含む。これらのエレメントの特定のいくつ
かは、先行技術の統合ビデオおよびグラフィックシステ
ムにあるかもしれない。
【0021】第2の部分20Bは、先行技術の統合ビデ
オ/グラフィックシステムにはないデュアルパス処理お
よび統合システムの機能エレメントを含む。部分20A
の記載が含まれているのは、本発明がどのように標準ハ
ードウェアとインターフェースできるかを示すためであ
る。
【0022】システム20の部分20Aは、3つのビデ
オ入力ポートを含む。ポート22はNTSC(ナショナ
ルテレビジョンスタンダードコミッティ)またはPAL
SECAM(欧州TVスタンダード)基準でアナログ
ビデオ信号を受け、ポート24はビデオをY,C(輝
度、クロマ)フォーマットで受け、ポート26はディジ
タル化されたビデオデータをYUVフォーマットで受
け、ポート29はマイクロプロセッサデータバス47へ
のアクセスを与える。NTSC/PAL信号は、A−D
コンバータ28、好ましくはTDA8708コンバータ
によってデジタル化され、Y信号およびC信号は、A−
Dコンバータ30、好ましくはTDA8709コンバー
タによってデジタル化される。D−Aコンバータ28お
よび30の出力は、SAA7191デジタルマルチスタ
ンダードデコーダによってデコードされる。ビデオ信号
は、カラースペースコンバータおよびリサイザー(VD
C)34に連絡する。VDC34はビデオをRGBフォ
ーマットで出力し、入力ビデオピクチャを、予め定めら
れたビデオウィンドウサイズと一致する走査ラインの数
および長さに縮小する。
【0023】システム20の部分20Bは、グラフィッ
クおよびビデオのデュアルパス処理を容易にするために
配置されるVRAMシステム40を含む。VRAMシス
テム40は、それぞれ第1のバッファ40Aおよび第2
のバッファ40Bを含み、各バッファは32ビット幅の
入力を有する。各バッファは、512キロバイト(k
B)または1メガバイト(1MB)のどちらかの容量を
有する。
【0024】統合ビデオおよびグラフィックを処理する
ため、ビデオおよびグラフィックデータが処理される前
に、バッファ40Aはビデオデータを一時的にストアす
るために用いられ、バッファ40Bはグラフィックデー
タを一時的にストアするために用いられる。ビデオ統合
機能が可能化されていないなら、二方向トランスレシー
バ46によって、グラフィック専用の単一メモリとして
バッファ40Aおよび40Bがともに用いられることを
可能にする。各バッファ40Aおよび40Bのデータ
は、モニタ36上にディスプレイをまたはディスプレイ
ウィンドウを形成するために、一般にピクセルと呼ばれ
るピクチャエレメントのマトリックスを表わす。
【0025】システム20に対する種々のエレメントに
対する以下の記載では、「ピクセル」の言葉は、ピクセ
ルデータ処理の異なる段階で異なる形にあるピクセルデ
ータに用いられる。以下の記載で用いられるように、
「ピクセル」の用語は、モニタ36上のピクチャエレメ
ント(ピクセル)を形成するための十分なデータ量を指
す。このデータは赤、緑、および青成分を含むことは明
らかであり、これらの成分はカラールックアップテーブ
ルのためのアドレス、カラー値を表わすバイナリデー
タ、またはモニタ36を駆動するためのアナログ信号で
ある。当業者にとって、データの形は記載から明らかと
なる。
【0026】カラーパレットおよびデジタルビデオスト
リームミクサ(VSM)50は、透明度の異なるレベル
でのオーバーレイを含むビデオおよびグラフィック統合
機能を与える。VSM50は、ビデオおよびグラフィッ
クのための独立した色制御を可能にする。VSM50の
出力52は、NTSC/PALエンコーダおよびスイッ
チ54を介して、アナログRGB信号をモニタ36に与
える。さらに、エンコーダ54の出力56および58
は、統合ビデオおよびグラフィックを、レコーダまたは
ほかの端末に与える。
【0027】コントローラ60は、システム20に対す
る制御コマンドを与える。このコマンドは、バッファ4
0Aまたは40Bをロードおよびアンロードするための
コマンド、VSM50における統合パラメータを制御す
るためのコマンド、システム20をグラフィックデータ
を発生するマイクロプロセッサとインターフェースする
ためのコマンド、およびモニタ36のための同期信号を
含む。バッファ40Bまたは40Aに入力するためのグ
ラフィックデータは、32ビット幅バス47に沿ってマ
イクロプロセッサから与えられる。
【0028】システム20の全体図および機能的エレメ
ントの相互作用を示したが、システム20の有用な機能
を与えるのに重要であるエレメントのより詳細な説明が
以下に与えられる。
【0029】上記で述べたように、システム20はバッ
ファ40Aおよび40Bを含み、各バッファは別個にア
クセスすることができる。図2を参照して、1つの配列
が示され、バッファ40Aおよび40Bは、合計102
4kBの容量のために構成されている。メモリは、4個
を有するバンク2つに配列される合計八つの128kB
8ビットVRAMブロック42(128kx8ブロッ
ク)を含む。各ブロック42は、データをアンロードす
るためのシリアルポート(SAM)43と接続される。
ビデオが可能化されると、ビデオデータが32ビット幅
バス41を通って入力され、さらに、シリアルポート4
3から出力されて32ビット幅バス44を通ってVSM
50に与えられる。グラフィックデータは32ビット幅
バス47を通って入力され、シリアルポート43から出
力され、32ビット幅バス45を通ってVSM50に送
られる。
【0030】合計容量2048kBを有するVRAMの
別の配置が、図3に示される。ここでは、合計メモリ
は、各々がSAM43に接続される、八つの128kx
8VRAMブロック42のバンク2個によって与えられ
る。この配置では、ブロック42は組をなして並列に接
続され、各組の入力コネクションはバス41に接続され
る。各組の出力コネクションは、SAM43を介してバ
ス44に接続される。
【0031】図1において、バッファ40Aおよび40
Bは、すべてのVRAMブロック42(図2または3)
が単一ブロック42A(ビデオVRAM)および42B
(グラフィックVRAM)として集合的にグループ化さ
れて示される。同様に、すべてのSAM43(図2また
は3)は、単一のビデオSAM43Aまたは単一のグラ
フィックSAM43Bとしてグループ化されている。
【0032】VSM50は、介在する回路ハードウェア
なしで、2つの32ビット幅バスによって異なる構成の
バッファ40Aおよび40Bと直接インターフェースす
ることができる。VRAM40が構成されかつロードさ
れる態様は、コントローラ60によって制御される。コ
ントローラ60は、事実上、VRAM40の異なる構成
および容量がVSM50にとって類似するようにする。
【0033】コントローラ60は、ビデオロードクロッ
ク入力VLDおよびグラフィックロードクロック入力G
LDを与え、これはVRAM40からVSM50へのビ
デオおよびグラフィックデータのロードレートを制御す
る。バス44および45のピクセル転送速度が等しくな
るように、グラフィックおよびビデオのカラー解像度
(ピクセル当りのビットまたはピクセル深さ)と独立し
て、VLDおよびGLDクロック周波数はコントローラ
60によって調整される。言換えると、グラフィックお
よびビデオが異なるカラー解像度を有する場合、ビデオ
およびグラフィックのデータ転送速度は、バス44およ
び45を通るビデオおよびグラフィックピクセル転送速
度が等しいように、コントローラ60によって選択され
る。ビデオおよびグラフィックピクセル周波数が等しく
されると、モニタ36上に予め定められたディスプレイ
効果をもたらすように、VSM50によって統合および
操作されることができる。
【0034】上記で説明したデュアルバッファアーキテ
クチャは、カラー解像度独立信号処理機能を与える重要
な部分であることがわかる。
【0035】デュアルバッファ40Aおよび40Bによ
ってもたらされる別の顕著な利点は、ビデオおよびグラ
フィックウィンドウの独立した制御である。たとえば、
先行技術のシステムでは、ビデオウィンドウはグラフィ
ックVRAMに書込まれて、統合スクリーンディスプレ
イまたはウィンドウを形成する。ビデオウィンドウの大
きさまたは位置が変更されたなら、グラフィックVRA
Mは書直さなければならない。これは遅い処理であり、
複雑なソフトウェアを要する。
【0036】本発明のシステムでは、グラフィックVR
AMに影響することなく、ビデオウィンドウのサイズま
たは位置を変えることができる。本発明では、ビデオウ
ィンドウは各ラインがモニタ36に書込まれる直前に、
VSM50によってグラフィックで1行ごとに統合され
る。ウィンドウの四隅のスクリーン座標は、ウィンドウ
の大きさおよび位置を指定し、ビデオおよびグラフィッ
クの統合のために用いられる。これらの座標から、(コ
ントローラ60によって)信号が発生され、これらの信
号はビデオ統合がどのスクリーン(走査)ラインで始ま
り、ビデオ統合がどの走査ラインで終るかをVSM50
に知らせる。走査ラインのどのピクセルでビデオ統合を
開始するか、かつ走査ラインのどのピクセルで終るかを
VSM50に知らせる信号も発生される。
【0037】図4を参照して、VSM50の機能エレメ
ントがさらに詳細に説明される。VSM50の重要なエ
レメントは、ピクセルフォーマット化ピクセライザ10
0である。ピクセライザ100は、バス44および45
からビデオおよびグラフィックデータを受取り、グラフ
ィックまたはビデオピクセルを表わすカラールックアッ
プテーブルアドレスにデータをフォーマット化する。
【0038】クロック入力VLDおよびGLDならびに
バス44および45からのVSM50へのグラフィック
およびビデオ入力は、直接ピクセライザ100に入力さ
れる。ピクセライザ100へのほかの入力は、ライン1
02から入力されるコントローラ60からのブランキン
グ信号、制御レジスタ104からの6個の制御ビット
(D5:D0)、およびモニタ36上のピクセル(ドッ
ト)の書込速度を決定するモニタクロック71のクロッ
ク周波数であるDotclkを含む。モニタクロック7
1は発振器73および発振器75によって駆動される周
波数シンセサイザチップである。発振器73は好ましく
は約14.318メガヘルツ(MHz)の周波数を有
し、発振器75は約17.734MHzの周波数を有す
る。クロックチップ71はより広い範囲のモニタタイプ
のための正しいDotclk周波数を与えるためにプロ
グラムされてもよい。
【0039】Dotclkは、コントローラ60に渡さ
れる出力信号Vidclkを発生するために用いられ
る。システム20の動作モードに依存して、Vidcl
kは周波数Dotclk/1またはDotclk/2の
周波数を有するが、これはより詳細に以下で説明され
る。
【0040】システム20は2個の別個のピクセル処理
経路を含み、1つはビデオ用、1つはグラフィック用で
ある。ピクセライザ100のビデオピクセル経路出力
は、16ビットデジタル化ビデオピクセルの赤、緑、お
よび青成分をそれぞれ表わす3個の5ビットデータ出力
106、107および108を含み、かつグレースケー
ルビデオ透明データの3ビット(最下位ビットまたはL
SB)の出力120を含む。
【0041】ビデオピクセルデータは、マルチプレクサ
(muxes)110およびデータラッチ112を通っ
て、ビデオカラーパレットを形成するビデオカラールッ
クアップテーブル(CLUT)114、116および1
18にわたされる。CLUT114、116および11
8は、単にビデオカラールックアップテーブルとして集
合的に呼んでもよい。システム20におけるカラービデ
オは常に16ビットレベルであるので、かつCLUT1
14、116、118はビデオカラー値をストアするた
めにのみ用いられるので、各々は32の5ビット値(3
2×5)のみをストアする必要がある。したがって、別
個のビデオカラーパレットを設けることは、システム2
0のRAMコストを著しく増加させるものではない。
【0042】ビデオピクセル(ビデオデータ)処理経路
の説明を続けると、カラールックアップテーブル11
4、116および118から選択されたRGBカラー値
はそれぞれデータラッチ130を通って透明度計算論理
回路124、126、および128に転送される。グレ
ースケールビデオが表示される場合、CLUT114、
116および118はグレースケール値を与えるようプ
ログラムされる。
【0043】透明度計算論理回路124、126、およ
び128は、モニタ36上の統合ディスプレイを形成す
るスクリーンピクセルのRGB成分を形成するために、
統合されるビデオおよびグラフィックピクセルのRGB
成分の回路である。透明度計算論理回路は透明レベルを
設定するための回路も含む。さらに、各回路はグラフィ
ックおよびビデオピクセル成分を組合わせるためのマル
チプレクサを含む。透明度計算論理回路124、126
および128は、以下においてより詳細に説明される。
【0044】グラフィック経路に戻って、ピクセライザ
100から4つのグラフィック経路出力があり、すべて
は8ビット幅である。出力140、142、および14
4は真のカラーグラフィックピクセルのRGB成分を表
わす値である。真のカラーは、16ビット/ピクセルま
たは32ビット/ピクセルである。出力146は疑似カ
ラー出力である。
【0045】グラフィック経路において3個のマルチプ
レクサ150、152、および154がある。真のカラ
