JPH06211791A - ジヒドロピリジン−アルコキシ−および−アルキルアミノ−アロイルエステル類 - Google Patents

ジヒドロピリジン−アルコキシ−および−アルキルアミノ−アロイルエステル類

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JPH06211791A
JPH06211791A JP5269497A JP26949793A JPH06211791A JP H06211791 A JPH06211791 A JP H06211791A JP 5269497 A JP5269497 A JP 5269497A JP 26949793 A JP26949793 A JP 26949793A JP H06211791 A JPH06211791 A JP H06211791A
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Wolfgang Hartwig
ボルフガング・ハルトビヒ
Ulrich Niewoehner
ウルリヒ・ニーベーナー
Elisabeth Dr Perzborn
エリザベート・ペルツボルン
Matthias Schramm
マテイアス・シユラム
Andreas Knorr
アンドレアス・クノル
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式(I)のジヒドロピリジン−アルコキシ−
および−アルキルアミノ−アロイルエステル類並びにそ
れらの塩類。 〔式中、Xは式−O−CO−または−NH−CO−の基
であり、R1はC1〜8(低級アルコキシ置換)アルキ
ルまたはC3〜8シクロアルキル;R2はハロゲン、C
3,NO2,CN;R3は水素、ハロゲン、CF3,NO
2,CN;R4,R5は水素、C1〜6アルキル、フェニ
ル;R6はヒドロキシル基またはアセトキシ基;を表わ
す。〕 【効果】 本化合物は特に心臓、循環、血栓塞栓および
脳障害の処置のために有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ジヒドロピリジン−アルコキシ
−および−アルキルアミノ−アロイルエステル類、それ
らの製造方法、並びに特に心臓、循環および血栓塞栓障
害(thromboembolic disorders)ための薬品において並び
に脳活性剤(cerelerally active agents)としてのそれ
らの使用に関する。
【0002】本発明は、一般式
【0003】
【化3】
【0004】[式中、R1は場合により炭素数が6まで
の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシにより置換され
ていてもよい炭素数が8までの直鎖状もしくは分枝鎖状
のアルキルを表すか、または炭素数が3〜8のシクロア
ルキルを表し、R2はハロゲン、トリフルオロメチル、
ニトロまたはシアノを表し、R3は上記のR2の意味を有
しそしてこれと同一もしくは相異なっているか、または
水素を表し、aおよびbは同一もしくは相異なりそして
数0、1、2、3または4を表し、R4およびR5は同一
もしくは相異なりそして水素、炭素数が6までの直鎖状
もしくは分枝鎖状のアルキルまたはフェニルを表し、X
は式−O−CO−または−NH−CO−の基を表し、R
6はヒドロキシルまたは式
【0005】
【化4】 の基を表す]のジヒドロピリジン−アルコキシ−および
−アルキルアミノ−アロイルエステル類並びにそれらの
塩類に関する。
【0006】本発明に従う化合物は、像および鏡像とし
て行動する立体異性の形態(エナンチオマー類)または
像および鏡像として行動しない形態(ジアステレオマー
類)で存在する。本発明は対掌体およびラセミ形並びに
ジアステレオマー混合物の両者に関する。ジアステレオ
マーの如く、ラセミ形も既知の方法で立体異性的に均質
な成分に分離することができる[E.L.エリエル(Elie
l)、炭素化合物の立体化学(Stereochemistry of Carbon
Compounds)、マックグロウ・ヒル(McGraw Hill)、19
62参照]。
【0007】本発明に従う化合物の好適な塩は生理学的
に許容可能な塩である。
【0008】生理学的に許容可能な塩とは、本発明に従
う化合物と無機または有機酸との塩である。好適な塩
は、例えば塩酸、臭化水素酸、燐酸もしくは硫酸の如き
