JPH06213843A - 微生物検知用器具 - Google Patents
微生物検知用器具Info
- Publication number
- JPH06213843A JPH06213843A JP5006357A JP635793A JPH06213843A JP H06213843 A JPH06213843 A JP H06213843A JP 5006357 A JP5006357 A JP 5006357A JP 635793 A JP635793 A JP 635793A JP H06213843 A JPH06213843 A JP H06213843A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 微生物の検知に使用する器具に関し、複数の
検知用セルを有し、それぞれの検知用セル内において検
体と選択培地とを短時間に均一に混合して、短時間で検
体中の微生物の量、種類等を検知することができる器具
を提供することを目的とする。 【構成】 検体を格納する検体溜め1と、検体溜め1に
細孔10を介して連通する複数の検知用セル3と、複数
の検知用セル3のそれぞれの中を摺動する複数のピスト
ン4と、複数のピストン4のそれぞれを駆動する複数の
ピストン駆動軸5と、複数のピストン駆動軸5を相互に
固定するピストン駆動軸固定板6とからなり、複数のピ
ストン4の上面にはそれぞれ酸素電極7が設けられてい
る。
検知用セルを有し、それぞれの検知用セル内において検
体と選択培地とを短時間に均一に混合して、短時間で検
体中の微生物の量、種類等を検知することができる器具
を提供することを目的とする。 【構成】 検体を格納する検体溜め1と、検体溜め1に
細孔10を介して連通する複数の検知用セル3と、複数
の検知用セル3のそれぞれの中を摺動する複数のピスト
ン4と、複数のピストン4のそれぞれを駆動する複数の
ピストン駆動軸5と、複数のピストン駆動軸5を相互に
固定するピストン駆動軸固定板6とからなり、複数のピ
ストン4の上面にはそれぞれ酸素電極7が設けられてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微生物の検知に使用する
器具、特に、微生物の量、種類等を短時間に検知するこ
とのできる微生物検知用器具に関する。
器具、特に、微生物の量、種類等を短時間に検知するこ
とのできる微生物検知用器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の微生物検知用器具としては、微生
物を含む検体を培地と混合し、微生物の増殖に伴うpH
値、代謝物の変化を色で判定するか、または、増殖を直
接濁度、散乱により判定するいわゆる光学式器具が主流
をなしている。
物を含む検体を培地と混合し、微生物の増殖に伴うpH
値、代謝物の変化を色で判定するか、または、増殖を直
接濁度、散乱により判定するいわゆる光学式器具が主流
をなしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光学式検知方式の場合
には、微生物を増殖させて検知する必要があるため、判
定に4時間から24時間以上という長時間を必要とす
る。
には、微生物を増殖させて検知する必要があるため、判
定に4時間から24時間以上という長時間を必要とす
る。
【0004】一方、短時間に微生物を検知する方法とし
て酸素電極を使用する方法が知られている。この方法は
微生物を含む検体と培地との混合液の中に2極または3
極からなる酸素電極を挿入し、電極間に流れる電流を測
定して微生物の量を検知するものであり、10分から1
時間という短い時間で検知することが可能である。しか
し、このように短い時間で微生物の量と種類とを検知す
るためには、それぞれ異なる選択培地が導入された複数
の検知用セル内において検体と選択培地とを短時間に均
一に混合させることが必要である。
て酸素電極を使用する方法が知られている。この方法は
微生物を含む検体と培地との混合液の中に2極または3
極からなる酸素電極を挿入し、電極間に流れる電流を測
定して微生物の量を検知するものであり、10分から1
時間という短い時間で検知することが可能である。しか
し、このように短い時間で微生物の量と種類とを検知す
るためには、それぞれ異なる選択培地が導入された複数
の検知用セル内において検体と選択培地とを短時間に均
一に混合させることが必要である。
【0005】本発明の目的は、複数の検知用セルを有
し、それぞれの検知用セル内において検体と選択培地と
を短時間に均一に混合して、短時間で検体中の微生物の
量、種類等を検知することができる器具を提供すること
にある。
し、それぞれの検知用セル内において検体と選択培地と
を短時間に均一に混合して、短時間で検体中の微生物の
量、種類等を検知することができる器具を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記いず
れの手段によっても達成される。
れの手段によっても達成される。
【0007】第1の手段は、検体を格納する検体溜め