ーピクセライザ出力140、142、および144はマ
ルチプレクサ150、152、および154にそれぞれ
直列に接続される。擬似カラーピクセライザ出力146
は、マルチプレクサ150、152、および154に対
して並列に接続される。マルチプレクサ150、15
2、および154はアドレスレジスタカウンタ120か
らの入力を有し、その目的は以下でより詳細に説明され
る。マルチプレクサ150、152、および154から
の出力は、データラッチ156を介してCLUT16
0、162、および164に向けられる。CLUT16
0、162および164は、まとめて単にグラフィック
カラールックアップテーブルと呼ぶことができる。各C
LUT160、162、および164は256の9ビッ
ト値(256×9)をストアすることができる。ある値
の9ビットのうちの8ビットが特定カラーを指定し、お
よび1ビットが透明度を指定する。
【0046】擬似カラーモードにおいて、グラフィック
カラー解像度は2、4、または8ビット/ピクセルであ
る、すなわち4、16、または256の異なるカラーが
表示されることができる。各擬似カラーのRGB成分
は、各CLUT160、162、および164の同じア
ドレス位置にストアされる。したがって、カラーを指定
するのにアドレスナンバーは1つだけ必要である。この
アドレスナンバーは、ピクセライザ100の出力146
である。前に述べたように、ピクセライザ100の出力
146は3つのグラフィックマルチプレクサすべてに接
続され、したがって3個のCLUT160、162およ
び164のすべてに接続される。
【0047】真のカラーモードにおいて、赤CLUT1
60にストアされるいずれか1つの値、緑CLUT16
2にストアされるいずれか1つの値、および青CLUT
164にストアされるいずれか1つの値が組合わせられ
て1つのカラーを生出すように、異なるアドレスナンバ
ーをCLUT160、162、および164に与えられ
てもよい。
【0048】各CLUTは、9ビットのカラーピクセル
データを3個のデータラッチ168の1つに出力する。
各ラッチ168は、ピクセルの赤、緑、または青成分を
表わす8ビットのピクセルデータを、畳み込み計算回路
172、174、および176の1つにわたす。各ラッ
チ168は、ビデオオーバーレイのための透明度値を表
わす1ビットのデータを、1つのマルチプレクサ178
にわたす。次に、3ビットの透明度データは、各3つの
透明度計算論理回路124、126および128にわた
される。各畳み込み論理カルキュレータ172、17
4、および178からの8ビットのピクセルデータは、
透明度計算論理回路124、126、および128にそ
れぞれ直接わたされる。
【0049】畳み込み論理カルキュレータ172、17
4、および178の目的は、テレビジョンモニタ上のデ
ィスプレイのためのピクセルデータを用意することであ
る。典型的に、テレビジョンモニタはインターレースデ
ィスプレイシステムを有する。インターレースディスプ
レイシステムにおいて、2つのディスプレイが順次与え
られる、すなわち順次スクリーン走査で与えられる。1
つの走査は奇数走査ラインのみを含み、次は偶数走査ラ
インのみを含む。両方の走査ラインの組が組合わせられ
て、情報の単一スクリーンを形成する。
【0050】畳み込み論理カルキュレータ172、17
4、および176は、奇数走査ラインのピクセルの強度
が隣接する偶数走査ラインの隣接するピクセルの強度と
マッチするように、隣接する奇数および偶数走査ライン
の強度ピクセルを調整する。これは、隣接ピクセル強度
が調整されない場合は明らかであるちらつき(sparklin
g )影響を減じる。システム20に適用される畳み込み
のさらなる説明は以下のとおりである。
【0051】透明度計算論理回路124、126および
128において、ビデオおよびグラフィックピクセル
(データ)は予め定められたモードで統合され、デジタ
ルアナログコンバータ(DAC)180、182、およ
び184にそれぞれわたされる。DAC180、18
2、および184からのアナログ信号は、増幅器18
6、188、および190によってそれぞれ増幅され、
システム20のコネクション52に沿って出力される
(図1参照)。
【0052】上記の説明は、統合ビデオおよびグラフィ
ックシステム20の重要なエレメントのレイアウトおよ
び機能を一般的に示し、かつコンポーネントがどのよう
に相互接続されるかを一般的に示すためにある。以下に
おいて、重要なエレメントがどのように構成され、どの
ように動作し、どのように相互作用するかのより詳細な
説明をする。しかし、詳細な説明を始める前に、VSM
50の物理的構成を説明する。
【0053】図4に示されるVSM50のすべてのエレ
メントは、100ピンPQFP(四方にピンを有する長
方形のプラスチックカッドフラットパック)上にパッケ
ージされる1つのチップ上に配置される。ピンへの接続
は、以下の詳細な説明に用いられる言葉で指定される。
用語の簡単な説明も与える。
【0054】ドットクロックおよび/Dotclk:こ
れらは、VSM50を介してビデオおよびグラフィック
データをクロックするために用いられるエミッタ結合論
理(ECL)差動クロック入力である。Dotclkは
畳み込みが可能化される場合を除いて、デジタルRGB
データをDAC180、182、および184(図1参
照)にクロックするために用いられる。畳み込みが可能
化された場合、デジタルRGBデータはドットクロック
/4でDAC180、182、および184にクロック
される。
【0055】Vidclk:上記で述べたように、Vi
dclkは、モニタ36のディスプレイモードに依存し
て、周波数がDotclk/1またはDotclk/2
に等しいクロック出力である。Vidclkはステート
マシンクロックとしてコントローラ60(図1参照)に
よって用いられ、VLDおよびGLD信号ならびにモニ
タ36上のビデオウィンドウ位置のための信号のような
ディスプレイ同期化制御信号を発生する。
【0056】/Blank:/Blank入力は2つの
役割を果たす。ビデオデータバス44およびグラフィッ
クデータバス45上の入力データを、ロードクロックV
LDおよびGLDに同期させるために用いられる。さら
に、RGB出力52をブランクレベルに強制的に変え
る。/Blank信号は、ビデオデータ入力VDATA
に対して同期化されなければならない。したがって、R
GB出力をブランクレベルに駆動するために/Blan
kが用いられる前に、VSM50は/Blankを、ビ
デオデータがピクセライザ100のVDATA入力から
DAC180、182、および184にわたるのに要す
る時間(パイプライン遅延)に等しい量で、遅延しなけ
ればならない。/Blank信号は、モニタ30のディ
スプレイ走査ラインの活性部分を規定する。/Blan
kがローになると、表示されていないデータがパイプラ
インにあったとしても、VSM50はそのRGB出力を
ブランクにしなければならない。
【0057】VDATA 31:0(デジタル化ビデオ
データバス):ビデオデータバスは、VDATA 3
1:0入力を介して、ピクセライザ100の論理をシフ
ト/選択するために入力される。入力データは、VLD
(ビデオロードクロック)の立上がり縁でラッチされ
る。これらの入力は内部プルアップレジスタを有する。
【0058】GDATA 31:0(デジタル化グラフ
ィックデータバス):グラフィックデータバスは、GD
ATA 31:0入力を介して、ピクセライザ100の
論理をシフト/選択するために入力される。入力データ
は、GLD(グラフィックロードクロック)の立上がり
縁でラッチされる。これらの入力は内部プルアップレジ
スタを有する。
【0059】VLD(クロック):VLDは2つの役目
を果たす入力である。/Blankがハイ(活性ビデ
オ)なら、VLDの立上がり縁は、VDATA入力バス
から32ビットをラッチする。VLD入力は、入力に有
効データがある場合にのみトグルする。/Blankが
ハイで、VLD入力がトグルしなければ、ピクセライザ
は、バイナリ1をビデオ処理経路にシフトする。これに
よって、グラフィックデータにどのような透明度データ
が伝送されていようと、グラフィックのみが表示される
ことを強制する。
【0060】/Blankがローなら、VLD入力は制
御レジスタ104から制御コード(論理1)1を運び、
これは水平ブランキングの検出後のVidclkの最初
の立上がり縁でとらえられる。制御レジスタ104の制
御コードは、後でより詳細に説明される。
【0061】GLDクロック:GLDは2つの役割を果
たす入力である。/Blankがハイ(活性ビデオを示
す)なら、GLDの立上がり縁は、GDATAバスから
32ビットをラッチする。
【0062】/Blankがローなら、GLD入力は、
制御レジスタ104から制御コード0を運ぶ。このコー
ドは、水平ブランキングの検出後のVidclkの最初
の立上がり縁でとらえられる。
【0063】/CS(チップ選択):VSM50のオン
チップレジスタ198、120、194、104、およ
び196は、チップセレクトをアサートすることによっ
てアクセスされる。
【0064】R/W(リード/ライト):リード/ライ
ト入力はオンチップレジスタをアクセスする場合に用い
られる。ハイのとき、内部レジスタを読出し、ローのと
き、それらは書込まれる。
【0065】RS1:RS0 レジスタセレクト:/C
Sがアサートされた場合に、どのオンチップレジスタが
アクセスされるかを選択するために、これらの2つのレ
ジスタセレクト入力が用いられる。
【0066】D7:D0(データバス、インプットおよ
びアウトプット):オンチップレジスタアクセスのデー
タは、D7:D0信号によって運ばれる。
【0067】R赤アウトプット(アナログ出力):赤D
AC180からのアナログ出力。この出力は、RS−3
43コンパーチブルレベルを二終端75Ωケーブルに駆
動するのが好ましく可能である。
【0068】B青アウトプット(アナログ出力):青D
AC182からのアナログ出力。この出力は、RS−3
43コンパーチブルレベルを二終端75Ωケーブルに駆
動するのが好ましく可能である。
【0069】G緑アウトプット(アナログ出力):緑D
ACからのアナログ出力。この出力は、R5543コン
パーチブルレベルを二終端75Ωケーブルに駆動するの
が好ましく可能である。
【0070】VREF基準電圧(アナログ入力):外部
基準が、このピンによって基準増幅器に入力される。
【0071】IREF基準電流(アナログ出力):この
ピンから接続されて接地される精度レジスタ(示されて
いない)は、DAC180、182、および184の出
力電流を予め定められたレベルにセットする。
【0072】上記で述べたように、システム20は統合
ビデオおよびグラフィックコンピュータのシステムであ
ってもよい。コンピュータは統合および色制御機能を与
え、コンピュータ23のユーザは、グラフィックカラー
解像度を選択、グラフィックのための望ましいカラー温
度を選択、統合ビデオを可能化または不能化する、透明
を選択する、および透明度のレベルを選択することを可
能にする。選択を表わすデジタル信号は、直接または間
接的に、上記の述べられたピン接続を介して、CPU2
5からVSM50の内部レジスタに連絡される。
【0073】図4を再び参照して、アドレスレジスタカ
ウンタ120、カラーおよび透明度データレジスタ19
4、コントロールレジスタ104ならびにシグネチャ分
析およびテストレジスタ196はピンD0:D7を介し
てアクセスさせる。データは、8ビット幅マイクロプロ
セッサバス47(図1参照)を介して、マイクロプロセ
ッサから直接、これらのピンに入力されるおよびピンか
ら読出される。VSM50において、これらの信号は、
二方向8ビット幅バス192を通って運ばれる。
【0074】図4を再度参照して、タイミングおよびコ
ーディングレジスタ198はピン/CS、R/W、およ
びRS0:RS1によってアクセスされる。データはコ
ントローラ60からこれらのピンに送られる(図1参
照)。これらのピンの信号は、どのデータがバス192
を通るか、およびレジスタ120、194、104およ
び196のどれからデータが書込まれるかまたは読出さ
れるのかを選択する。表1は、バイナリ状態の異なる組
合わせにおけるこれらの信号の機能を示す。
【0075】表1(および以下のほかの表)において、
ビット状態「X」は、論理回路の決定に影響することな
く、ビットが論理1または論理0であることを示す。こ
れらのビットは一般に「構わない」ビットと呼ばれる。
【0076】
【表1】
【0077】次に、カラーデータのビデオCLUT11
4、116、および118、ならびにグラフィックCL
UT160、162、および164へのリードおよびラ
イトを説明する。カラーデータは、プログラマによって
これらのCLUTからライトまたはリードされてもよ
い。グラフィックCLUT160、162、および16
4の内容は、カラーグラフィックを合成するためのコン
ピュータにおいて用いられるソフトウェアによって変更
されてもよい。このようなソフトウェアは、商業的に入
手可能であり、1つ以上のカスタム化されたカラーパレ
ットが提供される。グラフィックCLUT160、16
2、および164の内容は、ディスプレイのカラー温度
を変更するためのデータおよびモニタ36のRGBスク
リーン蛍光体のガンマ曲線を線形化するためのデータを
含んでもよい。
【0078】特定のグラフィックディスプレイモードで