無機酸との塩、或いは例えば酢酸、マレイン酸、フマル
酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、安息香酸、ま
たはメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、トルエンスルホン酸もしくはナフタレンスル
ホン酸の如き有機カルボン酸もしくはスルホン酸との塩
である。
【0009】本発明の概念における塩とは、その他に、
例えばアルカリ金属の如き1価金属の塩およびアンモニ
ウム塩である。ナトリウム、カリウムおよびアンモニウ
ム塩が好適である。
【0010】好適な一般式(I)の化合物類は、R1
場合により炭素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖状の
アルコキシにより置換されていてもよい炭素数が6まで
の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表すか、または
シクロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシ
ルを表し、R2が弗素、塩素、臭素、トリフルオロメチ
ル、ニトロまたはシアノを表し、R3が上記のR2の意味
を有しそしてこれと同一もしくは相異なっているか、ま
たは水素を表し、aおよびbが同一もしくは相異なりそ
して数0、1、2または3を表し、R4およびR5が同一
もしくは相異なりそして水素、炭素数が4までの直鎖状
もしくは分枝鎖状のアルキルまたはフェニルを表し、X
が式−O−CO−または−NH−CO−の基を表し、R
6がヒドロキシルまたは式
【0011】
【化5】 の基を表すものおよびそれらの塩である。
【0012】特に好適な一般式(I)の化合物は、R1
が場合によりメトキシにより置換されていてもよい炭素
数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表す
か、またはシクロペンチルもしくはシクロヘキシルを表
し、R2が弗素、塩素、トリフルオロメチル、ニトロま
たはシアノを表し、R3が上記のR2の意味を有しており
そしてこれと同一もしくは相異なっているか、または水
素を表し、aおよびbが同一もしくは相異なりそして数
0、1または2を表し、R4およびR5が同一もしくは相
異なりそして水素、メチルまたはフェニルを表し、Xが
式−O−CO−または−NH−CO−の基を表し、R6
がヒドロキシルまたは式
【0013】
【化6】 の基を表すものおよびそれらの塩類である。
【0014】特に非常に好適な化合物は、5−[2−(2
−アセトキシベンゾイルオキシ)エトキシカルボニル]−
2,6−ジメチル−4−(2−トリフルオロメチルフェニ
ル)−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸メチ
ル、5−[2−(2−アセトキシベンゾイルオキシ)エト
キシカルボニル]−2,6−ジメチル−4−(2−トリフ
ルオロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3
−カルボン酸エチル、5−[2−(2−アセトキシベンゾ
イルオキシ)エトキシカルボニル]−2,6−ジメチル−
4−(2,3−ジクロロフェニル)−1,4−ジヒドロピリ
ジン−3−カルボン酸メチルである。
【0015】[A]Xが−NH−CO−基を表す場合に
は、一般式(II)
【0016】
【化7】
【0017】[式中、R1、R2、R3、R4、R5、aお
よびbは上記の意味を有する]のアミノ化合物類を、不
活性溶媒中で、適宜塩基および/または助剤の存在下
に、式(III)
【0018】
【化8】
【0019】のサリチル酸と反応させ、そしてR4が−
O−CO−CH3基を表す場合には、塩基および助剤の
存在下で無水酢酸または塩化アセチルを用いてアセチル
化すること、[B]Xが−O−CO基を表す場合には、
一般式(IV)
【0020】
【化9】
【0021】[式中、R1、R2、R3、R4、R5、aお
よびbは上記の意味を有し、そしてYは活性基、例えば
−SO3CH3または−SO3−(C65)−p−CH3、を
表す]の化合物を、不活性溶媒中で、塩基の存在下に、
アルキル化エステル化の一般的方法に従い、式(V)
【0022】
【化10】
【0023】のアセチルサリチル酸と反応させ、そして