(1)と、この検体溜め(1)に細孔(10)を介して
連通する複数の検知用セル(3)と、この複数の検知用
セル(3)のそれぞれの中を摺動する複数のピストン
(4)と、この複数のピストン(4)のそれぞれを駆動
する複数のピストン駆動軸(5)と、この複数のピスト
ン駆動軸(5)を相互に固定するピストン駆動軸固定板
(6)とからなり、前記の複数のピストン(4)の上面
にはそれぞれ酸素電極(7)が設けられている微生物検
知用器具である。
(1)と、この検体溜め(1)に細孔(10)を介して
連通する複数の検知用セル(3)と、この複数の検知用
セル(3)のそれぞれの中を摺動する複数のピストン
(4)と、この複数のピストン(4)のそれぞれを駆動
する複数のピストン駆動軸(5)と、この複数のピスト
ン駆動軸(5)を相互に固定するピストン駆動軸固定板
(6)とからなり、前記の複数のピストン(4)の上面
にはそれぞれ酸素電極(7)が設けられている微生物検
知用器具である。
【0008】第2の手段は、検体を格納する検体溜め
(1)と、この検体溜め(1)に連通する検体導入孔
(12)を有する複数のピストン(11)と、この複数
のピストン(11)のそれぞれに対応して設けられるシ
リンダ(14)とこのシリンダ(14)と細孔(10)
を介して連通しガス抜き口(16)を有する培地導入室
(17)とからなる複数の検知用セル(3)と、この複
数の検知用セル(3)を支持する検知用セル支持板(1
5)とからなり、前記の検体導入孔(12)にはそれぞ
れ逆止弁(13)が設けられ、前記の培地導入室(1
7)にはそれぞれ酸素電極(7)が設けられている微生
物検知用器具である。
(1)と、この検体溜め(1)に連通する検体導入孔
(12)を有する複数のピストン(11)と、この複数
のピストン(11)のそれぞれに対応して設けられるシ
リンダ(14)とこのシリンダ(14)と細孔(10)
を介して連通しガス抜き口(16)を有する培地導入室
(17)とからなる複数の検知用セル(3)と、この複
数の検知用セル(3)を支持する検知用セル支持板(1
5)とからなり、前記の検体導入孔(12)にはそれぞ
れ逆止弁(13)が設けられ、前記の培地導入室(1
7)にはそれぞれ酸素電極(7)が設けられている微生
物検知用器具である。
【0009】第3の手段は、検体を格納する検体溜め
(23)と、複数の検知用セル(24)と、この複数の
検知用セル(24)と前記の検体溜め(23)とを連通
し、前記の検体溜め(23)に注入された検体を前記の
複数の検知用セル(24)に導入する検体導入路(2
5)と、前記の複数の検知用セル(24)のそれぞれか
らガス抜きをなすガス抜き流路(26)とが基体(2
1)に形成されており、前記の複数の検知用セル(2
4)のそれぞれに酸素電極(27)が設けられている微
生物検知用器具である。
(23)と、複数の検知用セル(24)と、この複数の
検知用セル(24)と前記の検体溜め(23)とを連通
し、前記の検体溜め(23)に注入された検体を前記の
複数の検知用セル(24)に導入する検体導入路(2
5)と、前記の複数の検知用セル(24)のそれぞれか
らガス抜きをなすガス抜き流路(26)とが基体(2
1)に形成されており、前記の複数の検知用セル(2
4)のそれぞれに酸素電極(27)が設けられている微
生物検知用器具である。
【0010】
【作用】図1において、ピストン4を下方に摺動すると
検体溜め1に注入されている検体は細孔10から高い流
速で複数の検知用セル3内に同時に吸引されるため、検
知用セル3内に導入されている培地と検体とが攪拌され
て短時間に均一に混合される。
検体溜め1に注入されている検体は細孔10から高い流
速で複数の検知用セル3内に同時に吸引されるため、検
知用セル3内に導入されている培地と検体とが攪拌され
て短時間に均一に混合される。
【0011】また、図3において、ピストン11の検体
導入孔12から逆止弁13を介してシリンダ14内に注
入された検体は、ピストン11を図において下方に移動
することによって細孔10を介して複数の培地導入室1
7内に同時に高い流速で圧入されるので、培地導入室1
7内に導入されている培地と検体とが攪拌されて短時間
に均一に混合される。
導入孔12から逆止弁13を介してシリンダ14内に注
入された検体は、ピストン11を図において下方に移動
することによって細孔10を介して複数の培地導入室1
7内に同時に高い流速で圧入されるので、培地導入室1
7内に導入されている培地と検体とが攪拌されて短時間
に均一に混合される。
【0012】また、図4において、検体溜め23に注入
された検体は、器具を図5に示すように傾斜させること
によって、重力により複数の検知用セル24内に同時に
圧入されるので、培地と検体とが短時間に均一に混合さ
れる。
された検体は、器具を図5に示すように傾斜させること
によって、重力により複数の検知用セル24内に同時に
圧入されるので、培地と検体とが短時間に均一に混合さ
れる。
【0013】複数の検知用セルにそれぞれ異なる選択培
地を導入しておけば、それぞれの検知用セルに設けられ
ている酸素電極により微生物の量と種類とを短時間に検