は、透明度データはCLUT160、162、および1
64に含まれてもよい。このデータは、CLUT16
0、162、および164の各レジスタの9番目のビッ
トに含まれ、各レジスタのほかの8ビットは、RGBカ
ラー値のためにリザーブされる。以下のステップは、デ
ータ転送をビデオまたはグラフィックCLUTへライト
またはそこからのリードを説明する。透明度制御は、後
でより詳細に説明される。
【0079】CLUT160、162および164に書
込む際、制御レジスタ104はRS1、RS0=10お
よびR/W=0で選択され、/CSの最初の立上がり縁
でD7:D0ピンのデータが制御レジスタへクロックさ
れる。グラフィックCLUTを選択するためには、ビッ
トD6は0でなければならない。アドレスレジスタ12
0は、RS1、RS0=00およびR/W=0で選択さ
れ、/CSの立上がり縁でのD7:D0ピンのアドレス
がアドレスレジスタ120へクロックされる。
【0080】/CSの第2の立上がり縁において、R
(赤)データがD7:D0から一時レジスタ(示されて
いない)に書き込まれる。/CSの3つ目の立上がり縁
において、G(緑)データをD7:D0から一時レジス
タ(示されていない)に書込む。/CSの4番目の立上
がり縁において、B(青)データをD7:D0から一時
レジスタに書込む。/CSの5番目の立上がり縁におい
て、透明度データがD7、D6、およびD5からそれぞ
れCLUT160、162、および164に書込まれ
る。一時レジスタにストアされるRGBデータは、CL
UT160、162、および164にそれぞれ書込まれ
る。次に、アドレスレジスタ120が増分される。
【0081】透明度データは3ビットを含み、D7:D
5データバスビットでVSM50におよびVSM50か
ら転送される。
【0082】CLUT160、162、および164か
ら読出す場合、制御レジスタ104はRS1、RS0=
10およびR/W=0によって選択され、/CSの立上
がり縁において、D7:D0ピンのデータが制御レジス
タ104にクロックされ、ビットD6はCLUT16
0、162、および164を選択するために0でなけれ
ばならない。アドレスレジスタはRS1、RS0=0
0、およびR/W=0によって選択され、/CSの最初
の立上がり縁において、D7:D0ピンのアドレスをア
ドレスレジスタ120にクロックする。/CSの第2の
立上がり縁において、RGBおよび透明度データが一時
レジスタ(示されていない)に読出され、赤データが、
約50ナノ秒(50nS)のアクセス時間内において、
D7:D0バス192に現われる。/CSの3番目の立
下がり縁において、1つの一時レジスタからのGデータ
をD7:D0バス192に駆動する。/CSの4番目の
立下がり縁は、別の一時レジスタからのBデータをD
7:D0バス192に駆動する。/CSの5番目の立下
がり縁において、透明度データはD7:D0に駆動さ
れ、アドレスレジスタが増分される。
【0083】CLUT114、116、および118に
書込む場合、制御レジスタ104はRS1、RS0=1
0およびR/W=0によって選択され、/CSの立上が
り縁はD7:D0ピンのデータを制御レジスタ104に
クロックする。CLUT114、116、および118
を選択するためには、ビット136は1でなければなら
ない。アドレスレジスタ120は、RS1、RS0=0
0およびR/W=0によって選択され、/CSの立上が
り縁はD7:D0ピンのアドレスをアドレスレジスタ1
20にクロックする。/CSの3番目の立上がり縁は、
D7:D3からのR(赤)データを一時レジスタ(示さ
れていない)に書込む。/CSの4番目の立上がり縁に
おいて、D7:D3からのG(緑)データが一時レジス
タ(示されてない)に書込まれる。/CSの5番目の立
上がり縁において、D7:D3からのB(青)データが
青CLUT118に書込まれ、一時レジスタにストアさ
れる赤および緑データはそれぞれ赤CLUT114およ
び緑CLUT116に書込まれる。
【0084】CLUT114、116および118を読
出す場合、制御レジスタ104はRS1、RS0=10
およびR/W=0によって選択され、/CSの立上がり
縁において、D7:D0ピンのデータは制御レジスタ1
04にクロックされる。ビデオCLUTを選択するため
には、ビットD6は1でなければならない。
【0085】アドレスレジスタ120はRS1、RS0
=00、およびR/W=0によって選択され、/CSの
最初の立上がり縁において、D7:D0ピンのアドレス
はアドレスレジスタ120にクロックされる。/CSの
2番目の立下がり縁において、RGBおよび透明度デー
タは一時レジスタに読出され、赤データは、約50nS
のアクセス時間内において、D7:D3バスに現われ
る。/CSの3番目の立下がり縁において、緑データが
バス192のD7:D3に駆動される。/CSの4番目
の立下がり縁において、青データがバス192のD7:
D3に駆動される。ビデオCLUTを読出すことは、D
2:D0において0を戻す。
【0086】図4の参照を続けて、制御レジスタ104
は8ビットのデータを含む。これらのビットは、ユーザ
の選択に応答して、ピンD7:D0を介して、CPUに
よって制御レジスタ104に与えられる。3つのビット
D2:D0はグラフィックピクセル深さ(グラフィック
解像度)を制御し、3つのビットD3:D5は、ピクセ
ライザ100の入力モードを構成し、1つのビットD6
はCLUT160、162、および164またはCLU
T114、116、および118のどちらかを選択し、
1つのビットD7はオーバーレイ可能化を選択する。好
ましいビット状態のレイアウトは、表2、表3に示され
る。
【0087】
【表2】
【0088】
【表3】
【0089】上記で述べたように、ピクセライザ100
からのVidclk出力の周波数はDotclk/2ま
たはDotclk/1に等しい。図5は、Vidclk
周波数を決定する制御レジスタ104の制御ビットD
5:D0の状態を示す。図5はさらに、VLDおよびG
LDの入力の周波数が、どのように制御レジスタ104
ビットに相関するかを示す。
【0090】VSMを制御するために用いられる信号お
よびこれらの信号の起源を説明したので、ピクセライザ
100の機能が、図4および図7を参照してより詳細に
説明される。
【0091】ピクセライザ100(図4参照)は、制御
レジスタ104からの上記信号によって制御される予め
定められたモードにおいて、バッファ40Aおよび40
Bからの入力データをフォーマット化するために用いら
れる。上記で述べたように、ビデオおよびグラフィック
データ、およびグラフィックデータのみが、2つの32
ビット幅VRAMバス44および45でピクセライザ1
00に入る。ビデオおよびグラフィック両方が選択され
ると、ビデオはバス44上にあり、グラフィックはバス
45上にある。グラフィックのみが選択された場合、グ
ラフィックはバス44および45上にある。上記で述べ
たように、バス44および45に入るデータをどのよう
に扱うかを決定するために、ピクセライザ100は制御
レジスタ104からデータビットD5:D0を受取る。
これらの制御レジスタビットがピクセライザ100によ
って解釈される態様は、以下に詳細に説明される。
【0092】ビデオおよびグラフィックオーバーレイモ
ードにおける透明度の制御は、ピクセライザ100の主
要機能である。ピクセライザ100は入来信号に含まれ
る透明度データを受取りまたは方向付ける。したがっ
て、ピクセライザ100のさらなる説明を始める前に、
オーバーレイ透明の制御にかかわる信号およびこのよう
な信号のソースが、次に説明される。
【0093】ビデオ/グラフィックオーバーレイ表示を
制御するための透明度制御データは、コンピュータのユ
ーザによって指定される動作パラメータに依存して、幾
通りもの方法でVSM50に連絡される。
【0094】透明度データは、グラフィックとして上位
3ビットのデータ、およびビデオとして1ビットの形で
連絡される。これらは、以下の記載のため、アルファビ
ットと呼ばれる。アルファビットのソースは2つあり、
グラフィックピクセルおよびビデオピクセルがある。制
御レジスタ104のピクセル深さビットが疑似カラー
(D2=0)にセットされるのなら、グラフィックアル
ファビットのソースはCLUT160、162、および
164であり、1ビットが3つのCLUTの各々から読
出される。グラフィックピクセル深さビットが真のカラ
ー(D2=1)にセットされたのなら、アルファビット
はVSM50へのピクセルデータ入力にある。16ビッ
ト/ピクセルに対して、アルファビットは1つしかな
く、ほかの15ビットはRGBカラーデータを運ぶ。も
しアルファビットが0なら、アルファ値は000にセッ
トされ、もしアルファビットが1なら、アルファ値は1
11にセットされる。VSM50は、同時に32ビット
/ピクセルをビデオでサポートしない。
【0095】ビデオデータは2つのフォーマット、16
ビットの真のカラーまたは8ビットのグレースケールの
うちの1つのフォーマットでVSM50に入力される。
16ビットの真のカラーの場合、1つのアルファビット
がある。8ビットのグレースケールの場合、アルファビ
ットはない。この場合、ビデオアルファは0であると仮
定する。
【0096】表4は種々の透明レベルおよびビデオ/グ
ラフィック統合モードをもたらすのに必要なオーバーレ
イ制御ビット状態およびアルファビット状態を示す。
【0097】
【表4】
【0098】*1アルファビットのみを有する16ビッ
トグラフィックピクセル:もしアルファビットが0な
ら、グラフィックアルファは000であり、もしアルフ
ァビットが1なら、グラフィックアルファは111であ
る。
【0099】グラフィックのビデオオーバーレイは、
「クロマキーイング」モードにおいてVSM50によっ
て増分できる。クロマキーイングにおいて、ビデオ対象
物は予め定められた色の単純な背景に対して合成(film
ed)されてもよい。ビデオは、背景カラーが記録されな
いようプログラムされてもよい。ビデオは、ビデオ対象
物のみが見えるようにグラフィックにオーバーレイでき
る、すなわちビデオは長方形のウィンドウにおいて現わ
れず、対象物の形および内容のみが見える。クローマキ
ーイングの日常的な一例は、天気図のグラフィックに対
して合成されるテレビの気象学者がある。
【0100】システム20において、VDC34はキー
(背景カラー)を含むYUV座標の範囲をもってプログ
ラムされてもよい。VDC34への入来ビデオ信号がキ
ーカラー座標範囲内にあるなら、アルファビット1がV
RAM42Aに伝送されるデータにおいて強調(impres
sed )される。ビデオアルファビット1(表4参照)
は、ビデオを完全に透明にし、したがってビデオの背景
領域においてグラフィックのみが表示される。
【0101】上で議論されたとおり、統合されたビデオ
/グラフィックピクセルの値を決定するための透明度の
計算は、透明度計算論理回路124、126および12
8によって行なわれる。これらの回路が計算を行なう態
様について次に述べる。
【0102】3個の透明度論理計算回路124、126
および128の各々の機能は、グラフィックピクセルを
予め定められた透明度のファクタで乗じ、ビデオピクセ
ルをそのファクタから1を減じたもので乗じ、ファクタ
されたビデオおよびグラフィックピクセルを加算して、
統合されたビデオ/グラフィックピクセルを生じさせる
ことである。ファクタリングは従来の乗算回路を用いて
なされてもよい。しかしながら、このような回路は比較
的簡単な乗算動作のためにさえ、複雑で高価である。し
たがって、ファクタリングが、小数点を移動させること
によって10進数が10,100などにファクタされる
のとほぼ同じ様態で、2進のシフトを用いてファクタリ
ングを実現できるように、1組の透明度ファクタを選択
することが好ましいことがわかっている。
【0103】1の透明度論理回路のブロック図は図7に
示される。ここで透明度論理回路124が示されるが、
透明度論理回路126および128は本質的に同一であ
る。透明度論理回路124、126および128は、透
明度ファクタがビデオおよびグラフィックピクセルに加
えられ、VSM50内にビデオおよびグラフィック処理
径路が組合わされる、回路である。
【0104】透明度論理回路は、8ビット幅の入力91
と、2の9ビット幅の出力92Aおよび92Bとを有す
るビデオ二重シフト径路論理回路90を含む。二重回路
シフト径路論理回路90において、8ビットのデータは
1回または2回シフトされて2、4または8で除算され
る。シフトされたデータは出力92Aおよび92Bのい
ずれかまたは両方に出力される。
【0105】透明度論理回路はまた8ビット幅の入力9
5と、2の9ビット幅の出力96Aおよび96Bとを有
するグラフィック二重シフト径路論理回路94を含む。
この二重回路シフト径路論理回路94において、8ビッ
トのデータは1回または2回シフトされて2、4または
8で除算される。シフトされたデータは出力96Aおよ
び96Bのいずれか一方または両方に出力される。ビデ
オおよびグラフィックピクセルのファクタリングは、9
ビットの加算器93Aおよび93Bによって行なわれ
る。9ビットの加算器は1の最下位ビットの最大丸め誤
差に(2回シフトされたデータについて)正規の打切り
誤差(normal truncation error )を加えたもの与え
る。打切り誤差は0.25/0.75または0.375
/0.625のスケール比で起こる。0/1または0.