4がヒドロキシル保護基を表す場合には、アセチル基
をこれも既知の方法に従い除去することを特徴とする、
本発明に従う一般式(I)の化合物の製造方法も見いだ
された。本発明に従う方法は例えば下記の反応式により
示すことができる。
【0024】
【化11】
【0025】
【化12】
【0026】本発明に従う方法[A]および[B]のた
めの溶媒はこの場合には、反応条件下で変化しない不活
性有機溶媒であることができる。これらには好適には、
エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、グリコールモノメチルエーテルもし
くはグリコールジメチルエーテル、ハロゲノ炭化水素
類、例えばジ−、トリ−もしくはテトラクロロメタン、
ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、酢酸エチル、
トルエン、アセトニトリル、ピリジン、ヘキサメチル燐
アミドおよびアセトンが包含される。もちろん、溶媒の
混合物を使用することもできる。
【0027】カルボン酸を活性化するために適している
試薬は、無機ハライド類、例えば塩化チオニル、三塩化
燐もしくは五塩化燐、またはカルボニルジイミダゾー
ル、カルボジイミド類、例えばシクロヘキシルカルボジ
イミドもしくはp−トルエンスルホン酸1−シクロヘキ
シル−3−[2−(N−メチルモルホリノ)エチル]−カル
ボジイミドまたはN−ヒドロキシフタルイミドまたはN
−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾールの如き一般的試薬で
ある。
【0028】方法[A]および[B]のための反応温度
は比較的広い範囲内で変えることができる。一般的に
は、反応は−20℃〜200℃、好適には0℃〜25℃
の範囲で行われる。
【0029】該方法は常圧、加圧または減圧(例えば
0.5〜5バール)において、好適には常圧において、
行うことができる。
【0030】本発明に従う方法を行う時には、反応に関
与する物質の希望する比を使用することができる。しか
しながら、一般的には、反応はモル量の反応物を用いて
行われる。
【0031】適当な塩基は一般的には、アルカリ金属炭
酸塩、例えば炭酸ナトリウムもしくは炭酸カリウム、ま
たは有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばト
リエチルアミン、N−エチルモルホリン、N−メチルピ
ペリジンもしくはN−エチル−ジイソプロピルアミン、
またはジメチルアミノピリジン(DMAP)、1,8−
ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−ン(DBN)
またはジシクロヘキシルアミンである。
【0032】塩基は一般的には、各場合とも1モルの一
般式(II)または(IV)の化合物に関して、0.01モ
ル〜1モルの、好適には0.05モル〜0.1モルの量で
使用される。
【0033】例えば一般式(VI)
【0034】
【化13】
【0035】[式中、R2およびR3は上記の意味を有
し、そしてZおよびZ′は光学的エステル基を表す]の
化合物のジアステレオマー混合物を一般的方法に従い分
離し、次にエナンチオマー的に純粋なカルボン酸を製造
し、そして次に適宜適当なアルコール類を用いるエステ
ル化によりエナンチオマー的に純粋なジヒドロピリジン
類に転化させることにより、エナンチオマー的に純粋な
形が得られる。
【0036】適当な偏光性エステル基は、エナンチオマ
ー的に純粋なアルコール類、例えば2−ブタノール、1
−フェニルエタノール、乳酸、乳酸エステル類、マンデ
ル酸、マンデル酸エステル類、2−アミノアルコール
類、糖誘導体類および多くの他のエタノール的に純粋な
アルコール類の全てのエステル類である。
【0037】ジアステレオマーは一般的には、分別結晶
化により、カラムクロマトグラフィーにより、またはク
レイグ分配により分離される。どれが最適な方法かどう
かは場合毎に決めるべできあり、ある時には個別方法の
組み合わせを使用することも好都合である。結晶化もし
くはクレイグ分配による分離または両方法の組み合わせ
が特に適している。
【0038】Z/Z′=Hである一般式(VI)の化合物
のエナンチオマーは好適には一般的方法に従うカラムク
ロマトグラフィーにより分離され、該カラムには偏光性
担体物質が充填されている。