知することが可能である。
地を導入しておけば、それぞれの検知用セルに設けられ
ている酸素電極により微生物の量と種類とを短時間に検
知することが可能である。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の三つの実施
例に係る微生物検知用器具について説明する。
例に係る微生物検知用器具について説明する。
【0015】第1例 図1参照 図において、1は検体溜めであり、2は検体注入口であ
り、3は検知用セルであり、4はゴム等よりなるピスト
ンであり、5はピストン駆動軸であり、6は複数のピス
トン駆動軸5を相互に固定するピストン駆動軸固定板で
ある。7は酸素電極であり、ピストン駆動軸5内に設け
られた配線8により出力端子9に接続されている。10
は細孔であり、或る程度の差圧が加わらないと流体が流
れない程度の大きさである。
り、3は検知用セルであり、4はゴム等よりなるピスト
ンであり、5はピストン駆動軸であり、6は複数のピス
トン駆動軸5を相互に固定するピストン駆動軸固定板で
ある。7は酸素電極であり、ピストン駆動軸5内に設け
られた配線8により出力端子9に接続されている。10
は細孔であり、或る程度の差圧が加わらないと流体が流
れない程度の大きさである。
【0016】図2参照 複数の検知用セル3は、図2の平面図に示すように検体
溜め1に固着されており、その形状は必ずしも円筒であ
る必要はなく、筒状体であればよい。
溜め1に固着されており、その形状は必ずしも円筒であ
る必要はなく、筒状体であればよい。
【0017】図1再参照 検知用セル3のピストン4の上部室に選択培地を導入し
ておき、検体注入口2から検体を検体溜め1に注入す
る。ピストン駆動軸固定板6を図において下方に移動す
ると、検体は高い流度で細孔10から複数の検知用セル
3内に同時に吸引され、培地を攪拌して均一に混合す
る。出力端子9に測定器具を接続し、酸素電極7に流れ
る電流を測定して微生物の量を測定する。複数の検知用
セルにそれぞれ異なる選択培地を導入しておけば微生物
の同定が同時に可能である。
ておき、検体注入口2から検体を検体溜め1に注入す
る。ピストン駆動軸固定板6を図において下方に移動す
ると、検体は高い流度で細孔10から複数の検知用セル
3内に同時に吸引され、培地を攪拌して均一に混合す
る。出力端子9に測定器具を接続し、酸素電極7に流れ
る電流を測定して微生物の量を測定する。複数の検知用
セルにそれぞれ異なる選択培地を導入しておけば微生物
の同定が同時に可能である。
【0018】なお、細孔10の位置に注射針を固設すれ
ば、注射針の中心孔が細孔の役目を果たすことができ
る。また、この器具は使い捨て用として使用することが
できるが、駆動軸5の中間で分離・接合可能な構造にし
ておけば、使い捨ての範囲を少なくすることができる。
ば、注射針の中心孔が細孔の役目を果たすことができ
る。また、この器具は使い捨て用として使用することが
できるが、駆動軸5の中間で分離・接合可能な構造にし
ておけば、使い捨ての範囲を少なくすることができる。
【0019】第2例 図3参照 図1と同一の部材は同一記号で示してあり、11は検体
導入孔12と逆止弁13とを有するピストンであり、1
4はシリンダであり、15は検知用セル支持板であり、
16はガス抜き口であり、17は培地導入室である。
導入孔12と逆止弁13とを有するピストンであり、1
4はシリンダであり、15は検知用セル支持板であり、
16はガス抜き口であり、17は培地導入室である。
【0020】検体注入口2から検体を検体溜め1に注入
すると、逆止弁13が開いて検体は検体導入孔12を通
ってシリンダ14内に注入される。検知用セル支持板1
5を図において上方に移動すると、シリンダ14内の検
体はピストン11によって細孔10を通って高い流速で
複数の培地導入室17内に同時に圧入され、予め培地導
入室17内に導入されている選択培地を攪拌して均一に
混合する。なお、検知用セル3内のガスはガス抜き口1
6から排出される。以下、第1例と同様に酸素電極7を
使用して微生物の量を測定し、種類を同定する。
すると、逆止弁13が開いて検体は検体導入孔12を通
ってシリンダ14内に注入される。検知用セル支持板1
5を図において上方に移動すると、シリンダ14内の検
体はピストン11によって細孔10を通って高い流速で
複数の培地導入室17内に同時に圧入され、予め培地導
入室17内に導入されている選択培地を攪拌して均一に
混合する。なお、検知用セル3内のガスはガス抜き口1
6から排出される。以下、第1例と同様に酸素電極7を
使用して微生物の量を測定し、種類を同定する。
【0021】第3例 図4、図5参照 図4の斜視図は、理解を容易にするため基体の上面を除
去した状態を示してある。
去した状態を示してある。
【0022】また、図5は、図4のA−A’断面図であ
る。図において、21は基体であり、22は検体注入口
であり、23は検体溜めであり、24は検知用セルであ
り、25は検体導入路であり、26はガス抜き流路であ
り、27は酸素電極であり、28は出力端子であり、2
9は酸素電極27と出力端子28とを接続する配線であ