5/0.5の比では誤差は生じない。
【0106】グラフィックおよびビデオピクセルがファ
クタされた後、これらは9ビット加算器93Aおび93
Bからそれぞれ別の9ビット加算器97に分配され、こ
こでそれらは組合わされて統合されたビデオ/グラフィ
ック表示のピクセルを形成する。
【0107】たとえば、25%のビデオと75%のグラ
フィックを有する統合されたビデオおよびグラフィック
ピクセルを提供するためには、グラフィックピクセルの
ためのデータは二重シフト径路論理ブロック91で2回
シフトされて4で除算され、出力92Aから加算器93
Aに伝送される。出力92Bは加算器93Aの論理0を
転送する。グラフィックピクセルデータは二重シフト径
路論理ブロック94で1回シフトされて2で除算され、
その結果は出力96Aを介して加算器93Bに伝送され
る。それからグラフィックデータは2度目にシフトされ
て4で除算され、その結果は出力96Bを介して加算器
93Bに転送される。1度および2度シフトされた結果
は加算器93Bで加算されて、0.75(1/2+1/
4)ファクタされたグラフィックピクセルデータを与え
る。0.25でファクタされたビデオピクセルデータと
0.75でファクタされたグラフィックピクセルデータ
は、加算器97で加算されて統合されたピクセルデータ
を与え、これがDAC180に与えられる(図1を参照
せよ)。次にカラールックアップテーブルのアドレスが
どのように取扱われるかに重点をおいて、ピクセライザ
ー100が議論される。CLUT内のレジスタのアドレ
ス、すなわちここにカラー値がストアされているRAM
アドレス、をCLUTに与えることにより、カラー値が
求められる。CLUTアドレスがピクセライザー100
によってどのように配向されるかを述べることにより、
議論を始める。
【0108】図8を参照して、ピクセライザー100は
VDATAおよびGDATA入力バス44および45か
らデータを捕捉し、データをフォーマット化し、CLU
T114,116および118のグラフィックCLUT
160,162および164のアドレスを駆動する。ピ
クセライザー構成ビット(制御レジスタ104からのD
5:D0)はピクセライザー100がVDATAおよび
GDATAバス44および45から入るデータを以下に
述べられる例に従っていかに取扱うかを決定する。
【0109】制御レジスタビットD4が0ならば、ビデ
オ入力は不能化され、バス44および45は64ビット
グラフィックのために構成される。上で述べたとおり、
ビデオ入力が不能化されると、論理1がビデオパイプラ
イン(処理径路)にシフトされる。これはビデオアルフ
ァビットを1に強制し、常にグラフィックが表示される
ようにする。
【0110】制御レジスタD4が1ならば、ビデオ入力
は可能化される。ビデオルックアップテーブルのための
アドレスは8ビットグレースケール(制御レジスタD3
=0)または16ビットの真のカラー(制御レジスタD
3=1)のいずれかとしてフォーマット化されており、
VLD入力の立上り縁でBDATAバス44上のVSM
50にエンターする。もしVLD入力がトグルしないな
らば、グラフィックのみが表示される。
【0111】もしVSM50に入来するデジタル化され
たビデオデータが8ビットグレースケールとしてフォー
マット化されていれば、CLUT114、116および
118の各々は同じ5ビットのアドレスを受取る。8ビ
ットグレースケールコードの上位5ビットがルックアッ
プアドレスとして用いられ、下位3ビットがルックアッ
プテーブルをバイパスする。3の最下位ビットは、逆の
ビデオ(黒上の白)グレースケールフォーマットでは、
(16進法の0)$00が白であり、(16進法の25
5)$FFが黒であるので、反転される。
【0112】もしVSM50に入来するデジタル化され
たビデオデータが16ビットのカラーでフォーマット化
されていれば、ビデオルックアップテーブルへのアドレ
スは上で議論されたとおり、1−5−5−5(アルファ
−R−G−B)フォーマットとなるであろう。
【0113】グラフィックカラールックアップアドレス
の説明を続けると、CLUT160、162および16
4は真のカラーまたは疑似のカラーモードで動作でき
る。もし疑似カラー(制御レジスタビットD2=0)モ
ードで動作するならば、これら3のCLUTのために同
じアドレスが用いられる。もし真のカラーモード(D2
=1)で動作するならば、RGBCLUT160、16
2および164のためのアドレスはそれぞれ互いに異な
るだろう。
【0114】もし制御レジスタD4が1ならば、ビデオ
入力は可能化され、ピクセライザー100はGDATA
31:0バス上でグラフィックのみを受取るように構成
される。この場合、VLDおよびGLDクロックの周波
数は、デジタル化されたビデオおよびグラフィックのピ
クセル深さが異なっていれば、互いに異なるであろう。
【0115】上で述べたとおり、もし制御レジスタD4
が0ならば、ビデオ入力は不能化され、グラフィックデ
ータがVDATA31:0およびGDATA31:0バ
スの両方上でVSM50にエンターする。この場合、D
LDおよびGLDクロックの周波数は等しく、グラフィ
ックデータはVDATA31:0およびGDATA3
1:0バス間のロングワードの境界でインターリーブさ
れる(ロングワードとは32ビットである)。偶数のロ
ングワードがGDATA31:0でVSM50にエンタ
ーし、奇数のロングワードがVDATA31:0バスで
エンターする。
【0116】図9を参照して、もしグラフィックが8ビ
ット/ピクセルで動作していれば、ロードクロックVL
DおよびGLDの立上り縁は64ビットまたは8ピクセ
ルを捕捉するであろう。最も左側の4個のピクセルLP
NおよびLP(N+1)はGDATA31:0バスでエ
ンターし、右側の4個のピクセルRPNおよびRP(N
+1)はVDATA31:0バスでエンターする。
【0117】ピクセライザー100の説明に戻ると、デ
ータが一旦VDATAまたはGDATAバス44および
45から捕捉されると、これはビデオまたはグラフィッ
クカラールックアップテーブルへの提示のためにフォー
マット化されなければならない。フォーマット化は32
ビット幅の第1ランクのラッチによって達成されるが、
これは以下で畳込み法と関連して詳細に議論される。簡
単にいえば、ピクセライザー100の32ビット幅の第
1ランクのラッチに捕捉されたデータはラッチが空にな
るまで、1、2、4、8、16ビットのグループでシー
ケンシャルにラッチから抽出されるだろう。抽出シーケ
ンスは上で述べたコードによって制御される。
【0118】上で議論されたように、2の基本的なカラ
ーモード、すなわち疑似カラー(1、2、4、または8
ビット/ピクセル)と真のカラー(16または32ビッ
ト/ピクセル)モードとがある。1ビット/ピクセルの
疑似カラーピクセルのフォーマット化が図10で表の形
で例示されている。ここで32ビットD31:D0を含
むデータDN1のバンドがピクセライザー100に捕捉
される。このデータから、31の8ビットCLUTアド
レス(A7:A0)が形成される。ビットはD31から
始まってデータからシーケンシャルに抽出され、CLU
Tアドレスの最上位ビット位置A7に位置付けられる。
アドレスの残りの7ビットはロジック1で満たされる。
たとえば、ビットD31がアドレスOB1に現われ、ビ
ットD30がアドレスOB2に現われ、以下同様に、3
2のCLUTアドレスが形成される。次のラインのデー
タD(N+1)1がピクセライザー100によって捕捉
され、上で述べたシーケンスが繰返される。
【0119】図11を参照して、2ビット/ピクセル疑
似カラーのフォーマット化が例示される。ここで、ビッ
トD31:D0を含むデータBDN1のバンドがピクセ
ライザー100によって捕捉され、ビットは1度に2つ
ずつ抽出されてCLUTアドレスに位置付けられる。た
とえば、ビットD31およびD30がCLUTアドレス
TV1のA7とA6とにそれぞれ位置付けられ、ビット
D29とD28とがCLUTアドレスTV2のA7とA
6とにそれぞれ位置付けられ、以下同様に、16個のC
LUTアドレスが形成され、その各々はバンドVDN1
からの2ビットと、6個の論理1とを含む。
【0120】図12を参照すると、4ビット/ピクセル
疑似カラーデータのピクセルのフォーマット化が例示さ
れる。ここでビットは捕捉されたデータバンドVD1か
ら1度に4個ずつ抽出されて、合計8個のCLUTアド
レスを形成し、その各々はVDN1からの4ビットと4
個の論理1を含む。図13において、8ビット/ピクセ
ル疑似カラーデータのフォーマット化が示される。ここ
では各々のCLUTアドレスはVDNからの8ビットの
データを含み、たとえばアドレスEB1はビットD3
1:D34を含み、アドレスEB2はビットD23:D
16を含み、以下同様である。
【0121】真のカラーピクセルのピクセルフォーマッ
ト化の議論を続けると、16ビット/ピクセルのフォー
マット化が図14に示される。データD31:D0(図
示せず)のバンドから、ビットD31:D16が第1の
(左の)ピクセルのためのデータを形成するのに用いら
れ、ビットD15:D0が第2の(右に近接した)ピク
セルを形成するために、以下のように用いられる。
【0122】入来するデータバンドから、まず左のピク
セルのためのアルファデータを含むビットD31が抽出
され、ビットD30:D26、D25:21、およびD
20:D16が抽出されてそれぞれRGB CLUTア
ドレスA7:A0を形成する。各々のCLUTアドレス
において、ビットA7:A5は論理0であり、ビットA
4:A0はD30:D0からの5ビットであり、たとえ
ば左側のピクセルの赤CLUTアドレスはD30:D2
6を含む。
【0123】左側のピクセルが形成された後、右のピク
セルのためのアルファデータを含むビットD15が抽出
される。ビットD14:D10、D9:D5およびD
4:D0がそれから右側のピクセルのためのRGB C
LUTアドレスをそれぞれ形成するために用いられる。
【0124】図15を参照して、32ビットの真のカラ
ーピクセルのためのピクセルフォーマット化が示され
る。ピクセルデータを含むデータD31:D0(図示せ
ず)のバンドにおいて、ビットD31:D29がアルフ
ァデータに保持し、赤のCLUTアドレスがビットD2
3:D16から形成され、緑のCLUTアドレスがビッ
トD15:D8から形成され、青のCLUTアドレスが
ビットD7:D0から形成される。
【0125】もし制御レジスタビットD4:D3=10
ならば、VDATAバスでVSM50にエンターするビ
デオデータは8ビット逆ビデオ(黒上の白)グレースケ
ールフォーマットであり、ここでは$00が白で$FF
が黒であるように、ビットが反転されている。このグレ
ースケールビデオフォーマットにおいて、ピクセルデー
タの3個のLSBがアルファデータを含む。3個のビッ
トは抽出され、インバータ113(図8を参照せよ)に
よって反転され、それから図4に示されるビデオCLU
Tをバイパスして、透明度論理回路124、126およ
び128に与えられる。データの残り5ビットは単一の
CLUTアドレスを形成し、これは3個のビデオCLU
T114、116および118のすべてに与えられる。
【0126】図6(B)はモノクロのビデオ5ビットカ
ラーデータが、ラッチ130から透明度論理ブロックへ
どのように接続されるかを例示する。ビット7、6、
5、4および3は透明度ブロック124の対応する入力
に接続され、一方ピクセライザ100からの透明度LS
Bは入力1、2および3で透明度ブロック124に接続
される。
【0127】図6(A)を参照して、カラービデオカラ
ー成分の接続が示される。ここで、ラッチ130からの
ビット7、6および5は透明度ブロック124の入力
7、6および5と、入力0、1および2との両方に接続
される。これは5ビットのカラー成分を8ビットのカラ
ー成分範囲に均等に広げるためになされる。
【0128】次に、ピクセライザ100がグラフィック
畳込みのためにいかに構成されるかが説明される。上で
簡単に述べたように、畳込みとはVSM50の畳込み論
理回路172、174および176の各々によって行な
われるフィルタ動作である(図4を参照せよ)。畳込み
の目的は、インターレースされた表示の近接したライン
上のコントラストの高い画像から結果として生じるライ
ン間のフリッカーを最小化させることである。
【0129】畳込み動作は両方のバッファ40Aおよび
40Bを必要とする(図2および3を参照せよ)。VS
M50は2のバッファをGDATAおよびVDATAバ
ス44および45を介して接続する。バッファ40Aお
よび40Bの両方が必要なので、畳込みは、32ビット
バス44および45が単一の64ビットバスとして構成
され、グラフィックデータがバスの両方を介して転送さ
れるときにのみ実現される。このため、ビデオを表示す
るときには畳込みは実現されないであろう。
【0130】畳込みが可能化されると、RGBピクセル
成分の各々について畳込み計算論理回路172、174
および176によって計算が行なわれる。計算は以下の
数式(1)で示されるとおりである:
【0131】
【数1】
【0132】ここでPr,g,bはRGBプライマリー
の値であり、Nr,g,bは表示されているライン上の
ピクセルのRGB値である。[Nr,g,b−1]はラ
インNのすぐ上のラインである。これは表示されている
ピクセルのすぐ上のピクセルのRGB値である。
【0133】[Nr,g,b+1]はラインNのすぐ下
のラインである。これは表示されているピクセルのすぐ
下のピクセルのRGB値である。
【0134】等式(1)の分子の整数2は丸めの結果を
与える。畳込みには、垂直にも水平にもともに近接した
ピクセルが同時にVSM50に提示されることが必要で
ある。ロードシーケンスによって計算され得る水平のピ
クセルの数はピクセルの深さによって4から32までの