【0039】アセチル化は一般的には、適当なヒドロキ
シ化合物から出発して、上記の溶媒の1種中で、好適に
はピリジン中で、無水酢酸を用いて、上記の塩基類の1
種、好適にはジメチルアミノピリジンの存在下で、室温
および常圧において行われる。
【0040】一般式(VI)の化合物はある場合には既知
であり、或いは一般的方法に従い製造することができ
る。
【0041】上記の製造方法は明瞭にするためにのみ示
されている。一般式(I)の化合物の製造はこれらの方
法に限定されるものではなく、これらの方法のいずれの
変法も本発明に従う化合物の製造と同じ方法で適用可能
である。
【0042】一般式(II)および(IV)の化合物の大部
分は既知であり[米国特許第4419 518号参
照]、或いはジヒドロピリジン化学において一般的な方
法により、例えば上記の助剤の1種、好適にはジシクロ
ヘキシルカルボジイミドまたはカルボニルジイミダゾー
ル、を用いる各カルボン酸類の活性化およびその後の一
般式(VII)または(VIIa)
【0043】
【化14】 [式中、a、b、R4、R5およびYは上記の意味を有す
る]の化合物類との反応により製造することができる。
【0044】一般式(VII)または(VIIa)の化合物は
商業的に入手できるか、或いは一般的方法に従い製造で
きる。
【0045】サリチル酸(III)およびアセチルサリチ
ル酸(V)は既知である。
【0046】本発明に従う一般式(I)の化合物は予期
できなかった有用分野の薬学的活性を示す。一方では、
それらは心臓の収縮性、円滑筋の緊張力並びに電解質お
よび液体均衡に影響を有している。それらはさらに血小
板凝集−抑制効果も示す。従ってそれらは病理学的に変
動した血圧および心不全の治療並びに冠状療法用の薬品
中で使用することができる。それらは、血栓障害および
虚血、例えば心筋梗塞、発作、一時的および虚血性発
作、狭心症、末梢循環障害、の処置用、例えば血栓崩壊
治療後の如き閉塞および再狭窄の予防、経皮的管腔中血
管形成(PTA)、経皮的管腔中冠状血管形成(PTC
A)、バイパス、並びに動脈硬化症および脳障害の処置
のために使用することができる。
【0047】該物質を意識のあるネズミ中でのそれらの
低血圧効果に関して研究した。動脈血圧を「尾の振動(t
ail cuff)」を用いて指定時間間隔で遺伝子関連性高血
圧症の意識のあるネズミ(オカモト株の「自発性高血圧
症ネズミ」)において物質の投与後に無血方法で測定し
た。試験しようとする物質はチロース懸濁液中に懸濁さ
れた状態で種々の投与量で胃管により「経口的に」胃の
中に投与される。本発明に従う化合物は高血圧症ネズミ
の動脈血圧を臨床関連性投与量において低下させる。
【0048】下記の効果が見られる: SHネズミ:血圧>15mm 実施例番号 閾値投与量[mg/kg] 1 10 2 30 3 10 4 30 5 10 6 3 これらのネズミでは、血小板凝集の抑制も下記の方法に
より生体外で研究された。
【0049】試験物質(10mg/kg)または溶媒を
ネズミに胃管により投与する。10分後に、血液を動物
から胃大動脈を介してエーテル麻酔下で採取する。血液
は3.8%強度クエン酸塩溶液(9+1)中に採取す
る。次に150gにおける20分間にわたる遠心により
血小板に富んだ血漿PRPが得られる。3部のPRPを
1部の0.9%NaClで希釈し、そして37℃におい
て5分間にわたり予備培養する。
【0050】血小板凝集を凝集計中で37℃において濁
り度計方法により測定する[ボーン(Born),G.V.R.、
J. Physiol.、162、67、196]。このために
は、PRPを凝集−誘発剤であるコラーゲンで処理す
る。試験は各場合とも対照バッチ中で最大凝集を引き起
こすコラーゲンのしきい値濃度において行われる。凝集
試料の光学的密度における変化を検出し、そして最大ふ
れを測定する。このためには、対照と比較した百分率抑
制を計算する。50%より大きい抑制が生じた。
【0051】新規活性化合物は既知の方法で不活性の無
毒な薬学的に適している賦形薬または溶媒を用いて例え
ば錠剤、コーテイング錠剤、丸薬、粒剤、エーロゾル、
シロップ、乳化液、懸濁液および溶液の如き一般的調合
物に転化させることができる。これに関しては、治療的
に有効な化合物は各場合とも全混合物の約0.5−90
重量%の濃度で、すなわち指定されている投与量範囲に
達するのに充分な量で、存在すべきである。