る。
る。図において、21は基体であり、22は検体注入口
であり、23は検体溜めであり、24は検知用セルであ
り、25は検体導入路であり、26はガス抜き流路であ
り、27は酸素電極であり、28は出力端子であり、2
9は酸素電極27と出力端子28とを接続する配線であ
る。
【0023】検知用セル24内に選択培地30を導入
し、検体注入口22から検体を注入して基体21を図5
に示すように傾斜させると、検体は自重により検体導入
路25を通って検知用セル24内に圧入され、培地と混
合する。このとき、検知用セル24内のガスはガス抜き
流路26より放出される。以下、第1例と同様にして、
酸素電極27に流れる電流を測定して検体中の微生物の
量を測定し、種類を同定する。
し、検体注入口22から検体を注入して基体21を図5
に示すように傾斜させると、検体は自重により検体導入
路25を通って検知用セル24内に圧入され、培地と混
合する。このとき、検知用セル24内のガスはガス抜き
流路26より放出される。以下、第1例と同様にして、
酸素電極27に流れる電流を測定して検体中の微生物の
量を測定し、種類を同定する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る微生
物検知用器具においては、請求項1の効果は、選択培地
が導入されている複数の検知用セル内にピストン作用に
よって検体が高い流速で吸引されるため、培地と検体と
が短時間で均一に混合されるようになり、酸素電極を使
用して短時間で微生物の量、種類等を検知することがで
きることである。
物検知用器具においては、請求項1の効果は、選択培地
が導入されている複数の検知用セル内にピストン作用に
よって検体が高い流速で吸引されるため、培地と検体と
が短時間で均一に混合されるようになり、酸素電極を使
用して短時間で微生物の量、種類等を検知することがで
きることである。
【0025】請求項2の効果は、選択培地が導入されて
いる培地導入室内にピストン作用によって検体が高い流
速で圧入されるため、培地と検体とが短時間で均一に混
合されるようになり、酸素電極を使用して短時間で微生
物の量、種類等を検知することができることである。
いる培地導入室内にピストン作用によって検体が高い流
速で圧入されるため、培地と検体とが短時間で均一に混
合されるようになり、酸素電極を使用して短時間で微生
物の量、種類等を検知することができることである。
【0026】請求項3の効果は、選択培地が導入されて
いる検知用セル内に検体が重力により圧入されるため、
培地と検体とが短時間で均一に混合されるようになり、
酸素電極を使用して短時間で微生物の量、種類等を検知
することができることである。
いる検知用セル内に検体が重力により圧入されるため、
培地と検体とが短時間で均一に混合されるようになり、
酸素電極を使用して短時間で微生物の量、種類等を検知
することができることである。
【図1】本発明の第1実施例に係る微生物検知用器具の
構成図である。
構成図である。
【図2】検知用セルの平面配置を示す平面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る微生物検知用器具の
構成図である。
構成図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る微生物検知用器具の
構成図である。
構成図である。
【図5】図4のA−A’断面図である。
【符号の説明】 1・23 検体溜め 2・22 検体注入口 3・24 検知用セル 4 ピストン 5 ピストン駆動軸 6 ピストン駆動軸固定板 7・27 酸素電極 8・29 配線 9・28 出力端子 10 細孔 11 ピストン 12 検体導入孔 13 逆止弁 14 シリンダ 15 検知用セル支持板 16 ガス抜き口 17 培地導入室 21 基体 25 検体導入路 26 ガス抜き流路 30 培地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 27/28 301 Z 7235−2J 27/416
Claims (3)
- 【請求項1】 検体を格納する検体溜め(1)と、 該検体溜め(1)に細孔(10)を介して連通する複数
の検知用セル(3)と、 該複数の検知用セル(3)のそれぞれの中を摺動する複
数のピストン(4)と、 該複数のピストン(4)のそれぞれを駆動する複数のピ
ストン駆動軸(5)と、 該複数のピストン駆動軸(5)を相互に固定するピスト
ン駆動軸固定板(6)とからなり、 前記複数のピストン(4)の上面にはそれぞれ酸素電極
(7)が設けられてなることを特徴とする微生物検知用
器具。 - 【請求項2】 検体を格納する検体溜め(1)と、 該検体溜め(1)に連通する検体導入孔(12)を有す
る複数のピストン(11)と、 該複数のピストン(11)のそれぞれに対応して設けら
れるシリンダ(14)と該シリンダ(14)と細孔(1
0)を介して連通しガス抜き口(16)を有する培地導
入室(17)とからなる複数の検知用セル(3)と、 該複数の検知用セル(3)を支持する検知用セル支持板