範囲である。ロードシーケンスによって捕捉される垂直
のピクセルの数は常に3である。実際にはVSM50に
4個が提示されるが、うち1つは無視される。
【0135】畳込みの実現には、3の垂直に近接したピ
クセルと4またはそれ以上の水平に近接したピクセルか
らのデータが、処理のためにビデオパイプラインに与え
られるようになるまでに、VSM50で捕捉されること
が必要である。
【0136】VSM50において、畳込みは疑似カラー
モードのみで動作するように制限されている。以下で述
べられる例では、グラフィックが8ビット/ピクセルで
発生すると仮定されているが、1、2、4または8ビッ
ト/ピクセルの疑似カラーモードで畳込みが用いられ得
る。もしグラフィックが8ビット/ピクセル以下で発生
される場合には、各ロードでピクセライザに捕捉される
データの量は変わらないが、各ロードについてより多く
の水平ピクセルが計算され得る。
【0137】畳込みが可能化されると、表5で示される
ように、走査ライン対がバッファ40Aおよび40Bに
マップされる。VRMのローリングはコントローラ60
によって制御される(図1を参照せよ)。
【0138】
【表5】 各ライン対は図16に示されるようにインターリーブさ
れたロングワードである。VLDとGLDとの周波数は
等しい。
【0139】図17を参照して、ピクセライザ100の
データラッチの配列が示される。ラッチは以下のように
動作する。VLDおよびGLDの最初の立上り縁で、ラ
イン0の最初の4ピクセルを含む第1のロングワードが
GDATA45バスから第1ランクのラッチ70へラッ
チされ、ライン2のための最初の4ピクセルを含む第2
のロングワードがVDATAバスから第1ランクのラッ
チ72へラッチされる。VLDおよびGLDの第の2立
上り縁で、ライン1のための最初の4個のピクセルを含
む第3のロングワードがGDATAバスからラッチ70
にラッチされ、ライン3のための最初の4個のピクセル
を含む第4のロングワードがVDATAバスからラッチ
72へラッチされる。
【0140】この点で、4個の近接したピクセルを計算
するのに十分なデータがピクセライザ100にある。V
SM50は今やライン0、1、2および3のピクセル
0、1、2および3のためのデータを有する。畳込みの
計算には垂直に近接したピクセルの3個のみが含まれる
ので(式(1)を参照せよ)、ピクセライザ100は第
1ランクのラッチ70および72にラッチされた4個の
ロングワードのうち1つを捨て、残り3個を第2ランク
のラッチ76(A−F)へ、マルチプレクサ69を介し
て、以下で詳細に述べられる手順に従ってラッチする。
マルチプレクサ69と、ラッチ70、72および76と
は制御論理ブロック67からの信号によって制御され
る。2組のラッチが必要である。なぜなら、データが第
1ランクのラッチ70および72に捕捉されている間
に、ビデオパイプラインの供給のために第2ランクのラ
ッチ76が必要だからである。この説明の便宜上、6個
の第2ランクのロングワードラッチ(A−F)を含む配
置が説明される。しかしながら、当業者にとって、畳込
み動作に必要とされる機能を維持するのに他の第2ラン
クのラッチの配置が可能であることは明らかであろう。
【0141】GDATAおよびVDATAバス44およ
び45上のデータの順序は、ビデオフィールドごとに変
化しまたフィールド内ではラインごとに変化する。VS
M50は、図17で制御コード1:0として示される2
ビットのコードにより、この順序に関する情報を得る。
これらの制御コードビットはブランキングの間にVLD
およびGLD信号にマルチプレクスされる。/Blan
k(ハイまたはロー)入力はデマルチプレクス制御信号
として用いられる。これは、制御コードが走査ラインご
とに1回だけ更新されるので可能である。もし/Bla
nkがハイならば、VLDおよびGLD入力はビデオデ
ータを第1ランクのラッチ70および72にラッチする
のに用いられる。もし/Blankがローならば、制御
コード1:0がVLDおよびGLD入力上に、図18で
示すようにエンコードされる。
【0142】制御コード1:0入力は第1ランクのラッ
チ70および72に捕捉された4個のロングワードのど
れがラインNからのものであり、どれがN−1またはN
+1からのものであり、どれが捨てられるべきかを決定
する。ピクセルN−1、NおよびN+1と、制御コード
1:0との相関は図9、20および21の表に示されて
おり、これれはインターレースされた表示の偶数および
奇数フィールドの最初の数ラインを参照して畳込みがい
かに行なわれるかをまとめたものである。表において、
LEA、LEB…LEFは図17に示されたラッチ可能
化信号を指す。
【0143】VSM50におけるビデオとグラフィック
の統合の議論に戻って、VDATAのための32ビット
入力とGDATAのための32ビットのとのタイミング
関係が例示される(図17の第1ランクのラッチ70お
よび72)。上で議論されたとおり、入力は2のモード
で動作する。すなわち独立したロードクロック信号VL
DおよびGLDが同じまたは異なった周波数を有して、
二重の32ビット入力としてか、または、GLDとVL
Dとが同じ周波数を有し、単一の64ビット入力として
動作するかである。入力の動作は以下の規則によって規
定されるであろう。
【0144】/Blank、VLDおよびGLDのタイ
ミングは、Vidclkに関するものである。Vidc
lkの周波数はシステム20の動作モードに依存してD
otclk/1またはDotclk/2に等しいので、
これは/Blankの解像度が1または2ピクセルであ
る事を意味する。
【0145】図22を参照して、モニタ36上の統合さ
れたビデオグラフィックディスプレイの例と、/Bla
nk、GLDおよびVLD信号のタイミング図とが示さ
れる。この表示は黒(ブランク)の背景81、グラフィ
ックウィンドウ83およびグラフィックウィンドウ83
に重ねられたビデオウィンドウ85を含む。GLDから
のピクセルのストリーム87がグラフィックウィンドウ
83の走査ラインを規定し、ピクセルストリーム89が
ビデオウィンドウ85の走査ラインを規定する。
【0146】ここで注意すべきことは、図22のウィン
ドウの配置は統合されたビデオグラフィックスシステム
が一般的にどのように用いられるかの一例として選ばれ
たということである。もちろん他のウィンドウ配置も可
能である。たとえば、ビデオウィンドウはスクリーンの
スペース全体を満たすようにVDC34のサイズにされ
てもよく、またはグラフィックウィンドウに沿って表示
されてもよい。
【0147】/Blankがハイである時間が活性ライ
ン時間を規定する。もし/Blankがハイならば、有
効ピクセルがVSM50から、VSM50の内部処理遅
延(パイプライン遅延)と等しい時間間隔だけ/Bla
nkから遅延して出力される。
【0148】VLDおよびGLD信号は、/Blank
がハイである間にのみ、データをVSM50にロードす
ることができる。さらに、GLDの最初の立上り縁と、
/Blankの立上り縁とは同じVidclkサイクル
内で起こらなければならない。上述の例と、以下で議論
される例とのすべてにおいて、GLDの最初の立上り縁
と/Blankの立上り縁とは同時に起こる。
【0149】/Blank信号はVLDまたはGLDの
いずれかによってロードされたデータのすべてがVSM
50を介して処理され表示される前に、ハイからローへ
遷移するだろう。この場合、/Blankがローになる
ときにVSM50にあるデータは捨てられ、表示されな
い。したがって、/Blankの立下り縁が走査ライン
の終わりを規定し、VSMにロードされるデータの量が
規定するのではない。たとえば、図23において、23
個のグラフィックピクセルのためのデータが/Blan
kがハイである時間にVSM50にロードされるが、/
BlankがVidclkの10サイクルの間だけハイ
であるために、10個のピクセルが表示されるのみであ
る。
【0150】/Blankの立下り縁が走査ラインの端
部を規定する一方で、走査ラインはグラフィックおよび
ビデオピクセルの両方を含むかもしれない。したがっ
て、ビデオウィンドウの境界を規定するために付加的な
規則が必要となる。
【0151】ビデオウィンドウの左の端部は、VLDの
第1の立上り縁、すなわちVLDがVSM50へのグラ
フィックデータを許容するためにトグルした後の最初の
立上り縁によって規定される。ビデオウィンドウの右の
端部はVLDの最後の立上り縁または/Blankの立
下り縁のうち最初に起こったほうによって規定される。
【0152】なぜVSM50がグラフィックに依存した
信号によってビデオウィンドウを検出する必要があるか
という理由は、ビデオウィンドウ内ではアルファビット
がビデオとグラフィックを混ぜるために用いられるであ
ろうということであり、ビデオウィンドウの外ではグラ
フィック情報はアルファ値に関係なく表示される。
【0153】図23、24および25を参照して、ビデ
オとグラフィックとが同時にロードされたときに起こる
タイミング関係の3つの例が示されている。
【0154】図23において、制御レジスタビットD
5:D0は16ビットビデオ、16ビットグラフィック
ス、畳込み不能化に設定されており、グラフィックアル
ファは論理111であり、ビデオアルファは論理0であ
る。これらの値は、もしビデオがそこにあれば、それを
表示させる。ビデオウィンドウは走査ラインの左側の端
部にある。
【0155】図24において、制御レジスタビットD
5:D0は16ビットビデオ、16ビットグラフィック
ス、畳込み不能化に設定され、グラフィックアルファは
論理111であり、ビデオアルファは論理0である。こ
れらの値は、もしビデオがそこにあればそれを表示させ
る。ビデオウィンドウは1Vidclkサイクルによ
り、左側の端部からずらされている。
【0156】図25において、制御レジスタビットD
5:D0は16ビットビデオ、16ビットグラフィック
ス、畳込み不能化に設定されており、グラフィックアル
ファは論理111であり、ビデオアルファは論理0であ
る。これらの値は、もしビデオがそこにあれば、それを
表示させる。ビデオウィンドウは走査線の右端部にあ
る。
【0157】上の例のすべてにおいて、「透明度ブロッ
ク」または「透明度論理」は図4の透明度論理回路17
2、174および176を指す集合的な用語である。
【0158】再び図1を参照すると、統合ビデオグラフ
ィックシステム20の非常に重要な要素は、コントロー
ラ60である。コントローラ60はシステム20を含む
コンピュータのためのハードウエアコントローラであっ
て、これはコンピュータグラフィックと統合されたビデ
オ入出力を支持する。コントローラ60はコンピュータ
内の1または2のマイクロプロセッサのためにVRAM
40とのインターフェースを与え、VRAMを2つの形
に構成する。すなわち高解像度グラフィックのための単
一バッファとしてか、または一方がビデオの、他方がグ
ラフィックのための二重バッファとしてか、である。コ
ントローラ60は同時にVRAMアドレス発生を含む、
VRAMへのカラースペースコンバータリサイザー(V
DC)34から入来するビデオの流れを制御し、表示の
ためにビデオVRAMとグラフィックスVRAMからの
データの転送を制御し、モニタのためのすべての表示タ
イミングパラメータを制御し、VRAMをリフレッシュ
し、VRAMの使用を仲裁する。コントローラ60はス
ケール可能なビデオウィンドウのハードウエアによるウ
ィンドウ制御を与え、これはビデオおよびグラフィック
の独立したカラー深さの支持とビデオウィンドウの位置
付けとを含む。
【0159】コントローラ60の好ましい実施例の機能
的要素または回路ブロックとそれらの接続とが図26に
ブロック図の形で例示され、以下で説明される。図26
のブロック図に示されたすべての機能的要素は単一チッ
プ上に集積されている。コントローラへの入力および出
力は、それらが運ぶ信号を示す名前によって一般に示さ
れる接続ピンを介して様々な要素に向けられる。
【0160】バスインターフェースブロック300はV
RAM42AまたはVRAM42B(図1を参照せよ)
のいずれかまたは制御レジスタブロック302(図26
を参照せよ)へのアクセス要求を検出するのに必要なす
べてのマイクロプロセッサ信号を受取る。バスインター
フェース300はこれらのアドレス範囲をデコードし、
VRAMアクセス要求をアドレスマルチプレクサブロッ
ク304に与えるか、または制御レジスタ302へのア
クセスを完了する。好ましくは、VRAM40Aおよび
40B(図1を参照せよ)は$5010 0000と$
502F FFFFとの間にマップされている。制御レ
ジスタブロック302は好ましくは$5003 600
0と$5003 7FFFとの間にマップされている。
【0161】バスインターフェース300への入来信号
は信号TS、TT1、およびSIZを含み、これらはそ
れぞれCPUからVRAMのデータブロックの転送が始
まること、どの型のデータが転送されるべきであるかと
いうこと、および転送されるべきR/Wのデータブロッ
クのサイズを示す。A31:A26およびA21:A0
はCPU25からプロセッサアドレスバス47を介して
受取られたレジスタアドレスである。バスインターフェ
ース300はこれらのアドレスをデコードして、CPU
25がレジスタブロック302との交信を要求している
のか、あるいはVRAM40Aおよび40Bとの直接交
信を要求しているのかを判断する。ビットD0はプロセ
ッサアドレスバスへのまたはそこからの転送を可能に
し、TAはデータが転送されたことを確認する。MAS
TERはCPU内の2のプロセッサのうちどちらがアク
セスされるべきかを示す。
【0162】CPU内の基板上のクロックからのクロッ
ク信号入力は、データをVRAMバンク40Aおよび4