【0052】調合物は例えば活性化合物を適宜乳化剤お
よび/または分散剤を用いて溶媒および/または賦形薬
で延展させることにより製造され、ここで例えば希釈剤
として水を使用する場合には有機溶媒を適宜補助溶媒と
して使用することができる。投与は一般的方法で、好適
には経口的にまたは非経口的に、特に舌下的にもしくは
静脈内に、行うことができる。
【0053】一般的には、有効な結果を得るためには静
脈内投与の場合には約0.01−10mg/kgの、好
適には約0.1−3mg/kgの、体重の量を投与する
ことが有利であると証されており、そして経口的投与の
場合には投与量は約0.01−20mg/kg、好適に
は0.1−10mg/kg体重である。
【0054】これにもかかわらず、特に体重または投与
方式の型、薬品に対する個々の反応、それの調合方法、
並びに投与を行う時間または間隔によっては、上記量か
ら逸脱することが時には必要であるかもしれない。すな
わち、ある場合には上記の最少量より少なくても充分処
理できるが、他の場合には上記の上限を越えなければな
らない。比較的大量投与の場合には、これらを1日にわ
たり数回の個別投与に分割することが推奨される。
【0055】
【実施例】製造実施例 実施例1 5−[2−(2−アセトキシベンゾイルオキシ)エトキシ
カルボニル]−2,6−ジメチル−4−(2−トリフルオ
ロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3−カ
ルボン酸メチル
【0056】
【化15】
【0057】3.85g(8ミリモル)の5−[2−メシ
ルオキシエトキシカルボニル)−2,6−ジメチル−4−
(2−トリフルオロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロ
ピリジン−3−カルボン酸メチル、1.5g(8.3ミリ
モル)のアセチルサリチル酸および1.5mlのN−エ
チル−ジイソプロピルアミンを60mlのTHF中で4
時間にわたり還流させた。混合物を蒸発させ、残渣を5
0mlの酢酸エチルの中に加え、そして溶液を2N H
Cl溶液と共に、次に飽和NaHCO3溶液と共に、そ
して水と共に振ることにより抽出した。Na2SO4上で
乾燥した後に、有機相を蒸発させ、そして残渣をシリカ
ゲル上でのクロマトグラフィー(溶離剤:トルエン/酢
酸エチル10:1)により精製した。
【0058】収量:2.78g(62%)の無色油。
【0059】Rf=0.49(トルエン/アセトン4:
1)。
【0060】実施例1の工程と同様にして表1に示され
ている化合物類が製造された。
【0061】
【表1】表1:
【0062】
【化16】
【0063】 実施例 R12345 a b 収率 Rf 番号 (理論値の%) (トルエン/ アセトン 4:1) 2 -CH(CH3)2 2-NO2 H H H 1 0 65 0.42 3 -CH(CH3)2 2-CF3 H H H 1 0 51 0.46 4 -CH(CH3)2 2-Cl H H H 1 0 57 0.51 5 -C2H5 2-CF3 H H H 1 0 44 0.45 6 -CH3 2-Cl 3-Cl H H 1 0 62 0.50 7 -CH3 2-CF3 H H H 2 1 31 0.44 8 -CH3 2-CF3 H -CH3 -CH3 1 1 41 0.48 9 -CH3 2-CF3 H H -C6H5 1 0 22 0.47 (ジアステ レオマー1) 10 -CH3 2-CF3 H H -C6H5 1 0 19 0.45 (ジアステ レオマー2)実施例11 5−[2−(2−ヒドロキシベンゾイルアミノ)−エトキ
シカルボニル]−2,6−ジメチル−4−(2−トリフル
オロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3−
カルボン酸メチル
【0064】
【化17】
【0065】3.4g(8.5ミリモル)の5−(2−ア
ミノメトキシカルボニル)−2,6−ジメチル−4−(2
−トリフルオロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロピリ
ジン−3−カルボン酸メチル、1.3g(9.6ミリモ
ル)のN−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび1.9
8g(9.6ミリモル)のジシクロヘキシルカルボジイ