(15)とからなり、 前記検体導入孔(12)にはそれぞれ逆止弁(13)が
設けられ、 前記培地導入室(17)にはそれぞれ酸素電極(7)が
設けられてなることを特徴とする微生物検知用器具。 - 【請求項3】 検体を格納する検体溜め(23)と、 複数の検知用セル(24)と、 該複数の検知用セル(24)と前記検体溜め(23)と
を連通し、前記検体溜め(23)に注入された検体を前
記複数の検知用セル(24)に導入する検体導入路(2
5)と、 前記複数の検知用セル(24)のそれぞれからガス抜き
をなすガス抜き流路(26)とが基体(21)に形成さ
れてなり、 前記複数の検知用セル(24)のそれぞれに酸素電極
(27)が設けられてなることを特徴とする微生物検知
用器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5006357A JPH06213843A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 微生物検知用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5006357A JPH06213843A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 微生物検知用器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06213843A true JPH06213843A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11636122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5006357A Pending JPH06213843A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 微生物検知用器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06213843A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10267887A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-10-09 | Daikin Ind Ltd | センサ装置 |
WO1998048266A1 (fr) * | 1997-04-24 | 1998-10-29 | Daikin Industries, Ltd. | Capteur |
WO2002048703A1 (fr) * | 2000-12-13 | 2002-06-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Element d'analyse, instrument de mesure et procede permettant de determiner la nature d'un substrat utilisant cet element d'analyse |
JPWO2005123905A1 (ja) * | 2004-06-17 | 2008-04-10 | 研 中田 | 生体力学的刺激負荷装置 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP5006357A patent/JPH06213843A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1998048266A1 (fr) * | 1997-04-24 | 1998-10-29 | Daikin Industries, Ltd. | Capteur |
WO2002048703A1 (fr) * | 2000-12-13 | 2002-06-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Element d'analyse, instrument de mesure et procede permettant de determiner la nature d'un substrat utilisant cet element d'analyse |
US6878262B2 (en) | 2000-12-13 | 2005-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Analytical element and measuring device and substrate quantification method using the same |
JPWO2005123905A1 (ja) * | 2004-06-17 | 2008-04-10 | 研 中田 | 生体力学的刺激負荷装置 |
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