0BにクロックさせるためのPclkと、コントローラ
60とCPUとの間でデータを交信するためのCPUバ
スクロックであるBclkとを含む。クロック信号Vi
dclkはVSM50からの入力である。上で述べられ
たとおり、Vidclkはシステム20の動作モードに
依存して、Dotclk/1またはDotclk/2の
周波数を有するだろう(図21を参照せよ)。
【0163】クロックブロック301はコントローラ6
0内の論理回路にクロック信号Bcclk、Pclkお
よびVidclkを分配するためのバッファを含む。各
バッファは挿入遅延とクロックの歪みを最小にするた
め、クロックのツリーを有する。
【0164】Vidclk信号はモニタタイミングブロ
ック308を駆動するのに用いられる。モニタタイミン
グブロック308は、モニタ36を制御するのに必要な
ブランキングおよび同期出力を発生するための論理回路
のブロックである(図1を参照せよ)。モニタタイミン
グブロック308はNTSC、PAL SEACAMお
よびVGAを含む広い範囲の異なったモニタの特性に適
合するようにプログラムされてもよい。
【0165】コントローラ60はモニタタイミングブロ
ック308内に位置付けられた、2の類似の論理ブロッ
クを含む。これらは水平タイミング(HT)および垂直
タイミング(VT)ブロックである。これらのブロック
はレジスタ302にストアされたプログラムされたイン
ターバルを自走カウンタ(Vidiclkによりクロッ
クされる)と比較することによって動作する。各ブロッ
クの各状態において、予め定められたインターバルがモ
ニタされる。もしインターバルがカウンタと一致すれ
ば、状態が変わる。
【0166】モニタタイミングブロック308の出力は
VSYNCとHSYNCとを含み、これらはモニタ36
のための垂直および水平同期信号であり、さらにCSY
NC1およびCSYNC2を含み、これらは複合ビデオ
出力56および58を制御するためのエンコーダ54
(図1を参照せよ)に向けられる同期信号である。モニ
タタイミングブロック308はまた信号/Blankを
発生させ、これはVSM50に与えられる信号である
(図4を参照せよ)。
【0167】モニタタイミングブロック308はまたシ
リアルポートSAM43Aおよび43Bからのデータの
転送を制御するために以下の出力を与える。
【0168】GDT/OE、これはグラフィックVRA
M42BからSAM43Bへのデータ転送を可能にす
る。VDD/OE、これはビデオSAM43Bからのデ
ータ転送を可能化する。VDSFおよびGDSF、これ
らはビデオまたはグラフィックSAM43Aまたは43
BがSPLIDまたはNON−SPILT(全SAM幅
が用いられている)モードで動作してデータを転送すべ
きかを決定する。VSE1:VSE0、これはビデオS
AM43Aからのデータ出力を可能にする。GSE1:
GSE0、これはグラフィックSAM43Bからのデー
タ出力を可能にする。GLDおよびVLDはグラフィッ
クおよびビデオデータをそれぞれVSM50にロードす
るためのものである。GSCおよびVSC、これらはそ
れぞれグラフィックSAM43BとビデオSAM43A
のためのデータシフトクロック信号である。さらにXO
Eが与えられ、これはビデオVRAM42Aとマイクロ
プロセッサデータバス47との間の送受信バッファを制
御する。
【0169】ビデオ入力インターフェース310は制御
信号をビデオステートマシン314に送って、VDC3
4からVRAM42Aへのデータ転送を要求する。これ
らの転送のアドレスはビデオアドレス発生器312によ
って制御される。
【0170】データは一般に「fifo」と呼ばれる先
入先出バッファ(図示せず)を介して、VDC34から
VRAM42Aに転送される。データの転送はfifo
にデータが半分だけ満たされたときに始まってもよい。
【0171】VDC34からビデオ入力インターフェー
ス310によって受取られた信号HFは、VDCからV
RAMへのfifoが半分だけ満たされており、少なく
とも8のロングワードのデータがVRAM42Aに転送
されるべく利用可能であることを示す。このHF信号は
データ内のビデオの受取りの間に遷移する。
【0172】インターフェース310はまたVDC34
からINC/ADDR(インクリメントアドレス/アド
レスリセット)信号を受取る。INC/ADDR信号は
2の用途がある。第1の用途は、データ中のビデオの新
たなラインが始まろうとしていることを示す。INC/
ADDR信号はビデオ−インアドレス発生器312に与
えられ、これはそこから新たなラインが書込まれるVR
AM42A内の位置を示すアドレスを発生し、このアド
レスをアドレスマルチプレクサブロック304に与え
る。これは、図27のタイミング図に示されているよう
に、INC/ADDRのローからハイへの遷移の際に、
HFが論理1であるときに起こる。
【0173】INC/ADDR信号の第2の用途は、ビ
デオ−インデータの新たなスクリーンまたはフィールド
が始まろうとしていることを示す。この信号はビデオ−
インアドレス発生器312に与えられ、これはビデオス
クリーンの始まりが書込まれるべきVRAM42Aの位
置を示すアドレスを発生する。この動作は図28のタイ
ミング図に示されている。
【0174】図30(A)、(B)、31および32を
参照して、ビデオ−インまたはビデオ書込アドレス発生
器312の構造と機能がより詳細に説明される。
【0175】ビデオウィンドウの位置、解像度、サイズ
および入力フォーマットはユーザによって変えることが
できるので、ビデオピクセルの単一のスクリーンまたは
フィールドをストアするのに必要となるメモリスペース
の合計は1桁以上変化し得る。
【0176】従来のアドレス発生技術においては、各ラ
インのピクセルデータは隣接したメモリスペースに書込
まれていた。このためには、ハードウエアとソフトウエ
アが各フィールドなどのデータの量を追跡し続ける必要
があり、さらに1フィールドのデータの量が変わるたび
にアドレスを再計算する必要があった。このようなシス
テムを実現する複雑さに加えて、システムはビデオウィ
ンドウのサイズと位置をリアルタイムで変化させるため
に非常に速くなければならなかった。
【0177】この発明では、より簡潔なビデオ−インア
ドレス発生器が用いられる。図32に示されるように、
ビデオ−インアドレス発生器312はバスアドレスレジ
スタ350、第1のマルチプレクサ352、ラインスタ
ートレジスタ354、加算器356、第2のマルチプレ
クサ358および書込アドレスレジスタ/増分器360
を含む。これらの構成要素のすべては図32に示される
ように相互接続されている。
【0178】ベースアドレスレジスタ350は、フィー
ルドを表わすデータのブロックの始まりがストアされて
いるVRAM42A内のアドレスを含む。このVRAM
アドレスはベースアドレスと呼ばれ、ソフトウエアでプ
ログラム可能である。
【0179】INC/ADDRおよびHF信号が、ビデ
オ−インデータの新たなフィールドが始まろうとしてい
ることを示すと(図28を参照せよ)、ラインスタート
レジスタ354がベースアドレスレジスタ350からマ
ルチプレクサ352を介してベースアドレスを受取る
(図31、ブロック362を参照せよ)。ラインスター
トレジスタ354は現在の走査ラインを示すデータのブ
ロックの始まりがストアされているVRAM42A内の
アドレスをストアする。
【0180】次に、書込アドレスレジスタ/増分器36
0がラインスタートレジスタ354にストアされたアド
レスを得る(図1、ブロック364を参照せよ)。書込
アドレスレジスタ/増分器360は常にVRAM42A
に書込まれる各バイトの現在のアドレスを含む。
【0181】上で述べたとおり信号HFがVDC34か
ら受取られると、データは書込アドレスレジスタ/増分
器360にストアされたVRAM42Aのアドレスに書
込まれる。書込アドレスレジスタ/増分器360はVR
AM42Aに書込みが行なわれるたびにその後増分され
る(図31、ブロック368を参照せよ)。
【0182】INCR/ADDRおよびHF信号が、上
で述べられ図27に示されたとおり、走査ラインの終り
に達することを示すと、ビデオ−インアドレス発生器3
12は次の走査ラインを表わすデータのブロックの始ま
りが書込まれるべきVRAM42Aのアドレスを発生さ
せる。
【0183】この新たなアドレスは1024(「スモー
ルモード」)または1536(「ビッグモード」)バイ
トのいずれかをラインスタートレジスタ354のアドレ
スに加えることによって発生される(図31、ブロック
370を参照せよ)。加算器356は1024または1
536バイトをラインスタートレジスタ354の内容に
加算する。ラインスタートレジスタ354に加算される
値は、マルチプレクサ358によって決定され、これは
ソフトウエアによってプログラム可能である。それから
この和はマルチプレクサ352を介してラインスタート
レジスタ354に位置付けられる。それから書込アドレ
スレジスタ/増分器360は上で述べたとおり、ライン
スタートレジスタ354内のアドレスを得る。
【0184】ラインスタートレジスタ354は、フィー
ルドの終りに達するまで、走査ラインの終わりに達する
たびに、同じ量だけ(1024または1536)増分さ
れる。
【0185】上で述べたように、かつ図28で示したよ
うにINC/ADDRおよびHF信号が、ビデオ−イン
データの新たなフィールドが始まろうとすることを示す
と、ラインスタートレジスタ354はベースアドレスレ
ジスタ350にストアされたベースアドレスを受取り、
この全サイクルが繰返す(図31、ブロック362を参
照せよ)。
【0186】ビデオ−イン書込アドレス発生のこの方法
の利点は、アドレスの発生がビデオフィールド内のデー
タの量とモニタスクリーンのビデオフィールドの位置と
の両方から独立しているということである。図30
(A)は走査されたラインに対応するデータがVRAM
42Aにおいて1024バイトごとに始まるメモリの構
成を示す。この構成において、これはスモールモードと
呼ばれるが、各走査されたラインは1024バイトまで
のデータを含む。図30(B)に示される、ビッグモー
ドと呼ばれるメモリ構成は、各走査されたラインが15
36バイトまでのデータを含むときに用いられる。いず
れの構成も、可変サイズのビデオフィールドのためにア
ドレス発生を行なうのに必要とされるハードウエアとソ
フトウエアの複雑さを大いに減じる。
【0187】グラフィック/ビデオデータムーバ320
はSAM43AレジスタポートとVSM50との間のデ
ータ転送を制御する。これはモニタタイミング発生器3
08からの制御をモニタし、レジスタブロック302か
らの構成ビットを受取る。これらの構成ビットは出力可
能化信号VSE1:VSE0およびGSE1:GSE0
と、それぞれVRAM42Aおよび42Bのためのシフ
トクロック信号GSCおよびVSCをいつ発生すべきか
を決定するのに用いられる。構成ビットはまたVSM5
0のためのVLDおよびGLD信号を発生させるのに用
いられる。
【0188】リフレッシュブロック322はVRAMリ
フレッシュサイクルの要求を発生し、これらはアクセス
アービターブロック304およびアドレスマルチプレク
サ内の2のアクセスアービターのうちの1つに送られ
る。
【0189】2のアービターのうちの一方はグラフィッ
クアービターであり、これはビデオ−インが不能化され
たときにVRAM42AおよびVRAM42Bの両方を
制御し、ビデオ−インが可能化されたときにVRAM4
2Bのみを制御する。他方のアービターはビデオアービ
ターであって、これはビデオ−インが可能化されたとき
にVRAM42Aを制御する。
【0190】この2のアービターは、要求者間でのVR
AM制御とアドレスバスの所有権を仲裁する。要求者は
リフレッシュブロック322、CPUインターフェース
ブロック300、ビデオ−インインターフェース310
およびSAMアドレス発生器324を含む。アービター
は固定された優先機構を有する。グラフィックアービタ
ーについては、優先順位はSAM転送、リフレッシュお
よびCPUである。ビデオアービターについては、優先
順位はビデオ−イン、SAM転送、リフレッシュ、およ
びCPUである。
【0191】VRAM42Aのアクセスについてリフレ
ッシュ要求が仲裁を勝ち取ると、アービターはビデオス
テートマシン314またはグラフィックステートマシン
326のいずれかに信号を送ってリフレッシュサイクル
を発生させる。ステートマシン314および326はS
RAMレジスタの外にデータをシフトするための制御を
除くすべてのVRAMアクセスについてのVRAM制御
のシーケンスを、発生させる。ステートマシンはまた、
行から列へのまたは列から行へのメモリアドレスバスの
切換えに必要なアドレスマルチプレクサブロック304
への制御を発生する。
【0192】リフレッシュ要求は予め定められたインタ
ーバルで、リフレッシュブロック322によって発生さ
れる。これらのインターバルはレジスタブロック302
内の2のリフレッシュモードビットによって決定され
る。2のリフレッシュモードビットはリフレッシュ要求
の間にいくつのBclkクロックがカウントされたかを
決定する。モードビットの機能を示す例が表の形で図2
9に示される。1のリフレッシュ要求は結果としてVR
AM42Aと42Bとの両方がリフレッシュされること
をもたらし、これはそれらがどのような構成であるかと
は無関係である。
【0193】SAMアドレス発生器ブロック324は2
つの機能を行なう。第1に、これらはNON−SPLI
TおよびSPLITモードのVRAMアクセスに必要な
アドレスを発生させる。これらのアクセスはデータをV
RAM42Aおよび42BからそれぞれSAM43Aと
43Bとに移動させる。出力レジスタ内のデータはSA
MレジスタからシフトアウトされてVSM50に移され