ミドを60mlの無水THF中で1時間にわたり、次に
室温で2時間にわたり撹拌した。沈澱を濾別し、溶液を
蒸発させ、そして残渣を酢酸エチルの中に加えた。酢酸
エチル相を2N HCl溶液、飽和NaHCO3溶液お
よび水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そして蒸発さ
せた。残渣をシリカゲル上での精製した(溶離剤:トル
エン/酢酸エチル10:1)。
【0066】収量:4.09g(92.9%)の無色油。
【0067】Rf=0.32(トルエン/アセトン4:
1)。
【0068】サリチル酸誘導体をスパチュラ先端量のジ
メチルアミノピリジンが加えられてある10mlのピリ
ジンと10mlの無水酢酸との混合物中で30分間撹拌
することにより、サリチル酸の遊離ヒドロキシ基をアセ
チル化することができた。
【0069】実施例11の工程と同様にして表2に示さ
れている化合物類が製造された。
【0070】
【表2】表2:
【0071】
【化18】
【0072】 実施例 R1236 収率 Rf 番号 (理論値の%) (トルエン/ アセトン4:1) 12 -CH(CH3)2 2-NO2 3-H OH 82.3 0.25 13 -CH3 2-CF3 3-H -O-CO-CH3 79.1 0.30 14 -CH3 2-Cl 3-Cl -O-CO-CH3 72.7 0.31 15 -CH(CH3)2 2-CF3 3-H -O-CO-CH3 85.2 0.33 16 -CH(CH3)2 2-NO2 3-H -O-CO-CH3 69 0.23実施例17 5−[2−(2−ヒドロキシベンゾイルオキシ)−2−フ
ェニルエトキシカルボニル]−2,5−ジメチル−4−
(2−トリフルオロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロ
ピリジン−3−カルボン酸メチル
【0073】
【化19】
【0074】0.637g(1ミリモル)の実施例9か
らの化合物を室温において2.5時間にわたり924m
g(1.1ミリモル)のNaHCO3と共に8mlのMe
OHおよび2mlのH2Oの混合物の中で撹拌した(T
LC検査)。メタノールを蒸発させ、残渣を10mlの
氷冷1N HClで処理し、そして直ちに酢酸エチルと
共に振ることにより3回抽出した。一緒にした酢酸エチ
ル相をNa2SO4を用いて乾燥し、そして蒸発させた。
残渣をクロマトグラフィーによりシリカゲル上でトルエ
ン/酢酸エチル10:1を溶離剤として用いて精製し
た。
【0075】収量:464mg(理論値の79%)。
【0076】Rf=0.48(トルエン/アセトン4:
1)。
【0077】実施例18 5−[3−(2−ヒドロキシベンゾイルオキシ)−2,2−
ジメチルプロポキシカルボニル]−2,6−ジメチル−4
−(2−トリフルオロメチルフェニル)−1,4−ジヒド
ロピリジン−3−カルボン酸メチル
【0078】
【化20】
【0079】実施例17の工程と同様にして実施例8の
アセチル化合物から出発して標記化合物が製造された。
【0080】収率:89%。
【0081】R=0.49(トルエン/アセトン4:
1)。
【0082】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0083】1.一般式
【0084】
【化21】
【0085】[式中、R1は場合により炭素数が6まで
の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシにより置換され
ていてもよい炭素数が8までの直鎖状もしくは分枝鎖状
のアルキルを表すか、または炭素数が3〜8のシクロア
ルキルを表し、R2はハロゲン、トリフルオロメチル、
ニトロまたはシアノを表し、R3は上記のR2の意味を有
しそしてこれと同一もしくは相異なっているか、または
水素を表し、aおよびbは同一もしくは相異なりそして
数0、1、2、3または4を表し、R4およびR5は同一
もしくは相異なりそして水素、炭素数が6までの直鎖状
もしくは分枝鎖状のアルキルまたはフェニルを表し、X
は式−O−CO−または−NH−CO−の基を表し、R
6はヒドロキシルまたは式
【0086】
【化22】 の基を表す]のジヒドロピリジン−アルコキシ−および
−アルキルアミノ−アロイルエステル類並びにそれらの
塩類。
【0087】2.R1が場合により炭素数が4までの直
鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシにより置換されてい
てもよい炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のア
ルキルを表すか、またはシクロプロピル、シクロペンチ
ルもしくはシクロヘキシルを表し、R2が弗素、塩素、
臭素、トリフルオロメチル、ニトロまたはシアノを表
し、R3が上記のR2の意味を有しそしてこれと同一もし
くは相異なっているか、または水素を表し、aおよびb
が同一もしくは相異なりそして数0、1、2または3を
表し、R4およびR5が同一もしくは相異なりそして水
素、炭素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキ
ルまたはフェニルを表し、Xが式−O−CO−または−
NH−CO−の基を表し、R6がヒドロキシルまたは式
【0088】
【化23】 の基を表す、上記1のジヒドロピリジン−アルコキシ−
および−アルキルアミノ−アロイルエステル類並びにそ
れらの塩類。
【0089】3.R1が場合によりメトキシにより置換
されていてもよい炭素数が4までの直鎖状もしくは分枝
鎖状のアルキルを表すか、またはシクロペンチルもしく
はシクロヘキシルを表し、R2が弗素、塩素、トリフル
オロメチル、ニトロまたはシアノを表し、R3が上記の
2の意味を有しておりそしてこれと同一もしくは相異
なっているか、または水素を表し、aおよびbが同一も
しくは相異なりそして数0、1または2を表し、R4
よびR5が同一もしくは相異なりそして水素、メチルま
たはフェニルを表し、Xが式−O−CO−または−NH
−CO−の基を表し、R6がヒドロキシルまたは式
【0090】
【化24】 の基を表す、上記1のジヒドロピリジン−アルコキシ−
および−アルキルアミノ−アロイルエステル類並びにそ
れらの塩類。
【0091】4.5−[2−(2−アセトキシベンゾイル
オキシ)エトキシカルボニル]−2,6−ジメチル−4−
(2−トリフルオロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロ
ピリジン−3−カルボン酸メチル、5−[2−(2−アセ
トキシベンゾイルオキシ)エトキシカルボニル]−2,6
−ジメチル−4−(2−トリフルオロメチルフェニル)−
1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸エチル、5
−[2−(2−アセトキシベンゾイルオキシ)エトキシカ
ルボニル]−2,6−ジメチル−4−(2,3−ジクロロフ
ェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸メ
チルからなる群からの、上記1のジヒドロピリジン−ア
ルコキシ−および−アルキルアミノ−アロイルエステル
類。
【0092】5.治療的用途のための上記1のジヒドロ
ピリジン−アルコキシ−および−アルキルアミノ−アロ
イルエステル類。
【0093】6.[A]Xが−NH−CO−基を表す場
合には、一般式(II)
【0094】
【化25】
【0095】[式中、R1、R2、R3、R4、R5、aお
よびbは上記の意味を有する]のアミノ化合物を、不活
性溶媒中で、適宜塩基および/または助剤の存在下に、
式(III)
【0096】
【化26】
【0097】のサリチル酸と反応させ、そしてR4が−
O−CO−CH3基を表す場合には、塩基および助剤の
存在下で無水酢酸または塩化アセチルを用いてアセチル
化すること、[B]Xが−O−CO基を表す場合には、
一般式(IV)
【0098】
【化27】
【0099】[式中、R1、R2、R3、R4、R5、aお
よびbは上記の意味を有し、そしてYは活性基、例えば
−SO3CH3または−SO3−(C65)−p−CH3、を
表す]の化合物を、不活性溶媒中で、塩基の存在下に、
アルキル化エステル化の一般的方法に従い、式(V)
【0100】
【化28】
【0101】のアセチルサリチル酸と反応させ、そして
4がヒドロキシル保護基を表す場合には、アセチル基
をこれも既知の方法に従い除去することを特徴とする、
上記1のジヒドロピリジン−アルコキシ−および−アル
キルアミノ−アロイルエステル類の製造。
【0102】7.少なくとも1種の上記1のジヒドロピ
リジン−アルコキシ−および−アルキルアミノ−アロイ
ルエステルを含有する薬品。