る。
【0194】SAMアドレス発生器ブロック324の第
2の機能は、ステートマシン314または326にデー
タ転送を行なうように要求することである。
【0195】ブロック324内には2のSAMアドレス
発生器があり、その1つはグラフィックのため、もう1
つはビデオのためである。ビデオ−インが不能化される
と、グラフィックアドレス発生器のみが用いられる。こ
れらの発生器はモニタタイミングブロック306および
ステートマシン314および312とインターフェース
されて、次のデータ転送のための次のアドレスを決定す
る。
【0196】要求者はいつNON−SPLITおよびS
PLIT転送が必要かを決定する。NON−SPLIT
転送はグラフィックのラインの開始が始まる前に要求さ
れる。これらはまたビデオのラインの開始の始まりより
前に要求される。SPLIT転送は、SAMレジスタ4
3Aまたは43Bによって128のシフトカウントが受
取られた後に要求される。要求者はSAM43Aまたは
43Bからの転送が終了したことを確認する信号をステ
ートマシン314および324の一方から受取る。
【0197】上で述べたコントローラ60の詳細な説明
は、この発明の鍵となる機能的要素の詳細な説明のまと
めとなるものである。
【0198】この発明は一方が一般にビデオに用いら
れ、他方がグラフィックに用いられる、2のバッファと
2の処理径路とを有する統合ビデオグラフィックシステ
ムについて説明されてきた。しかしながら、上述の説明
から、上で説明された原理を適用することによって2以
上のバッファを有するシステムが構成されてもよいこと
は明らかであろう。
【0199】別の実施例では、たとえば、少なくとも1
つをグラフィックに、2をビデオのために用いる、少な
くとも3個のバッファを設けることが望ましいかもしれ
ない。各バッファは上で述べたように別個の処理径路に
供給する。こうすればグラフィック上に2のビデオ表示
ができるであろう。
【0200】別の実施例では、たとえば、2のグラフィ
ックバッファと少なくとも1のビデオバッファを含める
ことが望ましいかもしれない。これは2の異なったグラ
フィックプログラムが異なったピクセル深さで動作す
る、占有マルチタスクの可能なコンピュータには有利で
あろう。
【0201】明らかに、このようなシステムはさらなる
メモリハードウエアの費用とソフトウエアの複雑さを含
むであろう。
【0202】以下にこの発明の重要な要素と有用な特徴
の簡単な要約を述べる。上で述べた発明はコンピュータ
のための統合されたビデオ/グラフィックシステムを含
む。このシステムは1個がビデオのための、もう1個が
グラフィックスのための、2個の別個のバッファを含
む。この別個のバッファは単一のチップ上に配置された
カラーパレットとビデオストリームミクサとに供給す
る。チップは間に介在するハードウエアなしにバッファ
に接続されてもよい。ビデオおよびグラフィックバッフ
ァはビデオが表示されない場合にはともに単一のグラフ
ィックバッファとして用いられてもよい。
【0203】カラーパレットとビデオデータストリーム
ミクサとは入来するビデオおよびグラフィックデータの
フォーマット化のためのピクセライザを含む。別個のチ
ップ上のコントローラがビデオおよびグラフィックバッ
ファからのビデオおよびグラフィックをカラーパレット
とデジタルストリームミクサとに供給する。データは、
ビデオとグラフィックピクセルがピクセライザで同じ速
度で形成されるように、ビデオバッファからある速度
で、グラフィックから別の速度で供給されてもよい。こ
れはビデオとグラフィックが異なったカラー解像度を有
する場合でも、コンピュータモニタのウィンドウ内に生
の、フルモーション、フルカラーのビデオと、グラフィ
ックの表示とを可能にする。別個のコントローラはまた
ビデオおよびグラフィックバッファのローディングを制
御するのに用いられる。ローディングモードはバッファ
内のVRAMの構成および量に依存して調整されてもよ
く、または畳込み動作のためにグラフィックデータを準
備するのに調整されてもよい。
【0204】カラーパレットとビデオストリームミクサ
とは2の別個の処理径路を有し、この一方はビデオのた
めであり、もう一方はグラフィックのためである。各処
理径路はRGBカラールックアップテーブルを含む。こ
のために、グラフィックカラーはビデオと独立して修正
可能である。グラフィック処理径路はグラフィックを表
示するためにインターレースされたモニターが用いられ
るときに、畳込みを支持するための回路を含む。
【0205】ピクセライザー内のビデオおよびグラフィ
ック処理径路上のピクセルは予め定められた条件に従っ
て透明論理回路内で組合わされて、統合されたビデオ/
グラフィックディスプレイのピクセルを形成する。これ
らが透明論理回路によって組合わされる前に、ビデオお
よびグラフィックピクセルは、ビデオがグラフィック上
に重ねられたときには透明に見えるようにファクタ化さ
れてもよい。回路の費用を減じるために、ファクタリン
グはシフト論理で実現されてもよい。
【0206】この発明は好ましい実施例の形で説明され
てきた。しかしながら、この発明は上で述べられ図示さ
れた実施例に限定されるものではない。この発明は前掲
の特許請求の範囲によってのみ規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従った統合されたビデオおよびグラ
フィックシステムの機能的なブロックを概略的に示すブ
ロック図である。
【図2】図1のシステムのための1024キロバイトV
RAM構成のブロック図である。
【図3】図1のシステムのための2048キロバイトV
RAM構成のブロック図である。
【図4】この発明に従ったカラーパレットおよびデジタ
ルビデオストリームミクサチップのピクセライザおよび
他の機能的要素を概略的に示すブロック図である。
【図5】図4のカラーパレットおよびビデオストリーム
ミクサのためのタイミングクロック周波数と制御ビット
の状態の相関関係の表形式で表わす図である。
【図6】(A)は図4の透明度計算回路へ赤、緑、およ
び青(RGB)ビデオ透明度データを転送するための1
配列を概略的に示す図であり、(B)は図4の透明度計
算回路へモノクロビデオ透明度データを転送するための
1配列を概略的に示す図である。
【図7】図4の透明度計算論理回路における機能的要素
を概略的に示す図である。
【図8】図4の統合されたビデオグラフィックシステム
におけるピクセライザへの接続を概略的に示すブロック
図である。
【図9】図4のピクセライザへの60ビット経路上のグ
ラフィックデータの転送を概略的に示す図である。
【図10】32ビット幅データから1ビット擬似カラー
ピクセルをフォーマット化する方法を表形式で表わす図
である。
【図11】32ビット幅データから2ビット擬似カラー
ピクセルをフォーマット化する方法を表形式で表わす図
である。
【図12】32ビット幅データから4ビット擬似カラー
ピクセルをフォーマット化する方法を表形式で表わす図
である。
【図13】32ビット幅データから8ビット擬似カラー
ピクセルをフォーマット化する方法を表形式で表わす図
である。
【図14】32ビット幅データから16ビット擬似カラ
ーピクセルをフォーマット化する方法を表形式で表わす
図である。
【図15】32ビット幅データから32ビット真のカラ
ーピクセルをフォーマット化する方法を表形式で表わす
図である。
【図16】インターリーブされたモニタ上のディスプレ
イのためのVRAMの走査ラインの対のマッピングを概
略的に示す図である。
【図17】図8のピクセライザにおける第1および第2
のランクのラッチの配列を概略的に示す図である。
【図18】図17の第1のランクのラッチを動作するた
めの制御コードの伝送を示すタイミング図である。
【図19】図17の第1のランクのラッチにおける制御
コード設定とインターレースされたディスプレイピクセ
ルの捕捉との相関関係を表形式で表わす図である。
【図20】インターレースされたディスプレイの偶数フ
ィールドのための図17の第2のランクのラッチのピク
セル出力を表形式で表わす図である。
【図21】インターレースされたディスプレイの奇数フ
ィールドのための図17の第2のランクのラッチのピク
セル出力を表形式で表わす図である。
【図22】モニタ表示における統合されたビデオおよび
グラフィックウィンドウの可能化を概略的に示す図であ
る。
【図23】グラフィックウィンドウの左端とそろえられ
たビデオを有するビデオおよびグラフィックピクセルの
統合を示すタイミング図である。
【図24】グラフィックウィンドウの左端からずらされ
たビデオを有するビデオおよびグラフィックピクセルの
統合を示すタイミング図である。
【図25】グラフィックウィンドウの右端とそろえられ
たビデオを有するディスプレイのためのビデオおよびグ
ラフィックピクセルの統合を示すタイミング図である。
【図26】図1のシステムのためのフレーム、バッファ
およびウィンドウコントローラの機能的な要素を概略的
に示すブロック図である。
【図27】図2または図3のVRAMにディスプレイデ
ータの新しい行をロードするための制御信号を示すタイ
ミング図である。
【図28】図2または図3のVRAMにディスプレイデ
ータの新しいスクリーンをロードするための制御信号を
示すタイミング図である。
【図29】図2または図3のVRAMのためのVRAM
のリフレッシュサイクルのタイミングを示す表の図であ
る。
【図30】(A)は「スモールモード」におけるVRA
Mビデオ書込アドレス発生の概略的な図であり、(B)
は「ビッグモード」におけるVRAMビデオ書込アドレ
ス発生の概略的な図である。
【図31】ビデオ書込アドレス発生器に従う制御論理の
フローチャート図である。
【図32】ビデオ書込アドレス書込発生器のブロック図
である。
【符号の説明】
20 ビデオグラフィックシステム 25 中央処理装置 27 マイクロプロセッサ 28 コンバータ 30 コンバータ 36 モニタ 40A 第1のバッファ 40B 第2のバッファ 47 データバス 50 ビデオストリームミクサ 60 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック・エイ・バーデン アメリカ合衆国、95070 カリフォルニア 州、サラトガ、アーゴナウト・ドライブ、 20325

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオデータおよびグラフィックデータ
    を処理するための少なくとも2つの処理経路を含み、 前記処理経路の一つは、前記ビデオデータを、それが処
    理される前に一時的にストアするためのバッファと、前
    記ビデオデータを処理するための手段とを含み、 前記処理経路の別のものは、前記グラフィックデータ
    を、それが処理される前に一時的にストアするための別
    のバッファと、前記グラフィックデータを処理するため
    の手段とを含み、さらに統合されたビデオおよびグラフ
    ィックディスプレイを形成するための処理されたビデオ
    およびグラフィックデータを組合わせるための手段を含
    む、統合されたビデオおよびグラフィックを表示するた
    めのシステム。
  2. 【請求項2】 前記ビデオ処理手段は、前記ビデオデー
    タをビデオピクセルにフォーマット化するための手段
    と、前記グラフィックデータをグラフィックピクセルに
    フォーマット化するための手段とを含む、請求項1に記
    載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記バッファから前記ビデオ処理手段へ
    第1のデータ速度でデータを転送するための手段と、前
    記別のバッファから前記グラフィック処理手段に第2の
    データ速度でデータを転送するための手段とをさらに含
    み、前記第1および第2のデータ速度は、前記フォーマ
    ット化手段がビデオピクセルとグラフィックピクセルと
    を等しい速度で形成するように選択される、請求項2に
    記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記統合されたビデオおよびグラフィッ
    クディスプレイにおけるビデオウィンドウが前記ビデオ
    ピクセルおよび前記グラフィックピクセルのブレンドに
    見えるように前記ビデオピクセルおよび前記グラフィッ
    クピクセルが合計される前に、予め定められた係数で前
    記ビデオピクセルと前記グラフィックピクセルとを乗算
    することによってスケールするための手段をさらに含
    む、請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 第1のデータ速度で前記処理経路の一つ
    への第1のピクセルの深さを有する第1のピクセルのマ
    トリックスを表わす前記ビデオデータの転送を制御し、
    第2のデータ速度で前記処理経路の別のものへの第2の
    ピクセルの深さを有する第2のピクセルのマトリックス
    を表わす前記グラフィックデータの転送を制御し、前記
    フォーマット化手段が前記ビデオピクセルおよび前記グ
    ラフィックピクセルを同じ速度で形成するように前記第
    1および第2のデータ速度を調整するためのコントロー
    ラをさらに含む、請求項2に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 統合されたビデオおよびグラフィックを
    表示するためのシステムであって、 ビデオデータを処理するためのビデオ処理経路と、グラ
    フィックデータを処理するためのグラフィック処理経路
    とを含み、 前記ビデオ処理経路は、前記ビデオデータを、それが処