【0103】8.病理学的に変動した血圧、心不全、冠
状障害、血栓塞栓障害、虚血、一時的および虚血性発
作、狭心症、末梢循環障害、動脈硬化症、脳障害の処置
のため、並びに閉塞および再狭窄の予防のための上記7
の薬品。
【0104】9.ジヒドロピリジン−アルコキシ−およ
び−アルキルアミノ−アロイルエステル類を、適宜適当
な助剤および賦形薬を用いて、適当な投与形態に転化さ
せることを特徴とする上記7の薬品の製造方法。
【0105】10.薬品を製造するための、上記1のジ
ヒドロピリジン−アルコキシ−および−アルキルアミノ
−アロイルエステル類の使用。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/455 ABX 7431−4C ACB 7431−4C (72)発明者 エリザベート・ペルツボルン ドイツ連邦共和国デー42327ブツペルター ル・アムテツシヤーブツシユ13 (72)発明者 マテイアス・シユラム ドイツ連邦共和国デー51375ブツペルター ル・フンパーデインクシユトラーセ15 (72)発明者 アンドレアス・クノル ドイツ連邦共和国デー40699エルクラー ト・トリルザーグラーベン10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 [式中、R1は場合により炭素数が6までの直鎖状もし
    くは分枝鎖状のアルコキシにより置換されていてもよい
    炭素数が8までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを
    表すか、または炭素数が3〜8のシクロアルキルを表
    し、R2はハロゲン、トリフルオロメチル、ニトロまた
    はシアノを表し、R3は上記のR2の意味を有しそしてこ
    れと同一もしくは相異なっているか、または水素を表
    し、aおよびbは同一もしくは相異なりそして数0、
    1、2、3または4を表し、R4およびR5は同一もしく
    は相異なりそして水素、炭素数が6までの直鎖状もしく
    は分枝鎖状のアルキルまたはフェニルを表し、Xは式−
    O−CO−または−NH−CO−の基を表し、R6はヒ
    ドロキシルまたは式 【化2】 の基を表す]のジヒドロピリジン−アルコキシ−および
    −アルキルアミノ−アロイルエステル類並びにそれらの
    塩類。
JP5269497A 1992-10-05 1993-10-04 ジヒドロピリジン−アルコキシ−および−アルキルアミノ−アロイルエステル類 Pending JPH06211791A (ja)

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US4419518A (en) * 1982-07-26 1983-12-06 Tokyo Tanabe Co. L.T.D. 1,4-Dihydropyridine derivatives
US4656181A (en) * 1982-11-24 1987-04-07 Cermol S.A. Esters of 1,4-dihydropyridines, processes for the preparation of the new esters, and medicaments containing the same
JPS6147477A (ja) * 1984-08-14 1986-03-07 Kowa Co 新規1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸エステル誘導体
US4757071A (en) * 1984-12-14 1988-07-12 Nisshin Flour Milling Co., Ltd. 1,4-dihydropyridine derivatives, and pharmaceutical compositions containing same, useful for treating cardiovascular diseases

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CA2107533A1 (en) 1994-04-06
EP0591765A2 (de) 1994-04-13
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