    理される前に一時的にストアするための第1のバッファ
    と、前記ビデオデータを処理するための手段とを含み、 前記グラフィック処理経路は、前記グラフィックデータ
    を、それが処理される前に一時的にストアするための第
    2のバッファと、前記グラフィックデータを処理するた
    めの手段とを含み、さらに統合されたビデオおよびグラ
    フィックディスプレイを形成するための処理されたビデ
    オおよびグラフィックデータを組合わせるための手段を
    含む、システム。
  7. 【請求項7】 前記ビデオデータ処理手段および前記グ
    ラフィックデータ処理手段の各々はカラールックアップ
    テーブルを含む、請求項6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記ビデオ処理手段は、前記ビデオデー
    タをビデオピクセルにフォーマット化するための手段
    と、前記グラフィックデータをグラフィックピクセルに
    フォーマット化するための手段とを含む、請求項7に記
    載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記第1のバッファから前記ビデオ処理
    手段へ第1のデータ速度でデータを転送するための手段
    と、前記第2のバッファから前記グラフィック処理手段
    へ第2のデータ速度でデータを転送するための手段とを
    含み、前記第1および第2のデータ速度は、前記フォー
    マット化手段が前記ビデオピクセルおよび前記グラフィ
    ックピクセルを等しい速度で形成するように選択され
    る、請求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 ビデオピクセル処理経路、グラフィッ
    クピクセル処理経路、およびピクセルフォーマット化手
    段を含むビデオデータストリームミクサであって、 前記ピクセルフォーマット化手段は第1のデータ速度で
    第1のピクセルの深さを有するビデオデータを受取るた
    めの手段と、ビデオピクセルを前記ビデオデータから形
    成するための手段と、前記ビデオピクセルを前記ビデオ
    ピクセル処理経路へ送るための手段とを含み、 前記ピクセルフォーマット化手段は第2のデータ速度で
    第2のピクセルの深さを有するグラフィックデータを受
    取るための手段と、グラフィックピクセルを前記ビデオ
    データから形成するための手段と、前記グラフィックピ
    クセルを前記グラフィックピクセル処理経路へ送るため
    の手段とを含み、 前記第1および第2のデータ速度は、前記ビデオピクセ
    ルおよび前記グラフィックピクセルが、前記第1および
    第2のピクセルの深さに独立して、同じ速度で形成され
    るように選択され、さらに前記ビデオ処理経路からのビ
    デオピクセルと、前記グラフィック処理経路からのグラ
    フィックピクセルとを予め定められた態様で組合わせ、
    統合されたビデオおよびグラフィックディスプレイのピ
    クセルを形成するための手段を含む、ビデオデータスト
    リームミクサ。
  11. 【請求項11】 前記ビデオピクセル処理経路および前
    記グラフィックピクセル処理経路の各々はカラールック
    アップテーブルを含む、請求項10に記載のビデオスト
    リームミクサ。
  12. 【請求項12】 前記組合せ手段は、前記統合されたビ
    デオおよびグラフィックディスプレイにおけるビデオウ
    ィンドウが前記ビデオピクセルおよび前記グラフィック
    ピクセルのブレンドに見えるように合計される前に、予
    め定められた係数で前記ビデオピクセルと前記グラフィ
    ックピクセルを乗算することによってスケールするため
    の手段を含む、請求項10に記載のビデオストリームミ
    クサ。
  13. 【請求項13】 前記グラフィック処理経路はインター
    レースモニタ上のディスプレイのためのグラフィックピ
    クセルを準備するための畳み込み計算手段を含む、請求
    項12に記載のビデオストリームミクサ。
  14. 【請求項14】 前記ビデオデータ受取手段および前記
    グラフィックデータ受取手段は、各々32ビット幅を有
    し、グラフィックデータのみを受取るための単一の64
    ビット幅手段を形成するように構成されてもよい、請求
    項12に記載のビデオストリームミクサ。
  15. 【請求項15】 前記組合せ手段は前記ビデオピクセル
    が前記ビデオ処理経路に存在するときのみ動作可能であ
    る、請求項10に記載のビデオストリームミクサ。
  16. 【請求項16】 統合されたビデオおよびグラフィック
    ディスプレイシステムのためのコントローラであって、 第1のデータ速度で第1のバッファから第1の処理経路
    への第1のピクセルのマトリックスを表わすデータの転
    送を制御するための手段を含み、前記第1の処理経路は
    前記第1のピクセルデータからピクセルを形成するため
    の第1の手段を含み、前記第1のピクセルは第1のピク
    セルの深さを有し、さらに第2のデータ速度で第2のバ
    ッファから第2の処理経路への第2のピクセルのマトリ
    ックスを表わすデータの転送を制御するための手段を含
    み、前記第2の処理経路は前記第2のピクセルデータか
    らピクセルを形成するための第2の手段を含み、前記第
    2のピクセルは第2のピクセルの深さを有し、さらに前
    記第1のピクセルおよび前記第2のピクセルが前記第1
    の形成手段および前記第2の形成手段のそれぞれによっ
    て等しい速度で形成されるように前記第1および第2の
    データ速度を調整するための手段を含む、コントロー
    ラ。
  17. 【請求項17】 前記第1のピクセルはビデオピクセル
    であり、前記第2のピクセルはグラフィックピクセルで
    ある、請求項16に記載のコントローラ。
  18. 【請求項18】 前記第1のピクセルおよび前記第2の
    ピクセルはグラフィックピクセルである、請求項16に
    記載のコントローラ。
  19. 【請求項19】 前記第1および第2のピクセルは共通
    のソースからのものである、請求項18に記載のコント
    ローラ。
  20. 【請求項20】 インターレースモニタ上のディスプレ
    イのために予め定められた順序で前記第1のピクセルを
    前記第1のバッファへロードし、前記第2のピクセルを
    前記第2のバッファへロードすることを制御するための
    手段をさらに含む、請求項19に記載のコントローラ。
  21. 【請求項21】 前記第1の処理経路における前記第1
    のピクセルと、前記第2の処理経路における前記第2の
    ピクセルとの処理を制御するための手段をさらに含む、
    請求項16に記載のコントローラ。
  22. 【請求項22】 統合されたビデオおよびグラフィック
    ディスプレイシステムのためのコントローラであって、 予め定められたデータ速度でソースからバッファへのピ
    クセルのマトリックスを表わすデータの転送を制御する
    ための手段を含み、前記ピクセルはあるピクセルの深さ
    を有し、前記データ速度は前記ピクセルの深さによって
    決定され、さらに制御するための前記手段は、VRAM
    書込アドレス発生器を含み、前記アドレス発生器はベー
    スVRAMアドレスをストアするための第1のレジスタ
    手段と、ラインの開始のVRAMアドレスをストアする
    ための第2のレジスタ手段と、書込まれるべきバイトの
    VRAMアドレスをストアするための第3のレジスタ手
    段とを含み、さらに前記第1のレジスタ手段にストアさ
    れた前記ベースVRAMアドレスを前記ラインのレジス
    タ手段に転送するための手段と、前記第2のレジスタ手
    段にストアされたラインの開始の前記VRAMアドレス
    を前記第3のレジスタ手段に転送するための手段と、前
    記第3のレジスタ手段を1バイト増分するための手段と
    を含み、それによって、後続のバイトのVRAMアドレ
    スはそこにストアされ、さらに前記第2のレジスタ手段
    を一定数だけ増分するための手段を含み、それによって
    新しいラインの開始のVRAMアドレスはそこにストア
    される、コントローラ。
  23. 【請求項23】 前記定数は1024バイトである、請
    求項22に記載のコントローラ。
  24. 【請求項24】 前記定数は1536バイトである、請
    求項22に記載のコントローラ。
  25. 【請求項25】 異なった走査速度を有するモニタと互
    換性がある統合されたビデオおよびグラフィックディス
    プレイシステムのためのコントローラであって、 第1のデータ速度で、第1のソースから第1のバッファ
    への第1のピクセルのマトリックスを表わすデータの転
    送を制御するための手段を含み、前記ピクセルの第1の
    マトリックスは第1のピクセルの深さを有し、さらに第
    2のデータ速度で、第2のソースから第2のバッファへ
    の第2のピクセルのマトリックスを表わすデータの転送
    を制御するための手段を含み、前記ピクセルの第2のマ
    トリックスは第2のピクセルの深さを有し、さらに第3
    のデータ速度で、前記第1のバッファから第1の処理経
    路への前記ピクセルの第1のマトリックスの転送を制御
    するための手段と、 第4のデータ速度で、前記第2のバッファから第2の処
    理経路への前記ピクセルの第2のマトリックスの転送を
    制御するための手段と、 前記ピクセルの第1のマトリックスおよび前記ピクセル
    の第2のマトリックスがモニタの走査速度に比例する速
    度で、前記第1の処理経路および前記第2の処理経路へ
    転送されるように、前記第1、前記第2、前記第3、お
    よび前記第4のデータ速度を調整するための手段とを含
    む、コントローラ。
  26. 【請求項26】 前記第1のソースはVDCであり、前
    記第2のソースは中央処理装置である、請求項25に記
    載のコントローラ。
  27. 【請求項27】 前記ピクセルの第1のマトリックスは
    ビデオピクセルであり、前記ピクセルの第2のマトリッ
    クスはグラフィックピクセルである、請求項26に記載
    のコントローラ。
  28. 【請求項28】 前記ピクセルの第1および第2のマト
    リックスは共通のソースからのものである、請求項25
    に記載のコントローラ。
  29. 【請求項29】 前記ピクセルの第1のマトリックスお
    よび前記ピクセルの第2のマトリックスはグラフィック
    ピクセルである、請求項28に記載のコントローラ。
  30. 【請求項30】 前記第1のソースから前記第1のバッ
    ファへのデータの転送を制御するための前記手段は、V
    RAM書込アドレス発生器を含み、前記発生器は、 ベースVRAMアドレスをストアするための第1のレジ
    スタ手段と、 ラインの開始のVRAMアドレスをストアするための第
    2のレジスタ手段と、 書込まれるべきバイトのVRAMアドレスをストアする
    ための第3のレジスタ手段と、 前記第1のレジスタ手段にストアされる前記ベースVR
    AMアドレスを前記第2のレジスタ手段に転送するため
    の手段と、 前記第2のレジスタ手段にストアされるラインの開始の
    前記VRAMアドレスを前記第3のレジスタ手段に転送
    するための手段と、 前記第3のレジスタ手段を1バイト増分する手段とを含
    み、それによって後続のバイトのVRAMアドレスがそ
    こにストアされ、 前記第2のレジスタ手段を一定数増分する手段を含み、
    したがって新しいラインの開始のVRAMアドレスがそ
    こにストアされる、請求項25に記載のコントローラ。
  31. 【請求項31】 前記定数は1024バイトである、請
    求項30に記載のコントローラ。
  32. 【請求項32】 前記定数は1536バイトである、請
    求項30に記載のコントローラ。
  33. 【請求項33】 ソースからVRAMバッファへのビデ
    オデータの転送を制御するための方法であって、 第1のレジスタにベースVRAMアドレスをストアする
    ステップと、 前記レジスタにおいてラインの開始を表わすVRAMア
    ドレスをストアするステップと、 書込まれるべきバイトのVRAMアドレスを第3のレジ
    スタにストアするステップと、 前記第1のレジスタにストアされる前記ベースVRAM
    アドレスを前記第2のレジスタに転送するステップと、 前記第2のレジスタにストアされるラインの開始の前記
    VRAMアドレスを前記第3のレジスタに転送するステ
    ップと、 前記第3のレジスタを1バイト増分するステップとを含
    み、したがって後続のバイトのVRAMアドレスはそこ
    にストアされ、さらに 前記第2のレジスタを定数だけ増分するステップを含
    み、ゆえに新しいラインの開始のVRAMアドレスはそ
    こにストアされる、方法。
  34. 【請求項34】 前記定数は1024バイトである、請
    求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記定数は1536バイトである、請
    求項33に記載の方法。
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